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隠居人はせじぃさん
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この日は旅行の7日目。元気で食欲も十分。
この日の朝食。

朝食後、ホテルの庭園を散策。

プールの青が美しかった。

まだ時間が早いためか人影はなし。

ホテルをこの日はゆっくりの9時に出発。
ガイドのマスルールさん(右、マスオさん)とこの日のフェズのガイドのMr.アミン (左)。

この日の観光の最初は、フェズ・エル・バリの南側に接しているのがフェズ・エル・ジュディド
(新市街フェズ)、13世紀に造られた地区。フェズの町は大きく2つに分かれ、
旧市街が「フェズ・エル・バリ」、ここ新市街が「フェズ・エル・ジェディド」と呼ばれていると。
王宮は新市街にある。近くにある旧ユダヤ人居住区メッラも同じ時期に造られたとのこと。
先ず王宮を観光後、ユダヤ人街メッラハを通り抜ける行程。
王宮の正門前の広場に立つ。国王がフェズ滞在の時に使用されるのだとのこと。
王宮に着く前に現地ガイドから注意がありました。
金細工と幾何学模様の美しい正門。

門は大小7つあり「1週間を表す」(ガイド)という。
装飾が美しい。扉はブロンズにイスラムらしい幾何学模様の細かな彫金がほどこされている。
扉周りから門の壁一面にモザイクでこちらも芸が細かい。
脇門。
こちらも見とれてしまう美しさ。上の緑色はベルベルカラー、その下はベルベルスタイル、
一番下はムーアスタイル。

タイルの繊細な模様。

門の上部の緻密な模様。
イスラーム建築では偶像崇拝が禁止されているため、幾何学模様の装飾が美しいのです。

ブロンズ扉の彫金の模様とタイル模様、手が込んでいます。
この彫金は下書きなしで施工したと。ブロンズは月一回レモンで磨くのだと。

正門と反対側にはムーレイ・ユーセフ通りのラウンドアバウト内の噴水が見えた。

黄金の王宮の門の隙間から王宮内を覗き込む旅友Sさん。

正門わきの、何故か撮影禁止の門に向かって歩く。

正門から徒歩で「ユダヤ人街」を通ってメディナ(旧市街)に向かう。
ユダヤ人街メッラハのスマリン門とフェズ・エル・ジェディド通り。
建物の感じはがイスラムとはやや異なる。
フェズに限らず、モロッコの多くの街は、メッラハから始まるのだと。

ユダヤ人街は15世紀ごろにスペインから逃れてきたユダヤ人が居住したところ。

家屋の1階が必ず商店になっているのが特徴だという。

中世にスペインをレコンキスタで迫害されたユダヤ人が住んでいたのだと。
その後、イスラエル建国後、ほとんどの人がカサブランカ等へ移住し、現在は
ユダヤ人ではなくモロッコ人が住んでいると。
イスラームの住居は道路に向かって解放した窓は付けないので、出窓が多い
この通りは異色なのだと。

花屋には多くの種類の白い花束が飾られていた。
結婚式用の花束との事。

店頭には不気味な原色の塊が。

餡子の様な、味噌の様な??
ネットで調べてみると、サボン・ベルディと呼ばれるものとのこと。
オリーブオイルとユーカリのエッセンシャルオイルでできたねっとりとした石鹸で、
ハマム(モロッコ式サウナ)での垢すりの必需品。サボン・ベルティを肌に馴染ませ、
数分後に洗い流すだけでも、肌はすっきりもっちりとと。

そしてバスに乗り、フェズの街並みを一望できる丘の上のボルジュシュッド要塞
( Borj Sud Fortress )に向かう。

日本でいうと江戸時代にできた要塞。ここからの眺めが最高。
世界一複雑な迷路の街、旧市街を一望。

ここの屋上もパラボラアンテナだらけ。

フェズ北の丘を望遠で。
フェズを首都としたマリーン朝(1196-1465年)のスルタン達が埋葬されている墓地。
丘に建ち,メディナが一望できるロケーション。
また外敵の侵入を早期に発見し,防御も目的としたのだと。

新市街方面。

南は緑の草原が広がっていた。

丘を降り、旧市街に向かう。

斜面のマリーン朝の墓地の横を通る。

城壁が両側にあるフランセ通りをブー・ジュールド門に向かう。
