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書名究極の“マルチタスク”を実現する 執事のダンドリ手帳 マスター版 [ 新井直之 ]目次1 「執事のダンドリの秘密」の巻2 「脱!凡ミス」の巻3 「計画を立てよう」の巻4 「スピードアップする!」の巻5 「もっと協力しよう」の巻6 「シンプルに整理しよう」の巻7 「サプライズを起こそう」の巻8 「プライベートも華麗に美しく」の巻感想毎年、この時期になると手帳熱が高まる。で、これは執事の手帳の中身が見られるのかと思ったら違った。著者は、日本バトラー&コンシェルジュ株式会社代表取締役社長。…日本に執事を派遣する会社があるんだね?!!執事とは「プライベートの秘書」だと著者は言う。ハウスキーピングから送迎、案内、手配などの総合コンシェルジュ。顧客の要望にいかに応えるか、マルチタスクを追求する。その仕事の進め方などについての、「お仕事ハウツー本」でした。手帳本ちゃうかった。「空港に向かう途中、2時間で500本のカルピスウォーターを確保せよ」とか、もうなんのミッションやねん。しかし書いてあるお仕事の「抑えどころ」の話は、一般の企業にも通用する内容。「自分目線での完璧を目指さない」「落ち着いて、やるべきことを改めて考え、まとめられる作業をまとめる」…など。書類整理は、「時系列順に封筒に入れる(○年○月)」(繰り返し使い、重要なものだけ)。あとはすべて「スキャンして捨てる」のだそうだ。これ本当にやりたい。私はひたすら時系列順にファイリングしていってるんだけど、これ何でもかんでもファイリングするからちょっと破綻してきてる。会社のパソコン、チェーンで繋がれてる&Wi-Fi飛んでなくて有線だから、前の会社みたいに資料データ化してOneNoteで管理しても、会議なんかで参照できないんですよ…。毎回ごっついリングファイル持参して会議に出てる…。私はOneNoteは、「時系列ごと」のノートと、「テーマごと」のノートを分けていて、それも入れ替え自在だし、検索もかけられるし、最高だったのにな…。最後にダイエットの成功原則として、「1kg=7200kcal」を減らせば痩せるというのはテラ正論。ぐうの音も出ない。著者はこれでダイエットに成功したというのだから、真理なんだよな。そんなに食べてる気がしなくても食べてるんだろうなあ。先日の人間ドックで去年よりかなり体重が増えていて(てへ★)、「基礎代謝がどんどん落ちていくから、運動の習慣を身に着けないとこれまで通り生活してたらダメだよ」と言われた。基本が晩ごはんたっぷり、そしてすぐ寝るというスタイルだもんな!そりゃ太るな!年末まで重点ダイエット期間に入りましたが、痩せねえ。平日に痩せて週末に戻る…。笑ランキングボタンです。クリック頂くとブログ更新の励みになります!
2023.10.04
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書名時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣 [ 滝井 いづみ ]目次第1章 思考編第2章 スケジュール管理編第3章 ムダとり・時短編第4章 効率アップ編第5章 環境・仕組みづくり編第6章 メンタル編第7章 人生編感想2023年106冊目★★★時間術の本を読んでいる時間で何かほかのことをしたほうがよいのじゃないかという根本的な疑問。食洗機あればすぐに皿洗い終わるのになって思いながらダラダラしてるならその間に皿洗えるやろって話なんですが。食洗機導入したらやっぱり時短になったり節水になったりするわけで、長い目で見たらタイムパフォーマンスがいいのだろうと思う(うちにはないけど、食洗機)。つまりは時間術ってそういうものなんだろう。春からこっち、新しい環境に四苦八苦する日々を送っている。「なしておらはこげん仕事ができんとや」と泣きながら時間術や仕事術の本を読み漁る。この本は、タイムマネジメント系の本に書いてあることがコンパクトに読みやすくまとめられていました。なんというか、2時間の研修で講師が話してくれそうな感じ。こういう本を読んでも、いっぱい同テーマの本を読みすぎて、私には既知の内容の再確認になることが多い。と分かっても読んじゃうんだよな〜。食洗機いいよな〜。生存・生活以外で、1日15分だけでも自分だけの時間を持つと日々の満足度が変わる。これは、前に読んだ本の「1日の1%(15分)」と同じだな。みなさん、NHKラジオ講座は多くが1日15分ですよ!なんてぴったり!朝ドラも1日15分ですね。これくらいのボリュームだと、毎日続けやすいのよね。タスクについては、「MoSCoW」という分析法で、Must(絶対やらないといけない)Should(可能であればやる)Could(やってもいい)Will Not(見送り)のフィルタリングで定期的に見直すとよいのだそうだ。