宮木京子の さらさら散文

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宮木 京子

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2011年6月の読書メーター

読んだページ数:2979ページ

■仏果を得ず
文楽に生きる人たちを描いたお話。登場人物たちが関西弁で喋るので、和やかな感じ。主人公の健の年齢は20代後半なのだが、どうにも10代後半に思えてしょうがない。関西弁のせいか、健の性格のせいか?最初とっつき難いかと思ったが、読み始めると一気に読んでしまった。今度文楽を観てみよう。
読了日:06月04日 著者:三浦 しをん
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11537843

■神様のカルテ
特に波乱万丈な出来事が起こるわけでなく、ある意味淡々と話は進んでいくのだが・・・・泣けました。とてもピュアな物語です。苦悩し、自分が信じる道を選び取っていく主人公にエールを送りたくなる。私も多分、最期の時を病院で迎える事になると思うのだが、その時にはこんな先生が主治医であればな、と思った。先端医療も大事だけれど、人々のもっと近くに寄り添う医療は、もっと必要。

http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11676885

■獣の奏者(1) (講談社青い鳥文庫)
闘蛇を世話する母と2人きりで暮らすエリン。その闘蛇が死んでしまったことで少女の運命が変わる。これからの色んな波乱を予感させる1巻。先が楽しみ!
読了日:06月12日 著者:上橋 菜穂子,武本 糸会
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11677236

■インシテミル
現代版「そして誰もいなくなった」。読み始め何となく胡散臭い感じがしたが、3人4人と死ぬうちにだんだん目が離せなくなった。いくつか釈然としない謎が残るのだが、個人的に一番謎なのは、「タイトル」と「表紙デザイン」だったりする。なんでこんな漫画チックなイラストか???
読了日:06月13日 著者:米澤 穂信
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11694995

■夏の庭―The Friends (新潮文庫)
小学6年生3人の夏休み。少年達は近所に住む「死にそうなおじいさん」が死ぬところを見るために観察をする。少年と老人の友情の物語。その、友情の部分は案外さらっとしていて、一番印象に残ったのはおじいさんが戦争中に犯した過ちの話だった。戦争の罪深いところは、人の人格を奪うところだ。夏を終えた時、それまでの時間も終わる。変わっていくその姿を書いて終わるラストはよかった。

http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11727143

■神様のカルテ 2
運命は神が決めるもの。どんなに大切でも、救う事の叶わぬ命がある。当たり前で、残酷な現実。信州の美しい自然の中で淡々と営まれる医師の戦いが、今作でも愛情深い筆運びで描かれてした。医師側の、身につまされる現実なんかもあり、読み応えのある本でした。信州、行きたい。夏目漱石を読み直そうと誓った(笑)
読了日:06月17日 著者:夏川 草介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11749582


母と死に別れ、養い親に育てられたエリンが、寄宿生の学校に入学するー。辛い境遇、体験にめげず、しっかりと自分を持って育つ様子が描かれている。賢い子に育っていくなぁとエリンの成長の先が楽しみ。
読了日:06月22日 著者:上橋 菜穂子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11846300

■風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)
6話の短編集。だけど、どれも結構思いテーマで、読み応えがあった。絵都さんの本はこれまで児童書しか読んでいなかったので、大人が主人公の話は新鮮で面白かった。どれも優劣がつけがたいが、身近な題材として「守護神」かな。表題作の主人公の鼻持ちならない性格も結構好き。
読了日:06月22日 著者:森 絵都
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11855214

■獣の奏者(3) (講談社青い鳥文庫)
王獣と心を通わせ、そのことがエリンの運命を大きく変える・・・・。ここからいよいよ本筋に入るなぁと言う感じがする3巻目。成長し、分別のつく年頃になったエリン。過去に起こった悲劇は想像はつくけれど全容は語られないまま。後に何か、仕掛けがあるのかな?続きが楽しみ。
読了日:06月26日 著者:上橋 菜穂子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11921850

■ジョーカー・ゲーム
柳さん初読み。スパイ小説です。賢い者同士の化かし合いはなかなかに面白い。5つの短編があるなか、一貫して登場するのは、表紙の男「結城中佐」。彼が組織する「D機関」の訓練生がそれぞれの話の主役を勤めます。これを読むと、では実在のスパイたちはどうか?と気になる。
読了日:06月29日 著者:柳 広司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11963219

■KAGEROU
期待はまったくなかったが、先に読んだ人の「面白かったよ」の声に、つい。・・・・普通。発売時に騒がれた、「彼が伝えたかった事」は、あまり伝わってこなかったが。読みやすい文章でするする読めるが、何も感慨が残らなかった。すぐ読めるので、とりあえず話題になった本と言う事で、読んでおく向きにはお勧め。
読了日:06月30日 著者:齋藤 智裕
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11983975


▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/



今月はなかなか豊作(^^)

「獣の奏者」は期待通りの面白さで、意外に嵌ったのが「ジョーカー・ゲーム」。
続編もあるというので、追いかけたい。


入梅して、体がだるい。疲れやすい。

なもんで、休日はごろごろしながら本を読んで過ごす事が多く、読書量が増えている。


私の場合、読書量があまり増えるのはいい傾向ではないのかもしれない(苦笑)





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Last updated  2011年07月08日 08時40分20秒
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