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【人から好かれる秘訣】中国で、紀元前11世紀から紀元前200年ぐらいまで続いた諸侯国に「衛」(えい)という国がありました。この衛の国に、哀駘它(あいたいだ)という風采のあがらない男がいました。ところが、この男にはどういうわけか人気がありました。とくに彼を慕う女性は多く、哀駘它を見かけると若い娘たちが「他の男の妻になるより、お妾さんでもいいから、彼と一緒にいたい」とまで言いました。もちろん、哀駘它と友だちになりたい、という男たちもたくさんました。彼は、とくにお金や地位があるわけではなく、普通の家に住んでいます。では、なぜ彼は人気があったのでしょうか。それは、相手の話をよく聞いて、何でもハイハイと答えていたからです。自分の主張を押しつけず、寛容な心を持って接していました。老子の弟子と言われる荘子の言葉に、『和して唱えず』というのがあります。相手の意見に同意し、異論を唱えないことを指しています。この姿勢は、寛容さを示し、他人を受け入れることで、人々に好かれる秘訣となります。何を言われても「はい、そうですね」という言葉を返し、相手の気持ちを先に聞き受け入れる態度は、所作動作、顔の表情にも現れるものです。相手を受け入れるとき、自らの心の寛容さをもたらしてくれます。人から好かれるためには、自分を主張せず相手の話を聞いてあげることが大切です。 (by ハートリンクス)
2024年07月31日
【困っている人がいれば行動する】人は本来、困っている人を見過ごせない心を持っています。例えば、道を歩いているときに車椅子の人が道路の段差に引っかかり、前に進めない状況に遭遇したとしましょう。そんなとき、後ろから押してあげるか、車椅子を持ち上げてくれる人が必ずいるものです。1989年、サンフランシスコで大地震が起きました。当時、ボランティア活動家のケン・ジョセフ氏が、東京のある大学で卒業生に向けて講演を行いました。彼は、講演の最後にサンフランシスコ地震の救援を目指すボランティアを学生に呼びかけたいと、大学側に事前に了解を求めていました。大学の担当者は、「呼びかけても無駄だと思います。誰もボランティアに関心など持っていないでしょう」と答えました。しかし、講演の最後にこの話をすると、20人が手を挙げてくれました。さらに、救援に行きたい人はこの場に残ってください、と言うと30人の学生が残り、最終的には35名のチームが結成されました。渡航費用はもちろん、被災地での食費も自己負担でした。作業時間は10時から夕方5時までで、テントで野宿するため寝袋生活を覚悟しておく必要がありました。現地に行くと、アメリカ側の配慮で二人部屋の宿舎が用意されていました。しかし、日本の若者たちは主張しました。「私たちは、被災した人たちを救援するために来ました。 10時から夕方5時まででは時間が短いので、8時から始めたい。 また、宿舎は現場から離れているから、現地で野宿させてほしい」と。アメリカ側は、日本の学生たちの熱意に驚き、要望を受け入れました。最後の日、被災者の人たちから泣きながら感謝の言葉が送られました。中国の古典、菜根譚に「人々に個の大慈悲あり」という言葉があります。大慈悲とは、万人に対する愛の心であり、困っている人がいれば、手を差し伸べる心を指しています。慈悲の心を行動に移すことは美しく尊いことです。 (by ハートリンクス)
2024年07月30日
【良い気分に変える方法】理由もなく気分がすぐれないとき、気持ちを切り替えると効果があります。しかし、仕事中だと休憩時間まで待たなくてはなりません。仕事中でも最低限の気分転換をするなら、デスクの中のミニ整理が効果的です。「気」とは目には見えないエネルギーのようなものです。気分がすぐれないというのは、マイナスエネルギーの流れを受けているからです。この負のエネルギーの流れを変えるために、片づけが効果的です。仏教の教えには「布施」という言葉があります。これは「あまねく施す」という意味です。例えば、「和顔施」というのがありますが、これは笑顔で人に接することを指します。ボランティアの人が公園などの清掃活動をするのも「布施」です。ボランティアで掃除をする人たちは、布施をしていると同時に自分の心の中を良いエネルギーに変えているのです。そのような活動をする人は充実した人生を味わっています。鍵山秀三郎さんの美化運動なども価値ある布施です。片づけによって、モノの位置を変え汚れを取り除くことになり、それまで停滞していた悪いエネルギーが良いエネルギーに変わります。すると、そこには新しい新鮮な風や気の流れが生じるのです。片づけや掃除で気持ちがスッキリするのはこの理由からです。お金持ちの家の中は、いつもきれいに片づいていると言われています。片づけによって、良いエネルギーを循環させ、活気ある日々を送りましょう。 (by ハートリンクス)
2024年07月29日
【人には自分の立場と都合がある】人間社会に正義や道徳が存在するため、私たちは命の危険から守られ、生きていくことができます。しかし、人間関係において自分の正義にこだわりすぎると、相手を傷つけることになりかねません。ブッダの弟子に、ダンミカという僧がいました。ダンミカは有能でありながら、正義感が強く短気でした。他の僧のわずかな過ちに気づくと、注意した上に批判するため周囲から嫌われ、修行僧の中には僧院を出ていく人もいました。檀家の人にも同じような態度で接するため、信者から批判されついに、追放されました。別の僧院に行っても同じ問題が続き、行くところがなくなり、ダンミカはブッダを訪ね教えを乞いました。彼は「私は間違っておりません」と言い張りますが、ブッダは次のように言いました。 「ダンミカよ、たとえ他の修行僧に落ち度があったとしても、それが あなたの怒りによってよくなるわけではないのだよ。 追い出された修行僧たちの悔しさや、悲しみを思いやらねばいけない のだよ」と諭しました。相手の過ちを正義だけで判断して責めても、改善はされません。正義を振りかざす前に、相手の気持ちを思いやることがたいせつです。人は、自分が悪いことを理解していても、怒られるとその人からは離れようという気持ちが生じます。人間関係では、自分の正義だけなく、相手の立場や都合を考慮して思いやりを持つことが重要です。正義は必要ですが、思いやりを大切にしましょう。 (by ハートリンクス)
2024年07月28日
