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無国籍的現代ジャズの好作 キム・ハクエイ(Hakuei Kim,金伯英)は、1975年、京都生まれのジャズ・ピアニスト。父は韓国人、母は日韓ハーフという出自で、札幌で育ち、オーストラリアの大学で学んだという。日本・韓国・中国・アメリカと活動の幅を広げたとのことで、筆者はこの人のことをよく知らいないけれど、経歴を見る限り、様々な国において活動を繰り広げているということのようである。 2005年にインディーズでデビューし、2008年の本盤『シャドウ・オブ・タイム(Shadow of Time)』は3作目の作品である。その後は、2011年にユニヴァーサル・レーベルからメジャー・デビューも果たしている。この第3作は、当初からのオーストラリアのミュージシャンとのトリオ盤であるが、スタンダード曲を題材にしている。そうは言っても、ありきたりな“スタンダード曲集”ではなく、ひと捻りした選曲という風に思う。 キム・ハクエイのピアノは、一言で表すなら“美しくてエキサイティング”。タッチがはきはきしていて、音が美しいのだけれど、ただそれだけじゃなく、その上で、わくわくさせるようなプレイが身上なのである。どちらかというと激しいドラムおよびベースとの息も抜群。ものすごく奇抜なことは一切していないのだけれど、スタンダードなことをしてその延長線でこうした“奇抜さ”を感じられるというのは、きっとピアニストとして、またアルバムの制作者としての力量ゆえということだろうか。 収録曲の中で特に注目したいのは、まずは1.「ラウド・ジー」。ピアノが登場するまでに敢えて“タメ”を設け、その後、淡々とピアノを利かせる姿勢に冒頭から好感が生まれる。4.「タイム・オン・マイ・ハンズ」は、妙に余裕のある演奏が聴きどころ。ジャズ・アルバムらしからぬ5.「ドナ・ドナ」はジョーン・バエズで知られるナンバーだが、1975年日本生まれというところにこの選曲は関係しているのだろうか(日本では1960年代にカバーなどもあって知られるようになり、70年代には定番曲となっていた)。T・ダメロン作の7.「レディ・バード」もテクニックとエキサイティングな期待感のバランスが実にいい。ここまで触れなかった曲についても、捨て曲がなく、アルバム1枚通して抑揚があり楽しむことができる。 ひょんなことから、たまたま聴いてみたピアニストだったのだが、これ1枚で他の盤も試してみたいと思わせてくれる好盤であった。キム・ハクエイの他の盤についても、機会があればいずれ取り上げてみたいと思う。[収録曲]1. Loud Zee2. Elsa3. Holy Land4. Time on My Hands5. Dona Dona6. A Hundred Years from Today7. Lady Bird8. In the Wee Small Hours of the Morning[パーソネル、録音]Hakuei Kim (p), Ben Waples (b), Dave Goodman (ds)2007(?)年録音。 【国内盤CD】【ネコポス送料無料】HAKUEI KIM TRIO / SHADOW OF TIME 下記ランキングに参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓
2020.04.29
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トロンボーン入り三管フロントの到達点 1950年代を通してのジャズ音楽の変動を経て1960年に吹き込まれた1枚が、本盤『イメージズ(Images of Curtis Fuller)』である。トロンボーン奏者のカーティス・フラー(Curtis Fuller)をリーダーとするが、彼は1957年にシーンに登場し、プレスティジでの録音を皮切りにブルーノートで次々と作品を残す。1959年からはサヴォイ・レーベルへの吹込みを行うが、そのうちの1枚が本盤ということになる。 全曲がカーティス・フラーの自作曲で、自身のトロンボーン演奏が引き立つ曲かつアレンジだが、本盤にはトランペット(ウィルバー・ハーデンおよびリー・モーガン)、テナー・サックスおよびフルート(ユセフ・ラティーフ)が参加している。つまりは、自作曲でトロンボーン演奏を披露すると同時に、三管フロントでの演奏を意図した作品というわけである。結果、本盤はトロンボーンを含む三管での盤の典型例で、一つの到達点を示す演奏に仕上がっているように思う。 三管といえども、その演奏は“バトル”といったような風情ではない。むしろ、基本的には、異なる楽器が順に登場し、演奏を披露していくといった雰囲気が強い。実際の録音は2日間にわたり、それぞれ少し異なるメンバーで収録されている。何曲か筆者の好みを挙げておきたい。1.「アクシデント」はトロンボーン、テナー、トランペットという三管編成のお手本のような演奏で、純粋に気持ちよく聴ける好曲。