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彼が亡くなって、全てのものが色褪せてもう楽しさなんて感じないんじゃないかって思ってた泣いてばかりの私に何も言わずに寄り添ってくれる男性がいる辛い、苦しい この状態から逃れるためにその彼を利用しているのかもしれない寂しさ埋めるために・・・・そう彼に話したら、それでも待っていてくれると言ってくれた私を好きだと言ってくれた甘えていいのかな 甘えてしまおうかなとても優しい彼に寄りかかってしまおうと思ってるこういう始まりでもいいのかな天国にいる彼はどう思ってるのかなまだ亡くなって間もないのに、いいのかなこれが前を向いて生きていくってことなのかな新しい彼のおかげで涙することが減ったけど、相変わらず泣いてしまうことがある。新しい彼には 好き と言えない好きなのは天国の彼いつか新しい彼に好きと伝えたい
2016.04.19
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気分転換のために週末友だちと出かけた。とても天気がよくてお花見日和だった。夕方彼と二人よく出かけた居酒屋へ、友だちと訪ねた。彼意外と行ったことがなかったので、大将も奥さんもみなびっくりしていた。一息ついて「彼が亡くなった」一気に言った。一瞬みな止まった。そしてみんなの顔が涙で潤んだ。思い出話をしながらゆっくりと過ごした。彼の好きなものを頼み、ゆっくりと味わった。よかった、訪ねて。久しぶりに飲めないお酒を少し飲んだ。彼ばかりが飲んで、私は飲まずに車を運転していたよね。お酒のせいなのか、夜は涙が止まらなくて。お店の人の優しさに触れてなのか、とめどなく流れた。波だっていくらでも流れるんだね。1時間以上泣いて、泣きつかれて眠ってしまったようだった。やっぱり彼が好き。彼に会いたい。私も彼の元に行きたい。私の生きる意味を誰か教えて。
2016.04.14
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彼の通夜と告別式は、雨。彼は雨が好きだった。なんだか落ち着くと。雨が降ると、雨だよってメールが届いた。告別式、参列者が予想以上に多くて、1時間遅れの出棺そのときは、参列者にお礼を言うように雲が切れ、青空が・・・最後の最後まで、周りの人に気遣いをする人だった。あなた、あなたが倒れて、会えなくなってから、4ヶ月がたとうとしています。亡くなったのは先月なのに、もうとても長く会ってない。まだまだ、泣いてばかりの毎日。子どもたちは私を気遣いながらも、自分たちの選んだ道を、懸命に歩いています。友だちもできて、楽しい学生生活を始めました。自炊も楽しんでいる様子こんな私にも優しい友だちがいて、今の私の気持ちをくんでくれ、声をかけてくれるありがたい。友だちづきあいが苦手な私に、温かく手をさしのべてくれる土日は気持ちが途轍もなく沈む友だちが泊まりで連れ出してくれます。今日はあなたとよく行った居酒屋へ行ってみることにしています。きっと泣いてしまうよね。一人じゃないから、自分がどんな反応になるのか、予想もつかないけど、友だちがきっと助けてくれる、友だちに甘えさせてもらって、頼ってみようと思う今まであなたを頼ってばかりいた私あなたがいなくて、どうしてよいのかわからないよ会いたい、会いたいの、抱きしめて、そのたくましい腕で、安心させて。
2016.04.09
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今週は涙腺がゆるゆるふとしたときに、涙があふれる仕事中でも、運転中でも、食事中でも・・・どうしてだろう四十九日前だから、彼が私のそばにいるのかな?だったらいいな。でも私は何も感じることはできない。そばにいるの?やっと彼が亡くなったことを親しい友人に話すことができるようになった少し気が楽。元々今の職場はあまり好きじゃない。生活のために働いているというのが正しいのかなそれは今も続く。彼が亡くなった今でも、それは私の働く理由子どもたちが独立したらその理由がなくなる早くそうなればいいのに・・・そしたら、こんなにあくせく働かなくていい最低限のお金が稼げればいい。彼のことを思いながら、ゆったりと過ごして彼が迎えに来てくれるのを待つことができる存分に泣くこともできる彼のために時間を費やすことができる今の私は生きていても死んでいるようだ何も感じない
2016.04.07
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彼がいなくなってから、苦しい毎日。気分は浮いたり、沈んだり。こんなに苦しいなんて、この苦しさから逃れるすべはないのだろうか。彼に逢いたい。仕事をしていても、彼のことが頭から離れない。時間になれば、早く家に帰りたい。帰っても、やることなんて何もない。それでも仕事場から早く家に帰りたい。どんなに暇でも、それでも仕事なんてしていられない。集中できない。頭を使うのが面倒でたまらない。難しいことを考えるのが面倒。彼のことばかり、考えてる。考えていたい。つらい、つらすぎる。このつらさから、逃れるにはいったいどうしたらいいのだろう。彼が私を置いていったのは、なぜ。何か理由があるのだろうか。彼は私に何かを伝えたかったのだろうか、それで私を置いていったの?そう考えなくて、どうやってこの先生きていけるだろう。この苦しさとつらさと寂しさとともに、これからも生きていけるだろうか。
2016.04.06
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涙があふれるふとしたとき、涙があふれるどうしようもない子どもたちは、みな自分の進むべき道を進み始めたよこれからは、二人の時間を楽しもうと言っていたのに福岡に行きたいって言ってたよね500円玉貯金、私が贈った貯金箱、いっぱいになってたよ旅行のために貯めてたよね私も始めた500円玉貯金、私のが一杯になったら出かけようと言ってたのに二人の時間をもっともっと楽しみたかったどうして先に逝ってしまったの?あなたが私を置いて先に逝くわけないいつも私を心配して、支えてくれてた私を置いていった理由は何?何かあるの? 私が独りで生きる意味教えてそれを知るために私は独りで生きていく・・・そういうこと?何を伝えたいの? 何に気づいて欲しいの? 何をしてほしいの?教えて私の生きる意味、あなたがいないこの世界で、私は生きる意味があるの?それが私の生きる意味?私が生かされている意味?あなたが伝えたいこと、あなたが気づいてほしいこと、あなたがしてほしいこと私が見つけるよ私しか見つけられないんだよね、きっとそう思って明日も生きるよそう あなたの好きな笑顔で
2016.04.03
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まさき、私を置いて行かないでと、そう泣きながら言ったこと、覚えてる?でもこうなってしまったね。まさきが病気になってから、不安ばかりが増してしまって、倒れる前に「会おうよ」と言ってくれたのに、心の整理がつかなくて、会うのを拒んでしまったよね。少し時間が必要だと。それが最後となったね。ずっと泣いてる。ずっと苦しくて、辛くて、心にぽっかり穴が開いてしまった。それを塞ぐすべもないまま、わからないまま、日々を過ごしている。あなたの優しい甘い声が聞きたい。あなたの安心感のあるたくましい腕で抱きしめてほしい。好きな歌を私のために歌ってほしい。冗談を言って笑わせてほしい。こんなに愛してるの、知ってる?あなたをもう感じることができない。この世界に私の生きる意味があるのかないろんなこと、がんばれたのは、あなたが支えてくれたから。いつも笑顔でいられたのは、あなたがいたから。心の底から、笑うことなんてできない。「よく笑うおまえが好きだ」「頑張りやのおまえが好きだ」そう言ってくれたのに、笑えないよ、頑張れないよ。私を独りにしないで。置いて行かないで。そばにいて。ずっとそばに。苦しいよぉ。会いたいよぉ。愛しいあなた。私の名前を呼んで。優しい声で、髪をなでて「愛してる」と囁いて・・・
2016.04.02
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なぜか・・・大みそかに仕事・・・^_^;こういうことにどうしても、あたってしまう。。。今年ももちろん、いろいろありましたねぇ。引っ越しして1年余り。いぶきが学校へ行かなくなったり、それでも卒業して今は中学生。今は部活も勉強も楽しんでやっています。冬休み前の面談では、先生から「とても落ち着いて、こちらも安心して見ていられるようになりましたね。」と言われました。確かに夏休み明けてから、テストの点数はあまり芳しくは(ここ大事なとこなんですが、全く勉強する習慣がないので・・・)なかったが、意欲だけはなくさずに、何事にもチャレンジしていました。私との話し合いの中でも、本人にすれば耳の痛い話もあったろうに、とても真摯にうけとめ、悪いところは悪いと素直に認め、前向きな行動をとっていた。思春期真っただ中の反抗する気持ちも大きいのではないかと思っていたが、反抗と言うより、私に対して、説得を試みたり、時には素直に尋ねてみたりと大人ないぶきでした。さて、一方ひびきはと言えば・・・中学を卒業してから、4月から9月までプーでした。この何にも属さない半年が今思えば、とても良い時間だったように思う。人は属さずにいるなんてことあんまりないから。保育園あるいは幼稚園、そして小学校、中学、高校、大学、そして会社だったり、いずれかに属して生活していく。ひびきは15歳で家族以外に属さずにその不安定さを味わった。逆に属している安心さも知ったのだろうか。職業の欄に「無職」と書くことの意味も知ったのかもしれない。10月から高校生となり、学生証をもらった時の喜びと言ったらなかった (*^_^*)無邪気に見せてくれた学生証。「俺、高校生だよ。これで証明できるぞぉぉぉ」冬休み前に初めての中間テストを受け(こちらもいぶきと同じで全く勉強する習慣がないので)、まぁまぁそれなりの点数だったようだけど、それでも毎日学校へ行けること、そして休みに休めること、友達の話、先生の話、すべてが新鮮でとても大切なことで、ひとつひとつかみしめているように思う。やりたくても、できなかったことが、今現実のこととして、ひびきにおこっている。二人とも本当に大きくなっていきます。心も体もたくましく・・・いぶきは声変わりが始まり、いろんなところに毛も生え始め(~_~;)男になっていきます(@_@;)私はせっせせっせと、ご飯をつくるのに忙しい。エンゲル係数も上がり調子です(+_+)最近ではひびきに「かぁさん、うるさい!」と叱られることも多くなりました。私のことを母としてだけでなく、一人の人間として、一人の女性として客観的に見ることができるようになった証拠なのでしょう。いろんなものの見方、考え方ができるようになった気がします。これもあり、あれもあり・・・そう考えることができるようになったようです。最近では大学進学の話もひびきの口から出てきます。何でもできるでしょう。本人のやる気さえあれば、私は「うんうん」と聞いているだけで、とても幸せです。お金はありませんが、とても尊いものがここにあると感じています。きっと子どもたちも気付いてくれていると信じています。みなさま、良いお年をお迎えください。幸多かれと祈念いたします。
2010.12.31
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引越しする前の場所で、25年間通った美容院。ひびきも最近では利用し始め、お気に入りだった。でも、なかなか行くことができず、1年間行かずじまいになった。よし! 美容院を近くで見つけよう・・・・というわけで、美容院探しをしましたが、外見ではなかなか様子がわからない。うまいか下手かもわからない。なんせ25年間美容院探しなんてしたことがないから、困った・・・で、家から一番近い美容院に決めて、今日行ってきました。ドキドキしましたねぇ。スタッフが若い若い。私を担当してくれたのは、25歳くらいの男性の美容師さん。カウンセリングをまずしてくれて、どうしたいのか、イメージなどを話し合いました。似合えばなんでもよかったし、あとはお手入れが簡単であれば、パーマをしようが、短く切ろうがよかった。髪を触りながら、髪質を確かめて、顔の輪郭やらを見て、決めてくれました。そして、首がすっきり見えるショートになりました。すぅすぅして風邪をひきそうだけど(-_-;)結構長かったので、ばっさりいきましたね。黒髪で艶があるストレートだから、その髪質が一番活きる髪型にしましたと説明されました。あんなにショートはあんまりと言っていた子どもたちの反応もすこぶるよく、んー成功だったかも?!と密かに喜んでいます。洗髪なんてびっくり、髪の毛がない!!!!洗うのが簡単簡単。今までがウソのようです。身も心もすっきりした感じ。これからも今日行った美容院に通ってみようと思います。美容師さんと話し合いながら、髪形を楽しんでいきたいな。
2010.10.27
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ひびきの高校生活が始まりました。午前コースなので、昼には終わると思っていたら、それでは大学受験の科目を3年間で履修仕切れないことがわかり、午後コースの科目も履修するんだとか・・・結局、2時半くらいまで毎日授業がある感じです。つまり・・・そう、弁当が必要ってことです。毎日、自分の弁当とひびきの弁当を作っています。でも・・・嬉しい。そう、嬉しいです(*^_^*)ひびきも嬉しそう。授業は90分なんだけど、つらくないし、授業は楽しいそうです。高校に行ける喜びが大きくて、何をするのも「楽しい」みたい。金曜の夕方は「明日は休みだ、やったぁ~」って、今まで毎日が日曜日だっただろうが(-_-;)「って、言えるって嬉しい~」だそうな(^^ゞ部活はもちろん、吹奏楽部に。人数がとても少ないので、クラシックはできず、ポップスなんかが中心みたいだけど、それでもひびきにとってはトロンボーンを吹ける唯一の部活。ところが、楽器がありません。先生からレンタルの話を聞いてきたようですが。そして、昨日いぶきの楽器を購入したときにお世話になった、営業の人と連絡をとり、楽器の相談に行ってきました。結局レンタルというのは、リースと同じ。期間が短かった。16ヶ月が最長。それでは卒業まで借りることができません。となると、買取しかありません。でも買い取る値段(レンタル料金含め)と最初から購入する金額との差は1万円以内。おいおい、それなら、最初から買った方がええやん。営業の方も「レンタル期間以上お使いの場合は買う方がよいかと・・・」で、結局買いましたよ。「中古だろうが、レンタルだろうが、安かろうが、なんでもいい。俺にボーンを吹かせてくれ」そう言ったひびきの言葉が、私を後押ししました。テナーバスの太管の中で、比較的安いボーンを選び、その場で吹かせてもらいしました。嬉しそうに、興奮した面持ちでボーンを吹き、堪能するひびきを見て、嬉しさがこみ上げます。やりたくてもやりたいと言えなかった吹奏楽。遠ざけることしかできなかった吹奏楽。それでも、やっぱり大好きな吹奏楽。大切な楽器。今、心の底から楽しんでいるひびき。お手入れ道具をひびきと営業の方と一緒に選び、全てサービスとしてつけてもらい、楽器の手入れをして、火曜日に学校に納品されることになりました。私の家計でボーンを2台持つなんて、贅沢な話ですが、二人とも頑張っていますから、懐が寒くなっても、心はあったかいってことで、自分を慰め(-_-;)明日から節約していきます。(*^_^*)
2010.10.17
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定時制高校秋季入学試験、なんとか合格しました。よかった、よかった。ひびきは、何度も何度も合格掲示を確認したそうです。それから、伝えたい人に一人ずつ たった5文字のメールをしたみたい。「サクラサク」桜が咲く季節ではないけれど、この5文字で全て伝わった。昔はいち早く、合格を伝えるすぺが電報だった。たくさんの文字を打つとお金がかかるので、合格なら「サクラサク」、不合格なら「サクラチル」と打ったそう。その話をまさきから聞いていた、ひびき。ちゃんと覚えていたんだね。おばあちゃんも、おじいちゃんも、おばさんも、おじさんも、友達もみ~んな、一緒に喜んでくれた。たくさんのメールの返事がまた、うれしかった。後日卒業した中学校で、正式な合格通知を校長先生からいただいた。教頭先生も、元担任も、教務主任も、生徒指導主任も、大勢が校長室でおめでとうと言って、祝福してくれたそう。「少しぽっちゃりしたか?」と校長先生に言われたみたい。ちゃんと覚えてくれていた。不登校で卒業した生徒の中で、ひびきだけが、高校進学せず、進路が決まっていなかったから案じてくれていたよう。「今更ながら、本当に大勢の人に、俺、支えられているんだな」入学式は10月1日、オリエンテーション、履修登録指導などを経て、8日から授業開始。待ちきれない、ひびき。「やった、やった、俺高校生。高校生だぜぃ~!!!」「俺、がんばった、がんばったんだよぉ」そう喜んで部屋で叫んで、喜びを表現する。こんなに無邪気だったっけ????(^^ゞ「本当はいっぱい母さんに甘えたかった。いっぱい母さんに話を聞いてもらいたかった。俺は本当は甘えん坊なんだ。子どもっぽいんだよ、俺。」そんな話を先日私にしてくれた。そういえば、感情をストレートに表現するようになったかもしれないね。「俺は俺。世の中は俺が思うより、ずっと単純にできている。そんなに難しく考えることなんてないんだ」これから3年間、またまたいろんなことが起こるだろう。でも、いまのひびきなら、きっと乗り越えられると信じてる。そして、私も親としてひびきに成長させてもらった分、きっと支え見守ることができると確信している。一緒にがんばっていこうね、ひびき。
2010.09.12
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ひびきが定時制の受験をしました。自転車で出かけ、筆記試験を受け、自由表現と面接を受け、帰ってきたひびきは充実の顔でした。「やったぁ~~」汗だくの服を勢いよく脱ぎ捨て、いきなりハグでした(*^_^*)(汗臭い 汗臭い (^_^;))どうやら、試験はうまくいったようです。「受かるといいな~、もしダメでも、今までとは違う俺だと思う」長かったのか、短かったのか・・・それはわからない。中学2年の途中から学校に行けなくなってから、628日目のことだった。最近のひびきは、よくしゃべり、よく笑う。人と会うことの大切さ、高校に行くことへの喜びをこんなに感じている16歳がここにいる。それは私にとっても、不思議な感覚。受験日を迎えても、意外と冷静にいれる本人と、そして、私、いぶき。お互いがひびきの不登校を通して、成長した証なのかもしれないと感じる。ひびきの復活祭! まさきも含め、みんなでステーキを食べて、たくさんおしゃべりを楽しみ、カラオケで大合唱をして、笑い、楽しい時間をすごしました。今年の夏は忘れられない、大切な夏になりました。ひびきにありがとう。そして、支えてくれた多くの人に感謝。
2010.08.25