【人生に必要な三つの心がけ】日野原重明さんは、クリスチャン医師でしたが父親も牧師でした。その日野原さんが88歳のときに、次のようなことを述懐しています。「子どものころ、父(日野原善輔)から、よく諭されていました。 『重明、人生には三つのVを持たないといかんよ。 第一はビジョンを持たないとだめだよ。できれば大きいビジョンをね。 理解されない場合があるかもしれない。 それでも、自分の目標に勇気をもって行動する第二のV、ベンチャーが 必要だ。そうすればいつの日か死んだ後かもしれないが、必ず第三のV、 ヴィクトリーが実現する。先の二つのVに専念しろよ』」。父親の教えは日野原さんにとって生涯の心の支えとなりました。ビジョン(VISION)とは夢や目標のことを指し、ベンチャー(VENTURE)は新しい何かに取り組むこと、ヴィクトリー(VICTORY)は勝利です。子どものころに教えられたことは、人間形成に大きな影響を与えてくれます。アメリカでは、子どもたちを酒、たばこ、薬物の乱用から守るためにどのような教育が行われているかの調査報告があります。親と子の関係では友達のように接するよりも、子どもに最低の威厳を持って接し、ルール守る家庭のほうが、酒、たばこ、薬物乱用から守られているという結果が出ています。具体的な家庭のルールとしては、次のようなものがあります。・子どもが見るテレビ番組を選択する。・インターネットで何をするかチェックをする。・購入するCDを規制する。・門限時間を決めている。・子どもに薬物の被害をはっきりと教える。・週に6~7回は子どもたちと食事をする。・食事のときは、テレビを消して会話する。・家の中で、子どもにお手伝いを割り当てる。これらのルールは、子どもの将来に役立つものであるのは間違いありません。 (by ハートリンクス)
2024年07月27日
【休息で自分を取り戻そう】肉体的な疲れや心の疲れは、休息するとリフレッシュできます。神社・仏閣などの長い階段には、途中に踊り場がありますが、これはひと息つくために作られた場所です。階段も一気に登れば疲れますが、疲れが出るいいタイミングに、踊り場があると再び元気になれます。禅の言葉に「七走一坐」(しちそういちざ)というものがあります。七回走ったら一回は止まって坐り休息をしなさい、という意味です。禅では坐禅を行います。「坐」という文字ですが、「土」という文字の上に「人」が二つあります。もともと「すわる」という意味がありますが、土の上にすわり自己を見つめるということです。人という文字が二つあるのは、目に見えている自分と、本当の自分のことをさしています。つまり、坐禅とは本来、自分と自分を対峙させるということです。座禅も同じですが、坐に广が組み合わさり、屋内などですわる、ということになります。ベートーヴェンは作曲する時、疲れて行き詰まったら近くの森に散歩に行き気持ちを切り替え、新しい曲作りのヒントを得ていました。アメリカなどで坐禅に人気があるのは、現実の忙しさのために、置き忘れている自分を取り戻せるからです。休息によって自分を見つめ、本当の自分を取り戻す生活のリズムを持つことでストレスもたまり過ぎず、心身健康な日々を送ることができます。 (by ハートリンクス)
2024年07月26日
【苦しい時ほど希望を捨てない】豊かな人生とは、お金や健康に恵まれるだけでなく、小さなことにも喜びと感謝の気持ちを抱いて生きていくことです。このような生き方をしている人は、悩みがあってもそれ以上の喜びや心の平安をより敏感に感じることができます。1800年ごろ、ナポレオン・ボナパルトがフランス革命で活躍した時代の話です。シャロネットという男がいました。彼は無実の罪で有罪判決を受け、牢に入れられました。しばらくたつうちに、自分は死刑になるかもしれないと覚悟をしました。彼の牢は独房ですが、わずかな太陽の光が差し込むところがありました。ある朝、目覚めると固い土の中から、小さな草が芽を出しているのに気づきました。こんなところにも、命が生まれるのだと思い、心が温かくなりました。この小さな草の芽は、神様が与えてくれた希望の光なのかもしれない、と思い毎日水を与えるようになりました。しばらくすると、草は大きくなりきれいな紫と白い花を咲かせました。彼が花を育てている様子を、牢の看守たちは見守っていましたが、何人かは家に帰るとこの話を妻や家族に話しました。やがて、この話が広まっていきナポレオンの妻、ジョセフィーヌの耳に入りました。ジョセフィーヌはこんなに花を愛する者が犯罪者であるはずはない、と思いナポレオンに裁判のやり直しを願い出たのです。 その結果、シャロネットは無罪であることがわかり、釈放されたのでした。彼は、小さな草花の命でも神が与えてくれた希望の光だと思い、死の恐怖を乗りこえました。苦しくても、希望を捨てない限り生きる力が湧いてくることを信じましょう。 (by ハートリンクス)
2024年07月25日
【心のクセの治し方】ジョセフ・マーフィーは牧師でありながら、人の潜在意識の重要性を説いた作家です。彼は次のように述べています。「人には、二つのタイプがあります。 一つは磁気を帯び、自信や信念にあふれ成功しやすい人です。 もう一つは、磁気が弱く、疑念や恐怖の念を抱き好機が訪れても、 私はダメかもしれない、と思ってしまう人です 潜在意識により強く刻まれたほうに、人生は進んでいきます」。ただ、潜在意識は、簡単に自覚できるものではなく、現在意識(表層意識・実在意識ともいいます)の奥に存在すると言われています。潜在意識とは、「心の習性によってつくられる自分でも気づかない、意識や心の傾向」です。人によっては、心の習性を何かのきっかけで素早く転換できます。理学博士で橋本 健さんは、野球場のスコアボードについている巨大なTVを発明し、にも、街で見かける電子式電光ニュースや、ネオンサインの色を変える技術を発明しています。1982年には国から、黄綬褒章で表彰されました。橋本さんは、若い頃に結核に罹りました。東大で学びますが病床で、自分はこのまま死ぬのかと思うととてもつらかったそうです。しかし、心の持ち方に関する文献を読んでいくうちに、心の習性が自分の病気に大きな影響を与えることに気づき、病を克服することができました。人間は習性、特に心の習性は変えにくいと思いがちですが、これは人によって異なります。心の習性(現在意識のクセ)よりもさらに深いところにある、潜在意識の中の気づきのスイッチをONにすると、心は切り替わりやすくなります。例えば、昔のつらかったことをすぐに思い出すのも心の習性です。この習性も、よく考えると過去に縛られているようなものです。しかし、楽しく嬉しかったことを意識的に多く思い出すようにすれば、心の習性は変わります。楽しく、嬉しいことをイメージングでどんどん上書きするのです。これを繰り返していく内に、楽しく嬉しかったことを思い出すようになり、つらい思い出も、「それは自分に必要だった。そのおかげで成長できた」と、受け入れることができます。心の習性を良くすると、明るい気持ちになり生きることが楽しくなります。 (by ハートリンクス)
