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【Photo of the Day= architecture-13 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Eric Clapton the breeze an appreciation of J J Cale =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=87iaZEVfdYk 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月31日 】決壊のほかにある、中国・三峡ダムの知られざる危険性 =その4/4== NewsWeek_Column 2020年10月24日 譚璐美(たん・ろみ、ノンフィクション作家)日本企業が知った「環境無視」そして1992年4月、徹底した言論統制の下、全国人民代表大会で「三峡プロジェクト建設決議」が、強行採択された。1994年12月、着工式が盛大に挙行された。当初予算の総工費約2000億元(約232億ドル)は、1年で2500億元に増え、インフレでさらに膨らみつつあった。大幅な不足資金は外資に頼り、建設技術と重要機材も外国製を購入、技術移転も強要するという「おんぶにだっこ」のスタイルだった。国際入札が始まると、世界中の企業の注目が集まった。最初は870件で合計38億ドルの発注だった。ゼネラル・エレクトリック(GE)のカナダ子会社や米キャタピラー、ドイツのデマーグ、クルップなどが受注した。1995年の建設機械、1997年の水力発電機の国際入札でも日本企業は敗退した。1999年5月、総額2億ドルの水力発電所変電変圧施設の国際入札。満を持して応札した日本の三菱電機・住友商事連合は、計17グループがひしめくなかで最も技術的に優れ、最低価格で応札した。ところが、中国は9月、日本より数千万ドル高いドイツのシーメンスとスイスのABBの連合が落札したと発表した。衝撃を受けた日本は、各種ルートをたどって理由を問いただし、11月末、日中投資促進機構の訪中団が北京を訪れた際、個別に会談した中国の呉儀(ウー・イー)国務委員と対外貿易省の常暁村(チャン・シアオツン)機電局長から、こう告げられた。「日本企業連合を排したのは、融資条件の中に環境保護規定の遵守が入っていたからだ」この前年、アメリカは国内の環境保護機運の高まりを背景に、国際入札からの撤退を表明していた。それに動揺した日本は、入札前日に急きょ「環境保護規定」を盛り込んだのだ。中国はその規定が邪魔だと判断して日本を退けた。当初から環境保護などまるで無視していたのである。中国政府はダム建設予定地に住む120万人以上を強制移転させたが、2000年1月、移転費用の1割に当たる4億7300万元(5700万ドル)を地元政府や移転企業が不正流用した事実が発覚した。だがこれは氷山の一角にすぎなかった。李鵬以下、中央から地方へ建設予算が振り分けられるたびに、各レベルの役人が着服し、果ては現場で工事を請け負う建設会社もコンクリートの品質をごまかしていた疑いが持たれたのだ。李の息子と娘は、長江三峡集団傘下の長江電力グループの企業トップに就任し、「電力ファミリー」の異名をとどろかせた。2009年、三峡ダムが完成すると、竣工式はわずか8分で終了した。汚職の責任を押し付けられたくない政府高官がみな出席しなかったからだ。その様子を見て、地元の人々は「豆腐渣(トウフーチャー、おから)」ダムだと揶揄した。相反する課題をどう解決する環境破壊と汚職にまみれた三峡ダムの「悲劇」は、取りも直さず、今夏の豪雨による被災者の悲劇に通じている。今年7月下旬、香港メディアが豪雨の甚大な被害を報じる一方、管制メディアの新華社ネットは洪水を擬人化し、ちゃかしてみせた。人民網は、湖南省で水没した名所、鳳凰古城の惨状を「まるで桃源郷にいるようだ」と美化した。無論、SNSには人々の怒りの声があふれ返ったが、それらは瞬時に中国政府によって削除された。戦前、魯迅が慈しんだ「声なき民の声」は今も昔と同じように記録に残ることはない。現在、中国では長江上流の金沙江に巨大なダムを次々に建設している。最先端技術を誇る烏東徳ダムは一部稼働を始めた。渓洛渡ダムは発電量1万3860メガワットで世界第3位だ。これに向家覇ダムと白鶴灘ダムを加えたダム4基の発電量は、三峡ダムの発電量の2倍になる。こうしたスーパーダム群が、三峡ダムの堆砂を少しでも減少させるために役立つのか。あるいは、中国のはるか奥地まで堆砂問題を拡大させようとしているのだろうか。「これらのダムには、三峡ダムの堆砂を軽減する目的もありました」と、前出の黄光偉教授は言う。「しかしダムをいくつ造っても、堆砂や洪水、水質汚染、水問題などをバラバラに研究していては問題解決にならない。問題を1つ解決しても、さらに出てくる問題のほうが多いのが現状です。研究者は『学融合』して協力し合い、統合的なアプローチをすることが大事。私自身は、今後は生態系の復元が最も大切なポイントだと考えています」三峡ダムは、今後も決壊するかどうかに関心が集まるだろう。だが真の問題は、上流の河床上昇と下流の河床低下という、相反する課題をどう解決するかだ。海岸浸食と生態系の破壊という根深い問題も秘めていることが浮き彫りになった。国民不在の政治体質はさらに根深い。容易ならざる事態はこれからも続く。<2020年10月13日号「中国ダムは時限爆弾なのか」特集より>【関連記事】その数333基、世界一のダム輸出国・中国の「無責任」https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/post-94647.php 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/31
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【Photo of the Day= architecture-13 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= BOB DYLAN AND HIS BAND Rogers Arena Vancouver =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=rknyN20UA-I 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月30日 】決壊のほかにある、中国・三峡ダムの知られざる危険性 =その3/4== NewsWeek_Column 2020年10月24日 譚璐美(たん・ろみ、ノンフィクション作家)黄河と異なる「河床低下」問題なるほど。三峡ダムは当面は決壊しそうにない。だが問題がないわけではない。例えば、三峡ダムの周辺では地質のもろさが問題になっている。2005年の土木学会「第34回岩盤力学に関するシンポジウム講演論文集」には、三峡ダム周辺の地区は「砂岩、泥岩、砂泥互層、頁岩(石灰を含む)、ジュラ紀と三畳紀上統の地層が分布し......長江周辺の90%以上の地滑りは、ジュラ紀と三畳紀の地層に発生している」とする論文がある。そして貯水池周辺で計283カ所の地滑りと斜面崩壊が起きていることが報告されている。岩盤は安全でも、周辺の地質が緩ければ、貯水池に土砂が流入するなど影響が及びそうだ。また、角教授の話では、黄河の三門峡ダムなどでの経験を生かし、長江でも土砂管理に取り組んでいるものの、黄河とは違った堆砂(堆積する土砂)の問題があるという。「長江は土砂の粒径が粗く、ダム湖にとどまりやすいために、ダムからの放流水は土砂が少ない清水となります。黄河では調水調砂でダム下流の『河床上昇』がうまくコントロールされたが、長江ではむしろ土砂が不足するために『河床低下』、さらに河口部まで土砂が供給されずに『海岸浸食』が起きている。河床が低下することで、長江に接続する湖との水の交換が変化したり、上海の海岸線が年々減退したりしているのです」と、角先生は眉をひそめた。これは重大な指摘だ。土砂の供給量が減少すると、河口デルタが縮小するだけでなく、川が運ぶ栄養豊富な土壌がもたらす河口や沿岸域の干潟が劣化し、さらには河床低下が海からの塩水遡上(そじょう)をもたらし、塩分濃度が高まって魚類が死滅したり、農作物が塩害を受けたりするなど、甚大な悪影響を及ぼすことになる。これはメコン川などでも大きな課題となってきており、広域的な課題解決のための連携が必要だ。一方、上智大学大学院地球環境学研究科の黄光偉教授は、三峡ダムの問題点について「重慶市にもっと着目すべき」と指摘する。「重慶は人口3000万人の工業都市です。世界でどこのダムの上流にこんな重要都市がありますか? 中国だけです。その重慶で堆砂による河床上昇が起こり、洪水が頻発しているのです」浮遊砂と掃流砂という、大粒で重い堆砂が貯水池に大量にたまるのは大きな問題だ。しかも、三峡ダムの上流には狭い峡谷が連なり、地質がもろく、崖崩れや地滑りが頻発して岩石や土砂が長江に流れ込む。その結果、全長660キロにも及ぶ、ダム湖からバックウォーター(背水池)に掃流砂が大量にたまる。重慶はそのバックウォーターの先端にある。堆砂がたまって河床が上がった重慶では、水位が上がり、水害が頻繁に起きているのだ。これは見過ごせない一大事である。2020年現在、バックウォーターの堆砂は16億トンに上るという推量もあり、2030年には40億トンまで増えて、どうにも対処できなくなる。「そうなる前に三峡ダムを破壊すべきだ」と、一部の三峡ダム批判派が主張するゆえんでもある。建設への意見書は発禁処分にところで、日本のダムは「異常洪水時」の緊急放流に際して、事前警報でサイレンを鳴らし、沿川の自治体に事前通告して、住民が避難する時間をつくることが鉄則だという。では、中国はどうだったか。中国のSNS上には、「ダムが警報なしに放流した」「堤防をブルドーザーで破壊したが、住民に予告しなかった」「深夜に急に浸水し、着の身着のまま逃げ出した」などという不満が相次いだ。被災者は避難する十分な時間も与えられずに、家も田畑も財産も失って逃げ出したことが推察できる。これは行政の怠慢で、政治の問題ではないのか。三峡ダムは1912年、孫文が国家建設のために「鉱山開発」「鉄道網の普及」「三峡ダムによる発電」を構想したことに始まるが、日中戦争で計画倒れに終わった。1949年に中華人民共和国が誕生した後も、長引く政治運動で手を付けられず、文化大革命が終息した後の80年代にようやく現実味を帯びてきた。だが、発展途上の中国ではまだ「時期尚早」との声が高かった。1989年1月、光明日報の記者の戴晴(タイ・チン)が編纂した『長江 長江』が出版された。三峡ダム建設計画について水利専門家や有識者、政治家に取材して編纂した意見書だ。「資金不足」「技術力不足」「生態系の破壊」「大量の移住者が出る」などの理由で、慎重論がほとんどだった。その中で、戦前、米イリノイ大学で工学博士号を取得した著名な水利学者で、清華大学の黄万里(ホアン・ワンリー)教授は、堆砂の深刻さを問題視した。「長江の三峡地区は堆積性河段(土砂が沈殿・堆積する河床部分)で、このような場所にダムを造ってはいけない。宜昌市の砂礫の年間流動量を推算すると、およそ1億トンに上る。上流域にも土砂が堆積し、ダム完成後10年以内に重慶港が土砂で塞がれる事態が発生する恐れがある」同書をきっかけに、三峡ダムプロジェクト論争が熱を帯びた。李鵬(リー・ポン)首相を中心とする中国政府が強引に計画を推し進めるなか、同年6月4日、天安門事件が起きた。政府は民主化運動を武力で弾圧し、戴晴は「騒乱と暴乱の世論作りのために準備した」との罪で逮捕・拘禁され、今に至るまで中国では意思発表の場はない。『長江 長江』も出版を禁止され、焼却処分になった。同書で取材を受けた有識者らも共産党から除名、降格、失業、亡命を余儀なくされた。 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/30
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【Photo of the Day= architecture-12 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= 1999 11 08 Baltimore, Bob Dylan =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=RbhL0jRgfQI 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月29日 】世界が騒いだ中国・三峡ダムが「決壊し得ない」理由 =その2/4== NewsWeek_Column 2020年10月24日 譚璐美(たん・ろみ、ノンフィクション作家)「コンクリートダムの決壊というのは、基礎岩盤が脆弱だったり、地震や水圧で河床部が変形したり、岩盤との接合部分がズレたりすることで起こります」では、三峡ダムの岩盤は安全なのか。調べてみると、三峡ダムは先カンブリア紀の花崗岩中に造られたとされており、どうやら良好だ。先カンブリア紀は地質時代の年代区分の1つで約5億4100万年前(諸説ある)までのおよそ40億年間を指し、花崗岩は御影石とも呼ばれて堅牢な性質を持っている。2019年にグーグルアースの航空写真で、「三峡ダムが歪(ゆが)んでいる」という噂が広まったこともある。あれは本当なのだろうか。「笑い話でしょう」と、角教授はにべもない。「でも、ダムは本来、動くようにできています」コンクリートは温度により膨張・収縮するため、堤体は建設時の温度対策として、15メートル幅のブロックをジョイントでつなぎ合わせて造られる。ジョイントにはゴム製の止水板を設けてある。その後も、水圧や気温の変化などの影響で、ダムは年間数ミリ単位で常に上下流方向に動いている。ただし、これは「動いている」と体感できるほどのものではない。既に多くの専門家が指摘しているが、グーグルアースの写真は航空カメラで撮影され、レンズの中心に光束が集まる中心投影になるため、レンズの中心から対象物までの距離の違いによって対象物の像にズレが生じる。三峡ダムの「歪み」はこのズレだったようだ。現在は正しく修正されている。放流量を操作し洪水をならすそれよりもっと気になっていたことがある。中国中央電視台(CCTV)によると、8月17日、「第5号洪水」(洪水に番号が付けられていた)の発生が発表された後、三峡ダムの流入量は過去最大の毎秒7万5000立方メートルに達し、11門全ての放水ゲートから過去最大となる毎秒4万8000立方メートルを放流した。それでも追い付かず、水位は夏期の実績最高の167メートルを記録。堤頂の標高は185メートルだから、間もなく越水するのではないかとの声が高まった。実態はどうだったのだろうか。「いいえ、越水はしません。(定められた)最高水位の175メートルになれば、ゲートを全て開けて、洪水を通過させればよいのです。このグラフを見てください」と、差し出されたのは、中国側の公式記録を基に角教授の研究室で作成した、5月12日から9月12日までの日別の記録だった(下図参照)。角教授は次のように分析した。前提として、ダムの役割には(1)洪水調節、(2)水資源の確保、(3)発電、(4)河川の環境保全の4つがある。これらを担うのが管理者(この場合は長江水利委員会)の役目だ。洪水調節において管理者は、平時から気象情報をチェックして今後の予測雨量や台風情報を収集し、気象の変化に合わせて、流入量に応じた放流量を調節する。ここで重要なのはダムの貯水容量である。先日、角教授らの属するダム工学会が公開した動画によれば、洪水時のダムの操作には3段階あり、第1段階の平常時(下流へ必要な水量だけ放流する)、第2段階の大雨時(あらかじめ確保したダムの洪水調節容量を用いて、流入量に応じて放流量を調節する)、第3段階の異常豪雨時(緊急放流とも呼ばれ、ダムの容量では処理し切れない際、上部のゲートを開けて洪水をそのまま通過させる)に分けられる。三峡ダムのデータを見ると、平常時から大雨時、異常豪雨時へと段階を踏んで、操作方法を変化させていった様子がはっきり見て取れる。まず6月上旬に、大雨が予想される梅雨期に備えて、あらかじめ貯水池の貯水量を減らす事前放流を行った。7月中旬に長江中下流で洪水が発生したことから、ダムでは洪水をため込んで増水を防いだ。特に7月18日のピーク時には毎秒6万立方メートルの流入量を毎秒3万5000立方メートルまで減らす放流を行った。この際に水位は一時164メートルまで高まったが、その後流入量が低下した際に、再度事前放流を行って容量回復を行ったことにより、7月27日の次の洪水ピーク時にも放流量を低減させた。それでも豪雨はやまず、最後のピークは8月19日に訪れた。ダム流入量で毎秒7万立方メートルを超えて記録的に増加し、11門の放水ゲートを全て開放して放流を行った。ただしその間も、流入量から毎秒2万立方メートルを差し引いた程度の放流を保ち続け、これにより貯水位は165メートルを超えたが、その後流入量が減少した。「洪水ピーク時の複数回の事前放流がなければ、水位はもっと上昇していた危険性もあった。長江水利委員会は下流の洪水と上流の洪水を見ながら放流量を巧みに操作し、洪水をならしながら無事に通過させました」と、角教授は太鼓判を押した。 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/29
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【Photo of the Day= architecture-11 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day=Bob Dylan & Joan Baez - Lowell, Massachusetts, 11/2/1975=】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=TbIsvpXpvR4 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月28日 】世界が騒いだ中国・三峡ダムが「決壊し得ない」理由 =その1/4== NewsWeek_Column 2020年10月24日(土) 譚璐美(たん・ろみ、ノンフィクション作家)中国では今年6月半ばの梅雨入り以来、62日間にわたって大雨と集中豪雨が続き、190以上の河川が氾濫し、四川省から江蘇省まで至る所で洪水が発生した。6300万人以上が被災し、5万棟以上の家屋が倒壊する被害が出た。ネット上では、長江沿川の町や村が冠水する様子や、世界最大の三峡ダムの放流状況が刻一刻と伝えられ、今しもダムが決壊するのではと不安視する声があふれた。YouTubeには「三峡ダムの決壊シミュレーション」まで登場し、もし決壊すれば、約30億立方メートルの濁流が下流を襲い、武漢、南京が水没し、上海付近の原子力発電所や軍事基地まで甚大な被害を受けるだろうと危機感をあおった。4億人が被災するとの試算もあった。幸いにも三峡ダムは決壊しなかったが、たまたま決壊を免れただけで、いつかまた危機が訪れるのか。それともダムの構造は強固で、決壊は杞憂にすぎないのか。豪雨の季節が過ぎた9月上旬になっても、長江上流域ではまだ洪水が続いていた。三峡ダムは70万キロワットの発電機32基を備え、総発電量は2250万キロワット。放流量を調節して下流の洪水被害を防ぐ機能も持つ、世界最大の多目的ダムだ。堤体(ダムの本体)の重さで水の力を支える構造の重力式コンクリートダムで、2009年に長江中流域の湖北省宜昌市に近い三峡地区に建設された。いま振り返れば、三峡ダムの決壊説に沸いていたのは主として欧米や台湾の中国系メディアと日本メディア(私も記事を書いた)だけで、コメントしているのもごく限られた人物ばかりだった。あるいは科学的考察が不十分だったのではないか。日本や欧米の水利専門家はこの状況をどう捉えていたのだろうか。そんな疑問に駆られ、改めて信頼できる専門家に話を聞き、中国ダム事情と三峡ダムについて検証した。京都大学防災研究所水資源環境研究センターの角哲也教授は、日本の河川、特にダム工学研究の第一人者で、黄河の環境問題を扱った『生命体「黄河」の再生』の編著者の1人として中国の事情にも明るい。角教授は「決壊説」を一蹴する。その説明に入る前に、やや遠回りになるが黄河の話から始めよう。ビルと違って半永久的に堅牢黄河は長江に次ぐ中国第2の河川で、水源の青海省からチベット高原、黄土高原を横切り、西安や洛陽を経て、渤海湾へ注ぐ。その中流域にあるのが三門峡ダムだ。1960年代に中国が社会主義の兄貴と慕うソ連(当時)の設計で建設されたダムだったが、竣工直後から貯水池(ダム湖)に黄砂がたまり、20年で約40%が埋まった。私の記憶では、1980年代に「黄河は死んだ」と聞かされた。水量が減り、生活用水や工業用水を垂れ流した揚げ句、毒々しい赤色や紫色の溜水ができて大量の魚が死滅したからだ。]「黄河の最大の特徴は、シルトと呼ばれる細かい粒子の土砂が黄土高原から運ばれて高密度で河川に含まれていること。上流域の開発が断流と呼ばれる流れの変化をもたらし、下流に(流れ切れない)土砂が堆積して河床が上昇し、洪水を多発させました」と、角教授は口火を切った。そこで三門峡ダムに土砂を通過させる改修工事が行われ、その後、下流に水と土砂の調節を目的として小浪底ダムが建設された。日本ではダムに堆積する土砂を排出する方法を「通砂」「排砂」と呼ぶが、中国では「調水調砂」と呼び、下流の河床の調整と「通砂」を同時に行う考え方をするという。「小浪底ダムは三門峡ダムと連携して調水調砂を行い、また密度流(ダム湖の底をはう高濃度の土砂の流れ。これを利用して通砂が行われる)の効果を高めるために、世界初の『人工密度流』という排砂方法も実施されました」「人工密度流」とは、上流ダム群の放流に合わせて、下流ダムの貯水池内に堆積した土砂を高圧水ジェットで攪拌し、より高密度の流れを人工的につくり出してダムの底部にある排砂管から下流へ排出することだ。黄河は特にシルトが圧倒的に多く、その特徴を生かした方法と言える。ここから分かるのは、中国の河川管理・洪水管理の技術が決して劣っているわけではないということだ。では、実際のところ、長江の三峡ダムはどうだったのか。長江は中国最長の河川で全長約6300キロ。チベット高原を水源とし、四川盆地から東へ流れて、河口部の上海で東シナ海へ注ぐ。上流域の成都や重慶、中流域の武漢は中国屈指の工業都市で、中下流域の安徽省、江蘇省は全中国の農産物の約40%を占める穀倉地帯だ。下流域の南京から上海までは商業都市がひしめき、長江はこれら19の省・市・自治区を結ぶ水運の大動脈である。噂されている三峡ダム決壊説について質問すると、角教授は「コンクリートダムは決壊しません!」と、明快に言い切った。コンクリートは砂と砂利と水とセメントを混ぜた自然素材で、アルカリ性である。空気に触れると中性に変化し、劣化する。例えばビルを建てた場合、コンクリートの中には鉄筋を入れるので、鉄筋が腐食するとコンクリートも劣化してもろくなるし外気に触れる部分は風化する。一方、ダムには鉄筋がほとんど入っていないので、堤体の水につかっていない下流側の表面など劣化する部分はあっても、水につかった部分や堤体内部はアルカリ性のまま変化せず、半永久的に堅牢だと言ってもよい。 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/28