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さてさて、本日劇団四季の「マンマ・ミーア!」観てきました。劇団四季は何年ぶりでしょうか。やっぱりいいですよね。舞台ってのは。コンサートもそうだけど、会場全体の一体感がたまりません。子どもたちにもそれを味わってほしかったし、私も久しぶりにそれを味わいたかった。忘れていた、この興奮!!!!思い切ってS席取ってよかった。いぶきの吹奏楽は70人という大所帯のため、1年生は出場することはできませんでしたが、全国大会の予選があり、県大会までは進めましたが、その後の大会には残念ながら、進むことができませんでした。3年生は引退となります。昨日から3年生を除いて、新しい部長、副部長を決め、1,2年生で練習を始めました。3年生がいないのは、寂しいけれど、今まで大会メンバーではなく、別メニューの練習だったことを思えば、充実した部活動が始まったわけですから、いぶきは楽しくて楽しくて仕方ない様子。いぶきたちの時代が来ました。いぶきが譜面を見ながら、リズムどりをし、ひびきに見てもらっています。譜面を見ながら、符号の見方、リズムのとり方などを話して盛り上がっています。いぶきのおかげでしょうか。ひびきの様子が変わりました。そして、今日「許してもらえなくてもいい。俺、トロンボーンやりたい。もう一度吹奏楽やってみたい」そう言ってくれました。今まで「吹奏楽は俺はもうやらない」「吹奏楽はやりたくない」そう頑なに言っていたひびきが、自分の気持ちを素直に告げたのです。不登校となり、突然部活動もやめてしまった。副部長という立場でいながら、市の中学校選抜チームのトロンボーンのパートリーダーという立場でいながら、逃げ出してしまった自分が許されるわけない。許されてはいけない。笑顔で楽器なんて触れない。そう言い聞かせてきたのでしょう。一緒にやってきた仲間に申し訳ない。だから許されない。「いつかどこかで昔の仲間にあった時、あのときはごめんってと。胸張って言えればいいよね。」と私に同意を求めるひびき。「そうだね、それでいいんだよね、きっと」そう答えた。秋季受験日まで2週間を切りました。まったく勉強をしなかったひびきですが、今日中学校の先生に願書を託してきました。勉強はなかなかエンジンがかからない状態ですが、少しずつペースは上がっているようです。モリモリご飯を食べるひびきを見ながら、ニンマリ微笑む私です。
2010.08.11
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ずいぶんとご無沙汰してしまった。もう7月ですよ。昨日ボーナスが支給されました。不況の影響は大きく、とうとう2.0ヶ月を切りましたトホホ(ToT)それでもいただけるのだから、感謝しなくてはいけませんね。評価も上々でした。最高ランクAでしたので、満額いただきました。さて、懐が少し温かくなったかと思いきや、年金のお知らせが届きました。離婚してからの1年半はバイト生活だったため、年金の支払いを全額免除してもらったのでした。それを払いませんか?払えば年金を満額近く受け取れますよ。支払い期限は12月末ですよというものでした。うげげ・・・追徴金というのかしら。額は30万円弱・・・うぅぅぅぅ(>_
2010.07.01
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いぶきの部活・・・吹奏楽部でのパートが確定しました。希望どおり、トロンボーンです。そして本日楽器を購入してきました。とうとう買ってしまいました。安い楽器を買えばよいと思っていましたが、なかなかそうはいかず、トロンボーンの担当講師が選定してくれた2本の中から選ぶのが良いと顧問の先生にアドバイスされました。そうは言っても私のとっては安い金額ではありません。楽器屋さんに行くと、学校に来てくれている講師の先生も大勢見えていて、一緒に楽器を吹いて選定した楽器が本人に合っているみてくれました。唇の形、大きさも見てくれ、音色が変わっていくのが素人の私にもわかるほどでした。意外にもいぶきが上手に音を奏でることにまず驚きました。そして、ひびきも1年以上離れていたボーンでしたが、今日バストロを吹いてみました。楽器に触れることも避けていたひびきでしたが、何か心境の変化があったのかな。「複雑だな」店を出るとひびきがつぶやいた。嫌いになったわけじゃない、でもすがすがしい気分で楽器に触ることができたわけじゃない、こんな気持ちで楽器に触れて果たしてよいのだろうかこんなふうに感じでいたようです。ともあれ我が家に楽器が一台舞い込みました。いよいよ部活にも力が入ります。そのまえに、14日は中間テストで部活がしばらくお休みになります。テスト勉強はいまだやっている気配のないいぶきです(ToT)
2010.06.06
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ひびきが中学校へ行きました。先週先生の携帯電話に連絡をして、相談に行きたいとアポを取っていたようです。高校受験の相談でした。行くなら定時制と思っていましたが、どうも全日制にこだわっていたようです。でも、今日先生から、「中学卒業していれば受験資格はあるから受けることはできる。でも合格する可能性はとても低い」といわれたそうです。ひびきのような過年度生の受け入れは、現役にこだわりの強い日本では、とても難しいようです。進学校では、大学の現役合格にこだわっているため、過年度生の受け入れは厳しいと聞きます。まあ、覚悟はしていたとは思いますが、やる気満々、行く気も満々だったので、少し気が抜けたかもしれません。不登校をしていたひびきは内申点がありません。内申で足切りされてしまうので、合格の可能性は極めて低いようですね。それでも「まぁ、不登校していたことは事実だし、過去を変えることはできないから。でも未来は変えられるよ」と笑顔を見せるひびきにホッとしました。近くにある県立の定時制の昼間部に行くことを考えているみたいです。来週9月入学の個別相談会と公開授業があるようなので、行ってみるようです。全く勉強をしていない状態なので、8月の受験日に間に合うとは思えないけど、まあ、駄目なら3月に受験をすればいいことなので、本人に任せています。この間は前いたところに遊びに行って、かえってきたのは、なんと夜の11時。カラオケして、あとはずっと友だちとベラベラ話をしていたそうです。携帯を持っているのに連絡よこさないから、心配しましたが、本人は行ってよかった、楽しかったとご機嫌でした。もう少し早く帰ってこないと心配でしょといいましたが、耳に入ってるかわかりません(~o~)カラオケ行くにも一人で寂しいから友だちがほしいそうです。何をするにもここには友だちがいないのです。高校へ一日も早く行きたいひびきでした。さてどうなることやら。ひびきの高校への道のりはまだまだ遠いようです(*^_^*)
2010.05.18
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本日ひびきが吹奏楽部の定期演奏会を見に出かけた。引っ越す前の場所で、吹奏楽を一緒にやっていた2つ上の男子先輩がいる高校での定期演奏会。メールで連絡を受けたようだ。その高校には、ひびきの同級生も何人か進学している。もちろん吹奏楽部で一緒だった子が。吹奏楽部の定期演奏会に行くなんて、前の学校の子と会うかもしれないのに。「まだ会おうとは思わない」こちらに引越ししてきてからしばらくはそう言っていたひびき。果たして…帰宅したひびきは「一言で言うと、行ってよかったよ」そう言った。男子先輩と話ができたこと。何人かの同級生に会ったことを少し話してくれた。「また吹奏楽ちょっとやりたくなったかな。。。なんてね」これには、びっくり。やっと向き合えるようになったのだろうか。「あのころの俺は、母さんがすべてだった。何も考えてなかった。母さんが喜べばそれでよかった。」あぁ~、やっぱりそうだったんだ。私の価値観の中でもがいていたんだ。何か違う何か違うと思いながら。やっとそれを自分で認めることができ、それを自分で見出したんだね。「今は、自分の気持ちがある。自分で考えて自分で決めるから。頼みたいときは、俺から言うから。うるさくいろいろ言うなよ」すがすがしく笑うひびき。開放されたひびきの心。解放されたひびきを苦しめてきた私自身。なんて嬉しい日だろう。あぁ~、これでよかったのかなぁ。まだ同級生に会うのは少し怖かったという。でも、ひびきが間違いなく、進みだしている。許してもらえた、そう思っていいかな、ひびき。「カラオケ誘われたから、また行ってくるよ」はいはい、電車代は用意しておきますよ。ありがとう、ひびき。
2010.05.09
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だいぶさぼってしまった…というか、いろんなことがあってなかなかブログにすることができなかったと言う方が正確だろうか。確かに仕事も忙しかったのだが。やっと仕事も一段落して、GWは昨日から6日まで休みといいたいところだけど、明日半日だけはどうしても仕事に行かなくてはならない。それでも結構な休みになりました。さて、いぶきの部活ですが、5月11日に本入部となります。4月12日 先輩たちによる部活勧誘会 同日仮入部開始その夜、いぶきが神妙な顔で、私に言いました。「俺、部活 水泳部やめて、吹奏楽部に入る。」??? え? どうして? 水泳部じゃないの? スイミングどうするの?「まだ、誰にも言ってない。友達にも話してない。みんな水泳部入ると思ってる。」「勧誘会で、吹奏楽部の演奏聴いたんだ。五重奏、そしたらすごいんだよ、たった5人なのに、すごく迫力ある演奏だったんだ。俺もやってみたい、吹奏楽」「今日仮入部してきた。管楽器すべて音が出た。クラリネット難しかったけど。肺活量あるねって褒められた」と嬉しそう。そりゃスイミングやってたから、肺活量はあるだろうが、へぇ~ 音出たんだぁぁぁねぇ、スイミングどうするの?「・・・」25日の大会も29日の大会も、申し込みしたし、5月3日から5日の強化合宿も申し込んだよね。10日に水着買ったし、パドルも新しいの買ったよぉ。「大会は出るよ」そうね。申し込んだ大会と合宿も出ようか。やるって決めたことだからね。「うん」じゃあ、スイミングの練習は行こうね。でも、いぶきはスイミングの練習にそれ以降行かなかった。何かと理由をつけて、行かなかった。でも私は強制しなかった。25日の大会に出れば、気持ちが変わるんじゃないかと考えていた。25日の大会は引っ越す前の友だちも参加する大会だったからだ。今までやってみたことないことに、少しだけ興味を持っただけだと。合気道やりたいって言ったときも、結局スイミングに戻ったじゃないか。ひびきのことが頭をよぎっていた。ひびきがつらい思いをした吹奏楽部で、いぶきも同じ思いをするかもしれない。できるなら、吹奏楽はやめてほしい。運動好きないぶきなら、文化部を選ばなくたって、他にやれる部活はある。バスケだって、バレーだって。陸上だって。そんな思いを持っていた、私。そして、17日土曜。雨の中いぶきが久しぶりにスイミングの練習に行った。内心ホッとした。陸トレ練習があるかわからなかったので、携帯電話を持たせ、迎えに行くことにした。そして、いぶきから電話。「陸トレなかったから今終わった…」沈んだ声だった。今から行くよ、待ってて「母さん、俺、もう水泳やりたくない。もういい。」この訴えで、私はいぶきにスイミングを続けさせるのは、無理なのだと思った。もうやめよう。いぶきの好きにさせてあげよう。いぶきの中では、あの勧誘会での衝撃からすべて決まっていた。気持ちは吹奏楽部だった。久しぶりに泳いだ水の中で、きっと、もういやだ。俺はこれがやりたいんじゃない。俺がやりたいことは、これじゃない。そう思って、いやでいやで仕方なかったことだろう。スイミングの退会願いを出したときの、いぶきのすがすがしい顔は、私の脳裏に焼きついている。せいせいしたというか、やりきって、後悔も何もない。これで好きなことに打ち込める。嬉しさが顔に出ていた。そして、みなぎるエネルギーが。あとで、その勧誘会のときのことをいぶきはこんなふうに言っていました。「こんなこと(勧誘会)したって、気持ちがゆらぐことなんてない。あ~早く終わって水泳部に行きたいなぁ」「でも、ビビってきちゃった。まぁ、他の人はどうだったか知らないけどさ。俺、もうこれしかないって思った。」「お兄ちゃんが吹奏楽やってた時は、こんな気持ちになったことなかったのに。不思議だなぁ。こういうことってあるんだよなぁ」そして、第一希望の楽器は、もちろん、ひびきと同じ、トロンボーン!2・3年生だけで50人いる、マンモス部活。上位の大会に出ている常連です。ひびきを見ていて、忙しい部活だということ、女ばかりで大変だということ。チームワークが大切だということ。全てわかっていると思います。でも、もう心配はしない。私にできることは、応援することだけです。25日には大会に出ませんでしたが、会場へ行き、元スイミング友だちとこちらスイミング友だちに報告して、いぶきのけじめとなりました。いきなりびっくりの4月でした。
2010.04.30
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だいぶさぼってしまいました。仕事が忙しくて、なかなか更新できませんでした。いぶきは1日からスイミングで選手コースに上がり、週4日の練習が日曜以外毎日になりました。さらに1時間練習が2時間に。水曜と土曜は、1時間のスイミングが終わった後、陸上トレーニングです。終わるのは9時。帰ってきてから遅い夕飯を食べて、お風呂に入ってバタンキューです。中学に上がり、慣れない生活もあって、今週は緊張もしていて、あっという間の一週間だったことでしょう。授業がまだ始まっていないのが救いです。学活が大半で、自転車交通指導や校内見学、対面式、委員会や係り決めなど、いろいろあるんですね。今週はいよいよ部活動説明会があり、仮入部が始まると思います。これからますます忙しくなると思いますが、なんとかがんばってほしいものです。いぶきの小学校の卒業式は、とても味気ないものに感じました。6年間の思いがここにはないと実感した日でした。思い出がない学校での卒業式でした。帰り道、いぶきも同じ気持ちでした。「明日前の学校の卒業式に行こう」そして、次の日いぶきと前の学校の卒業式に行きました。見慣れた体育館の後ろの隅に2人で座りました。見慣れた先生、見慣れた友達、見慣れたママ友。なつかしい気持ちでいっぱいでした。卒業式が終わって、いぶきを見つけた友達がいっせいに「いぶき~、いぶき~」と声をかけてくれました。嬉しかった。先生も温かく迎えてくれました。あ~これが卒業式だよねと感じました。たくさんたくさん写真を撮りました。校庭で友だちと駆け回り、じゃれ合ういぶきを見て、来てよかったと思いました。いただいたアルバムには、いぶきの個人写真が、当時のクラスに掲載されて、クラス写真にもいぶきが載っていました。どの行事の写真を見ても、いぶきが他の友だち同様に載っていました。ありがたかった。ここに思い出がある。泊まる予定はなかったけど、名残惜しくてそのまま実家に泊まり、翌日は4年生からはじめたドッジボールの卒団式にも出させてもらった。いぶきのいただいた色紙にはみんなの思いがあふれていた。戻ってきてから、いぶきはその色紙とアルバムを見ながら、涙した。でも前のような悲しい涙ではなく、今回は嬉しい涙だった。そして感謝の涙だった。中学校生活、どんなことがあるのかわからない。つらいことも苦しいこともあるだろう。でも、きっと大切な友だちが支えてくれるだろう。
2010.04.11
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高校受験今日終わりました。合格発表は15日です。ひびきの友だちも試験が終わり、ホッとしたことでしょう。引っ越す前の友だち何人かから、電話がありました。面接ってどんな? テストはどうだった? と様子を聞いたり、春休みの予定を話したりしていました。春休みに友だちが遊びに来ることになったようです。ひびきにも変化が表れています。引越ししてから3日しか行っていない中学ですが、お世話になっている教務主任の先生の携帯に今日電話したそうです。今後のことや卒業式の話をして、一度は電話を切ったひびきですが、電話をかけたのは、違う話をするためだったそうで、すぐにまた電話をかけたそうです。「進路のこととか、学校のこととかではなく、先生とは今日味噌汁作ったんだけどとか、今日料理でこんな失敗したとか、昨日こんなテレビを見たとか、たわいもない話がしたいんです。今は忙しいと思いますけど・・・」先生は「ありがとう。うれしいよ。時間つくって話そう」といってくれたそうです。このことを言うために、えらく疲れたそう(^^ゞ緊張したんでしょうね。「これからもきっと先生には世話になると思う」そう言ってうれしそうに笑うひびきでした。そして、もう少し考えてからだけど、高校へ行きたいと思っていると。できれば、通信制ではなく、人となるべく接することができるように定時制にしたいと。今住んでいるところから自転車で20分くらいのところに県立の定時制があります。そこは午前の部、午後の部、夜間の部といずれかを選んで通います。3年で卒業できる単位制の高校です。ひびきはそこの午前の部に通いたいと。そうすれば、午後バイトしたり、好きなことに時間が使えるからと。びっくりしました。そういうことを考えているとは全く思いませんでした。まだまだゆっくり家にいるものだと思っていました。10月入学もあるけど、1年かけて、じっくり考えて、中学の勉強をもう一度きちんとやるつもりでいるようです。いつの間にか、すっかり頼もしくなりました。安心して任せておけます。必要になれば、自分から言ってくれるでしょう。自立と孤立…自立とは頼るべきときに誰を頼るか判断して頼れること。間違っても孤立しないこと。自立の一歩を歩もうとしているひびきです。「同い年くらいの人と話すのは、緊張するし、まだ怖いけど、俺、人と接したいんだ」私の顔を見て、そう話すひびきの顔は今までの不安なひびきの顔とは違って見えた。じんわり心が熱くなった私です。
2010.03.04
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「心霊探偵八雲」「図書館戦争」有川浩「キケン」有川浩「カッコウの卵は誰のもの」東野圭吾こんな本を読んでいる。東野圭吾はドラマにもなった「ガリレオ」の影響かメジャーになりすぎて、なんとなく読む気が失せていた。でもこの間ふと立ち寄った書店でベスト10として並んでいたのを手にとって購入した。ミステリアスな内容で、東野の本が売れることもうなずけた。好きな作家のひとりになった。今の私だからうなづけるような内容もあり、この本を購入できたことをうれしく思った。次は新参者をぜひ読んでみたい。「新参者」東野圭吾書店に「カッコウ…」と並んでおいてあった「キケン」表紙の絵がかなり気に入って購入。笑った笑った。こんなに笑ったのはどの本以来だろうか。そして最後に泣いた。とても痛快! 久しぶりのヒット! 有川の本がもっと読みたくなり「図書館戦争」を買った。こちらも痛快!最初有川は男だと思ってたが、女性だと知りもっと読みたくなった。そして昨日図書館シリーズ第2弾「図書館内乱」を購入した。「図書館内乱」有川浩小学生のいぶきでも読めるような探偵モノを探していて目にとまったのが神永の本。とても読みやすい。頭を休めるのにちょうどいい。「図書館内乱」と一緒に昨日「八雲2」を購入。今から読んでみたいと思う。「心霊探偵八雲2」子どもたちも書店に行ったら、なかなか帰ってこない(^^ゞま、どんな本でも読んでくれればいいよね。不思議なんだけど、マンガは増えないね。読まないことはないけど。子どもにマンガはダメって言ったこともあまりない。マンガを始めに読むと、活字本が読めなくなるって聞いたことがある。想像することをしなくなるらしい。本とかな???