2024年07月24日
【今あるものを見つめよう】人は、自分に不足しているものがあると、つい言い訳したくなります。これは、ときによっては自分を慰めることにもなり、心の痛手を軽くするという効果があるのも事実です。しかし、何かにつけて自分の非力を認めたがらない人もいます。自分は間違っていない、自分のやったことは正しいという考えがあるからでしょうキリストが生きていた時代、伝説の池と呼ばれる池がありました。そこには、神の使いが時々やって来て、池の水をかき混ぜたあと、最初に池に入った人はどんな病気も治るという伝説が広まっていました。ある日、何十年も病気で歩けない人が池の近くにいました。キリストがその病人に「よくなりたいですか」と聞きました。すると、病人は言いました。 「水がかき回されたとき、池の中に私を入れてくれる人がいません。 行こうとすると他の人が先に行くのです。みんな自分のことしか考えな いのです。私の病気が治らないのはそんな人たちのせいなのです」その言葉を聞いたキリストは、その病人は心の持ち方が間違っていることを見抜き次のように言いました。 「起きて、歩きなさい、自分の不幸を人のせいにしてはいけません。 自分の足でしっかり立って歩きなさい。 どんな境遇にあっても、満ち足りていることを知りなさい」と。自分の体に不完全なところがあっても、そこだけに目を向けてはいけない、今の自分に与えられているものに目をむけて感謝しなさい、というキリストの言葉の意味に気づいた病人は、立って歩いたという話です。この物語は人間の心の持ち方がいかに大切であるかを示しています。言い訳や不満に思うより、「ありがたいな」と思う気持ちを先に持つことによって、前向きな生き方ができるでしょう。 (by ハートリンクス)
2024年07月23日
【気軽に話しかけるのも思いやりです】ある病院では、入院患者さんに食事を配膳する時、何かひと言やさしい言葉をかけた場合と、何も言わずに配膳した場合をくらべると、やさしい言葉をかけてあげた患者さんの食べる量が多いことがわかりました。やさしい言葉をかけられると、体に中によいホルモンが生まれてきます。禅の言葉に、「喫茶去」(きっさこ)というものがあります。これは、「まあ、お茶でも飲んでいきませんか」と声をかけて、ゆっくりとした気持ちになってください、という思いやりの言葉です。茶道家の多くは、この「喫茶去」の掛塾を好むと言われています。茶道の精神は心を落ち着かせるために、お茶をいただくことにあります。家族でも、日本茶を飲まなくても、ジュースやコーヒーでも飲みながら声をかけて会話するだけで心が落ち着くことがあります。この時間は、お金では買うことのできないものであり、会話を通してお互いの気持ちが通じ合うのです。家族に限らず職場の仲間に、もし声をかけるとすればどんな言葉がいいだろうか、と考えるだけで心が豊かになります。気軽に声をかけることも思いやりです。思いやりの心で声をかけることにより、人とのつながりを強め豊かな人間関係を築く第一歩になるでしょう。 (by ハートリンクス)
2024年07月22日
【やりたくないことを楽しむ】やりたくないことをするとき、やる気が湧かないことはよくありますが、楽しいことをするときは、自然とやる気が生まれます。例えば、釣りやゴルフを楽しむ人は、前日の仕事でどんなに疲れていても、翌日の朝は早く起きて出かけていきます。しかし、嫌いなことでも心の持ち方を変えれば楽しむことができます。禅語に「遊戯三昧」(ゆげざんまい)という言葉があります。これは、仏の境地になれば、何ものにもとらわれずに楽しく感じられることを意味します。女子のプロゴルファーの笹生優花さんは、「ゴルフを楽しむ」ことを口癖にしています。彼女は子どもの頃からゴルフが好きでした。小学生の頃、ミスをするとすぐに機嫌を悪くしていました。しかし、コーチのお父さんから「そういうのはよくない」と諭され、考え方を変えました。「ゴルフは、ミスのゲームだ。 だから、ミスをしてもしなくてもゴルフを楽しめばいい。 うまくいってもいかなくてもそういう時間を楽しもう」と。この境地が、「遊戯三昧」です。ゴルフはメンタルスポーツであり、気持ちが結果を左右する競技です。スポーツだけではなく、人生でも楽しいことばかりではありません。楽しいことを楽しむのは誰にでもできますが、嫌なことでも楽しむ方法を見つけることが大切です。「遊戯三昧」の意識を持ち、人生を楽しみましょう。 (by ハートリンクス)
2024年07月21日
【人には隠れた能力がある】人には、自分では気づいていないのに、優れた能力があります。170年ほど前、イギリスの大学で数学を教え、休日は教会で話をする青年がいました。チャールズ・ドジソンという人物です。気弱な性格でしたが、子どもたちから人気がありました。ある日、3人の少女たちとテームズ河に行きボートに乗りました。ドジソンは人前で話すことは苦手でしたが、子どもたちの前で話す時は楽しい気持ちになり、自分が創作したおとぎ話を聞かせていました。その日に話したのは、ある少女がウサギを追いかけて穴に落ち、気づくと「不思議の国」にきていたというストーリーです。女の子たちは、その話に夢中になり次は本のように書いてほしいお願いしました。ドジソンは、彼女たちのために物語にして書いたのです。これが有名な「不思議の国のアリス」が生まれたきっかけです。彼は、ルイス・キャロルというペンネームで出版し、今では、ディズニーのコンテンツとしても有名です。キリストの教えに、「自己に宿る力を、神を通してさらに強くしなさい」という言葉があります。ドジソンは、少女たちを喜ばせたいという気持ちを、神を通して自分の能力を発揮させたのです。彼は、話すことは苦手でしたが文章を書くのが好きでした。どんな人にも、何かの能力が隠されていることがあり、人を幸せにすることもできるのです。 (by ハートリンクス)
2024年07月20日