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【Photo of the Day= architecture-10 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis Live in Montreux 1991 =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=3LkZX-Oweuw 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月27日 】スリランカが日本支援のライトレール計画を中止したのは......2020年10月20日(火) にしゃんた(羽衣国際大学教授、タレント)筆者の出身国であるスリランカは、2009年に26年間続いた政府対LTTE(タミル・イーラム解放のトラ)の内戦が収束すると8%を超える経済成長を記録するなど発展が加速した。80年代に行政上の首都がコッテ(スリジャヤワルダナプラコッテ)に移転されるも、商業上の首都は依然コロンボである。ここでは交通渋滞が社会問題で、ピーク時の自動車の平均速度が時速7キロ以下と南アジアで最低水準となっている。救世主として期待が高まるのはコロンボ・ライトレール・トランジット(LRT)で、中心地ペタから東へ走る16駅、15.7kmの距離となる鉄道計画である。国際協力機構(JICA)による円借款での実施が前政権との間で締結され、外国融資によるインフラ整備計画としてはスリランカ史上最大で、スリランカにおける中国依存脱却と日本のプレゼンス確保のきっかけとなるとみられていた。LRTに対する住民理解・協力を促す活動や初期工事は既に始まっており、完成すれば、スリランカの都市のモビリティの新しい時代の幕開けとなるはずだった。そんな矢先の9月末に突然、ゴタバヤ・ラジャパクサ大統領がLRT事業の中止を命じた。コストの高さと実施に伴う線路沿いの建物撤去の負担が理由となっているが、真の理由は中国に対する配慮ではとの憶測が飛び交い、それがすぐさま真実と化した。契約破棄の報道から2週間も経たない10月10日に中国の外交トップ・楊潔篪(ヤン・チエチー)政治局委員がスリランカを訪問し大統領と会談、中国の経済圏構想「一帯一路」で協力を強化することで合意したのだ。プロジェクト中止に関する日本側の発表はない。しかしLRTが白紙となればスリランカにおける日本のプレセンスは弱体化し、後述のハンバントタ港に代表されるように、スリランカは中国従属化が強化されることで主権が弱体化し、後戻り出来ない事態に陥る可能性が高い。歴史の長い日本のスリランカ支援スリランカと日本は長年、相思相愛の関係が続いていた。第二次大戦後、日本の国際社会復帰を決定する場となった1951年のサンフランシスコ講和会議で、日本を擁護する演説を行なうなどした、初代スリランカ大統領J.R.ジャヤワルダナの功績は大きい。日本は1954年に「コロンボ・プラン」に参加すると同時に被援助国から援助国へと転換したが、コロンボとはまさにこの街のことである。87年に日本の外務省とJICAが定めた「国際協力の日」(10月6日)は、コロンボ・プランへ加盟した日に由来している。その点、今回の案件の行方は、特に日本の戦後史において大きな意味を持つことになる。日本による対スリランカ支援の歴史も長い。1960年代より円借款供与が開始され、80年には「青年海外協力隊派遣の取極」を、2005年には技術協力協定を締結している。86年から08年まで22年間継続して、スリランカにとって2国間援助では日本が最大の支援国であった(08年は、2国間援助の29%、国際機関を含めた援助総額に対しても21%を占めた)。流れが途絶えるきっかけとなったのは、スリランカ内戦だ。09年の戦争収束にあたっての深刻な人道・人権侵害が明るみになると、国際社会の対スリランカ政府支援がストップし、日本も右にならった。当時、現大統領の兄のラニルが大統領であり、現大統領は国防次官として兄を支えていた。国際社会から冷飯を食わされた一瞬の隙をついたのは、他でもない中国だった。そこで交わした契りがスリランカにとって中国従属の歴史の始まりであり、国際社会にとっては主に安全保障上の悩みが生まれた瞬間でもあった。長い内戦の収束に胸を撫で下ろす間も無く、入れ替わるようにして中国がスリランカにとっての問題となった。中国と手を結び私腹を肥やしたラジャパクサ一族とその配下は例外で、一族の喜びと引き換えにスリランカの中国化が進んでいる。その代表例として世界中で紹介されたのが、スリランカ南部のハンバントタ港とマッタラ・ラジャパクサ国際空港への回収不能な高利貸しによる「債務の罠」だ。空港は「世界で最も空いている国際空港」とからかわれ、多額の債務の返済不能が明らかになった港は99年間の運営権が中国に渡った。LRT事業は今後、中国側に渡るのではないかと懸念されている。スリランカの地で日本対中国の仁義なき闘いが行われている格好で、現大統領一族が両国を競わせ、天秤にかけてうまみを吸っている側面もある。両国の戦い方には大きな違いがある。まるで礼儀正しく、ルールに則り、反則に厳しいスポーツ競技である空手選手と、何でもありのストリートファイターが戦う異種格闘技戦のようだ。1点目に、なんでもありの中国に、モラルやルールに忠実な日本。価格競争に負け、中国に取られている案件もある。今のスリランカでは高額の対価である品質保証より、安価が最優先される。2点目に、意思決定のスピードでも日本は中国に負けている。そして3点目にして、最も大きな要因と思われるのはコミッション(斡旋料)だ。案件を通すため、政治家に対して総金額の何%か上納するという悪しき文化がスリランカに出来上がっている。現大統領一族が中国のおかげでけた違いに潤っている点からして、中国のやり方については触れるまでもない。スリランカの現政権によって、タテのつながり(特に日本との歴史や義理人情)やヨコのつながり(国際社会や秩序)、数字(従属なき経済効果・国民の幸せ)を無視した私利私欲の政治が行われている。今から6年前の2014年のことを思い出す。国家首脳として24年ぶりに安倍首相が「真珠の首飾りにくさびを打つ」目的でスリランカを訪問。そのわずか10日後に中国の習近平国家主席も後を追うように訪問し、対スリランカ援助額を競った。安倍首相が演説の中で、「ジャパナ(日本人)・ハパナ(優秀)」という言葉を口にしたことも忘れられない。戦後に短期間で経済大国となった日本に敬意を表して、スリランカの人々が使う言葉である。自ら優秀だと口にしたことに、違和感を覚えた記憶がある。今では、ジャパナ・ハパナとセットでもう一つの言葉が流行っている。チーナ(中国)・パタス(素早い)である。変則技も厭わない相手の前でもハパナであって欲しいと、一日本人として筆者は願う。 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/27
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【Photo of the Day= architecture-9 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis Septet • 13-07-1985 • World of Jazz =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=QspGazx8nNs 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月26日 】対中デフォルト危機のアフリカ諸国は中国の属国になる? =後節== NewsWeek_Column 2020年10月22日(木) バシト・マフムード今のところG20は民間企業に対しては、合意がまとまった返済猶予に協力するよう呼びかけるにとどまり、世銀も中国政府に対し、国内の債権者に圧力をかけるよう求めただけだ。とはいえ、中国が悪辣な高利貸しのように借金のカタに貧困国の資産を奪うといった見方には懐疑的な専門家もいる。「全くもってナンセンス。ただの神話だ」と言ったのは、ロンド大学クィーンメリー校の准教授(国際政治)で中国の外交政策の専門家であるリー・ジョーンズだ。「借金苦にあえぐ途上国から建設したインフラを奪うつもりで、中国がわざと債務の罠を仕掛けているなどという考えは馬鹿げている。何の根拠もない作り話だ。「そんなものは、インドのシンタンクが触れ回り、アメリカが政治的な理由から取り上げた理屈に過ぎず、そんなことは実際には起こっていない。中国が、建設しても使えなくて補修費も稼げないようなインフラにわざわざ金を貸すと思うか? もちろんだ。だがそれは発展途上国を罠にかけるためではない。国有企業に仕事が必要だからやっている。彼らは大変な過剰在庫を抱えて処分したくてたまらない。だから途上国の好意に甘えようとしているのだ」中国の王毅外相が言うように、中国の命運が依然「一帯一路」に掛かっているのは言うまでもない。パンデミックの只中でも、中国とアフリカ諸国との貿易は増加しており、債務問題がどうなるかは注意深く見守る必要がある。世界人口の半分が直接関わる問題なのだから、その重要性は説明するまでもないだろう。<参考記事>アフリカ支援を渋りはじめた中国──蜜月の終わりかhttps://www.newsweekjapan.jp/mutsuji/2020/10/post-95.php 中国が望むのはトランプ氏の続投? その理由は 米大統領選=AFP_Report (ニュースを深く知る) 20年10月20日 発信地:北京/中国 【10月20日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は、間もなく終わりを迎える激動の1期目に、中国をいら立たせ、激怒させてきた。その裏で中国は、ライバルの超大国、米国の衰退を見越し、トランプ氏の続投を望んでいる可能性がある。 米中関係は今、約40年前の国交正常化以降で最も冷え込んでいる。中国側が、米国との新たな冷戦(Cold War)に巻き込まれることは望んでいないと警告するほどだ。 しかしトランプ氏が11月の大統領戦で勝てば、超大国としての地位を固めたい中国にとって、好都合となる側面もある。 トランプ氏は、環太平洋貿易協定や気候変動合意から米国を離脱させ、中国製品に莫大(ばくだい)な関税を課し、新型コロナウイルスの大流行のさなかに世界保健機関からの脱退も決めた。 米国が撤退した場所に姿を見せたのが、中国の習近平国家主席だ。 習氏は自国を、自由貿易の闘士、気候変動対応のリーダーとアピール。さらに新型ウイルスのワクチンが開発された暁には、より貧しい国々と共有すると明言している。 米バックネル大学(Bucknell University)のジュウ・ジカン(Zhu Zhiqun)教授(政治・国際関係)は、「トランプ氏が2期目を務めることになれば、中国は世界の舞台で大国としてのし上がるため、より多くの時間を稼ぐことができる」と述べた。 米ハーバード大学(Harvard University)の大学院、ハーバード・ケネディ・スクール(Harvard Kennedy School)のフィリップ・ルコー(Philippe Le Corre)氏(中国研究)も、トランプ氏の「アメリカ・ファースト(米国第一)」政策が延長されれば、中国にとって長期的には利益になるとの見方を示した。 ルコー氏は、米国第一政策は「旧来の同盟諸国からの米国の部分的な孤立」を招き、中国が策略を巡らす余地を与えると話している。 また中国の国家主義者らも、トランプ氏を公然と支持したり、冷やかしともとれる声を上げたりしている。 共産党機関紙・人民日報系の環球時報の編集長は、トランプ氏に向けたツイッター投稿で「あなたは米国を常軌から逸脱させ、世界の嫌われ者にすることができる」、「中国国内の団結に一役買っている」と書いた。 一方で中国政府は、対立候補のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領が当選した場合、米国が人権問題における主導的役割を再び担い、ウイグル(Uighur)やチベット(Tibet)問題、香港における自由の問題で圧力を強めるのではないかと懸念している。 米中対立の重要な焦点であるITや貿易面でも、バイデン政権下では戦略展開の余地がどれだけ与えられるかも不明だ。政治的に見て、バイデン氏が既存の関連政策を逆転させるのは不可能との分析もある。(c)AFP/Patrick BAERT 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/26
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【Photo of the Day= architecture-8 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis Septet - Live at Jazz Jamboree - 1983 =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=H-VVoBAjQNc 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月25日 】対中デフォルト危機のアフリカ諸国は中国の属国になる? =前節== NewsWeek_Column 2020年10月22日(木) バシト・マフムード中国は発展途上国に巨額の融資を行ってきた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で世界経済が悪化するなか、途上国はデフォルト(債務不履行)のリスクにさらされている。この状況は中国の思う壺なのか、それとも中国にとっても想定外の厄介な事態なのか。中国の習近平(シー・チンピン)国家主席が野心的な経済圏構想「一帯一路」をぶち上げたのは2013年だ。陸路と海上輸送路の整備を通じて、ユーラシア大陸からアフリカまで広がる巨大な交易圏の構築を目指すこの構想を、第二次大戦後にアメリカが実施した欧州復興計画になぞらえて中国版「マーシャルプラン」と見る向きもある。この交易圏には71カ国、世界の人口の半分が含まれることになる。中国に言わせれば、この構想は国有企業を支援するための景気刺激策でもあり、途上国とウィンウィンの関係で経済発展を目指す試みにほかならない。だが批判派は、中国がこの構想を通じて自国の覇権を拡大し、自国を盟主とする新たな世界秩序を構築しようとしていると警鐘を鳴らしている。香港紙サウスチャイナ・モーニングポストによると、中国が2000年から2018年までに一帯一路事業などでアフリカ諸国に貸し付けた債務は総額1520億ドルに上る。こうした大盤振る舞いは「債務の罠」外交ではないかと警戒されている。返済不能に陥った国は、政治的にも経済的にも中国の言いなりにならざるを得ないからだ。世界制覇を目指す?既に実例がある。スリランカだ。中国から多額の融資を受けてインド洋の主要航路に位置するハンバントタ港を整備したはいいが、利払い不能となり、港を99年間中国の租借地にする取り決めをのまざるを得なくなった。米政府は中国がこの要衝に海軍を配備すると見て懸念を表明した。トランプ政権は、中国にカネを借りたら、戦略的な資産を乗っ取られる恐れがあると、アフリカ諸国にたびたび警告してきた。「アフリカの角」の付け根、紅海の出口に位置する小国ジブチの港湾(アラブ世界とアフリカを結ぶ要衝だ)に至っては、中国は海外初の軍事拠点を築いている。いまコロナ禍で世界経済が急速に冷え込むなか、途上国が次々にデフォルトに陥り、中国の軍門に下る悪夢のシナリオが現実味を帯び始めた。それにしても、中国は本当に貧困国を債務の罠に陥れようとしているのか。当の貧困国だけでなく、アメリカをはじめ世界中が中国の策略を警戒すべきなのか。「債務の罠外交は、カネに物を言わせて他国に圧力や脅しをかける手法の1つにすぎない。中国はこれ以外にも様々な手法を使って影響力を広げ、国際社会における自国の地位を高め、軍事的な拠点網を広げ、覇権を拡大しようとしている」と、米シンクタンク・国際評価戦略センターのリック・フィッシャー上級フェローは本誌に語った。「中国が目指すのは、中華帝国スタイルの世界制覇。経済でも安全保障でも中国に依存する属国を増やそうとしているのだ」中国は既にアフリカ諸国の主要な貿易相手国になっている。さらに安全保障でも影響力を広げようと、2018年には北京で第1回中国アフリカ防衛安全保障フォーラムを開催した。「このフォーラムは中国の人民解放軍が主催し、大半のアフリカ諸国が参加した」と、フィッシャーは言う。「中国はこれを手始めにアフリカ諸国と軍事的な関係を強化し、経済・政治的な誘導と併せて、軍事的なアクセスを確保しようとしている。債務の罠は様々なツールの1つにすぎず、中国は政治、経済、軍事に及ぶはるかに遠大な企みを持っている」直近の例としては、既にザンビアが中国の債権者に返済延期を求めている。対中債務はザンビアの対外債務120億ドルのざっと4分の1を占める。ケニアも45億ドルの対中債務について再交渉を望んでいる。ケニアの議会予算割当委員会のキマニ・イチュンワ委員長は地元メディアに「債務問題の解決は実に簡単だ」と述べた。「中国側にわれわれの過失を認めればいい。多額の借金をしたのは事実だが、あなた方も非常に厳しい返済条件を付けた。わが国の経済は疲弊し、返済が困難になっているが、債務を帳消しにしてほしいわけではない。再交渉をして返済条件を変えてほしいだけだ、と」借金棒引きには難色10月半ばにテレビ会議方式で行われた20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)はコロナ禍で財政が悪化した77カ国・地域の債務の返済を猶予することで合意し、中国も渋々この案をのんだ。ただケニアは、資本市場での資金調達が困難になる恐れがあるため、返済猶予を求めない方針を表明している。報道によれば、中国は将来的な債務帳消しには二の足を踏んでいる。また中国は全ての国有機関をG20のテレビ会議に参加させたわけではない。そのため十分な救済措置が取られることは望み薄で、世界銀行のチーフエコノミスト、カーメン・ラインハートは関係各国に「最善を願いつつ、最悪に備える」よう呼びかけた。ジョンズ・ホプキンズ大学の中国アフリカ研究イニシアチブが2015年に発表したデータによると、アフリカの17カ国が危険なレベルの対中債務を抱えており、デフォルトに陥る可能性がある。コロナ禍で途上国が抱える対中債務はさらに膨張しそうだ。中国はアフリカ諸国が抱える無利子債務を帳消しにしたが、ジョンズ・ホプキンズ大の研究チームによれば、アフリカ諸国の対中債務に占める無利子債務の割合は5%に満たない。さらに問題を複雑にしているのは、中国の国有機関だけでなく、民間企業もアフリカ諸国に融資していることだ。ジョンズ・ホプキンズ大のチームによれば、30余りの銀行と企業がアフリカのインフラ事業などに融資をしていて、その一部は市場金利に基づく利払いを求めている。これらについても融資条件の再交渉が必要になる。 ・・・・・・明日に続く・・・・ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/25
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【Photo of the Day= architecture-7 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis- January 22, 1975 Shinjuku Kohseinenkin Hall =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=zBnYkEVCIoU 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月24日 】科学者と名乗ると「外国ではカッコいいと言われる」(一流科学者・覆面座談会) 4/4= NewsWeek_Column 2020年10月16日(金) ニューズウィーク日本版編集部昨日に続き----学費は値上げするべきニュートン 税金だけではなかなか金策は苦しい。こう言うと国民から抹殺されそうだけど、学費を上げるべきだと思う。でないと大学組織が死んでしまう。低所得層には裕福な人の学費を奨学金に充てればいい。エジソン 寄付制度は必ず法律から変えていかなければいけないと思う。学費を返さなくていい制度や、教員が研究費から学費を投資して優秀な学生を育てられるようなシステムがあってもいいかも。ニュートン 今の若手教員は大企業に就職するより確実に低い給料から始まる。そのギャップを埋めたい。エジソン たしかに、医者の年収が500万円だったら誰もやらない。コストをかけてでも医学部に入って医者になれば回収できるからみんな血眼になる。同じことができればやったほうがいい。そこまで給料があればクビにできるシステムもあってもいい。プロ野球選手みたいにね。湯川秀樹的イメージの罠ニュートン 皆さんに聞きたいのですが、外国で普通の人にサイエンティストやドクターと名乗ったとき、クールだね、かっこいいねって言われませんでした?(一同うなずく)でも日本では例えば合コンなんかで女の子に「お勉強好きなのね」と言われたり、オタッキーなイメージ。それが「科学後進国」であることの一部なんじゃないのか。そのギャップを埋めるためにはどうすればいいか。エジソン アメリカは例えば一般の人が「ネイチャー」とかをよく読んでいるイメージがある。だけど日本人って読まないよね。ギリギリ「ニュートン」ぐらいで。一般教養としてのサイエンスがちょっと足りないかなという気がする。ニュートン 一般から見た優秀な研究者像≒湯川秀樹的というのも引っ掛かる。彼の自叙伝からも伝わる、コミュニケーションより研究を大切にする日本の科学者のイメージで、これは欧米と全然違う。そういうイメージからは脱皮したい。われわれサイエンティストも一般の人に分かってほしいという欲を持つべきだと思う。でないと裾野が広がらない。サイエンスが分かる人で社会との橋渡しをしてくれる人材を官僚やマスコミなどにわれわれ科学者が積極的に送り出していかなければいけない。ガリレオ まとめると、やっぱりマインドセットなのかな。科学は楽しいことをみんなに分かってもらう。そしてそういう人材が残ってくれるように、システムを変えていくことをやっていかなきゃいけない。 <2020年10月20日号「科学後退国ニッポン」特集より>特権社会・中国ではポルノを見るのも一部の特権= NewsWeek_Column_2020年10月17日、 辛口風刺画・中国的本音 辣椒(ラージャオ、王立銘) & 唐辛子(コラムニスト)先日、駐英中国大使である劉暁明(リウ・シアオミン)のツイッター公式アカウントがポルノ投稿に「いいね」したことが発見され、大騒ぎになった。目ざといツイッターユーザーは素早くスクリーンショットして中国のネットへ転載。駐英中国大使館はすぐ「これは反中国勢力の悪質な攻撃だ!」とツイッターで非難。タブロイド紙の環球時報も「ネット上の各位、デマを信じるな! 拡散するな!」と呼び掛けたが、中国人ネットユーザーの間では「劉大使は外国勢力の性的誘惑に我慢できず思わず『いいね』をしたが、責任は全て外国側だ!」という皮肉な投稿が広がった。少し前にも、中国外務省の報道官である趙立堅(チャオ・リーチエン)が日本の元セクシー女優・蒼井そらをツイッターでフォローしていることを発見された。蒼井そらは中国で超有名人だ。中国では正しい性教育が不十分で、ひそかに観賞する海賊版ポルノで「勉強」する人も少なくない。社会主義国家だから、性的な作品は資本主義的腐敗として一切禁止されている。毛沢東時代はもちろん、現在の習近平(シー・チンピン)時代も毛時代に負けないほど取り締まりは厳しい。数年前には、映画やテレビでセクシーな衣装を着た女性の首から下の映像を全てカットした。政府はポルノも海外SNSも禁止しているから、もし誰かが「壁越え」して海外のポルノサイトにアクセスすれば、罰金や逮捕、収監される可能性がある。ただし、厳しい取り締まりは普通の中国人にしか適用されない。官製メディアの記者や外務省の官僚・スポークスパーソンは自由に海外SNSを使う特権を持つ。ポルノ投稿に興味を示しても、「後ろ盾」さえあれば特に問題とされない。しかし、法律ではなく後ろ盾の強さで全てが決まる中国で、後ろ盾を失ったらおしまい。汚職官僚は特権を失い、起訴・収監された際には、巨額な賄賂を受け取っていたとか、愛人が何人いたとかというニュースがさらされる。「愛人100人以上!」という汚職官僚もいた。特権社会の中国では、性愛もポルノも特権を象徴する「勲章」なのだ。【ポイント】 劉暁明 1956年広東省生まれ。74年外務省入り。2009年から駐英大使。2014年、安倍晋三首相(当時)の靖国神社参拝を、ハリー・ポッターの悪役の魔法使いを引き合いに出して批判。 趙立堅 1972年河北省生まれ。96年外務省入り。2019年から外務省副報道局長。高圧的な姿勢ゆえ、ヒットしたアクション映画にちなんで「戦狼外交官」と呼ばれる。 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/24
