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今週は夏休みです。沖縄の「The Atta Terrace Club Towers」へ行ってきます!ノンビ~リ、ココロ、ホグしてきます。
2005年09月11日
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金曜日に引き続き、再び広島出張。最速の新幹線「のぞみ」ちゃんのおかげで、休日返上となった往復8時間&連日の出張もさほど苦にならない。それどころか、日曜日のためか、スーツ姿のビジネスマン、観光客、共に少なく静かな車内は快適である。台風の影響で荒れた天気の窓外を片目に、奥山貴宏著「33歳ガン漂流」の読書(とうとう、2005年2月の日記に突入!)やら、明日月曜の午後1までに用意しなければならない「デザインコンセプト」づくりの仕事やらをやっつけに掛かる。行きでは新神戸のあたりから一番前の空席へ移動し電源をゲット!PowerBookのバッテリー残量を気にせず使用できる上に、広くて丁度良い高さのテーブルはタイピングしやすいのだ! しかし、帰りの「のぞみ」ちゃんは、新大阪あたりから様子が変になり出す。列車が駅を離れるや否や、乗ってきた客の着メロ♪が車内に響き渡る。持ち主のオバちゃん(顔は見ていないので、声から推測)は、しばらく着信音♪を皆に披露した後、デッキへ移動することもなく、気兼ねなくお話しを楽しんでいた。「のぞみ」が、次の「京都」で扉を閉める頃には、狂乱の舞踏を開始。ペルシャ絨毯柄の衣装に、JTBパッケージツアーのシールを貼り付けたプラダバッグを斜め掛けした、古都でのジハードを終えたオバちゃん集団(推定平均年齢66歳)がドドッと乗り込んできたのだ。キャーキャー賑やかなカラシ色の声が静まり返っていた車内に華を添える。さらに、煮物のような匂いと脱いだ靴の臭いが混ざったような、甘酸っぱい薫りが女学校時代の遠い記憶を蘇らせる…。 ちょっと厳し過ぎる表現かもしれないが、久々の愛すべき「オバちゃん」たちとの遭遇に、思わず仕事の手をゆるめ、今日の日記を書いてしまった。さってと、そんな騒音や臭いなんか気にせずに、シゴト、シゴト!!何とか今晩中にやっつけなくては。 20時に品川到着。しかし、今度は山手線「新大久保」で人身事故とのこと。電車が止まっている。京浜急行→都営三田線→目黒線で帰宅。
2005年09月04日
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今日は朝から松濤のアパレルメーカーで打ち合わせ。出発の時間よりも少し早く、代官山の緑深い住宅地に隠れるように、ひっそりと佇むオフィスに到着する。クロームメッキのハンドルがアクセントとなっているガラスの扉を引いて中へ入ると、少し暗めにハロゲンライトを調光し、皆で共有しているiMacを起動する。「iTunes」のラジオで「Electronica」から「Groove Salad on SomaFM」を選局する。「・・□! ・・□! ・・□! ・・□!」フンワリと透き通ったBGMを流す。吹き抜けの天井まで組まれた書棚から適当に本を取り出し、美しい造形を美しく捉えた写真を撫でたりしてみる。総ガラス張りのファサードの向こう側を、グレーハウンドを何匹も連れた人がスローモーションで横切る…。この何ともゆったりとした時間は、始業前にオフィスを訪れた者の特権だ。都会の澄んだ空気を独り占めできる空間がそこにはある。 「グワァーーーッ!」都会的静寂から呼び戻すように、「Porsche」独特のエンジン&エキゾーストサウンドを轟かせて彼は現れた。「バチャッ!」機能に徹していて高級感とはナカナカ無縁な感じのドア開閉音が「911 Carrera 2」と、外観は似ても似つかない「Gelandewagen」の唯一の共通点。ドイツ車繋がりをひそかに感じてニヤリッとする瞬間だ。「おはよぉぅ~」そう言ってこちらへ差し出した左手には、なぜか「911 Carrera 2」のキーがぶら下げられている。もしかして、それは「運転セヨ」のサインですかー?!目を丸くしているのも束の間、私は普段の屋根にでも腰掛けたようなドライビングポジションから一転、地面スレスレに腰を潜り込ませ、そのコックピットに身を沈めることになった。タイトな空間の目の前には「F-14 Tomcat」よろしく、黒地にくっきりとした白で目盛りの刻まれたアナログメーター類が並んでいる。遊びの全く無いブレーキペダルに右足をかけて左手でキーを捻る。「キュルキュルキュル、グワァーーン!」もう、戦闘態勢バリバリの漢の世界!背中を押される感覚の加速感!!滑らかなボディラインや豊かに張り出した骨盤を外から眺めている分には、まるで美しい女性のような印象だけれど「911 Carrera 2」のドライバーズシートでのシゴトは、そんな印象とは180°異なる世界。エキサイティングな1日をスタートさせるには、申し分の無い出来事であった。※現在SomaFMで掛かっているサウンドを購入できますよ。
2005年09月02日