【ハンディがあっても希望を持とう】人は同じ条件で生まれてくるわけではありません。それぞれ生まれた境遇にも違いがあり、その中で学びながら育っていきます。また、人はどのような境遇も、立派に生きていくことができます。生まれたとき、すでに体に何らかの障がいを持っている人もいます。それでも、健常者よりも活躍している人は多く存在します。ヘンリー・ピスカルディはアメリカの元大統領ロナルド・レーガンのアドバイザーを務めました。彼は生まれつき足が悪く、27歳のときに義足をつけました。彼がある講演で次のように語りました。「私は、2本の義足で立っていますが、これはハンディではありません。 少し不便なだけです。子どもの時、母親に聞きました。 『どうして僕だけこんなふうに生まれてきたの?』 母は言いました。『障害を持った子どもが生まれるとき、神様はその子をどこに導いて くれるかを考えられたの。そしてピスカルディ夫婦なら大丈夫だと 思われて、おまえが私たちの子どもとして生まれてきたのよ。 お母さんも、お父さんも、おまえを誇りに思っているよ』 私は、両親に感謝しています。勉学と社会の分野では働く機会を与えてくれ た皆さんに感謝しています。 皆さん、希望を持つことは義務です。決して贅沢なことではありません。 夢を持ち実現するために生きていくなら、神様は助けの手を与えてください ます。どんな人生を送るかはあなた次第なのです」彼は、100人以上のハンディのある人たちのための支援センターを創立しました。 ハンディはマイナスのように見えますが、プラスに変えることができます。プラスの心とは、希望を持ち前向きに明るく生きることです。 (by ハートリンクス)
2024年07月19日
【楽しみがあると長生きする】日本では、お盆やお正月が近づくと死亡率が下がると言います。また、アメリカでもクリスマスや復活祭(イースター)の時期に同様の現象が見られます。大きな理由の一つとして、これらの時期には家族や親類が集まり、みんなの顔を見ることができるからです。施設の人たちは、「もう一度子どもや、孫の顔を見てから」などと内心、身近な夢を心に抱くのです。生きることを楽しむには、身近な夢や目標、楽しみを持つことが大切であり、それが長生きをする秘訣です。 ある大学生が語っていました。「生きていてもいいことがないので、死のうかなとずっと思っていました。 ただ、少年ジャンプのあの続きはどうなるのかな、とそれを明かりにして とりあえず月曜までは生きよう、と。それをつなぎ合わせて、今まで生き てきたようなものです」また、太宰治にも次のような言葉があります。「死のうと思っていた。今年の正月、よそから着物一反もらった。 お年玉としてである。着物の布地は麻であった。 鼠色の細かい縞目が織り込まれていた。これは夏に着る着物であろう。 夏まで生きようと思った」人生に悩み、生きていくことがつらいように思うときもありますが、身近なところに、楽しみや目標があるとそこから道が開けてきます。人によっては、今は生きる目的はない、と思う人がいるかもしれません。それでも、何かの楽しみを持つことから、生きる目的が見つかることもあると考えてみましょう。 (by ハートリンクス)
2024年07月18日
【博愛の心は生き方を変える】誰かが、困っている時や苦しんでいる姿を見かけたら、助けてあげたいと思いますが、仏教ではこれを「慈悲の心」といいます。現代では、「博愛」という意味も含まれています。仏典の「雑宝蔵経」(ぞうほうぞうきょう)の中に、次の寓話があります。ブッダが過去世で鳥だったときの話です。ヒマラヤの広大な森にはたくさんの動物が住んでいました。ある日、山火事が起き、動物たちは逃げる場所がなくなっていきました。それを見た鳥(ブッダ)は、動物たちを救いたいという慈悲の心を抱き、水辺に行き、泥だらけになり自分の羽を濡らしました。そして燃えさかる火に、濡れた羽をバタバタと羽ばたかせて、水滴を落としはじめました。鳥は、何度も何度もくり返します。それを見ていた帝釈天という仏法者を守る神が鳥のもとに行き言いました。「この山火事をそなたの羽で落としたぐらいでは火は消えないぞ」と。すると鳥は次のように言いました。「私は精進して怠けることはありません。もし力尽きれば生まれ変わってでも必ずこの火を消します」と。鳥の言葉に感動した帝釈天は、雨を降らして山火事を消してくれました。後に、この世に生まれたブッダは、誰にでも助けずにはおられない慈悲の心があると説いています。例えば、アップルを創業したスティーブ・ジョブズが「生涯の師」と仰いだのは禅僧の乙川弘文という人でした。スティーブ・ジョブズは乙川師の慈悲の心に感銘を受けたと言われています。ジョブズは、生まれてすぐに養子に出されますが、大学を中退してヒッピーになり、インドを放浪しました。しかし、乙川師と出会い彼は救われました。乙川師は京大を出て、永平寺で特別僧堂生としてアメリカに渡り布教活動を続けました。ブッダは、慈悲の心を行動で示すには、「泥中の蓮」(でいちゅうのはす)のように泥の池の中でこそ花を咲かせることができる、と説いています。山火事の火を消そうとした鳥が、水辺に行き泥にまみれて、羽の水を落としたように、誰にでもこの慈悲の心が存在しています。 (by ハートリンクス)
2024年07月17日
【一意専心で努力する】中国の思想家「菅仲」の言葉に、『一意専心』というものがあります。「一つのことに集中して取り組む」という意味があり、「これをやろう」、「この仕事を一生続けていこう」という姿勢を指す言葉ですが、自分らしい生き方に徹することと解釈することができます。多様な価値観にあふれている今の社会では、自分らしく生きるということはとても重要なことです。自分らしい生き方とは、目標がなければ自分に甘くなることもあり、厳しい道のりでもあるのです。映画、「寅さん」を演じきった渥美清さんは、自分らしく生きることに徹した俳優さんの一人です。山田洋次監督は、渥美さんは才能豊かで舞台や司会、エッセイを書くこともできる能力を見抜いていました。しかし、26歳のときに肺結核になり、2回の手術で右の肺をすべて切除しています。寅さんシリーズが始まったのが41歳の時で、体力的にも無理はできないと考え、自分の仕事はすべて、寅さん一本で行く、と決めました。それでも、35作ぐらいには肝炎を発症し、肝臓がんを患いますが最終48作まで車寅次郎を演じて生涯を終えました。人によって、環境も違い仕事もそれぞれですが、一つのことに徹した生き方は周囲の人たちに大きな勇気を与えてくれます。ある一作のシーンに、寅さんの言葉に次のようなものがあります。『姉ちゃんは、何のために勉強してるんだい?考えてみたこたぁねえかい? 己を知るためよ!』と言いました。渥美さんは、寅さんを通して自分らしく生きました。どんな人にも、自分らしい生き方があると信じましょう。 (by ハートリンクス)
2024年07月16日