4.「ジュディフル」は、『ブルースエット』に含まれてもよかったのではないかという気がするナンバーで、個人的には1.とこの4.が本盤の最大の聴きどころのように思う。あと、5.「ニュー・デイト」は、トロンボーンの演奏がお気に入り。 なお、筆者の手持ちは本来の5曲入りのCDなのだけれど、現行のリイシューCDでは、1.、2.、5.の別テイクも収められている。[収録曲]1. Accident2. Darryl's Minor3. Be Back Ta-Reckla4. Judyful5. New Date[パーソネル、録音]1.および5.:Curtis Fuller (tb), Wilbur Harden (tp), Yusef Lateef (ts), McCoy Tyner (p), Jimmy Garrison (b), Clifford Jarvis (ds) 1960年6月6日録音。2.~4.:Curtis Fuller (tb), Lee Morgan (tp), Yusef Lateef (ts, fl), McCoy Tyner (p), Milt Hinton (b), Bobby Donaldson (ds)1960年6月7日録音。 【中古】 イメージズ /カーティス・フラー 【中古】afb 下記ランキングに参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓
2020.04.26
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スペイン語ロック名曲選(その3) スペイン語ロックの不定期更新記事、3曲目です。1980年代後半の“ロック・エントゥ・イディオマ(あなたの言語でロックを)”のキャンペーンは、メキシコやアルゼンチンといった中南米のアーティストに限られたものではありませんでした。スペインのロック・アーティストもそこに含まれていて、エロエス・デル・シレンシオ(Héroes del Silencio)というバンドも、その中で重要な役割を担ったバンドでした。 “沈黙の英雄たち”を意味するエロエス・デル・シレンシオは、1980年代半ばにスペインのサラゴサで結成され、1996年まで活動しました(2007年には再集合し、解散ライヴ・ツアーを行なっています)。1990年、彼らの8枚目のシングル曲となった「エントレ・ドス・ティエラス(Entre dos tierras)」をどうぞ。 スペインのロックというと、あまりイメージしにくいという人も多いかもしれませんが、このバンドは、その当時、筆者も気に入ってよく聴いた思い出があります。 もう一本、ライヴでのこの曲の演奏もご覧ください。1993年、ドイツでのライヴの様子です。 [収録アルバム]Héroes del Silencio / Senderos de traición(1990年 *スペイン国外リリースは1992年) ↓この曲を含む盤が入った2 in 1廉価版のようです。↓ 【輸入盤CD】【ネコポス送料無料】Heroes Del Silencio / Avalancha/Senderos De Traicion (Limited Edition)【K2020/3/13発売】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2020.04.24
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ソウル感のあるロックを聴かせる初ソロ作 ブルース・スプリングスティーンのE・ストリート・バンドのメンバーとして活動してきたリトル・スティーヴンことスティーヴ・ヴァン・ザント(Little Steven, Steve Van Zandt)は、1984年にソロに専念すべくバンドを脱退した。けれども、その前の段階で実はソロ名義のファースト作を発表していた。そのアルバムというのが、1982年発表の本盤『メン・ウィズアウト・ウィメン(Men Without Women)』である。 録音を開始したのは1981年末のことで、E・ストリート・バンド(B・スプリングスティーン自身も3., 4., 8.の3曲にコーラスで参加している)やアズベリー・ジュークス(盟友サウスサイド・ジョニーのバンド)、さらにはマイアミ・ホーンズのメンバーが参加した。さらに、1982年に入るとそれ以外のミュージシャンも集められ、夏には“ディサイプルズ・オブ・ソウル(ソウルの使徒たち)”としてライヴも行った。そして、上記の通り、“リトル・スティーヴン&ザ・ディサイプルズ・オブ・ソウル(Little Steven & The Disciples of Soul)”という名義で秋にリリースされたのが本盤ということになった。 全体としては、B・スプリングスティーンやS・ジョニーのアメリカン・ロック然とした作品群とは毛色が異なり、ソウルフルなロックといった印象の盤である。