2010.02.28
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昨日はひびきがかぼちゃとひき肉を使った料理を作ってくれた。ひびきが台所に立つときは、最近私は部屋でパソコンをいじったり、好きなことをしている。たまに、質問してくるひびきに答えを返すくらい。手際もだんだんよくなってきた。最初はマルチタスクで進めなかった。鍋に火をかけながら、材料を切ることを気づけなかった。レンジを使えば、それを眺めていた。レンジをかけながら、他のことをすることがわからなかった。そして、とてもおいしそうなかぼちゃ料理が登場。なんと香ばしい香り!一口食べて、しょっぱい!!!!!3人で顔を見合わせて、爆笑(ーー;)「ひびき、塩と砂糖と間違えた??? 甘さがまったくないよ」「ありえねぇぇぇぇ」←ひびきの一言そんなことありえないと思ってたことを自分が経験した。これが大事なこと。頭で考えるだけじゃわからないことが、いっぱいあることをひびきには知ってほしい。ひびきは、砂糖と思い込んでいたから、塩を入れていたなんて思いもよらなったんだね。思い込みって怖いよね。おかげでご飯がすごい勢いでなくなった(*^_^*)「くそぉ、今度こそ完璧に作るぞぉぉぉ」今度かぼちゃが安売りされたときには、きっとチャレンジしてくれるに違いない。格段に料理の腕が上がっている。ちょっとびっくり。料理をつくること、家事をすることで、いろんなことを経験してほしいな。
2010.02.25
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14日スイミング大会にいぶきが参加した。1月、2月はいろんなことがあり、大会には欠場していたいぶき。久しぶりの大会となった。ここ半年はベストタイムが出ていない。この日は元スイミングの友だちも参加する県大会だった。久しぶりにみんなに会うことができ、うれしかったに違いない。私もママ友に会い、おしゃべりに花が咲いた。違うスイミングになってしまったけど、みんないぶきに声援を送ってくれた。いつもは声援に応えることはしないいぶきだったが、その日は手を振って応えていた。大会前3日間、スイミングに行かなかったから、体が動くか心配だった。でも、そんな心配をよそに、いぶきは出場した2種目、ともにベストタイムをたたき出した。「今日は体が軽かった。」そう言ったいぶきはすがすがしい顔をしていた。後日ママ友から写メが届いた。みんなと撮った写真。そこには無邪気な笑顔のいぶきがいた。大会の次の月曜から学校へも行くようになった。火曜には足の踏み場のなかった部屋をきれいさっぱり片付けていた。「俺、やる気出てきた」金曜に、中学の説明会も終わり、部活はサッカー、陸上と悩んでいたらしいけど、結局、水泳にするつもりらしい。12月中旬くらいから、学校へ行かなかったり、スイミングを休んだり、止めたがったり、いろいろあった2ヶ月だったが、いぶきは自分で復活した。いつの間にか、大人になりつつある。私も少しは親らしく、見守ることができたのかな。ね、ひびき。
2010.02.22
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1月になってから、いぶきは学校を休みがち。1月は9日、2月は2日しか登校していない。スイミングも12月中旬から休みがちになり、1月も半分行かなかった。大会も休んだ。2月1日、いぶきからスイミングを辞めたいと告げられた。夕食後、言いにくそうにモジモジしていたいぶきから「スイミング辞めたい」という言葉を初めて聞いた。「そうだったんだ」と言うと、なだれのように言葉が出てきた。ずっと辞めようと悩んでいこと、居合道に興味があってネットで通えそうなところを探していたという。一緒にネットを見てよと私に言ういぶきは、思い悩んでいたことを言葉に出したことで、表情が明るくなったように感じた。でも、まさか、他の習い事にするとしても、居合道ってどうよ?!どうして、そこへいっちゃうかな????でも、よくよく探してみると、意外に近くの体育館で、小学生から高校生や社会人まで習えるところがあることを知った。家の近くに市の体育館がある、歩いて5分かな。2月2日、居合道がその体育館で火曜日に練習していることを知り、見学に行ってみようかといぶきを誘ったけど、来週行くというので、今日は辞めることにした。2月3日、突然、やっぱりスイミングがんばってみるよといぶきから。?????引っ越す前の親友と電話で話をしたらしい。学校行っていないことや、スイミングをやめようと思ってる話をしたようだ。その友だちから、九州や北海道へ引っ越した友だちもいる。そいつらとは会えないけど、いぶきとは近いから会えるんだ、ボチボチやろうぜ。そういわれ、涙がでそうなほど嬉しかったそうだ。引越ししたこと、友だちと離れたこと、本当に寂しくて、心の隙間、なかなか埋められなくて、苦しんでるいぶきを知った。ここの友だちがいやだというわけじゃない。スイミングを止めたいわけじゃない。でも、なんだかなじめないような、自分の居場所があるような、ないような・・・力がわいてこなくなったのかな。疲れちゃったかな。でも、親友から力をもらったみたい。学校も行ってみようと思うと。話を聞きながら、泣けた。友だちっていいなと思った。そして、今はスイミングだけは続けだした。学校は休んでも、スイミングだけは行きだした。学校はなかなか足が向かない。明日も行けるかな。今は、いぶきの力がわくのを待ってる。充電期間って感じかな。友だちの言うように「ボチボチやろうよ」だね。
2010.02.11
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今年度から始めた放送大学の勉強。後期は転勤などがあり、スクーリングを1つ履修しただけで終わってしまった。4月からの履修は少しペースを戻しつつ、やっていこうかなと昨日履修登録を済ませた。お金もないから、まぁぼちぼちとというところ。さて、前のブログでデジカメやPCを買ったと記した。うちにはPCがすでに2台ある。子どもたちに取られてまったく使うことができず、不便だったが、なかなか買う機会がなく、断念していたけど、放送大学の学習をはかどらせるためにとうとうノートPCを購入した。Lenovo・・・IBMといった方が私にはなじみ深いが・・・それのG550 29585WJ メモリを4M搭載 CPU はCelelonではなく、CORE2DUO。Windows7 となった。買うのを迷っていたら、5000円損をしてしまった。送料込みで6万円だったのに、2日迷っていたら最安値が65000円になっていた。でも、6万円台で買えたのだから良しとしたい。ちなみにOfficeはついていません。快適です! テンキーがついているから、数値入力も簡単。家計簿をエクセルで入力しているので、好都合。ただ、テンキーがついているので、画面が横長。慣れるまではなんだか尻切れな感じだった。windows7は、ビスタと比べるからだろうが、すごく軽い。起動の時間も短い。アプリもXPで使用していたものは問題なく使える。ビスタより私は使いやすくて好きだな。lenovo G550 29585WJこれで放送大学のラジオ配信授業はネットで見ることができてはかどる。とうとう1人1台となった。食事が済むとひびきはリビングで、いぶきは子ども部屋で、そして私は私の部屋でPCに向かって、それぞれ好きなことをしている。こういう余裕な生活もあったんだなと感じている。昨日ひびきが本を片手に作ってくれた「合挽き肉とじゃがいも」の料理は本当にとてもおいしかった。しょうがを上手に使ってあって。放送大学の勉強も仕事が忙しくてもなんだか頑張れそうな気がする。私自身意欲がわいてる。これから忙しい時期になるけれど、子どもたちと協力して乗り越えることができそうだ。
2010.02.07
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実家から送ってもらったじゃがいもの芽が出始めているので、せっせとじゃがいもを料理に使おうとひびきに話をしたので、料理本をながめ、じゃがいも料理を探している。家にある材料でできるものを選んだり、材料が足りない場合は、買い物に出かける。逆に広告の安売りをチェックして、じゃがいもを使う料理を探したりと主婦(男だから主夫??(^^ゞ)の仲間入りを果たしつつある。包丁さばきも少しずつ上手になっていけど、なかなか難しいと言っている。早く切ることができないから、時間がかかる、かかる(*^_^*)グラム29円のムネ肉がタイムセールだったとうれしそうに話すひびきを見て、私もうれしくてしかたない。今は朝早く起きることを目標にしている。目標は6時半~7時。今週は1度7時半に起きることができた。そして、昨日私用にノートパソコンを購入した。ひびきといぶきにパソコンをそれぞれ占領されて、私は自由に使えない。仕方なく、購入。ついでに、デジカメとひびきの誕生プレゼントとしてipod Classicも買った。結局10万くらいの出費になった。ノート65000円、デジカメ20000円、ipod 23000円。でも安く買えたかな。欲しいと思っていたものだから仕方ない。ついでといえば、バランスボールも買った。こちらは1000円くらいだったかな。これはいいですよ、椅子代わりに使ってる。知らない間に腹筋が鍛えられるし、骨盤矯正にもなるらしい。家にいるときはいつも座っている感じです(#^.^#)詳しい感想は購入履歴から見てくださいね。KAWASE(カワセ) ヨガボール65(ポンプ付) さて、今はいぶきのことが気がかり。スイミングにはずいぶん行ってない。2週間くらいかな。元気がないような気もする。学校へは行ったり、行かなかったり。今日はまさきと夕飯にみんなで出かけることにしているから、カラオケでも行って騒いでくるか!
