星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2024.06.29
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カテゴリ: 本帰国で再発見!
 昨日のNHK 「キャッチ 世界のトップニュース」 で討論会の前半が30分ほど放送され、経済、コロナ対策、人工中絶問題、移民問題、ロシア・ウクライナ戦争について「アメリカの分断を象徴する」予想通りお互い相容れない論戦となりました。

 個人的には穏健派「民主党」のバイデン候補に肩入れして見ていたせいか、トランプ候補の発言に対してあからさまな「非難」の表情を何度も見せたバイデン候補に分があったのではと思っていましたが、昨晩のニュースで
「米CNN」が世論調査の結果としてトランプ候補67%、バイデン候補33%の勝利を伝えています。大差の理由の1つにバイデン候補が序盤から声がかすれたり、数秒言葉に詰まったりする場面があったようで、やはり年齢、健康上の懸念は拭えないのかもしれません。

 そして一番の関心事である ウクライナ戦争についてトランプ候補の「もし信頼出来る大統領が当時アメリカにいたら(自分の事です)ロシアのウクライナ侵攻は無かった」発言には驚きましたが、ただ大統領時代に「NATO」は解散した方が良い(もしくはアメリカが撤退)」発言があって、その時は私も軍事同盟は存在しない方が世界平和に繋がるのではと単純に思っていました。

 トランプ候補の発言に対して対してバイデン候補は「プーチン大統領にやりたい放題、好きなようにやれ」と煽り、勢い付いたプーチン大統領が「1週間でキーウを陥落させる」と公言したとの応酬です。これに対してトランプ候補は「来年の1月に大統領に就任したらプーチン、ゼレンスキー両大統領と会合を持ちこの戦争を終わらせる(武器を使わずに)」と断言しています。

 ニュースではトランプ候補支持者が ウクライナ軍事支援( 2000億ドル)が国の経済や国民の生活を圧迫しているので更なる支援金の必要が無くなるというのに期待が高まるとインタヴューに答える一幕もありました。

 武器を使わずに戦争が終わるのがベストですが、果たしてトランプ候補の手腕は?と思うと思い出すのはシンガポールで2018年に行われたトランプ大統領と北朝鮮の金正恩主席の史上初の首脳会談です。当時私はシンガポールに住んでいて世界平和にどれだけ貢献できる会談になるのかと期待しましたが、会談の効果というのはほぼゼロに近いのではと思います(翌年のベトナムでの会談は合意見送り、準備不足、稚出な外交と揶揄されています)

 「
池上彰の世界情勢2024」の中に選挙結果よりも怖いのは2021年に起こった「連邦議会選挙事件」のような民主国家ではありえない国の分断という国の恥をさらす騒動がアメリカで起こる事とあります。分断という国の弱さを露呈させた場合、ロシアや中国がどんな動きに出るか予想が出来ないとも書かれています。もしトランプ候補が大統領選に勝利したとして、本当の意味での大統領としての力量や人間性が問われる事になるのだと思います。

ロシア ヘルソン州のひまわり畑(映画ひまわりの舞台)に平和のひまわりが咲くのはいつかなぁと。








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最終更新日  2024.06.29 10:30:07
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