【人の役に立てば生きる意味に気づく】相田みつをさんの著書「にんげんだもの」という本が世の中に出る10年ほど前の話です。当時、相田さんは生計に厳しい時期でしたが、小学校のPTAの会長をしていました。あるとき、相田さんが臨済宗の松原泰道禅師をPTAの講演に招きました。その夜、相田さんの家に一泊することになった禅師が、天井を見ながら横になり次のような話をされたそうです。「敗戦直後、私(禅師のこと)の寺の近くに、山本のぶさんというマッサージ 師さんが住んでいました。 空襲で焼け出され、バラック住まいでした。 あるとき、彼女が治療費で得たわずかの収入から高いお金を出して、電灯を つけました。『目が見えないのに、無駄なことをしたもんだなぁ』と言うと、 山本さんが言いました。『私の家の前は傘もさせない狭い路地ですが、近道なのでたくさんの人が 通ります。夜は真っ暗で、ドロで汚れたり転んだりなさいます。 私は、目が見えないから家の中は真っ暗でかまわないので、電灯は外に つけました。 表を通る人は喜び、“のぶさん、ありがとう”と声をかけてくださいます』 この言葉を聞き私は、心を打たれました」。 相田さんはこの話を、うなずきながら聞いていました。後日、相田さんは次の作品を発表しました。 外灯というのは 人のためにつけるんだよな わたしはどれだけ 外灯をつけられるだろうか人は、「誰かのために」「人のために」という気持ちで生きていくと、結局は自分が生きることの意味がわかってくるものです。自分はどんな生き方をすればよいか、という答えの一つがこの話に込められているようです。 (by ハートリンクス)
2024年07月15日
【いつも機嫌よく生きるコツ】機嫌よく生きるコツがあります。それは、毎日、何かを楽しむ習慣を持つことです。この習慣が身につくと、幸せを身近に感じることができます。世の中には、いつもにこやかで幸せそうにしている人もいれば、不機嫌な表情浮かべる人もいます。多くの人は、何かいいことがあったから機嫌がよくなり、不愉快なことがあれば不機嫌になります。これは、自分の気分や感情が外部の刺激に影響されやすい人の特徴です。しかし、周囲の影響に左右されず、普段から上機嫌で過ごしている人も存在します。精神科医の斎藤茂太さんが病院を経営している時、院内にお花や植物を置き、患者さんにお世話をしてもらっていました。これは、制約の多い入院患者さんに、変化のない毎日に少しでも楽しみを持たせるための取り組みでした。結果的に、これが花療法(フラワーセラピー)としての効果を生みました。花や植物には、癒し効果があります。アロマセラピーやカラーセラピーなど、楽しみながら癒されることで、一石二鳥の効果が得られます。花の香りは、脳をリラックスさせると同時に、ストレスへの免疫を高めてくれます。また、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを維持することにもつながります。ストレスが生じると、心や体の不調から鬱のような症状が表れますが、花や植物などに接すると改善されやすくなります。幸せを身近に置くことは難しいことではなく、毎日何かを楽しむことです。花や植物を育てて楽しむこと、趣味を楽しむことも、自分のそばに幸せを置く方法の一つです。 (by ハートリンクス)
2024年07月14日
【自分の存在価値を知ろう】どんな人も、年齢に関係なく自分の存在を否定されるのは悲しいことです。自己存在の価値を知ることで、他人の立場や感情をより深く理解できるようになります。渡辺和子さんが、大学で学生たちに講義をしていたときの話です。講義のテーマが「いのち」に関するものでした。講義が終わると、一人の学生から次のメモが渡辺さんに届きました。メモは次のようなものでした。「最近、こんなCMがありました。<いのちは大切だ。いのちを大切に。そんなことを何千万回言われるより、あなたが大切だ、と誰かにそう言ってもらえるだけで、生きていける>近頃、この言葉の意味を実感しました。私は大切だ。生きるだけの価値がある。そう思うだけで、私はどんどん丈夫になっていきます」このメモを見て、渡辺さんは若い頃の自分を思い出しました。戦後、生活が苦しい中、英語の勉強をしたいと思い通学しながら、上智大学の夜学でアルバイトをしていました。ある日、仕事の上司だったアメリカ人の神父さんが、渡辺さんに「あなたは、宝石だ」と言ってくれました。渡辺さんには、兄と姉がいてとても優秀だったために、いつも自分に劣等感を感じ、「自分は石ころ」だと考えていました。そんな自分に「あなたは宝石だ」と言われて、一瞬耳を疑いこんな自分が、宝石と同じくらい価値がある存在なんだと、気づきました。その日以来、自分の心が丈夫になっていったそうです。「あなたがいてくれて嬉しい」と言われて育てられた子どもは、心の丈夫な人間に育ちます。人生を楽しく過ごすには、まず自分の存在が人から喜んでもらえるのが大切なことです。 (by ハートリンクス)
2024年07月13日
【熱意が人を強くする】希望を叶えるにはいくつかの条件が必要であり、勉強できる環境と時間、多少のお金が必要です。しかし、最も重要なのは熱意です。勉強しても、熱意がなければ希望を実現できません。「熱意を持てば、どんなに弱い人でも事を成し遂げることができる」。という言葉があります。津田塾大学を創設した、津田梅子さんという人がいました。彼女は、6歳でアメリカに留学し10年間学びました。子どものいない夫婦の手によって、実の子のように育てられました。当時の日本はまだ女性の地位は低く、特に女子教育の面ではアメリカに比べてかなり遅れていました。帰国した津田さんは、1900年に「女子英学塾」を創設しました。学問を重視した女子高等学校を目ざす必要性を強く感じ、無報酬で教鞭をとりました。さらに、10年後に再び留学し、生物学を学びました。後に、女子英学塾を「津田塾大学」の名称に変え奨学金制度もつくりました。その功績が讃えられ、新5千円札の肖像画に選ばれました。「環境より学ぶ意志があればいい」というのが彼女の信念です。彼女は6歳でアメリカに留学し、ホームシックにならないほどの強さを持っていました。同時に留学した他の女子たちは津田さんより年上でしたが、数人は半年ほどで日本に戻りました。どんな時代も、先駆者という人たちには熱意と意志の強さがあります。熱意と意志は境遇を変え、人の生き方を変えていく力になります。 (by ハートリンクス)
2024年07月12日
