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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2013.04.21
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カテゴリ: 文芸

 有川さんの作品の中でも、最上級の劇甘ラブラブ、ラブ・コメディ。
 二人で自然の中に出かけては、そこで採集した野草を、調理して味わう。
 そこには、『図書館戦争』シリーズのような緊張感漂う状況は、全く見られない。

 ただし、主人公・さやかには、ある日突然、目の前に現れた彼・イツキが、
 また、いつかいなくなってしまうのでは……という心配が常に心の奥に潜む。
 そして、お約束通り、それは現実のものになってしまう。
 そのイツキの行動には、「カーテンコール 午後三時」を読んだ後も、私は不満。

   ***


その様々な調理法が紹介されているが、要は次のイツキの一言に尽きる。

  「要するに、毒さえなけりゃ大抵のものは食おうと思えば食えるんだよ。
   料理法も似たり寄ったり。
   天ぷらか油炒め、おひたし・煮びたし・和え物系。
   アクが強けりゃアクを抜いてから料るだけ。」
  でもどれもおんなじようにおいしいとは限らない、とイツキは言った。(p.142)

その中で、さやかはハカマ取りの大変さもあってか、
ツクシに対しては、あまり良いイメージを持っていないのだが、私は大好き。
そこには、下準備の大変さを吹っ飛ばす、他では味わえない独特の風味が存在する。
佃煮や天ぷらも良いが、私は手軽に、柳川風に「卵とじ」。
とても美味です。





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Last updated  2013.04.21 11:47:30 コメントを書く


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