確かに自分のTODOリストを見ると、上の4項目がぐっちゃんぐっちゃんだ。TODOリストも、①書き出す②仕分け③行動④更新という流れで作っていくとよいのだそうだ。さらに、時間をうまく使うために「ひとり作戦タイム」を持つとよいと言う。今抱えていることの棚卸しと、未来への計画づくりの時間。平日の朝30分、週末2時間取っている人が多いとあって驚いた。え、そんなに…?私はだいたい数分でぜんぜん違うこと考え始めちゃうよ…。それか「ひとり糾弾タイム」になってしまい、ひたすら自分の「出来てない」を責め立てるかだよ…。ベンジャミン・フランクリンの「仕事を追い立てよ。仕事に追い立てられてはならない」は、耳に痛い。追い立てられてばかりよ。私…。マーク・ザッカーバーグの「完璧を目指すより、終わらせろ」という言葉も含蓄深い。ま、これは私得意でして、すんごい粗いクオリティで完成品名乗って出してくるからな?!笑負担に思うこと、頼まれごとは「試されごと」というのも、染みる。今、私は試されているんだろうなあ。何が出来て、出来ないのか。出来ることをどう活かすか、出来ないならどうするか。「まだ来て2ヶ月なのに、次々新しいことに取り組んでいて、こんなアクティブな係長が今までいなかったからびっくりしてる」と、部下のひとりから言われた。ちょっと嬉しかった。この間、いつもはクレーム対応をしている課長が不在の時。私が(いちおう係長なんで)かわりに責任者としてクレーム対応ではじめて現場へ趣き、話を収めて帰ってきて(計6時間)、その後、今回の改善点や対処法を課長に提案したら、読まずに返された。私の行動が癇に障ったようだ。現場も会社のこともよく分かっていない、来たばっかりのぽっと出の奴に、知ったような顔されたくはないわなあ。…でも絶対、やったほうがいいと思うんだけど。と、ひとりで悶々としていた。私ここにおる意味あるんかな。何のために?仕事もできない、ただピーチクパーチクうるさいだけの奴やん…。4月に現場から引き上げられてきた人は、「現場を離れたら自分は何の訳にも立たない…」「ダブルクリックが遅すぎてクリックとしか認識されない…」「自分が雇われていることは会社の金の無駄遣い…」と4月は毎日家に帰ると泣いていたのだそうだ。それを聞いて、びっくりした。現場では大ベテランで、知識も豊富で、みんながカリスマ、神と呼ぶ存在。異動してきても、業務を飄々とこなしているのだと思っていた。そっかあ。みんな、同じなんだ。おとなだから、言わないだけ、見せないだけで。私だけが特別、世の中に適合できていないだけなのかと思っていたよ。(そしてその人から見ると私も、「すっとみんなに溶け込んで、いつも明るく元気に働いている」のだというから、人というのはわからんね!)今の会社は、前のところよりダイレクトに、現場に意思決定を反映できる。それが面白くも怖くもある。本社の「思いつき」に、現場が右往左往して翻弄されるようなことにはしたくない。よいものをつくりたい。もっとよくしたい。現場がなくては立ち行かないのに、ブルーカラーな現場の給料は驚くほど安い。私なんてブルシット・ジョブのホワイトカラーなのに、たいしたことしてない私の方が給料は高い。その矛盾が辛い。なんで?と思う。そこもなんとか、解消できないのかなと思っている。給料ということが難しいのであれば、ほかの面で。それが出来るのは、私が今、この立場にいるからだ。私には、決定権と裁量権が与えられているからだ。なら私は、私がここにいる意味はあるのだと思いたい。ランキングに参加しています。「見たよ」のクリック頂けると嬉しいです。にほんブログ村
2023.05.19
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書名ピアノの先生のための時間管理術 ~書けば書くほど夢がかなう!手帳活用法~ [ 藤 拓弘 ]目次はじめに第1章 時間美人な先生になる!第2章 手帳はあなたの優秀なマネージャー第3章 時間美人になる!「レッスン手帳」第4章 夢をかなえる手帳術第5章 「なりたい自分」のためにできること巻末付録 時間美人な先生が実践している「9つのこと」おわりに感想2023年103冊目★★★ピアノの先生に特化した時間管理本。というのが目新しくて読んでみた。世にあまた時間術や手帳術の本はあれど、それがどれもだいたい「オフィスで働くホワイトカラー」を想定している気がする。よくて「ママのための」みたいな冠詞をつけて、子供の予定も家族の予定も!と銘打つか。で、これは「ピアノの先生」特化版。2013年刊行『ピアノ指導者お役立ち スキルアップ時間管理術』増補改訂版で、中身は著者が監修した『ピアノ指導者お役立ち レッスン手帳2023』の宣伝と中身紹介という感じが強かった。なお、その手帳は10年目を迎えるとのこと。ロングセラーだね。おそらく圧倒的にピアノの先生というのは、女性が多いのだろうな。