全11件 (11件中 1-11件目)
1
![]()
アコースティック志向を強めたサード作 1960年代後半、ロンドンで結成されたレッド・ツェッペリンは、1969年にデビュー盤とセカンド盤を発表し、瞬く間に世界的バンドへと成長した。そんな彼らが1970年に発表した第三作が『レッド・ツェッペリンIII(Led Zeppelin III)』である。 本盤の特徴は、それまでのハードでヘヴィなロック・バンドのイメージを覆すことなく、アコースティックな側面を大幅にフィーチャーした点にある。前作の売り上げには達しなかったものの、アメリカ・イギリスともにおいてチャート1位となり、全米ビルボードでは4週連続、全英でも3週連続1位という記録を残した。 アルバム前半(LPのA面)からいくつかの曲を挙げながら見ていきたい。1.「移民の歌」は、本盤を代表する楽曲で、唯一のシングルカット曲。ハードなサウンドと荒々しい曲調がツェッペリンらしい好曲となっている。3.「祭典の日」は、ニューヨークをイメージした曲とのことで、親しみやすいリフ(ビートルズの「ゲット・バック」と類似しているなどと言われたりもする)が印象的な明るめのロック・ナンバー。4.「貴方を愛しつづけて」は、前作のアウトテイクをレコーディングし直したナンバー。個々のプレーヤーの魅力が絶妙に引き出され、かつ組み合わされていて、本盤収録ナンバーの中でも上位の出来ではないかと個人的には思っている。 アコースティック色が強まるアルバム後半(LPのB面)に移る。トラディショナル曲の6.「ギャロウズ・ポウル」は、レッドベリーによるヴァージョンを下敷きにしており、本盤で強く打ち出されているアコースティック志向を象徴する曲としては、筆者いちばんの好みのナンバーである。7.「タンジェリン」もアコースティック志向をよく表すナンバーとなっているが、元々はジミー・ペイジがヤードバーズにいた頃に作った楽曲とのこと。10.「ハッツ・オフ・トゥ・ロイ・ハーパー」は、トラディショナル曲とされているものの、実際にはブッカ・ホワイトの「シェイク・エム・オン・ダウン」というデルタ・ブルースの楽曲のカバー。まったく関係のない曲名に変更されているが、ロイ・ハーパーというのはイギリスのフォーク・シンガーで、この人物に敬意を表したナンバーとなっている。[収録曲]1. Immigrant Song(移民の歌)2. Friends 3. Celebration Day(祭典の日)4. Since I've Been Loving You(貴方を愛しつづけて)5. Out on the Tiles 6. Gallows Pole 7. Tangerine8. That's the Way 9. Bron-Y-Aur Stomp(スノウドニアの小屋)10. Hats off to (Roy) Harper1970年リリース レッド・ツェッペリン3 スタンダード・エディション [ レッド・ツェッペリン ] Led Zeppelin レッドツェッペリン / Led Zeppelin III (2014年リマスター)【再プレス】 【CD】 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓
2026.07.25
コメント(0)
![]()
メロディアスな英HRバンドのデビュー作 ハートランド(Heartland)は、クリス・オージー(ウーズィー)を中心とする5人組で1991年にデビューした英国マンチェスターのバンド。そのデビュー盤が、このセルフタイトル作『ハートランド(Heartland)』である。 メロディアスなハードロック(“メロハー”などと呼ばれたりする)の典型で、ギターは澄んだサウンド中心で出しゃばらず、曲によってはキーボードの果たす役割も大きい。伸びのある技巧的ヴォーカルも印象的で、騒々しさよりは美しさや洗練を追及するといった志向を見せている。 1.「ティーチ・ユー・トゥ・ドリーム」は、オープニング曲らしく、とりわけ美しく端正に仕上げられている。3.「ドント・キャスト・ユア・シャドウ」は、ヴォーカルの技量がきれいに示された印象。バラード調の5.「ファイト・ファイア・ウィズ・ファイア」も、ヴォーカルの実力を生かした楽曲となっている。 ハードロック感のやや強い楽曲としては、6.「ザット・シング」がいい。8.「ペーパー・ハート」もヴォーカルを前面に出した熱唱系の楽曲だが、何気にギターのカッコよさがスパイスになっている。さらにこの8.の路線を推し進めたかのような9.「パラダイス」も目を引く。 実は、本盤のリリース当時、筆者はリアルタイムでこのアルバム聴いて、少し物足りなさを感じた。おそらく、それはハードロックを甘めにやっているという印象からそう感じたのだろう。けれども、何十年か経って聴き直してみると、こういうある種の“上品さ”も案外悪くないという気がする。[収録曲]1. Teach You to Dream2. Carrie Ann3. Don't Cast Your Shadow4. Real World5. Fight Fire with Fire6. That Thing7. Walking on Ice8. Paper Heart9. Paradise10. Promises1991年リリース。 ハートランド [ ハートランド ] Heartland / Heartland 【CD】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2026.07.21