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【Photo of the Day= architecture-7 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis- November 20, 1971, Cascais Jazz Festival =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=jcClZ36F93E 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月23日 】科学者と名乗ると「外国ではカッコいいと言われる」(一流科学者・覆面座談会) 3/4= NewsWeek_Column 2020年10月16日(金) ニューズウィーク日本版編集部昨日に続き----インパクト・ファクターと大学教員の評価エジソン でも教育者としてのどう評価するかは難しい。学生によって印象も違うだろうし。投資してでも守っていかなくてはいけないのが教育だが、評価がちゃんとできなくて適当になってしまっているのが今の日本。私は教育と研究を分けて評価しないと駄目だと思う。研究基準で教育を語っても正当な評価はできない。教育関係の予算、組織を削って壊してしまったことは非常に損失が大きかったと思う。ダーウィン 僕は研究も実は評価は難しいと思う。論文の数ではないし、実は価値でもない。なぜなら「今」その研究の本当の価値は分からない。今は誰もすごいと思っていなくても、5年後10年後に良い研究だったと分かることもあるわけで。ニュートン 何が良い研究か、誰がどのように判断するのか。それを数値化しちゃったのが(科学雑誌の影響力を測る)インパクト・ファクター(IF)。「ネイチャー」、「サイエンス」、「セル」クラスだとIFが大きくなるので、一般の人には分かりやすい。でもそういう雑誌に載った研究がどれほど重要なのかは時が経たないと分からない。載ったということは査読して審査した人が重要だと認めたという、その時点での判断でしかない。エジソン 先ほど赤﨑先生の話が出たが、窒化ガリウム関係の初期の論文はアメリカでも日本でもIFが低い雑誌にしか載っていない。でも赤﨑さんはノーベル賞を取っている。もちろん良い雑誌に載せればみんなが読むかもしれないが、それが全てではない。ガリレオ IFとはその雑誌に掲載された論文が引用された回数を掲載した論文数で割ったもの。それは確かに雑誌に対する1つの指標だけど、論文そのものの評価じゃない。本当に論文を評価する目を持っていれば、IFはどうでも良い。ただわれわれは他分野に関してはそういう目がないので、IFに頼ってしまう。自分の評価能力のなさを外部の指標で補っている。ニュートン 教員の採用にあたり、IFのような数値で人物を評価して良いのかという問題は常にある。しかし自信をもって判断できる人が大学の中にはいない。IFの総得点が何ポイントか、などで判断してしまう。対外的には説明はつくかもしれないが、本当に人を見ていることになるのか。エジソン IFはよく足切りとしては使われますよね。落とすには理由がいるので、その理由にIFがなりうる。だから論文の共著者として名前を載せてもらうことが重要になる。学生の時、指導教授の忖度で自分のプロジェクトに知らない人の名前がずらずら載った時があった(笑)。ニュートン 結局、研究者の経歴は「見てくれ」が重要なので、星(責任著者の印)が付いた論文の数で「武装」しろとはよく言われる。被引用数の信頼度エジソン 被引用数も評価されるには重要ですね。昇進するときに「お前が来ると(学部や研究科)全体の被引用数の平均が下がっちゃう」などと言われるので。そのためにどう武装するかというと、流行り物を研究して被引用数を稼ぐ。全然興味ないけどその研究やらざるを得ないということはある。ダーウィン 被引用数は間違った使われ方をしていると思う。そもそも研究者がその分野に多かったら被引用数は増えるので、異なる分野の引用数を比べるのは意味がない。学部・研究科の平均値なんて全くナンセンス。野球とサッカーを比べるようなもの。分野内で比べるのは一定の意味があると思うが、それでも良い論文の引用数が多くなるわけでは必ずしもない。財務省と政治家の罪ニュートン 一方で日本はアメリカや世界を見習えという考えが強過ぎる。日本が世界でリードしていた部分が世界ではやらなくなったから捨てちゃうということが結構あるので、いま沈滞気味の分野にも一定のお金はまいておくべきじゃないのかな。エジソン 半導体の世界などまさにそんな感じですよね。ガリレオ 一つは(予算配分に決定権を持つ)財務省だよね。文科省の人は結構分かってくれるけど。財務省の人は半導体なんか中韓に任せたらいいじゃないですかなんて言う。世界の流れに乗ることしか考えていない。日本の本来の強みだとかここを伸ばすべきだとかいう考えはない。ニュートン 財務省あたりのトップクラスの官僚は国家公務員試験の予備校で訓練を受けてきた人たちで、サイエンスをやって来た人間が入る余地はない。その弊害は大きい。エジソン 科学技術専門の政治家も絶対必要ですね。国民のそういう認識をつくるための努力をわれわれ大学人はやらなきゃいけない。文系/理系という分け方の不毛ガリレオ そもそも日本の文系理系という分け方が非常に気に入らない。下手したら中学生ぐらいから分けちゃっているでしょ? あれは不毛だよね。結局文系の官僚とか政治家が全くサイエンスを分からないのはそのへんでもう理系から離れてしまうから。アメリカのハーバード大学だったら学部関係なしにこの200冊読めというリストがあって、物理をやる人間でもギリシャ哲学から『資本論』まで全部読ませる。そういう考え方が、まさに教養なんだけど、日本は全部捨て去ってしまった感じがするよね。アメリカでも文系理系はあるのだろうけど、日本から見て遥かに相互乗り入れしている気がする。ニュートン そうですね。大学入試で文理を分けているので結局入試も改革する必要あると思う。エジソン 大学からの(卒業・修了の)出口を狭めることはやったほうがいい。間口はいくらでも広げていいけど。大学は義務教育じゃなくて高等教育なので、ある程度のクオリティを持った人間しか出さないべきです。世界で日本だけじゃないですか、入口だけが狭くて、入れば出られてしまうのは。・・・・・・明日に続く・・・・ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/23
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【Photo of the Day= architecture-6 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis- June 23, 1991 Academy of Music, Festival =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=KvD1a3O9JfQ 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月22日 】科学者と名乗ると「外国ではカッコいいと言われる」(一流科学者・覆面座談会) 2/4= NewsWeek_Column 2020年10月16日(金) ニューズウィーク日本版編集部昨日に続き----ガリレオ それにしても文部科学省の大学教育改革はみんな裏目に出ている気がする。教養部の廃止とか、大学院重点化とか、ポスドク1万人とか、大講座制化とか。学部に対する教養部のプライド、大学院に対する学部のプライド、研究室における助手のプライドをもっとその場その場でしっかり高めることを考えるべきだったと思う。失敗も質問も許さないカルチャーガリレオ あと、もう1つアメリカとの違いは、失敗を許すかどうか。アメリカのベンチャーだって成功率は日本と変わらない。違うのは、アメリカでは投資家へのプレゼンでも失敗が勲章になり、失敗経験のない人はむしろ駄目なこと。日本は失敗を評価システムに組み込んでいない。ニュートン 日本企業はいいとこ取りを狙い過ぎてリスクを背負わない。例えば製薬業界では、欧米のベンチャーや大手企業は、薬になるか分からない段階の研究にも夢を懸けて投資する。日本でそういう投資はまれ。ダーウィン どこから変えるべきかといったら初等教育だと思う。子供の頃からいろいろなことに挑戦させて、結果は駄目でもチャレンジしたことは褒める。つまり過程が大事。そうでないとリスクを背負う人は出てこない。日本はそうした教育がない。エジソン 評価の仕方ですよね。失敗は、駄目だということが分かったこと自体が「成功」ですから。それを知った人は、同じ轍を踏まない。ガリレオ 日本ではなぜ?と質問するということにもすごい抵抗がある。例えば学会で質問するとき、大御所の発表に対して「純粋に知りたいから聞くんですけど」とわざわざ前置きしたりする。つまり本当にフラットに「Why(なぜ)」と聞くことがものすごく難しい。これはすごくまずい。欧米では「なぜ」を探ることを楽しんでいるカルチャーを感じるのに......。ダーウィン 先ほどチャレンジが評価されないと僕が言ったことと関係するのでは。間違った、バカみたいな質問をしたらどうしよう、と日本では感じてしまう。アメリカではみんなファーストネームで呼び合うじゃないですか。学生も教授をファーストネームで呼ぶ。ほぼフラットみたいな感じで、その環境になったらWhyと言えるし、むしろなんで言わないんだと聞かれる。でも日本だとなんでそんなこと聞くんだ、と。雲泥の差だと思う。教育にはコストがかかるニュートン アメリカはちゃんと(日本の改革で次々廃止された)リベラルアーツ(一般教養)教育は残っていますよね? 教える専門の教員がいる。エジソン そう。レクチャラーと呼ばれ、研究専門のリサーチプロフェッサーとリスペクトし合っている。両方やるフルプロフェッサーもいる。ガリレオ アメリカでは教育専門の教授のほうが給料は高いと聞いた。エジソン その通りです。ガリレオ 研究専門は好きなことやっているのだから安月給でも我慢しろと。そういうかたちで教育プロパーの先生もちゃんとリスペクトされている。しかし日本は研究をやっていて「ネイチャー」誌に論文を出すと偉くて、教室で100人相手に授業やっていると駄目だ、となる。多様性をなくしてしまって、一本の物差しで測ろうとする。これが全ての間違いだね。エジソン ただ、アメリカで教育をやっているプロフェッサーは外からの稼ぎがあまりないから大学がちゃんと保証する一方、リサーチプロフェッサーは研究費を取ってきて自分に給料をペイできる、という事情もあります。ガリレオ なるほど。ニュートン イギリスもアメリカも教育はコストがかかるものという認識が浸透している。だが日本は教養学部廃止で研究が得意な人が教育もやらざるを得ない。しかも教育への評価はされにくく、教えることがおろそかになる。ダーウィン そのことですが、日本の大学では誰かが決めたカリキュラムに沿って授業をあてがわれたりしませんか。新しい授業を開設するのが難しいのか最先端の授業も行ないづらく、進歩が早い分野ではどんどん時代遅れになるし、自分の専門でなかったりするとパッションも持ちづらい。ニュートン そうした詳細が採用時には分かりにくい日本の人事制度はおかしい。何を期待され採用に至るのか明確でないのでミスマッチが起こり得る。学問的需要とは別に政治が絡むこともあるし。ただ、採用前の教員の評価が難しいのも事実。欧米は「人物評価」で教員を採る。でも日本の場合クローズドじゃないですか。選考員5人ぐらいの前でプレゼンするぐらいで。基準が明確でない。日本は人事に関してはもっと人物を見るべきだと思う。ダーウィン アメリカのトップ大学では朝から丸1日かけて教員一人一人と面接して評価される。学生も候補者と議論して採用担当教員に意見を言える。ランチやディナーも候補者は教員たちと一緒に取る。研究はもちろん、人としてどれだけ魅力的か見る。エジソン 日本はそこまで労力かけないですよね。採用側もそういう能力はない。あらかじめ採用者が決まっている「デキ公募」もよくあるし。そういう公募で僕は今まで2回「当て馬」をやったことがある(笑)。 ・・・・・・明日に続く・・・・ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/22
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【Photo of the Day= architecture-5 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis- July 21, 1989 Montreux Jazz Festival =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=D0MIBGDIJSA 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月21日 】科学者と名乗ると「外国ではカッコいいと言われる」(一流科学者・覆面座談会) 2/4= NewsWeek_Column 2020年10月16日 ニューズウィーク日本版編集部昨日に続き----交付金減額でボロボロニュートン 社会人博士をなぜカネで買えてしまうか。海外から制度だけを持ってきてしまうということもあるが、根本的な違いは、海外は大学が資産運用などで資産を増やしており、お金持ちであることにあるのでは。日本の大学は海外と違い税金中心で動いている。定員を埋めて博士号取得者を出さないと国からの補助金が減る。だから優秀だろうがなかろうが学生を入れるしかなく、人材の質の低下を生む。ガリレオ その原因のひとつは寄付文化が日本にないこと。アメリカはそれが根付いており、税制上の優遇もある。成功したら母校に寄付するというカルチャーがある。エジソン 2004年に国立大学が法人化して国からの運営費交付金がガクっと減らされて、お金の自由度が減った。ガリレオさんは法人化の前後を見られていると思いますが、どう思われますか。ちなみに昔は大学から研究室1つあたり年間400万円ぐらいは分配していたと思うが、今は私の研究室では20万円ほど......。ダーウィン 僕の大学ではそれよりは多いです。ただ着任初年度は研究室開設の準備費用としては全く足りませんでした。ガリレオ 運営費交付金減額はだんだんボディーブローのように効いてきているね。それに東大などメジャーな大学とそれ以外の差が非常に広がっている。地方大の教授だと年間10万円しかもらえないとか、信じられないことが起こっている。それが成功しそうなところばかりに金を投入する「選択と集中」だけど、悪い言葉だ。「選択と集中」とオキアミニュートン 「選択と集中」は本当にダメですね。サイエンスの研究には大きな金が必要で、100万円、200万円はすぐ飛んでしまう。500万~600万円の機器を買うのも当たり前。海外では教員着任前に既に設備がそろっているが、日本ではお金を工面して買わなければいけない。お金が研究に回せない。ガリレオ 大きな金を投下するには選択と集中は必要かもしれない。しかしやっぱり撒き餌も必要で、成功するかどうかわからない研究に、失敗してもいいからと、少額の金を幅広くばらまくべきだね。昔の運営費交付金はそうだったし、(審査によって交付を決める)科学研究費だって多くはそうすべき。生態系と一緒で、まずオキアミがあって、それを食べてイワシ、クジラが育つ。オキアミには撒き餌を、クジラには選択と集中を、だ。ありとあらゆることに選択と集中と言って、わずかな金に「失敗したらいかんぞ」みたいなことを言うからダメなんだよ。 <2020年10月20日号「科学後退国ニッポン」特集より>科学者と名乗ると「外国ではカッコいいと言われる」(一流科学者・覆面座談会) 1/4= NewsWeek_Column 2020年10月16日(金) ニューズウィーク日本版編集部日本は「科学後進国」なのか。日本の研究・教育環境と海外との違い、そこから見える問題点と解決策とは。アメリカやイギリスの一流大学や研究所で勤務経験があり、現在は東京大学や東京工業大学で助教、准教授として働く30代後半の研究者、仮名「ダーウィン」「ニュートン」「エジソン」と、国内の大学で学長経験もある大御所研究者「ガリレオ」の計4人に、覆面座談会で忌憚なく語ってもらった。(収録は9月25日、構成は本誌編集部。本記事は「科学後退国ニッポン」特集掲載の座談会記事の拡大版・後編です)「専門」への敬意を欠く日本ガリレオ 海外は実験を準備するスタッフなども充実しているよね。日本では何でも教授自らがやらないと回らない。ヨーロッパでは、下支えしてくれるスタッフがすごく充実している。そこに計り知れない違いがある。ダーウィン 結局日本はスタッフもプロじゃない。アメリカの大学では事務も専門職。MBA保持者もいるし、自分の仕事に誇りを持っている。ガリレオ 日本は専任の大学職員であっても部署がどんどん変わるでしょう。アメリカはずっと同じ部署にいて、本当のプロが育っている。エジソン 一方、日本の大学職員の仕事は研究、教育の他に雑用もある。例えば学生の担任や研究室運営、入学試験の問題作り、試験官の振り分けなど。あとは学内委員会ですね。安全衛生委員会とか。こんなのまで俺たちがやるかっていう(笑)。ニュートン 大学院重点化前には、ラボ1つに教授1人/助教授2人/助手3人が標準的で、助手3人がスタッフ的役割をしていたというのが私の理解。最前線でラボを支えていたのは助手だった。それが重点化によって、1人/1人/1人や1人/0人/1人、1人/0人/0人も当たり前になった。教員1人だけで全部やらないといけないラボもあり本当に忙しい。なぜそうなったかというと、重点化に対して予算増がなかったから。人件費を増やさず、元々いた教員を新しいラボに回した。そうしてラボ内教育が手薄になり、研究のレベルも下がり、企業からの信用度も下がった。ガリレオ それは別の言い方をすると小講座制をやめて大講座制にしたということ。小講座制の悪いところは封建的になりがちなところ。例えば3人の助手が居たとして、1つの助教授ポストを得ようと理不尽なきつさに耐えなければいけない。もうそういう時代じゃないだろうというので、権利を民主的に分かち合うために変えていったんだけど、研究という面ではまずいよね。 ・・・・・・明日に続く・・・・ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/21
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【Photo of the Day= architecture-4 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis- July 20, 1990 Montreux Jazz Festival =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=ET11uCBi6-0 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月20日 】日本の科学者は「給料安い」「ポンコツ多い」(一流科学者・覆面座談会) 2/3= NewsWeek_Column 2020年10月16日 ニューズウィーク日本版編集部海外とのすさまじい格差ダーウィン アメリカの一流大には世界中から優秀な人が来る。多くは就業経験、社会人経験があり、もっと深いことやりたい、もっとお金が欲しい、良いポジションに就きたい、という思いで良い大学の博士号を取りに来る。そういう人たちが基本的に「仕事」として最低限のお金をもらって研究する。だから日本と心構えがまず違う。必死で働く。ニュートン 博士号を取れば、その先にベターな職環境に行けるという確信と現実がありますよね。日本は博士号を取ったことのデメリットが強調される。社会が受け皿として博士の高度な専門性を利用せず、博士課程に行くハードルを高くしている。ダーウィン アメリカのいい大学を学部や修士で出てグーグルやフェイスブックに入ると、初年度からもろもろ込みで年収1500万円ぐらい。博士課程を終えてからだと3000万は欲しいよね、という感じ。それもあり博士号を目指す人が大勢いる。ニュートン 私は教員6年目だが、給料1500万円なんてあり得ない(笑)。私がイギリスにいたときのポスドクへの最高支給額は年間1100万円ぐらいで、それは欧州委員会が世界中から研究者を集めるための奨学金システムから出ていた。ドイツやイギリスの似たようなプログラムでも700~800万円はもらえる。一方、日本の日本学術振興会の海外特別研究員という制度は450~600万円ぐらい(渡航地域の物価による)。更に酷いのは(海外ポスドクは所得税を引かれない場合もあり)海外ポスドクより帰国して教員になる方が給料が減ること! 日本では博士号のブランドがあまりに低過ぎて、興味のため多くを捨て、「夢のために頑張る」という自己犠牲に耐え得る人ばかりになってしまった。イ日本の博士はポンコツかガリレオ おっしゃる通りで、あまりに海外と日本は違うのでどうしたらいいか、なかなか思いつかない。私の所属学会では企業側に、博士課程に進んだ人をリスペクトして積極的に雇用してほしいと言ってきた。でも「日本の博士は使えない」と返ってくる。いつクビになるか分からないなか、大学から雇われて死に物狂いで研究をやる欧米と、自分で学費を払って「お客様扱い」の日本とでは全然真剣度が違う、と。日本でも、ちゃんと成果を出している学生はいるんだけどね。エジソン すごく耳が痛い話ですね。日本で博士号を取って企業に行く人に優秀な人が少ないのは事実。われわれ大学人も出来上がっていない状態の人間を外に出しちゃうことが当たり前の状態。旧帝大レベルでもそういう「ポンコツ」がいっぱいいる。ニュートン つまり大学院重点化の「ポスドク1万人支援計画」は間違いだった。アメリカと比べ博士号保持者が少ないから増やそうとして、優秀じゃない人も大学院に行くようになった。修士で就職出来なかった人も「ネガドク」(ネガティブ・ドクター)で博士課程に行くようになった。優秀じゃない人が残るシステムになっている。企業からすると、優秀でない人を押し付けられている感じになる。エジソン ひどいのは社会人博士。3年間毎年53万円払えば博士号を取れる。下手したら指導教官に論文を書かせて博士の肩書だけもらえる。教授の判断で短縮卒業だって可能。ニュートン 企業内で表には出なかった研究で、1日も研究室に通わなくても博士号を取得できちゃう。日本の博士号は今や150万円で買える。日本の大学は博士号の授与という唯一の特権の使い方を間違い、博士号を安売りし、そして結果的に自らの首を絞めている。ダーウィン それがあるから学歴ロンダリングなどと言われる。大学を出るのが難しかったらロンダリングもなにもない。つまり日本はプロフェッショナリズムとプロに対する敬意がない。今の話にあるような学生は教員が受け入れなければ良いわけで、まず教員の質が低く、プロではない。アメリカのテニュア(終身雇用)制度だと、大学のポストに応募して厳しい競争を勝ち抜くと教員になり、自分の研究室を持つ。最初に与えられるのは7年間の任期付きのポジションで、これはテニュア・トラックと呼ばれる。この間に結果を残してテニュアになれないとクビなので、すさまじい勢いで研究する。「パブリッシュ・オア・ペリッシュ」、つまり「論文を出版、さもなくば死」、と言われるぐらい。お金の話をすると、あるアメリカの一流私立大学の学費は学生1人で500万円ぐらい。給料も500万円。それらと諸経費合わせると、1人の博士課程学生に年間1300万円ぐらいかかる。そういう人を5~7年雇わなきゃいけないので、1人の博士号を出すのに、8000万円ぐらいが必要。給料も払うので、研究室の力にならない学生を採るなんて1000%あり得ない。ニュートン 教員になれれば良い生活が待っているのでプライドを持って頑張るんですよね? 日本の現状とは真逆に思えてしまいます。ダーウィン そうでしょうね。僕が知る限り、給料は企業には及ばないものの十分裕福と言えると思います。また、もちろん額は採用時などに交渉できるはずですね。ニュートン 日本は採用されたときに初めて給料などを教えられる。それもありえないですよね。プロへの敬意がない。ダーウィン 自分がどんな仕事をすることを期待されているかも、着任するまで分からなかったりします。ジョブディスクリプション(職務が明記された書類)がない。やばくないですか? ガリレオ 文部科学省は制度だけ海外から持ってくるね。制度を導入したから社会人博士を出せとか、年間何人が目標だとか。だから失敗する。 ・・・・・・明日に続く・・・・ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/20
