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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2008.07.18
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カテゴリ: 経済・ビジネス

 そして、どう進んでいけばいいか、分からなくなってしまったとき、 
 弘兼さんの本は、いつも、これから進んでいくべき道筋を照らし出してくれた。
 そして、今回も、そんな光を期待しながら、本著を手にした。

 しかし、本著は、私にとって、これまでとは、ちょっと趣が違った。
 「いい人」=“bad”、「不良社員」=“good”
 この「二分割的発想」は、読んでいて気持ちの良いものではなかった。
 これでは、「いい人」は、やってられない。

本当に、自分のやりたいことを、やり通すことだけが“good”であり、

周囲の状況を見極め、自分の思いをグッと腹に収めてしまうことは“bad”で
組織の一員として、何の価値もない、つまらない行為なのか……。

でも、私は、途中で気がついた。
これは、言葉の定義が、私の思っている「いい人」と、
弘兼さんが用いている「いい人」では、違うんじゃないかと。
弘兼さんの言ってる「いい人」っていうのは、
私のイメージする言葉で言うと、
「いい人ぶっている人」「いい人面している人」のことなんじゃないかと。

まぁ、それなら、弘兼さんが言おうとすることも、分からないでもない。
「いい人ぶっている人」「いい人面している人」は、
あくまでも「いい人ぶっている人」「いい人面している人」であって、


「不良社員」という言葉の定義も、
同様に、「不良ぽく振る舞っている人」「一見、不良のように見える人」のことなのかも。
でも、私は、個人的に、
「不良ぽく振る舞っている人」「一見、不良のように見える人」のことを
社会人として、理想的で、好ましい存在だとは思わないし、


というわけで、本著で、感銘を受けたのは、次の一節のみ。

  大切なのはおろおろすることではない。
  どんな境涯にも居直れることだ。
  「いま」に居直ることだ。(p.101)





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Last updated  2008.07.18 20:41:36 コメントを書く


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