2010.01.30
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いつの間にか・・・年も明けてしまいましたね。仕事が忙しくなり、毎日毎日残業です。それでも19時には帰れるのだから、ありがたいと思わなくてはいけません。疲れて帰ると、最近ではひびきがご飯の支度をしてくれています。ひびきが学校へ行くことや高校に進学することにどーも前向きではなかったので、家の中で自分のできること、家族の一員としてできることを少しずつやってみようと話し合いました。最初はやることがわからないから、とりあえず私に言われたことをやっていたひびきでしたが、「母さん、夕飯の支度手伝うよ」と言ってくれます。買い物も頼んだものを買ってきてくれます。体力つけるために、自転車を使わず、歩いて出かけるようにしているそうです。失敗もあります。炒め物をしたら、けむりが大量に発生して、火災報知機がピーピー鳴ってびっくりした話。キッチンペーパーを使おうと冷蔵庫に磁石で止めてあったロールを思い切りひっぱったら、丸ごと取れて、シンクの洗い桶につかり、ペーパーが水浸しになったことも。安売りのものを買いに夕方出かけたら、すでに売り切れだったこと。タイムセールを目当てに行って、おばさんのパワーにびっくりしたこと。じゃがいもをピーラーでむいたら、じゃがいもがとても小さくなってしまったこと。たまねぎを切ったら泣けて泣けてしかたなかったこと。でも、おいしくできたときは、とても嬉しいし、自分が作ったものをおいしいといってもらえる喜びも知った。いぶきのお弁当を一生懸命作ってくれたこともあった。いぶきも、そんなひびきを見て「お兄ちゃん、変わったね」と。実は、いぶきの友達が家に遊びに来たとき、家にいてパソコンに向かい、スカイプしながらしゃべっているひびきを見て「おまえのお兄ちゃん、お宅だな」「おまえもお宅だろ」と言われ、悔しい思いをしたことがあったよう。「お兄ちゃんはお宅じゃない。洗濯物や布団を干したり、料理をしたり、買い物したりしてくれる。すごく助かってるんだ。お宅じゃないよ」と言い返したと話してくれた。今日も残業して帰ってきた私をエプロン姿のひびきが迎えてくれる。もも肉をきって、たまねぎとキャベツを切って、炒め物をしてくれた。「母さん、キャベツの葉を取るのって難しいね。バラバラになっちゃったよ」「シンの方に切り目をいれて、シンの方からとると一枚一枚きれいにとれるよ」「そうなんだ、今度やってみるか」私は、のんびりとダイニングテーブルのいすに座って、ひびきの格闘をながめながら、話をする。食後に、ソファでぐったりしている私にひびきが優しく声をかけてくれる。「母さん、風呂洗って、お湯ためてくるから、風呂入って、早く寝ろよ。ソファで寝ちゃだめだよ。」涙がこぼれそうになった。「うん、ありがとう」明日は部屋の掃除をする予定だというひびき。やる気を以って考えて行動しようとするひびきにびっくりさせられる。学校へは相変わらず行くことはできないが、すごい進歩だ。毎日が楽しい。明日はどんな失敗をして私を笑わせてくれるのかな。
2010.01.21
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ひびきが不登校になってから、丸1年が過ぎ。最近不登校になる頃のことを思い出す。不登校になった頃には、全く気がつかなかったことだった。なぜか今頃になって思い出す。あ~、あれが、ひびきからのサインだったんだな。どうしてサインを見逃してしまったのだろう。一生懸命サインを出してくれていたのに、その本質を見れなかったのだろう。それを見逃さなかったら、こんなにひびきを苦しませなくてよかったろうに。そう思うと、涙があふれてとまらなくなる。自分を責める気持ちと、ひびきに申し訳ないという気持ちと。そして、今後も同じ過ちを繰り返すのではないかという恐怖と。いぶきにも同じことをしてしまうかもしれない。最近は思い出しながら、そう感じてしまう。子どもたちが実家へ戻り、私はまさきと久しぶりに会い、ドライブに出かけた。車の中でとめどなく、涙があふれ、ずっと泣いていた。まさきは、何も聞かずずっと手を握っていてくれた。どんなに後悔しても、過ぎ去ったこと。時を戻すことなんてできない。どんなに悔んでも、仕方ないこと。泣いたって、仕方ない…わかっている、わかっているけど、泣かずにはいられなかった。泣く場所がなかった。「どうしてわかってあげられなかったんだろう。どうしてどうして」そう言いながら泣いた。初めて、部活に遅刻をしたひびき。遅刻したから部活に行けないというひびきを無理やりつれていった。そんな遅刻くらいで・・・と私は感じていた。遅刻という事実にしか目を向けていなかった。どうして、遅刻ごときでそこまで思いつめるひびきの気持ちに気付けなかったのか。遅刻したことが問題だったんじゃない。「お母さん、俺、休みたいんだよ。今日は家でゆっくり休ませてくれよ。」ひびきはそう叫んでいたに違いない。「何かあったの? 今日は休んだら?」なぜそう言ってあげられなかったのか。思えば、これがひびきが態度に出したサインの最初だった。その前にもたわいもない話を私に話しかけてきた。どうしてそんな話を私にわざわざするのかしらと感じていた。ひびきが話したい内容は違っていたんだろう。「本当はこんな話を母さんにしたいんじゃない。母さん、気付いてくれよ。どうしたの?何か母さんに聞いてほしいことあるんじゃないの?って、言ってくれよ。俺に話しやすくしてくれよ。」きっとそう叫んでいたんだろう。気がついてくれない私に態度で示したはずなのに、それでも私はひびきのサインに気がつかなかった。気付いてやれなかった。私はひびきの何を見ていたのだろう。母親失格だよ。気がつくの遅すぎ。1年も経って、気付くなんて。だから、ひびきは今も苦しんでいるんじゃないのか。ひびきの問題ではなく、私の問題。私は本当にひびきを待っているのか。ひびきを信じて待っているのか。一人焦っているのは、実は私なんではないか。また、ひびきを苦しめているんじゃないか。子どもたちがいない、一人だけの家。いろんな思いがあふれる。私はひびきといぶきを信じているのか。彼らには彼らの考えがあり、失敗しながらも生きる力を持とうとしている。いや、持っているはずだ。それを私は信じているのか。信じて、本当に私が必要な時に手を貸せるよう見守っているのか。いざ、必要だと言われても、私がビビって、子どもの本当に手を貸してほしいことに気付いてあげていないのではないか。何があってもお母さんが守ってあげるから…そう口では言っていても、心では思っていても、いざとなると、文句ばかり子どもに言っているのは私じゃないか。ふぅ~、来年の私の大きな課題。私が知らず知らずのうちに逃げてきた課題なのかもしれない。やっと、向き合うことができるようになったのかもしれない。だから、今頃だけど、気付くことができたのかもしれない。泣いている場合じゃない。私なりに前に進もう。子どもたちがあきらめて、私にサインを送ってくれなくても。サインをキャッチできるかもしれないと子どもたちにもう一度感じてもらえるよう、子どもたちを信じる気持ちを持とう。今母さんなら、俺のサインを見逃さないかもしれないと感じてもらおう。子どもたちにもう一度見直してもらおう。来年の私の課題。子どもの力を信じること。
2009.12.29
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クリスマスも終わり、いよいよ年末。12月に入り、ひびきと長期欠席者対象の高校入試説明会に行ってきました。内申が付かない不登校生徒にとってこの入試は本当にありがたい制度です。内申書はなく、自己申告書を提出します。それ以外は他の入試と同じ。5教科と面接試験です。その高校は公立高校の普通科、単位制ではなく、全日制通学です。定員も少なく規模の小さい学校で、自宅から電車とバスで1時間半くらいで通えるところでした。ひびきと一緒に説明会に参加でき、そういう制度があることがわかってとても良い経験でした。でもひびきにとっては、まだ早かったのかもしれません。勉強もやるではなく、口数が減ってしまいました期限のあることに焦りがでたのでしょうか。プレッシャーとなっていたのかもしれません高校へ行ったほうがいいと思っている。外に出たほうがいいと思っている。行きたいとも思っている。外に出たいとも思っている。そんなひびきの思いを私は、何かきっかけを求めていると思っていました。でもどうやら違っていたようです良いのはわかっているけど、そう簡単にはいかなくて、困ってたと言った方が適切かもしれません。冬休み前面談の前の日、ひびきに話しました。ひびき、お母さんも高校へは行った方がいいと思っているし、行ってほしい。それはひびきも同じ思いだということもわかってる。でもね、いいんだよ、行かなくても。外へ出なくちゃいけないと感じているんじゃないの?いいんだよ、外に出なくても。もしかしたら、今中学校へ行くことができないけど、果たして高校にいけるのか不安なんじゃない?勉強に対してもやる気が起きないんじゃない?高校行かないって選択もあるんじゃない?ひびきは静かに言った。今は行きたいと思えないんだ。行ってみたいと思ってはいるんだけど。外にも出かけた方がいいと思ってる。でも怖いんだ、友達が何を考えているか。優しく話しかけられても、心の中では違うこと思ってるんじゃないかって考えちゃうんだ。面談で担任の先生にこのことを話した。担任の先生はだまって聞いてくれた。ひびきも正直に自分の気持ちを話してくれた。担任の先生は「ひびき、よくわかったよ。焦らなくていい。今日は本当によく来てくれた。顔が見れてよかったよ。」そのとき初めて知ったことがあった。11月の終わりころ、ひびきのクラスメートが住所を頼りにアパートまで5、6人が来てくれ、みんなでカラオケに行ったらしい。私はびっくりしてしまったそして、卒業アルバムの個人写真について話が及んだ。掲載するかどうかをそろそろ決めなくてはいけない。すると、ひびきが言った。「先生、もう少し時間をください。形だけで写真を掲載するのいやなんです。このクラスに写真を掲載するなら、ちゃんとクラスメートとして載りたいです。これから学校へどのくらい通えるかわからないけど、載せるならちゃんとクラスの一員として載りたいです」これまた、びっくり。そういうことを感じていたんだ。こっちの友達はいいやつだと思うよ。そう言っていたひびき。だからこそ、形式だけでクラスに個人写真を残すのはいやだったのかな。そして、この日個人写真の撮影は済ませた。載せることになったとき写真が間に合わないと困るから。担任の先生がひびきに学校でのクラスのみんなのことをいろいろ話してくれた。ひびきもいろんなことを質問していた温かい担任の先生だった。考えてみれば、この日初対面だった。毎日ひびきにFAXを送ってくれる。今日はこんなことがあったよ。明日の時間割はこーだよ。風邪引いてないか?たまには出かけてるか?教務主任といい、生徒指導の先生といい、担任の先生といい、心が通った教育的指導をしてくれる方ばかりだ。その後、ひびきは相変わらずの生活をしているけど、高校行かない選択肢もあるということで楽になったのか、面談でホッとしたのか、とても元気今は、家事手伝いをお願いしている。家にいて何もしないよりは、家族の一員として何かできることを見つけようというわけ。洗濯物を取り込むとか、掃除をするとか、洗い上げをするとか、料理をするとか、手伝うとか。気づいてやってもらえたら嬉しい。12月でちょうど不登校丸一年。外へ出なくても、家の中で意欲的に、自分で気づいて行動できるといいなと感じる。明日から1泊だけど、前にいたところの友達2人が電車に乗って、泊まりにくる。引越しのとき、最後まで見送ってくれたひびきの親友たち。明日はにぎやかになりそう。いぶきも嬉しそう。私もとても楽しみにしている
2009.12.26
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木曜の夕方のことです。いぶきから携帯に連絡がありました。「友達と遊んで自転車で家に帰る途中、転んだ。右肩をすりむいてけがしたから、スイミングを休む。」ドジってしまったというようないぶきの声でした。その電話の後、10分して仕事場をあとにした。「ただいま」家に帰ると、鳴き声が聞こえる・・・????いぶきがベッドでのたうちまわって泣いていた。「お母さん、頭が割れるように痛いよ。目が開けられない。見えにくいんだよ。」えぇぇぇ?!急いで電話相談窓口に電話をし、受診できる病院を教えてもらった。病院へ電話をし、いぶきを連れて行った。車の中で「お母さん、気持ち悪い」吐き気も出てきた。救急センターに駆け込み、CTスキャンを撮った。ベッドに横になったきり、頭が締め付けられるように痛い痛いと言っていた。CTの結果は異常なし。自転車で転倒したとき、おでこを強打したようだ。右額に小さな擦り傷があった。それでも頭痛はひどく、光がまぶしくて目が開けられないそのうち、吐き出した。頭痛薬をその場で飲んだが、結局吐いてしまった。うつらうつらして眠るけど、寝返りを打つと吐く。痛い痛いと言いながら眠るけど、寝返りを打つと吐く、その繰り返し。それでも、ようやく目が開けられるようになり、モノが見えるようになって、落ち着いてきたのは、夜中のことだった。家に帰ろうと起き上がり、車に乗るまでにまた吐いたが、家に着くと、ベッドに横になり、すぐに眠った。朝まで、ぐっすり朝は多少の頭痛が残ってはいたけど、薬を飲むほどではなく、朝食もしっかり食べることができた。今のところ、とくに悪い症状も出てはいない。でも…びっくりした…本当に不安だった。救急の先生や看護師さんもとても丁寧にやさしかった救急車が3度来てたから、忙しかったと思うけど、やさしく声をかけてくれ、落ち着くまでいていいですよと。救急電話相談の方も親切丁寧に病院を教えてくれた本当にありがたい。交通事故のむちうちみたいな感じだったのかな。めまいがあって、ふらふらするようなら、すぐ病院に来てくださいと言われたけど、今のところめまいは全くない。なんだかドッと疲れたけど、これも大事に至らなかったから、言えること。まだまだ要観察だけど、とりあえずホッとしている日曜のスイミングの大会は今回は欠場です。仕方ないね、12月の大会に向けて頑張るでしょ。
2009.11.28
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さて、なかなか更新できずにきてしまいました。本日出勤していますいぶきは金曜日に二度目の修学旅行から戻ってきました。新しい友達との旅行、どんな思いでだったのだろう。ゆっくり話をする間もなく、次の日土曜日の朝、元いた小学校のドッジボール予選大会に呼ばれ、一人で一泊で出かけて行った。実は元小学校のドッジボールクラブに所属し4年生からずっと練習をしてきたいぶき。スイミングの大会が重なっても、ドッジボールの大会や練習を優先してきた。そんないぶきが先月引っ越しをすることになった。いぶきと練習をともにしてきた保護者の方々のご厚意で、新幹線代のカンパが集まり、いぶきにもぜひ予選大会に参加してほしいと呼んでくれた。でかけるとき、いぶきが「うれしくて、胸が熱くなる」そう言っていた。本当にありがたいこと。感謝、感謝。ひびきはというと、転校してから3日頑張って学校へ行きました。でも朝起きれなくなって、また休んでいる。無理して頑張っていたんだろうね。熱まで出た。インフルではなく、一日で熱は下がったけど。自分の中の行けるかもしれない。頑張ろうという気持ちが焦りとなったのかもしれない。温かさを感じる学校、先生。期待が大きくなるにつれ、不安も大きくなったことだろう。昨日ひびきと二人夕飯を食べながら話した。でも私を見ようともしない。「顔をあげてひびき」「・・・」「あげられないの?」「・・・」このとき、私は悟った。やはり私がプレッシャーとなっていたのではないかと。ひびきにやさしく語った。いやがるひびきの手をのぎってひびき、お母さんに悪いなぁと思っているんだね。転校して、学校へ行けると思っていたけど、自分でも情けなくて、はがゆくて、悔しくて、それをお母さんに対して申し訳ないって思っているんだね。離婚してから、今までず~っと、お母さんに心配させないように、俺が支えようって頑張ってきたんだね。この8年間ずっとそうして頑張ってきたんだね。俺がしっかりしなくちゃって、心配かけないようにって。お母さん、忙しいし、大変だしって、話したいこといっぱいあったし、聞いてほしいこといっぱいあったのに、お母さんの機嫌や体調を気にして、自分のこと話さずきたんだね。ありがとう、ひびき。ごめんね、ひびき。つらい思いさせて、ごめんね。ずっとお母さん、気付かずにごめんね。ひびきを頼ってばかりでごめんね。ごめんね・・・ひびきの手を握り締め、泣きながら私は話していた。緊張していたひびきの手はいつしか和らぎ、ひびきの目から大粒の涙が落ちた。もういいんだよ、ひびき。これからはひびきのことを話してほしい。お母さん、ひびきのこと聞きたいの。ひびきの心が知りたいの。好きに生きて欲しい。自分の気持ちに素直になって欲しいの。悔しくて泣いたり、感動して泣いたり、怒って泣いたり、喜んで泣いたり・・・ひびきはいつしか感情に蓋をしてしまったんじゃないのかな。取り戻そうよ。お母さんと一緒に。外に出よう。学校じゃなくていい。手伝いしたりさ。体動かそう。そして、空を見よう。ひびき、空は広いよ。太陽はみんなを照らすよ。はじめの一歩を踏み出そう。お母さんが一緒にいるから。一人じゃないよ。いぶきもいる。3人でいれば、大丈夫だよ。やっと顔をあげてくれたひびき。そのまっすぐな眼差しを私は受け止めることができた。今月末で不登校を始めて丸1年になる。まだまだこれからだけど、ひびきが心の壁を自分から開くまで待とう。長い道のりだけど、なんだか気持ちが軽くなった気がする。ひびきとの距離が縮まった気がする。ひびき迷い苦しんでもがいている。新しい学校の教務主任も、力になってくれる。今登校刺激をすることはやめましょう。転校したことで、新たなプレッシャーがひびきくんにのしかかっているんでしょう。待ちましょう。そう言ってくれた。あ~人の出会いって不思議。こういう先生がいてくれてよかった。ひびきの気持ちを察してくれる先生でよかった。感謝の気持ちでいっぱいの11月になりました。
