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暑いですね~!北海道も連日30度近く、暑いです。暑いと、やっぱり冷たいものが食べたくなります!あまり物で作った冷やし蕎麦!ナスが1本残っていたからオリーブオイルで焼いて、海老の天ぷらは前の日の残り物。庭から採ってきた青紫蘇を刻んでたっぷり乗せて、そばつゆをかけて食べました。草とり後だったから、とても美味しかった。でも、食べてから大根おろしもあったら良かったのに!と思ったけれど…気がつくの遅すぎました。年金暮らしの節約~と思うと息苦しくなるけれど、ちょっと手を加えれば贅沢に感じる普段のお昼ご飯。頭を使って節約料理を考えるのって楽しいもの。ひらめきがあれば~節約も楽しいものです。ツル薔薇が全部咲いてしまいました。来年はもっと背が伸びて、もっとたくさんんお花が咲くといいな~!
2023.07.10
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今年はツル薔薇がたくさん蕾を付けて、急に花が咲きだした!ずーと昔、友人の家に遊びに行って、お土産に切ってくれたツル薔薇2~3本。それを挿し木にしてみたら、根がついて、何年か経ってから花が咲いた。すごく嬉しかった。(^-^)この間会ったら、うちの薔薇はもうなくなってしまったというから、よけい嬉しくなって、ブログにアップしました。こちらの薔薇は、引っ越していった花友さんから頂いたもの。やっぱり挿し木で育てた小さな苗を頂いたはず。名前のない薔薇だけど~儚げで可憐な所が好き。この薔薇を挿し木にしたのが、小さな蕾をつけた。ボケた写真だったから載せなかったけれど、上の写真とそっくり。薔薇の花を見ると、贅沢な気分になるから不思議。もっと、もっと薔薇を育てたい~と欲張ってしまう。ベニシア・スタンリー・スミスさんの訃報を聞いて驚いています。誤嚥性肺炎だそうで、72歳、まだ若いのに…残念でなりません。眼が不自由になって、施設に入られたことは知っていましたが、まだまだお元気でいて欲しかった。ご主人とのことを書いた本を書店で見かけて、買おうかな~と思っていたばかりでした。ベニシアと正、人生の秋に 正ありがとう。すべて、ありがとう[本/雑誌] / 梶山...ベニシアと正 2 青春、インド、そして今 / ベニシア・スタンリー・スミス (ハ...今手元にある↓の本は、何度も読んできた愛読書でした。ハーブに夢中になっていた一時期、この本からいろいろ知恵も頂きました。ベニシアさんのNHK「猫のしっぱ」も夫と楽しく見ていました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
2023.07.01
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3千人を看取ったホスピタル医の小澤竹俊さんの著書です。不満を抱きながらも、99歳の姑がまだボケずに施設で暮しています。「どうして私は死ねないんだろう~」と時々漏らす言葉。それを聞いて、残された時間はそう多くあるわけでない私の葛藤。いつか人は死ぬけれど…やはり幸せだと思えるように生きていたい。そんな気持ちがあったから、この本を買って読んでみました。ホスピタル医の小澤氏が亡くなっていく人を看取り知った「幸福な人生の過ごし方」、①自分で自分を否定しないこと。②いくつになっても新しい一歩を踏み出すこと。③家族や大切な人に、心からの愛情を示すこと。④一期一会の出会いに感謝すること。⑤今、この瞬間を楽しむこと。⑥大切なものを他人に委ねる勇気と覚悟を持つこと。⑦今日一日を大切に過ごすこと。読んで、簡単な事のようで難しいな、と思いました。でも、姑の在り方を見ていると、「今を楽しむ」ことが一番大事では?暮らしの中の小さなことに喜びや楽しみたいと思うようになりました。一度しかない人生、後ろを振り返らず、前を向いて歩きたい。そして、どんなささやかなことでも喜ぶことならできます。「死ぬとき幸福な人」に共通する7つのこと [ 小澤竹俊 ]他にもドキッとする題名の著書がありました。まだ読んでいないですが、読んでみたいと思います。もしあと1年で人生が終わるとしたら? [ 小澤竹俊 ]死を前にした人に あなたは何ができますか? [ 小澤 竹俊 ]今日が人生最後の日だと思って生きなさい [ 小澤竹俊 ]
2023.06.22
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庭の片隅で葉野菜を少し作っていて、毎日の料理に重宝しています。昨日は、春菊の胡麻和えを作りました。柔らかくて、とても美味しかったですよ。(^-^)今の若い人は胡麻和えなんて作らないのかな~?小さなすり鉢があればとても簡単にできるし、小さいと、すり鉢ごと食卓にのせてもいいから便利よ。胡麻は大匙1杯~2杯、これは大匙2杯の分量。(春菊の量が少ない時は、1杯)胡麻をする、というのは意外と気持ちが落ち着くもの。私はその時間が大好きなの。お湯を沸かしている間、胡麻はすってしまいます。味つけは、そばつゆ1杯~2杯、お酒少々、お醤油ほんの一滴、茹でてから少し水に浸しておいた春菊を刻んで混ぜれば出来上がり。すり鉢は大きなものはいらないですよ。私の持っているのは、直径18センチ。大きいのも持っていたけど、これは早くに断捨離しました。今はお洒落なすり鉢がいろいろありますね。【栗原はるみ 食器 ギフト包装可】 十草すり鉢 大 青 | 栗原はるみ 栗原 は...でも、やっぱりこれが使いやすい!昔ながらのすり鉢の方が安定感があって、いいです。
2023.06.14
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完全年金生活になってから11年、今は不安なく暮らしている。年金を受けるまで不安の塊みたいだったけれど、何とか暮せるもんです。もちろん、2千万円の預金なんてありませんよ、でも何とかなるのです。でも、もっとすごい方がいたので驚きました。月5万で暮しているという紫苑さん。紫苑さんというのは、「着物ブログ」を10年位書いていた方で、コロナ禍のとき69歳で「節約ブログ」を書き始めたそうです。多くのお金を着物につぎ込み、タワーマンション(公団)に住んでいた紫苑さん、お金の心配をしながらも、フリーランスの仕事で子供さん2人を育てました。でも、子供さんたちが独立し、タワーマンションの家賃が払えなくなって、古い公団に引越ししたことをきっかけになって、暮らしを振り返ります。そして、散歩の途中見つけた築40年の「売り家」の張り紙をみて、考えた末、家賃も管理費も修繕積立もいらないという理由で一軒家をかう決心をします。そして、年金振込通知表を手にして、その金額の低さに驚きばがらも、「月5万円」の暮らしを実選したのですからすごい、と思いました。食費は「1万円」、一人だからできる部分もありますが、栄養価を考え乍も、食に関しては我慢しないそうだけど、ちゃんと1万円で押さえています。年金生活に入って思うことは、お金がない方が工夫する、ということ。食生活をキチンとしていると、欲望はそれなりに膨れないということ。私自身の年金生活から得た確信ですが、皆さんそれぞれ考えが違うから、それが絶対とは思いませんけど、年を取ると欲望も減りますけどね。年金を貰うまで、1年間収入がなかったことも我が家にはあったので、この方のお金のない心配は痛いほどわかりますが、何とかなるものです。色々な工夫やアイデアで暮しやオシャレを愉しんでいる紫苑さんです。これからの年金生活が不安と思っている方~読むと少し安心すると思います。考え方ひとつで、幸せもにも不幸せにもなること、あるんですよ。(^-^)71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活 [ 紫苑 ]価格:1,540円(税込、送料無料) (2023/6/12時点)
2023.06.12
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76歳、坂井より子さんの今をたのしむ生き方。76歳、私と同じ年。自然な感じがとても素敵。この方の普通と違うのは、3世帯9人の暮らしと食事作り。平日の食事は一緒に食べるけれど、週末は別々。それでも、9人の食事を一人で受け持っなんて、体力あるな~と驚きました。私は、夫婦二人の食事さえ面倒に感じ始めていたから。一番ユニークだな、と思ったのは家事をするとき、エプロンをしないこと。普段着は、洗濯機でジャブジャブ洗えるものばかりだから、汚れてもいい。買い物も散歩も家事もその朝着た普段着のままで、エプロンはしない。写真で見る限り、自然風だけど、素敵なファッションです。でも、その人がそれでいいなら、それでいいんですよね。その自然風な素敵なスカート、ご自分で縫っているんですって。白髪頭も素敵だし、ご自分の生き方を楽しんでいる所がいいな、と思ました。だんだん年を取ると、面倒くさくなってお洒落しなくても~の日もあります。そんな時はひっぱり出してきて、読んで自分に活をいれています。いくつになってもお手本にしたい人がいるのは、嬉しいものです。飾らない。76歳、坂井より子の今をたのしむ生き方 [ 坂井 より子 ]こちらは↓、より子さんの2冊目の本です。天然生活でもよく取り上げられています。坂井より子さんのいいかげんの暮らし[本/雑誌] (FUSOSHA) / 坂井より...
