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Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2011.09.10
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カテゴリ: 社会・政治・時事

『ONE PIECE STRONG WORDS』 に文章を寄せるなど、
 内田先生のマンガ好きは有名(?)ではあるが、
 中でも、『バガボンド』や『エースをねらえ!』が、大のお気に入り。

 しかし、本著を読んで初めて知ったのは、
 内田先生が、大の少女マンガファンであるという事実。
 「少女マンガリテラシー」についての記述には、思わず驚嘆。 
 少女マンガをほとんど手にしたことのない私には、新たな大発見。


  もちろん、少年マンガにもある。
  ただし、少年マンガには「実際に口に出していった言葉」、
  「心の中で思ったが、口に出さなかった言葉」、「擬態語」の三種類しかない。(中略)
  ところが、少女マンガにはその他にもう一つ発話水準がある。
  それは「心の中には存在するのだが、そのことに本人さえも気づいていない言葉」である。(中略)
  少女マンガの「キモ」は、この「言葉として口には出されていないが、
  記号的には発信されている思い」を読み取る快楽である。(中略)
  無意識を記号化する力、それが少女マンガの、際立ってカテゴリカルな特徴である。(p.77)

「なるほど~!!」である。
少女マンガには向き不向きがあるとの先生のお言葉だが、
「一度読んでみようかな」という気持ちには、十分なってきた。





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Last updated  2011.09.10 11:11:39 コメントを書く
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