【夢があれば誘惑に負けない】自分の夢のために努力を続けていても、困難な出来事に遭うと気弱になり、やめてしまいたいという誘惑に負けそうになることがあります。しかし、あきらめてしまおうかと思うときがあっても、夢を追い続ければ、いつのまにか問題が解決することもあるのです。スターバックスコーヒーのCEO、ハワード・シュルツはあきらめたくなる誘惑に負けずに事業を成功させました。彼は、貧しい家に生まれ、低所得者団地と呼ばれる場所で育ちました。そこでは多くのユダヤ人、黒人など他民族の人たちが暮らしていました。新聞配達をしながら学校に通い、授業が終わると毛皮の加工工場で働いて家計助け、アメリカンフットボールの特待生として大学に行くことになりました。スターバックスに入社当時は、わずか4店舗しかありませんでしたが、その後独立してスターバックスを買収しました。買収した時の彼の理想は、家と職場とは別に第3の自分の居場所になる、「くつろげる空間の提供」でした。幼少期の貧しい生活環境を経験した彼ならではの夢だったのです。事業が世界に広がり軌道に乗り、CEOを退任しますが後継者の経営手腕に問題があり、スターバックスは危機に陥りました。しかし、彼はCEOに復帰して難曲を乗り越えようと決意しました。アメリカ国内の7000店舗をいったん閉店して、従業員を再教育し600店舗を閉鎖し、1800人を解雇することにしました。この決断は、彼の心の大きな痛みとなりましたが、これでスターバックスは再生することができたのです。また、事業資金が必要になり、242人の一人ひとりに援助を申し出ましたが、217人から投資の意味がないと断られたときは、さすがに落ち込みました。彼が小さい頃育った低所得者団地に娘を連れていったとき、彼女は荒れ果てた建物を見て、どうしてこんなところでグレもせず育ったのかと驚いたそうです。今のスターバックスあるのは、誰が何と言おうと自分の夢を実現させる彼の信念があったからだと言っても過言ではないでしょう。彼の言葉に次のようなものがあります。「成功も幸福も、日々の努力の結果です」日々の努力とは、継続しあきらめないことです。地道でも続ければ、信念は強くなります。 (by ハートリンクス)
2024年07月11日
【どんな境遇も誇りにしよう】多くの人は、人生は思った通りにならない、うまくいかないと考えているかもしれません。しかし、どんな人生であっても楽しもう、という気持ちで生きていくことは大事です。推理小説家のアガサ・クリスティーは、小説と変わらないほどドラマチックで、スリリングな人生を送っています。少女時代は、母親の教育法が変わっていて7歳まで文字を教えてもらえませんでした。そのため他の子より、学力がなく父親からこっそりと文字を教えてもらいました。学校には行かず、父の書斎で本を読んで過ごしました。一時期、フランスに移住したとき礼儀作法を学ぶ学校に行き、そこで音楽や演劇の教育を受けました。しかし、父親が破産し、環境も変わり看護師として働き、ほかにも薬局での仕事をしながら毒薬の知識も学びました。結婚のあと離婚し、次は10歳以上年下の考古学者と再婚しますが、彼女は自分の経験を小説に反映させて書き続けました。アガサ・クリスティーは、自分の人生を小説の世界でドラマ化しながら推理小説としての場面展開をうまく描き上げ人気を得ました。彼女は、生きているなら楽しもうという人生観を持っていました。また、「少女時代に、他の子どもとは違う教育をしてくれた親を誇りに思う」と語っています。自分の過去を肯定するのは、生きる強さとなり、どんな境遇でも誇りとする考え方が、楽しい人生を送ることになります。 (by ハートリンクス)
2024年07月10日
【真の自分に目覚めよう】人は、周囲の評価が気になって仕方がない、と思うことがあります。他人の目を意識しすぎて本来の自分を表現できないこともあります。自分を実力以上に見せたいと思うことがありますが、これは承認欲求から生じるもので適度な範囲であれば問題ありません。人からよく見られたいという気持ちは誰もが抱く心理で、別におかしいことでもないのです。テレビのCMで見るメルカリを創業した、山田進太郎という人がいます。山田さんは、中高一貫の学校を卒業しました。早稲田大学に入学しますが、まわりに自分より優秀な人がたくさんいることを知り落ち込んでしまいました。そんな時、ニーチェの本に出会い、人と比べることより本当の自分に目覚めることが大切であることに気づきました。また、インドでの旅行中に、街を歩いていると小さな子どもが物売りをしていました。彼は、子どもたちが少しでも豊かになるにはどうすればいいかを考えました。そこで、不要になったものを捨てずに、再利用するというアイデアが浮かびました。物や衣服など、使わなくなったら捨てることが当たり前になっていることに目を向け、再利用すれば有効活用になり、捨てられるものに価値があればお金に変わり、新品よりも安価で手に入れることができると考えたのです。この循環システムを世の中に広げれば、貧しい子どもたちも今より豊かになれれるはずだと確信しました。日本に戻り、このシステムのアプリ化し、メルカリシステムを開発しました。本当の自分、ありのままの自分に目覚め、やりたい仕事を見つけました。真の自分に気づき、他人の評価に左右されない生き方を目指しましょう。 (by ハートリンクス)
2024年07月09日
【自己否定は不満を生む】自分には大したことはできない、何をやっても失敗ばかりするなど、自分を卑下する気持ちのままだと、生きることに喜びを感じることはできません。自己否定の心で生きていると、不満が生まれます。不満を抱えていると、不安になるばかりです。もちろん、誰にも不満に感じることはいくつかあるでしょう。しかし、不満なことだけに目を向ける必要はありません。どんな自分であろうと、自分を肯定していくと、「こんな自分でも、大丈夫なんだ」という自己認証ができ、明るい気分になることができます。 ある教育家が次のように述べています。の言葉から。「そのままの自分を認め、受け入れると向上心は躍動を始め、意識しなくても自分の殻が破れて成長します。自己否定すると、向上するどころかかえって焦りとストレスの原因となり実際に向上していても、満足感をいつまでも持つことができません」。自己肯定のためには、まず、自分を嫌いにならないことが大切です。好きではないが、嫌いと言えるまでにはいかない、という人がいるかもしれません。それでも、自分の良いところや自分に自信があるところに気づけば、自分を好きになれます。すると、自己嫌悪感は薄れ自分を肯定することに喜びが生まれ、心に活力が湧いてきます。 (by ハートリンクス)
2024年07月08日