もともと彼らの楽曲を手掛けていただけあって、収録の全曲がリトル・スティーヴンのペンによるものとなっている。 個人的な趣味も含めつつ、もっともお勧めなのは、1.「ライイン・イン・ア・ベッド・オブ・ファイヤー」と7.「プリンセス・オブ・リトル・イタリー」。前者はスティーヴ節が全開のロック・ナンバーで、粘っこいヴォーカル(好みは分かれるかもしれないが、筆者はこれが大好きだったりする)が印象的である。対して、後者は叙情性のあるスロウ・ナンバーで、本盤特有のソウル感もよく出ている好曲だと思う。これら2曲に顕著に表れているが、アルバム全体を通じて、サウンドづくりと全体の中でのギターの使い方がうまいと個人的には強く感じている。本来的にはギタリストであるリトル・スティーヴンだが、“ギターを聴かせる”ことにはさほど執着せず、むしろ、“ギターを効果的に使う”ことを考えていたのではないかと思う。その結果、上記1.(特にエンディング)のようにギター・サウンドが強く出る曲もあれば、7.のようにおとなしく、しかし印象的カッティングは聴き手の印象に残るようにするなどの工夫をしたのだろう。 他を見ても捨て曲はほとんどないのだが、敢えて聴き逃がせないナンバーをあといくつか挙げておきたい。3.「アンティル・ザ・グッド・イズ・ゴーン」は、ホーンが効果的に使われていて、ヴォーカルもじっくり聴かせる好曲。5.「アンダー・ザ・ガン」は、サウンド的にも内容的にも次作以降(『ヴォイス・オブ・アメリカ』や『フリーダム―ノー・コンプロマイズ』)に続いていく内容と言えるように思う。10.「アイヴ・ビン・ウェイティング」は、ソウルフルなヴォーカル・ラインながらわかりやすいサビというバランスが気に入っている。[収録曲]1. Lyin' in a Bed of Fire2. Inside of Me3. Until the Good Is Gone4. Men Without Women5. Under the Gun6. Save Me7. Princess of Little Italy8. Angel Eyes9. Forever10. I've Been Waiting1982年リリース。 【中古】 【輸入盤】Men Without Women /Little Steven & The Disciples Of Soul 【中古】afb 【輸入盤CD】【ネコポス送料無料】LITTLE STEVEN / MEN WITHOUT WOMEN / VOICE OF AMERICA (RMST) 下記ランキングに参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓
2020.04.21
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フィンランド発のバンド、デビュー作 北欧はフィンランド発のハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)。1980年にマイケル・モンローのバンドにアンディ・マッコイ(この人は既にスウェーデンで別のバンドでデビューしていた)が加入して結成されたパンクおよびグラム・ロックのバンドであった。結成の翌年、彼らは本盤『白夜のバイオレンス(原題:Bangkok Shocks, Saigon Shakes)』でデビューを果たした。 全米に売り込むのは、これよりもさらに3年後のことだったので、本盤を制作した時点ではまだまだローカルなバンドであったことも確かだろう。なので、演奏に粗削りな部分があるのも事実なのだけれど、そうした垢抜けない部分も含めてハノイ・ロックスの魅力という風に思うのは、筆者だけではないように想像する。つまりは、決して悪い意味ではなくて、“ちゃちさ”や“雑さ”もぜんぶひっくるめて彼らの魅力だったと言えるんじゃないだろうか。 収録曲の中でやはり目立っているのは1.「白夜のトラジディ」。北欧だからって、とりあえずアルバム名もシングル曲も “白夜”っていう日本語タイトルの案直さはいかがなものかと思うけれど、粗削りで、必ずしも完成度が高いわけではないことがかえって勢いがあることにつながっている。 このナンバー以外に、個人的好みで何曲か注目したいものを挙げておきたい。カッコいいワウが印象的な2.「ヴィレッジ・ガール」は、このバンドの将来性が窺えたナンバーだと思う。4.「ネバー・リーブ・ミー(ドント・ネヴァー・リーヴ・ミー)」は、後にリメイクされるのだが(正直、出来は後のヴァージョンの方がよい)、アンディ・マッコイの曲作りのセンスの良さが見てとられる。ハノイ・ロックスらしさが典型的に表れたロック・ナンバーとしては、5.「ロスト・イン・ザ・シティ」や7.「涙のサンシャイン」が特にいいと思う。 