想定されている読者がはなから女性オンリーという印象。冒頭がまずあなたの周りにもいる「時間美人な先生」という章立てで始まるんですが、ピアノの先生の毎日は、とにかく忙しいです。日々のレッスンや教材研究、ピアノの練習、セミナーや研修、発表会などのイベント企画、それに加えて家事や子育て、PTAの活動や学校行事、サークル活動、子どもの習い事の送り迎え……。体がいくつあっても足りないくらいです。と続いて、なんかこう、なんかこう!(笑)ほかにも、自宅教室のほかに、楽器店や学校などの教育機関で講師として勤務している先生や、ほかの仕事をしている先生もいるでしょう。もしかしたら、学生として学びながら教えている先生もいるかもしれません。教室運営者、ピアノ指導者、妻、母親、従業員や会社員、あるいは学生……。さまざまな「顔」を持っているのがピアノの先生です。とあって、なんで妻と母親だけ出てくんねんと思った。これが男の先生が多い職業だと、こういう書きぶりにならないんだろうねえ。その場合、まるっと無視されるんだろうなあ。この本は表紙もピンクで可愛らしいわあ。まあそんな感じの、「ピアノの先生(女性)」想定。で、本で述べられている基本的な時間術(手帳術)ベースは同じ。・やることの見える化・優先順位を決める・時間内に終わらせるというポイントを押さえ、そのための方法を記載する。時間美人な先生が実践している「9つのこと」として挙げられているのが、① 忙しいと言わない② 「すぐやる体質」になる③ 5分だけやってみる④ 完璧よりもスピードを大切にする⑤ 待ち合わせには早く行く⑥ いろんな「リスト」を作っておく⑦ こまめに保存しておく⑧ 自宅以外に仕事場をもっておく⑨ 時間に対してポジティブに向き合うというのは時間術でよく言われることがコンパクトにまとめられていて良いと思った。自分を「すぐやる共和国の大統領」に任命するというのは面白い発想。一方、ピアノの先生の特徴として、著者監修の手帳にも工夫が凝らされているのが、・レッスンが午後や土日に多い・年間のレッスン回数や、振替(補講)の把握・生徒の誕生日・発表会の会場予約のために2年先までのカレンダー・テキスト購入予定表、教材費の領収の確認・生徒情報の管理表なるほどそういうところが違うのか!というのが面白かった。職業によっての「押さえどころ」って違うんだなあ。だから職業特化手帳が売れるんだね。著者はA5判の手帳をおすすめしていらして(「手帳のサイズはその人のキャパシティ」というのは言い過ぎだけど興味深い)、私も文庫(A6)版→B6版→A5版とだんだん大きくなってきて、今仕事用に使っているA5版はたっぷり書けて使いやすいなと感じている。1日1頁だとA6がいいけど、ウィークリー(週間)だとA5くらいが良いなあ。私が今使っている手帳は週間ブロックタイプ。→2022.10.03「2023年はセリアの週間バーチカル手帳(A5セミサイズ)」予定管理が苦手なので、バーチカルタイプで予定管理+TODO管理は別にしたほうがいいんだろうなと思う(バーチカルの余白でTODOが足りない)。みんな紙に書かなくてもやらなくちゃいけないこと覚えておけてすごいなと思う。ワーキングメモリがすんごく少ないんだよね、私…。著者はコラムで宅建を取得したときのことも書いていて、スキマ時間を管理して準備期間10ヶ月・300時間勉強時間が必要と言われるところ、1,000時間に設定。毎日の勉強時間確保+スキマ時間の活用で、テキストと問題集を4回回したそうな。私も宅建に興味があるので、すごいなと思った。1,000時間÷10ヶ月=100時間/月100時間÷30日=3.3時間/日…。1日にそれだけの時間を確保しようと思うと、他のことすべて諦めないとだめだわ…。ちょっと今そこまでの気力とやる気がない。新しい年になって新しい手帳を使い始めて半年もすると、ちょっと飽きが出てきたり、うまく活用ができていなかったりで、「新しい手帳がほしいな」と思い始める。笑さて来年はどうしようかなあ。A5版の本革手帳カバーを名前入りで購入したので、とうぶんこのサイズかしら。ただ、A6手帳版の手のひらにおさまる感じもやっぱり好き。1週間の予定の管理のしやすさは、圧倒的にウィークリーバーチカル。メモや記録を残すのがメインなら、1日1頁や、ウィークリーレフト。→2023.01.02「2023年の家置き手帳は、ミスドのスケジュールン(ミスド福袋)」そして取り残されるTODO管理。笑前はA4をじゃばら折にしてTODO管理していた。→2022.03.06「A4ジャーナルで to do 管理」A6マンスリーで予定を管理するなら、+アルファこれを持ち歩くでもいいんだよね。ってこう、「どの手帳買おうかな」「こういう使い方しようかな」ってあれこれ考えてる時間(手帳会議)が一番楽しいのよね、紙の手帳は。ランキングに参加しています。「見たよ」のクリック頂けると嬉しいです。にほんブログ村
