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バイク＆スクーター廃車と名義変更

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2004年08月30日

　言って聞かせ、やって観せて、やらせてみる。

　ジーコ監督はとにかく巧い。先日、ジーコは選手として復帰、背番号４番をつけ、アディダスチームと日本サッカー協会チーム、そして代表スタッフチームで友好大会リーグ戦を行い、ジーコ率いる代表スタッフチームが優勝した。

　なんとジーコが日本代表のブルーに白ラインのユニフォームを着て戦った。日本代表のユニを着て戦った姿、直に観たかった。まあジーコは副審を務めオフサイド判定などもした、趣味の大会だったのですが。しかし、ジーコは今でもサッカーボールを触ると、ピッチに立つと全力をだして戦うお人柄。

　生涯スポーツとか健康とかいうことじゃないね。まるでO－50（オーバー50歳）世界選手権に出場したように勝つために本気でやる人。むかしジーコをTVで観たように余裕が出来るとアディダスチームや日本サッカー協会チームを揉んでやる（おちょくる）というような試合だったことは容易に想像できる。

　A代表の練習風景の写真を観ても、実際ジーコはキックや相手を交わして裏のスペースを使う動きなど、もちろんＦＫも、日本A代表の選手たちにやって見せている。だから選手たちの理解や受けもすこぶる良いという。これを出来る監督はあまりいない。今でこそ、元Ｊリーガーの監督に子どもが教わる機会が格段に増えたが、以前はセルジオさん方が全国を回って、教わるぐらいしか機会があまり無かった。先輩から技術を盗んだり、TVのダイヤモンドサッカーを観て真似するぐらいだった。ＪＳＬ（Ｊリーグが出来る前の企業サッカー部の時代の日本サッカーリーグ）の選手たちは現役を引退しても殆どが会社に残ったからだ。

　今のA代表の選手たちはＪリーグ開幕以前にサッカーを始めた世代が殆どなので、まだ日本市場に元プロ選手監督が出回っていない時期だった。だから監督に聞いたら、何でもどんなことでもスイスイやって見せてくれる指導というのは今までそう無かったはずだ。もちろんA代表選手達も高いレベルだからジーコのプレーの提案を、参考にして、自分なりの特徴に吸収し高めているやり方をしていると思う。

　ジーコ監督は選手たちと同じ高さでチームであることを望んで指導している。自身のサイトにもそう記述してあるしコメントも。つまりは兄貴分という感じなのだろうか。しかし体力やスピードの面ではジーコ監督は選手たちの弟分、それ楽しんでいるようでさえある。練習は厳しいのだが、楽しい。フィジカルトレーニングなどはキツイのだが理由が明快なのでいいだろう。ジーコ自身も走って自身のプレーが満足いくためにO-50の基礎体力の維持に余念がないのだから。

　TVや新聞やジーコ監督サイトの練習風景の記述や写真から一番上の言葉を思い起こした。

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