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2006年10月31日

フランス外人部隊の特集をTVで見た。教育係の鬼軍曹の話を聞いてハッとした。

（第一段階）
理不尽な命令、不公平な管理を　徹底的に行う
　　　　　　　　↓
（第二段階）
　絶望、恨み、攻撃性　　が生まれる
　　　　　　　　↓　　　　
（第三段階）
生きる術、決して仲間を見捨てない事　を教える

（第四段階）
　　　　　強靭な意志　の兵士が仕上がる

・・・これが岡田武史監督の講演で言っていた「人間の本能の凶暴性」の存在か。
その「人間の本能の凶暴性」をまず、表面化させ、
　心にまとったヨロイを捨てさせ、裸の心にさせる。

次に、ルールをもたらし、連帯感を作り上げ、
強力な戦士に育て上げる・。

素晴らしい・・・。　
　　　　　おっと、いけない。　こんな非人道的なやり方は（と言っておく）

昔は、高校サッカー部の監督にこういうやり方に近いようなことをする人が居たようだ。

不公平なチーム選抜、意味不明で非科学的なトレーニング、

　最初、部員は監督を恨む。
監督と対決するが逆に打ちのめされる。
ところが何故か、部員があまり辞めない。
　試合で大敗する。
監督はやがて仲間を大事にすることを教え、

　　徐々に結果が出始める。
いつの間にか徐々に、監督は部員から慕われていく。
気が付いたら県内の強豪チームになっている・・・。

どんなチームも強化していくには個々を徹底的に鍛え、やがてまとめなくてはならない。
サッカーは、フランス外人部隊のような
最前線に出て生死をやり取りするわけではないが。

選手が将来プロを目指すにしろ、そうでないにしろ、
何かを成したり残したりするには
今の日本の常識ではありえない指導法もある。

プロフェッショナルであったり、欧州リーグで戦ったり、
　代表としてワールドカップで戦ったり、
応援してくれる人のために自分がどうなっても必ず勝つ
そんな選手でなければ、プロ選手の資格が無い。

その為には、学校教育の枠では捉えられないことや
ありえないことを行っていくことが
セオリーだったりする。

そこまでして、強い人間を作らなければならないか、
そこまで過酷な事をして、勝たなくてはならないのか。

そう思うなら、戦う資格が無い。
サッカーは遊びじゃねぇんだよ。

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最終更新日 2006年11月01日 06時05分35秒
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■コメント

Re:フランス外人部隊式　指導法(10/31)

やまじゆみこさん

私もその番組を見て、サッカーと重ねて考えてました。本当に「強くなりたい」「闘いたい」と心から望んでいる人間なら、そんな非人道的手段も効果的かもしれないと・・・

　私もある時、必要を感じてトレーニングの中で息子を追い込んで底打ちを体験してもらったことがあります。リスクを伴うので人には勧めませんが。

(2006年11月02日 20時41分21秒)

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Re[1]:フランス外人部隊式　指導法(10/31)

foot001 さん

やまじゆみこさん　ありがと

プロを目指す人や、勝負に絶対勝ちたい人にとっては強いメンタルが不可欠ですからね。
　そういう部分を経た人間は逆境や危機にも強いですね。

PS　愛情たっぷりで立派なサムライに育ててあげてね。きっと親を大事にする良い人に育つヨ。 (2006年11月07日 06時18分23秒)

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