2023.05.16
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書名限りある時間の使い方 [ オリバー・バークマン ]感想2023年083冊目★★★★英題は"FOUR THOUSAND WEEKS"。4,000週。これは、80歳まで生きるとしたときの、人生の時間。私はこの数字を見た時、Gleeの"Seasons of Love"を思い出した。飛ぶように過ぎていく日々。留めておきたくても指からすり抜けていく日々。あるいは憂鬱な月曜日。早く過ぎ去ってくれないかと願う日々。終わりを心待ちにする日々。どうであれ時間は4,000週ーーーそれも80歳まで生きたとして。この本は、これまでの時間術の本に異論を唱える。ライフハック、タイムマネジメント。そんな小手先で時間をコントロールした気になって、「もっと詰め込める」時間を作る。でもそれ自体が間違いなんじゃないか?アメリカの文化人類学者、エドワード・T・ホールは、現代社会の生活をベルトコンベアにたとえたという。生産的に仕事をするほど、ベルトの速度は上がる。あるいは、加速しすぎて壊れてしまう。現代人にとっての1時間や1日、1年は、ベルトコンベアで運ばれてくる容器のようなもの。時間を有効活用化するためには、それが通り過ぎる前にせっせと埋める。容器が埋まらないまま流れていくと、「時間を無駄にした」と感じる。雇い主は、その容器を(時間を)買っている。「仕事」を詰めるために。2023.04.13「076.人新世の「資本論」 [ 斎藤幸平 ] 」とも通底する。もっと速く物事をこなせば、もっと多くのものを時間という容器に詰め込める?便利な家電が登場して、デジタル化が進み、それでも労働時間は短くならない。スピードが上がるほど、そのスピードに合わせていかないといけないから。私たちは永遠に豊かになれない。満たされることはない。時間術が目指すのは、「無駄なく・効率的に・より生産的に」生きること。で、これって資本主義とおんなじ。時間を取り戻す?働きすぎに対抗する?でもそれは何のためだーーー「十分に休息を取って仕事の生産性を上げるため」?ライフハックを試しまくって、効率厨だった著者は、そのことに気づく。違う。そうじゃない。僕は、現実を直視するのが怖くて、生産性やタイムマネジメントにしがみついているんじゃないのか?自分の生き方は正しいのか?諦めなければならないことがあるんじゃないのか?不安になること。失敗を認めること。無力で現実に縛られていると感じること。本当に考えないことは、別にあるのでは?たった4,000週間の命を、人生を、生きるために詩人リルケの「問いを生きる」。そこから逃げているならば、よく生きているということは出来ないだろう。著者は、心理療法家ジェイムズ・ホリスの言葉を引用する。「この選択は自分を小さくするか、それとも大きくするか?」重要な決断をするとき、深いところにある目的に触れる必要があると。(私はこういう場面で、伊坂幸太郎の小説の言葉「俺よ、俺はこんな俺を許すのか?」をいつも思い出す)私は、日本語での「余暇」という言葉事態が罪深いなと思った。余った暇。つまり、それはあらかじめ「仕事」で埋められた残り。ずたずたにされた切れ端。何もかもを手に入れることは出来ない。何者かになることは出来ない。それを認めて、手放す。そうして注力する。ほかにも面白いことが色々書いてあった。・「人が忙しいかどうか判断する方法?誰が菜食主義かどうかを判断するのと同じだ。心配しなくても、向こうから教えてくれるさ」・2013年のオランダの研究での示唆。本気で忙しい人は忙しさの調査に参加する暇さえないから、忙しさに関するデータはかなりの暇人から集めた結果なのではないか。・オーロラを見に行って、実物を目にした時に著者は思う。「ああ、これ、スクリーンセーバーで見たやつだ」・スウェーデン人の休暇データ(みんな同時に休暇を取るとみんな幸せになれる)→いつも私は思うのだけど、GWや年末年始にみんなが休んでも世界は滅びない(もちろんそれでも働かなくてはならない人がそこにいてくれているからだけど)・ソ連で1929年に4日働いて1日休むという労働者を5色のグループにわけ、シフト制で休み、工場を常に稼働させる計画がスタート。これによりソ連の一般市民の生活はぼろぼろになった。ほかの時間術の本とは、一線を画す一冊。著者が言うように、これまでの時間術の本はあまりに近視眼的だったんだろう。時間って何だ?というところから考えた内容で面白かった。時間について書かれた本を読むたび、ミヒャエル・エンデ『モモ』に書かれた内容が真理を突いているのだと思う。学者がよってたかって研究したことを、すでに現している。作家ってすごいな。時間泥棒が奪っていく。時間銀行に貯金しろと彼らは迫る。おしゃべりする時間を節約し、みんな時間を貯める。そうして何を失うのか。