calicoco アメリカ 日記
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
先日のスーパー・ボール(アメフト・チャンピオンシップ)は アメリカ人が唯一日本人化する日である。 アメリカ人の殆どがスーパー・ボールを見 はたまたアメフトに興味が無くても、そこで流れるCMの話に 付いていけないとカッコ悪いのでその種類の人達も スーパー・ボールを見る事になるからだ。 日本人の性質として、皆と同じ物を持つ事に安心するところがある。 それらは、流行語、ファッション、または情報、テレビ番組などもあるだろう。 島国というのが影響しているからだろうか。 なぜか皆、皆と同じで居ると安心するのだ。 個性=変人という観念が強いので 変人と思われたくないからなのだろうか。 先日、夫の会社の新年パーティーに行ってきた。 私はどうもそんなに親しくない人とのsmall talkと云うのが得意でない。 どこまで突っ込んだ質問をしても失礼にならないのか、と色々考えすぎてしまうからだ。 でもって、あちらも「so, how is your house? (新居はどうですか?)」と とても抽象的な質問をしてくるので、この時にちゃんとネタを持ってこないと 「It's very nice. We love it! (いいですねー、すごく気に入ってますよ!」と これまた、つまらない回答をして話が進まないからである。 夫曰く、「あちらも特に特別な回答を期待している訳じゃない。 沈黙が居心地が悪いので、話を振って沈黙を埋めてるだけ。calicocoは考えすぎ」 私の本来の性格は、冗談を言うのが好きだし ちょっとしたエピソードを、面白おかしく説明してオチに持っていくのが好きなのである。 いや、私、関西出身じゃないんですけどね。 だからお笑いも、どっカーンと大味のコテコテ大阪は苦手です。 圧倒的に関東系だし、関西でも、さんまとか、浜ちゃんとか 突っ込み入れる感じの笑いが好きですな。 Americaでいったら、Conan O'Brienの笑いが好きで、話を戻して、、、、と。 アメリカ人は流行のテレビや、話題にも特に「知っていなくてはカッコ悪い」 という強迫観念はない。と、いうか、アメリカ人は自分の「話題」を話すのが好きだ。 だからそういったパーティーに行っても、皆が皆、時事を知ってるわけじゃないので 天気の話か、最近の近況をお互い話すことになる訳だ。 私にしたら、日本の様にちょっとした流行語とかで皆がドッと笑える方が こういった知らない人とのパーティーには楽だろうなあと思うのだが。。。 天気=ありきたりの話であまり展開がない。 近況交換=よく知らない人だと、どこまで個人的な事を聞いてもOKか悩む。 で、結局自分の事を話すのが好きなアメリカ人なので こちらが、ポチポチと失礼にならない安全な質問を沢山して 相手にペラペラと話させるのがよいのだという結論に達した。 The 40-year-old virgin(40歳の童貞男) (好きな映画のひとつですが) で、女性を口説くのに、相手の女性が言っているのをそのまま反復して 質問して返すと良い、と童貞男にアドバイスし、やってみたら結構上手くいったという シーンがあるのだが、何気にこれって、映画のように極端にやるのはどうかと思うが 普通のパーティーとかでも通用するかもしれない上記の事を夫に言ったら「calicocoは何でもアナライズし過ぎ。相手は自分が思っている程 calicocoが言った事を覚えていないよ」と。これまた、瞬間を生きるアメリカ人的意見だわん。 でも私的には、芸人根性と言うか、どうも面白い事を言ってない自分が 物足りないのである。。。
February 4, 2009
コメント(9)