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昨日は大雨の中、殿様の職場を訪問。「ネタの資料を探してまんねん」とお願いしたところ「取りに来いや!」と男気ある返事を頂戴し、日程調整を経て参上したというわけです。倉庫に連れられ「ここにあるもん好きなだけ目を通せや!」とこれまた男気ある案内に恐縮です(梨本勝)。お陰様で貴重なお宝をマジでゲットすることができました。ホントはご近所の資料だけ探すつもりでいたのに、ノーマークだった関東圏の資料まで入手できました。しかもこれがなかなかのモノで。。。思わぬ収穫にニコニコ。しかし殿様より「事情があってコピーはあかん!」と。なんですと!「だが・・・家に持って帰るのは構わん」それは男の中の男を見た瞬間だった。お知り合いになって四捨五入で二十年弱。今までの中で一番男前に見えたわ。ついでに何だか分厚い資料集までタダで頂いてしまった。ありがとう、殿様。。。そして山のような資料を持ち帰り、今日仕事の合間にガッシガッシとコピーしまくり。これで薄っぺらいインチキな論文も少しは見栄えのいいもんになるぞ!そんなことを考えながら事務所に戻りメールチェックをすると殿様から「肝心なことを忘れてた。月末に勉強会を予定しているが、参加者がワシを含めて五人しかいない。そこで君も参加しなさい」ギャフン!またそのパターンかよ!
2009年07月22日
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衆議院選挙出馬に向けて着々と準備が進んでいる。。。 大槻ケンヂ『綿いっぱいの愛を』角川文庫オーケンのエッセイは相変わらず面白い。でも最近の曲はもひとつ。。。枯渇してきたかなあ。もっとキツイ毒々しい奴をキメてほしいよ 火葬研究会立地部会編『火葬場の立地』日本経済評論社僕もおくりびとブームに乗ってみました。世の中にはこんな研究をしてる人たちがいるのね。って、おくりびととは全然関係ありませんでした。しかし結構最近まで土葬してたのね。勉強になるなあ 蜂屋邦夫訳『老子』岩波文庫イイこと言うなあ。ビシビシ心に響くよ。西洋のもんより東洋の方がやっぱりピタッと来るなあ 吉岡忍『墜落の夏』新潮文庫日航機墜落事故のルポタージュ。人間の尊厳について考えさせられ、震えながら涙してしまいました。一方で人間の醜さについても考えさせられた。人間とは一体何なんでしょう。。。まともな人間であるなら絶対に読んでおくべき一冊。つか、必ず読みなさい! 宇佐美寛『新版 論理的思考』メヂカルフレンド社文章の書き方についての本。著者が悪い文章をポロクソに叩きまくる箇所が面白かった。ホントに腹立ってんだろうなあ 石原真理子『ふぞろいな秘密』双葉社石原真理子による暴露本(たぶん本人は書いてないと思う)。実名出しまくりで面白かったけど、女優としてすっかり落ちたなあ。奥付見ると怪しげな健康食品の広告塔やってるみたいだし。だがしかし!人生はつくづくファンタジーでんな。玉置浩二と復縁かあ 「鉄道員」メイキング編集部『高倉健とすばらしき男の世界』集英社映画『鉄道員』のメイキング本。『鉄道員』観たことある?僕はアレSF映画だと解釈している。高倉健は妻と娘に先立たれた定年間近の鉄道員。ある日、高倉健は夢を見た。亡くなったはずの妻と娘とこたつで鍋をつつく夢を。しかも娘は生きていればちょうど高校生くらい、そんな年頃の娘が制服姿で妻と一緒に鍋を作っている。高倉健にとって至福の時間であった。そして朝を迎える。目が覚めると妻と娘はいなかった。やっぱり夢か、と。しかし、こたつの上には妻と娘がさっきまで使っていた食器や食べ残した鍋が置かれたままになっていた。高倉健は業務日誌にこう記した。「異常なし」と。。。思いっきり「異常あり」やんか!これはどう考えてもSF映画です。コレ観て泣いたあなたはちょっと感覚がおかしいですよ 草なぎ剛『これが僕です。』