ライフハック、時間術の本は、穴が空いた容器に、とっておいた水を注ぐようなものだと思う。時間銀行に貯めたはずの時間は、誰かに吸い上げられて霧散する。自分には二度と帰ってこない。「ちっぽけな僕の人生を、誰にも渡さないんだ。」以前、何かの本で見かけたこの一文が胸に刺さっている。私の時間のコンベアは、毎日すごい勢いで流れていく。速すぎてついていけない。コンテナに入れるものが溢れている。間に合わないから、しっちゃかめっちゃかに詰め込んで溢れてーーー。機械をメンテナンスする時間もない。その時間の捉え方自体が、概念が、見直せたならな。作業を止めるストップボタンが、緊急停止のスイッチが、機械にだってついているのに。ランキングに参加しています。「見たよ」のクリック頂けると嬉しいです。にほんブログ村
2023.04.21
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本のタイトル・作者時間錬金術「いつかやりたい」を「いまできる」に変える時間のつくり方・使い方 [ 宮崎 伸治 ]本の目次・あらすじ第1章 時間の大切さを知る第2章 「いつかやりたい」をいま始めよう第3章 “充実時間”を増やす第4章 “必須時間”と“無駄時間”を減らす第5章 時間を活かすちょっとしたコツ第6章 自分を大切にしながら時間を使う第7章 人間関係を大切にしながら時間を使う第8章 失敗を“学習経験”として活かす感想2022年321冊目★★★時間術の本としてはありきたりなというか、目次見ただけで「あーはいはい」というほかの本と同じようなことしか書いてないんだけど、この方「英語・独語・仏語・西語・伊語・中国語の原書で小説を読むのが趣味」というだけあって、多言語学習者というところからこの人の時間の使い方を読むと面白かった。20代の頃は、英語が出来るようになるため、長期休暇には1日1冊の原著を読むというのをしていたんですって。すごすぎる…。私なんて1日1頁読むのですら読めてないのに。長期休暇を夢時間として、夢に近づくためのチャンスとして使う。ゴールデンウィーク明けに「顔つきが変わったね」とよく言われたのだそう。はあー。そんだけの覚悟。生半な気持ちで出来るものではない。(ちなみにこの本の「時間術」で一番強烈だったのが、「結婚とか子供とか別にいらんかったらいらんでええやん。自分に全部の時間使えるし」的なことが書いてあったこと。)・外国語学習を始めてから6年間は文法が自動化されていないので、外国語で書かれた文章を理解するのに負担がかかるが、その間(潜伏期間)にしっかり勉強して根を張っていれば、その後はスラスラ読めるようになる。というのは、本当かなあ。英語を中高(ちょっと大学)、とやってきたのにまだまだスラスラ読めないのは、その「根」がいまだにしっかり張られていないからなのか…。昨年度のラジオ英会話が文法をテーマにしていて、一から学び直してぐぐんっと力が伸びた実感があった。きっとまだまだ、私はそこにいるんだろうな。根を張る。地上に見えるものがないから、しんどい。けど。芽、くらいは出てきただろうか。著者は、読書していて感銘を受けた箇所をノートに書き写してらっしゃるのだそう。6つの外国語の本でも同じことをしていて、ライティング力も磨かれるのだという。書き写すうちに自然に身についていくのだと。これ、勇気を貰った。私はもともと「じっと座って集中して学習する」のが出来なくて、英語学習にノートを付け始めたのだけど、「これって書いてるだけ時間の無駄じゃない?」と思うときが(わりと頻繁に)あって。「この書いている時間でほかのことをしたほうが有益なのでは?」という自分の疑問に答えられないでいた。でも、私は書き写すことで、書き留めることで、ライティング力を鍛えているんだな。大丈夫、大丈夫。・苦手だと思うことがあっても口に出さず、「私はまだこの分野に未熟なだけで、取り組みさえすれば本当は私にだってうまくできるようになるかもしれない」と思うこと。というのは、フィンランドでの生活を記録した・ヘルシンキ 生活の練習 [ 朴沙羅 ]でも書いてあった。私、生きていくうえで普通の人がしれっとこなしていることが山ほどできなくて、もう毎回毎回ずどーんと凹んで落ち込んで「自分なんて生きている価値がない…」と思うんですよ。(ネガティブが過ぎる)否、だ。才能じゃない。生まれ持ったものは変えられないわけじゃない。訓練が、時間が、足りていないだけ。語学だってそうだ。少しの労力でぽんと超えていける人がいるのを見て、「私なんて」と思うたび。私はまだ、出来るようになっている途中。そう、言い聞かせる。宮崎伸治さん、『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記』の方ですね。面白そうな本だなあと思って気になっていたんだ。これも今度読みたい。「時間錬金術」ってとっても魅力的な言葉で。どこからか、魔法のように新しい時間が生み出されて、そこには無限の可能性が広がっていて、未来の自分は充実した暮らしを送っていて言語も身に着けていて…と夢想する。でも、蓋を開けてみれば。1日が24時間であることはどうしたって変わらず、結局は誰しもに平等に与えられたそれを、どう使うか。何をして、何をしないと決めるか。取捨選択することこそが、時間を錬金する。それはどちらかというと、魔法よりも、鋼を鍛えるような。日々の、鍛錬。ランキングに参加しています。「見たよ」のクリック頂けると嬉しいです。にほんブログ村