2023.06.10
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まさきとしかさんは、親と子、家庭の間に生じる軋みに焦点を当てて、ミステリーでも家庭をテーマに書いている札幌在住の作家です。(解説より)この作品は会話が多くて、読後感は「すっきり」しなかったのですが、人の優しさが人を救うという温かな余韻が残る不思議な作品でした。クリスマスイブの夜、新宿区の空きビルで女性の遺体が発見された。乱暴されたような着衣の乱れがあったが、顔は穏やかにみえた。乱暴か物取りの犯行か?と思われたが、千葉県で起きた未解決事件、刺殺された男性のカバンに彼女の指紋がついていたことが判明した。女性は松波郁子という名前のホームレス、年齢は50代。そんな年齢の女性がホームレス…?二人の接点を調べる警視庁捜査一課の三ツ矢と戸塚警察署の田所、変わり者と言われる三ツ矢の独特の推理で核心へ導かれる。子供の家庭内暴力とか、親の虐待とか現実に起こっている今の社会、幸せそうに見える家庭の中で起きている空虚感、親の何気ない言葉が子供を傷つけている…家族の崩壊を招いたのは何か?問う作品でした。文体は易しく読みやすい文章ですが、現在と過去が並行して書いてあり、会話部分が多いことが逆にダレてしまい、とても私には難解でした。まさきとしかさんの作品は初めて読みましたが、題名は見知っていました。「完璧な母親」「能金家のひとり娘」「大人になれない」「一番悲しい」「祝福の子供」~よく行く本屋さんで売上ベスト10入りしていました。てっきり男性の作家さんと思っていましたが、女性でした。特に母と娘の難しい関係に目を向けているのは、そのためかな?彼女が最後に見たものは [ まさき としか ]価格:858円(税込、送料無料) (2023/6/9時点)
2023.06.07
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九州・博多で暮し、料理を教えて60年近くの桧山タミさんは、料理研究家の草分けだった江上トミさんのお弟子さんでした。「いのち愛しむ、人生キッチン」は、数えで92歳の時出版されました。タミ先生は、良く生きるためには、よく食べること。毎日のご飯一食一食が家族と自分の「命をつなげる営み」である。そんな信念をもって料理の指導をされた方です。いのち愛しむ、人生キッチン 92歳の現役料理家・タミ先生のみつけた幸福術 [ 桧...初めはヨーロッパ各地で学んだ西洋料理を手掛けていたのですが、まわりの料理関係者が相次いで病に倒れたことから疑問を持ち、日本の昔からの家庭料理に目を向けるようになりました。知っているようで知らない和食の基本、家庭での基本、料理道具の基本、読んでいて目からウロコの事がいっぱいありました。いくつになっても自分の生き方を振り返る、柔らかな心でそれを受け止める。読んでいて、人生の先輩としての暖かな指摘が心地良いものでした。そのタミ先生、お元気かな~?と思っていたら、新しい本が出ていました。2023年5月「97歳、料理家 タミ先生の台所おさらい帖」という本です。まだまだお元気で活躍していたんだな~と嬉しくなりました。是非、読んでみたいと思います。笑顔がとっても素敵で、97才で現役!素晴らしいですね。<こんな、昔からの日本の台所道具が好き!>特選 角盆ざる(約)12×18cmメール便対応 2枚まで[竹ざる 水切りザル 笊]【松野屋 群馬真竹みざる 小】カゴ 籠 手しごと 民芸 日本 竹かご 竹細工 和...【松野屋 真竹椀かご 小】カゴ 籠 手しごと 民芸 日本 竹かご 竹細工 和道具...
2023.06.04
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北海道警の鷹見健吾は、7年前に妻に去られた孤独な刑事だった。ある日、ススキノの店で出会った警察学校の同期だった倉田から、函館で妻の美鈴に似た人を見たと伝えられた。心が揺れる鷹見、どうして妻が出ていったのか?絶えず付きまとう疑問だった。そんな時、定山渓温泉で身元不明の30代の女性の死体が発見された。北開道生まれの作家で、大学中退後アメリカやアジアを放浪している。帰国後、脚本家としてデビューして、テレビドラマの脚本、劇画原作、そして本格警察小説を書きだして脚光を浴びている。北海道出身の作家だから、何となく親密感を抱いてしまいました。「消えた女」を読みながら、登場人物さえも見直に感じていました。事件を追う鷹見、消息不明の妻・美鈴の意外な事実~読みやすい文体、ドキドキしながら一気に読んでしまいました。この「消えた女」は初めて読んだので、他の作品も読んでみたいですが、↓「異邦の仔」は、特に読んでみたと思いました。
2023.06.02
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この頃、庭仕事をしたあとや同じ姿勢で長く座っていたあとなど、腰や足が痺れたように痛くなって歩くのが辛いことが続いていた。腰も張ったような痛みもあり、洗濯物を干すのがすごく辛い。年のせいなのかな~?と後期高齢者になると感じる不調のあれこれ。もしかしたら坐骨神経症か脊柱官狭窄症?等と自己診断して、整形外科に行かないとダメかな~?と考えていた。それでも、整形には行くのはためらって、グズグズしていた。過去に、膝が痛くて病院へ行ったら「老化現象ですね」と言われた。要するに年を取ると、運動も歩くのもホドホドにということだった。その時は、痛いの我慢してオーバーワークにならない程度に過ごしていたら、自然と痛みがなくなったという体験があった。それで、本箱にあった「病気のサインは足裏で読む」を読んでみた。何度か読んではいたけれど、今回は藁をつかむ気持ちで読んだ。前澤香苗さんという幼少よりバレエを始め、ヨーロッパにバレエ留学、怪我を機に官足法と出会い、自らの体験を交えて書いた本です。官足法とは、足の固くなっているところ、痛いところの反射区をしつかり揉みほぐしますが、リフレクソロジーと少し違うとか。リフレクソロジーは、具合のよくないところを刺激する「対症療法」で、官足法は根本的な改善を目指している違いがあります。この本を読んだ時は、その時だけ足裏をもんだりはしていたのですが、継続的にしてたわけではなくて、気が向いたらという程度でした。今回足の裏が固くなって、足裏が床につけると変な感じになるので、先ず足の指とその下の部分の固くなっていた部分を揉みました。パソコンを長く使ってもいたから目の疲れもあったし、この頃耳も聞こえずらかったから、先ず耳や目の反射区を中心に揉みました。1日30分も揉んだろうか、本当に足が軽くなって、腫れていたような足の甲がスッキリしたように感じ、足の指が長くなったようにみえた。すると、あんなに痺れていたような痛みが少なくなって、2~3日でかなり軽くなっているのに気がついた。靴も選んだ方がいいというが、履きやすいからと長年履いていると、身体の重みで靴の底が減り、それも痛みの原因と知った。歩くと痺れるような痛みは、今は殆どない。足裏を揉むだけで、こんなに楽になったなんて嘘みたいと思う。でも、本当に辛かった痛みは無くなっていた。私の場合は靴にも問題があったけれど、足のケアもしていなかった。疲れたままにしておいたから、血流も悪くなっていたのかもしれない。歩くのが辛いと、悲観的な気持ちにも陥っていました。足裏を揉むだけで体調が良くなるのは~嘘みたいと思うかもしれません。色々な方の体験も載っていますので、是非読んで欲しいと思います。病気のサインは足裏で読む [ 前澤香苗 ]価格:1,430円(税込、送料無料) (2023/5/30時点)【中古】病気のサインは足裏で読む / 前沢香苗
2023.05.30
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テレビドラマ「相棒」「TRIC>12」等の脚本を書いている方で、最初に「幻夏」を読んだ時、それを知って納得しました。文章の描写が映像のように頭に入ってくるように「幻夏」を読み、「天上の葦」は、今の日本の在り方を見ると恐ろしくなりました。一人の老人が渋谷のスクランブル交差点で、空を指差しながら亡くなった。その情景は、すぐに正午のニュースの冒頭に街のライブ映像として放映された。彼は96歳、埼玉県秩父市の介護施設の入居者で、死因は心疾患による病死だった。彼の名前は正光秀雄といい、かって世田谷区で町の産科医として52年働いていた。興信所を開いている鑓水七雄の所に奇妙な依頼が舞い込んだ。あのスクランブル交差点で亡くなった正光は、何故空を指差したか?その理由を2週間で調べ、わかったら1000万円支払うという。借金を背負っていた鑓水は、この話に飛びついた。鑓水七雄の生い立ち、その友人・刑事の相馬亮介、調査員の繁藤修司、それぞれ癖のある人物だけど、妙に実在感があり、親しみを感じました。日常的にウクライナとロシアの戦争をテレビで見るという不可解な今、かって日本が戦争へと突き進んだ時代の過ちを正したいという願いがひしひしと感じさせられたミステリーでした。政府による言論統制の恐ろしさ、今起こっているウクライナ侵略の理不尽さ、過去の戦争がどんなに惨たらしかったか?考えさせられた作品でした。この小説は2017年出版されたものですが、その頃から急に世の中の空気が変ってきたと感じた太田愛さんが、今書かねば…と思った作品だそうです。割と本を読むのは早い方ですが~読み終わるのに時間がかかりました。今、私達は「戦争」は反対、絶対「核」の使用は反対と強く言わねば、自分の子供たち、孫たち、その先の人々のためにも声高く言わねば、読んだ後に、そんな気持ちにさせられました。天上の葦 上 (角川文庫) [ 太田 愛 ]価格:924円(税込、送料無料) (2023/5/28時点)天上の葦 下 (角川文庫) [ 太田 愛 ]価格:880円(税込、送料無料) (2023/5/28時点)
2023.05.28
