今日は打って変わって冷たい雨
昨日はつかの間の晴れ、東京は向島隅田川
に花見(散り初めだが)に行ってきた
おじいさんとおばあさんが
むかしの同級生とて集まり、よたよたと
桜吹雪の墨田川堤を歩きに歩いたのであった
隅田川の花見とくれば源氏物語「胡蝶の巻」の挿入歌を思い浮かべる
光源氏も壮年になり娘分の姫君を中宮にさし上げて
里帰りしたその中宮を六条院の豪華お屋敷にて
紫の上とお花見を企画してきらびやかに遊ぶ、という巻
源氏の女房たちが中宮との花見の宴で
花の美しさに興じて作ったとされたとりとめのない「うた」ひとつだそう
しかし、作者は当然紫式部よ
「春の日のうららに さして行く船は
棹のしづくも 花ぞ散りける」
なぜ思い出すのか?もちろんそれは滝廉太郎作曲の
「春ののうららの 隅田川
のぼりくだりの 舟人が
櫂のしずくも花と 散る
ながめを何に たとふべき」
のメロディと歌詞が即座に浮かんでくるからである
しかし
隅田川の風景も変わったね~~どこへいって桜を見てもスカイツリーが追いかけてくるんだものねえ(笑)
伊豆下田の「相玉温泉」 2019年11月11日 コメント(2)
日本海側に行ってきました! 2019年02月01日 コメント(4)
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