宮木京子の さらさら散文

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3.11大震災から3ヶ月が過ぎましたが、大きく変わったことは、実は余りありません。

津波被害を受けた地域には、まだ沢山の瓦礫があります。

津波被害がなかった私の住む地区には、細々と人が流れてきています。
自治体の集団疎開、ではなく、個人で住居を見つけ移ってくる人たちです。

被災された人たちには、2年を上限として住居費用が手当てされるようです。


子供達が通っていた幼稚園の制服を、幼稚園に寄付できないかと相談したら
「毎月2~3人が転入してきているので、助かる」と言ってもらえました。

いちいち書面は出ないけど、小学校中学校にも転入生がいるんでしょう。



昨日は、福間県いわき市に住む伯父が来ました。


昨日まで知らなかったのですが、伯父はチェルノブイリ原発事故の後、現地に訪れたこともあるそうで、いっぱしの専門家でした。

福島原発近くに住む住民として、長く原発問題にかかわってきた人なのです。

うちに来るなら、本人から直接色々聞けそうなものですが、伯父は忙しい人で、夕方うちに寄った後すぐに講演会に出かけ、夜中に家に帰ってきて今朝早々に引き上げていきました。

話を聴こうとすると、講演会に行って聞くのが一番いいと判断して姑に子供達を任せて行ってきました。



放射線量が明らかに高く、手段を講じる必要がある福島に比べて、我が町はまだ落ち着いた状況ではあります。

勿論、安全が保障される数値ではありません。
事故前と比べて、線量は増えています。
コンマの後のゼロが1コ、消えている。

この放射線量が、今後子供にどんな影響を与えるかは、誰にも判らない。
各自が、判断して、動くしか、ない、というのが結論でした。

放射線の専門家も医療関係者も、誰も「正解」をもっていない。

放射線のリスクと、放射線から逃げようとすることで発生するリスクをよく考えて、自分で選ばないといけない。


福島では、いまあちこちで勉強会、講演会が行なわれているそうです。
政府が当てにならないから、自分たちで判断できるように、知識を持つ必要が出来たのです。



伯父は、多くを語らなかったけど、コミュニティの崩壊は大変な事のようです。






学校では、もうすぐプール学習が始まります。


プールには線量の高い汚泥が沈殿していた為、清掃は職員が行ないました。
月2回の水質検査を実施し(少なくないか?!)オーバーフローの回数を多くして、プール後にはシャワーの徹底をするそうです。


さて、夏休みのプールはどうしよう。

プールで被曝するリスクと、プールに行けずに暇を持て余し大ブーイングが起こるリスクと。


うちは、多分、去年と同じようにプールに行かせると思います。
ただ、帰宅後の手洗い、うがい、帽子の着用、マメな洗髪を徹底させて。


長く伸びた髪を切ろうと思います。
空気中の放射線は髪に付着しやすいと言うので。
次子も長く伸ばしているけれど、一緒に切ろうと説得する予定。


内部被曝対策はさしてしていません。
同じ野菜が並んでいたら、外国産を選んでみるとかくらい。

水も、水道水を愛飲中です。



特に、食べ物関係は、気にしだすと際限がなくなるのであまりしたくない。
周りには、「水はすべて買ったものに切り替えた」と言う人もいます。

そこはそこ。うちはうち。
リスクは、それぞれが容認できる範囲で抱えるべき、と思います。





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Last updated  2011年06月17日 10時48分29秒
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