2009.11.22
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2か月もご無沙汰しました。本日仕事中(^^ゞ転勤してから2カ月が経とうとしています。早かったかなぁ~。通勤もなんとか慣れてきたという感じでしょうか。仕事もなんとなくこなすことができるようになってきました。とは言っても1年経って一通りのことをしてみないと何とも言えないけど。引っ越し日が31日と決まり現在は少しずつ積み上げられていく段ボールの中で過ごしている感じですいぶきは…運動会を9月に終え、来週から修学旅行となります。ドッジボールの練習ではお別れ会をしていただき、涙が止まりませんでした。胴上げしてもらったり、泣きながら6年生の友達と一人ずつキャッチボールをしたりと涙涙のお別れ会でした。スイミングの友達にも一人ずつプレゼントを渡し、お別れをしました。学校のクラスのお別れ会は26日です。考えるだけで泣けてしまうようです。現在の学校ではまだアルバムの撮影が終わっていなかったのですが、いぶきの転校が今月だということで、急きょクラス集合写真の撮影予定を早めていぶきと一緒に写真を撮ってくれました。これには私も感激でした。卒業アルバムは転校先のものは買わず、現在の学校のものを購入することにしていたので、とてもうれしく思いました。それからひびき…今も不登校のままですが、転校先の学校へ行ってから様子が変わりました。FAXで転校先の教務主任の先生にその日にしたことや考えていることなどを知らせているようですが、私には送ったFAXは見せてくれません・・・まぁ、いいんですけどねたまに先生からもひびき宛にFAXが届きます。勉強も始めました。苦手な英語を2年生の休み始めた頃・・・ちょうど1年前から一気にやっています。もちろん好きなPCの前でその転校先の教務主任の先生からいただいた初めてのFAXはひびきに見せてもらえました。「ひびきくん、FAXありがとう。何もしてないって書いてあったけど、すごいことしたじゃないか。こうして僕にFAXを送ってくれているんだから。FAXをもらえるとは思っていなかったから、びっくりしたよ。とてもうれしかった。FAXの内容から、ひびきくんが新たなスタートをするためにもがき苦しんでいることがよくわかったよ。ゆっくりでいい。焦らなくていいんだ。一緒にやっていこう。また手紙送ってね。」涙があふれました。うれしかった。何がどうなんて説明できないけど、とにかく、心が温かくなりました。実は中学校を訪ねたとき、ひびきはとてもイキイキと学校に対する意欲満々だった。帰りの車の中でも学校行けるかもと胸躍らせていた。私も期待する気持を抑えるのが大変なほどだった。でも、一日経って、ひびきから出た言葉は衝撃的だった。「俺、今までとおり、転校しても学校行かない。」そしてひびきの気持ちが語られた。俺は友達を傷つけた。ひどいことをした。なのに、転校したからってはい、それまで。今までのことはなかったことにして、楽しく学校へ行くなんてできない。しちゃいけないんだ。俺は楽しいことなんてしちゃいけないんだ。やりたいことをしちゃいけないんだ。友達苦しめておいて、俺が楽しむなんて…友達にしたことを後悔していた。今まで口に出すこともできないほど、苦しんでいたことがひびきの口から語られた。やっと語ることができたんだと感じた。よかった、語ることができて、許されたいんだと分かった。俺、いいの? ほんとにいいの? もう楽しんでいいの? 許してもらっていいの?と叫んでいるように思えた。私は言った。「今まで誰にも言えずに苦しかったね。つらかったね。でも、もう十分苦しんだんじゃないの? 1年間胸の奥にしまいこんで一人で抱えて苦しんだんじゃないの?誰もひびきを責めないと思うよ。もう自分を許してあげようよ。自分を傷つけるのはやめようよ。今度は自分のために、自分のやりたいことやっていこうよ。」先生からFAXが届いていたのは、この翌々日のことだった。ひびきがやっと自分から殻を壊してくれたのかなと感じたできごとだった。今では「今一番ほしいのは、学力。学力ほし~ぃ。学校の勉強ついていけねぇよぉ」「高校も行きたいし 大学も行きたいんだよ」と叫んでいます長くなりましたので、ここらへんで(めっちゃ中途半端)
2009.10.24
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ご無沙汰しました。転勤辞令が出てから、1ヶ月経ち、やっと前向きに転勤を受け止めることができたように思います。この一ヶ月職場の多くの方から励ましや応援メッセージと一緒に心温まるプレゼントをたくさんいただきました。私はここでみんなに生かされてきたんだとつくづく感謝の思いでいっぱいです。そして、子どもたちにも救われました。転校することを前向きにとらえ、進もうとしてくれた子どもたち、たくましくなったなぁと本当に支えられています。夏休み中に何度か引越し先を探しに出かけました。ちょっとした旅行でしょうか。ネットで探した不動産情報を頼りに場所を確認しに行き、不動産屋に間取りを確認させていただき、内装を見たり、何件か回りました。ラッキーにも現在住んでいる管理会社が管理している物件に当たり場所、内装ともに子どもたちもみな良いと感じるものがありました。いぶきとひびきと一緒に小学校まで歩いてみたり、中学校周辺を歩いてみたりとバス路線を確認したり、じっくり確認もできました。管理会社の会員なので、モニター制度を使うことができ、11/1入居と同じ金額で、9/15に入居ができることになりました。これなら、9/1から転勤先に通勤している間の2ヶ月間にも、たまに新しいアパートに寄って、掃除したり、土日に行って、荷物を少し運んだりできそうです。校区の学校の評判も悪くないようですし、肩の荷がおり、ホッとしました。あとは、仕事をがんばることと、転校の手続きや引越しの手続きを来月から少しずつ始めることですね。相変わらずのひびきですが、転校を機に新しい中学には通ってみると今でも言っています。また、友達ともお別れのパーティをカラオケボックスで開く計画を立てているみたいです。いぶきはドッジボールの大会で出場できないことが悔しいようですが、スイミングはすでに職場の関係のスイミングに予約入会できましたし(入会金が無料でした)問題なさそうです。あとは10月の運動会と修学旅行に行けば、晴れて転校ということになります。私は引継ぎに2日ほど行きましたが、引き継ぐ方も引き継がれる方もお互い不安がいっぱいで疲れます。通勤に2時間かかりますので、時間外勤務をすると真っ暗ですね。JRに乗り、新幹線に乗り換え、バスにのるという通勤スタイルに慣れていないので、通勤するだけでどっと疲れます。子どもたちに「かあさん、2ヶ月 もつか?」と言われるほど、引継ぎの日はゲンナリした顔をして帰宅したみたいです、私。でも、まぁ、子どもたちも元気だし、いいとするかぁぁぁ
2009.08.29
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本日はいぶきのことをご報告。1日~2日は、全国小学生大会「とびうお杯」が浜松市で行われました。古橋廣之進さんの記念館として建てられた水泳競技場 通称「とびお(TOBIO)」へ行きました。その2日に古橋さんが亡くなられ、びっくりしました。そして、2日後の4日には市の水泳大会があり、黙祷をささげました。ご冥福をお祈りいたします。さて、とびうお杯は全国レベルを見せ付けられる結果となりました。いぶきは、まさにピヨピヨと泳いでいたとしかいいようがありません。実力のある小学生の前では、魚のようにスイスイとはとても見えませんでした。でも、本人にとっては良い刺激になったと思います。実力ある小学生たちは、とても小学生とは思えない泳ぎでした。体もスイマーの体つきでしたし、スピード社の水着を着て、堂々としたものです。それでも、この大会にでることすら、夢のようだったいぶきにとっては、大会に出ることができたことが何より良い思い出になりました。そして、4日市水泳大会では200mメドレーリレー、200mフリーリレー、50mフリーと3種目に出場。予選を抜け、決勝に進出しましたので、50mを6回泳いだことになります。メドレーリレーではバタを泳ぎました。学校代表で出場した児童が10名(5、6年生)ほどいましたが、6年生とは言え、いぶきは一番小さかったと思います。競技順はメドレーリレー予選、フリーリレー予選、50mフリー予選、メドレーリレー決勝・・・50m決勝、フリーリレー決勝最初の4つは全て連続だったのです。昼を食べる間もなく泳いでいました。メドレーリレーの決勝では、予選のタイムの方が早かった。みんな疲れてしまっていました。そんな中、いぶきだけはあがり調子でした。確かにメドレーリレーのバタの記録は落ちてはいませんでした。ただ、50mフリーでは他校のライバルの子を意識するあまり、気が急いてしまったのか、0.4sで負けてしまい、決勝に進出はしましたが、惜しくも11位でB決勝となってしまいました。タイムもベストではありませんでした。(予選のタイムで1位~10位がA決勝、11位~20位がB決勝進出なり、そのタイムで順位が決まります)レース直前、ライバルの子と「絶対負けない」とお互いに言い合って火花を散らしていたそうです。よほど悔しかったのか、その後昼食は、だまってもくもくと食べていました。ちょっと近寄りがたい雰囲気でした。そして「調子は悪くない」と私のところに近づいてきました。「今度はベストで泳ぐ」そう言っていました。アップをしているいぶきの泳ぎを見て、私なりにちょっと気になることがあったので、それをアドバイスすべきか考えていると、自分から「ここをこうするように先生に言われた」と言い出しました。「気ばかりが焦って、固くなったかな、でも今度はベストでいけるね」と声をかけると、「うん、必ず出す!」やっと笑みがこぼれました。そして、50mフリー決勝。いすに座っているとき、1コースから順に小学校名と名前が呼ばれます。「いぶき~ しっかり~」と大きな声をかけました。それに答えるように頭を下げてから、手を振るいぶき。落ち着いていました、集中していることがわかりました。結果は・・・いぶきがゴールしたとき、歓声がおきました・・・1位でした。ラストの15mでぐっと伸びるいぶき独特の泳ぎ。ベストタイムでした。でも、電光掲示板を見守るいぶきの顔に笑顔はありません。A決勝の結果を見るまでは・・・A決勝が始まり、ライバルの子が泳ぎます。0.4s差で負けた悔しさ。そして、結果を見て・・・やっといぶきに笑顔がこぼれます。A決勝の8位~10位よりもいぶきのタイムが上でした。もちろん、ライバルの子よりも。AB決勝の結果がタイム順に電光掲示板に映されます。いぶきの名前が7位にありました。観覧席にいる私に手を振ってくれました。満点の笑顔で。小さい体がとても大きく見えた瞬間でした。大きくなったな・・・その後のフリーリレーではメンバーの子らに「死ぬ気で泳げ」と檄をとばしたそうです。結果は3位、よく頑張りました。疲れてみんなヘロヘロでした(^^ゞ出場したみんなで集合写真を撮り、良い思い出になりました。帰りの車の中で、「死ぬ気で泳げって言ったけど、みんな疲れていたのわかったから、あぁ、俺がやるしかないなって思った。俺だって疲れてたけどさ。ホント死ぬ気で泳いだよ」最後のフリーリレーでもベストタイムとは行かなかったけど、1秒プラスのタイムで泳いでいたいぶき。言葉どおりでした。苦手なバタもこの日のラップはベストタイムを更新し、3秒縮めていました。気持ちって大切なんだなって感じた一日でした。とても長い一日だったけど、すごく楽しませてもらった。そして、来週は4日間の地獄の合宿が始まります。・・・が・・・本人は宿題もやらずに、毎日毎日ネットゲしてます(-_-;)これがあのキリリとした表情でレースをした同一人物なのかと呆れてしまいます・・・ま、いいっか! いぶきの部活動が終了しました。
2009.08.08
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昨日、ひびきの三者面談の日でした。面談の日を決めたとき「もし本人が行きたくないようなら、学校へ電話します。」と先生に話しました。先生は「そうなったときは、ご自宅にうかがわせてもらいます」とおっしゃってくれました。結局のところ、そんな心配は必要なく、シャワーを浴びたひびと、昼ごはんを食べて、一緒に出かけることができました。久しぶりに着た制服のズボンが妙に短くって笑ってしまいました。1時間ほど先生と話をしました。いろいろな配布物をいただき、今後の進路について話が及びました。「今後はどんなふうに考えてる?」「何も考えていません。このままでいいかなと思っています。今は何も考えられないです。高校へ行くとか大学へ行くとか。」「ずっとこのままなのか? お母さんだってずっと生きていないぞ。何かやりたいこととかないのか?」「その時(私が死んだとき)には、これからどうするか考えると思います。遅いかもしれませんが。でも今は何もないです。」こんなやり取りをしました。私はだまってずっとやり取りを聞いていました。ひびきが頼もしく感じた。今まで、ずっと立派な受け答えをしてきました。立派な考えを持っているね、しっかりしているね、と言われてきました。それは、相手の顔色を見て、そういわれることを想定した答えだったのです。こういうことを言えば、ほめられる、相手が望んでいる答えはこういうことなんだろう。そうやって過ごしてきた。そして、それが「ひびき」という人物像になっていた。でも、それは本当の「ひびき」ではなかった。「違う、違う、これは俺じゃない。でも、じゃあ俺って? ひびきって何をしたいんだ? 何を望んでる? 俺って誰だ?」きっと、そう叫んでいたことでしょう。今ここにいるひびきは、自分を探しているひびきです。先生の質問に対して「高校に行こうかとも考えている」「パソコンが好きだからそういう仕事に就きたい」「行けないかもしれないけど、行きたいと思っている」なんとでも答えられただろう。でもそれをしなかった。自分の言葉で、自分の今の気持ちを正直に答えた。私はそれが嬉しかった。嬉しくて嬉しくて、聞きながら泣けそうになるほどだった。だって「わからない」っていう答えが今のひびきには一番適当な答えだと思えるから。そのことを先生にその場で伝えた。そして「ひびきのこと、大丈夫だと思えるようになりました。きっといつか自分を見つけて進んでいってくれると思っています。」そう付け加えた。その後は高校の体験入学の申し込みについて話をした。転勤の話もした。たがら転勤先の高校のオープンスクールも申し込みをしたいと告げた。ひびきもそれには賛成してくれたから。高校に行きたいなんて気持ちはない。でも行って体験するのも悪くない、そう思ってくれたようだった。高校の体験入学に行くまでに髪を切った方がいいぞと先生に言われたことが気になったのか、帰り道「髪を切りに行く」というので、美容院に送っていった。ひびきの晴れ晴れとした、自信に満ちた顔がとてもまぶしかった。「この子は大丈夫」それは確信に変わった。転勤も、引越しも万事うまくいく気がした。ひびき、ありがとう。とても充実した時間が過ごせたよ。
2009.07.31
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とんでもないことになってしまった・・・転勤辞令が出ました・・・・9月から転勤です。青天の霹靂ってのはこういうことを言うんだよね。転勤あるのは知っていたけど、希望なんて出してないし、内示が出て、一日おいて、公示だなんて。。。いくらなんでも無謀だ(T_T)通えない場所じゃないけど、朝は5時半。帰りは20時だよ。家庭崩壊じゃ・・・引越しを考えなくてはいけない・・・いぶきの修学旅行が10月末にあるのに・・・何から考えていいのやら・・・そういえば、車買っちゃったし・・・納品まだだけど・・・頭真っ白だぁぁぁぁ・・・泣ける・・・
2009.07.27
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嬉しいことがあったので、ブログに書いちゃおう(*^_^*)先週ひびきと今後の話をしました。1. このまま2. 働く(アルバイトでも正社員でも)3. 全日制高校に進学4. 定時制高校に進学5. サポート校に進学6. フリースクールに通うざっとこんな感じでしょうか。ひびきは働くのもいいなと言ったことがありますが、結局のところ、「学校行かない=働く」という短絡的な考えだったこともわかり、そういう方法もあるということで、3~6について話をしました。話をする際、現在全く勉強をしていないこと、内申点を当てにできないことは全く話をしませんでした。それはまた後で考えることにしました。4.定時制は働きながら夕方から学校へ通う。ただし、4年間。全日制の高校に行っている友だちとはなかなか遊べないかもしれないねと話をしました。5.サポート校は高校卒業の資格を取得するため、通信制の高校にも入学しなければなりませんから、お金がすごくかかるという話をしました。でもこの地域には3校ほどあると伝えました。その1つの学校から資料を取り寄せたので、それを一緒に見ました。3.全日制はまぁ、だいたい想像はつくと思うから、特に話はしませんでした。6.フリースクールについては、公立高校などとは違うので、こちらもお金はかかります。でもここは全くのフリーで、何をしていてもいい。いたって自由で、小学生から高校生、20歳くらいまでの子が通うことができ、3校くらいあることを話しました。それぞれホームページで確認することができるから時間があるときに見てみてねと。特にフリースクールのブログは様子が写真付きでよくわかるとよ。それから一週間が過ぎ、私はひびきに「ホームページ見てみた?」と聞きたくて、うずうずしていました。今日聞こうか、明日聞こうかと・・・でもぐっとこらえました。こちら促しても、本人が興味を持ってくれなくては、本人から行動しないということは、まだそういう時期ではなかったのかも、そう思って、焦る気持ちを抑えてこらえました。そして、昨日夕食の時間、「ブログ見たよ、フリースクールの。レコーディングさ、俺ボーカルできるかな」そう言ったのです。ひびきが見たというフリースクールは駅前でライブをやったり、CDを発売したりして、音楽に力をいれているところだったのです。「やった!自分から動いた」そう思いました。「できるかもね。レコーディングの機材とか本格的だったもんね。ゴスペルとかも練習してるって書いてあったね」と私は話しました。そして「8月に見学に行ってみようか」と聞いてみると「うん、いいよ」と。快い返事がありました。すごく嬉しかった我慢してよかった。自分から行動してくれたことが本当に嬉しかった。この「待つ」ってことがだいぶできるようになったかな。待つことの大切さ、ひびきに教わったことだ早速8/5に予約をしました。8/7は既に中学でまとめて申し込みをした全日制の高校の一日体験入学です。8月がくるのが楽しみになりました。さて今度は本当に見学に行けるかどうかです。ひびきがどんな行動をとるのか楽しみです。行けるかな?行けないかな?行けないときはどんな言い訳をするだろう。言い訳はしないかな。行かないからって、もう焦る私はいません。またひびきと一緒に考えていきます。