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今年、春先に鉢植えの蕾付薔薇「バーガンディ・アイスバーク」を買った。すぐに庭に植え替えたので、寒い日もあったから枯れないか?と随分心配した。蕾付きだったせいか?健気に頑張って、いつの間にか花が咲いていた!バーガンディ・アイスバーグは、フロリバンダ系の四季咲き。これから秋まで楽しめると思うと、嬉しくてたまらない。6月の花が終わりそうな頃、挿し木にすると簡単に根がつく。この薔薇も挿し木して増やしたいけれど、フロリバンダ系は難しい。根がついても、越冬するとダメになるので成功したことはない。オールドローズは割と挿し木が上手くいくしかし、モダンローズと呼ばれる現代の名前のあるものは、禁止されているそうだ。(禁固〇年とかの罰を受けるそう)名札を付けておくのだけれども、冬が過ぎるととれてしまうから、花が咲くまで名前はわからないけど、それも又楽しいもの。今年は花が咲かないかもしれないけれど、花を見ると名前がわかる。どんな花が咲くのか?わくわくしながら眺めている。四季咲きバラ苗 【バーガンディ アイスバーグ】 2年生大苗価格:3,382円(税込、送料別) (2023/5/22時点)バラ講座 剪定と手入れの12か月 (生活実用シリーズ NHK趣味の園芸) [ 河...価格:1,760円(税込、送料無料) (2023/5/23時点)
2023.05.22
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足裏樹液シートのお試しセット「16枚 1,000円」が届きました。すぐ二晩続けて足裏に貼って寝ると、白い部分が茶褐色にかなり変色していました。続けて使っていると、だんだん変色する部分が少なくなってきます。夜寝る前に貼って、朝はがすのが一番効果的だそうです。というのは、眠りにつきやすいからだそうです。これは使ってみるとわかるのですが、貼って寝た日はよく眠れました。(この赤いbookには、いろいろ科学的データーが書かれています)「樹液シートお試し」は、こんな風に送られて来ました。白いビニール袋に樹液シートが入っていて、上の方にあるのが粘着テープです。粘着テープは「ノーマル」と「チタン」があって、選べるそうです。足裏樹液シートを剥がす時、濡れたタオルなどで拭かないとべたつきます。「樹液シートの貼り方」という小冊子も入っていました。足のむくみとか肩が痛いなどの症状によって、どこに樹液シートを貼ると効果的か書いてあります。私は歩き過ぎて足がだるかったりパンパンに張っているときに使っていますが、よく眠れる効果も加わるので重宝しています。お値段も「26枚×2袋=52枚」セットで買えば、1枚48円、送料無料なので、100均(2枚)で買うより安く使えそうです。楽天15年連続No.1!!【1000円ポッキリ】お試し 足裏シート【ネコポス送料...価格:1,000円(税込、送料無料) (2023/5/18時点)セット購入の詳細はこちらから【genki21】 楽天市場店生涯歩行のすすめ 今日からはじめるフットケア! [ 足もと健康サポートねっと ]価格:1,760円(税込、送料無料) (2023/5/18時点)
2023.05.18
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2023年第21回「このミステリーがすごい」大賞・文庫グランプリ受賞作です。無駄な描写がない読みやすい文章のうえ、人間心理を深く描いています。初めて読む作家さんで、読み始めた時「うまいな~」と思いましたら、京都府立大学で文学部文学科で「国文学・中国文学」を専攻した方で、現在高校で国語教師をしているそうだから、そうか、と納得しました。 一見単純そうな筆運びなんですが~、どんどん違う方へと展開します。そして、最後のどんでん返しに、「えっ?」と途方にくれました。粗筋は…10年前父親を殺され、母親も失踪、親戚に別々に引き取られた姉妹。高校を卒業後、二人は親戚の家を出て、同じ街に住みながら、安いファミリーレストランで年に数回会うだけだった。二人とも派遣社員で待遇の悪い愚痴を言ったりするだけで、お互いの深い暮らしには触れなかった。姉は美桜(みお)、妹は妃奈(ひな)という名前だった。妃奈は綺麗で優しく、美桜は歯並びが悪いことで劣等感の塊だった。美桜は母方の祖母に引き取られたが、治療費は出してくれなかった。妹の妃奈は保険外交員として働いていたが、派遣だから給与は安かった。姉の美桜にしても大学の事務員だけど、やはり派遣だから同じようなもの。二人ともいつ派遣を切られるか~びくびくしながら暮らしていた。そんなある日、警察から妹が殺されたことを知らされた。押しかける報道陣、美桜は父親が殺された時のことを想いだす。「人を殺してみたかった…」犯人の高校生が言った言葉。お父さんは、誰でもよかっただけで、殺されたの?美桜の心の底に潜む激しい怒り、苦しさ、歯並びだって…父親が殺されて貧しくなったから。そして、保険外交員だった妃奈にも「生前保険金殺人」の疑いがかけられる。歯並びが悪いから、と中学生の頃から笑われていじめられていた美桜。美貌の妹を羨ましいと思う気持ちはあったが、妹の潔白は信じていた。すごくスピード感があって、ぐいぐい引っ張られるように読みました。初めに無駄のない文章と書きましたが、もう少し無駄もあった方がいいかな?そんな物足りなさも感じた「レモンと殺人鬼」でしたが、レモンの意味は?と疑問に思う方は、ぜひ読んでみてください。人の心に巣くう劣等感や優越感…悪気がない言葉にも人を傷つけること、「いじめ」が多発する今の時代の教師だからこそ書いたのでしょうか?そんな素朴な疑問も感じた作品でした。レモンと殺人鬼【電子書籍】[ くわがきあゆ ]価格:780円 (2023/5/17時点)
2023.05.17
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5月14日TVSテレビで夜の8時から放映された「神の手」を見ました。原作を読んでいたのですが、粗筋をぼんやり覚えているだけでした。ドラマを見ているうちに、いろいろ想いだしましましたが、原作を読まない人が見たら、内容がよくつかめないのでは?そう思い乍見ましたが、やはりそれはドラマ化するのに内容を要約したせいでしょうね。原作では白いシャツに黒のスラックスの地味な人とある主人公の木部美智子、ドラマでは清楚な美人でじみっぽけど、それなりにお洒落な感じでした。これは映画化でも言えることは、原作を先に読んで抱くイメージが違うと、それが内容的に「イマイチだ」と思ってしまうが、ドラマは良かったです。ドラマを見た方もいると思いますが、少しだけ粗筋を書きます。編集者が「神の手」と呼びたくなるような小説を書く女性がいた。しかし、彼女は世に出る前に多くの作品だけを残して失踪した。木部美智子は、3年前の未解決の幼児失踪事件を追っていた。ある日、昔の同僚から「会いたい」と電話が入る。約束の場所で待っていても彼女はこなかった。美智子は、彼女が自殺したという知らせを受けるが、自殺するような女性ではない、殺されたと考えた。未発表の小説と幼児失踪事件、一見関係がないようなことが一本の線で繋がっている、と美智子は確信した。小説は、もっと複雑で~よく理解できない部分がありましたけれど、前に図書館で借りた本なので、ドラマを見てスッキリしました。もう一度原作を読んでみたいと思いました。神の手 (集英社文庫) [ 望月諒子 ]価格:935円(税込、送料無料) (2023/5/16時点)
2023.05.16
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2011年「よろずのことに気をつけよ」で第57回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー、法医昆虫學捜査官・仕立屋探偵桐ケ谷京介シリーズがある。主人公・奈緒は、地蔵を信仰する閉ざされた小さな集落で生まれ育った。16歳になるまで、地蔵をみてはならないという村の掟のがあった。奈緒はこの村から出たい一心でがむしゃらに勉強して、成績が良かった。この村から出たい、それが奈緒の夢であり願望であった。勉強さえできれば、東京の大学へ行くことも可能だ、彼女は一途にそう思い、家の手伝いをしながら勉強に励んでいた。朝早くから家業の農家を手伝い、学校に通う日々。彼女には、心から友達と思える級友はいなかった。ある日、東京から新しい移住者が引っ越してくることになった。4人家族で、奈緒と同じ年の女の子がいるという。彼女と偶然会い、お互い心に響くものがあって、二人は親しくなる。その転校生・亜矢子は、奈緒を頼りにして村に馴染もうとする。しかし、村人は新しい移住者に異常にまで警戒心を募らせるのだった。亜矢子が村に馴染もうとするが、よけい村人の反発をかってしまう。しかし、奈緒の眼からみたら、村人の方が亜矢子達をいじめている、と思えて仕方なかった。ますますこの村から出たいと思うのだった。寝たきりの曾祖母、祖父母、両親、そして兄という家族構成の中で、長男の兄は勤めに出ていて、家業の農家は少しも手伝っていない。余所から嫁に来た奈緒の母は、何年経ってもよそ者としてしか扱われず、寝たきりになった曾祖母の面倒は祖母が看て当たり前の暮らし。なぜ農家に嫁の来てがないのか、という問題もこの作品で問うているが、昔からのしきたりにがんじがらめに従った人々の哀しいミステリーです。ミステリーとしては、少し尻切れトンボのような思いを抱いた。でも、内容的には古い因習と向き合い、そこから抜け出そうとする奈緒のメソメソしない逞しさがあり、読みごたえがありました。うらんぼんの夜 [ 川瀬七緒 ]価格:1,760円(税込、送料無料) (2023/5/15時点)
2023.05.15
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吉沢久子さんは、2019年3月21日に亡くなり、享年101歳でした。この本は、前に出版された3冊の本から抜粋して再編集したものです。年を取ると、病気とは違うこまかいところに衰えが出てきます。例えば、足がつれて思うように歩けなくなる日がやってきます。今、私もそう思う事が多く、弱音を吐きたくなることが出てきました。庭の草むしりをすると、腰や膝が痛くなり、疲れも溜まってすぐ回復しない。でも、できなかったことを数える引き算ばかりしていては、年をとったからこそできることを忘れてしまいます。できないことよりも「できること」を大切に。甘えず、あきらめず、ちょっと努力して。一番大事なことは「好奇心と感動する心を持ちつづける」こと。人生は「考え方」で変わる、食べ物は命そのもの、好きなことがあれば大丈夫~一人でも孤独ではない。この「大切なことは時を経ても変わらない」は、90代で書いています。90代でこんなに柔らかな心を持っているなんて…私は、出来るかな?庭に蔓延しているドクダミ草があります。天ぷらにすると美味しいと書いてあったので、試してみました。意外と美味しくて、ウドの穂先の天ぷらとよく似ていました。お料理の本には出てこない、こんなことを知るのが愉しいです。私もできないことを嘆かず、できることを喜んで暮らしたい。大病もしないで、これまで生きてきたことを感謝したい。そんな思いを確かめたくて、何度も読んでいる吉沢久子さんの本です。【中古】 大切なことは時を経ても変わらない /吉沢久子(著者) 【中古】afb価格:200円(税込、送料別) (2023/5/14時点)