周知の通り、何よりも残念なのは、ドラマーのラズルの急死(1984年、自動車事故による)によってバンド活動が止まり、その翌年には解散して、文字通り“伝説のバンド”と化してしまったことであった(ただし、本盤制作時はまだドラムはラズルではなく、前任のジップ・カジノだった)。ちなみに、後の2001年、バンドは再結成し、『トゥエルヴ・ショッツ・オン・ザ・ロックス』など数作を残したものの、結局は2009年に解散してしまっている。[収録曲]1. Tragedy 2. Village Girl3. Stop Cryin’4. Don't Never Leave Me5. Lost in the City6. First Timer7. Cheyenne8. 11th Street Kidzz9. Walking With My Angel10. Pretender1981年リリース。 【中古】 白夜のヴァイオレンス /ハノイ・ロックス 【中古】afb 【輸入盤CD】【ネコポス送料無料】Hanoi Rocks / Bangkok Shocks Saigon Shakes 【K2016/10/28発売】(ハノイ・ロックス) 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーを“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓
2020.04.19
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スペイン語ロック名曲選(その2) 同じ表題の記事の第2回ですが、前回から少々間が空いてしまいました。今回は、本ブログでも既に複数回取り上げているメキシコの有名ロック・バンド、EL TRI(エル・トリ)の初期の有名曲です。1985年のバンドのファースト作『シンプレメンテ』に収録されたナンバーで、同盤収録曲の中では、「トリステ・カンシオン(哀しき愛の歌)」と並んで人気の曲です。まずは、同盤所収のオリジナルの演奏をどうぞ。 表題の「メトロ・バルデーラス」というのは、メキシコ市内に実在する地下鉄の駅(バルデーラス駅)のことで、ようするにそこが失恋の舞台となった男の話がこの歌の詞になっているというものです。地下鉄の駅など町中の実在の地名がいくつも詞の中に出てきます。そんなわけで、ライヴで演奏されるときには、“替え歌”や“替え地名”が頻繁に出てきます。 もう1本は動く映像をということで、2012年のプエブラでのライヴの様子です。上述の通り、チョルーラ(プエブラ市近郊の町)やサラゴサ(このライヴをやっているスタジアム名)といったご当地の地名を含む詞で歌われています。 [収録アルバム]El Tri / Simplemente(1985年)その他、ベスト盤やライヴ盤にも多く収録。 ↓ベスト盤です(この曲が含まれているかどうかは不明)。↓ Lo Mejor De El Tri【中古】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2020.04.17
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本ブログの累計アクセス数が4,600,000件を超えました。ご覧いただいている皆さまにあらためて感謝いたします。世は混沌としていますが、自粛等でお時間の許す方はぜひ過去記事なんかもご覧いただけると嬉しいです。引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします。 下記ランキングに参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓
2020.04.16
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INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここ最近の記事へのリンクを追加しています。INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブログのトップページ(フリーページ欄)からお入りください。 アーティスト別INDEX~ジャズ編(A-G)へ → つづき(H-M)・つづき(N-Z) アーティスト別INDEX~ロック・ポップス編(A-B)へ → つづき(C-D)・つづき(E-I)・つづき(J-K)・つづき(L-N)・つづき(O-S)・つづき(T-Z) アーティスト別INDEX~ラテン系ロック・ポップス編(A-L)へ → つづき(M-Z) アーティスト別INDEX~邦ロック・ポップス編へ 下記ランキングに参加しています。応援くださる方は、各バナー(1つでもありがたい です)をクリックお願いします! ↓ ↓ にほんブログ村 : 人気ブログランキング:
2020.04.14