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【Photo of the Day= architecture-3 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis- July 8, 1984 Montreux Jazz Festival =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=ujUofAnpmi0 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月19日 】中国による科学者スカウト、豪報告書が暴いた知的財産入手のからくり= NewsWeek_Column 2020年9月7日 アビジュナン・レジ(ディプロマット誌安全保障・防衛担当)人材採用拠点は「契約事業者の外国組織や外国人」から成るものの、多くは中央統一戦線工作部(中央統戦部)の傘下組織の監督下にあるとも、報告書は指摘する。中央統戦部は、中国の影響力拡大や政治的利益の保護を任務とする党中央委員会直属の組織だ。物理学者の謎めいた死中国にとってさらに都合の悪いことに、報告書は国外の人材採用拠点について「特定の技術へのアクセスを有する個人をターゲットにせよ、との指示を受けている可能性がある」と述べている。それはつまり、経済スパイ行為では? まさにそのとおりだ。「人材採用拠点が経済スパイ容疑に関係した事例は少なくとも2件ある」という。ASPIの報告書は、中国共産党が世界各地で科学者や技術者の育成・採用に関与しているとの疑いが高まるタイミングで発表された。今年1月、ハーバード大学のチャールズ・リーバー化学・化学生物学部長が米司法当局に逮捕・起訴されたとのニュースは、科学界に衝撃を与えた。リーバーは「千人計画」に参加し、報酬を受け取っていた事実について虚偽の陳述をしたという。2018年12月には、スタンフォード大学物理学教授で、ベンチャー起業家の張首晟(チャン・ショウチャン)が急死した。中国出身で米国籍の張は中国共産党の関連機関と深いビジネス関係にあり、死亡したのは、米通商代表部(USTR)のロバート・ライトハイザー代表が中国の違法な商業行為について報告した数日後。自殺とされる死の詳しい状況は今も謎のままだ。中国の知的財産盗用の試みは、数年前からはっきりと目に見えるものになっているが、この活動は最近になって始まったものではない。即時の実用化が見込めない分野の研究プログラムや会議にさえ、中国が多額の資金を提供していることも周知の事実だ。こうした分野における中国の研究対象は、アメリカの大学で発展してきたケースが多い。知的財産部門での中国の違法行為を阻止し、科学・技術分野での優位を維持する道を探るアメリカと同盟国には、積極的な取り組みが求められている。まずは、多くの科学者が中国に引き寄せられている理由を考えることから始めてみてはどうだろうか。From thediplomat.com <2020年9月15日号掲載>日本の科学者は「給料安い」「ポンコツ多い」(一流科学者・覆面座談会) 1/3= NewsWeek_Column 2020年10月16日 ニューズウィーク日本版編集部日本は「科学後進国」なのか。日本の研究・教育環境と海外との違い、そこから見える問題点と解決策とは。アメリカやイギリスの一流大学や研究所で勤務経験があり、現在は東京大学や東京工業大学で助教、准教授として働く30代後半の研究者、仮名「ダーウィン」「ニュートン」「エジソン」と、国内の大学で学長経験もある大御所研究者「ガリレオ」の計4人に、覆面座談会で忌憚なく語ってもらった。日本は「科学後進国」か否かダーウィン 僕の専門分野である情報学の一分野では、そもそも先進国であったことすらないですね。]ニュートン 私の所属する化学の領域ではまだ日本はトップグループをなんとか維持しているけど、中国などに猛烈に追い上げられている状態。エジソン 「後進国」かどうかは分からないが、材料科学分野でも右肩下がり。若い人がポスドク(博士号取得後の研究員)に残らないことが最大の問題。昔は自由度が高くて先生たちが好きなことをやっていて、若い人にいいなと思わせるものがあったが......。ガリレオ 昔は昼休みにテニスなんかやってね。給料は安いかもしれないけど先生稼業っていいなと思われていた。今はとにかく(大学法人化後の過大な事務負担で)忙し過ぎる。研究の余裕もない。例えばノーベル物理学賞を受賞した赤﨑勇・名城大学終身教授のような青色発光ダイオード(LED)の研究はアメリカでは絶対できないと羨ましがられた。当初、(発光に必要な)窒化ガリウムの論文の数は地をはうような少なさだったのに、海のものとも山のものともつかない物質を信じてやる赤﨑先生のような人がいて、そこに国がちゃんと金を出した。それが日本のいいところだった。ニュートン 官僚を目指していた頃に科学政策について勉強したけど、昔の一番いいところは、要はバラマキがあった。額は大きくはないが均等分配。物になるかは分からない研究にも税金が使われ、研究者は長い目で研究ができた。その成果がノーベル賞につながっているという歴史があるでも目先の成果主義が始まり、答えが見つかりそうなものにしかお金を出さないようになった。「自分を雇えない」博士ガリレオ アメリカでも昔は結構成果主義的なところがあった。それでもまき餌のように少額のお金をばらまいてあまり目先の成果を問わないという政策を始めてからうまくいった。それに欧米では先生も必死に企業から金を取ってくる一方、企業も比較的基礎研究に近いところに金を出す文化がある。企業と大学のやるべきところの境目がはっきりしている。自分たちのできない基礎的なところに金を出します、という文化が海外企業にはあると思う。エジソン OBや会社から大学へ大きな寄付が落ちてきて、先生たちに分配しますよね。研究費に関して日本と全く違うのが、基本的に半分くらい人件費であること。日本の場合、人を雇うことが前提となっていない。ダーウィン まず自分を雇えない。エジソン そこはポイントですね。アメリカの教授は大学からのお金もあるが、外から取ってきたお金で自分に給料を払い研究費にも使う。そしてポスドクや学生にも給料と授業料を払う。逆に言うと仕事してもらわなきゃいけないからクビも切れる。ニュートン イギリスも似た感じですね。だから学生にも成果に対するプレッシャーがある程度ある。・・・・・・明日に続く・・・・(下記に記載の一覧表/他大学資料も明日記載)古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/19
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【Photo of the Day= architecture-2 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis- July 13, 1985 North Sea Jazz Festival, =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=GvxyUNvXAa4 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月18日 】千人計画で「流出」する日本人研究者、彼らはなぜ中国へ行くのかNewsWeek_Column 2020年10月14日 澤田知洋(本誌記者)国家間の人の移動には、移住国に引き寄せられた理由(プル要因)と、母国から押し出しされた理由(プッシュ要因)の両面がある。米中に共通するプル要因としてまず挙げられるのは、高度な研究・教育環境だ。アメリカの総合力に勝つには「どこの大学かにかかわらず、博士課程の修了者は問題解決のエキスパートと見なされる。だから専門領域だけでなく、コンサルティング企業などに就職する人も多い」ハーバード大学医学部の研究所で研究員を務める嶋田健一は、アメリカ社会での博士号の価値の大きさをそう説く。薬学を専門とする嶋田は、東京大学を経てコロンビア大学で博士号を取得した。渡米した一因は当時日本で学べなかった最先端の情報生物学に引かれたことだが、博士課程の学生に給料が支払われることも含め、アメリカの高等教育に日本の「徒弟制度的」な大学制度にはない魅力も感じたという。将来は企業か大学で研究を続けるつもりだが、当面は帰国する気はない。「同じ研究をしてもアメリカのほうが国際的発信力が大きく、キャリアのつぶしが利く」一方、日本国内の大学での助教を経て中国の大学に生物学の教授として赴任した40代の日本人男性も、恵まれた研究環境を理由に挙げる。トップレベルの人材を破格の待遇で招致するという千人計画のイメージもあり、中国の研究者ポストには高給の印象が付いて回るが、報酬自体の相場はそれほどでもないと、この教授は言う。研究チームを率いる新任の教授の「平均的な年収は600万円程度で、日本のほうが高い」。将来的には年金制度がより安定しており、人脈もあって共同研究がしやすい日本に戻るつもりだ。それでも、15人の研究室を率いて豊富な研究資金で自由に研究ができる点は日本にはない魅力だ。研究室の開設費として約1500万円が大学から拠出されたほか、大学、国、地方自治体などの研究費提供プログラムも多く、日本のように資金確保が過大な負担となることもない。任期も長く、10年契約を結んでいる。「日本では若いうちに自分のラボを持てる機会はなかなかない」と、この教授は言う。もっとも、頭脳流出の背景には、こうしたプル要因以上に日本国内の就職難というプッシュ要因があるのかもしれない。博士号取得者の就職難が深刻化した世代に当たるこの教授も、国内で必死に就職活動をしたが希望のポストを得られなかったため、自ら応募して中国に渡った。早稲田大学の村上由紀子教授(労働経済学)がアメリカで実施した調査でも、在米の日本人研究者の4割が移住の動機として、日本で希望する条件を満たす仕事がないことを挙げたという。こうしたプッシュ要因を減らすために、何をすべきか。まずは、国からの運営費交付金の減額などによって研究者のポストが減らされ、足腰の弱ってしまった日本の科学界を立て直す必要がある。それだけでなく、国家の競争力の源泉である研究者を世界中の国々が奪い合っている今、日本人か外国人かを問わず優秀な頭脳を日本に引き寄せるための新たな戦略も必要だ。アメリカのような研究・教育の総合力で太刀打ちできないのであれば、EUが外国人向け助成金プログラムとして300種以上の豊富なメニューを打ち出しているように、制度で補完するのも一つの手だ。例えば、現行の外国人研究者の招聘事業に欠けている2年以上の長期滞在ポストを用意するなどの方策が考えられる。中国の千人計画には、確かに大きなインパクトがある。だが、それだけに気を取られ、各国がそれぞれの「千人計画」によって高度人材を奪い合っている現実を見誤れば、日本の科学技術が競争力を取り戻す日は遠のく一方だ。<2020年10月20日号「科学後退国ニッポン」特集より>中国による科学者スカウト、豪報告書が暴いた知的財産入手のからくり= NewsWeek_Column 2020年9月7日 アビジュナン・レジ(ディプロマット誌安全保障・防衛担当)国外に置く「人材採用」機関を利用して、中国が不透明な手段でテクノロジーへのアクセスを獲得している──。シンクタンクのオーストラリア戦略政策研究所(ASPI)が8月20日、「フェニックス狩り」と題する報告書を発表した。技術分野の覇権を目指す中国は「使える」人材を特定・スカウトするため、世界各地に少なくとも600の拠点を構えているという。中国が、国外在住の自国民や中国系市民を主な対象とする人材採用制度「千人計画」を始動したのは2008年のこと。以来、科学者計1万人以上が破格の好条件で中国に招致されていると、元CIA局員のウィリアム・ハンナスは指摘している。ASPIの報告書によると、人材採用拠点が擁する権限は「千人計画」より幅広く、人材採用事業は「透明性に欠け、不正行為や知的財産盗用、スパイ行為と広く結び付く」取り組みを促進していると断言する。人材採用拠点は「契約事業者の外国組織や外国人」から成るものの、多くは中央統一戦線工作部(中央統戦部)の傘下組織の監督下にあるとも、報告書は指摘する。中央統戦部は、中国の影響力拡大や政治的利益の保護を任務とする党中央委員会直属の組織だ。 ・・・・・・明日に続く・・・・古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/18
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【Photo of the Day= architecture-1 = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis Live in Vienna 1973 =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=wOA9_TdRFt4 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月17日 】韓国超エリート大教授、自動運転の特許を中国へ横流し? 金にもの言わせ研究者集める中国「千人計画」とは =後節== NewsWeek_Column 2020年10月9日 ウォリックあずみ(映画配給コーディネイター)実は、2018年韓国大統領府のウェブサイトに設置されている国民請願に「KAISTイ教授が千人計画に参加している。この事実について訴えたが大学側は何もしてくれなかった」という請願記録が残っていたのだ。KAISTは内部調査したものの韓国メディアKBSの報道によると、請願が投稿された後、KAISTは内部調査して、報告書を提出していた。そこには、イ教授が中国の研究チーム立ち上げから関わっていた事実と、千人計画に参加している事実を確認してはいるが、研究内容には触れることもなく、「調査結果:問題なし」と結論が記されている。さらに、KAISTは、本来学内ウェブサイトで見られるはずの校内ニュースレター(2017年秋号)を急遽削除している。この号にはイ教授が千人計画に選出されたという記事が掲載されていたという。大学側は本当に何も知らなかったのか、もしくは調査が甘かったのではないかと、KAISTの責任を非難する声が高まっている。イ教授をめぐるさまざまな疑惑さらに別の疑惑として、当時イ教授もKAIST側に嘘の供述をしていたのではないかという話もある。それによると、イ教授は大学に対して、中国で自動運転車センサーLiDARではなくG5の研究を行うと申告していたそうだ。それに加え、大田地検はイ教授が、大学所属センター運営費を受け取るため虚偽の書類を提出したとし、さらに研究に参加していない研究員への架空の賃金支給まで申請して2000万ウォンを騙し取った疑いも提起しているなど、現在さまざまな疑惑が噴出している状態だ。海外に優秀な人材がいるのなら好待遇で呼び寄せればいい、という大胆な発想の千人計画。優秀な技術者の争奪戦は、今後もっと激しく繰り広げられるだろう。世界規模で考えると、お金のある国が優秀な技術者に手厚いケアと研究資金を出すなら、科学技術のさらなる発展に繋がる気もするが、今回の例のような所属大学の特許が流出してしまうという技術漏洩は大きな問題だ。優秀な人材が集まっている分、これからも同様の問題が発生する可能性は高く、KAISTそして韓国政府は見て見ぬふりをしている場合ではない。今後の再発防止対策を練る必要があるだろう。【動画】 イ教授と千人計画の闇を追う https://youtu.be/T9Hmv3FfQss 【動画】 自動運転のコア技術「LiDAR」とは? https://youtu.be/y3Q7v5a0lnI 千人計画で「流出」する日本人研究者、彼らはなぜ中国へ行くのかNewsWeek_Column 2020年10月14日 澤田知洋(本誌記者)古くは電機メーカーの技術者から近年はスポーツ選手やアニメ制作者まで、有能な人材の海外流出は形を変えながら繰り返しメディアをにぎわせてきた。その最新事例が中国政府の推進する「千人計画」。世界中から優秀な頭脳を招致するという野心的な国家プロジェクトによって多くの日本人研究者が中国に奪われ、研究成果が軍事転用されるのではないかとの懸念が取り沙汰されている。確かに、行き過ぎた頭脳流出は国家にとって大きな損失となり得る。国は研究資金などの形で研究者に「投資」をするが、人材が流出すれば研究成果や後進の育成といった形での「見返り」が見込めなくなる。一方で、研究者がどの国で活動しようと基本的には個人の自由だ。外国を拠点にしながら日本との共同研究の橋渡しをしたり、将来的に帰国して日本にポジティブな影響をもたらす可能性も十分にある。中国に渡った日本人研究者が直接的に軍事研究に携わっている証拠もない。しかも、中国による高度人材の引き抜きが日本の国力衰退につながるとの不安ばかりが叫ばれるが、数の上で引き抜きが圧倒的に多いのはむしろアメリカだ。外務省の海外在留邦人調査では、2016年時点でアメリカに長期滞在中の「留学生・研究者・教師」とその同居家族は7万4000人余り。日本生まれでアメリカ在住の理工学系の博士号保持者約8800人(全米科学財団の15年調査)の多くも、この数に含まれるとみられる。これに対し、同じ外務省調査で中国に長期滞在中の同カテゴリーの人数はわずか8800人ほど。日本学生支援機構の統計では、17年度に中国に滞在していた日本人留学生は短期も含めて約7100人だ。08年以来1000人以上の科学者が「千人計画」などで日本から中国にリクルートされたというオーストラリア戦略政策研究所の分析を加味しても、「流出組」を含む日本人研究者の数は中国よりアメリカのほうが桁違いに多いとみるのが自然だろう。いずれにせよ、より重要な論点は米中だけで約1万人は日本人研究者が活動していることだ。少なく見積もっても日本人研究者の約100人に1人。彼らはなぜ日本を出るのか。国家間の人の移動には、移住国に引き寄せられた理由(プル要因)と、母国から押し出しされた理由(プッシュ要因)の両面がある。米中に共通するプル要因としてまず挙げられるのは、高度な研究・教育環境だ。 ・・・・・・明日に続く・・・・ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/17
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【Photo of the Day= Hasidic men in a Jerusalem market = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis - Miles In The Sky (1968) full album =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=S6eZHnIA__A&t=400s 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月16日 】韓国超エリート大教授、自動運転の特許を中国へ横流し? 金にもの言わせ研究者集める中国「千人計画」とは =前節== NewsWeek_Column 2020年10月9日 ウォリックあずみ(映画配給コーディネイター)今年4月、世界知的所有権機関(WIPO)は2019年の特許の国際出願件数を発表し、中国が米国を追い抜き初めて世界トップとなった。個別企業でも1位は中国の通信大手のファーウェイが3年連続の首位。2位に日本の三菱電機、3位に韓国のサムスン電子が入ったが、10位までにOPPO、BOEテクノロジー、平安科技という中国企業が並び、複数トップ10入りしたのは中国以外は韓国のみ(前記サムスン電子と10位のLGエレクトロニクス)。圧倒的な中国の存在感が目立つものとなった。こうした特許出願での中国の台頭には、「知財強国」を宣言し研究開発型企業への税優遇や補助金などで後押しする中国共産党当局の意向が大きく働いているといわれる。だが、その一方で目的達成のため、なりふり構わぬ活動が行われて、国際的に非難も浴びているようだ。韓国、技術流出が問題化9月17日、韓国の野党国民の力党のク・ジャグン議員(国会産業通商資源中小ベンチャー企業委員会所属)は、2015年から現在まで摘発された韓国から海外への技術流出事件は計121件にものぼり、そのうち29件は'国家核心技術'に相当する重要技術だった、という衝撃的な内容の発表を行った。それによると業種別では、電気/電子分野が61件(50.4%)と最も多く、次に造船/自動車22件(18.2%)、機械13件(10.8%)、化学/生命工学11件(9.1%)であり、企業規模別では、中小企業が80件、大企業33件と、65%以上が中小企業からの技術流出だった。そんななか、また1件の知的財産流出が、なんと韓国最高の理系大学KAISTから発生し、波紋を広げている。KAISTとは、Korea Advanced Institute of Science and Technologyの略称で「カイスト」と呼ばれる韓国国立大学のことである。1981年に大田市に創立され、その後世界の大学ランキングでは常に上位にランクインするほどの有名大学だ。韓国では俗にSKYと呼ばれるソウル大、高麗大、延世大がエリート御三家として知られているが、実は理工系でいえばKAISTの方が上をいく。1999年にはここに通う学生たちを主人公にした『カイスト~天才たちの青春日記~』というドラマも放送され話題となった。校内の全ての授業が英語で行われ、韓国内外から集まった科学工学系のエリートたちが通う名門校である。イ教授が参加した中国の「千人計画」今回、そのKAISTから流出されたのは、各国でし烈な開発競争が行われている自動運転車の技術だ。KAISTの教授であるイ氏は、「LiDAR」と呼ばれるセンサー部分の開発の指揮を執っていた。「LiDAR」はレーザーで周囲の物体との距離および速度を調べる技術で、自動運転車の目ともいわれるほど重要な部分だ。調べによると、イ教授は2017年から中国の「千人計画」に参加し、毎年中国の重慶理工大から3億ウォンを受け取っていたことがわかった。この「千人計画」とは、中国政府が2008年に創設した人材誘致計画のことだ。海外生まれの華僑や海外留学者、外国人研究者、優秀な学生など、国際的に優秀な人材を好待遇で中国に招聘する計画で、既に多くの人が参加している。だが、この「千人計画」、中国国外では批判や問題が巻き起こりつつある。今年の1月に米国ハーバード大学のチャールズ・リーバー化学生物学部長は、2012年から5年間、千人計画に参加していたことを隠し虚偽申告をした疑惑で逮捕されている。また、8月にはオーストラリアのシンクタンク、戦略政策研究所(ASPI)が「フェニックス狩り」と題する報告書を発表して千人計画について知的財産の流出やスパイ疑惑に繋がるということで問題提起するなど、各国からこのプロジェクトに批判の声があがっている。特許技術を横流し?KAISTのイ教授の場合も自動運転車センサー技術「LiDAR」を、中国に技術漏洩したとされている。イ教授は中国の大学でも「LiDAR」と同様の研究発表をしているが、これについてはKAISTが特許をもっているため違法行為だ。さらに、KAISTと中国重慶理工大の研究員同士交流を目的としたオンライン上には、72件もの研究資料が公開されていることがわかった。大田市地検特許犯罪調査部は、9月14日産業技術流出と営業秘密国外漏洩、産業技術保護法違反などでイ教授を拘束起訴し、24日には大田地方裁判所で初公判が開かれた。ところが、イ教授は弁護士を通じ、「千人計画に選抜される前からKAISTと重慶理工大が行っていた国際交流プログラムの一つ。共同研究をしていただけ」「技術流出は絶対にしていない」と反論、さらに72件の研究資料については、「初期アイデア水準であり、法に触れるような国家核心技術などではない」と、検察の主張に真っ向から反論している。さらに、イ教授の拘束後、イ教授とKAISTを取り巻くさまざまな疑惑が次々と浮上してきた。まず、KAIST側は技術流出の事実を知らなかったと発表したが、これについてさっそく事実と異なるという声があがった。実は、2018年韓国大統領府のウェブサイトに設置されている国民請願に「KAISTイ教授が千人計画に参加している。この事実について訴えたが大学側は何もしてくれなかった」という請願記録が残っていたのだ。 ・・・・・・明日に続く・・・・ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/16
