星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.06.29
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 フランスと中国の関係で思い出すのは2006年にパリからボーヌに向かう途中に立ち寄った昔「ブルゴーニュ公国」の首都として繁栄した「ディジョン」を観光していた時の事です。

          

 13世紀後半に建てられたノートルダム教会のシュエット通り沿いの壁にある「幸福のフクロウ」は「地球の歩き方」にご利益を得るための触り方「右手で金製のものを触りながら左手でフクロウを触る」と詳細が書かれています。この瞬間を写真にと思っていると運良く2人女子高生が近付いて来て写真をお願いすると「中国人ですか?」と満面の笑顔で話しかけられ「日本人です・・」と言うと明らかにがっかりした様子・・。来星前に中国人留学生から人気の高い海外留学先がシンガポール(中国語が通じるので優位点が多い)とフランス(留学生に手厚い保護がある)と聞いていたので、この女子学生達は交流のため中国語を勉強していてネイティブ・スピーカーと試したかったのかなぁとフランスと中国の友好関係を初めて肌で感じた瞬間でした。

 シンガポールで何度か参加したフランスのボルドーワインのティスティングの会(著名なシャトー関係者達の参加もあります)でも、シンガポールは中国へのワインの売り込みにちょっと立ち寄っただけと話す関係者もいて、富裕層が多いシンガポールでもやはり人口の多さと購買力では全く中国に太刀打ち出来ない事を痛感させられました。

 2020年の統計ではフランスにとって中国は第2位の輸入元で(中国の総輸入の11.3%を占める)フランスからの航空機、自動車、香水などの化粧品、ワインや乳製品輸出に重要な国であること、また中国のフランスへの投資額はアジアでは最大である事でもマクロン大統領の発言には頷かざるを得ないものがあると感じます。

 ウクライナ戦争や米中対立で欧州の結束が望まれていますが、自国の経済維持も最重要課題と考えると中々難しいところがあり、マクロン大統領の発言はそれに一石を投じ決して世界的な動きとして負の方向には向かわないことを願います。

 ところで日本でも「幸運を呼ぶフクロウ」と言われていますが、何故と思い改めて調べて見るとフクロウは夜行性で夜目が効くことで「見通しが明るい」、首が非常に曲がることから「開運、招福、お金に困らない」と言われている事に因るようです。またフクロウに漢字を当てて「不苦労」から苦労しない等もありました。



 余談ですが、日本にいた時に姉が「毎日目を合わせるとお金に困らないようになるから・・」と手作りの紙のふくろうをプレゼントしてくれて今もテレビの前に飾ってありますが、毎日目を合せていないのがいけなかったかなぁ💦「今日から一日一視線で💰」
















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最終更新日  2023.06.29 12:09:07
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