2023.05.14
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物忘れが多くなってきた私は、ついこんな題名に魅かれてしまう。顔がシミやしわだらけになったり、背中が丸くなったりも嫌だけど、認知症にならない方法があるなら、努力したいという気持ちがある。80歳でも脳が老化しない人がやっていること [ 西 剛志 ]著者の西剛志氏は脳科学者で、世界中の脳の老化研究からわかってきたことをベースにこの本は書かれています。周りが気にならなくなる、記憶が曖昧になる、同じ主張を繰り返す、感情的になる、年齢と共にそういう傾向になる人がかなりいます。これは脳の老化現象の一種で、西剛志氏は「老人脳」といいます。老人脳は後天的なものであり、日々の様々な習慣(思考×行動)の積み重ねによって変えることが出来るそうです。前にも書きましたが、このブログを始めた切っ掛けは、ブログがボケないことに有効だと知ったからからです。いくら書くことが好きでも発表する場がないと、意味がありませんよね。その点ブログは、前にもしていたので入りやすかったし、写真を撮るのも好きなので、一挙両得です。物忘れも多くなってきたことも事実でしたが、手紙を書く時など、文章を考えてもぼんやりした感じがして、言葉が出てこなくなりました。それで、このままにしていたら認知症になるのではないか?という思いに駆られるようになって始めたのですが、正解でした。「自由な人」は老化しにくく、「まじめな人」は老化しやすい。まじめすぎる、ガンコ、自分にきびしい、新しいことを始めない。こんな傾向がある人は、自分への制約はかけないようにと書いています。いろいろ「脳の老化度」のテストがあってショックでした。かなり、私は「老人脳」の傾向がありました。でも、まだ新しいことを始めようと思う気持ちはあるので、良いかな?このブログを書くようになって、頭がぼんやりした傾向は減りました。先ず、3か月は毎日ブログを書く、ということを自分に課しました。毎日書くというのは大変でしたが、習慣化しようと思いました。あとはストレスにならないように、書く回数は減らそうと考えています。自分に対する成約は長くしていたら、それもいけないようだから。私は後4年で80歳になりますが、その時までブログを続けていたい、ぼんやり老いていくのは嫌だし、出来る限り愉しく暮らしたいです。せっかく長生きしたのなら、楽しく生きることを選びたいですよね。そんなに難しいことではないと、この本を読んで思いました。80歳でも脳が老化しない人がやっていること [ 西 剛志 ]価格:1,540円(税込、送料無料) (2023/5/13時点)
2023.05.13
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誰からも愛されていた、著名なヴァイオリニストが殺された。関東フィルハーモニー管弦楽団の第一ヴァイオリンの久米充、48歳。人格者/佐藤青南【3000円以上送料無料】捜査一課の音喜多弦は、変わり者の鳴海桜子とペアを組まされた。鳴海は音楽隊志望の刑事で、何故か捜査一課に配置されていた。二人は聞き込みを始めるが、久米を悪く言う人はいなかった。何故久米は殺されたのか?捜査は難航した。そんなある日、一人の女性が「私が殺しました」と自首してきた。外面がよく、家族には気難しい顔しか見せない人間が結構いる。男性に多いが、そんな背景が殺された久米の家庭にはあった。音楽隊志望の鳴海、子供の頃の体験が事件の背景を暴く。あまりクラッシック音楽に詳しくないので、戸惑いながら読みました。子供にピアノやヴァイオリンを習わす親は多いし、もしかしたら才能があるかもしれない、と子供が嫌がっても続けさせる親も多い。余程の才能があっても、プロとして生きていくのは大変だという教訓も織り交ぜたサスペンス小説でした。【中古】人格者 /中央公論新社/佐藤青南(文庫)価格:399円(税込、送料無料) (2023/5/10時点)
2023.05.10
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兵庫県尼崎市でクリニックを開いている医師・長尾和宏さんは、現代病の大半は「歩かないことが原因」と著書の中で書いています。歩けば歩くほど、生活習慣病は良くなります、ときっぱり。病気の9割は歩くだけで治る! 歩行が人生を変える29の理由 [ 長尾和宏 ]家で普通に歩き回っているのに~靴を履いて外を歩くと、随分と足腰が弱ったと思うようになってきました。歩くことで病気が治るならいいけど、腰や膝が痛いと歩くのも辛い。ゆっくり、やっとの思いで歩いている日もあります。でも、膝が痛くても、腰が痛くても、サポターやコルセットを付けて弱い部分を支えながら、出来る範囲で歩いた方が良いそうです。歩かない生活を続けていると、関節を支えていた周りの筋肉まで衰えてしまって、かえって悪くなってしまうそうです。膝のだるさを感じ始めたり、関節の痛みがあっても、適度に歩くことを勧めています。私も60代に膝にひどい痛みを感じ、寝ている時にシーツに触れた途端にものすごい激痛を感じ、整形に行ったら「老化ですね」と言われました。確か、膝に注射を1度しただけで、薬も出なかったように思います。老化現象ならしょうがない、と杖をついて低山に登ったり、花や野菜を作ったり痛いの我慢して動いていました。不思議なことに、気がついたら膝の痛みもなくなっていたのです。確か、ビタミンEのサプリメントを飲んでいただけでした。それが、後期高齢者になったら~また膝や腰が痛くなってきました。読書や縫物をする時間が多い、あまり動かない生活になっていました。私の場合、前の事があったので、この本を読んで「歩くことはいい」と再認識して、意識的に歩くことを取り入れています。また、歩くためには「いい靴を選ぶ」ことも重要なポイントだそうです。多少高くても「自分に合う靴」を選び、少しでもいいから歩くこと。歩くと幸せホルモン「セロトニン」がどんど分泌されて、独特の「しあわせ顔」になるそうですよ。(^-^)【プライスダウン】 15時までのご注文で即日発送 Reebok INSTAPUM...価格:15,840円(税込、送料無料) (2023/5/9時点)病気の9割は歩くだけで治る!(PART2) 体と心の病に効く最強の治療法 [ 長尾和宏 ]認知症は歩くだけで良くなる [ 長尾和宏 ]
2023.05.09
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年のせいか~?庭仕事をすると、足がバンバンに腫れるようになりました。まるで山歩きの後のような疲労を覚え、腰も膝も痛い日が続いていました。夜も疲れすぎて、よく眠れないから~100均で樹液シートを買って来ました。これを足裏に貼って寝ると、ぐっすり眠れるから何度か使っていたのです。2~3日位は樹液シートは、真っ黒というより…殆ど茶褐色でした。それが、だんだん変色する部分が減ってきて、驚いたことに~今朝は殆ど色変わりしていませんでした。成分はゲルマニウム(orヨモギ)・ドクダミ・ビタミンC。そして、腫れがとれてきたのです。正直びっくりしました。足裏以外に肩・腰、ひじ、膝にもいいと書いてありました。腰や膝にも使ってみたいから、1枚110円は少し高いかな?楽天さんでもっと安いのないか調べたら、いろいろありますね。いろいろあり過ぎて迷ったのですが~お試しがあったので、これをポチりました。楽天15年連続No.1!!【1000円ポッキリ】お試し 足裏シート【ネコポス送料無料】毎朝スッキリ♪当店人気1位をお試し『薬草樹液シート』16枚(テープ付)【代引不可】【時間指定不可】16枚入りで1,000円ぽっきりだから、100均より高いですね。100均のは2枚入っているから、一枚が55円。でも、まとめて買えば安そうなのでお試しを買ってみました。こちらの成分は、木酢液や天然自然物15種類配合。まだまだ庭仕事は愉しみたいから~足のお手当しながら頑張りたいです。しばらく足裏シートを貼って寝ていたら、よく眠れました。これだけでも体の疲れがとれるので、驚いています。【genki21】 楽天市場店生涯歩行のすすめ 今日からはじめるフットケア! [ 足もと健康サポートねっと ]
2023.05.06
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昭和49年7月27日、5歳の男の子が自宅からいなくなり、誘拐された。脅迫電話と手紙で3度の身代金要求があったが…犯人は姿を現さなかった。真犯人 小学館文庫 / 翔田寛 【文庫】そして、事件発生から23日後、その子が遺体となって発見された。犯人が捕まらないまま、あと1年で時効を迎えるという昭和63年、特別捜査班を編成させ、事件の見直しを命じた男がいた。それでも犯人はあぶり出せることなく、特別捜査班は解散された。平成27年8月、静岡県裾野市で一人の男が殺された。身元を調べるうち、誘拐された男の子の実の父親だった。事件を追う刑事たちの執念で物語が進むので、面白かった。しかし、事件の背景にある親子の愛憎が哀しい。読んでいて刑事たちの苦労、苦悩、キャリア志向の上司への反感、手に取るようにわかり、読みごたえがある一冊でした。テレビでドラマ化されていたのは知りませんでした。テレビでは、どう描かれているのか、ちょっと興味深いです。【中古】 連続ドラマW 真犯人 DVD−BOX/上川隆也,小泉孝太郎,内田有紀,翔田寛(原作),やまだ豊(音楽) 【中古】afb価格:5,940円(税込、送料別) (2023/5/4時点)
2023.05.05