【まじめさと寛容さを大切にしよう】「まじめ」という言葉からは、二つのイメージがあります。「あの人はまじめな人です」と聞くと、信頼できる、誠実であるという好印象を持ちます。しかし、「あの人はまじめ人だけど」と聞くと、その先には厳しい、融通がきかないという悪い印象を抱くこともあります。つまり、「まじめ」であることが「両刃の剣」になってしまうのです。精神科医の斎藤茂太さんが次のように述べています。「まじめに働くことは悪いわけではない。几帳面であること、ミスや失敗に注意することは、むしろその人の長所です。問題はまじめさが頑固に、几帳面さが潔癖症に、ミスや失敗を気にしすぎて悲観的になることですこの、エスカレートを生み出すものは、ねばならないという意識です。まじめでなければならない、と考えすぎないことが大切です」。また興味深い話があります。ある人が、東京の山手線の電車に数日乗り、一周回る時間を測定したそうです。最速の所要時間は60分10秒で、最も遅い時間は60分25秒でした。わずか15秒の差です。フランスのある研究者がこの動画を見て驚いたとのことです。フランスでは、電車の発着時刻表があってもなくても、予告なしにストライキが発生し、突然の運休や止まるべき駅を通過することがあります。日本人には理解できないかもしれませんが、フランスではこれが普通です。電車が決まった時間に動かないという「いいかげんさ」があっても、不自由を感じません。いいかげんさは寛容な精神を育むこともあります。「ねばならない」にこだわるよりも、「これくらいでもいいだろう」というのびのびとした生き方もあります。 (by ハートリンクス)
2024年07月07日
【誰にでも自分にしかできないことがある】どんな人にも、その人特有の価値があります。何かの技能や、人柄や性格が他人を喜ばせることもあります。それが人の価値であり、努力を通してその人ならではの能力となるのです。例えば、ダイエットをしようと決心した人が、短期間で3キロやせたとしましょう。すると、自分もやればできるんだという自信が湧いてきます。このように誰でも、自分で自分を高めていくことができます。しかし、中には「自分には何のとりえもない」と思い込み、積極的になれない人もいます。ヴィクトール・フランクルという作家は、第二次世界大戦の時にナチスから連行され、収容所での体験記「夜と霧」という名作を書きました。いつ虐殺されてもおかしくない状況下で、生きる希望を捨ててはいけないと信じその後、解放されました。その後、彼は各地で講演会を行いました。ある時、講演会が終わると聴衆の一人から次のような質問を受けました。「私は洋服屋ですが、私の人生にはさほど大きな意味はありません」フランクルは答えました。「あなたは洋服をつくることを通して、人々に喜びを与えています。新しい服に袖を通すという喜びを、あなたは創造していますよ」次の人が質問しました。「私は元デザイナーです。しかし病気で手足が動かなくなり、廃業するしかありません。私には服を創造する価値はありません」フランクルは答えました。「人には、体験をするという価値もあります。あなたは作ることはできなくなったかもしれないが、いいもの美しいものを見極める力を持っているではありませんか」自分の価値は自分で生み出していくことがあれば、他人の評価でわかることもあります。誰でも、「自分にしかできないことがある」と信じれば、人に喜んでもらえるものを作り出すことは必ず実現できます。自分にしかできない能力を発揮して、生きることを楽しみましょう。 (by ハートリンクス)
2024年07月06日
【他人は自分を映す鏡です】私たちが他人の長所を見て「ああ、いいなぁ」と感心する時、それは自分にもその良さがあるということです。「他人は自分を映す鏡」という言葉があります。心理学では、「鏡の法則」と呼ばれています。これは、他人の良い面を見る心がけは大切であり、自分にも良いところがあるからこそ、他人の良い面を積極的に見ていこうという意味です。しかし、人の短所が気づくこともあります。このような時は注意が必要です。他人の短所はしばしば自分自身にも存在するからです。だからといって、他人の短所を見ないというのは簡単ではありません。世の中は、人間関係で成り立っており、「人を見る眼」を求められることもあり、他人の短所が見えること自体、悪いことではありません。問題は、相手の短所が気に入らずに悪口を言いたくなる時です。これは、よい人間関係を築いていくうえで障害となります。そんな時は、「そんな一面もあるんだな」と考えるぐらいにしておくことがちょうどいいのです。ただし、自分がその相手の上司であるという立場なら放置できません。ここに、長所と短所を見極める難しさがあります。飲料水の大手メーカーに伊藤園という会社があります。「お~いお茶」で知られています。創業者の本庄正則さんは、日本で最初に缶入りのウーロン茶や缶入り緑茶を発売しました。彼の社員教育法の基本は加点主義です。「加点主義をモットーにしているから、前向きの失敗なら一切処罰しない」という方針です。加点主義とは社員の良いよいアイデアを評価し賞賛することです。減点主義では、問題が起きるたびに点数が減り、やがて意欲が低下します。人はほめられると喜び、認められたと感じます。好き嫌いを抜きにして、相手の長所を見ることで、その人への関心が湧きます。人間関係を良好にするには、相手の性格よりも相手にどのような関心を持つかが重要です。 (by ハートリンクス)
2024年07月05日
【やわらかな心から怒りは生まれない】人の意見を聞かずに一方的に批判し、揚げ足取りをすることはやわらかい心の人ではなく頑固な人です。頑固な心では、ミスをして自分の思い通りに行かないことがあると、責任を他に求めることになります。そのためにミスや失敗から学び、成長することができないのです。幸せになるために必要なのは、やわらかい心を持つことです。固い心は、自分の意見が一番正しいと思い、人の意見を聞こうとしないのが特徴です。やわらかい心の人は、他人の言葉や行動に対して冷静で、怒りを抱くことがほとんどありません。もちろん、誰もが挫折し失敗しますが、やわらかな心があれば他人の言葉や物事に怒りを持つことがありません。挫折や失敗をすれば、傷つきショックを受けますが、心がやわらかいために衝撃が少なくなるのです。つまり、受け止め方がとても上手なのです。ある国のおばあさんの言葉でしたが、次のようなものでした。 「しあわせになりたいなら、それはね、怒らないこと。 怒りを感じたらすぐに、その場で『ありがとう』って自分に 言ってごらん。 あなたの心が変わり、目の前の状況も変わってくるの。 だから、言葉はもっと大事よ」。このように、よい言葉を使いやわらかな心でいると、感情のバランスが整い心が穏やかになります。江本 勝さんという波動研究家が水に感情を与える実験を行いました。同じ水を、二つの容器に入れて、ある言葉を発します。一つの容器に、「ありがとう」といい、もう一つの容器には「ばか野郎」と。すると、「ありがとう」という言葉をかけた水の結晶には、美しい六角形の結晶が残り、「ばか野郎」といった水に結晶はありませんでした。これは、日本語以外の言葉でも同じ結果だったといいます。発した言葉に感情という波動が起き、水にも感情の波動が伝わりました。やわらかな心でいられるように、常に心がけましょう。 (by ハートリンクス)
