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一枚のハガキが届きました。
「懐かしいお便りをありがとう。 お母さんになったのですね、
Garyさんと子育てを 二人で楽しんでくださいね 」
高校の頃の恩師 たんぽぽ先生でした。
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たんぽぽ先生は 『保育』 という教科が担当でした。
先生の初めての 授業の日
「はい 教科書閉じてー。 靴を履いて外に 行きましょう!!」
と 先生は いきなり 私たち生徒を 公園に連れ出して
「あなたたちが 何年か経って お母さんやお父さんになったとき
公園で たんぽぽを摘んだり 草で おもちゃを作ってあげるような
そんな親に なってほしいんです。
だから 保育の授業は たんぽぽ畑から 始めます」
と 笑いながら 言いました。
ね? めちゃくちゃ 素敵な先生でしょう?
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保育の授業は 先生が作った手作りの教材に沿って
避妊のこと 妊娠のこと 出産のこと 子育てのこと
10代の私たちが 性と向き合うための知識
子供から 親になるには 知識の他に 何が必要なのか
ものすごく親身になって 授業をしてくださいました。
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あれから 約 15年・・・。
たんぽぽ先生が作ってくれた 保育の教科書
私 大事に 大事に まだ取ってあります。
今 Jizoを育てつつ読み返しては 使っています。
先生 Jizoを抱っこしに 遊びに来てください。
そして 一緒に たんぽぽの綿毛を 摘みに行きましょう。
大好きな たんぽぽ先生へ