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2003年10月21日
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カテゴリ: カテゴリ未分類







風の詩が聞こえる
哀愁の調べが流れる
........三日三晩の夢物語




幻想旅行
ニ百十日の初秋の風が吹くころ、「おわら風の盆」は幕を開けます。
九月一日から三日までの三日間、越中おわら節が八尾町全体を包むのです。
「おわら」とは、八尾を本場とする民謡の「おわら節」に唄われる囃子言葉です。「風の盆」とは、三日間の祭りの総称です。
「おわら風の盆」は、いまや全国的に有名な行事となっています。





「おわら風の盆」のストリーミング放送が合計3時間もご覧になれます!凄いぞインターネット!
八尾町(ヤツオ)さんに感謝!
「おわら風の盆2002前編 ~1時間29分17秒~」
「おわら風の盆2002後編 ~1時間29分10秒~」
が、あります。ストリーミング放送をご覧になるには「RealPlayer」が必要です。
おわら風の盆





「おわら風の盆」の舞台となる越中八尾は、飛騨の山あいに広がる、細長い坂の町です。
JR高山線で富山から電車に揺られること三十分足らずで到着します。
旧町人口三千五百人の、普段はひっそりとした静かな町ですが、「風の盆」の間は、おわら一色に染まります。
そしてわずか三日間で、「おわら風の盆」が述べ三十万人もの人々を魅了することになります。
ニ百十日の初秋の風に乗って、路地に哀調漂う音色が流れ始めます。
土蔵づくりや格子戸に古い町並みの面影を残す八尾。
日本の道百選にも選ばれた諏訪本通りをはじめとした「坂の町」の風景は、三百年以上の歴史をしっとりと感じさせてくれます。
そしてその町に灯るぼんぼりのほのかな明かり・・・。
この坂の町で、三味線、胡弓、太鼓の、物悲しく、どこか懐しい音色が奏でられます。
それらの演奏と、「おわら節」独特の唄と、言霊のようなお囃子とが重なり合うようにして、路地に響き渡ります。これが地方(じかた)による町流しです。
「唄い手」「囃子方」「太鼓」「三味線」「胡弓」のそれぞれがおわら節独特のハーモニーを奏で、「踊り手」はそれに合わせ町中を踊り歩く。
楽器の奏者は、三味線を除き少数派で「唄い手」も良いところ寿命10年という。「囃子方」はコンダクター。独特の節まわしや唄や踊りの知識も必要とあって、誰にでもできるものではない。付け焼き刃的にいくら知識ややり方を習得しても、独特の音や情緒は醸しだせない。長年、八尾の土地に住まい、そこで生活し、八尾というものが体に染みついて初めてそれができるという。



「17.8歳の頃の風の盆に、踊っていたら夜が明けた。もう踊り疲れた頃だったね。向こうから、三味線一丁で流していた人が来て、その三味線の音色がすごく感動的だった。その時に初めて、三味線を弾きたいと思った。それがきっかけだね。それから、諏訪町出身で、当時鏡町にいた「松永由太郎」師匠の門をたたいた。
始めてみたら、至難の芸だった。間がとても難しい。三味線は伴奏。胡弓はメロディー。踊りは立て方。三味線は地方(じかた)。といわれるくらい、強すぎてもだめだし、弱すぎてもだめだし、難しい。」



「胡弓と三味線の違いは?
役割も音も違う。三味線は叩くもので、胡弓は途切れなく震わせる。おわらでは、三味線は2、3丁でやるが、胡弓は単独でやる。あと、胡弓は綺麗な音を出せるようになるまでに時間がかかる。
最近は、胡弓を弾きながら、唄を引き立てるなど、全体を見て自分の弾き方をコントロールしている。一人で演奏するときには感性をぶつければよいが、おわらで皆でやるときには様子を見ながら演奏する。

今まで、おわらは町の宝という鎖国的な状態だったが、今はよいと思ってくれる人ならどこの人でも来てやって欲しいと思う。男女、国境を越えて、やりたい人にやっていって欲しい。現在は観光客が増え、その波に乗らざるを得ない状態。ある意味、義務的に町に協力しているようなところがある。」




