朝の小言

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2008年12月18日

カテゴリ：国際結婚

週末遅く起きて階下に下りていくと外は明るいのに
部屋のカーテンは全部閉めたままで家の電気が全部ついていて
外のクリスマスライトもつけたまま。

家の毎月の電気代は２００ドルから２７０ドルの間で
電気の使いすぎに気をつけた月は数字に表れる。

「カーテンを開けたら？
昼間は電気を消してね」

そうダンナに言いながら電気を1つづつ
消して家の中を歩いた。

カーテンを開けたけど

この時はまだ気がついていなかった

私の言葉にムカッとなっていたあの人に…

そこで

止めておけば良かったのに
もう一声、余分だった私…

「息子だって電気を消せるのに」

って言っちゃった。

ダンナは私のいる台所にカツカツとやってきて
私が一番怒るであろう言葉を選んで言った。

「僕は電気代を払っているんだ」

私、閉口

そう言うしかないでしょう。

口論が終わってから私のＰＣに彼からメールが届いた。

ご丁寧に自分が今朝消費したであろう電気代が計算されていて
内容はこんな風だった。

「こんな小さなお金の為に喧嘩をしたくなかったから
“電気代は払えるから”と言ったんだ、決して君の思うような
意味で言ったんじゃない

僕が怒った理由は君が僕を子ども扱いのレベルで
話すからだ

朝から“おはよう”も言わないで
いきなり文句を言われるのは嫌だった」

と書いてあった。

“僕が電気代を払っているんだから文句を言うな”

かなり意味が違うじゃないの…でも
あの時のいいぶりは確かに後者の方だった。

ごまかされたような気はしたけど

ダンナからのメールを何度か読み返しながら
考え直してみると、

朝、おはようを言う前に
小言を言ったのはよくなかったし

朝は小言じゃなくて笑顔で始めるべきだったし
小学生の息子とダンナを比べた私も悪かったし

なによりも
こんな小さな事で喧嘩するのはバカらしいって

ちょっと私も反省をした

それから数日経って
大学から帰宅した私にダンナは

まるで鬼の首を取ったみたいに

「今朝、君は電気をつけっぱなしで学校へ行ったね」

って勝ち誇ったような顔で私に言った。

だって、、

だって、、

「電気代はあなたが払えるから、
もう節約はしなくてもいいんでしょう？」

ダンナ、閉口

私ったら全然反省してないじゃない
どうしてもっと可愛い妻になれないの！？　

でも、言ってスッキリした

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