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【Photo of the Day= Excited students = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis - Bags Groove (Full Album) =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Kgw0xLmCQmM 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月15日 】アングル:中南米に広がるコロナ禍の貧困 破れる中産階級の夢 =後節== REUTERS_Column 2020年10月11日 By Reuters Staff<政府の支援にも限界>ラテンアメリカ諸国の政府には、米国や欧州で行われている景気刺激策を模倣するような財政余力も欠けている。ほとんどの国の政府は、乏しい税収と膨大な債務に悩んでいる。ラテンアメリカでも社会的支出が最低水準にあるグアテマラでは、オーラ・カルタジェナさんやエルウィン・ポスエロスさんといった起業家が期待した金融支援も実現しなかった。2人はグアテマラシティで経営する学校の資金繰りのため、借金を重ね、自動車や不動産を売り払って25人の職員の給与を賄ってきたが、ついに閉鎖に追い込まれた。51歳のカルタジェナさんは、引っ越してきた小さな家のリビングで、涙を堪えながら「金に換えられる資産は何もない。すべて借金の抵当になっている」と語った。主要航空会社からエネルギー企業に至るまで、大企業の多くも従業員のレイオフや事業の閉鎖に追い込まれている。エコノミストらは、今回の危機によって、給与所得を伴う雇用を失い、低賃金で諸手当も少なく保護も弱い非公式セクターへと追いやられる労働者は数百万人にも達すると警告している。ラテンアメリカ第2の経済規模を持つメキシコでも、左派色の強いロペスオプラドール政権でさえ、財政上の懸念を抱えるなかで手厚い救済措置を回避している。アナリストらによれば、多くの国内中産階級を含む最大1000万人が貧困に陥るという。メキシコ市の無料給食所の外では、カルロス・アルファロさんが、77歳の母親と2人の子どものために、シチューとライス、パンの受け取りを待っている。51歳のアルファロさんはウーバーの運転手の傍ら、個人でクリーニング店を営んでいた。仕事は干上がり、配給に頼らざるをえなくなった。「配給を求めて並ぶことになるとは想像もしなかった」と彼は言う。国連世界食糧計画の予測によれば、今年、ラテンアメリカでは1600万人が深刻な食糧不足に直面する可能性があるという。ラテンアメリカ最大の経済大国ブラジルでは、極右のボルソナロ大統領が率いる政府が、社会福祉支出のために財政緊縮政策を放棄し、短期的ではあるが貧困を抑制している。だが、ブラジル政府自身も長期的には持続不可能と認めるほど福祉への支出を行っているにもかかわらず、生活水準の向上をめざしていた労働者たちは厳しい状況に直面している。<1カ月ですべてを失う>21歳のダグラス・フェリペ・アルベス・ナシメントさんは、パートタイムの建設労働者として数年を過した後、今年初め、繊維メーカーに就職するためにサンパウロに引っ越してきた。給与は、部屋代を払い、基本的な家具などを揃え、高校卒業資格を取り直しにかかるには十分だった。だがCOVID-19が襲来したとき、真っ先に解雇された従業員の1人はナシメントさんだった。7月になると、彼は滞納した家賃を払うために家財を売り払い、カトリック系の救貧団体に食料と暖かい衣類を頼るようになった。「この3カ月で私が築いてきたものは、パンデミックの1カ月ですべて失われてしまった」とナシメントさんは言う。 (Adam Jourdan記者、Aislinn Laing記者、Maria Cervantes記者、Diego Oré記者)(翻訳:エァクレーレン)トランプが負けたら陰謀論者「Qアノン」が全米で蜂起するかも(パックン)= NewsWeek_Column_2020年mm月dd日、 Superpower Satire (USA)パックンの風刺画コラム: ロブ・ロジャース(風刺漫画家)/パックン(コラムニスト、タレント)]2016年12月。自動小銃、拳銃、ナイフなどを持った男が首都ワシントンのピザ屋「コメット・ピンポン」に押し入った。彼は「ヒラリー・クリントン率いる闇組織がピザ屋を本拠に児童の性的人身売買を行っている」と信じていた。その活動を止めに入ったのだ。当然、普通のピザ屋さんだったわけだが、男はそれでも発砲。幸いけが人はいなかったが、壁、ドアやパソコンは重傷を負ったようだ。この陰謀説や関連事件(そのピザ屋への放火もあった!)はまとめて「ピザゲート」と呼ばれる。2016年から広まり始め、大物ハリウッドセレブ、政府高官、政治家など大勢の権力者が児童の人身売買のほか、悪魔崇拝や人食いなどもやっていると主張する、大規模で超複雑な陰謀説に成長した。陰謀説にはヒーローもいる。それがドナルド・トランプ大統領! 彼は悪い高官たちのディープステート(国家内国家)と戦い、その成敗を図っている。ほっと一安心!陰謀説の普及を助長したのは、ハンドルネーム「Q」という人物。2017年10月からトランプと闇組織の戦いの内幕を「Qドロップ」と呼ばれる書き込みでネット掲示板に投稿し続けている。今や数十万人以上のフォロワーがいて、Qはanonymous(匿名)であることからこの運動はQ Anon(Qアノン)と呼ばれる。面倒くさいことに、ドロップは暗号になっており、意味不明な文も多い。固有名詞は大体イニシャルだ。HRC=ヒラリー・ロダム・クリントン、TKG=卵かけご飯、など。Qの身分も謎だ。本人は国家機密を扱う最高認可のレベル「Q」を持っている政府上層部の関係者だと言う。その証拠として「間もなく大勢逮捕!」とか、「裏情報」を使い予言する。だが......。よく外れる。でも暗号は便利なことに、そんなとき、Qが間違っているのではなく、解読が間違っていると解釈できる! つまり、陰謀説は無敵だ。そして、陰謀論者はその妄想をもって現実世界で投票する。怖いのは、ヒーローのトランプが負けた場合。それもディープステートの仕業だと思うだろう。そして選挙結果を受け入れないQアノンの信者が武装し街に出たら、アメリカ全土がコメット・ピンポン状態になるかも。【ポイント】 I BELIEVE THE WORLD IS RUN BY A CABAL OF SATANIC PEDOPHILES ; 悪魔崇拝の小児性愛者の集団によって世界は支配されている、とオレは信じる ...AND I VOTE! ; そしてそんなオレには投票権がある! 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/15
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【Photo of the Day= A worker spreads coffee cherries = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis and Milt Jackson – Quintet / Sez_te =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Lbp_-0euofo 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月14日 】アングル:中南米に広がるコロナ禍の貧困 破れる中産階級の夢 =前節== REUTERS_Column 2020年10月11日 By Reuters Staff[ブエノスアイレス/サンチアゴ/リマ/メキシコ市 7日 ロイター] - 新型コロナウイルスがチリに襲来したことで、47歳のベビーシッター、ロレナ・ロドリゲスさんは突然、仕事を失ってしまった。彼女は現金を確保するため、泣く泣く、何十年も大切にしてきた宝石類を質に入れることにした。ラテンアメリカ諸国の半数以上の住民と同じように、ロドリゲスさんも非公式(インフォーマル)労働者であり、沿岸部の都市バルパライソの富裕な地域で[顧客の]2人の子どもの世話をしていた。夫と合わせて家計所得は月70万ペソ(約9万5000円)で、さして不満のない生活を送っていた。だが3月になると、ロドリゲスさんがバス通勤の際に感染するリスクを懸念して、勤務先の家庭が突然契約を解除してきた。チリはラテンアメリカ地域でも最も豊かな国の1つだが、ロドリゲスさんは契約を失っても失業給付金や社会的支援を受けられなかった。政府からの緊急支援金10万ペソも長くはもたず、質屋に向かわざるを得なくなった。ロドリゲスさんは「質屋が最後の頼みの綱だ」と言う。指輪、ブレスレットを担保に34万ペソを借り、陸軍を退役した夫との生活を支える。「仕事は安定していたし、暮らし向きは悪くなかった。少なくとも、心配事がひどく多かったわけではない。今では、この先どうなるか見当もつかない」ラテンアメリカ諸国には、同じように貧困への逆戻りを強いられる中産階級が何百万人もいる。COVID-19によって、社会福祉制度の脆弱さ、各国政府の財政余力の欠如が露呈した格好だ。ラテンアメリカ諸国の労働市場は、世界のどの地域よりも深刻な影響を被っている。1980年代の経済停滞と危機を乗り越えたラテンアメリカ諸国では、コモディティ価格の好調が2000年代の成長を牽引し、6000万人もの人々が貧困から脱出するのを支えたおかげで、中産階級が成長した。だが、6億5000万人が暮らすラテンアメリカ諸国は、国連の試算によれば今年はマイナス9%という開発途上地域のなかでも最悪の景気後退に直面しようとしている。貧困は2005年の水準へと急激に逆戻りしつつある。多くのエコノミストは、今回の危機によってラテンアメリカが長年に渡る弱点を放置してきたことが露呈した、と指摘する。つまり、鉱業や農業など生産性の低いセクターへの依存、労働者の公式雇用への移行を促進しなかったこと、少数のエリート層に集中した富を再配分するための実効性ある税制の欠如といった問題だ。アルゼンチンのフェリペ・ソラ外相は先日のG20会合で、「世界をいっそう脆弱なものにしてきた不公平と格差に対する我々の取組みを促す警告として、今回の危機を活かすべきだ」と述べた。国際非政府組織(NGO)オックスファムの地域担当ディレクターを務めるアジェ・エルナンド氏によれば、今回のパンデミック(世界的な感染拡大)により、貧困層が5200万人増加し、新たに4000万人が職を失った可能性があるという。特に深刻な影響を受けているのが、女性と先住民である。「セーフティネットがない。いったん落ちれば、どこまでも落ちていく」とエルナンド氏。「これによって、この地域における社会的合意が崩壊し、何年にもわたって大規模な社会対立に繋がりかねない」昨年は複数のラテンアメリカ諸国で抗議行動が発生したが、このパンデミックを機に、食糧不足や不平等、国家による支援の不足などがさらに注目を集めるようになっている。チリでは2019年、抗議行動が暴動へと発展したが、今回の景気後退により怒りが再燃している。ペルーでは、中小企業への支援が不足していたとして議会が大統領・経済担当大臣の解任を求めた。ベネズエラではCOVID-19以前から貧困状況が悪化しており、欠乏状態に対する抗議が強まっている。<貧しさが感染を拡大>新型コロナウイルス感染がラテンアメリカに広がるまでに時間はかかったが、影響は深刻である。いまや感染者数の世界上位10カ国のうち、5カ国はラテンアメリカ諸国であり、世界の総人口に占めるシェアがわずか8%であるにもかかわらず、パンデミックによる死者では世界の34%を占めている。その原因の1つとして疫学者たちが挙げるのが「貧困」である。国際労働機関(ILO)によれば、労働者のうち最大58%が非公式セクターで働いており、その多くは、感染したからといって隔離を受け入れれば食費にも事欠いてしまう。国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)によれば、この地域の企業の20%近い約270万社が事業を閉鎖する見込みだ。ILOは、すでに3400万人が失職していると述べている。失業手当の受給資格がある労働者の比率は、北米・欧州の44%に対し、ラテンアメリカでは12%にすぎない。そのため多くの自営業者や新興の起業家たちは厳しい状況に直面しており、何年にもわたって成長が阻害される可能性がある。ペルーの首都リマで衣料品店を営む36歳のグッドニー・アイキパさんは、「この2カ月、娘の授業料を払えないでいる」と話す。アイキパさんの両親は田舎から出てきて露天商として働いていた。だがアイキパさん自身は、自分の家を建て、娘が通う私立学校の学費を払い、休暇を楽しむこともできるようになった。自動車を購入する予定もあった。だが、ペルーでは人口あたりの新型コロナによる死者数が世界でも最悪となり、アイキパさんはTシャツ販売店を畳まざるをえなくなった。「電気代、水道代も1カ月滞納している。店の家賃に充てる分を食費に回した」と彼女は言う。ECLACのアリシア・バルセナ事務総長によれば、新型コロナ以前でも8割の人々が貧困ラインの3倍以下の収入で暮していたが、失業という点で最も厳しい打撃を被ったのは最貧層だったと話す。「こうした人々がきわめて脆弱な状況に置かれているなかで、中産階級に目を向けるのは非常に困難だ」とバルセナ氏は言う。 ・・・・・・明日に続く・・・・ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/14
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【Photo of the Day= A rickshaw puller takes children = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis - Walkin' (1957) {Full Album} =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=4-L6zc-xlU0&t=814s 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月13日 】米中の分断と棲み分け、日本はどちら側に立てばいいのか? =後節== WEDGE Infinity 立花聡の「世界ビジネス見聞録」 : 2020/10/098 立花 聡 (エリス・コンサルティング代表・法学博士)「安くて良い製品」をいただけない理由 私はこうして中国の問題を提起し、「クリーン・サプライチェーン」の必要性を説いた。しかし、私の主張はフェイスブックで反論を受けた――。 「指摘されたこと(中国の問題点)、1割は当たっているかもしれませんが、味噌もクソもごっちゃ混ぜにされ、イデオロギー戦争にしない方が良いのではないでしょうか。個々の事例のブレイクダウンを積み上げて検証し、その合計値が中国の輸出金額に占める割合が分かって証明できれば話は別ですが。これらの問題はどの程度発生しているか、どのように証明できるのでしょうか?」 反論者のポイントは、「量」である。量的に容認範囲があって、1割程度なら無視して9割の正常かつ清浄な取引に着目すべきだという論旨だ。いってみえば、「9割の確率で清潔純正な味噌が当たるなら、1割のクソ(ハズレ)はやむを得ない」、つまり1割の被害者を切り捨てるということである。この反論者がもし、自分自身が1割のハズレ組に置かれたら、それでもそのロシアンルーレットのルールに賛同するのだろうか。 いや、ロシアンルーレットでさえちゃんとしたルールがあるのだが、中国の場合、賭博ルールすら破壊されているのだ。要するに、9割の当たり組のなかに一部の権益層が事前に決まっている。「お前たちは、9割の当たり組に入っているのだから、1割のハズレ組のことを無視しろ」ということだ。 私の中国留学ビジネススクール時代、「中国経済」科目の担当教授で、現代中国の代表的な経済学者である呉敬璉氏はこう語る。「中国の証券市場はまるで1つの大きな賭博場のようだ。しかも規範化されていない。賭博場でさえルールがある。たとえば、他人のカードを盗み見てはいけない。だが、中国の証券市場は、一部の人たちは他人のカードを見ることができるし、カンニングも詐欺もできる……」 株式市場は単なる氷山の一角にすぎない。「ルールないのがルール」という運任せだったら、それも公平のうちだが、中国との取引は、ルールメイカーも審判も選手も一体化した試合である。中国は自由民主主義、資本主義下の公平競争ルールをフェードアウトさせ、知らず知らずに不正な独自ルールをフェードインさせようとしていたのである。その本質をトランプが見抜いた。ルールを元通りに戻せと中国に求め、中国がそれを拒否したところで、中国との取引中止、棲み分けを決めたのである。 だが、誰もがトランプではない。9割の当たり組に入ってさえいればいいという人もいる。そうした意味で中国利権を確保したエスタブリッシュメント層の一部が、トランプを嫌った。我が世の春をぶち壊すなと。中国共産党政権が狙った通りに、彼たちが行動した。中国ビジネスのために、中国と棲み分けする ここまで言ったら、トランプがまるで正義の神のように見えてしまう。はたしてそうなのか。いやいや、それはちょっと違う。トランプは商売人だから、利益を考えるだろう。ただ彼が考えているのは、目先でなく、長期利益である。中国との取引ルールを元通りに戻すことだ。自由主義諸国の本来のルールに戻るまでは、中国との取引を一旦中止するという経過措置を、トランプが取ろうとしたのである。 中国は大きな市場である。放棄すべきではない。ただ目先の利益だけを追求すると、本質を見失う。持続可能な、長期的恒久的な利益の獲得を担保するルールが毀損し、崩壊すれば、利益総量レベルでは大きな損失となる。 トランプは商売人だ。彼が目指しているのは神聖なる正義よりも、単なる「未来志向の商売」にすぎない。中国市場や中国ビジネスでもっともっと大きな利益を生み出すために、今は一時的に取引中止をし、ルール問題を先に解決しようということだ。ルールを制する者がゲーム(市場)を制す。 この法則を理解すれば、「9割味噌1割クソ」における「量」と「質」の関係もはっきりするだろう。中国が狙っているのは、味噌クソ割合の多寡よりも、味噌クソの抱き合わせ取引という中国ルールの設置である。目先の利益という「量」に目を奪われ、「質」の変化を見落としたり、見ようとしなかったりするのが資本主義下の利益近視眼症候群である。中国は資本主義の「量的」弱みを利用し、「質的」変化を狙っている。無論、最終的な目標は、「ルールを制する(質)者がゲーム(量)を制す」という法則の適用にほかならない。 最後に、中西氏の「自業自得論」について補足させてもらいたい。実はそのオリジナルは、中西氏ではない。中国共産党機関紙人民日報傘下の環球時報の胡錫進編集長は早くも10月2日、ツイッターに評論を投稿し、「トランプ氏は新型コロナを軽視してきた。その代償を支払うことになった」と痛烈に批判した。まさに「自業自得論」の元祖版であった。 放火犯が被害者の防火措置の不備を批判し、世間の注意を逸らす。いささか「中国流」的な手法であって、性善説の日本人はたびたび気付かずに口車に乗せられてしまう。注意が必要だ。 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/13
