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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2011.07.16
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カテゴリ: 文芸

 何と、本著は 『村上春樹にご用心』 の「改訂新版」だというのだ。
 その点、間違いがないようにと、
 内田先生は「まえがき」に、きちんとした説明を丁寧に書いてくれている。

 ただし、この善意の警告も、書店で実際に本著を手に取り、
 ページを捲った人にとっては、たいへん有効な手段ではあるものの、
 私のように、ネットで書名と著者名だけ見て、
 クリックひとつで購入した者にとっては、まるで役立たなかった……


何より、旧版で一度読んだ文章についても、確かに読んだ記憶はあるものの、
細部についてなど、実際にはそうそう覚えてなんかいないもので、
結局、新しい著作を読む感覚で、全てを一気に読み終えてしまった。

そんな中で、『1Q84』についての記述は、
もちろん、本著で始めて目にするものなのだが、
内田先生が読書中に、その後の展開の予想を書いたものの、
実際には、そうならなかった部分が、本著の中で一番印象に残ってしまった。

  読み終わった後になってから「あとぢえ」で、
  「いや、オレはこんどの村上春樹の新作はきっと
  『記憶と時間のトラウマ』にかかわるものになると思っていたよ」と
  手柄顔で言うのが厭なので、読み終えていない段階で「予言」するのである。





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Last updated  2011.07.16 11:22:49 コメントを書く


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