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我が家の庭にもカタクリの花が2輪咲きました。カタクリの花は、ユリ科の多年草で寿命50年だそうです。苗を頂いて植えたのですが、開花したのは6年位経ってからでした。自然のままだと、アリが種を運んで増えるそうです。どうしたら種が採れるか?調べてみました。花が枯れて実が成熟し、5~6月頃種が採れるようです。花が枯れてしまった後は注意してみたことがなかったので、今年はじっくり観察したいと思います。その種を蒔いて、芽が出ても大事に育てながら7~8年経って、ようやく花が咲くそうで、気の長い話ですね。花の苗を買って植えるのはすぐできるることですが、この頃は種から育ててみたいと思うようになりました。追記(5月29日)5月に入ってから注意深く花の終わったカタクリを観察していました。すると、いつの間にか白い実がついていました。これが種になる部分らしいです。白い実を採って、しばらく室内の窓辺に置いてみました。だんだん乾燥して小さくなってきました。昨日、実を破って種らしきものを土に植えてみました。印をつけておいたけれど、いつか芽が出るかな~?育てて楽しむ種採り事始め [ 福田俊 ]にっぽんたねとりハンドブック [ プロジェクト「たねとり物語」 ]にっぽんたねとりハンドブック [ プロジェクト「たねとり物語」 ]価格:2,200円(税込、送料無料) (2023/5/20時点)
2023.05.04
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夫婦二人の暮らしが長いのに、つい多めの料理を作ってしまいます。それで、何日か同じものを食べることになってしまいます。そして、料理もだんだん面倒になってきて、同じ料理の繰り返し。70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える! / 塩野崎淳子 【本】これじゃ栄養が偏るよなぁ~と思っていた時、この本が目に留まりました。早速買って読んでみました。著者の塩野崎淳子さんは、仙台にお住いの在宅訪問管理栄養士さん。在宅医療や訪問介護サービスを受けているお宅に行って栄養の指導やアドバイスをしている方です。我が家は和食中心で、あまり肉が好きでないので、肉の出番が少ないです。その代わり生魚を買って来て冷凍し、焼いたり、鍋にすることが多いかな。例えば鰯を叩いてすり身状にして鍋にしたり、鱈やホッケは味噌焼き&フライ、北寄貝のカレーとか、エビは天ぷらにして卵でとじるとか。献立を考えるだけ、面倒だなぁ~という思いが先に来てしまいます。でも、夫が嫌がる料理を作っても食べないから、と考え勝ちでした。年齢と共に食べる量も減り、いつの間にか「低体重」になるということ、肉をあまり食べないから「筋肉」も減ってきていないか?も心配でした。この本を読んで目からウロコの気持ちになりました。一回の食事に「タンパク源」をとる。朝・昼・晩に必ず「タンパク源+野菜+主食」を合わせてとる。タンパク源とは、タンパク質を含む食材、例えばウインナー1本、茹で卵1個、練り製品でもいいから加えることで良いんですって。私は卵が好きで、毎朝卵をメインにして、生野菜はトマトが多く、味噌汁は実だくさんにして、キノコを混ぜるようにしています。お昼は殆どトーストに果物、チーズかヨーグルト、珈琲か牛乳か豆乳~我が家は野菜が少ないという反省も得られました。最近はちくわを買っておいて、お昼に食べたりしています。又缶詰類も活用して、手抜きして栄養を取る、というのも高齢者には良いことが解り、鯖缶を使ってカレーを作ってみました。鯖缶のカレーは意外と美味しいし、サンドイッチにも使ってみました。生臭いかな~?と思ったのですが、ツナとさほど変わりませんでした。鯖缶は夫が好物なので常備しています。納豆、お豆腐、卵、練り物、高齢者お薦めの「たんぱく源」は意外と食べていました。足りないのは生野菜かな?料理が面倒~と思った時、取り出して読んでいる1冊です。この方も練り物とかを上手に活用して暮らしている、お元気な88歳です。88歳ひとり暮らしの元気をつくる台所(仮) / すばる舎
2023.05.02
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札幌市豊平区・豊平公園のカタクリの花とエゾエンゴサクの群生地の写真を撮りたくて、先週行って来ました。ちょうどお天気も良くて、ぶらぶら歩くのには最適な日でした。国道36号線を通るバスに乗って「豊平3条12丁目」のバス停で降ります。豊平神社が目印で、コンビニのある角を曲がると鬱蒼した林が見えます。反対側には温水プールの看板が見えます。地下鉄の場合は、東豊線「豊平公園」で降りると、出口すぐが「緑化センター」がある正面に出ます。私は、いつもバスで来て、バス停で降りてから中道を少し歩いて、林の裏側から入って群生地のある「野草園」行きます。青い花が「エゾエンゴサク」です!チューリップはまだでしたが、桜が満開でした。これからは、八重桜・ツツジ・チューリップ・ハンカチの木など、6月に入ったら薔薇も咲きだして、いろいろな花が愉しめます。写真を撮りながら、公園内をぐーるっと歩いて行くと「緑のセンター」に出ます。中は売店や温室などがあり、ここで休憩もできます。地下鉄駅「豊平公園」の角を曲がると「北海道きたえーる」に出ます。たくさん歩いて、お腹も空きました。どこかで食事をしていこうかな~?一人で歩くのも愉しい時間でした。豊平公園の住所:札幌市豊平区豊平5条13丁目 ・
2023.05.01
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今、私は病院で治療を受けたり、薬をもらいに通うこともないのですが、後期高齢者の老いからの不調には、読んで随分と気が楽になりました。50~60代の頃は私も病院通いをしたが、今は月1回の歯医者へ定期診療だけ。血圧が高くて2~3年薬を飲んだけれど、医師と相談して辞めてしまった。血圧の薬を辞めてから、眼科以外は5年くらい病院へ行っていない。それは、不調を感じても気圧のせいか、お天気のせいか?と思える程度で治り、1週間以上不愉快な症状が続くわけでなかったせいもあるが、病院も嫌いだった。この「病気と人生」を読むと、年を取るとどこか不調があるのが当たり前で、高齢者の病気のよさは「治らない」という、曽野さんの体験がベースにある。だから薬も病院へ行く必要もないし、すぐ死ぬこともない。という曽野さんのこの考え方が私は好きです。今、施設にいる90代の義母を身近に持つと、この考え方は最もだと思う。兎に角、義母は病院へかかるのが好きで、ドクタージプシーだった。傍で見ていると、その症状は病的な事ではなくて、生活態度を改善するだけでいいのでは?と思うような事が多く、すぐ病院へ行っては薬を増やしていた。例えばカリウムの数値が多いと減らす薬が処方された。でも、義母はカリウムの多い食べ物を好み、たくさん食べていた。私なら、カリウムの含んだ食べ物を減らすよう努力するけれど、義母は頑として聞かず、ゼリーのような薬を食べていた。そして足腰はやはり衰えてくるので、外を自由に歩けない愚痴をこぼしている。そんな義母を見ながら暮らしていたから、あまり病気探しはしたくないと思った。体調が悪くなったら原因を考えると、たいてい思い当たることがあった。これから先はわからないが、病気探しより楽しいことを見つけるよう努力したい。末期の癌でも好きなことをしていたら、命が長らえて癌が消えたという話も聞く。「病気と人生」を読んでいると、老いからくる不調はすぐ病とかんがえず、楽しく生きることを工夫した方がいいと思えてきます。身体が疲れたなぁ~と思った時、寝転がって読んでいる一冊です。すると、疲れはとれて元気がみなぎってくるから不思議です。病気も人生 不調なときのわたしの対処法 [ 曽野 綾子 ]
2023.04.30
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内科医の工藤孝明は、茨城の小さな町の個人病院に勤めて2年目だった。工藤は背の高い顔だちの整った青年だったが、律義で真面目だった。要領が悪く、よく看護師に怒られ、そして患者に甘いとみられがちだった彼が大学病院の研修医だった時、入院患者の悪徳宗教家が死亡した。それはよくある事だが、ある老婆が「私が呪い殺した」と名乗り出たことで、若い研修医の工藤はあらぬ疑いをかけられ、大学病院を追われた身だった。その彼を受け入れてくれたのが、個人病院の院長・藤原信太郎だった。工藤は患者の気持ちに添い、よく働く医者だったから、藤原は満足していた。工藤の患者がまた一人亡くなった。「呪い殺された」という噂がささやかれるようになる。真相を突き止めるべく、ルポライターの木部美智子が動き出す。一つの事件の真相を追うというより、木部美智子というルポライターの人物像を縦に、社会の暗部をあぶり出すという構造になっている。いろんな要素を少し詰め込み過ぎないかな~?という思いで読み終わった。「呪い」なんて本当にあるわけよ、というのが私の感想でした。【中古】呪い人形 /集英社/望月諒子(文庫)
2023.04.29
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人間関係につまずいたり、悩み事がある時、私は曽野綾子さんの本をよく読む。すると、悩んでクヨクヨ考えていたのが、馬鹿らしくなってくる。長く生きていると、自分の命の終わりがいつになるのか?という不安が常に心の隅にあって、考えないようにしていても頭を持ち上げる。親しくしていた友人が亡くなっていくのは、寂しさを通り越して虚しくなる。もちろん、両親はもとより、弟妹の方が先に亡くなるということもある。そして、夫や自らの老いについて考えてしまい、心細さに眠れない夜もある。そんな時、「長生きしたいわけではないけれど。」の中に書かれた言葉にハッとした。これは、旧約聖書の伝書の中の「すべてのものに時期がある」という一節です。天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある生まれるに時があり、死ぬに時があり植えるのに時があり、植えたものを抜くに時があり殺すのに時があり、いやすに時がありこわすに時があり、建てるのに時があり泣くに時があり、笑うのに時があり…この後も続くのですが、一人の人間がどうあがいても「すべてに時期がある」なら、自分の悩み・嘆きなど小さなものだと、そん気持ちにさせられる言葉でした。本には毒になるものもあるけれど、こうした心に響く言葉と出会う喜びがあり、曽野綾子さんの書いたものには、ねばならぬという強制がないから好きです。【中古】長生きしたいわけではないけれど。 /ポプラ社/曽野綾子(単行本)
2023.04.28