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【Photo of the Day= the Boudhanath stupa = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= MILES DAVIS (Workin´ with...) =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=OcIiu1kQMx0 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月12日 】米中の分断と棲み分け、日本はどちら側に立てばいいのか? =前節== WEDGE Infinity 立花聡の「世界ビジネス見聞録」 : 2020/10/098 立花 聡 (エリス・コンサルティング代表・法学博士) 経団連の中西宏明会長は10月5日、オンラインの記者会見で、米トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したことについて、「正直にいって、ちょっと不注意ではないか。ある意味、典型的な自業自得だ」との見解を示した。かくも重責を背負い日本を代表する経営者としては品位に欠け、あり得ない軽率な発言と言わざるを得ない。 とはいえ、決して品位という次元で掘り下げて批判するつもりもなければ、中西氏個人の政治的立場やイデオロギー、政治家に対する好嫌傾向を論じる立場にもない。むしろ、経営・ビジネスの観点から、米中新冷戦という「ニューノーマル」に直面し、日本人経営者・ビジネスパーソンはどのような目線をもつべきかという命題をめぐって、少し展開してみたい。苦労して作り上げた中国との関係を切っていいのか? 米国が主導する対中デカップリング(分断・棲み分け)に日本は果たしてどんな姿勢を示せばいいのか。日本国内でも見解が分かれている。まず、中国とは隣国として可能な限り仲よくしようという意見がある。歴史的に日中間のビジネスパートナーシップを築き上げるには長い年月がかかったことから、大切にしようという主張は、埋没コストの概念に基づいている。過去の事業に投下した資金・労力はドブに捨てるべきではない。 しかし、そこから「中国と可能な限り仲よくしよう」という結論をたやすく導き出せるのか。目的と手段の倒錯があってはならない。そもそも、中国と仲良くすることが目的なのか、手段なのか。仲良くすれば、必ず日本の長期的利益につながるのか。日本の長期的利益のために、仲良くするのが適正かつ唯一の手段なのか。このように複眼的に検証する必要があるのではないだろうか。米中のどちらを選ぶべきか?その選び方とは? 次に、対米関係。仮説として、米中のどちら側につくかを選ばなければならないとき、その選択の基準とは何か、どのように選択するのか。 高いか安いか、という「量」の判断基準が先行する世の中である。「安くて良い」製品を求めて何が悪いのか。経済的利益への追求は、資本主義の永久不変の法則。ただ1つの問いが常に付きまとう――「安いものはなぜ安いのか」。中国からの調達が安い。多くの国の多くの企業が中国に投資して基地を作ったり貿易をしたり調達を行う。 こうして長年の取引を積み上げた結果、産業集積やサプライチェーン(供給網)ができた。これらは「長い年月かけて築き上げたビジネス基盤」に当たる。今さら、代替サプライチェーンの構築は困難だ。なぜならせっかく作り上げたものを捨てて別途立ち上げるには、余分なコストがかかるからだ。資本主義制度下の経済原理や法則に照らして合理性に欠ける。コスト削減、経済的利益の最大化のためにも中国にとどまった方がよい。それはその通りだが、「安いものはなぜ安いのか」という問いに答えていない。この問いに目を向けてみよう。 第1に、知財権の侵害問題。研究開発には莫大な投資が必要だ。他人の知財を盗んでそのまま使えば、大きな投資コストが削減できる。すると、売値も安くなり、競争力が強くなる。場合によっては世界市場の制覇にまで至る。単純な経済原理や法則で安い商品を買って何が悪いかといったらそこまでだが、ルール違反や犯罪の手助けになっていいのだろうか。 第2に、国家補助・不正競争の問題。ブラックな知財権問題を抱える安売りだけではない。世界市場を手中にするため、国家がさらに金(補助)を出して特定の企業を支援する。資本主義の市場メカニズムなら原価割れの廉売はできない。企業が潰れるから。しかし、国家が裏にあってバックアップすれば、そんな心配はない。不当な廉価設定はいくらでもできる。安いものが売れるわけだから、市場の独占も可能になる。一旦市場を独占すれば、やりたい放題だ。これは到底公正な市場競争とはいえない。資本主義の原理に逆らうものである。 第3に、民主主義毀損の問題。市場独占は商業目的ならまだしも、政治的に悪用すれば、恐ろしい結果になる。SNSや電子取引分野におけるパフォーマンスの拡張は、地球上のいかなる地域にも浸透し、個人情報を意のままに入手する。ビッグデータを悪用して国境を超えて個人の思想信条を監視・統制し、プロパガンダを繰り広げ、洗脳を行い、諸外国の選挙までコントロールする。ここまでくれば、独裁帝国による地球制覇も視野に入り、地球規模の民主主義崩壊につながりかねない。絶対に容認してはならない話だ。 第4に、労働搾取・人権侵害の問題。最近徐々に露呈し始めたウイグル人の強制労働に外国企業も関与しているという深刻な話。18世紀は、イギリスで産業革命が発展し、綿織物工業が成長した時期だ。この綿織物は、世界市場で飛ぶように売れ、大きな利益が上がり、原料となる綿花の需要が高まった。当時のアメリカ南部は、この綿花生産の一大地域で、プランテーションで400万人の黒人奴隷が労働力として酷使されていた。つまり、綿花経済と産業の発展、そこから生まれた莫大な利益という経済性を支えていたのは、非道な人権侵害だった。アメリカの南北戦争が終わって、奴隷制度が悪として否定され、批判され、廃止された。その後一時的に綿花産業の停滞(生産性、経済性の低下)があったものの、ついに機械化によって産業の再生となった。 ・・・・・・明日に続く・・・・古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/12
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【Photo of the Day= Sugarcane towers = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= MILES DAVIS (Workin´ with...) =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=gw4NmBPLNBI 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月11日 】その数333基、世界一のダム輸出国・中国の「無責任」= NewsWeek_Column 2020年10月7日(水) 譚璐美(ノンフィクション作家)中国は世界のダム建設数第1位の「ダム輸出王国」である。環境保護団体インターナショナル・リバーズの2014年のデータによれば、中国が国外で建設したダムの総数は333基に上り、その半数以上がアジア(57%)、特に東南アジア(38%)に位置している。次にアフリカ(26%)が多く、さらに南米(8%)、ヨーロッパ(7%、主に東欧)などにも進出している。東南アジアの「中国製ダム」は最多のミャンマー(32%)に次いでラオス(22%)、フィリピン(13%)、マレーシア(11%)、ベトナムとカンボジア(各8%)、インドネシアとブルネイ(各2%)に建設されている。メコン川流域はダム建設が世界で最も盛んな地域だが、06~11年に中国は総発電量2729メガワットのダム建設事業に資金提供を行っている。サハラ砂漠以南のアフリカでは、10~15年に実施された電力開発事業のうち3割を中国が請け負ったが、なかでも水力発電(すなわちダム建設)が多い。この地域で10~20年に中国が増やした発電量のうち、水力発電が49%を占めている。中国が建設するダムは8割以上が大型ダムだ。00年以降、OECD(経済協力開発機構)諸国がダム建設から撤退するのと入れ替わるように増加し、14年から習近平(シー・チンピン)国家主席が推進する国家プロジェクト「一帯一路」戦略によって拍車が掛かった。ひび割れ、決壊、水資源対立だが、この「ダム輸出」は単なる善意の経済支援ではない。中国がアジアやアフリカに投資する目的は、相手国の電力不足を解消して経済発展を手助けするのと引き換えに、資源を確保したり軍事的な拠点を造ったりすること。中国の政治的利益に直結している。また、往々にして新興国の汚職体質と結び付き、相手国の発展ニーズを考慮せず、粗製乱造のダムを建設することも少なくない。南米のエクアドルで中国が16年に建設したコカコドシンクレア・ダムでは、わずか2年で約7600カ所のひび割れが生じた。同国では中国から総額190億ドルの融資を受け、石油などで返済する契約を交わして、橋や道路、ダムなどを造ったが、契約当時の副大統領や高級官僚が相次いで汚職容疑で逮捕された。中央アジアのウズベキスタンでは今年5月、東部のサルドバ貯水池にあるダムが嵐で穴が開いて決壊した。台湾の報道によれば、中国資金をめぐり汚職疑惑も取り沙汰されている。中国は00年10月、「中国・アフリカ協力フォーラム」を組織し、経済支援を通してアフリカに中国式モデルを広める枠組みを構築してきた。ナイル川中流域のエチオピアでは、中国が一部資金提供したと報道されている巨大ダム、大エチオピア・ルネサンス・ダムが今年7月に完成したが、下流のエジプトやスーダンと水の分配をめぐって対立が激化。スーダンのメロウェ・ダムは09年に中国が造った巨大ダムで、エジプトのアスワン・ハイ・ダムの上流に位置するが、わずか5年で完成したことで安全上の問題が懸念されている。ガーナでは発電量400メガワットのブイ・ダムの建設を中国が請け負ったが、建設予定地に生息するカバの救済計画がなく、漁師を水のない土地に移転させるなど、多くの問題が指摘された。川の流れが変わり、下流域の水不足も危惧されている。中国は概して、ダム建設に伴う弊害は相手国自身で解決すべきとしており、環境保全にも無頓着だ。環境破壊が最も顕著なのは、東南アジアを流れるメコン川だろう。チベット高原に水源を持ち、中国からミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムを経て南シナ海へ注ぐ第一級の国際河川で、流域の6000万人の生活を支える貴重な水資源だ。漁獲量「40~80%減少」の予想ASEAN諸国は経済発展に伴い、電力不足が長年の悩みで、大型水力発電ダムの建設を望む声が強かった。だが各国の利害がかみ合わず、タイ、カンボジア、ベトナムは長らくダム開発を断念。内陸国で発展の遅れたラオスは中国の支援を受けて大型のサイヤブリ・ダム、ドンサホン・ダムを建設し、さらに3基の大型ダムを建設中だ。一方、この4カ国で構成し水資源を管理する組織「メコン川委員会」のメンバーでない中国は、自国の電力需要急増に伴い、独自にダム建設を進めてきた。中国は目下、水源に近い雲南省に14基のダムを建設中で、全て完成すれば総出力2万2260メガワットに上り、広東省などの電力不足を大幅に解消できる。だが最初に完成した漫湾ダム(1500メガワット)は、1993年の稼働直後から土砂やシルト(細かい粒子の砂)が堆積し、わずか3年で貯水池の有効貯水量が大幅に減った。その後も、大朝山ダム(1350メガワット)、小湾ダム(4200メガワット)を竣工。タイとの合弁事業の景洪ダムも稼働を開始した。その影響で、メコン川下流域で昨夏、深刻な水不足が発生した。7月に中国が干ばつに備えて景洪ダムの放水量を半分に減らした上、同じ時期にラオスのサイヤブリ・ダムも試運転を始めたため、メコン川の水位が過去100年で最低レベルまで低下したのだ。下流域の稲作地帯が広範囲に干上がり、漁獲量が減少。ASEAN諸国が中国に速やかな放流を強く求める事態となった。メコン川下流域の人々には死活問題だ。18年、メコン川委員会は持続可能性調査を行い、「2040年までに計画中の11のダムと支流の100以上のダムが完成すれば、生態系、経済、食料安全保障への深刻な影響が生じる」と報告した。ダムが全て建設されれば、食糧生産地であるメコンデルタ地域では栄養豊富な土壌の供給が97%減少し、農業に著しい悪影響が出る。ベトナムとカンボジアで「海岸浸食」が進む一方、回遊魚の遡上が寸断されて生態系が損なわれ、メコン川全体の漁獲量が40~80%減少すると予想した。中国が国外で行うダム建設は、しばしば世界中の新興国に重い債務を負わせ、環境破壊や地域の「水争い」を助長する原因になっている。 <2020年10月13日号「中国ダムは時限爆弾なのか」特集より>【話題の記事】 中国のアフリカ人差別でばれたコロナ支援外交の本音 https://www.newsweekjapan.jp/mutsuji/2020/04/post-90.php 【話題の記事】 「驕る習近平は久しからず」中国コワモテ外交の末路https://www.newsweekjapan.jp/sekihei/2020/10/post-12.php 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/11
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【Photo of the Day= Spring fog drifts over = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= MILES DAVIS (Relaxin´) =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=HaFTejBFKmI 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月10日 】東京五輪に買収疑惑の暗雲が再び──フィンセン文書で「送金」の詳細が明らかに= NewsWeek_Column 2020年10月7日 北島 純(社会情報大学院大学特任教授)新型コロナウイルスの影響で来年7月に開催が延期された東京五輪だが、その招致に関わる買収疑惑に関して最近、大きな動きが2つあった。1つは国際陸連(現世界陸連)元会長のラミン・ディアクとその息子パパマッサタ・ディアクが、ロシア陸上界におけるドーピング隠蔽の対価として「賄賂」をもらっていたとする有罪判決が9月16日にパリで言い渡されたこと。もう1つは米財務省金融犯罪取締ネットワーク局(FinCEN)からリークされた記録(フィンセン文書)に基づく報道が9月21日、世界で一斉に始まり、その中で東京五輪招致に絡んでパパマッサタに渡った「送金」の詳細が明らかになったことだ。ラミンは1999~2015年に国際陸連の会長を務め、セネガル出身のIOC(国際オリンピック委員会)委員としてスポーツ界に大きな影響力を有していた人物だ。息子パパマッサタと共に、ロシア陸上界で組織的に行われていたドーピングを隠蔽する見返りに345万ユーロ(約4億2600万円)を要求・収受したとして、収賄やマネーロンダリングの罪に問われ起訴されていた。ロシア陸上界でのドーピング疑惑は、選手が内部告発を行い、それに基づいてドイツ公共放送ARDが2014年12月にドキュメンタリー番組を放映して明らかになった。国際陸連の本部はモナコにあるが、収賄などの犯罪行為がパリを舞台にして行われたことからフランスの予審判事と国家財政金融検察局が捜査を担当。単なるドーピングとその隠蔽というだけでなく、隠蔽の見返りに金銭の授受があったとして贈収賄事件化した。国際陸連のような競技団体の幹部は公務員ではない。しかしフランス刑法は私人であっても契約や職業上の義務に反して賄賂を要求・収受した場合は、収賄として処罰すると規定している。今回の判決でラミンは禁錮4年(うち執行猶予2年)、罰金50万ユーロ(約6200万円)、セネガルに滞在する息子パパマッサタも禁錮5年、罰金100万ユーロ(約1億2400万円)という厳罰を言い渡された。新資料が暴く資金の動きロシアのドーピング問題とディアク親子の収賄事件は、一見すると東京五輪招致と何も関係がないように思える。南米ブエノスアイレスでのIOC総会で2020年五輪の開催地の決定投票が行われ、東京での開催が決まったのは2013年9月。この時点でロシアのドーピング疑惑は表沙汰にはなっていなかった。しかし、ARDの番組放映を受けて、世界反ドーピング機関(WADA)が調査を開始。2016年1月に公表した報告書に「トルコは400万~500万ドルの協賛金を国際陸連もしくは(国際陸上競技大会の)ダイヤモンドリーグに支払わなかったため、ディアク前会⻑のサポートを失った。記録によると、日本人はその金額を支払った。2020年大会は東京が獲得した」という注釈が記載され、これが契機となって東京五輪招致におけるディアク親子の暗躍が露呈した。これまでに、東京五輪招致委員会がシンガポールのコンサルタント「ブラックタイディング(BT)」に、232万5000ドル(約2億3000万円)を送金していたことが、2016年5月に行われた竹田恆和JOC(日本オリンピック委員会)会長(当時)の国会参考人招致や同年8月に発表されたJOCの調査報告書で認定されている。しかし、その後にBTからディアク側にどのように資金が移動したかについて、詳細は明らかにはなっていなかった。今回のフィンセン文書報道が注目されたのは、その具体的な資金移動を示す事実の一端が明らかにされたからだ。マネーロンダリング監視の観点から、米財務省金融犯罪取締ネットワーク局には不審な金融取引を報告する書類が金融機関から提出される。その記録2121件を同局職員が米メディアのバズフィードに提供。この記録がICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)に共有され、今回一斉に報道が開始された。そして、パパマッサタが持つロシアの銀行口座やセネガルの関連会社の口座などに、BTから計約37万ドルが送金されていることが判明したのだ。9月のディアク親子の有罪判決はこれまでの捜査経緯から見て想定の範囲内であり、またフィンセン文書についても、推定されていた資金移動の証拠がリークされた公的記録によって裏付けられただけのように見える。しかし、ディアク親子が関与した2016年のリオデジャネイロ五輪招致疑惑については、既に同五輪組織委員会会長と元リオ州知事、そして疑惑の中心人物とされる実業家のアーサー・ソアレスが贈賄容疑で軒並み逮捕・起訴されており、疑惑追及は完了している。今後、ディアク親子が関与した残る案件である東京五輪招致の疑惑追及の機運が再燃しないとも限らない。巨額な放映権ビジネスを伴うスポーツイベントには、招致決定の集票をめぐる「影響力行使」に危うさが付きまとう。日本の広告会社である電通とスイスのスポーツマーケティング会社AMS(アスレティックス・マネジメント・アンド・サービシズ)の東京招致をめぐる不透明な関係も取り沙汰されている。現在の日本には民間同士の贈収賄を処罰する法律はない。だが2010年に制定されたイギリス贈収賄法のように、処罰範囲を私人にまで拡大させるグローバルな潮流がある。1996年の長野冬季五輪でも、招致委員会の会計資料が「焼却」された。もし新型コロナが感染拡大せず、今年夏に予定どおり東京五輪が開催されていたら、招致疑惑が再燃しても「後の祭り」で誰も気に留めなかったはずだ。招致活動の倫理規定遵守を期待するだけでは、スポーツが本来的に有する「インテグリティ(高潔性)」を確保できないことはもはや明らかだ。コロナ禍での疑惑再燃を不幸中の幸いとし、膿を出し切る──日本五輪の父・嘉納治五郎なら「精力善用(善をなすために能力を最も有効に使う)せよ」と言うだろう。 <本誌2020年10月13日号掲載>【関連記事】デーブ・スペクター「日本がオリンピックを美化するのはテレビのせい」https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2020/03/post-92906.php 【関連記事】選手村のコンドーム配布 ユース五輪で配ると「本当に、すぐになくなりました」https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2020/02/post-329.php 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/10
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【Photo of the Day= Novice monks = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis - Blue Moods ( Full Album ) =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=WSqFnMy_WYU&t=1081s 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月09日 】アメリカ大統領選は、ネット世論操作の見本市 その手法とは 4・4= NewsWeek_Column 2020年10月02日 デジタル権威主義とネット世論操作一田和樹トランプ陣営が最初に契約した外部の個人情報データベースL2は、オバマの元SNS戦略マネージャーが設立したヘイスタックDNA社からデータを購入していた。ケンブリッジ・アナリティカの元従業員は2016年のトランプ陣営のキャンペーンのほとんどの決定はオバマのキャンペーンから得たものから導かれていたと語った。ただしオバマの元SNS戦略マネージャーは否定している。ケンブリッジ・アナリティカはすでに存在しないが、元メンバーが作った新会社Data Propriaは2018年に共和党と契約したことを認めている。ただし2020年の大統領選については認めていない。しかし、同社の親会社であるCloud Commerceの役員にはトランプの選対本部長(その後、職を追われた)が名前を連ねていたことから関与が疑われている。ただし、ターゲティング広告について、ツイッターやグーグルなどのSNS企業は否定的に見ており、今後規制が強まる可能性が高い。以前からフェイスブックでは広告の制限が始まっており、今後はさらに厳しくなることが予想される。もともとはデジタル・マーケティングで先行していた民主党だが、トランプ陣営には遅れを取っている。そこで2018年の中間選挙では、テックフォーキャンペーンという企業が設立され、シリコンバレーの技術者を中心に民主党のデジタル・キャンペーンの仕組みが作られた。この支援を受けた候補者は200人にのぼるという。ただし、それでもまだ民主党はデジタル・マーケティングに必要な個人データベースの整備が不十分で大きく遅れを取っている。・プロキシの活用政党や政治家自身にとって都合のよいネット世論を作るために利用されるのが、プロキシである。ほとんどはニュースサイトの体裁を取っている(インターネット放送局やブログのこともある)。政権を支持し、差別、偏見、陰謀論などに基づくニュースを発信している。こうしたサイトがネット上にはいくつも存在する。プロキシとは「代理」という意味で、政権に代わって過激な主張を行う役割を果たしている。複数のサイトで拡散することで、あたかもそれが多数派あるいは事実であるかのように錯覚させる効果もある。ロシアがネット世論操作で用いていたメディア・ミラージュと同じだ。以前、ロシアのネット世論操作をご紹介した時もたくさんのプロキシがあることを指摘した。アメリカでも同様である。プロキシには、さまざまなタイプがある。FOXニュースのような大手メディアもプロキシになるが、中心となるのはブライバートのような濃厚な差別、偏見、陰謀論に満ちたニュースサイトや、QAnonのような陰謀論を流布するグループである。ちなみにブライバートはAlexaのランキングでアメリカ国内50位となっている。49位はMsn.com、48位はPornhub.comなので、よく利用されているサイトと言ってよいだろう。2016年11月にはCNNやThe New York Timesなど主要メディアよりもエンゲーメント数で上回っていた。前掲のCrowdTangleで確認したフェイスブックのメンションでもブライバートは2位となっている。偏っているが、影響力の大きいメディアなのだ。トランプ陣営はこれらのプロキシに対して、友好的な関係にあることを世間に示すことである種のお墨付きを与え、相互で発言を拡散し合っている。Pew Research Centerの調査によればアメリカの成人の68%がSNSでニュースを見ており、43%はフェイスブックで見ている。SNS特にフェイスブックでの露出を広げることが重要なのだ。そう考えると、冒頭でご紹介したCrowdTangleで見たフェイスブックのトランプおよびプロキシへの反応の多さは強みになる。加えて同じPew Research Centerのアメリカ人のYouTube利用に関する調査では、アメリカ人の4分の1がYouTubeでニュースを見ており、72%が重要なものと認識している。そして2019年12月、YouTubeでトランプに焦点を当てた動画は全体の4分の1を占めており、フェイスブックに続くニュース媒体であるYouTubeでもトランプが圧倒的な存在感を持っていることがわかる。民主党でもトランプ陣営に対抗するために、政治団体とは資金のつながりのない形でライターを集め新たに左派のサイトを作った。民主党内部でもトランプ陣営のやっていることの模倣だ、という懸念も出ている。・動画の活用敵対候補の攻撃などあらゆることにフェイクニュース同様にビデオを利用することができる。たとえばバイデンの動画に細工をしてツイッターで拡散して、ツイッター社から「操作されたメディア」というラベル」を付けられた。今後、ディープフェイクを含めたビデオがネット世論操作の道具として広く使われるようになるのは間違いない。アメリカの大統領選において、多彩なネット世論操作の手法が用いられ、見本市のような様相を呈していることがおわかりいただけたと思う。 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/09