2022.12.12
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本のタイトル・作者TIME SMART(タイム・スマート) お金と時間の科学 [ アシュリー・ウィランズ ]"TIME SMART"by Ashley Whillans本の目次・あらすじ序章 タイム・スマートの技法と科学第1章 タイム・トラップとタイム・プアの蔓延第2章 時間を見つけ、時間に投資するためのステップ第3章 タイム・リッチになる習慣第4章 長期展望第5章 システム変更結論 未来における時間付録 よくある質問引用ところが、50歳の人、60歳の人、70歳の人は働き続け、人生の目標を先送りし、死ぬまでにしたいことのリストの項目を毎年「来年」に回し、その挙句、時間を使い果たし、私の友人の父親のように亡くなり、棺の内側を未使用の航空券で覆い尽くす羽目になる。感想2022年057冊目★★★★これ、良かったです。というのが、今の私にぴったりの本だったから。時間がない。時間の使いかたが下手くそ。ついついダラダラしたり、ムダな時間を過ごす。仕事に多大な時間を割く。お金をとるか、時間をとるか。ここのところずっと、その二者択一でグルグルしている。だから、「ああもうこれ、私のための本だ…!」となった。この本では、「お金より時間を優先する人(お金<時間)」を「タイム・リッチ」「時間よりお金を優先する人(時間<お金)」「タイム・プア」と呼ぶ。どちらになりたい?私は間髪入れず答えられる。タイム・リッチだ。お金より時間を優先したい。それなのに、実際の生活ではそれに反することばかりしている。1日に8時間の労働。1時間~1時間半のサービス残業(時間がお金になっていないのにも関わらず!)。往復2時間の通勤時間。Twitterとネットサーフィンに1時間~2時間?そこから睡眠時間と家事に費やす時間を差し引いて、私の手元にはいったい幾ばくの時間が残されるだろう。やりたいことは、山ほどある。こんなことをしている場合ではない。分かっている。のに。この本によると、「1回1回、お金よりも時間を優先する」という決断を下すことが大切なのだそうだ。文中に「お金は悲しさから守ってくれるけど、喜びは買えない」という言葉があってハッとした。よし、これからは毎回思い出すようにする―――私は、お金よりも時間を優先する。マントラのように繰り返すのだ。私は時間を優先する。タイム・リッチになるためには、①時間は少なくともお金と同じぐらい重要であることを自分に納得させる。②大切な決定を下す場面になったら、自分の価値観を思い出す。③何日、何週、何か月、何円にもわたって以前より多くの時間を手に入れられるような、周到で戦略的な決定を下すというマインドセットが必要だそうだ。本の中で「タイム・コンフェッティ(時間の紙吹雪)」と呼ばれていたもの。細切れのメールや通知で認知機能に負荷がかかり、余暇が寸断される状態。一つ一つは数秒、数分。それが積もり積もって何時間、何日にもなる。スマートフォンやe-mailによって便利になったけれど、その分時間もなくなったように感じる。私は寂しいとき、悲しいときにひたすらネットの画面をスクロールしている自分に気づく。満たされない、のだ。いくらネットの海を漂っても、その虚無が癒されることはない。分かっているのに、人恋しくて、ネットを彷徨う。仕事もそうだ。何か難しい・時間のかかる作業に取り掛かる前、「先にメールチェックをしておくか」とメールを見て、その処理に結局時間がかかる…。これも「○○に取り掛かる前」より、逆に「○○を終えたら」の方がよいのだろうし、四六時中メールに貼り付いているより、「勤務開始時」「昼休み前」「午後3時ごろ」に時間を取る、というようにしたほうがいいんだろうな。「ワーキズム」という言葉が紹介されていた。これは、「仕事をアイデンティティの中心に据え、人生の目標にする」というもの。「信者を求めて争う、最新の宗教」。私はそうなりたくないのだけど、気持ちは分かる。そして残業や休日出勤をしていると、周囲から「頑張っている」と評価されるのだ。(時間内に仕事が終わっていないにも関わらず!)私は自分が残業していて、思った。これって、「代理ミュンヒハウゼン症候群」(子供の病気を作り出し、世話を焼くことで承認欲求などを満たす。