2009.07.22
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いぶきがスイミングをさぼっているとブログに掲載しましたが、結局1週間さぼって、水曜、金曜とスイミングへ行き、日曜日に大会がありました。結果は100フリは2秒縮めて、ベストタイム。小学生の部で6位入賞でした。また、200個メは5秒縮めてこちらもベストタイム。6位入賞とはいきませんでしたが、8位でした。なんとも練習もやらずに、良い成績でした100フリは目標にしていたタイムをクリアできました。なかなか越えられない壁でしたが、2秒も縮まるとは思いませんでした。200個メはライバルの子は4位。いつもはバタと平で差が広がるところですが、そうなることなく、維持できたので、良かったと思います他のスイミングのお母さんたちからは、体調が悪いかと心配してたけど、大丈夫だったの?と、さらに子どもたち同士でも、いぶきは練習にたまに来ても、サイクルについていけるし、ベストがでる・・・どうしてだろうと言われています。私もよくわかりません。ただ、本人が水曜にスイミングに行くとき、「あ~ よく休んだ」と言ったのです。疲れがとれたから? そうなのかな。本当によくわかりません。ベストタイムが出たものだから、また泳ぐことが楽しくなったようで、今週は月曜もはりきって、スイミングに行きました。もちろん、月曜の新聞には6位まで名前が掲載されています。100背には出ませんでしたが、いぶきのベストタイムから言うと4位かもしかしたら3位に入ることができたかもしれません。それがわかり、俄然やる気もでてきました。なんせ3位以上は表彰台に乗って、その場で表彰してもらえるのですから。嬉しいですよね辞めるのかと思うような発言もありましたが、なんとか今のところは自分でケリをつけて、スイミングに通えているようです。今度は8月1日2日の「とびうお杯」に向けて、ベストの状態になるように体調管理をするのみです。背筋と腕立て伏せもなんとか続いています。無理することなく、続けてくれたらいいなと思います。あの北島康介も小学生のときはそんなに目立つ選手ではなかったそうです。とびうお杯にはもちろん出場していたそうですが。それから同じスイミングに通うエースとも言える中学生の選手のお母さんからは、小学生のころは、やっととびうお杯に出れた程度で、練習もいやいややっていたそうです。中学生に入って、体も大きくなってきて、タイムが思うように出すことができるようになって、初めて楽しさを知ったと聞きました。それからはもう練習をいやと言うことはなくなったそうです。今では海外練習に招待されるような、毎回大会新を連発するような選手です。いぶきにもそのような話を聞かせます。体が小さいことを言い訳にしない。練習するときには自分に課題を与えて、限界まで追い込むような練習をする。そして休みたいときはしっかり休む。自分の体は自分が一番よくわかっているのだから、疲れを感じたら自分で調整して休む。「超回復」という言葉をご存知でしょうか。スポーツは科学的に進化しています。根性だけではすまされない科学的根拠があるようです。小学生に過度なスポーツをすることで今児童のスポーツ障害が増えているそうです。小学生のうちは、いろんな筋肉をつけるといいといいます。だからスポーツを固定しない方がいいとも。だいぶ前になりますが、めざましテレビで期待のジョッキー、競馬の旗手が取り上げられていました。その子は小さいころからジョッキーになるために、水泳を始めとするいろんなスポーツをしたそうです。なるほどそういうことなのかなと思いました。 小学生に超回復なんて法は必要ないのかもしれませんが、ま、知識としていぶきには話をしました。今は楽しいと感じながらスポーツをして欲しい。嫌いにならないで欲しいと思います。 「今日は部活があるよ、いってきま~す」と元気にプールバックを持って出かけるいぶきを見るとホッとします。
2009.07.15
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いぶきが先週一週間スイミングを休みました。学校では水泳部の活動が始まっています。月水金日はスイミング18:30~20:30、火木金15:00~17:00は水泳部というように、ほぼ毎日が水浸りです毎日では疲れるので、適当にお休みを取っているのかと様子を見ていましたが、先週は全くスイミングに行かなかったのですそれでもスイミングの時間になると「面倒だな」「あ~やめよ」「でも、行くか」「行きたくないなぁ」とブツブツ念仏を唱えています。私は全く知らぬ顔をして、食事の支度をしています。そのうち「やっぱりやめる」と言ってソファに腰を下ろします。水泳部の活動は休むことなく参加しています。何でしょうね。疲れているだけではなさそうです。きっと自分の中で考えていることがあるのでしょうね。「どうして俺スイミングを選んだんだっけ?」と。「小さい頃スイミングを始めたから、なんとなくそれを続けただけなのかな」「別に他のことでもいいんじゃないかな」と自問自答していました。確かに2歳の頃からスクールに入ったので、そのまま継続してきた結果といえばそうです。「自分がスイミングをやっている理由」それをふと考え始めたんですね。アイデンティティの確立ですよね。自分って何がしたいのだろう。自分って何だろうって・・・スイミングをする自分は、自分が望んだ自分だろうか。お母さんに言われてやっているのか、自分がやりたいのだろうか・・・既に母に言われて動く自分を「ださい」と感じているいぶき。自分の意思で何でも決めたい。じゃあ、自分の意思って何? 自分って何がやりたいと思っているの?学校の宿題をやろうかやめようか、早く寝ようか、見たいテレビを見るために起きていようか、毎日がいろんなことの葛藤のようです。ひびきの時はこういうことを感じ取ってあげられなかったなぁと反省するばかりの私です。さて今週のいぶきはどうでしょう。スイミングに行くかな。
2009.07.06
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家に帰ると、ひびきが起きていて「おかえり~」と元気に出迎えてくれた。学校には相変わらず「いやだ。行きたくない」と言う。学校復帰は半ば諦めている。高校に関しては自分の中で迷いもあるようだ。夏休みの一日体験には一応申し込みをした。私とすれば、今の状態で高校へ行っても同じことの繰り返しになるのではないかという考えもある。 今のひびきは、気ままに過ごしているだけだと感じることもある。でもこの「気まま」が大切なんだとも考える。気ままにできなかった本人にとっては、この気ままを貫くことこそ、自分を見つける方法の一つなのかもしれない。もちろん、当の本人はそんなこと、まったく感じてはいないと思うが・・・全く問題のないと思われるひびきを見ながら、じゃあなぜ学校へ行けないの?と焦る気持ちもなくはない。だって問題がないなら、学校へ行けるはずじゃないの?と。でも、学校がひびきにとっては合わない社会集団だとしたら? 違う方法もあるんじゃないの? とも。毎日毎日、これでいいの? これでいいんだの繰り返し。ブログでこれでいいと書きながら、これでいいの?と思う自分がいる。どちらも私。迷う私が本当の私。迷っているということが分かっている。そう、いつも迷っている。これが私。迷う私でいいんだ。いつもここに至る。人格心理学で「カタり」ということを学習した。語る私と語られる私。なるほど、同じ私なのに、二人いる。そして、二人いるけど、同一の私。不思議・・・だから、語る必要があると。「語る」という不思議な魔法。語ることで自分を知る。語ることで新たな発見をし、気付く。この魔法はとても効果的なんだ。だからカウンセリングなんだ。語る練習なんだな。話し合うというより、語り合う。夫婦でこれができたら、きっとカウンセリングなんていらないのかも・・・な~んて離婚している私が言う台詞ではないか(-_-;)さて、土曜日にその語りを行って来た。カウンセリング。今回は迷いを語った。最近すごくパソコンでのゲームにはまっているひびき。今までももちろんゲームばかりだったが、さらにすごくはまっている感じがする。スカイプも前からやっていた。でもなんだかすごくのめりこんでいる気がする。先生にそのことを話してみた。何か私に働きかけをして欲しいの望んでいんるでしょうか。私でなくとも誰か何か外部から・・・例えば背中を押して欲しいようなそういう訴えなんでしょうか。そして、最近のひびきの様子を話した。起きてきていきなり、2時間ほどかけて、ギャルゲーで気が付いたことを語ってくれたこと、彼女と別れたこと。 そして、私と言い合いをしたこと。言い合いの発端はパソコンをひびきが独占して、いぶきも私もなかなか使えないから、少しは変わって欲しいと言うことだった。それに対してひびきの答えは、「無理無理無理!約束なんてできない」と突っぱねた。いこじになったひびきは「どーせ俺じゃ約束しても守れるかわかんないから」と。私はその「どーせ」という言葉に切れた。「どーせって何?」と言い合いとなった。そして、「やってみなければわからない。だから、やってみればいい。そう言われてやってみたけど、結局何もわからなかった。だまされたんだ。やってみればわかると言われてだまされてきた。そして今の俺がいるんだ!」大きな声で泣き叫んだひびき。肩を揺らした嗚咽。そうか、それがひびきの思いだったんだ。嬉しかった。ひびきの肩を抱き、大泣きしているひびきに「ありがとう。ひびきの気持ちを言ってくれて、母さん嬉しい。ひびきのそういう気持ちが母さん知りたいんだよ。ありがとう。」続けて「パソコンのこと、本当は交代してあげてもいいかなって思っていたんじゃないの?でも、無理って言ってしまったら、引っ込みがつかなくなって、意地を張ってしまったとか・・・ん?違うの?」と言うと、「なんで分かるんだよぉぉ」と泣いているのか笑っているのか、顔がもうぐちゃぐちゃだった。しばらく泣きつづけたひびき。肩をさすったり、頭をなでたり、ひびきが泣き止むまでず~っとそうしていた。泣き止んだとき、小さな声でぽつりとこう言った。「いつまでも母さんじゃな、こういうことを語れる友達を見つけなくちゃ」カウンセリングの先生は、「すごい進歩ですね。もうすっかり気持ちが外へ向いていますね。パソコンに夢中なのは、その証拠です。向き合いたいことが大きいとき、人はとりあえず違うことに夢中になり、向き合わなくてはいけないことを横においておいて、エネルギーを溜め込むことがありますよね。お母さんだったら、仕事に夢中になってしまうとかね。それです。外に向おうとしている。それをする前にパソコンに夢中になり、外へ向うエネルギーをためている。パソコンで自分を試しているのかもしれません。本当に自分をどれだけ出せれるか、出したときの周りの反応はどうか。お母さん、きちんと正面からひびきくんと向き合えましたね。逃げずに頑張りましたね。大丈夫です、パソコンのことも心配いりません。今が待ちどきです。焦らなくていいと思います。自分のペースがあると思いますから。ただ、パソコンは家族みんなのものですから、お母さんも我慢せず、使いたいときには使いたいと言い合いをすればいいんです。お母さんがひびきくんの気持ちがわかっているとフォローできたことはとても良いことでしたね。ひびきくんは、お母さんを全面的に信頼し、言いたいことを言ってもいいと肌で感じたと思います。今度はいよいよ外に向おうとしていますよ。」はぁ~ そうだったんだ。パソコンに夢中になっていた意味がよくわかった。なるほどなるほど。ギャルゲーもすごいが、ひびきもなかなか頑張っている。(ギャルゲーは、ギャルがやる恋愛ゲームだと思っていたけど、よくよく聞いてみると、男の子がやる恋愛ゲームで、女の子を恋愛対象として選ぶゲームのことのようだ。ギャルを選ぶからギャルゲー。逆に男の子ばかりが出演するゲームもあるらしい。全然違ったし・・・(^^ゞ)先生に、その後食事のことを話した。最近のひびきは昼夜逆転は変わりないけど、夜中に自分でそうめんをゆでで食べたり、ご飯をたくさん食べる。レンジでチンはもちろんだが、簡単なものはフライパンを使って作ったりもしている。「それは、生きる力を身に付けた証です。これが気を利かして、お母さんがひびきくんのためにおにぎりを作っておいておいたりすると、押し付けがましくなってしまうんですよ。ご飯を作らなくていいというわけではないですが、ひびきくんのために特別なことをする必要はありません。必要なら彼が要求してきますから。」そうなんだぁ。朝起きると食器が山のように置いてあったりする。がっつり食べているらしい。そして、昨日からまた朝の散歩が始まった。前にも朝の散歩へ行っていたことがあるが、ここへ来て久しぶりのこと。もちろん徹夜明けだが。ひびきに「うっせぇなぁ」と言われた。この間は「うっせぇって言っているだろ!」とすごい顔して言われた。私はびっくりしたけど、うれしかった。(別にMではありません(^^ゞ)思春期を迎えた中学生なら、お母さんをうるさがるなんて当たり前のことですよね。だからすごく嬉しかった。ひびきも私を信頼して、私にはうるせぇとか、ババアとか言っても許されると、そんなこと言っても決して離れていかないと、信頼してもらえたのかなぁと。そう思うと嬉しくて。もちろん「親に向って、くそばばあ?」とたとえ私が怒ってケンカになっても、いいんだ。きっと、正面から向き合える。何事もなかったようにまた明日を迎えられる。許しあえる。子どもの反抗をこんな気持ちで受け止めることができる自分にびっくりです。そして、ただただ、子どもの未知なるエネルギーに感謝と驚きです。また有意義な1時間半を過ごしカウンセリングを後にしました。
2009.06.23
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昨日は、いぶきのスイミングの朝練7:00~9:00を近くの高校の50mプールで終えてから、父の歌声を聞きに行きました。というもの、実家の近くの多目的ホールで演歌歌手の3周年記念イベントがあったのです。地元の方が100名ほど出演するもので、そう、お披露目会、発表会みたいな感じでしょうか。父はカラオケが好きで、ある会に所属しています。ですので、何度かこういう会には出場しているのですが、なかなか見に行くことができませんでした。 昨日はいぶきのスイミングの大会もなく、ひびきも暇していたので、見に行くことにしていました。結局ひびきは起きられず行きませんでしたが いぶきと二人で見たのですが、父の出番の少し前に地元のジャズバンドの演奏があり、それがとても上手で楽しかった。見ながら、ひびきを思い出した。そもそも吹奏楽を始めたきっかけ「スイングガールズのようにジャズをやってみたい」。だから、ジャズバンドの演奏会をちょこちょこ見に出かけていたひびき。ひびきが吹いたいたトロンボーン。ひびきも大人になって、こんな風に楽しんで吹けたら、どんなに楽しいだろうかと・・・ そして、父の久しぶりに聞く歌声。明るい舞台の上で見る父は、とてもとても小さく見えた。昔一度見た、もう20年ほど前だろうか、そのときは父がとても大きく見えた気がした。相変わらず、スーツ姿の似合う、歌の上手な父がそこにいたが、年をとりとても小さく見えた。 若いころから音楽が好きで、自らトランペットを吹き、ジャズを演奏した。社交ダンスも得意で、ダンスを教えたこともあったようだ。家にあるたくさんの音楽レコードはまだ今も残っている。私が子どものころ、レコードをかけ、母と一緒に狭い部屋をくるくると回りながら、ダンスを披露してくれた。意外な父の姿だった 父の歌を聞きながら、いろいろ思い出された。しばらく他の方の歌声や踊りを干渉し、父に一言。「かっこよかったよ」素直に伝えた。いぶきも「おじいちゃん、かっこいい。俺も歌いたくなった」と言って父を喜ばせてくれた。ひびきにも来て欲しかったな。 その後、甥っ子のバスケの試合を見に体育館へ行った。第一試合が終わり、圧勝。次の試合に勝てば県大会に出場だそうだ。次の試合は見れなかった。いぶきの夕方のスイミング練習の時間が迫っていたから。でも甥っ子の可愛い顔を見たら、なんだか嬉しくなった。義弟はそのバスケチームのコーチをしている。中学、高校とバスケを続け、社会人になっても今なお、チームを作って、選手として活躍している。いぶきは16:00~18:00までいつものスイミングスクールで練習。朝も夕方もでさすがに疲れたかな。夜は9:30には寝ていました小学校の水泳部の活動も始まり、毎日毎日水泳漬けとなりました。ウルトラマンになる日も近いです(*^_^*)
2009.06.15