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【Photo of the Day= Cyclists = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis - A Tribute to Jack Johnson (1971) =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=up9yWDl0jBc&t=627s 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月06日 】アメリカ大統領選は、ネット世論操作の見本市 その手法とは 3・4= NewsWeek_Column 2020年10月02日 デジタル権威主義とネット世論操作一田和樹ホワイトハウスおよびトランプ陣営はこのプロジェクトチームへの関与を否定しているが、この件を暴露したThe New York Timesの記事によれば、中心になっているのはトランプ・ジュニアの友人でトランプ陣営の非公式の顧問となっているArthur Schwartzだ。トランプが反ユダヤ主義を煽っているという社説と、新しいホワイトハウス報道官の過去について触れた記事をThe New York Timesが掲載した時は、同紙の記者が大学生だった頃の10年前のツイート(当然ながら記者は自分がそのようなツイートをしたことを完全に忘れていた)をブライバートが記事にし、Arthur Schwartzとトランプ・ジュニアがツイッターで拡散した。その結果、記者は謝罪し、The New York Timesは自社の規定に反している発言だったことを認めた。政権がメディアを攻撃することはよくあるが、トランプの場合はより過激で破壊することを目指している。そのことは、ブライバートの記事「Our Goal Is the'Elimination of the Entire Mainstream SOCIAL MOST POPULAR Media'!」(ブライバート、2017年7月19日)に象徴されている。CBSの調査によると、トランプ支持者で大手メディアを信用している者はたった11%しかおらず、トランプの言葉を真実と認識しているという。トランプ自身も「あなたがたが見たり、読んだりしていることと、本当に起きていることは違う」("what you're seeing and what you're reading is not what's happening")と言っている。トランプが支持者を扇動すればメディアやジャーナリストをバッシングしてくれる。・ニセ地方紙の展開アメリカ人の多くは大手メディアよりも地方紙を信用しており、そこにつけこんでニセの地方紙を選挙活動に活用している。今回の選挙に先立つ数年前から、保守派はthe Arizona Monitor や The Kalamazoo Timesといった実在しないニセ地方紙のサイトなどを数百もネット上に設置していた。それらのほとんどには発行人などの情報がなく、あったと場合も情報が少なかった。多くは共和党の関係者によって運営されており、一部はイリノイ州にある正体不明のLocality Labsという企業によって運営されていた。ふつうに閲覧する限りにおいては、政治団体や活動と関連あるようには見えないようにできていた。候補者はこれらのサイトに資金を提供する際、コンサルティング会社などを経由することで選挙委員会のチェックを逃れていた。・敵対候補に偽装したサイトによる攻撃The New York Timesは、2019年の4月から6月にかけて、ジョー・バイデン関連でもっともアクセスの多かったサイトが、公式のように見せかけたニセのサイトであることを暴露した)。サイトを見るとバイデンに関して問題のある内容(スキャンダル、同性婚や中絶への反対など)ばかりで明らかにバイデンを貶める目的であることがわかる。なお、このサイトは2020年9月27日現在でもアクセスできる。このサイトを作ったのはPatrick Mauldinという人物で、トランプの選挙キャンペーンのためのデジタルコンテンツを作成していた。彼はこの他にも複数の民主党員のニセサイトを作っていたが、バイデンのサイトがもっとも成功したものだった。こうした偽装サイトは2017年にも作られており、その際は民主党のグループがアラバマ州上院選挙で共和党の妨害をするために偽装サイトを作っていた(この選挙では民主党が勝利した)。この時、民主党はロシアのネット世論操作を参考にしていた。Dmitri Mehlhornというコンサルタントは少なくとも2つの偽装作戦に関わっており、共和党上院議員候補のツイッターのフォロワーにロシアのアカウントが存在しているのでロシアが支援している、禁酒主義者と結びついているといったフェイクニュースを流していた。アメリカの2大政党である共和党と民主党の双方が手段を選ばず、ネット世論操作で攻撃し合う状況に陥っていることがわかる。トランプを要する共和党は前回の選挙からネット世論操作にどっぷり浸かっているが、民主党も対抗上やらざるを得ないと判断している。・デジタル・マーケティングの活用2016年の選挙でトランプが選挙コンサルティング会社「ケンブリッジ・アナリティカ」を使ってマイクロターゲティングを行ったことは有名だが、最初にこの手法が導入されたのは2004年の大統領選で共和党のブッシュ陣営によってだった。共和党が構築したデータベースは「データ金庫室」と呼ばれていた(AI vs.民主主義: 高度化する世論操作の深層、NHK出版、2020年2月10日)。その後、民主党のオバマはターゲティングに加えてSNSも活用して選挙戦を戦った。ケンブリッジ・アナリティカは、単に候補者の支持を高めるだけでなく、対立候補への投票を抑制したり、ボランティアの参加意欲を低下させたり、分断を促進したりしていた。具体的な内容については、同社の元メンバーが『告発 フェイスブックを揺るがした巨大スキャンダル 』(ハーパーコリンズ・ ジャパン、ブリタニー・カイザー、2019年12月20日)や『マインドハッキング: あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア』などで暴いている。ブリタニー・カイザーはNetflixのドキュメント『グレート・ハック』の中心人物でもある。トランプ陣営が最初に契約した外部の個人情報データベースL2は、オバマの元SNS戦略マネージャーが設立したヘイスタックDNA社からデータを購入していた。ケンブリッジ・アナリティカの元従業員は2016年のトランプ陣営のキャンペーンのほとんどの決定はオバマのキャンペーンから得たものから導かれていたと語った。ただしオバマの元SNS戦略マネージャーは否定している。 ・・・・・・明日に続く・・・・ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/08
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【Photo of the Day= College students = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis - In A Silent Way ( Full Album ) =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=YHesqaMhh34 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月06日 】アメリカ大統領選は、ネット世論操作の見本市 その手法とは 2・4= NewsWeek_Column 2020年10月02日 デジタル権威主義とネット世論操作一田和樹現在、astro-turfingはアメリカでは当たり前に行われるようになっており、astro-turfingを請け負う企業も存在する。たとえばDevumi社のサイトを見ると堂々とメッセージの拡散やフォロワーの取得の注文を受け付けている。なお、同社は所有する200万のネットワークのうち55,000が実在する人物のプロフィールを盗用したものだとして批判されている。今回の選挙ではトランプ陣営は1千億円以上をつぎ込み、アメリカ史上最大のネット世論操作作戦が進行中である(The Atlantic、2020年2月10日)。トランプの選挙キャンペーンのオフィスはポトマック川を見渡せるタワーの14階にある。数十人のスタッフが詰めており、一部の共和党員は「デス・スター」と呼んでいる。トランプ陣営はネットの活用に熱心で、新しい手法に挑戦している。最近新しく採用されたのは匿名で相手の許可なく送信可能なテキストメッセージを数百万人に向けて送信する手法だ。この手法は2018年の中間選挙においても使用されたが、送信者は特定されなかった。内容は保守的かつ友人から届いたようなカジュアルなものだったという。そうした努力の成果はフェイスブック社傘下のソーシャル・モニタリングツールCrowdTangleが設けている2020年大統領選の特集ページで確認することができる。いつ見てもトランプおよびFOXニュース、ブライトバート・ニュース・ネットワーク(トランプ支持のニュースサイトで差別と偏見、陰謀論に満ちている)といったトランプ寄りのアカウントが上位を占めている。たとえば2020年9月26日に確認した時は、過去一カ月のメンションランキングでトランプは2位でおよそ3千7百万のメンションがあったのに対し、トランプの対立候補のジョー・バイデンは22位で約635万のメンションである。文字通り桁違いなのだ。ちなみに1位はFOXニュースで3位はブライバートとトランプ寄りのアカウントだった。3位までの合計で全体の4分の1以上を占めていた。広告出稿量も桁違いかというとそうでもない。フェイスブック社は選挙や政治、社会問題に関する広告のライブラリを(非アクティブな過去のものも含めて)公開しており、消化した金額も確認できる。過去3カ月でもっとも多く広告費用を消化したのはバイデンだった。しかし、バイデン以下にはトランプ陣営がさまざまな名称で並び、それらを合計するとバイデンの倍以上となる。多いのは確かだが、桁違いではないのである。以下、アメリカで現在行われているネット世論操作について触れたい。・ボット、トロール、サイボーグの利用ボットはプログラムによって自動運用されるアカウントである。近年ではAIを使ったものも登場している。トロールは人間が操るアカウントで、通常はひとりの人間が複数のアカウントを使い、それぞれ特定の職業や人種など作戦に適したキャラクターになりすまして発言したり、他の人の発言を拡散したりする。サイボーグはシステム支援によって高速、効率的に、主張やデマを発言、拡散するために人間が運用しているアカウントである。2016年のアメリカ大統領選ではツイートの5分の1、同じ年のイギリスのEU脱退では3分の1がボットだったという推定もあるくらい(The Atlantic、2020年1月7日)。ボット、トロール、サイボーグの利用は当たり前になってきている。そしてその利用方法も単純に候補者の発信を増幅させるだけでなく、多岐にわたっている。たとえば、2019年のケンタッキー州知事選挙では、選挙後にネット世論操作が仕掛けられた(The New York Times、2019年11月10日)。関係者を名乗る人物がシュレッダーの写真とともに共和党の投票をシュレッダーにかけたとツイートしたのだ。このツイートは急速に拡散した。調査によればシュレッダーの画像をツイートしたアカウントは3,800を超え、そのうち2,350はボットと判定された。ツイッター社およびネット世論操作分析の専門企業Graphika社は、ツイートのほとんどはアメリカ国内からのものであり、ロシアなど海外からの可能性はほとんどないと結論した。・大手メディアとジャーナリスト個人への攻撃よく知られているようにトランプは自分を批判するメディアを攻撃している。面と向かって反論するだけでなく、ネット上でスクラムを組んでバッシングする。トランプ・ジュニアを批判する記事を書いたBusiness InsiderのHaltiwanger記者のケースではブライバートが同記者が過去にインスタグラムに投稿した過激な反体制発言を記事にして掲載し、翌日トランプ・ジュニアが300万人のフォロワーに向かって記事を紹介した。その結果、Haltiwangerは誹謗中傷の集中砲火を受けることになった。トランプ陣営にはこうしたジャーナリストなどへの攻撃のためのプロジェクトチームが存在する。世論に影響力を持つ人物およびトランプに批判的なジャーナリストとその家族など少なくとも2千人を超える人物の過去10年間のSNSなどへの投稿や個人情報がデータベース化されており、必要に応じてその人物を貶めることができる材料をピックアップできるようになっている。ホワイトハウスおよびトランプ陣営はこのプロジェクトチームへの関与を否定しているが、この件を暴露したThe New York Timesの記事によれば、中心になっているのはトランプ・ジュニアの友人でトランプ陣営の非公式の顧問となっているArthur Schwartzだ。 ・・・・・・明日に続く・・・・ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/07
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【Photo of the Day= Climbers rest on Pico Espejo = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= John Coltrane - Olé Coltrane (Álbum Completo) =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=wr5BotYA3U8 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月06日 】アメリカ大統領選は、ネット世論操作の見本市 その手法とは 1・4= NewsWeek_Column 2020年10月02日 デジタル権威主義とネット世論操作一田和樹これまでアメリカと日本の犯罪「事前」捜査(生体認証、SNS監視、予測捜査)という監視活動について見てきた。今回はネット世論操作についてご紹介したい。ネット世論操作ではロシアがアメリカ大統領選に干渉したことが有名だが、通常は国内から行うことが多い。ロシアも中国もまず国内のネット世論操作の体制を確立した。アメリカと日本でも国内向けのネット世論操作を行っている。実はアメリカのネット世論操作の歴史はロシアよりも古く、現在も積極的に新しい手法を開発し、活用している。それらが集中的に使用されるのは大統領選なのだ。つまりアメリカの大統領選はネット世論操作の見本市と言ってよいだろう。日本のネット世論操作も若干遅れてスタートしたものの広がりを見せている。現在、アメリカで行われている主なネット世論操作を表にすると次の表のようになる。そして同時にロシアや中国などが行っているものとも似ている。特にロシアと酷似している。アメリカは2010年の選挙戦において、世界で初めてボット(プログラムで自動的に投稿やリツイートなどを行うアカウント)を用いたネット世論操作を行った国である。ロシアは先達であるアメリカの手法を研究している節がある。その一方で、ロシアの最新の手法をアメリカがなぞっている部分もある。そして日本はそれらの国を追っている。結果として、ロシア、アメリカ、日本はネット世論操作においては似通ってきている。今回は主として為政者や政権党が国内に向けて行うネット世論操作を中心に取り上げる。その理由は単純で政権を握っている者の方が資金、手段などがそうでない者よりもはるかに多いからである。それ以外のネット世論操作はそのサブセットにすぎない。アメリカの場合だと2大政党(どちらも政権を握る可能性があるが、今回は共和党=トランプ陣営中心)および政府、日本だと自民党(自民党以外は政権を取る可能性が低く、取っても長期政権にはならない)および政府ということになる。ネット世論操作には相手のネット世論操作を妨害する防御と、こちらの主張の支持を広げるもしくは相手を攻撃する攻撃のオペレーションがある。政権を握っている場合、行政組織を動かせるので有利である。たとえば各国でフェイクニュース対策法のほとんどは、ドイツなど一部の例外をのぞいて政権が敵対者を攻撃するために用いられている(『フェイクニュース 新しい戦略的戦争兵器』角川新書)。アメリカはネット世論操作先進国アメリカでボットを用いたネット世論操作が行われたのは前述の2010年の選挙においてだったが、最初の本格的な研究は2011年のDARPA(国防高等研究計画局)がおよそ50億円を投じて行ったSocial Media in Strategic Communication (SMISC) programになる。このプロジェクトは防御と攻撃の両方を研究対象としていた。アメリカのネット世論操作は広範なため、かいつまんでご紹介する。2011年にはThe Center for Strategic Counterterrorism Communications(CSCC)が国務省、国防総省、国土安全保障省および同盟国のツイッターアカウント350以上を管理し、ジハードおよび過激派のネット世論操作に対抗していた。YouTubeでもISISと議論し、ISIS支配下の地域を荒廃した地獄のように見せる動画を投稿した。今回のテーマではないが、上記の活動と並行して、アメリカ中央軍はアルカイダ、タリバンおよびジハード主義者をターゲットにした心理作戦Operation Earnest Voiceを展開した。2012年に入ると、メッセージを拡散するサイト(crowdspeakingサイト)Thunderclap(HUFFPOST、2014年3月25日)が誕生し、続いてdaycauseがサービスを開始した(daycauseブログ、2017年4月7日)。これらは政府にも利用され、水質浄化法のキャンペーンやHIV検査など政策の支持のために用いられていたという。トランプ陣営は2016年の選挙でケンブリッジ・アナリティカによるマイクロターゲティングを展開する一方、動画の投稿やastro-turfing(組織的に行う活動を草の根運動のように見せかけるもの)なども展開した。民主党の実施したネット世論操作は主としてastro-turfingだった。民主党は主要な選挙イベントに合わせて投稿するよう指令を出していた。これらの活動は主として自陣営への投票を促すことが目的だったが、相手の信用失墜、相手候補支持者への投票行動抑制、ただ混乱を広げるなどの活動も行われていた。現在、astro-turfingはアメリカでは当たり前に行われるようになっており、astro-turfingを請け負う企業も存在する。たとえばDevumi社のサイトを見ると堂々とメッセージの拡散やフォロワーの取得の注文を受け付けている。なお、同社は所有する200万のネットワークのうち55,000が実在する人物のプロフィールを盗用したものだとして批判されている。 ・・・・・・明日に続く・・・・ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/06
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【Photo of the Day= a room of students = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Duke Jordan_Flight To Denmark (1973, SteepleChase) =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=KIQVjK13PzI 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月05日 】極右グループ「プラウド・ボーイズ」創設者の危険過ぎる暴力煽動= NewsWeek_Column 2020年10月2日(金) イワン・パーマー米大統領選の第1回テレビ討論会で、ドナルド・トランプ大統領が「下がって待機せよ」と発言したことで、極右グループ「プラウド・ボーイズ」が注目されている。グループ創設者ギャビン・マッキネスが暴力行為をあおる動画が、注意喚起のためにネット上で共有されている。マッキネスは2016年に「プラウド・ボーイズ」を設立したが、2018年に自分のスピーチをきっかけにグループと反ファシストの抗議グループ(antifa)の間で衝突が起こったことを受けて、グループを脱退した。反ヘイト団体の南部貧困法センター(SPLC)によると、マッキネスは自分の支持者に対して、暴力は「問題を解決する非常に効果的な方法だ」と語ったという。今回ネットで広がっているのは、数年前にソーシャルメディアで出回った動画を編集したもので、さらにマッキネスが自分のポッドキャストや公共の場で積極的に暴力を助長し、煽動している場面が加えられている。この中でマッキネスは、グループのメンバーは「お前たちを殺す。簡単に言うとそれがプラウド・ボーイズだ」と自慢げに語っている。さらにあからさまに暴力行為を要求し、「暴力は全てを解決する」と述べている。また2018年にニューヨークで発生した乱闘について、「トランプ支持者はもっと暴力に訴えるべきだ。(反対する連中を)締め上げろ。首を締め上げるんだ」と語っている。さらに自分のポッドキャスト番組で、リスナーに対して銃を取り「(誰かの)頭をぶっ飛ばす準備をしろ」とも呼び掛けている。しかし、どのような文脈でこの発言をしたかは、はっきりしない。グループはトランプ発言を歓迎今回投稿された動画では冒頭で、有名ポッドキャスト司会者ジョー・ローガンがマッキネスを「通常は愉快な」人物だと紹介している。マッキネスは、ネットメディア「Vice Media」の共同創設者でもあり、過去にローガンの人気ポッドキャスト番組に出演していた。ローガンは昨年、マッキネスと距離を置き、プラウド・ボーイズが街頭での暴力行為を開始して以降はマッキネスとは話しておらず、暴力をけしかけるマッキネスは「いかれている」と非難している。9月29日のテレビ討論会で再びプラウド・ボーイズが注目されたことで、この動画が注意喚起としてツイッターで投稿、共有されたようだ。討論会では、司会のクリス・ウォレスがトランプに、左派デモの行動だけでなく白人至上主義者やその他の民兵組織の暴力行為についても非難するかどうかたずねた。これに対してトランプは、「プラウド・ボーイズは下がって待機せよ」と答えた。「しかし、反ファシストや左派のことは誰かがどうにかしなければならない。これは右派の問題ではない。左派の問題だ」プラウド・ボーイズはこの発言「下がって待機せよ」が気に入ったらしく、新たなスローガンにするだけでなく、関連グッズを販売したり、さらなる暴力行為を呼び掛ける言葉としてトランプに許可を求めることも検討していると報じられている。FBIは過激派グループと認定一方トランプは、グループから距離を置こうとしている。発言が各方面から非難されたため「プラウド・ボーイズが誰か知らない」と弁明している。トランプはさらに、「彼らが誰であろうと、解散しなければならない。警察に任せるべきだ」とも述べている。FBI(米連邦捜査局)は、プラウド・ボーイズを「白人ナショナリズムと繋がりがある過激派グループ」と危険視している。SPLCもグループを「反ムスリム、女性蔑視の言動で知られる」ヘイトグループと位置付けている。一方のプラウド・ボーイズは、白人至上主義やヘイトグループであることを否定し、「現代の世界を作り上げたことへの謝罪を拒否する『西洋優越主義者』」を自称している。FWIW - these are the Proud Boys... pic.twitter.com/yFSUCvmvZE— Rex Chapman(@RexChapman) September 30, 2020 https://twitter.com/i/status/1311413755633381381 (ツイッターに投稿された「プラウド・ボーイズ」創設者の過去の言動をまとめた動画)<関連記事:トランプ、新型コロナに感染 側近の陽性反応受け検査、メラニア夫人も>https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/post-94603.php <関連記事:トランプを自滅させるかもしれない、テレビ討論会での3つの失言>https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2020/10/3-8.php 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/05
