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Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
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Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2015.06.27
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カテゴリ: 文芸

 村上さんの作品は、結構たくさん読んできたつもりだったが、
 今回は、ちょっと自信喪失……
 でも、これが村上ワールドの原点なのだろう。

『学校司書と先生のための すぐできるブックトーク 』を読んで
 ショックを受けたことが、本書を読む切っ掛けとなったのだが、
 読んでみると、さらにショックを受ける結果となってしまった。
 なかなか皮肉なものである。


本書は1980年から1982年にかけて発表された7つの短編が年代順に掲載されている。
最初の4編が 『1973年のピンボール』 の発表後に書かれ、
残りの3編が 『羊をめぐる冒険』 の発表後に書かれた。

そして、4つめの短編(『カンガルー通信』)と
5つめの短編(『午後の最後の芝生』)の間には、一年近くのブランクがある。
『羊をめぐる冒険』を読んだ後、「文章は平易、しかし、ストーリーは難解」と書いたように、
今回も、ストーリーの展開についていけなかった……

それでも、最初の4編と残りの3編との間には、ハッキリとした違いがあったように思う。
最初の4編は、作者に振り回されっぱなしで、全くついていけないまま見失ってしまったが、

結局見失ってしまったけれど、それがどの方向に行ったのかという雰囲気は掴めた感じがする。

しかし、それでも謎なのは、なぜ『学校司書と先生のための すぐできるブックトーク』に、
この作品が掲載されていたのかということである。





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Last updated  2015.06.27 20:20:20 コメントを書く


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