コメント(0)
![]()
10年ぶりながら変わらぬ健在なジャーニーの世界 ジャーニー(Journey)は、1973年にサンフランシスコで結成されたバンド。当初はプログレッシヴ・ロックを志向したバンドだったが、1970年代後半のスティーヴ・ペリー(ヴォーカル)の加入以降、路線を変更し、1980年代にかけて商業的成功を積み重ねた。 けれども、『Raised On Radio〜時を駆けて』(1986年)のヒットを最後に、すでにソロ活動を始めていたペリーは脱退し、ジャーニーの活動は止まってしまう。そこからさらに10年の歳月が流れ、1996年に届けられたのが10枚目となる本作『トライアル・バイ・ファイアー(Trial by Fire)』だった。メンバーが再結成して成功を収めたものの、この黄金期のラインナップは体調不良の問題でペリーが脱退して、結局、ジャーニーはメンバーを変えて存続していくことになった。 『トライアル・バイ・ファイアー』は全米3位を記録したわけだが、その内容はというと、1980年代のきらびやかな音作り、大衆受けするメロディと作風が見事に復活したと言えるものだった。冒頭の1.「メッセージ・オブ・ラヴ」は、「セパレイト・ウェイズ」を彷彿とさせるギターがカッコよく、まさしくジャーニー復活を印象づける楽曲に仕上がっている。3.「ラヴ・ア・ウーマン(ホエン・ユー・ラヴ・ア・ウーマン)」は、シングルとして全米ビルボードで12位、カナダのチャートでは3位のヒットを記録した楽曲で、ジャーニーらしさ全開のバラードである。 他に注目したい曲もいくつか挙げておきたい。4.「イフ・ヒー・シュッド・ブレイク・ユア・ハート」はサビが印象的なジャーニーらしい1曲。7.「ドント・ビー・ダウン・オン・ミー・ベイビー」や10.「ホエン・アイ・シンク・オブ・ユー」、11.「イージー・トゥ・フォール」や13.「イッツ・ジャスト・ザ・レイン」といった楽曲は、いかにもなバラード調で、ジャーニーのこうした側面が好きな人にとっては、確実に聴きどころとなりそうな部分である。 個人的に気になるナンバーとしては、9.「カラーズ・オブ・ザ・スピリット」とアルバム表題曲の14.「トライアル・バイ・ファイアー」。前者については、異世界へ誘うような曲調と演奏が気に入っている。後者は、絵アルバムのエピローグ(終章)的なナンバーで、幻想的な雰囲気が筆者には響く。なお、15.「ベイビー・アイム・リービング・ユー」はクレジットされていないシークレット・トラックで、レゲエ調のノリが不思議な1曲となっている。[収録曲]1. Message of Love2. One More3. When You Love a Woman4. If He Should Break Your Heart5. Forever in Blue6. Castles Burning7. Don't Be Down on Me Baby8. Still She Cries9. Colors of the Spirit10. When I Think of You11. Easy to Fall12. Can't Tame the Lion13. It's Just the Rain14. Trial by Fire15. Baby I'm a Leavin' You [シークレット・トラック]1996年リリース。 【輸入盤CD】【新品】Journey / Trial By Fire (ジャーニー) 【中古】 トライアル・バイ・ファイアー/ジャーニー ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2026.07.18
コメント(0)
![]()
米国南部のR&Bサウンドの奥深さの一端を伝える盤 スタックス(Stax)といえば、1957年から1975年代に存在したレーベルで、メンフィス・ソウルやサザン・ソウルなどのレコードを世に送り出した。同レーベルの多くのセッションを支えたバンドが、ザ・マーキーズ(The Mar-Keys)である。ちなみに、このバンド名は、元々は“侯爵”を意味するマーキス(Marquis)から変更されたものとのことである。 メンフィスの高校の同窓生を中心に結成され、白人黒人の混成バンドで、サックス3名という編成のグループだった。上記レーベルのセッション・ミュージシャンとして多くの演奏を残しているが、1961年、スタックス制作の最初のアルバムは、このバンドによる『ラスト・ナイト!(Last Night!)』という作品だった。 先行して発売されたシングル「ラスト・ナイト」は全米3位、R&Bチャート2位というヒットとなった。とはいえ、インスト・バンドということも含め、本盤全体としては、広く大衆受けする楽曲が並んでいるというわけでは必ずしもないかもしれない。それにもかかわらず、この1枚を通してとにかく米南部のディープな演奏が満載なのである。 1.「モーニング・アフター」は、そのディープさの片鱗が序盤からうかがえる1曲で、2分余りでフェイドアウトして曲が終わるのがもったいないと思わせてくれる。ソウルでファンキーなという点では、3.