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元気の出る曲を…(その5) 筆者の偏見と好みで“元気の出る曲”を紹介してきましたが、はや5回目となりましたので、今回で一区切りにしたいと思います。最後は、ザ・フー(The Who)の2006年作『エンドレス・ワイヤー』に所収の「マイク・ポストのテーマ(Mike Post Theme)」というナンバーです。 24年ぶりの新作だった同盤は酷評されることも多いですが、個人的には随所にザ・フーらしい部分が垣間見えて、それほどがっかりな作品だったようには思えません。その中でも、このナンバーは個人的にお気に入り曲の一つです。 もう1本、リリース当時の2006年のライヴ映像もご覧ください。 新型コロナ禍でなかなか自宅を出られない方も多いことと思います(無防備にレジャーな外出している困った人たちもいますし、やむを得ず通勤という方々もいらっしゃるでしょうが)。お暇な方は、このブログも時々のぞきにやってきていただければと願っています。頻繁な更新は難しいですが、余裕のある時に少しずつ更新しようと思います。[収録アルバム]The Who / Endless Wire(2006年) The Who フー / Endless Wire 輸入盤 【CD】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2020.04.13
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元気の出る曲を…(その4) 4回目は、1970年代のフォガット(Foghat)のナンバーです。サヴォイ・ブラウン出身のメンバー3人(ロンサム・デイヴ・ペヴァレット、ロジャー・アール、トニー・スティーヴンス)が結成したバンドで、当初のブルース・ロック色から次第にブギー・サウンドへと変化していきました。 そんな彼らの最大のヒットで、5枚目のアルバムの表題曲「フール・フォー・ザ・シティ(Fool for the City)」(旧邦題は「シティ・ロックン・ロール」)です。まずはアルバム所収のオリジナル・ヴァージョンをお聴きください(音源は2016年のリマスターとのことです)。 続いてもう一本、往時のライヴ演奏の模様です。1976年ですので、上記アルバムのリリースの翌年の映像ということになります。 [収録アルバム]Foghat / Fool for the City(1975年) 【中古】 フール・フォー・ザ・シティ /フォガット 【中古】afb 【輸入盤CD】【ネコポス100円】FOGHAT / FOOL FOR THE CITY (フォガット) 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓
2020.04.12
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元気の出る曲を…(その3) 元気が出そうな曲の3回目は、ヴァン・ヘイレンから独立したデイヴィッド・リー・ロス(デビッド・リー・ロス、David Lee Roth)が1980年代に発表したヒット・ナンバーです。 1985年にヴァン・ヘイレンのヴォーカルだった彼はバンドを脱退し、翌86年に最初のソロ作を発表しました。続いて1988年にリリースした第2作(参考過去記事)からのヒット曲が、この「まるっきりパラダイス(Just Like Paradise)」でした。 そもそもこのデイヴという人は、ヴァン・ヘイレン時代から奇抜な感じで、筆者的には、時にバンドの中で浮いている感じすらしていました。でも、ソロになって自由になったわけで、この曲でもそのノリはそのままに表現されているように思います。 続いては、往時の動く映像をご覧いただきたいと思います。日本のテレビ番組に出演した際の映像です。この映像に限りませんが、やっぱり筆者には動きの一つ一つがどこか特異な感じに見えてしまう…。決して悪い意味ではなくて、何だか“独特な個性”が感じられるように思うわけです。 [収録アルバム]David Lee Roth / Skyscraper(1988年) David Lee Roth デビッドリーロス / Skyscraper 輸入盤 【CD】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2020.04.11