映画「シックス・センス」にも登場した)に似てる。仕事はやって当たり前。時間当たりに求められるパフォーマンスを発揮することで時間をお金に変えている。そこに+αのもの(残業)があると、「承認」「評価」されるのだ。だから、それに代わる仕組みが必要なんじゃないかと思う。当たり前を当たり前じゃなくする…というか。著者は、時間の使いかたについて「こんまりメソッド」を取り入れるよう提唱する。自分の使いかたを観察し、「それにときめくか?」を自問するのだ。そして「なぜ私はこれをやっているのか?」と問う。これ、有効だと思う。寂しくてネットサーフィンしている自分にときめくか?NO。本当は何にときめくのか?良い行動を強化し、悪い行動を減らしていく…というのは行動科学と同じ。(2022.03.04「053.無くならないミスの無くし方 成果を上げる行動変容 [ 石田淳 ]」)その対象が「時間」になっただけだ。悪い時間、あるある。今、朝活をしている。子供を寝かしつける必要があり、21時~22時に寝てしまうので、必然的に自由時間が早朝になっただけなのだけど。朝起きる。お湯を沸かしている間に、ラジオ体操をする。NHKの英語ニュースを聞きながらコーヒーを入れる。ここまでは完全にルーチン化されていて無駄がない。しかし、ここからネットタイムが始まってしまう。気づけば1時間経っていることもざら。英語の勉強、読書、アニメを見る、ドラマを見る、ブログを更新する、小説を書く…。子供の書類の記入、夕食の準備、日用品の購入。日記も書かなくちゃ。やりたいこと・やらなくてはいけないことは多々あるのに、ネットしちゃう。そして後から自己嫌悪。英語の勉強は1年以上続けており、すっかりルーチン化されて習慣になった。毎朝最低1時間、だいたい1時間半、多ければ2時間ほど。これはもう、なーんも考えなくても出来るし、楽しいから続いている。そしてこの英語の勉強の配分を変えれば、他の勉強をすることも出来るだろうなと思っている。気分がのらないときは、タイマーをセット。カウントが始まるととりあえず手を付けるし、やる気がない時も「あと5分で60分になるからもうちょっとだけやろう」と思える。…これをネットサーフィンにも導入すればいいのか。逆にカウントすれば。よし、タイマーセットしてみよう。この本の中にあったが、「日記をつける」「学習する」は幸福感を高めるのだそうだ。同じく「だらだらネットサーフィンする」が自分の幸福につながるのであれば(同じ趣味の人と語らうのは楽しい)、時間を決めてやろう。時間がない。本当に、時間がない。ハーマイオニーの「時をひっくり返す時計」があれば!と何度願ったことか。けれど私は、傍から見ると「いったいどうしたら、小さな子供がいて、フルタイムで働いていて、そんなにたくさんのことが出来るの?」と思われているらしい。年300冊読書、毎日1時間の英語学習。かつての私が聞けばドン引きのゴリラ・ワーキングマム。笑それでも、出来ている。2022.02.22「かあさんの暮らしマネジメント [ 一田憲子 ]」で言っていた。やると決めて、「できる」という状態を前提にするのだ。時間を確保しよう。時間を捕まえよう。私は、時間を優先する。そのための戦略を立てよう。本によると、有給休暇を10日多く取得すると、うつ病が29%減るそうだ(子持ちの女性では38%)。スウェーデンのイェーテボリ市議会は1日の勤務時間を8時間から6時間に変更。それにより幸福感が増し、ストレスが減り、生産性が上がり、病気休暇を取ることが減った。どうすれば私は、時短勤務を再度取得できるだろう?(1時間勤務時間を減らし、子供と過ごす時間を作りたい。)どうすれば私は、有給休暇をちゃんと取れるだろう?(休むこと=罪、というこの認識を、自分も職場も、どう変えていけるだろう?)やりたいことをすべてやるには人生は短すぎる。私の「やりたいことリスト」は永遠に先送りされるのか?否。私はここから始める。淡々と、一歩ずつ着実に、水面下で狡猾に進めよう。気づけばすべての盤面は色を変えているだろう。これまでの関連レビュー・隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働 [ ルトガー・ブレグマン ] (4月に読んだ本)・1日が見えてラクになる!時間整理術! [池田暁子]・私が変わる、家族が変わる時間術 [ 鈴木尚子 ]・やめる時間術 24時間を自由に使えないすべての人へ [ 尾石晴(ワーママはる)]・あなたの24時間はどこへ消えるのか [ スワン ]・WHY TIME FLIES なぜ時間は飛ぶように過ぎるのか [ アラン・バーディック ]↓ 「見たよ」のクリック頂けると嬉しいです ↓
2022.03.09
