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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2009.05.08
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カテゴリ: 文芸

 私はと言えば、 『ダ・ヴィンチコード』 を、三年前、文庫本を夢中で読んだ後、
 きっちり映画鑑賞したほどの人なので、今回も見過ごすわけにはいきません。
 古本屋さんで、ハードカバー版を上下二巻300円余で購入し、読書開始!

 しかし、さすがにダン・ブラウンさん、スタート早々、とっても面白いです。
 テンポ良く、グイグイと、読者をお話しの中に引きずり込んでいきます。
 こんな作品が、『ダ・ヴィンチ・コード』より前に書かれていたとは……。


ラングドンさんは、このお話しが、シリーズ第1弾ということで、
冒頭で、その人となりが、『ダ・ヴィンチ・コード』よりも丁寧に紹介されています。
なるほど、彼は、かなりの水球選手だったんですね。
単なる45歳の宗教象徴学教授じゃなく、肉体派の人物でもあったわけです。

そして、このお話での女性パートナーは、ヴィットリアさん。
セルン(欧州原子核研究機構)という世界最大研究機関の科学者です。
その父が、レオナルド・ヴェトラさんで、父娘で「反物質」の生成に成功しています。
これは、たった1グラムで、20キロトンの核爆弾に相当するエネルギーをもつ物質であり、
空気と接触するだけで、発火してしまうという、結構物騒な代物。

そして、レオナルドさんは、お話しの開始早々、殺されてしまいます。
胸に「イルミナティ」という、焼き印を付けられて。

この写真を送りつけたのが、セルン所長・コーラーで、どうにも怪しげな人物です。

さて、ともかくも、「イルミナティ」という焼き印(これは伝説の秘密結社の紋章)で、
研究心に、猛烈な炎が燃えさかってしまったラングドンさんは、
「反物質」盗難事件に関わるはめになり、ヴィットリアさんと共にバチカンへ急行。
そこでは、次期教皇を選出する「コンクラーベ」が、行われようとしていました。


この事件にも、実は、秘密結社「イルミナティ」が関与しており、
四人の枢機卿を一時間に一人ずつ、公共の場で焼き印を押し、殺していくというのです。
四人の枢機卿はどこで殺されようとしているのか、そして反物質は何処に?

ラングトンさんは、ガリレオ・ガリレイの残した手紙から「秘密の場所」、
即ち、四つの紋章に関わる犯行現場を探し当て、犯人に迫ろうとします。
この辺りの展開は、『ダ・ヴィンチ・コード』と同じですが、
『天使と悪魔』の場面展開は、まるで映画を見ているかのように絶妙で、
スピード感・スリル感共に、優れたものです。

とりあえず、ハードカバー版(上)は、
「土」の焼き印を付けられた枢機卿が、亡くなってしまったところで終了。
それでは、早速、下巻に突入します。





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Last updated  2009.05.09 00:10:51 コメントを書く


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