ワニブックスこれまで色んな本を読んできましたが、これは本当にひどい一冊です。マジです。中身は無いわ、文章ひどいわ、意味が分からないわ。特にひどかったのは「!」マークだけで4ページも使っていること。読者をバカにしすぎてます(ま、こんな本買う読者もバカなんですが)。この人、本当にアルコール依存症かもしれません。「裸になって何が悪い!」事件を予見するような一冊 四方田犬彦編『大島渚著作集第一巻 わが怒りわが悲しみ』現代思想新社大島渚が学生時代や松竹入社当時の若かりし頃を綴ったエッセイ&未発表シナリオを収録した一冊。読みやすいです。ゴリゴリした内容の割りに。頭のイイ人は違うなあ。でもシナリオはちょっと読みにくかった。熱さみなぎる若者達。革命に向けて頑張るぞ!でもこれは金が掛かりすぎて絶対に映画化はムリ 忌野清志郎『瀕死の双六問屋』小学館文庫『TVブロス』連載のエッセイをまとめたもの。リアルタイムで読んでました。続けて読むと面白い。一見意味不明な文章なんですが、真面目な話、ルソーとかあんな人らが書いた本とよく似ている。すごく面白かった。それでいて過激(この辺らもルソーと似てる)。やっぱすごい人だったんですね。つくづく残念だ。。。 竹原弘『寅さんの社会学』ミネルヴァ書房寅さんの本ではなく社会学の本。なので寅さんについて書かれた箇所は面白おかしく読めたが、社会学について書かれた箇所はサッパリ分からなかった。だが、それでいい 東国原英夫『芸人学生、知事になる』日本実業社衆議院選挙出馬を巡る件で最近叩かれていますが、この人当初から国政への進出を公言してましたよ。政治家になりたい、そのためには大学院へ進学するか、知事選挙へ出馬するか、衆参どちらかの選挙に出馬するか。結果的にたまたま知事選挙の話がふって沸いたので出馬した。それだけのこと。自民党総裁の件も本気ですな。「やる以上はトップを目指す」とムチャクチャ上昇志向が強い。この本読んだら東国原知事の行動は一貫していることが良く分かりますよ。みんな騒ぎすぎ 横山秀夫『クライマーズ・ハイ』文芸春秋文庫日航機墜落事故が物語の縦軸。その報道を巡る地方新聞社における男たちの熱いドラマ。強烈に面白かった。男たるものこうありたいです。カッコいいな。。。NHKでドラマ化、映画にもなったのでこんどDVD借りよっと。最高にカッコいい小説です 大江健三郎『沖縄ノート』岩波新書オーケンの文章はまわりくどい。読みにくい。つか、この人の性格をあらわしているような気さえする。肝心の内容よりそっちの方が気になってしまう。今や古典なのでこの際読んでみっか、とチャレンジしたものの古典は所詮古典ですな 忌野清志太郎『十年ゴム消し』河出文庫20代の頃、ノートに書き散らしたと思える雑文をまとめた一冊。読みにくいけど分かるぜ、清志郎。あんたの悶々とした気持ちが。この悶々が『シングルマン』に結実されるのね。一方、我が紋々が結実されるのはいつになることやら。。。
2009年07月20日
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役所から時間外に電話。こちらからの電話には一切出ないくせして、自分の用事の時には平気で掛けてくる。用件を聞くとこないだチラッと聞いたシンポジウムの打診。「いいよ。俺にトライするかい?」と返事。ついでに「どうせ引き受けるなら・・・」と役所が提示した企画を俺色に塗り替える。そんな妄想を朗々と語り聞かせてやる。役人も乗り気になってきた。「いや~なんだかワクワクしてきました。でも役所には抵抗勢力と言いますか、色々な立場の人がいますので、企画がそのまま通る訳では・・・」なんだその弱腰は!やっぱりワシ降ろさせてもらうわ。
2009年07月17日
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