「オールライト・オーケー、ユー・ウィン」、6.「ナイト・ビフォア」、10.「ホールド・イット」などが特に印象的。その一方、5.「ミスティ」は、ジャズ・ピアニストのエロール・ガーナー(参考過去記事)の楽曲。かと思うと、11.「引き潮」のようなムード音楽の定番曲を演奏してみせたりもする。そして、アルバムを締めくくるのはヒット曲の12.「ラスト・ナイト」。米国南部音楽、R&Bの懐の深さが感じられる1枚だと思う。[収録曲]1. Morning After2. Diana3. Alright, O.K. You Win4. Sticks & Stones5. Misty6. Night Before7. About Noon8. One Degree North9. Sack O Woe10. Hold It11. Ebb Tide12. Last Night1961年リリース。 【中古】CD マーキーズ ラスト・ナイト! ODR6760 紙ジャケ /00110 【中古】 【輸入盤】Last Night / Do the Pop−Eye/Mar−Keys ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2026.07.15
コメント(1)

暫く間が空いてしまっていましたが、INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここ1カ月ほどの記事へのリンクを追加しています。INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブログのトップページ(フリーページ欄)からお入りください。 アーティスト別INDEX~ジャズ編(A-G)へ → つづき(H-M)・つづき(N-Z) アーティスト別INDEX~ロック・ポップス編(A)へ → つづき(B)・つづき(C-D)・つづき(E-I)・つづき(J-K)・つづき(L-N)・つづき(O-Q)・つづき(R-S)・つづき(T-Z) アーティスト別INDEX~ラテン系ロック・ポップス編(A-I)へ → つづき(J-N)・つづき(O-Z) アーティスト別INDEX~邦ロック・ポップス編へ 下記ランキングに参加しています。応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2026.07.13
コメント(0)

キンクス名曲選~PART III(その5) 第3弾をお届けしているザ・キンクス(The Kinks)の名曲選ですが、ひとまず最後となる5回目は、1980年代のナンバーです。「思い出のダンス(Don’t Forget to Dance)」という表題の楽曲です。 「思い出のダンス」1983年にリリースされたシングル曲で、チャート上の成績は全米29位という結果でした。大きく目立ったヒットというわけではありませんでしたが、その後、前年に全米6位だったシングル曲「カム・ダンシング」とともに、同年発表のアルバム『ステイト・オヴ・コンフュージョン』に収録されました。 まずは、この曲のビデオクリップをご覧ください。ストーリー仕立てですが、ところどころで映るレイ・デイヴィスおよびバンドの姿が現れ、円熟ぶりが垣間見える哀愁ある1曲です。 続いては、この曲のライヴ演奏もご覧いただきたいと思います。リリース当時(1980年代)のライヴのステージでの演奏です。ライヴだから盛り上がるというよりは、こうした楽曲をさらりと“聴かせる”というのが、レイ・デイヴィスらしさということでしょうか。 5回にわたって、キンクスの名曲選(第3弾)にお付き合いいただき、ありがとうございました。次回更新からは、再びいつものペースに戻って更新していこうと思います。[収録アルバム]The Kinks / State of Confusion(1983年)以下、過去のキンクス名曲選の記事をまとめておきます。~キンクス名曲選 PART I~(その1)「カム・ダンシング(Come Dancing)」(その2)「ミスフィッツ(Misfits)」(その3)「20世紀の人(20th Century Man)」(その4)「ヴィクトリア(Victoria)」(その5)「サニー・アフタヌーン(Sunny Afternoon)」~キンクス名曲選 PART II~(その1)「ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ(The Village Green Preservation Society)」(その2)「ウォータールー・サンセット(Waterloo Sunset)」(その3)「ネオンのまぶしさ(Underneath the Neon Sign)」(その4)「ローラ(Lola)」(その5)「スリープウォーカー(Sleepwalker)」~キンクス名曲選 PART III~(その1)「マスウェル・ヒルビリー(Muswell Hillbilly)」(その2)「ライフ・オン・ザ・ロード(Life on the Road)」(その3)「オーストラリア(Australia)」(その4)「デイズ(Days)」(その5)「思い出のダンス(Don’t Forget to Dance)」(本記事) ↓こちらのリンク先はLP盤です↓ 【中古】LP Kinks State Of Confusion AL88018 Arista /00260 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2026.07.11