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宮本風太25歳、世の中から取り残された気分で新宿の公園にいた。丁度、公園内で吹きだしをしているのをぼんやり眺めていた。一人の中年男が吹きだしのうどんを食べていたら、何かが飛んできて、うどんがこぼれ、中身のちくわ天が宙に浮いているではないか。風太は、信じられない光景を目にして、驚きで自分の眼を疑った。祈り (文春文庫) [ 伊岡 瞬 ]そんな描写で始まる「祈り」は、東京に馴染めず田舎者の劣等感を抱えた若者と、望まない力を持ったばかりに暗い過去を背負ってしまった中年男の物語です。生きづらさを抱えて暮らす若者と公園で寝泊まりする中年男・大里春輝は次第に打ち解けていき、なぜ春輝が公園で寝泊まりするようになったか明かされます。過去と現在が交互に綴られていて、春輝の切ない思いがわかるような気がした。結末は意外な方向に導かれていくのがミステリータッチで面白い。伊岡瞬さんは、ミステリーを多く書いている作家さんです。
2023.04.27
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精神科医の保坂隆氏と脳科学者の西崎知之氏のお二人の共著です。後期高齢者の私には、もう遅いかな?と思いながら読みました。この本は、どちらかというと男性に向けての面が強いので、女の私からみたらあまり参考にはなりませんでした。ただ、認知症などの物忘れについての考え方を知って安心しました。物忘れには「生理的な物忘れ」と「病的な物忘れ」があるそうです。「生理的(正常)な物忘れ」は、脳の中の記憶の整理整頓に関与していて、脳がスムーズに働くためにはなくてはならないもの、だそうです。もの忘れが多くなった私には安心できる言葉でした。それに引き換え、「病的な物忘れ」は<忘れたこと自体を忘れている>、「今しょうとした事ことを忘れる」のは「生理的な物忘れ」だそうで、物忘れが多くなってきた私にはホッとしたものです。頑張らない、人目を気にしない、悩まない、無理しない、若さを望まない、「ない」「ない」づくしが元気の秘訣には、全くその通りと思いました。後期高齢者の身には、上の言葉はすべて身に染みることばかり。動き過ぎると筋肉痛となって、後にあちこち痛くなって慌てます。何日か経つと自然に治るから、筋肉痛だったとわかるんですよね。何事も「腹六分」を心がける、前は「腹八分」と言われていました。でも、穏やかに元気で80歳を迎えるための極意だそうです。あと数年で80歳の私、おだやかに元気でいられたら最高です。
2023.04.26
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この小説は「読売文学賞」受賞のベストセラーで、映画化もされた話題作です。文房具屋の一人娘・里枝は、離婚して男の子を連れて実家に戻っていた。店番をするうち、林業に携わっている谷口大祐と顔なじみになる。彼は寡黙で、大人しい男だが素性がよくわからなかった。しかし、生真面目に働く彼は、職場の人々に信頼されていた。二人はやがて結婚して、血が繋がらない長男からも慕われ、長女「はな」も生まれて、家族はしあわせに暮らしていた。しかし、夫は事故であっけなく命を落としてしまった。悲しみに暮れる中、里枝は大祐の死を彼の兄に知らせようと思った。彼には兄がいるが、事業の跡継ぎ問題で反目して家を出たと聞いていた。弟の死の連絡を受けた兄がやって来たが、写真を見て弟ではないという。では、夫だった「谷口大祐」とは誰だったのか?「愛にとって過去とは何か?」というというのがこの作品のテーマのようだけど、在日や犯罪者の親を持つ子供の生きるための哀しいほどの嘘が背景にあった。在日3世の弁護士が里枝に依頼されて、谷口姓を名乗る男は誰だったのか?もしかして、彼も在日だったのか?と自らの出自を織り交ぜた濃い内容です。一人の男が持つ暗い過去には同情も感じ、生きるための嘘が胸を打ちます。ある男 (文春文庫) [ 平野 啓一郎 ]
2023.04.25
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愛知県のニュータウンで半自給自足の暮らしだった津端さんご夫婦。2016年6月、ご主人が昼寝のまま亡くなって、一人になった英子さん。英子さん、89歳になって初めての一人暮らしが始まりました。きのう、きょう、あした。 / つばた英子 【本】ご主人のために作っていた食事も自分のためなら、やる気にもならず、何を作っても、何を食べても、虚しい状態が続いていたそうです。朝、ご主人の陰膳を作って、お昼にそれを食べているうち、ご主人の言葉を想いだしました。英子さん、人に依存し過ぎないで、何でも自分で。コツコツしていると必ず自分のものになるから。それから、落ち葉を畑に入れて土作りしたり、野菜の種を蒔いて、収穫。庭に実る果物でジャムを作り、ケーキを焼いたり、基本はひとり。でも、娘さんがちょこちょこ様子を見に訪れるようにもなって、出来ないことは娘さんに助けてもらっています。お金がなくても畑さえあれば食べていける、少し不便な方がいい。写真が多く、絵本みたいな本ですが、暮らしの知恵がいっぱいです。つばた修一・英子さんご夫婦から多くのことを学ばせてもらいました。日本映画/ 人生フルーツ(DVD) 台湾盤 Life is Fruity 積存時間的生活楽天で購入
2023.04.24
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庄司常雄は、大学卒業から38年間働いた大手石油会社を定年退職した。妻と二人で海外や国内を旅行するのを楽しみにしていた。しかし、妻は体調が悪いと夫を避けるようになっていた。娘に言わせると、それは「夫源病」だそうだ。資産運用で買ったワンルームマンションがたまたま空いたので、妻はそこで刺繍をしたり本を読んだりするからと家を空ける。一人の時間を持て余して図書館に行ったり、公園をぶらつく常雄。そんな時、息子から飛び込んできた「孫のお迎え」の頼み。渋々引き受けた常雄だが~育児や家事がこんなに大変なのか?と目覚め、そして嫁への労わりも感じるようになっていた。テレビでドラマ化されたので見た方もいつでしょうね。郷ひろみさんがいい演技をしていましたね。退職後家にいると妻が負担に思う心理が理解できない夫側の視点で書かれている作品で、男性側の困惑がよく描かれています。妻が何も言わなくなったら、それは諦めたからという指摘には、頷くものがあり、男性こそ読んで欲しい作品です。【中古】【4/25〜28 最大P10倍】定年オヤジ改造計画 / 垣谷美雨
2023.04.23
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易しく軽いタッチの文章だから、どんどん読み進んでしまいます。でも、人生の悲哀も織り交ぜながら、ホッとする物語でした。主人公・大森祥子は、娘を夫に託し離婚した30代の女性。彼女は「見守り屋」という仕事で何とか暮していた。「見守り屋」とは、夜から朝まで人やペットなどを寝ないで見守る仕事。仕事が終わった時の唯一の贅沢は、夜勤明けに食べるランチとお酒。兎に角、食べ物と飲み物の描写が上手い。肉料理があまり好きでない私でも、食べてみたいと思ってしまう。「見守り屋」で触れ合うワケありの人たちとの交流も暖かなものがあり、祥子の孤独で不器用さが人の心をつかんでしまう。私もランチでビールは飲むけど、日本酒でも飲むの?と驚いたけれど、夜勤明けの疲れを吹き飛ばしたいという心理は何となくわかる。一緒に料理を愉しみ、飲むお酒を愉しみ、人っていいな~というほんわかした気持ちにさせらる「原田ひ香」さんの作品です。ランチ酒 今日もまんぷく [ 原田ひ香 ]
2023.04.22
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この間買った五島の「んまか塩」を使って、鶏モモ肉をオープンで焼いてみました。【ポイント10倍】塩焚き爺の手造り塩 んまか塩 180g 五島列島の海塩鶏肉にお酒をふって、塩をこのくらいの量を全部の肉に摺りこみました。【ポイント10倍】塩焚き爺の手造り塩 んまか塩 180g 五島列島の海塩黒コショウもたっぷりかけてシイタケも塩をふって一緒にね。オープンで焼いたので、あまり油っぽくなくて美味しかったです。お肉の脂身がオープンで焼くと出てしまうのでヘルシーです。いつもはスーパーで買える「五島棚の塩」のを使っていますが、やはり何となく出来が違いました。生ホッケも焼いてみたけど、焼く前に塩をふっただけなのに、一夜干しのようになって美味しかったです。病みつきになりそうです。(^-^)【ポイント10倍】塩焚き爺の手造り塩 んまか塩 180g 五島列島の海塩;585円五島灘の塩 1kg 食塩;324円
2023.04.20
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「人生 フルーツ」の映画で知られた津端修一さんと津端英子さんご夫婦、修一さんが亡くなってからの暮らしが綴られた「ふたりからひとり」。ふたりから ひとり ときをためる暮らし それから [ つばた 英子 ]初めて読んだ「あしたも、こはるびより。」すっかりお二人のファンになりました。愛知県のニュータウンで、夫婦ふたりが協力して作るキッチンガーデン。換気扇のない台所で保存食を作り、玄関のないワンルームの丸太小屋で暮す、83歳と86歳の菜園生活の暮らしを綴った「あしたも、こはるびより。」「ききがたり ときをためる暮らし」から四年余りの日々を綴ったエッセイ、「ふたりからひとり」久し振りに本箱から取り出して読み返しました。英子さんの本を読むうち、私は庭で野菜を作るようになりました。畑の土お越しや石灰を撒くのは夫、種を蒔くだけだから楽ですが。でも、昨日庭の掃除をするだけで腰は痛いし、身体はフラフラするわで、気持ちはあっても身体の老いをひしひしと感じてしまいました。「英子さん、どうなさっているのかな~?」と思って本を手にしました。お二人でしていたキッチンガーデンは、一人では無理かな~?と思い乍。お二人が「しんどいけど、死ぬまでやらなきゃ~」と労わりながら、暮らしの手仕事を続けていたのは、やはりそれが「愉しみ」だから。私は、本を通してかなりお二人の影響を受けました。著書を何度も読み、「暮らしを愉しむ」ことにわくわくしたものです。老いを自覚しながら、疲れたら休んで無理をしないに体を労わりながら、「暮らしを丁寧にして、愉しみたい」と考えるようになりました。英子さん、お元気だったら95歳ですが。
2023.04.19