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わからないって答えを得るとさ、考え広がるよな。○か×か、それ以外の答えがあるって、俺、気が付いたよ。わからないが答えになるって思わなかった夕方起きてきて、いきなりひびきが語り出した。やっぱり、待ってるだけじゃダメだ。自分から動かないと。こうしてゆったり、気ままに家にいるのも悪くない。ちょっと照れるけど、言わせてもらうよ。俺は家で母さんといぶきと一緒にいるのがすごく楽しいというか嬉しいんだ。ホントだよ、照れるからなかなか言えないけどな。でもさ、楽しいことって家にいて当たる確率より、外に出て当たる確率の方が高いと思うんだ。確率は上げたいよな楽しみたいからさ。だから、待ってるだけじゃダメだと思うんだ、外に出ないとさ。俺はさ、小学校6年のころ、どうしてあんなに楽しかったのか、リーダーをする立場だったけど、どうしてみんながついてきてくれたのか、不思議なんだ話し合いが楽しかった。クラスで何をするか、どうするかを決める話し合いなんかは、自分の意見が言えた。でも反対意見や他の人の意見を聞くのも好きだった。話し合い自体が好きだった。反対意見だからそいつを嫌いになるとかなかった。逆に無関心なやつがいやだった。本気で言い合いした。そうだ、俺も本気だった。本気だったんだ。中学へ入ってから、すごく他人の目が気になった。本当の自分が出せなくなった。くだらないと思うことでひどく落ち込んだし、ひどく後悔もした。人の名前呼び間違えただけで、ひどく自己嫌悪した。たった1回の遅刻をずっと引きずって後悔した本当の自分を出したい。今のクラスで少しずつ出していきたい。給食食べに行きながら、練習したい。担任の先生に電話して、話しておきたい。今までの俺と違う俺を見て、どうかしたのかと思われたらいやだからさ。先生には俺が今どう考えているかを伝えておきたい。知っていてもらった方がいいと思うんだ。俺さ、恋愛も悪いけど、俺には選択権がないと思っていたから、俺のことをいいと言ってくれた人と付き合った。それに、断ると相手に悪い、相手を悲しませると思った。でもさ、一番いけないことは、偽りで、嘘で付き合うことなんだ。相手に失礼だよな。ぶっちゃけ、中学生が付き合うってのは、何ができるんだってこともあるけど。学校とは違う顔を見てみたかったり、私服はどうだろうって興味があったり、中学生じゃ遠出もできないし、狭い範囲だけどさ、出かけてみたかったり。そういう中で相手を知りたいし、好きになりたい。俺さ、マリと別れた何も聞かないでこんな感じでしょうか。他にも俺ってことを出したい、俺はみんなとは違って、俺なんだ。みたいなことも話してくれた。私は相槌を打ち、ひたすら聞いた。そこにはまぎれもなく、男のひびきがいた。そう、大人のひびきが。自分の考えを述べ、自信に満ちた1人の男。子どもって、すごい!このエネルギーはどこからくるのか・・・そして、最後に「昨日ギャルゲ(ギャルがやるゲーム)をしながら、思ったんだよ。」またまたギャルゲかよ!きっと等身大の自分がいるんだね恋愛ゲームみたいだけど、登場している人物の心の動きなんかを通して、考えるところがあるんだろう。あなどれないよね、ゲームもさ。ひとしきり、話した後、ご飯をさっさと済ませ、いつもどおりスカイプしながら、ネトゲにいそしむひびきでした
2009.06.05
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ここのところ、特に変わったこともなく過ごしています修学旅行から無事に戻ってきました。インフルのこともあり、戻って土日をはさんだ4日間は自宅待機となりましたが、何のことはない、みんなでうちにたむろして大いに盛り上がってゲームしていました。カラオケまで行ったりして・・・それでもインフル発生の報告もなく、みな通常どおり学校へ行っています。もちろん、ひびきを除いて・・・さて、いぶきはというと、スイム仲間、一つ年下のたつやがスイムを辞めました。私は毎回の練習を見には行かないので、わかりませんでしたが、先月終わりくらいから、たつやはよくコーチに叱られていたそうです。ふざけていたのかわかりませんが、タイムが遅すぎると叱られ、叱られるとタイムが回復し、コーチから言われる前からきちんとやれと叱責されたり、指示をよく聞いていなくて、違ったことをしていて注意を受けたりとこんなところでしょうか。そして、先週の土曜日、とうとうコーチから帰れと言われ、プールサイドでたったまま、2時間近くをすごし練習を終えましたコーチとたつやの両親とたつや本人とで話し合いが持たれ、月曜、たつやのママからメールが届きました。「練習の邪魔になっていた・・・私も限界でした」と綴られていました。詳しいことはわかりません。いま書いている内容もいぶきに聞いたり、たつやママからたまに聞いたりする程度の情報なので、特にたつや本人がどう思っているのかは全く分からないままです。子供同士だけではなく、たつやママとは私もとても仲良くしてもらっていたので、残念でなりません。たつやといぶきは同じ時期に育成コースに入り、同じ時期に準選手コースにあがり、いつも一緒にやってきた仲間です。「私も限界でした」というたつやママの言葉は何を意味するのか・・・考えてしまいました。叱られるわが子を見て、もうやめていいよと思って見ていたのか、頑張れ、頑張れってそれに疲れてしまったのかわかりませんが、何か引っかかる。いぶきはというと、これが、結構さっぱり。んー仕方ないよ。とだけ。いぶきの後ろをいつも追いかけていたたつや。そのたつやがいなくなり、淋しくないのかと思ったけど、今のいぶきにはたつやではなく、もっと上しか見えてないようだった「速くなりたい」「楽しみたい」。同級生の自分より速い友達を抜くことを目指し、もっと速い目標をたてている。たつやはそうではなかったのだろうか。たつやはみんなといることが楽しかった。練習するのはみんなといれるため。遅くなれば、みんなと一緒に練習ができなくなる。ただその一心だけではなかったか。もちろん、自分が速くなれば嬉しいだろうが・・・時間がとれれば、たつやママと話をしてみようと思う。明日は中学校の部活参観と懇談会があります。ひびきは不登校なので、行く必要もないのですが、中学から、小学6年生宛に「是非、この機会に部活を見てみませんか?」とお誘いがあり、いぶきは行く気満々です。水泳部も見学したいけれど、陸上部やバスケ部なども見てみたいと言います。ひびきの知っている友だちも多くいますから、違った一面を見たいのかもしれません。朝7時半から9時半まで50mプールを借りて、朝練があるので、練習後そのまま中学へ行く予定です。今週は、久しぶりにまさきと4人で食事に行く機会が多く、月曜には回転寿司へ、昨日は家の近くのよく行く天婦羅屋さんへ行きました。いつも行く回転寿司は、安いので月曜だというのに、人がわんさといて、待ち時間が1時間以上だというので止めて、全然別のところを探して行きました。安くはなかったけど、さすがにネタがよかった寿司屋なのに、まさきのおつまみになるものも多くて、みんなのお気に入りになりました
2009.05.29
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土曜日にカウンセリングを受けてきました。1ヶ月半ぶりとなり、た~くさん話してきました。4月になり新しいクラスになったこと、担任が私の高校の先輩だったこと、ひびきが3回学校へ行ったこと、ひびきが話してくれたこと、修学旅行のこと等等・・・ブログでもひびきの発言をいくつか掲載していますが、その中で先生のお話を聞いてなるほどなぁと思ったことがあります。ひびきが修学旅行に行かないと言ったときのことです。ひびきは私に「行きたくないから、行かない」と言いました。そのことについて「それは大きいことでしたね。いくら考えてもいきたくないという理由しか思い浮かばなかったのでしょうね。今まで何に対しても相手が納得するような理由を考えてきた。基準は相手がどう思うかだったんですね。」そうだったんだ、いつも相手のことを考え、相手がどう思うかを考えてしまっていたひびきにとって、自分の気持ちだけで理由にすることは許せなかったんだ。なんとなくいや、なんとなくいい、いやなものはいや。それだけで十分理由になるはずなのに。さらに先生は続けます。「自分の気持ちを伝えるというのはコミュニケーションの基本ですね。ひびきくんは今まで自分の気持ちが10あるとすれば、10伝えずにきた。この状況なら4出せば相手は納得してくれるだろう、だから4しか出さなかった。4伝えられた相手は、それがひびきくんの10(全て)だと思い込み、納得し、ひびきが満足していると勘違いする。ひびきは残りの6を心にためてしまう。そしてこれがストレスとなる。これを繰り返してしまったのでしょう。でも自分の気持ちを全て10出して、相手も10出して、その中で6:4か、7:3か、5:5かを話し合いで決めていく。折り合いをつけていく。これがコミュニケーションです。ひびきくんもだんだんそれができてくるでしょう。自分でそのことに気が付いたんですから。自分の気持ちを出すこと、伝えることは良いことなんだと肯定できるでしょう。本当に大きな一歩でしたね。」なるほどぉ目からうろこでした。そういうことなんだ、素直な自分を出すこと、わがままな自分、わがままと言われてもいい、それが自分なんだと出すことができる、自分で自分を認めることができること、それが自尊心となるのだと。だからこそ、相手を思いやることができるんだ。いろんな思いをしている人がいることを知り、折り合いをつける方法を学んでいくんだ。こうして考えると、小さい子どものわがままがとてもとても愛おしく思える。幼児のわがままはそれはそれで大切な時期なんだ。わがままを出すことを経て、折り合いをつけることを経験し、相手を思いやり、協調性を養う。ひびきは協調性の方が先になってしまったのかな。小さい頃、手のかからない子どもだったことを思い出す。聞き分けのいい子だった。放送大学の学びの中で、今週の「基礎教育学」で、家庭教育のことを学んだ理論的なことだがそういう考え方もあるんだと理解できる。学校の社会的役割についても学んだ現状を踏まえた上で、学校でいったい何が起こっているのかを知りたい。明日からひびきの学校では修学旅行です。大阪がインフで大変なので、大阪には止まらず奈良に宿泊に変更したため、キャンセル料が発生したそうです。追徴の連絡があったようです。みんな気をつけて、十分楽しんできて欲しいと思います。さて、いぶきはというと、昨日の水泳大会で、100mフリ、200m個人メドレーに出場。100フリはまたまたベストタイムでした。これは本人も喜びましたね後半50は強気の泳ぎで攻め、2位と3秒近い差を付けました。200個メもベストタイムでした。ところが自分の目標としていた種目ごとのラップで、ブレが思うように伸びず、納得いかなったみたいですレースが終わってから、ラップを見せてと私のところに来て、ラップを眺め、そのまま動かなくなったいぶき。自分ではもう2秒ほど縮まっていたはずのタイムだったのでしょう。次の大会は6月の半ば。来週からは朝の強化練習が週末行われます。8月のうびうお杯に向けて長水路(50m)での練習です。高校のプールを借りて行います。次の大会に向けて、次の目標を定め、もくもくと練習するいぶきを見守ります
2009.05.18
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今朝、修学旅行にはひびきは参加しない意向を伝えました。月曜の家庭訪問の際、そろそろ結論を出すことにしていました。予測はしていたことなので、がっかりとか残念とかは私の中ではありませんでした。昨夜ひびきから「俺、行かない」と聞いたとき、「何か理由ある?」と聞いた。理由なんてなんでもよかった。どういうふうにそこにたどり着いたか聞きたかった。すると「俺の中では行く理由がない。行って修学旅行を体験する事が大事なのもわかる。じゃあ人は全てにおいて経験しなくちゃいけないのか・・・経験しなくちゃ何も分からないのか。実際全部が全部経験できるわけもない。」そう言った。そして「じゃ行かない理由があるかって・・・ない。行きたくないが理由。それでいいじゃんって思えた。行きたくないから行かない。ただそれだけ。」「行きたくないのね?」「うん。行きたくない。俺さぁ、経験することが大切だって思い込みすぎて、何でも引き受けたり、頼まれたこと断らずにきたことが多かった。でも流されてよくわからなくなった。エレベータに乗ってどんどん上に上っていった。俺の意思とか関係なしに。それで・・・俺エレベータに閉じ込められた。止まっちゃった。」「今は? エレベータから降りて、自分で歩いてる?」「うーん、どうかな。自分のペースでいいじゃんって思ってる。・・・」しばらくして「うん、自分で歩いてるんじゃないの? 前よりは進んでると思うよ。よーわからんけど」そう話してくれた。そして「俺、母さんが思っているよりも、自分でいろいろ考えてるぜ。」「へぇ、そうなんだぁ」「おい! 考えてるよぉ、まったくぅ」こんな会話をしたのでした。私にとっては大きな収穫でした。ひびきが自分のペースで歩いていると自分で認識していること、そして自分の気持ちが大切なんだと理解し始めていることが何よりうれしかった。母である私の気持ちがまず大切という考えがひびきを苦しめているのではないかと思っていた私にとって、とても嬉しいことだった。私ではなく、まず自分の気持ちが一番大切なんだ、それに従うことは決して悪いことじゃない。今まで私の喜ぶことを、私が良いと言うことを、そうなのかな? ま、やってみればわかるだろうと経験してきたひびき。その結果、自分がしたいこと、自分の考え、自分の気持ちがわかららなくなってしまったのかな。だから、今朝先生に不参加を申し出たときの私は、とても晴れ晴れしていた。ひびきが決めたことだから。これでいいのだと、素直にそう思えた。給食も止めた。今までもしやもしやと期待も込めて、止めることはしなかったが、それも今朝の電話で連絡した。家庭訪問のときの担任の先生から勇気をもらった。担任は私の高校時代の先輩だが、その先生から「まずは聞く。聞くことしかできないから。俺たちには。」前の担任があまりにも威圧的だったので、ひびきがとてもリラックスして今の担任と話していることがわかる。ありがたいこと。朝、雨だったけど、だんだん晴れ間が見えてきました。今日は空を仰ぎたい、そんな気分です。
2009.05.13
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しばらくぶりの更新となりました。 GWと呼ばれている中の3日~5日、いぶきは午前午後それぞれ2時間半ずつのスイミング強化練習でした。毎日お弁当を持って出かけました。車で20分程度の場所にあるスイミングスクールでの練習でした。集合時刻より15分ほど早く出かけ、車の中で私とトランプをします。「スピード」と呼ばれているゲームです。 練習前のちょっとした息抜きになったようで、なんとか3日間続けることができました。春の合宿よりはきつくなかったような印象でした。というよりは春の合宿を乗り越えたのできつくないような感じがしたのでしょうね そして同じくその3日間は私の住む地方では大きな祭がありました。いぶきの送り迎えの関係で昼間の祭には出ず夜の屋台引きに出ることにしました。いぶきも最終日には出る予定でしたが、ご存知のとおり5日は大雨でしたから、結局いぶきは一日も出ることはできませんでした というわけで、GWはどこへも行かず、私はなんとなくぼぉ~とまったり過ごしました。 ひびきはというと、4/15を最後に全く学校へ行くことはなくなりました。そして毎日毎日ゲームにいそしんでいます。たまに担任の先生が来てくれたり、電話をくれたりして、話をしています。生活も昼夜逆転のままです。 GWのお祭りには参加しませんでしたが、友達と遊びには出かけていました。最近はまた昼間カラオケに行き歌を歌っています。YouTubeに自分が歌った歌をアップしたようです。自分の歌を聞き、悪いところを直して歌い、また聞いて直してと繰り返してようやくアップしたようですが・・・ 来週は修学旅行ですが、行く気はないようです。修学旅行のキャンセル料のお話を4月に先生から聞きましたが、本人を焦らせるのもいやだったので、お金のことは仕方がないと思い、ギリギリまで悩む時間をくださいとお願いしました。本人が決めることですから、こちらは見守るだけです。今は高校受験も私にとってはどうでもいいことになっています。 私やいぶきに毎朝「いってらっしゃい」そして「おかえり~」と笑顔で言ってくれるひびき。友達と楽しくおしゃべりするひびき。いとこにパソコンを教えるひびき。外食に行けば、お店の人を笑わせてくれるひびき。どのひびきも私には問題があるとは思えない。ひびきはこのままでいい、そう思っています。 今まで何度もこのままでいいと思いながら、毎日のひびきを見て、本当にこのままでいいのだろうか、毎日毎日パソコンするだけの日々でよいのだろうかと思い悩み、学校へ行った方がやっぱりいいと考えたり、でも、ひびきはひびきじゃないか、このままでいいと思い直したり、毎日毎日ひびきを見ながら、今日は肯定、今日は否定、今日は肯定、今日は否定と自分の中で、このままでいい、でもやっぱり・・・と考えをめぐらしてきました。 きっと、これでいいんでしょうね。いろいろ悩んでいくことで答えを探していく。きっとこれでいい。子育てにはマニュアルはありません そんなこと、重々わかっています。でも悩んだ時、こんなときはこうするといいのよと、はっきり何をするべきかが分かっていたら、とても楽ですよね。だからどうしても正しい答えを求めてしまう。当たり前の衝動です。 そして、行き着くところ、何もないんですね、正しい答えなんて。その人が正しいと思えばそれが答え。それは皆同じではない。 私はこのブログを通じていろんな方からコメントやメッセージをいただきます。その中にはそれはあんまり良くないよ、こういう対応がいいよとおっしゃっていただくこともあります。でも、良い悪いは、自分自身で決めるんですよね。人から悪いと言われても、自分の中でそれが良いなら、良いんですよ。 これはカウンセリングで気付いたことです。というか、やっと今になって、気付けたと言ったほうがいいかもしれません。カウンセリングの先生は答えを言わない。ただ私がこうかもしれない、と気付き始めたとき、気付いたとき、それはこういうことなんですよと教えてくれる。本人が気付くまでは答えを言わない。探すお手伝いをしてくれるという感じでしょうか。 この「気付き」というのが子育てでもとても大切なんだということも知りました。私がカウンセリングを受けながら、気付くように、子どもたちも日々の生活の中で自分で気付き、成長していく。それを奪うような子育てはしない。それを奪わない・・・つまり、見守る。そう、やっとここまでたどり着くことができました このブログでも何度か登場するこの「見守る」「受け入れる」と言う言葉。この意味を理解することがとても難しかった。理解していると思っていたけど、全く理解できていないことに、今更ながら気付いて、情けなかったりしています 私はこのブログを通じて、いろんな方がいろんな子どもを抱え、悩んでいることを知りました。そして勇気をもらっています 私は1人で悩んでいるんではないんだと。親としてみんなそれぞれ悩みを抱え、それぞれに右往左往しながら、時には溢れる情報に惑わせられながら、必死に答えを探しているんだと。 こういう思いを綴りながら、また同じ悩みを繰り返すのかもしれません。明日になれば「やっぱり高校はみんなと同じように行った方がいいかも」とか「明るい不登校は長引くばかりで・・・」と言われている、これってひびきのこと?!と思い悩むのでしょう。 なんだ、な~んにもわかっちゃいないじゃないかと自分で自分を情けなくなる日になるかもしれません。 でも、私はひびきを信じるとともに、自分も信じたい。きっとこの悩む日々は無駄ではないと。いつかきっとこんなこともあったと笑い話になると。私は信じている。 昨日いぶきのスイミングの大会がありました。100mフリー、100m背、200m個人メドレーに出場しました。な、なんと全てベストタイムでした!100mフリー、100m背の2種目は8月の目標にしている大会の標準記録を突破しました!わーいわーい! 3秒近く縮めた記録で突破です。 ところが、200m個メはベストタイムだったけれど、いぶきは納得いかない様子でした。そうなんです、体が重く思うように泳げなかった。こういうことも、自分で気付いている。私がタイムから想像するよりはるかに本人の方が気付いているんですね来週も大会がありますので、100mフリーと200m個メに出場ですから、今度は200m個メが良いタイムになるといいなと思います。