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本のタイトル・作者WHY TIME FLIES なぜ時間は飛ぶように過ぎるのか [ アラン・バーディック ]"WHY TIME FLIES: A Mostly Scientific Investigation"by Alan Burdick本の目次・あらすじ第1章 The Hours 正しい時計はどこにあるのか秒の始まり、時計の誕生「正しい時刻」を決める人第2章 The Days 今日と明日の区切りを見つけに洞窟実験ー消えた25日間あらゆるものが時を刻んでいる新生児の概日時計地球最古の生物の概日時計二度目の洞窟実験日が沈まない2週間時間をなくせる場所人類史上最長の1日第3章 The Present 「今」を捕まえに行く古代ローマの賢人が説いた「今」「見かけの現在」という「今」「今」の感じ方を決めているもの「今」の正確な長さ地球上の「今」を定める脳が私たちに見せている「今」脳は待っている聞いている、話している、読んでいる、書いているの「今」映画の時間と脳の時間永遠にも感じられる「今」について赤ん坊に「今」はあるのか「話す顔」という時間の始まり第4章 Why Time Flies 待ちくたびれる日常とあっという間の1年持続時間ー「もう10時?」のからくり持続時間ー「信号がまだ変わらない」といらだつわけペースメーカー・アキュムレーター・モデルの誕生「共感」の影響力何が人に時間を刻ませているのか脳の時計の計り方なぜ年をとるほど時間は速くなるのか感想2022年027冊目★★★★面白かった。著者は、ニューヨーク・タイムズのシニア・スタッフエディター。子供の頃、時間の流れが不思議だったことを思い出した。いつからそれを、当たり前のように受け入れたんだろう?小学生のとき、兄が「1年がどんどん速くなるのは何故か分かるか」と訊いてきたことを覚えている。「それは、自分が1年長く生きたからだ」。それがどれほど衝撃だったか。時計を見る。時計に合わせて生活する。仕事を、生活を、時計でその量を測る。そうやって暮らしている。何の疑問も持たずに。けれど、そもそも「時」というのは何なのだろう?ということを、いろんな方面から当たった本書。子供の頃の疑問に答えてくれている。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、ギリシャか何かの引用を敷いているのだっけ?人は未来に顔をむけて歩いているようで、その実、見えるのは過去――ー後ろだけなのだ。この本で興味深かったところ。・秒は何世紀もの間、理論上の存在でしかなかった。・1670年イギリスの時計職人ウィリアム・クレメントがホイヘンスの振り子時計に秒針振り子を加えたことが始まり。・パリ郊外セーブルにある国際度量衡局(Bureau International des Poids et Mesures:BIPM。1875年メートル条約に基づいて設立)が世界中の計測値の基本単位の決定、校正、標準化をしている。・1日のうち神経化学物質アデノシンが脳内に蓄積→アデノシンが脳内に蓄積して眠気を誘われる・脳の視交叉上核が時間を全身に行き渡らせている。人の体は同期した時計の連合体。・火星の1日は24.65時間にあたる。・子どもは2歳になるまでに過去形の正しい使い方を習得する。3歳までに正しい時制で話すようになるが、4歳になるまで「前」と「後」を把握できない。・ブラジルのピダハン言語は時間に関する言葉がほとんどない。・過去の出来事について現在の「記憶」、現在についての現在の「直観」、未来についての現在の「期待」・脳は80ミリ秒判断を保留して最も遅い情報が届くのを待っている。・異なる構造の言語を訳す同時通訳のようなもの・飛び去る時間は、その時間に時間を気にしていないから。息子(4歳になったところ)は、時制は使いわけできるが、その起点がおかしい。「きょう」じゃないところは、全部「あした」。過去だろうが未来だろうが、「あした」。「今」を自分がいるところとするから、そこからの遠さで測っている。「昨日」くらいは「あした」。「ずっと前」は「あしたのあした」。面白い。英語を勉強していても思う。現在完了や過去完了の概念がずっと不思議だった。でも大西先生の手を変え品を変え繰り返される解説によって、ちょっと分かり始めてきた。もしかして…現在完了にhaveを使うのって、「今」その状態が自分の一部になっている(持っている=have)だからなのでは…??つまり現在完了って過去がメインの話だと思っていたけど、現在なんだな?そうなんだな?!笑過去がどんどん速くなる、生きれば生きるほど1年は速くなる。なのに、著者も言っているように、子供が生まれてからの1年はとても長く感じる。不思議だ。子どもが大きくなっていくと、これから私の時間の感じ方はどうなっていくんだろう?↓ 「見たよ」のクリック頂けると嬉しいです ↓
2022.02.05
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