「年の半分以上は、おわらだね。
おわらの魅力はね、やった人でなければわからんね、腹の中から感じるもの。
三味線、胡弓の日本的音色がまた、いいね。
「囃子」が最高。こんないい囃子は、ちょっと他にはないよ。
"うたわれよ わしゃはやす"-わたしが囃すから、うたわれ。-
素晴らしく、やさしい囃子ことば。
おわらはね、朝までやっとっても、なーん飽きんちゃ。
でもね、過疎化が進み、人口が半分以下に減っとるけど、
小説、テレビ化されたり、歌も出たりで、八尾町・おわらを知る人が増えて観光客が10倍になった。
自分達が楽しむ暇がなくなったし、やらざるを得ない、やらされとる。って感じで、困惑しとる。
客が増えて、いいことっていったら、見られるからうまくなりたい。と思うようになったことかね。
広範囲にわたって、人との出会いも増えたね。
後継者を育てていかんなんね。 」



「胡弓」といえば、「おわら節」には欠かせない楽器である。しかし、現在奏することが出来る者はごく少数で、八尾町全体でも20人程度。製作者ともなると、その工法の難しさからか、県内でも数えるほどしかいない。
 昔から、胡弓の奏者は楽器を自分で作ったもの。弾くときも昼と夜、内と外、民家と集会場とでは音が違う。環境に応じて楽器を弾き分けることができなければ、自分の思ういい音が出ない。納得できないのは、自分が一番よく知っている。
 それで胡弓を弾くなら弓から作りなさいといわれている。「弘法は筆から作る」のである。
 「胡弓」の澄んだ音を出す弓には、良い音色を奏でるために真っ直ぐな竹が必須だ。
 弓は氷見産の孟宗竹が最適とされている。また、竹の採取時期とも無関係ではなく、竹の子から4年たった竹で10月1日~25日に採るものが、水分を含まず、歪みが生じないという。さらに、工法にも様々な工夫がされている。薄く切った竹を5~6枚接着剤でつないだり(矯正のためもある)、上下性質の異なるものを使ったりする。白くて柔らかい竹は低音が利くそうだ。
 駒についても、黒檀、紫檀、いろいろ試したけれどやはり竹に戻るという。柔らかくても固くても駄目。あの薄い駒を作るにも、竹の性格を読み、張り合わせ、削って、磨いて、厚さを調整して、あの形になる。極めれば美しい。





女性は、揃いの浴衣に白足袋で、黒帯とのコントラストが印象的です。深めに被られた編笠が、艶やかな姿をいっそう引き立てています。優雅で柔らかな印象の中に、妖艶さを漂よってきます。
えもいわれぬ幻想的な美しさがあります。

女性の「黒帯」はその昔、おわらの衣装を揃えた際、帯まで手が回らなかったので、大多数の人が持っていた冠婚葬祭用の黒帯を用いて踊った名残だそうです。女性が笠をかぶるのは風の盆の町回りが始まった当初は、照れや恥ずかしさから人目を忍び、手ぬぐいで顔をかくして踊ったといわれますが、それが編笠に代わったといわれています。





「おわら風の盆」の真髄!町流し

「おわら風の盆」は23時頃に終わります。休憩の後、仲間たちで町流しが行われますが、開始も終了も、時間は定まっていません。八尾町各町では深夜から未明にかけて、地方(じかた)衆たちが、深夜の町流しを繰り広げます。狭い町は楽器の音を反響させ、白塀の家の構造や雁木、入り組んだ間口など音響効果抜群です。三味線の音は一本でも十分な音量があり、胡弓は、その音色がすすり泣くような高い音なので、いっそう良く通ります。静寂な時間帯では300m以上離れていてもその音色は、聞こえてくるのです。おわらの町流しは、11あるおわら支部がそれぞれ一団となって町の通りを唄い踊りながら流すもので、昔からのおわらの姿がここにあります。おわらは、動と静の日本人文化の根底にあるものを、くすぐる要素を備えている芸能といえます。つまり、人間の表現する、しなやかな手踊りや体の動きに対して、繊細な三味の生音、かぼそく澄んだ胡弓の音色は、静かな町並みにのみ、その真価を発することが出来るものなのです。



「おわら風の盆」は、八尾の人々の心と文化に、深く根付いているお祭りなのです。


ekato

「おわら風の盆」に訪れた人は、「おわら節」が頭の中に残って忘れられないといいます。
「おわら風の盆」のこころは、私たちの持つ「ふるさとのこころ」なのかもしれません。
どうぞいつでもあなたが世界で一番好きな方とお出かけください。

CAT-O

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最終更新日  2003年11月25日 19時17分00秒
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