コメント(0)

キンクス名曲選~PART III(その4) ザ・キンクス(The Kinks)の名曲選、今回は「デイズ(Days)」というナンバーです。1968年にシングル曲として発売され、イギリスではチャート12位という成績を残しました。その後、アルバム『ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ』の初期ヴァージョン(フランス、イタリアなどの大陸ヨーロッパとニュージーランドのみ)に収録されたものの、最終的な同アルバムには収められませんでした(現在のリマスター版には、ボーナストラックとして収録)。まずは本来のヴァージョンとアコースティックのヴァージョン(2018年に披露)をお聴きください。 個人的には、この曲のよさ、ヴォーカルが際立っていて、アコースティック・ヴァージョンの方をとくに気に入っています。さらに、1991年EPヴァージョンなるものもあり、こちらの方はEP盤『ディド・ヤ』に収録されています(アコースティク版に近い感じもあって、こちらも好みだったりします)。 なんだか今回は欲張ってしまっていますが、映像をもう一つ。レイ・デイヴィスによる2010年のパフォーマンスで、なかなか感動的なステージです。 [収録アルバム]The Kinks / The Kinks Are The Village Green Preservation Society(1968年) *初期ヴァージョンおよび後のリマスター版(ボートラ)に収録。The Kinks / Did Ya(1991年) *1991年EPヴァージョンを収録。 【中古】 ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ(紙ジャケット仕様)/ザ・キンクス 【中古】 ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ(デラックス・エディション)/ザ・キンクス 【中古】 Kinks キンクス / Did Ya 【CDS】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2026.07.09
コメント(0)

キンクス名曲選~PART III(その3) 3曲目は、『アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡』(1969年)に収められた楽曲です。表題からも窺えるように、このアルバムは、歴史に翻弄される一市民を主人公としたコンセプト・アルバムなのですが、その主人公アーサーはオーストラリアへ移住します(レイ・デイヴィスの義理の兄アーサーは実際に1960年代に豪州へ移住しています)。そのくだりで登場する楽曲が、この「オーストラリア(Australia)」です。 “大英帝国の衰退ならびに滅亡”というのは、歴史的背景を知っていてもイギリス人でない人にはあまり実感がイメージしづらいのだろうと想像します。イギリスの市民が、かつての植民地だったオーストラリアに移住する。つまりは国力を失った国の末路(実際、この当時はカリブ海の旧イギリス領も次々と独立していった時期でした)のようなものも含まれていて、国力を失いつつ今の日本を見ていると、なんだか微妙な感情も沸いてきたりします。 この楽曲のライヴ映像をと言いたいところですが、それらしきものは見当たりません。そのようなわけで、今回のもう1本は、なんともマニアックな方向に走ってしまいますが、オーストラリア向けシングル・ヴァージョンをお聴きください。元のアルバム収録のものが7分近い長尺ということもあり、シングルでは、思い切って短く編集されているというものです。 [収録アルバム]The Kinks / Arthur (Or the Decline and Fall of the British Empire)(1969年) 輸入盤 KINKS / ARTHUR OR THE RISE AND FALL OF THE BRITISH EMPIRE (REISSUE) [CD] 【中古】 アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡+10/ザ・キンクス ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2026.07.07
コメント(0)