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この本は、家事評論家吉沢久子さんがご主人を亡くして、一人暮らしを始めて30年経った頃のエッセイです。ご主人を亡くしてから、「お寂しくないですか?」とか「大変ではないですか?」と聞かれることがおおいけれど、私は「ひとりがいいから選んだ」ときっぱり。家事評論家としてのお仕事もされていたので、社会とも繋がっていたし、気持ちも自立もしていました。それに、近くにお住いの甥御さんの手助けを得ながらの暮らしでした。それでも、心の柔軟さや家事を愉しみとする姿勢は学びたいもの。小さなことに喜びを見出すところは、特に真似たいですね。私は家事が苦手で、あまり好きではありませんでした。義務感で仕方なくで、時間があると本が読みたい方でした。でも、吉沢さんの本を読むことでだんだん家事が好きになり、梅干し作りや味噌の仕込みまでするようになりました。家事を丁寧に、と言っても完璧主義ではありません。上手に手抜きして、クスッと笑っているような、暖かい気持ちが伝わってくるようなお人柄。生き方に行き詰まったときや気持ちが落ち込んでいる時、何度も読み返している一冊です。また頑張ろうという気持ちにさせてくれます。100歳の100の知恵 (中公文庫 よ57-5) [ 吉沢 久子 ]101歳。ひとり暮らしの心得 (中公文庫 よ57-3) [ 吉沢 久子 ]100歳まで生きる手抜き論 ようやくわかった長寿のコツ (幻冬舎新書) [ 吉沢久子(評論家) ]
2023.04.18
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50代~60代の方なら、まだ80歳は遠いお話でしょうね。私もその年代の頃は、まだまだ80歳は遠い世界でした。80歳の壁 (幻冬舎新書) [ 和田秀樹 ]でも、後期高齢者になってしまった今は、すぐ目の前のこと。そう、70代~80代なんてあっという間にやってくるのです。私は、今のところ持病もなく、風邪も殆どひきません。歩き過ぎや動き過ぎると、腰痛や膝の痛みがあるぐらいかな。このまま80歳まで元気かな~?という不安はありますが、わざわざ検診をして病気を探さないようにはしています。この和田秀樹氏の「80歳の超え方」を読むと、それでいいと安心できました。いちばんの心配は、物忘れが多くなったのでボケないか?です。でも、物忘れするようになったら、工夫が必要だそうです。メモを書いたり日記を書いたり、それを習慣化する。私は、100均で買ったスケジュール帖で一日にしたこと、洗濯、買い物、ストレッチ、読書とかメモしています。そして、このブログを始めたのもボケないように頭を使おう~、ネタ探しにあちこちアンテナを張り廻すから良いかなと思って。好奇心がある人は、元気に老いていくそうです。和田氏は、検診よりも脳ドックや心臓ドックを勧めています。そして、一番大事なのは明るくしていること、のようですね。
2023.04.17
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最近、高齢者の一人暮らしの本がいろいろ見かけるようになりました。本屋さんで見かけると、一人暮らしが不安な私はつい買ってしまいます。趣味は、散歩と太極拳とマージャン、それに韓国映画とお酒が大好き。78歳でMacと出会い、震災後からツイッターを始めてから、普通のおばさんから劇的に人生が変わったとか。アメリカに住む娘さんから勧められてツイッターを始めたそうですが、尻込みしないでやってみようと思う気持ちが若いですね。大きな病気をしたあと始めた散歩ですが、歩いているうち、膝の痛みがとれてきて、健康を取り戻してきたそうです。若いころに離婚して、一人で娘さんを育ててきたけれど、病気もしたし苦労もしたけど、「今が幸せ」ときっぱり。夫が元気なのに、時々「ひとりになったら」という不安を感じる私。普通の人の体験は、読むと元気をもらえます。この方もお住まいは都営住宅で、生活費は10万円ちょっと。それなのに、お住いの写真を見るとインテリアも素敵です。自分なりの哲学を持っていれば、何歳になっても「しあわせ感」は得られるものなんだと改めて思いました。89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた [ 大崎 博子 ]価格:1,430円(税込、送料無料) (2023/5/13時点)こちらは、新しい本です。90歳、ひとり暮らしの知恵袋 お金をかけない素敵な毎日の過ごし方 [ 大崎 博子 ]価格:1,540円(税込、送料無料) (2023/5/13時点)
2023.04.16
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知人から乙部町で作られているクラフトビールを頂いた。乙部町は、檜山支庁管内にあり江差町や厚沢部町が隣接しており、東洋のグランドキャニオンといわれる海岸線の眺めがみごとです。このビールは、「命水」と呼ばれる乙部産の天然水を使っている。ビタミンや「美のミネラル」と言われるミネラルも豊富だとか。飲んでみると、軽やかで飲みやすくさっぱりとして、ビール独特な苦みはあまり感じれれなかった。原材料の一部には乙部産の大麦や蜂蜜を使っているそうで、乙部産の蜂蜜も又おいしい。北海道乙部町乙部町は義経渡来伝説が残っていて、義経を追って来た静御前が義経に会えなかったのを嘆いて身投げした川が町を流れていたり、江差のかもめ島には弁慶の足跡という場所もありで興味深い。クラフトビール工場と併設されたイタリアンレストランもあるので、クラフトビールを飲みながらビザを食べてみたい。クラフトビールは北海道美食生活で扱っています。
2023.04.15
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これで嫁がやめられる、夫が急死したとき夏葉子はそう思った。しかし、それは夏葉子の誤算だった。これで、事実上舅姑と距離を置けると思っていた彼女だったが、義両親は何かと介入しては、「嫁」としての立場を要求した。夫の死後、夏葉子のいない家に勝手に上がり込む姑にも悩みの種だった。夏葉子はもう限界だった。亡くなった夫は、2歳年上で合コンで知り合った。証券会社に勤める穏やかで優しい人だった。結婚して15年も経っているのに子供はいなく、夫の死が悲しくなかった。出張だ、残業だ、と言って結婚記念日も誕生日も一人の夕食。夫のいない夜、何度も離婚を考えた。夫は、なぜ私と結婚したのだろうか?夫には愛人がいた~夏葉子は次第に思い始めていた。夫の家のお墓には入りたくない、という話はよく聞きます。でも、この小説はちょっと視点が違います。夫が急死して、一人残された女性が逞しく生きるお話です。夏葉子の思い切った行動が意外と夫の両親ともいい関係になる、最後が爽やかで、人のお節介さえもホッとします。「人生の荷物が多ければ多いほど、笑えて泣けて、ホッとする」とはさだまさしさんのコメントです。垣谷美雨さんの小説は痛快で面白い、人生逆転小説だそうです。夫の墓には入りません (中公文庫) [ 垣谷美雨 ]新しい作品は、こちら 。^^) _旦~~もう別れてもいいですか (単行本) [ 垣谷 美雨 ]
2023.04.14
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こんな風に老いることが事が出来たらいいなぁ~と思い乍読みました。現役の精神科医の92歳の中村恒子さんと54歳の奥田弘美さんの対談集。年をとるほど自由が待っている、と92歳の中村さんの言葉です。主役から、脇役へ。新たな役割を受けいれること、その心が「素敵なお年寄り」になっていく。私の義母も90代。まだ主役の座を渡そうとしないで、親戚巻き込んで騒動を起こしています。親しくしていた人達も次々亡くなってしまい寂しい、とは思います。でも、どこかで自分の老いを受け入れてこなかったのでしょう。寝たきりでもなく、足腰は弱っても、まだ美味しく食べられるなら、それだけで十分でないのか?と義母を見ていると思います。でも、実際は出来ないことを探しては、不平不満を嘆いています。同じ老いるなら、不安や拘りばかり追求しないで、私は「今」を楽しむことを選びたいと思います。この本は、日常のちょっとしたときに気がつく「老い」の受け止め方がご自分の老いを混ぜながらユーモアたっぷりに語られています。92歳の精神科医だからとっても説得力がありますし、「老いる」ことが不安でなくなります。不安と折り合いをつけて うまいこと老いる生き方 [ 中村恒子 ]
2023.04.13
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だいぶ前、自給自足をしている人達のテレビ番組を見ていました。パン種を仕込んでいた男性が「満月の日の海水で作った五島の塩を使っている」と話していたのを聞いて、とても興味を抱きました。そんな塩ってあるの?とネットで調べてみたら、あるんですね!満月の夜に海水を採取して作っている塩だから、「満月の塩」何でも「満月の塩」で作ったパンは、めちゃ美味しいとか。でも、お値段も高い。ちょっと手が出ませんでした。楽天さんでは扱っていなかったのですが、同じ五島の手造り塩、「塩炊き爺の手造り んまか塩」が目に留まりました。梅干しを漬けるのに自然の塩を使ってみたかったので、迷わず購入してしまいました。普段、スーパーで売っている「五島棚の塩」を買って使っています。まろやかで美味しいので梅干しや沢庵を漬ける時も使っています。でも、今年の梅干しはちょっと贅沢をしてみたくなりました。前のブログで紹介した「97歳梅干し名人 人生のいい塩梅」を読んだら、藤巻あつこさんは自然塩で作る梅干しは出来が違うと書いていました。好奇心旺盛な私は、実験してみたくなりました。ミネラル豊富な塩で作る梅干しってどんな味?と考えると、もう口の中が酸っぱくなって来ました。五島の海水を薪の火力でじっくりと時間をかけて炊きあげた塩。ちょっとパサパサした感じです。こちらは、普段使っている「五島灘の塩」と比較したものです。右側の量の多い方がスーパーで売っている「五島灘の塩」。五島棚の塩の方が少し水分を多く含んだ感じがします。舐めてみたら、「五島の塩」より「五島棚の塩」の方がしょっぱいわ。【ポイント10倍】塩焚き爺の手造り塩 んまか塩 500g 五島列島の海塩楽天では扱っていないとおもったのですけど、あちこち検索していたら、宮崎県の満月の海水から作った「月の塩」というのがありました。
2023.04.12