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元気の出る曲を…(その2) 緊急事態宣言で真面目にかつ協調的に“引き籠り”をされている方々に、元気の出る曲をということで、2曲目です。 今回は、ボン・ジョヴィのナンバーです。彼らの9作目に当たる2005年の『ハヴ・ア・ナイス・デイ(Have a Nice Day)』の表題曲でもある、「ハヴ・ア・ナイス・デイ(Have a Nice Day)」をお聴きください。 もう一つ、ライヴの映像もご覧ください。2019年、リオでのライヴ映像とのことです。正直、この頃のボン・ジョヴィは、いくぶんマンネリ的になっていたのかなと思う節も個人的にはあるのですが、相変わらず健在なジョン・ボン・ジョヴィ節です。この時期には、当初からの相棒だったギタリストのリッチー・サンボラはバンドからいなくなってしまいましたが、それでもなお元気の出る曲ではないかと思います。 [収録アルバム]Bon Jovi / Have a Nice Day (2005年) ハヴ・ア・ナイス・デイ+4/ボン・ジョヴィ[SHM-CD]【返品種別A】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2020.04.09
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元気の出る曲を…(その1) 新型コロナウィルスの話は意図的に触れていなかったのですが、東京(および大阪など都市部)では、ついに緊急事態宣言となりました。家に引き籠りという方も多いでしょうから、いくらか元気の出る曲をいくつかお届けしたいと思います。 まずは、前回記事のブルース・スプリングスティーンのMTVライヴ盤にも収録された、「リヴィング・プルーフ(Living Proof)」です。最初に、オリジナルのアルバム(1992年発表の『ラッキー・タウン』)に収録のヴァージョンをどうぞ。 英語を解する方には見ての通り、この曲の表題は“生きる証”といった意味です。“お迷い”の時期だったスプリングスティーンにとっては、ある種、吹っ切れた感じの感じられる歌だったようにも思います。 でもって、リリース翌年のMTVプラグド盤での生き生きとした演奏もご覧ください。その当時は何とも思いませんでしたが、今や70歳のボスが40代前半だった時の映像です。 [収録アルバム]Bruce Springsteen / MTV Plugged(1993年) 【中古】 MTV (Un)plugged〜プラグド /ブルース・スプリングスティーン 【中古】afb 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓
2020.04.08
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結局は“つなげて”演奏したアメリカン・ロック界のボスのアンプラグド盤 1990年代、広範なリスナー層に大うけした企画が“MTV Unplugged”なるライヴ演奏だった。厳密に言うと、1989年あたりから始まったものだったが、文字通り、楽器の電気プラグを抜いて、アコースティックで演奏する、というのがその趣旨だった。エリック・クラプトンなんかに代表されるように、こうした“アンプラグド”のライヴ企画は、いくつものヒットを生み出す現象になった。 こうした流れの中、アメリカン・ロック界のボス、ブルース・スプリングスティーンも1992年に“アンプラグド”盤を録音している。しかし、その結果は“つないだまんま”のライヴとなってしまった。それゆえ、アルバム作品(および映像作品)としてリリースされたものの、ジャケットや表題の“Unplugged”の“Un”の部分にはバツ印が付けられた。 アメリカン・ロックの代表格だからアコースティックになれなかったというのは、少々言い過ぎで、実際にはこの数年前には弾き語りメインのアコースティック・ライヴ・ツアーも行っている。けれども、ちょうどこの演奏の年は、『ヒューマン・タッチ』と『ラッキー・タウン』の2枚同時リリースの時期と重なり、従来のE・ストリート・バンドとは異なる新たなメンバーでの演奏に本人の関心が集中していたのだろう。実際、13曲中8曲がこれら2作に収められた楽曲となっている。さらに、アコギを使った冒頭の1.「レッド・ヘッデッド・ウーマン」は未発表曲、10.の「ライト・オブ・デイ」は映画用の提供曲をセルフカバーしているが、10.の8分を超える長尺の演奏はこのメンバーでのライヴを象徴する盛り上がりになっている。 9.「涙のサンダーロード」など過去のナンバーも演っているが、リリース当時に筆者が繰り返し聴いたのは、2.「ベター・デイズ」、6.「ヒューマン・タッチ」など上記2枚同時リリースのアルバムの代表曲群だった。後にE・ストリート・バンドが復活したが、演奏の一体感や安定度ではかなわないかもしれない。けれども、この頃の新たな気分で新たなチャレンジをしている姿と演奏は、既にベテラン・アーティストであるにもかかわらず、フレッシュな印象だったように思う。そういう点では、上記10.とともに、5.「マンズ・ジョブ」の演奏にもぜひ注目していただきたい。[収録曲]1. Red Headed Woman2. Better Days3. Atlantic City4. Darkness on the Edge of Town5. Man's Job6. Human Touch7. Lucky Town8. I Wish I Were Blind9. Thunder Road 10. Light of Day11. If I Should Fall Behind12. Living Proof13. My Beautiful Reward1993年リリース。 【中古】 MTV UNPLUGGED〜プラグド /ブルース・スプリングスティーン 【中古】afb ↓こちらはDVD(輸入盤)です。↓ イン・コンサート: MTV プラグド [輸入盤][DVD] / ブルース・スプリングスティーン 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓