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【Photo of the Day= A Nenets woman in Russia = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Chet Baker Quartet – No Problem (1980) =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=E95STK2tnoM 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月04日 】2020年11月3日、米大統領選挙が行われる=AFP_Report (ニュースを深く知る) 10月3日再選を狙う共和党のドナルド・トランプ大統領に対し、民主党はジョー・バイデン前副大統領を大統領候補に、カマラ・ハリス上院議員を黒人女性初の副大統領候補に据え、政権奪還を目指す。※ 昨日、トランプ帝王と夫人がコロナ検査で陽性とのことでホワイトハウスに隔離状況とのニュース下記選挙戦状況判断は大きく変動し、ジョー・バイデン大統領候補に有利に働くのでは・・・・・【9月29日 AFP】2020年11月3日に行われる米大統領選挙。再選を狙うドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領の経歴をまとめた。■ドナルド・トランプ大統領候補(現職) 1946年6月14日、米ニューヨーク州クイーンズ(Queens)生まれの74歳。 1971年、父親の不動産事業を引き継ぎ、富豪に。1983年にはニューヨークにトランプタワー(Trump Tower)を開設した。80年代以降は民主党、改革党、共和党の3党を渡り歩いている。 2016年の大統領選で、共和党公認候補に選出される。不正の告発や「ロシア疑惑」が浮上するも、予想外の勝利を収めた。 現在、新型コロナウイルスや米国の経済対策、人種問題で世論の怒りを買っている。■マイク・ペンス副大統領候補(現職) 1959年6月7日、米インディアナ州コロンバス(Columbus)生まれの61歳。キリスト教福音派の熱心な信者。10代の頃は民主党支持者だったが、90年代に共和党支持に転向している。 2000年、下院議員に初当選。2013~2016年にはインディアナ州知事を務める。 2016年、トランプ氏の副大統領候補に選出され、当選を果たした。 中絶と同性婚に反対の立場で、銃所持は擁護派。気候変動には懐疑的である。 ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策本部を率いる。トランプ氏の「称賛団長」としての側面も指摘されている。(c)AFP【9月29日 AFP】2020年11月3日に行われる米大統領選挙。民主党は、ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領を大統領候補に、カマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員を副大統領候補に据え、政権奪還を目指す。両氏の経歴をまとめた。■ジョー・バイデン大統領候補 1942年11月20日、米ペンシルベニア州スクラントン(Scranton)生まれの77歳。1972年、当時の史上最年少に近い29歳で上院議員への当選を果たす。 2009~2017年、副大統領を務める。1988年と2008年の大統領選でも大統領に立候補した。 2020年6月、民主党の大統領候補として指名が確定し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)現大統領の対立候補となる。 中道派として、共和党と協力できる手腕をアピール。当選すれば、米史上最高齢の大統領となる。■カマラ・ハリス副大統領候補 1964年10月20日、米カリフォルニア州オークランド(Oakland)生まれの55歳。両親はジャマイカ人とインド人の移民。 2010年、黒人として初めてカリフォルニア州の州司法長官となる。2016年には、南アジア系移民として初めて、黒人女性として2人目のカリフォルニア州選出上院議員となる。 2020年、大統領選の民主党候補指名争いに出馬するも、2019年12月に撤退。大胆な刑事司法制度改革に失敗したことなどが敗因とされる。 バイデン氏よりも進歩的とみられ、多様性を体現する。当選すれば、女性としても黒人としても初の副大統領となる。(c)AFP黒ずくめの男たちが暗躍? 「陰謀論全開モード」に突入したトランプ大統領【9月7日 AFP】米大統領選まで2か月を切る中、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は選挙戦の本筋からどんどんそれて、陰謀論という迷宮の奥へと突き進んでいるようだ。 黒服に身を包んだ工作員、「暗い影」に「ディープステート(闇の政府)」、極右グループ「Qアノン(QAnon)」、トランプ氏がクーデターや不正選挙計画の犠牲になっているとの主張──こうした数々の陰謀論に加えて、トランプ氏が先日新たに開陳した言説は、首都ワシントンで開催された共和党全国大会を妨害するため飛行機いっぱいの扇動者らが送り込まれたというものだった。 トランプ氏は8月31日、米FOXニュース(Fox News)とのインタビューで「この週末に、ある人物がとある場所から飛行機に乗ったところ、機内は黒っぽい服や、そろいの黒服を着た悪党どもでほぼ満席だった」と述べた。 この主張をトランプ氏は9月1日にも繰り返し、「機内は略奪者や無政府主義者、暴徒らでいっぱいだった」と記者団に語った。このトランプ氏の言説は、今夏フェイスブック(Facebook)上で広まった「飛行機に乗った左派の秘密工作員」という陰謀説と明らかな類似点があり、米メディア関係者はこれがトランプ氏の秘密の情報源ではないかとみている。 トランプ氏はまた、先のFOXのインタビューで、世論調査で大きくリードしている民主党の大統領候補ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領について「あなた方が聞いたこともない、暗い影に潜む人々」の操り人形だと非難した。「陰謀論に聞こえますが」と司会者のローラ・イングラハム(Laura Ingraham)氏が返すと、トランプ氏は「あなた方が聞いたこともない連中なのだ」と繰り返した。■増える陰謀論好き米国人、刷り込まれた代替現実「黒ずくめの男たち」も「暗い影」も、トランプ氏が織り上げようとしている「不正選挙」というタペストリーを形づくる2本の糸にすぎない。このタペストリーには、トランプ政権が正体不明の「ディープステート」に包囲され、1期目が台無しにされようとしているばかりか、選挙不正によって再選が阻まれつつあるという物語が描かれている。 トランプ氏は、2016年米大統領選をめぐるトランプ陣営とロシアの関係についての公式調査を「デマ」「クーデター」と断じ、新型コロナウイルス対策で対象が拡大された郵便投票は大統領選を「不正操作」するための策略だと毎日のように主張している。根拠のないこれらの主張の内容は、トランプ政権初期から水面下で沸騰し拡散されてきた「Qアノン」の陰謀論とほど近い。 コードネーム「Q」を名乗る匿名の米政府高官が、内部告発者として反トランプ派の陰謀を暴くため英雄的に活動しているという仮説は、インターネット上でもトランプ氏の選挙集会など現実社会の一般市民の間でも、支持者を増やし続けている。 (c)AFP/Sebastian Smith 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/04
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【Photo of the Day= A Hasidic Jewish man = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Miles Davis- Shinjuku Kohseinenkin Hall, Tokyo =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=zBnYkEVCIoU 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月03日 】【記者コラム】山火事の中心部へ 米カリフォルニア州 2/2=AFP_Column 2020年9月29日 発信地:サンフランシスコ/米国 [ 米国 北米 ] オロビル湖北部のベリークリーク地区では、ベア・ファイアと呼ばれる山火事が発生した。そこでは、高さ40メートルの木の天辺から炎が別の木に飛び移るのを目にした。 かつては美しい田舎の村だったベリークリークは、今や完全に破壊されていた。いくつかの学校、商店、消防署、数百戸の家屋含めてだ。 火災の取材に出かける前に、妻は想定内のリスクだけを取るよう私に約束させる。現場に入る前には、退路を確認しなければならない。炎を見たら、身の安全のために避難できる空間をしっかり念頭に置いてから、写真を撮りに行く。 大火災を見たら、脇目も振らずに写真を撮りに行きたくなるが、火の回りは非常に速く、簡単に巻き込まれてしまう。火の広がりは、こちらが逃げるよりも速い。危険は高まるばかりだが、それだけ魅了もされる。 私は山火事の力を前に、立ちすくみ、魅了され、夢中になり、また謙虚になる。そして防火線の内側で何が起きているのかを知ってもらえるよう、現場の話を伝え続けることに強く突き動かされている。 数十万人の人々が家を追われた。焼失した土地は数百万ヘクタールとも言われる。ニュージャージー州の面積に匹敵する規模だ。それなのに、火災シーズンはまだピークにも達していない。 山火事がどんな展開をたどるかについて、自分はよく知っていると誰もが思っているだろう。少なくともカリフォルニアでは。だが翌年の山火事では、「こんなの、今まで見たことがない」という事態が起きる。消防士は毎回、「未曾有の規模だ」と言う。今や、この表現がニューノーマルとなったようだ。 私の写真の一部が拡散されたようだ。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が掲載し、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米元国務長官も使用していた。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領までもが、私の写真をシェアした。私はどうやってこの機会を活用しようかと考え、妻と話し合った。写真のプリントを販売し、売り上げの全額を山火事の被害者と消防隊員基金に寄付することもできるかもしれない。 私は、一般ニュースのこうした取材に情熱を傾けている。一方で、私の写真によって少しでも有益な変化をもたらす方法を見つけ出されば、自分が現場にいる目的は果たされたように思える。このコラムは、サンフランシスコを拠点とするフリーカメラマンのジョシュ・エデルソン(Josh Edelson)が執筆したものを、仏パリのローランド・ロイド・パリー(Roland Lloyd Parry)およびミカエラ・キャンセラ・キーファー(Michaela Cancela-Kieffer)が編集し、2020年9月18日に配信された英文記事を日本語に翻訳したものです。 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/03
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【Photo of the Day= A camper van drives = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Chet Baker - When Chet Baker Sings (Full Album) =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=bcp2MFfF_xc 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月02日 】【記者コラム】山火事の中心部へ 米カリフォルニア州 1/2=AFP_Column 2020年9月29日 発信地:サンフランシスコ/米国 [ 米国 北米 ]【9月29日 AFP】 米カリフォルニア州オロビル(Oroville)湖のそばで、橋を眺めていた。夜空がオレンジ色に染まり、遠くの木々のこずえを照らしている。丘の中腹に炎が点在し、湖面に反射している。写真を1枚撮った。ビッドウェル・バー(Bidwell Bar)橋を渡る道路は、山火事のど真ん中へと、まっすぐ突き進んでいるように見える。 私が情熱を注いでいるのは自然災害の取材だ。火災や竜巻、火山など。この地球上で起きている光景を伝えられることが気に入っている。カリフォルニアで10年間、山火事を取材してきた。だが、今年のようなものは見たことがない。山火事の季節が来るたびに新たな事態に驚かされる、というのが今の「ニューノーマル(新常態)」らしい。 ここでは最悪の熱波が起きたばかりだ。カリフォルニア州サンフランシスコ近辺の私が住む街の気温は43度に達した。ロサンゼルスでは47.2度。サンフランシスコでは36.6度の気温が一晩中続いた。そこに強風が吹き始めた。周辺の土地は極端に乾燥している。そうして、この地ではまれな嵐が起き、サンフランシスコ湾岸地域に観測史上最大級の雷を伴う暴風をもたらした。落雷は約2500回。なのに雨は降らない。乾いた稲妻と呼ばれる現象で、カリフォルニア北部の異常気象だ。湾岸地域で雷が落ちるのは年に1回程度で、2、3年ごとにせいぜい2、3回。それが突然、至る所で雷による火事が起きた。 だが、最悪な事態は9月になって訪れた。私は今、この文章を休息も取らずに36時間ぶっ続けのシフトを終えてから書いている。最初にシエラ国立公園(Sierra National Park)の山火事「クリーク・ファイア(Creek Fire)」を取材し、次に車で北へ5時間半のベリークリーク(Berry Creek)地区一帯に広がっている山火事「ベア・ファイア(Bear Fire)」の取材に行って来た。一晩中、写真を撮り続け、翌日もずっと撮影し続けた。他にも撮るべきものはたくさんあったが、その時点であまりに疲れ果て、賢明な判断ができる自信がなくなったため、撤退するしかなかった。その間、同僚らもまた、さらに北のオレゴン州やワシントン州で、アクセスがさらに困難な中、多くの火災を懸命に取材し続けていた。 クリーク・ファイアは、私たちの誰も見たことがないような山火事だった。発生場所は、サンフランシスコ南方のシエラネバダ(Sierra Nevada)山中。通常なら、釣りや水上スキーができる所だ。複数の国立公園を抱える広大な区域で、古代の森林に覆われ、数々の滝や花こう岩の崖がある。巨大なセコイアの木もある。中には樹齢数千年、高さ数十メートル以上の木もある。 山火事の取材に行った日、火災は午後5時までに約20平方キロに及んだ。午後6時には約145平方キロメートルに広がった。私たちは自問した。こんなことがあり得るのか。そして午後11時30分までには約400平方キロ以上に火は広がり、何かの間違いではないかと思ったぐらいだ。前代未聞の速度で火が拡大していることになる。 分かってきたのは、この地域には高さ数十メートルを超える巨大な枯れ木が密集していることだった。数十メートルともなると、炎は木の高さの少なくとも2倍に到達する可能性がある。山火事などによって立ち上る火災積乱雲は約1万5000メートルにも達し、この高さは米国の平原地帯で竜巻を発生させる「スーパーセル(巨大な積乱雲)」と同じだ。 今回、それと同じことが起きた。その結果、稲妻が発生し、さらに火災と複数の「火災竜巻」が起き、火の粉が拡散されて多数の飛び火が起きた。まるで原爆が爆発したかのようだった。 私が見た炎は、高さ数十メートルに及んでいた。炎の壁のようだ。ぞっとする光景だった。この地域に消防士がほとんどいなかったせいで、なおさら怖かった。各地であまりにもたくさんの火災が発生しているため、消防士は広範囲に分散し、手薄だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響もあった。・・・・・・明日に続く・・・・ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/02
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【Photo of the Day= Today, Sydney = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= Marcus Miller - Metropole Orkest - Edison Jazz =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=UrouueTnZYo&t=1382s 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 10月01日 】中国漁船団は世界支配の先兵 =後節== NewsWeek_Column_2020年09月24日 2020年9月28日(月) ブレイク・アール(テキサスA&M大学歴史学准教授)イラスト:漁場占有-1冷戦中に発展した「魚外交」冷戦が進行した1950年代、魚外交は、ソ連に対抗するために同盟国との関係を強化するアメリカの役に立った。アメリカ政府は、さまざまな国に漁船団を拡大するための補助金をふんだんに与えた。最も目立って恩恵を受けたのは日本で、船舶建造への補助金も戦争で荒廃した経済の復興に役立った。アメリカはまた、アイスランドのような戦略的な場所に位置する漁業国に対する関税を引き下げ、アメリカが主な輸入品であるタラを安く買えるようにした。もちろん、アメリカは相互防衛同盟や友好国への武器販売、直接の軍事介入で共産主義と戦った。しかし、魚をめぐる外交は冷戦の計画の一部だった。こうした歴史を振り返れば、アメリカが現在、中国の巨大な漁船と遠洋トロール船を脅威と見なしている理由は一目瞭然だ。漁船を遠くの海に送りだした中国政府は、次はアメリカの先例に倣って軍事覇権を唱え出すにだろうからだ。 Blake Earle, Assistant Professor of History, Texas A&M UniversityThis article is republished from The Conversation under a Creative Commons license. Read the original article.中国人に同化されゆく内モンゴルの問題は内政問題にあらず= NewsWeek_Column_2020年09月24日、 ユーラシアウォッチ 楊海英・本誌コラムニスト(静岡大学教授、日本名は大野旭)国際紛争の中の民族問題は複雑な原因を有し、さまざまな形で発生するが、中国も例外ではない。ひと昔前の中国の民族問題と言えば、チベットだった。1958年から中国の侵略に抵抗してきた最高指導者のダライ・ラマ14世は、10万人に上る自国民を率いてインドに亡命し、今日に至る。チベット問題は当初から国際問題として注目され、現在も解決の見通しは立っておらず、中印両国は今や亡命政府に近いインド北部のラダック地方で軍事的対峙に入っている。新疆ウイグル自治区も同じだ。中国当局によって100万人単位で強制収容施設に閉じ込められたウイグル人は、イスラムとテュルクという2つのキーワードで国際社会と連動する。彼らはムスリムであると同時に、ユーラシアに分布するテュルク系諸民族の一員だからだ。「ムスリムの同胞が異教徒の中国人に抑圧されている」事実と、「テュルク系ファミリー内の一員が中国政府に弾圧されている現実」に、ユーラシア諸国は注視し続けている。善処しなければ、同胞と兄弟を冷遇したとして、国内政治に跳ね返って来ることを、イスラム諸国は警戒している。このように、チベット問題もウイグル問題も全て、中国が強弁するような内政問題ではなく、れっきとした国際問題だ。今夏に突如として現れたように見える内モンゴル自治区のモンゴル語教育廃止問題も例外ではない。どうして言語教育が民族問題になるのかというと、言語そのものが民族を構成する一要素だからだ。民族と言語問題民族とは何か。研究者だろうが、政治家だろうが、旧ソ連の指導者にして民族問題の卓越した理論家だったジョージア人スターリンによる定義が、最も権威的であると考えている。「民族とは、言語、地域、経済生活、および文化の共通性のうちにあらわれる心理状態の共通性を基礎として生じたところの、歴史的に構成された、人々の強固な共同体である」(スターリン『マルクス主義と民族問題』)。モンゴル人が、内モンゴルとモンゴル国の地域的に異なる国家に分断されていても、その国境線はたった約70年前に引かれたものにすぎない。太古の時代から同じ遊牧生活を営み、13世紀にはチンギス・ハンの下で世界帝国を建立したという歴史的記憶と心理を共有する。シベリアのブリヤート人から西のボルガ川流域のカルムイク人に至るまで、モンゴル語は全民族の成員に通じる。そこへ中国当局が介入してきて、「内モンゴル人の母国語は中国語だ」「母語を捨てて中国語による教育を受けなさい」と命じると、世界各地から反対と非難の声が上がったのである。私は7月末から署名サイトを立ち上げて、モンゴル人の母語教育は維持すべきだ、と賛同を呼び掛けた。これまでに3640人以上の署名と賛同を得ることができたが、およそ半分は同胞の国、モンゴル国からだった。これは、モンゴル国の国民は、同胞たちが固有の言語を失って、中国人に同化されていくことに強烈な反感を抱いていることを物語っている。ちなみに日本人の声援も4分の1強を占めていたので、先進国らしい行動だと、モンゴル人たちは理解している。スターリンによる民族の定義に賛成していたレーニンは、1つの名言を残している。「他民族を抑圧する者は、自身も自由になれない」──チベット人とウイグル人、それにモンゴル人を抑圧する中国政府の統治下であえぐ中国人、すなわち漢民族も、幸せとは言い難い。国際社会は、国際問題でもある中国の民族問題に、正面から対処する時期に来ているのだ。<2020年9月29日号掲載> 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2020/10/01
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