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夫が知人から行者ニンニクを頂いてきました。匂いが強烈です。キッチンは、行者ニンニクの匂いですごかったです。すぐに洗って、サッと熱とうにくぐらして、しばらく水で冷やしました。そばつゆとお酒少々で味付けして冷蔵庫にしばらく入れておきます。夕飯の時には御飯と一緒に食べて、しあわせを感じました。若いころは、行者ニンニクは食べれませんでした。頂いても食わず嫌いで敬遠していました。でも、これを食べると元気が出る~と聞いて恐る恐る食べてみました。ニラのような味で、匂いが嫌だったけれど、味は意外とマイルド。それからは、春の山菜のひとつとして、もらうのが愉しみです。【送料無料】北海道産天然行者にんにく(キトビロ)500g【春限定】楽天で購入
2023.04.11
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NHKのドラマを見てから、原作も読みたくなって図書館で借りてきましたドラマの方では、松坂慶子さんと風間杜夫さんが夫婦役を演じていました。でも、原作を読むとちょっと少しイメージが違うな、と思いました。エリートサラリーマンの男性と結婚した夏江は鼻高々だったが、姉からは、「夏江は相当のぶりっ子だ」と陰口を言われていた。その夏江も70になると「今度生まれたら、この人とは結婚しない」と夫の寝顔を見るたびに、呟くようになっていた。退職後、夫は「歩く会」に入っていそいそと出かけるいく。その姿を見ると、夏江はモヤモヤした気持ちになった。私だってガーデニングの道を続けていたかった。あの時、夫が「子供はどうするんだ」という言葉で諦めた。そんな気持ちで悶々していた時、テレビに映る男性に驚く。昔同じ会社で働いていた、姓が違うけれど後輩ではないか?会社のビルの屋上で一緒に花壇を作り、時々食事に誘われた。その後輩に興味がなかった夏江は、やんわり断っていた。あるとき親戚だという有名店に誘われた時は、つい承諾してしまう。しかし、夏江が秘かに憧れていた男性の仕事を手伝ってあげたことで、同じ日食事に誘われ、後輩の誘いは躊躇いもなくキャンセル。その憧れていた男性が、夏江の夫だった。その後輩は北海道でガーデニングの会社をしていて、かなり有名らしい。夏江は食い入るようにその後輩を見つめるのだった。エリートだった夫はお酒で失敗して、出世コースから外れてしまった。昔、私に好意を持ってくれていた冴えない後輩は、有名人。夏江の気持ちは騒いだ。テレビでは、今東京にいるらしい。もしかしたらガーデニングの仕事も得られるかもしれない。夏江の妄想は膨らむ一方で、ついテレビ局に電話してしまう。もしかしたら、あの時こんな選択をしていたら、今の私ではないかもしれない。子供も独立して、退職した夫のとの二人暮らしになった時、女性の後悔。NHKのドラマは、松坂慶子さん向けに少し脚色しています。小説の方は、小気味いいくらいポンポン悪口が出てきます。でも、これだけ言えたらさっぱりするだろうな~という思いで読みました。ストレス発散したいとき、読むことお勧めです。息子に会社を任したはずなのに、しゃしゃり出てくる老害の父親。これも困りますよね。老害の人 [ 内館 牧子 ]
2023.04.10
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30年前起きた「連続幼女殺人事件」の死刑判決を受け、収監されていた二人組の犯人の一人が獄死した。亡くなったのは、亀井戸建(65歳)で喉頭癌だった。手術を望まなかったので、痛みを緩和するなどの処置をしていたが、検査から数日後容態が悪化して収容所で亡くなった。亀井戸は死刑判決後すぐに控訴したが、受け入れられなかった。もう一人の死刑囚・伊予淳一(63歳)は、今も再審を請求している。亀井戸の死を朝刊で知った星野誠司は、複雑な思いだった。30年前、予備班だった彼は様々な書類を作成し、管理し、整理したが、実際の捜査には加わっていなかった。しかし、彼の中では心の奥に引っかかりを感じていた事件であったが、警察を退職してから6年も経っていた。星野は大学生の孫とその友人に手伝ってもらいながら、再調査することで冤罪の疑惑を晴らそうとする。かなりリアルな描写があり、読むのが躊躇うところもありました。実際に起きた足利事件等の冤罪事件を絡めながら冤罪がいかに起きるか?彼ら二人の生い立ちや性格を細かく調べ直し、真相に近づいていく。インターネットに疎い年代の星野は、若い孫とその友人の協力を得ながら、動画を使い世論を動かす作戦に挑戦しようと試みます。人物描写がすごくリアルで、登場人物が抱える問題を絡めながら、嫌な人物もたくさん出てきますが、何故冤罪になってしまったか?弱い人間に添う目線が優しいです。櫛木里宇さんの作品はホラーが多いです。
2023.04.09
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蕗の薹が見られるようになったので、近くの林に行ってみました。人があまり通らない場所なので、たくさん採れました。蕗の薹は天ぷらも美味しいしいけれど、やはりフキ味噌がいい。塩水にしばらく浸けておいて、細かく刻むとすぐ黒ずんでくる。油で炒めてから、砂糖・酒・味噌で甘味を強く味付けします。暖かいご飯にのせて食べるのは、春一番の楽しみです。小鳥の鳴き声がするので、周辺を少し歩き回りました。小鳥の姿は見ることができませんでした。【予約販売 5月〜6月発送】 国産 天然 ふきのとう味噌 無添加 白砂糖不使用 山の宿の料理人手づくり 75g×1 フキノトウ ふきのとう ふきみそ フキ味噌 ふき味噌 蕗の薹 蕗の薹味噌 フキノトウ味噌 ばっけ味噌 ペタシン 山菜楽天で購入
2023.04.08
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多良美智子さん87歳のひとりの暮らしは、発想が素晴らしいと思いました。新築で入居した団地は、55年過ぎた今ではすっかり古くなりました。でも、すっかり居心地がいい「私のお城」と美智子さんは書いています。ご主人が亡くなったのは7年前の79歳の時だそうです。以来、この団地でのひとり暮らしを積極的に愉しんでいます。この本を読んで一番私がホッとしたのは、80近くなって夫を亡くしてもしっかりした気持ちさえあれば大丈夫だと思えた事でした。私は若いころも一人暮らしをした経験もなく、夫の親との同居でしたから、常に誰かがいて「ひとりで暮らす」ことがまったくありませんでした。だから、一人暮らしになったら生きていけるか?心の隅に不安があります。夫がまだ元気なのに、ひとり暮らしの本があると読んでしまいます。この本を読んで安心した部分は、好きなことが似ていたからです。「自由に使える時間が贅沢にある。長生きのご褒美ね」と読書・裁縫・映画鑑賞~家で過ごす時間が一番好き、と基本的にひとりが多い。それでいて、安い料金で習える習いごとには積極的です。その幅は広く、歌うことからマージャンまで。私は還暦の時友人と「運を変えよう」とピアスの穴を開けたのですが、美智子さんはお洒落を楽しみたくて、80歳でピアスをしたそうです。そして一番驚いたのは、お孫さんと85歳で始めた「You Tube」。見本になる人生の先輩がいるって心強い、と思えた一冊でした。65歳で専門学校に1年通い調理免許も取得したからお料理にも工夫が一杯です。88歳ひとり暮らしの元気をつくる台所(仮) [ 多良 美智子 ]こんな風に年をとれたらいいな!とわくわくしてきましたよ。
2023.04.07
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生野菜が苦手で、朝からサラダを食べるということは殆どない。たいてい、みそ汁の具に3~4種類の野菜やキノコ類を入れたり、煮物で食べている。でも、時々無性に生野菜が食べたくなることがある。そんな時は、出来合いのから揚げを小さく切って、サラダ風にして夕食に食べている。唐揚げを自宅で揚げることが、だんだん面倒にもなってきた。孫でも来れば張り切って作るのだが、老夫婦二人だけの食卓では面倒だ。そして、年を取ると肉を食べた方が良いそうだから、油を使うものは出来合いを買って来て、楽をしている。今の所どこも悪いところがないから~これでいいのだと思っている。ドレッシングはかけないで、から揚げの味だけで食べているが、やさいの旨味とマッチングして意外と美味しい。食こそ最高の薬になる [ 成田和子 ]を読むと、やはり日々の食事が大事だと痛感する。健康のためには、なるべく火を通した野菜を大量に食べて、生野菜は肉料理と合わせて食べるように心がけている。
2023.04.06
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何かサスペンスが読みたくなって、買ってきた一冊です。今、認知症の高齢者による運転事故が多く、社会問題になっているが、その認知症かもしれないという老人が交通事故を起こし、フリージャーナリストが取材するという形で物語はスタートする。86歳の老人がコンビニに車を突っ込み、店長を死亡させたという事故が起きた。週刊誌の編集長から依頼を受け、フリーのライター俊道律は取材を始めた。運転していた落井正三は、どうも認知症気味だったという話だった。先ず、俊道律が死亡した店長のオーナーでもある父親・宏に会いに行くと、息子の死を嘆くどころか、事故現場の金銭的損害ばかり気にしていた。加害者の落井正三は、福井と岐阜の県境に聳える野伏ヶ岳の、福井県側の麓にある埜ヶ谷村という小さな村落に住んでいた。運転していた軽トラックも本人所有のものではなくて、村人が車検が切れたので放置してあった車だった。埜ヶ谷村に行ってみよう、と俊道律は思った。そして、彼はその村には奇妙な風習が残っていることを知る。俊道律は調べれば調べるほど不可解な村の様子に困惑し、親切そうな村の人の態度が、逆に疑惑を感じるようになった。認知症の運転事故という一つのテーマに織り交ぜて、災害や人口減少という現状から村の存続を願う強い思いが底辺にあって考えさせられました。認知症を匂わせて、ある意図で事故を起こした落合正三の思いやりが切ない作品でした。夫75歳、運転できるのは80歳位までかな~?と話すようになりました。運転免許を持たない私は、隣に座っているだけですが、それも怖い。精神科医の和田秀樹医師は、高齢者だからといって運転免許返納を家族が強制しては、余計認知症になりやすいと書いています。だから、認知症も怖いし、事故を起こしやすくなる不安もありで、他人事では無い思いで読んでいました。悪い夏 (角川文庫) [ 染井 為人 ]海神 [ 染井為人 ]
2023.04.05
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