キンクス名曲選~PART III(その2) 3シリーズ目となるザ・キンクス(The Kinks)の名曲選、2曲目は「ライフ・オン・ザ・ロード(Life on the Road)」です。1977年のアルバム『スリープウォーカー』のオープニングナンバーです。 一般には“ロックへの回帰”とされる時期のキンクスの作品なのですが、曲の展開や演奏といった面では、それまでのコンセプト・アルバム群で培われたいい部分が昇華された1曲だと感じています。 さて、この曲のライヴ演奏の様子もご覧いただこうと思います。1979年ですので、アルバム発表から数年後ということになりますが、プロヴィデンスでのライヴ・パフォーマンスとのことです。 余談ながら、この映像、不鮮明だし音もよくないのですが、個人的には、ぜひとも生で見てみたかった、という雰囲気に満ちたライヴです。[収録アルバム]The Kinks / Sleepwalker(1977年) 【輸入盤】スリープウォーカー(2024・リマスター) [ Kinks ] 【輸入盤】 Kinks キンクス / Sleepwalker (2024 Remaster) 【CD】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2026.07.06
コメント(0)

キンクス名曲選~PART III(その1) 久方ぶりになるのですが、ザ・キンクス(The Kinks)の名曲選をお届けしたいと思います。ビートルズ、ローリング・ストーンズをはじめとするブリティッシュ・ロック・バンドのうち、本邦ではいま一つ人気を得てこなかったキンクスですが、実は多くの名曲を生み出しているということで、5曲ほどお楽しみいただければと思います。 最初は、1971年リリースのアルバム『マスウェル・ヒルビリーズ』の表題曲(といっても、アルバム表題は複数形、曲の表題は単数形だったりするのですが)の「マスウェル・ヒルビリー(Muswell Hillbilly)」です。 カントリーロック風の演奏ですが、レイ・デイヴィスの歌心ある作者ぶりが光ります。余談ながら、上記のアルバムからのシングルは、世界的には「20世紀の人」だけだったのですが、この「マスウェル・ヒルビリー」は、日本に限っては、シングルとしても発売されたということなのだそうです。 映像をもう一つ。短い時間のものですが、1970年代後半、BBCのオールド・グレイ・ホイッスル・テストで収録された演奏シーンをご覧ください。 [収録アルバム]The Kinks / Muswell Hillbillies(1971年) マスウェル・ヒルビリーズ +2 [ ザ・キンクス ] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2026.07.05
コメント(0)
![]()
これぞギターで表現するロック 1980年、エアロスミスを脱退してソロのプロジェクトを開始したジョー・ペリー(Joe Perry)。そんな彼がジョー・ペリー・プロジェクト(Joe Perry Project)としてリリースした2枚目の作品が、1981年の『忘れじのロックン・ロール(I've Got the Rock & Rolls Again )』だった。前作(過去記事)同様にデヴィッド・ハル(ベース)、ロニー・スチュワート(ドラムス)がメンバーに名を連ねるが、ボーカルはチャーリー・ファーレン(この人物は楽曲作りにも大きく貢献している)に交代し、プロデューサーも変更(前作ではジャック・ダグラスだったのが、今作ではブルース・ボトニック)されている。 前作に比べると、本盤には次のような特徴が認められる。まず、ロックン・ロールへの回帰とも言える傾向が見られ、真っ直ぐにロックしている楽曲が多いという印象を与える。そして、この特徴に伴うものとして、一つには、ジョー・ペリーのギター・プレイがわかりやすい形でより前面に出ていること、もう一つとしては、キャッチーな楽曲が増加していることが特徴になっているように思う。 オープニング・ナンバーの1.「イースト・コースト、ウェスト・コースト」(C・ファーレンの作)は、軽快かつしっかりロックしていて、おすすめの1曲。3.「忘れじのロックン・ロール」は、“ギターでロックン・ロールを表現する”というのはこういうことだ、と言わんばかりのギター・プレイ全開の演奏が聴きどころになっている。アルバム前半(LP盤のA面)では、5.「傷ついた戦士(ソルジャーズ・オブ・フォーチュン)」もギターのカッコよさに溢れている。 アルバム後半(かつてのB面)では、7.「俺たちのロック(リッスン・トゥ・ザ・ロック)」がキャッチーさと真っ直ぐなロックといういい按配の上に成立した好曲(こちらもC・ファーレンのペンによる曲だったりする)。あと、個人的には、10.「サウス・ステイション・ブルース」がなかなかの好みで、派手な印象の曲ではないかもしれないが、ギターに注目して聴きたい1曲だと思う。その他、この文中で触れられなかった楽曲も好曲揃いで、ロック好きには聴き逃がせない好アルバムだと言える。[収録曲]1. East Coast, West Coast2. No Substitute for Arrogance3. I've Got the Rock 'n' Rolls Again4. Buzz Buzz5. Soldier of Fortune6. TV Police7. Listen to the Rock8. Dirty Little Things9. Play the Game10. South Station Blues1981年リリース。 【中古】 忘れじのロックン・ロール/ジョー・ペリー・プロジェクト 下記ランキングに参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”お願いします! ↓ ↓
2026.07.02
コメント(0)
全11件 (11件中 1-11件目)
1


