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kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2009.01.31
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カテゴリ: 経済・ビジネス

 思わず衝動買いしてしまった一冊。
 2004年10月に発行されたものなのに、何と105円!
 こんな値段で、斉藤さんの本を読ませてもらうのは、ちょっと申し訳ない気分。 

 それにしても、本当に最近、同じような本ばかり読んでいる。
『どんな仕事も楽しくなるすごい!法』 の記事に書いたことも、その一因だけど、
 それ以前から、「うつ」とか「精神科医」に興味を持っていたからなのは確か。
 私の親戚に精神科医がおり、その人に興味を持っているからかもしれません。


まず最初は、『仕事は「イヤにならない程度にがんばる」のがベストである』の部分。

  「完璧であること」「こだわりを持つこと」を仕事のモットーとしている人は、
  知らず知らずのうちに自分を追い込んでゆく。
  このような要因で生まれたストレスの弊害は、「いつまでも仕事に自信を持てない自分」を、
  自分で作りあげているところにあるように思う。
  その「幻影」に、自分が取りつかれて、そこから一歩も踏み出せないでいるようだ。
  このような人に贈る「仕事のやり方の三か条」は、次のとおり。
  ■仕事は完璧にやってはならない(知らず知らずのうちに視野が狭くなるから)
  ■仕事に入れ込んではならない(そのうちに働くのがすっかりイヤになるから)
  ■仕事はミスがあってこそ楽しい(トラブルは怖くないと思えるから)(p.38)

普段はしないような、できないような角度から「仕事」というものを捉えています。

「働くだけが人生ではありませんよ!仕事に心を取られなさんな!」の斉藤さんの言葉は、
蟻地獄にはまり込んだような気分の人にとって、天から降りてきた蜘蛛の糸にも思えます。

印象深かったところの二つ目は、
『「心配したことは実現しない」、その確かな理由』の部分。

  「心配性の人」は、まずネガティブな想像力をやめるところから始めてみよう。

  ■「心配は一日一回」と決める(それでも一年で三百回以上だ)
  ■根拠のない想像力は、「ウソ」である(「狼が来るぞ」の少年は、どうなったか)(p.43)

ここまで来て気付いたのは、私が本著の中で印象に残った二箇所については、
先日読んだ 『D’な人々』 の中に登場した、
「転職を繰り返すD’」と「取り越し苦労D’」の人たちに、
そっくりそのまま当てはまるということ。

備瀬さんが、D’さんたちに言葉を投げかけ、
様々な作業を通じて、自ら自分の「心のくせ」に気付かせることで、
D’さんたちの心を軽くしていこうとしていたプロセス・処方箋を、
本著では、斉藤さんが、ズバっと明快に示してくれているということ。

   ***

ところで、上の画像は、新講社から2007年08月に新書として発行されたものの方です。
楽天ブックスの「BOOK」データベースによると、
新書では、5章が、「うつ」になったら仕事のことは忘れよう、
6章が、なぜ「非まじめな人」ほど、仕事ができるのか、になっています。

一方、私が読んだものの方は、5章までの構成は全く同じですが、
6章に、心のバランスが「いい日」をつくる、
7章が、なぜ「非まじめな人」ほど、仕事ができるのか、になっています。
新書に改訂した際、変更されたのかもしれません。





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Last updated  2009.01.31 10:49:14 コメントを書く


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