2020.04.07
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スペイン語ロック名曲選(その1) スペイン語ロックというジャンルを広く捉えると1950年代まで遡れるのでしょうが、1980年代後半に“ロック・エントゥ・イディオマ”というキャンペーンが浸透して以降、現代につながるスペイン語ロックの隆盛が起こったと言えるように思います。そこで、不定期更新という形で、1980年代から1990年代にかけてのスペイン語ロックの名曲を動画とともに紹介していこうかと思っています。不定期なので合間が開くかもしれませんが、とりあえずは5回ほど続けるのを目標にしますので、よろしければお付き合いください。 さて、初回はアルゼンチンのロック・シンガーであるミゲル・マテオス(Miguel Mateos)の「アタード・ア・ウン・センティミエント(Atado a un sentimiento)」です。まずは若々しい往時のビデオ映像をどうぞ。 1987年リリースの同名アルバムの表題曲ですが、1980年代のマテオスはZASというバンドで活動をしていて、この当時のアルバムはミゲル・マテオス/ZASという名義で発表していました。1989年のバンド解散後はソロ活動を続けて現在に至りますが、2019年には本人曰く“最終作”となるスタジオ・アルバムを発表しています。 もう一本、後の円熟期のパフォーマンスをご覧ください。2010年にメキシコで録音された(翌2011年にライヴ盤としてリリースされた)演奏です。 [収録アルバム]Miguel Mateos/ZAS / Atado a un sentimiento(1987年)Miguel Mateos / Primera fila(2011年)← 上記のライヴ・ヴァージョンを収録。 ↓ いずれもベスト盤です。 ↓ 【輸入盤CD】【ネコポス100円】MIGUEL MATEOS / ROCK DEL MILENIO 【輸入盤CD】【ネコポス100円】MIGUEL MATEOS / GRANDES EXITOS 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2020.04.05
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最もアンプラグド向きのアーティストによるアンプラグド盤 ニール・ヤング(Neil Young)のイメージはというと、アコースティック・ギターを片手にステージで歌っている姿を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。そういう意味では、わざわざ“アンプラグド”を銘打つ必要があるのかという、疑問の声も上がりそうなほどアンプラグド向きのアーティストによるアンプラグド盤が、ニール・ヤングの『アンプラグド(Unplugged)』だと言えるのかもしれない。 1989年に始まり、レギュラーの企画としては10年ほど続いたMTVアンプラグドには、幾多の大物アーティストが参加し、ヒット盤も生まれた。本盤もそうした大物による成功盤と言える。全英4位が最高位(全米チャートでは23位)で、英米双方でゴールドディスクとなった。 1993年リリースなので、既に四半世紀以上前の作品だが、全体としてはこのライヴ・コンセプトに合った選曲であるように思う。ただし、実際の演奏時のセットリストとは曲順が大幅に異なっている。結果、アルバムを聴くと、前半(1.~7.)に弾き語りスタイルの演奏が集められたという風になっている。 筆者の好みが存分に反映されそうだけれど、注目ナンバーを中心にざっと全体を見渡しておきたい。2.「ミスター・ソウル」は、1960年代後半、バッファロー・スプリングフィールドの一員だった頃の名曲。3.「ワールド・オン・ア・ストリング」は、名盤『今宵その夜』所収のナンバー。4.「優しきポカホンタス」は、1979年の『ラスト・ネヴァー・スリープス』の収録曲で、筆者のお気に入りの1曲。5.「ストリングマン」は、本盤で初披露となったナンバーで、本来は未発表となった1977年のアルバム『クローム・ドリームズ』に収録されていた曲。6.「ライク・ア・ハリケーン」は、個人的フェイバリット。7.「ダメージ・ダン」は、1972年の『ハーヴェスト』収録のこれまた私的お気に入り曲。 