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イギリスの同時多発テロ、日本の集中豪雨、なにやら穏やからぬ世界の中、私の中で更なる衝撃が走ることとなった。プロレスラー橋本真也氏の死去。私は特にプロレスファンということではないが、大学時代深夜にやっていた新日本プロレスはなぜかよく見ていた。そのときの闘魂三銃士、橋本、武藤、蝶野は猪木イズムを継承するものとしてリングで大暴れしていた。反則ワザを含め頭を使ったプロレスの蝶野、華麗な技の天才武藤、そして、ストロングスタイルの橋本。しかし、小川(ハッスル、ハッスルね)との戦いに敗れて引退。ファンの嘆願に応えて復帰するも、新団体はうまくいかず、怪我もあり表舞台から消えていた。享年40歳。まだまだ働き盛りだし、死ぬにはあまりに惜しい。直接の原因が何かは分からないが、プロレスの過激な技の応酬も一つの要因だろう。古館伊知郎も言っていたが、ある意味殉職とも言えるのかもしれない。橋本真也氏のご冥福をお祈りいたします。
2005年07月11日
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今年の夏の話題の映画といえば、「バットマン・ビギンズ」、「宇宙戦争」、「エピソードIII」だろう。とりあえず、全部見てきたので、その講評を…。ネタバレはしないように気をつけてます(笑)。「バットマン・ビギンズ」監督がクリストファー・ノーラン、主演がクリスチャン・ベイル、ヒロインがケイティ・ホームズで、渡辺謙も出演している大作。主人公がいかにしてバットマンになったのか、そのバットマン誕生秘話が描かれている。原作はコミックスなのだが、映画の内容は完全に大人向け(いい意味で)。雰囲気は、娯楽作品というよりは芸術作品の匂いがある。その内容上全体的に画が暗めなのでアクションシーンが分かりにくいのと、前半の時系列が分かりにくい以外はよくできている。渡辺謙の出演時間は短いのでそれを目当てに…というのはやめたほうがいい(笑)。ヒロインは悪くはないけど、トム・クルーズが付き合うほど美女かといわれると…(まあ、好みの問題もあるし。)細かいことを気にしなければ、けっこう楽しめる映画だと思う。バットマン・ビギンズ★★★★☆(星4つ)「宇宙戦争」監督がスティーブン・スピルバーグ、主演がトム・クルーズという豪華スタッフで贈る大作。H・G・ウェルズの原作を映画化。原作を知っている、さらにそれがリメークであるとその作品的ハードルは高くなるが、今回の作品は果たして…。私としては期待していたほどのおもしろさや感動は得られなかったので、少々拍子抜けした感じ。その日が映画の日で1000円で見られたので、1000円ならいいか…という感じだった。映像は迫力があっていいんだけど、設定と内容が…。原作を知らない人とトム・クルーズファンは楽しめると思うので、そんな方は見てください(笑)。宇宙戦争★★★☆☆(星3つ)「スター・ウォーズ エピソードIII シスの復讐」監督ジョージ・ルーカス、主演がユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン。約28年にわたるスター・ウォーズシリーズの完結作。なぜ、アナキン・スカイウォーカーが暗黒面に堕ちたのか、そして、なぜあのようなダース・ベイダーの姿になったのか、その哀しい理由が明らかになる。一言で言ってしまえば、映像、ストーリーともに申し分ない。スターウォーズシリーズのラストを飾るにふさわしい内容だと思う。スターウォーズ エピソードIII シスの復讐★★★★★(星5つ)…と、こうしてみてきたが、いずれもシリーズものだったり、リメークだったり、ハリウッドの映画制作能力の低下が囁かれているが、ある意味それを象徴しているものなのかも知れない。シリーズものやリメークになるのは、新しいドラマと世界を作り上げるだけの創造性がないことを意味し、その穴埋めにビッグネームを使うという負の循環になっているような気がする。エピソードIIIは確かによかったものの、前作までを見ていなければ純粋に楽しめないだろうし、逆に1作目(エピソードIV)から見ている人には完結までに28年もの年月を必要としてしまったのである。海賊版などの問題も含め、映画界は再び危機に直面してきていると言える。よりよい映画が今後とも見られるよう願いたい。
2005年07月10日
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