ぜんざいを漢字で書くと善哉となり、「よきかな」とも読め、「実にいい」などと言った意味となります。 sweet red bean soup ?「 善哉 」
「道頓堀からの通路と千日前からの通路の角に当たっているところに古びた阿多福人形が据えられ、その前に、めおとぜんざい、と書いた赤い大提灯がぶら下がっているのを見ると、しみじみと夫婦で行く店らしかった。おまけに、ぜんざいを注文すると、女夫の意味で一人に二杯ずつ持ってきた。・・中略・・「こ、こ、ここの善哉はなんで、二、二、二杯ずつ持って来よるか知ってか、知らんやろ。こら昔何とか太夫ちゅう浄瑠璃のお師匠はんがひらいた店でな、一杯山盛りにするより、ちょっとずつ二杯にする方がぎょうさん入っているように見えるやろ、そこをうまいこと考えよったのや」蝶子は「一人より女夫の方がええいうことでっしろ」ぽんと襟を突き上げると肩が大きく揺れた。蝶子はめっきり肥えて、そこの座布団が尻にかくれるくらいであった。」
織田作之助・小説・夫婦善哉より。
善哉(よきかな)。いかにも昭和を駆け抜けた織田作之助らしい名文です。
「行き暮れて ここが思案の 善哉かな」
江戸以来、東京ではお汁粉、京阪では多く善哉といっている?~善哉?お汁粉??
関西では、あずきを溶かした汁のことを善哉と言い、あずきの汁に焼き餅や白玉団子を入れたものをお汁粉と呼んでいます。
つまり、関西では焼き餅や白玉団子等の具が入っているかどうかが、善哉とお汁粉の違いということですね。
関東では、餅に餡をかけたものを善哉と言い、あずきの汁に焼き餅や白玉団子を入れたものをお汁粉と呼んでいます。同じものように思えますが、主役が餅なのか餡なのか、という点で異なるようです。
善哉
は元仏教語で、「すばらしい」を意味するサンスクリット語「
sadhu
」の漢訳。
・お汁粉
I
`m sorry
・
Please forgive
me
・
I love you
・
Thsnk you
o( ゚ー゚ *o)(o* ゚ー゚ )o ワクワク
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