2009.05.11
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ひびきは、ますますオンラインゲームにはまっている気がしています。昼夜逆転はもとより、食事も取らずに過ごすこともあります。オンラインゲームはチャットをしながらやるのが常ですが、チャットだとキーボードを打つのが大変です。最近ではマイクを使ってネット電話をしながらゲームを楽しみ始めました。相手は、どこに住んでいるかわからない、全く知らない人とですさすがに、不安を覚え、昨日少し話をしました。学校へはどうして行かないの? どんなふうに考えているの?という問いかけから始めました。「どうしてかなぁ、疲れるからかなぁ。」とあやふやな返事。何か考えていることはあるんじゃない?「考えていることはいろいろあるよ。でも自分で解決したいんだ。それに、今は何もやる気がしない。やる気ないんだよ。6月に○○高校の文化祭あるからそれに行ったらやる気になるかもそれまでは何もやる気しないよ」その文化祭にこだわる理由は何かな?最近のひびきを見ていて、このままでいいのかなとか、お母さんができることってあるのかなって思う。だからひびきの気持ちが聞きたい。などと続けました。私の気持ちを正直に伝えながら。 中学校がいやなひびきにとって、高校は期待度が高い。行きたいなと思っている高校の文化祭に行けば、高校受験を頑張ろうと思うかもしれないと期待している。 なるほどと私。中学でいじめにあったとき、私の救いは高校だった。同じ中学から行く人がいない高校を選んで受験する。ありがたいことに、女子は私1人、男子は3人しか受験しなかった。果たして私はとても楽しい高校生活を手に入れた。だから否定はしない。でも期待が大きければ大きいほど、少しでも高校生活がうまくいかなかったとき、今と同じような不登校になるのではないかと不安もよぎる 高校に期待するひびきの気持ちすごくわかる。中学にあがるときだって、不安も大きかったけどワクワクの方が勝っていたもんね。でも今不登校しているということは、期待していたことと違ったのかな。すると部活のことをこんなふうに話してくれた。「母さんは俺が部活を夢中になって頑張ってやっていたってふうに見えたかもしれないけど、俺はもっと早く離れればよかったと思ってた。だからといって、音楽が嫌いになったわけじゃない。もっと楽しみたかった。」 副部長とかやりたくなかった?「それもある。そもそも俺はリーダーなんてやりたくないんだ。嫌いじゃないよ、リーダー。でももっと自由でいたかった。変わった意見だしてさ、いろんな角度でものみてさ、提案してさ。そういう奴でいたかった。だけど、リーダーになるとさ、意見を言うことより、まとめることが多くなってさ。自分の意見言えないんだよ。本当はさ、もっとこう、意見を交わしてさ、いろんな意見聞いてさ、そういう中から集約してさ、方向性を出していけばいいのにさ。中学ではそういうことないんだよ。リーダーはまとめ役なんだ。自分の意見言えないんだよ。でもリーダーやることをいやって言えなかった。頼まれていやって言ったあとのこと考える。大丈夫だよ、できるよと言われたら、断れないよ。断らないと期待が大きくなる。流された。流されてた。だんだんいやになったよ。」 そうだったんだ。上りのエスカレータに乗せられて、知らぬ間に上へ上へと押しやられ、下りようと思ったら、駆け足で上りのエレベータを下るしかなく、上りのエスカレータを下るのはとてもしんどくて・・・エスカレータを止めるしかなくなってしまったのかな。ひびきはアイデアマンだ。それは認める。ちょっと人とは変わった角度でモノを見る。時には突拍子もないことを言う。不登校になってから、一度も部活に出たことはない。全く後悔ないが、ただ生徒会活動は何度か足を運んでいた。その訳が今わかった。生徒会の執行役員5人。ひびきは副会長という立場で、その5人で意見を交わすとき、ひびきはまとめ役にならずにいられる。それが心地よかったのだ。ひびきがいると話がまとまらないと顧問に言われたことがある。いろいろなアイデアが浮かぶ。とんでもないアイデアも多いが、なるほどと思われるようなこともある。みなが盲目になってしまい、気がつかないことを、ひびきが指摘し気付かせることも多かったようだ。だからひびきは生徒会活動が好きなんだ。自分が自分らしくいれる場所だったのかもしれない。ひびきの本当の気持ちに。少し触れた気がした。わからなかったことがリンクしていく。絡まった糸がほどけていく 今度はさ、上りのエスカレータじゃなくて、同じ流されるなら、歩く歩道に乗ろうよ。自分のペースで歩いてもいいしさ、楽だよぉ なんて冗談を言ってみた。二人で大笑い。 お母さんはね、ひびきに中学生を味わってもらいたい。その年にしかできないこと、あると思うんだ。このままでも中学は卒業できるよ。卒業させられちゃうんだ。中学生を経験して欲しい。苦しいこともあると思う。でも、今のひびきなら大丈夫だと思う。行ったり行かなかったりでもいい。できることから始めようよ。 2時間余り話をして、ひびきはふろに入り、時間割を友達に聞き、徹夜をすることなく寝ました。今日学校へ行くつもりだったのでしょう。でも、結局今日は行きませんでした。何かやりたいことがあったのか、それはわかりません。迷いもあるのでしょう。今度は自分のタイミングで学校へ行くことを計画できると思います。ゴールデンウィーク明けのひびきの行動が楽しみです。 どんな行動をとるにしろ、ひびきの気持ちです。いろんなことを考えているひびき。ゲームにのめり込むようになっていることも、考えがまとまらず、悩んでいる証拠かもしれません。いっぱい悩んで、経験すればいい。学校へ行かないことも悩んだ末のことなら、それでいいと自分で思うことができるでしょう。 ひびきは自分の考えを外に吐き出すことで、自分の気持ちや意見を整理できるだろう。私と話すことが、その助けになればいいなと思います。私ができることは、今はこんなことくらいかな。少しのプレッシャーと少しのきっかけと。今のひびきなら、それを与えれば自分で何かを感じてくれると信じています。
2009.04.28
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今年度から放送大学に入学した。そもそも情報・システム開発が専門なので、平成16年度に産能大学に編入学をして経営情報の学習をしていた。今回放送大学では「発達と教育」を専攻した。ひびきのこともあって、今回は全く初めての分野だったので、編入学ではなく1年次から入学した。最大で8年在学できるから、まぁ、それを目標にゆっくり学習していこうと思っています。放送大学は試験期間が決まっているので、その期間に仕事を休まなくてはいけない。でも試験のために何日も仕事を休むわけにもいかず、結局は休めそうな日に行っている試験科目を受講することになる。ただ、そうはいってもいきなり専門科目を受講しても内容が理解できるはずがない。じっくり学習したいので、1年目はなるべく教養科目や基礎となる科目から受講したい。試行錯誤でなんとか前期に5科目受講を決めた。これが限度だろう。試験は1日で5科目受けることになった。つまり仕事を1日休めばいいということ。結構きついだろうと思う。前入学していた産能大学は2ヶ月ごとに日曜日に科目試験が行われていたので、仕事を休まずに受験することができた。通信制といっても方法はいろいろあるんだと思いました。産能大学のときはスクーリングに行くのが大変だった。子どももまだ小学生だったこともあって、2泊3日で家を離れるのは淋しかった。しかし、スクーリングは大いに刺激となり楽しく勉強することができた。本を読むだけの勉強より授業を受け、他の仲間と意見を交わしながら学習することはとても楽しかった。通信教育を始めるといかに学習ということが大切なのかわかる。私よりずっと年上の方がたくさんの教科書をかかえて試験を受けているのを目の当たりにすると、あぁ生涯勉強なんだなと思うし、励みにもなる。もっと勉強できる、もっとやれることはある、と思う。まだ始まったばかり。ひびきの不登校がきっかけで、私はもう少し自分なりに勉強してみようと思った。ひびきのこころに何があったのか、不登校とは何なのか、思春期とは何なのか、今の学校教育に何が必要なのか、何が足りないのかなど、ヒトの発達と教育の関わりを勉強したい。どこまでやれるのかわからないけれど、少し始めてみようと思っています。実はなんとなくだけれど、いぶきが20歳を過ぎたら、今の仕事を辞めて、別の仕事をしたいと思っています。2つほど候補がある。一つは尊敬できる人のそばで仕事がしたい。この人のために、と思える人と一緒に仕事がしたいと思っています。もう一つは子どもと接する仕事がしたい。子どもといっても小さい子どもではなく、もう少し大きい子どもたちと一緒にいたい。特に資格もないけれど、そういう仕事ができたらいいなと考えています。これからひびきもいぶきも本格的にお金が必要になる。正社員として勤めさせてもらっている今の職場は、やっぱり大切。今転職して同じお給料をもらえるとは到底思えない。だから今現状を変えることはできない。もう10年くらい今の職場に勤めることが許されるなら、勤めていたい。10年後次にチャレンジできればと思う。大学で勉強をしながら、知識を高め、次のチャレンジのために準備をする。お金のためではなく、自分の生きがいのために仕事をする。せめて最後の仕事はそういう仕事をしたい。こういう考えをもつようになってから、今の職場でのストレスを感じなくなった。私には次があるからという気持ちからなのだろうか。ストレスを抱えることより、今より先、将来を見つめることの方が私にとって大切と思える。ここ2、3年、ずっと探してた。何か何か・・・何を探すわけでもないけれど、何か違う。何かやってみたい。ずっと思ってた。今のままでいいのか、今のままで満足なのか、そう考えていた矢先、ひびきの不登校が始まった。ひびきが私の背中を押してくれたのかもしれない。何ができるかまだまだ漠然としているけれど、私なりに一歩を踏み出した。いぶきのスイミングの大会のない日曜日はリビングで勉強をする。本を広げ放送大学の授業を見聞きしながらノートをとる。その横でひびきがパソコンでゲームをしている。これが最近の日曜日の過ごし方。どこまでできるかなんてわからない。でも、少しでも何かしていたい、自分のために。今はそういう気持ちです。
2009.04.23
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ひびき今学期3日目の登校です昨日水曜日登校しました。数学、理科、社会?? 給食食べて終わりだったのかな?4ヶ月ぶりの授業参加です。徹夜明けで、朝シャン浴びて早々に朝食を食べて、やることないと寝てしまうからと言い、6:40に家を出て、30分かけて歩いて行った。おいおい、ちと早すぎるだろ・・・(-_-;)それに徹夜明けで既に眠いと言っていて大丈夫かよと思いましたが、まぁ、何とかしてくるでしょ。帰宅したら爆睡でしょうね。・・・そして、夕方私が帰宅すると、既にいぶきはスイミングの練習に行っていたが、なんとひびきが起きてた。「おかえりぃ~」「ただいまぁ~、あらぁ、おきてるじゃないの」「う~ん、まだ寝てない」「えぇぇぇ?! 30時間くらい起きてる???」「う~ん、そうかも。でももうダメだぁ」「ご飯食べてから寝る?」「・・・」ん? と思ったら、もうベッドの中で寝てました(^^ゞ・・・そして今朝。ひびきに「よく寝たね。学校は? 行ってみる?」「無理! 無理だよぉ。疲れたもん。まだ寝る」「そっか。よしよし、頑張ったもんねぇ。疲れたよねぇ。ゆっくり休んでね」と言って、小さい子の頭をなでるように、ベッドで横になっているひびきをなでてあげた。本当に頑張ったね、よくがんばったよ。朝食を食べ始めたころ、なぜかひびきが起きてきた。「おはよう」「おはよう。飯食う」と言って、可愛く笑ったひびき。朝から元気がよくて、いぶきとぺちゃくちゃ楽しくおしゃべりしていました。なんだかすごく盛り上がっています。さっき、まだ寝るって言ったのに、不思議ですね。みんな一緒の食卓はいいですよね。「いってきま~す」といぶき、今日は自転車の乗り方講習なので、自転車を引いていきます。「おぉ、いってらっしゃ~い」とひびき。いぶきを元気よく送り出し、さっさとパソコンに向っています。いぶきから聞いた話ですが、昨日は特日課で学校が早く終わったそうで、ひびきの友達が遊びに来ていたそうです。でもひびきは帰りが遅くなっていました。先週ひびきが休んだ日に行ったテストを、居残りで受けたそうです。だから友達の方が先に遊びに来ていたんだとか。友達が来ているから、ひびきは寝ることはできません。でずっと起きていたみたいです。「お兄ちゃん、テストさっぱりわからなかったけど、全部受けたって言ってた。」といぶき。そう、そりゃわかんないよね。授業受けてないんだから。「でも数学の時間にやった1年生の復習テストは満点だったって言ってたよ」へぇ、たいしたもんだねぇ。忘れてないんだ。授業をしっかり聞いていればなんとかなるもんだねぇと思いました。今週はきっとこれで学校行くのは終了でしょう。明日はもともと行かないと宣言していた日なので・・・なんだろうまた来週、行ける日があればいいなと思います。今度は徹夜せずに行けるといいです
2009.04.16
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昨日の大会結果100mバック、100mブレ、100mバタ 全てBest Timeさらに、調子が悪く当日欠席した子の代わりとして、200mフリーリレーに出場。リレーデビューとなりました順番は当日発表とのことでしたが、な、なんと、アンカー。でもアンカーが一番気楽だとのことで、コーチが配慮してくれましたそうです。なんせ4人の中で一番遅いわけですから。11~12歳の年齢別リレーで、中1が2人、6年生が2人。いぶきだけが準選手コース。他の3人は選手コースの子です。かなりのプレッシャーだったようで、待合室ではいつもより緊張した面持ちでした。「大丈夫かな?」と心の中で思った私、次の瞬間、「違う。大丈夫、きっと大丈夫」と言い聞かせました。そう、心配ではなく、いぶきを信じようと。でも私の方がドキドキしてしまいました始まってみると、4位。表彰台に上るには後1つ順位を上げなければなりません。応援席からは、「もう1つ、1人抜いて」と声が聞こえます。それと同じく「誰?誰? アンカー誰?」という声も(いぶき以外の子はいつものリレーメンバーなのです)、私は心苦しくなってしまいましたでも、いぶきから目を離してはいけないと、じっと見つめ心の中で「できるよ、きっとできる。大丈夫大丈夫」と念仏のように唱えました。そしてゴール電光掲示板に表示された順位は3位。「やったぁ、よかったよかった」応援席からの声が聞こえます。「アンカーはいぶきくんだったんじゃない?」と私に話しかけてくれた保護者の方が・・・「えぇ、今日リレーデビューだったんです。」「すごいじゃない。1人抜いたよぉ。」ラップを見てみると、選手コースの同級生より1秒近く早かったのですから、私もびっくり目標にしている8月のうびうお杯参加記録もクリアしていましたいぶき本人も楽しかったのはリレーだと言っていました。「始まるまでは、すごく緊張したけど、俺できる、絶対できる。大丈夫大丈夫って、なんだか思えきて、始まったときは緊張しなかった。」きつかった合宿の練習を乗り越えた自信から出た言葉だったのでしょうか。私は父母会の当番だったので、5時半に家を出発して7時に帰宅、忙しい一日でしたが、いぶきの頑張りで、心はウキウキでした今日は新聞がお休みだったので、明日新聞を隅から隅まで見ることにします。楽しい一日をありがとう、いぶき。で、ひびきの方はというと、金曜お休み。そして、今日もお休みとなりました。木曜に行ったきり、学校の話は全くしなくなりました。何か感じることがあったのでしょうね。担任からは昨日電話がありました。しばらく様子を見てゆっくりですね。焦らない焦らない、自分に言い聞かせています。
2009.04.13
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