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お昼過ぎまでに外で2本の予定をこなして帰社の途中、ゲレンデくんのクーラーが利かなくなる。またエアコンのガスが抜け切ってしまったようだ。実はコンプレッサーがガス漏れを起こしているのは既に認識済み。ヤナセへ修理に出すと御立派な見積りが出てくるので、取りあえずオートバックスなんかでこまめにガスを補充して、だましだまし凌いでいたのだったが、その頻度もとうとう1ヶ月を切り出した!送風口からは、モワ~ッっと生温い空気しか出てこない。もうしばらくすると涼しい季節がやって来そうなのだが、このままエアコン無しで乗り切ってしまうというのはキケンだろう。 ちなみに、自宅の方ではエアコンを一切使わずに今年の夏を乗り切った!その代わりに「VORNADO」というサーキュレータ(扇風機とは異なり、竜巻式に推進力を持った空気が力強く部屋中を循環するしくみ)を購入して涼を取ることにする。それでも熱帯夜などには、ジットリ寝汗をかくのだけれども、クーラー病なんかでダルい目覚めを経験することも無く、とっても健康な夏越えができた。これまで、テレビなし生活(5年間継続中)、冷蔵庫なし生活(1年間)、洗濯機なし生活(4年間)等々、目黒に引っ越してきて以来、様々な「家電なし生活」の実験を繰り広げてきたけれど、エアコンだけは最初から装備されていたので、今回は突然にして貴重な体験をしたと思う。「単に、直すのが面倒くさかったんだろ?」という声が聞こえてきそうだが、ま、結果満足していると言うことで。何が起きても、それなりに満足する方法を見つけてしまう体質なのだ。 少々話が逸れたが、その後「オートバックス代官山店」にゲレンデくんを預けてガスチャージを依頼し、その間に久々の恵比寿ランチを試みることにした。駒沢通りを恵比寿駅方面へ歩くも、既にランチの時間帯を過ぎて中休みに入ってしまっている店や、こ洒落ているけれどカフェ飯しか出せないような店しか見当たらない。だんだん探す気力も失せてくる。「もう開いている店ならどこでもいいか」などと思い出した頃、目の前には今まで入ったことがない店。実は数ヶ月前から新しい店がオープンしていたのは知っていたのだが、カフェノリの軽い店だと思って敬遠していた店だ。半ば諦めモードでその店に足を踏み入れると、フロアには、明らかにその手のトレンド系飲食店とは不釣り合いな、重厚過ぎる調度品と、50歳代後半と思われるオヤジがひとり。そして、奥の厨房にもやはり50歳くらいのオヤジひとりしかいない。この手はたいがい「mini」系のユルイ女の子あたりで構成されているというのが常なのだが…。しかも「その辺に適当に座って」と、年期が入っている割には飲食店慣れしていない適当な対応と、きもちオカマ言葉に聞こえる話し方(後で知るが、以前はアパレル関係だった)。さらに、窓際のテーブルのカップルには、延々と料理のウンチクたれている。「お~い、たかがカフェランチだろ~?」(笑)やっとこちらのテーブルにオーダーを取りに来てくれたので、オムライス(確かランチ時で1000円)をオーダーした。その後も、相変わらずオヤジは窓際でウンチクたれていて、厨房への意識はゼロなので、何とも不安な時間を過ごす。そして、15分くらい経った頃だろうか、そのオムライスが我がテーブルに運ばれてきた。その瞬間、目が丸くなった。「オムライスなのに、タマゴに包まれていないじゃないか!」それは、オムライス独特のラグビーボール型をしつつも、赤褐色のライスがむき出しなのである。さらに追い討ちをかけるように、そのオヤジは一言。「美味しいですよ」。タマゴはそのライスの中に混ざり込んでいるそうだ。それにしても「美味いぞ」と言って料理を出す店は初めてだ。本当に料理に自信を持っている店ならば、そんなストレートなことを、わざわざ押しつけがましく口に出して言わなくても、一口食べれば客は理解する筈と思うものだろう…。不信感むき出しで、それをスプーンでひとすくいし、口へ運ぶと、次なる衝撃波が!「なっ、何だこれは?今までこんなもの食べたことないぞ!!」たいして期待していなかったせいもあると思うが、ランチメニューとは明らかに不釣り合いに、信じられないくらい美味かった。ランチであること、価格、そして家賃の高い立地を考慮すると、完全にオーバースペック!とはいえ、客としてはあまりに感動して、帰り際にオヤジと歓談し、名刺交換まで行い、さらにはその日の夜にスタッフを連れて、再びそこを訪れてしまった程だ。私の顔を見たオヤジはニヤリと笑って「Night & Day だね」と言いやがった~!!夜も安くて美味しかったけれど、残業飯で行ったのに話が長くてなかなか返してくれなかった。やれやれ。その店の名前は「洋食屋 porco」。山梨大菩薩峠の湧き水とマンズワインの白ワインで育ったという、その名も「ワイン豚」を使用した料理は絶品。これまでの恵比寿・代官山地区には存在しなかった店だ。是非一度お試しあれ。
2005年09月01日
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