CSN&Y(元の盤はこちら)の8.「ヘルプレス」では、所縁の深いニルス・ロフグレンのゲスト参加が注目に値する。9.「ハーヴェスト・ムーン」は、このライヴ当時にはリリース後間もなかった同名アルバムの表題曲で、これまた名曲(なお、同じアルバムからは、11.、14.のほか、本盤に収められなかったナンバーも当日セットリストに見られた)。13.「太陽への旅路」は盟友スティルスと組んだ1976年発表のアルバムの表題曲である。 アンプラグド盤というと、本来のそのアーティストの演奏とは一味違った側面を見せるという印象がある。このニール・ヤングについては、いろんな側面があることを無視するわけではないのだけれど、ある種、“イメージ通り”の盤でもあるとも言えるだろう。そういう意味では、ニール・ヤングを初めて聴く人にも手を伸ばしやすいアンプラグド盤ではないかと思ったりする。[収録曲]1. The Old Laughing Lady2. Mr. Soul3. World on a String4. Pocahontas5. Stringman6. Like a Hurricane7. The Needle and the Damage Done8. Helpless9. Harvest Moon10. Transformer Man11. Unknown Legend12. Look Out for My Love13. Long May You Run14. From Hank to Hendrix1993年リリース。 【輸入盤CD】【ネコポス送料無料】Neil Young / Unplugged (ニール・ヤング) ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2020.04.04
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ジャケットの出来と演奏内容は比例しない ハンプトン・ホーズ(Hampton Hawes)は、西海岸はロス出身のジャズ・ピアノ奏者。この人の自身の名義による吹き込みの最初期に当たる1955年の3作は、とくに筆者のお気に入りで、きっと広く聴かれるに相応しいと思っていたりする。それら3作の3枚目に当たるのが、本盤『ザ・トリオVol. 3(Everybody Likes Hampton Hawes, Vol. 3: The Trio)』。前2作と同様に、ベースはレッド・ミッチェル、ドラムはチャック・トンプソンというトリオ盤である。 とにかく軽やかでご機嫌な演奏というのが、全体を通してのイメージと言えるだろう。けれども、よくよく考えてみれば、“さらりとしているように聴こえるけれどけど実は芯が通っている”、“テクニカルに聞こえないけれど実はハイレヴェル”というのが、本盤を評するのに適切ではなかろうかと思う。まさしくそういう意味で、本盤は聴けば聴くほど味わいがでてくる、いわばスルメ盤と言えるだろう。 そんな観点からすると、ベストの演奏は6.「恋人よ我に帰れ」。次いで、4.「アイ・リメンバー・ユー」と5.「チュニジアの夜」、さらに続いて、3.「エンブレイサブル・ユー」、9.「ボディ・アンド・ソウル」、10.「クーリン・ザ・ブルース」。聴けば聴くほど味わい深くなると思える盤に出会うと本当に幸せだけれど、本盤は確実にそうした一枚だと思う。 ついでの余談ながら、個人的な趣味からすると、このジャケット(ご機嫌なワニが描かれたイラスト)は何とかならなかったものか…。これを“ワニがご機嫌に音楽を聴いていて…”などという人もいるようだけれど、正直、この盤の内容には合っていないと思う。これがコンテンポラリーのアルバムを作っていた人のセンスと言えば、それまでなのだろうが、せめて第2作のような本人写真なら、たとえいまひとつなカットであっても納得できそうなものなのだけれど(笑)。[収録曲]1. Somebody Loves Me2. The Sermon3. Embraceable You4. I Remember You5. Night in Tunisia6. Lover, Come Back To Me7. Polka Dots and Moonbeams8. Billy Boy9. Body and Soul10. Coolin’ the Blues[パーソネル、録音]Hampton Hawes (p), Red Mitchell (b), Chuck Thompson (ds)1956年1月25日録音。 Everybody Likes Hampton Hawes: Vol. 3, The Trio【中古】 次のブログのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓
2020.04.01
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