2024年07月04日
【過去を肯定すると楽になる】何かにつけて、昔のことを思い出してしまう人がいます。 「過去の出来事が頭から離れないことがある。 自分を責めずに、前を向かなくては、とも思う。 しかし、ふと気がつくと昔のことを考えている自分がいる。」過去のことでも思い出したら、今のこととして新たに記憶されていることになります。つまり10年前のことでも、脳の中では今のこととして認識しているのです。これが繰り返されていくと、過去にとらわれることから解放されません。この傾向は、物事に対して否定的なとらえ方をする人に多くみられます。また、昔を思い出すことで、現実から逃避したいという心理が働いているともいえます。過去にとらわれ過ぎると無力感が生まれます。無力感を生まないためには、過去を肯定することも大切です。もし、過去のことを思い出すことがあったら、「そんなこともあったんだ。その経験から学んだこともある」と、自分に言い聞かせることで、過去を肯定的にとらえることもできます。能力開発を手がけ、多くのスポーツ選手のメンターをしている人が、次のように話しています。『ときどき人に聞かれます。「マイナス思考をプラス思考に変えるにはどうすればいいですか?」そのときはこう答えます。「マイナス思考は絶対に変えないでください。無理にプラス思考になろうなんて努力しないでください。どんなに頑張っても変えられませんから。変えようとすればするほど、変えられなくなる。ですからマイナス思考の人は、そのままマイナス思考でいてください。それで、大丈夫です」。つまり、マイナス思考は、放っておくに限ります』。人間の本来の思考には、マイナス思考とプラス思考が混在しています。よく考えてみると、世の中の成功者や幸福な人は、マイナス思考を否定しているのではなく、プラス思考をうまく使いこなしているのです。マイナス思考があるから、危機管理意識が生まれ、危険や災害や病気などの予防ができ、一つにかたより過ぎず、その時々に応じた心のバランスをとることができます。過去を悔やみストレスにするより、肯定してプラス思考に転じる心を育てていきましょう。 (by ハートリンクス)
2024年07月03日
【感謝にも初級中級上級がある】不平や不満ばかりを考えているとしだいにストレスになっていきます。ところが、感謝することを考え、感謝の言葉を口にしていると幸福感を味わうことができます。幸せだと感じているときの脳波とストレスを感じているときの脳波は違う形をしています。愛、共感、寛容、感謝という時の脳波は高く早い周波になりますが、不平不満や怒りの時の脳波は低く遅い周波になるのです。化粧品メーカーの資生堂の創業者、福原有信(ありのぶ)さんは明治時代の初め、軍病院の薬局長をしていました。23歳の時に調剤薬局「資生堂薬局」を東京銀座に開きました。当時、福原さんには日課がありました。その日課とは、部下を連れて会社の周辺、銀座界隈の散歩をすることでした。その散歩は普通の散歩とは違うものでした。ある一軒のお店の前に来ると立ち止まり、「おはようございます」と挨拶をするのです。これを何軒も続けていくというのが、福原さんの散歩でした。ある朝、毎朝挨拶をしていた一軒のお店が閉まっていました。すると福原さんはいつものように立ち止まって「おはようございます」と手を合わせて合掌したのです。一緒に歩いていた部下は福原さんに尋ねました。「お店は閉まっているのですが、どうして手を合わせて挨拶をされるのですか?」すると福原さんはこう言いました。「みなさんのおかげで銀座があり、銀座のおかげで資生堂があるからだ」銀座という街で暮らしている人たちのおかげで商売ができるのだから、たとえ不在されていても感謝の心を忘れてはいけない、という考えがあったのです。感謝にも初級、中級、上級があると言われることがあります。初級は、ありがたいから感謝する。中級は、当たり前に感謝する。上級は、逆境や困難な時でも、無条件に感謝する、ということです感謝の気持ちが高まれば、それに比例して幸福感も高まります。まず、ありがたいと思えることから感謝し、次に当たり前のことに感謝するように心がけましょう。無条件に感謝する境地になれば、幸せは自然に訪れてきます。 (by ハートリンクス)
2024年07月02日
【四つの徳】人徳とは、その人が何か物や財産をどれだけ持っているかではなくその人の、心のあり方や人柄のことを意味しています。ドイツの哲学者・ニーチェが、人徳について次のように述べました。 『四つの徳を持ちなさい。 自分自身と友人に対しては、いつも誠実であれ。 敵に対しては勇気を持て。 敗者に対しては、寛容さを持て。 その他、あらゆる場合については、常に礼儀を持て』ニーチェは徳の要素として、誠実・勇気・寛容・礼儀を示しました。特に、「敗者に対して寛容さを持つ」ことは難しいものです。以前、ゴムやホースを製造する会社を創業した十川栄(とがわさかえ)さんという人がいました。十川さんはゴム製品を販売する小売店で働き、主人や得意先からも信頼されていました。ところが、店の主人が酒好きで経営をおろそかにしたことが原因で倒産してしまいました。 店には債権者が押しかけ店の商品や家財道具まで差し押さえられ、従業員も店を出ていきました。ところが、十川さんは取引先から誘われ、新しい勤め先に行くこともできたのですが店に残りました。そんな十川さんに、どうして店に残るのかと聞いた人がいましたがこう答えました。「私は給料の額で自分の行く道を決めたりしない。これまでお世話になったご主人を見捨てるようなことはできない」そして、店の主人の家財道具が競売にかけられた日、十川さんは自分の貯金をすべて下ろして買い取り、ご主人に渡しました。その後十川さんは独立しますが、人柄を見込んで彼の事業を援助したいという人が現われました。十川さんは会社が大きくなると、元のご主人を工場長に迎えました。 そこまでする必要はないと言う人もいましたが、十川さんは、「ご主人は、私の恩人である。ご主人が仕事を教えてくれたから、私は今の道に進むことができた」と周囲の人に語っていたそうです。彼は、ニーチェの言葉にある、“敗者には寛容さをもて”、という精神をそのまま実行しました。人として寛容であるためには、人を含め自然や社会からの恩恵を受けている事実に気づくことが大事です。恩恵を受けていることへの感謝の気持ちが、寛容な心につながり人徳を身につけることになります。 (by ハートリンクス)
2024年07月01日
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