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隠居人はせじぃさん
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すると現地ガイドが別の道を案内する。
その道は獣道の如き細い道。大丈夫かと訝しみながらツアー仲間と共に進む。

すると、工事中の現場が目の前に。我々の突然の進入に工事作業員は驚いた模様。
現地ガイドと工事責任者が何かを会話。結局ベテラン現地ガイドの独自の判断?で
更に遊歩道を進むことが出来たのであった。

右手には工事中の木道の橋が見えたのであった。
未だ床板が貼られていない梯子の如き進捗状況であった。
これが先ほどの通行止めの理由なのであった。

紅白の進入禁止のテープに囲まれた中を進む。

再び白き小段の滝に遭遇。

川を横断する木製の橋が眼下に。オレンジの屋根は水力発電所。

夏になると観光客がどっと押し寄せ、この橋も渋滞するのであろう?。

比較的落差、幅 共に大きい滝。

新緑に覆われた散策路に細かい霧となった水の粒子が漂い、爽やかな涼を
感じさせてくれる空間と時間。

霧のように立ち昇る水の飛沫も見えた。

白の混沌とその後の緑の静寂。

この公園に生息するトカゲや蛇などの生態系の案内?注意喚起?のポスター。

吸い込まれて行くが如き水の流れと、その下の白のざわめき。

生い茂った新緑、澄んだ水の流れ、流れ落ちる滝の音、清浄な空気。
マイナスイオンが体にまとわりつく快感。
豊かな自然の中であらゆる感覚が解放され、心が洗い流されていく瞬間。

岩肌に生きる苔も新たな緑を演出。

このような光景を眼前(自分の目と同じ高さ)に見る体験はやはり新鮮。
奥入瀬渓流に似ている、とふと・・・。

木漏れ日も青、緑そして白き流れに射し込み美しかった。
真っ青なアドリア海とオレンジ色の屋根瓦の街並みが広がる海岸部の町とは雰囲気が一変。
水と緑が織り成す絶景が訪れる人々を圧倒すること間違いなしの景観。

ここはあまり知名度はないのか、『地球の歩き方』にも1ページをさいているのみだが、
プリトヴィッツェに勝るとも劣らない、澄んだ湖いや川と多くの滝に囲まれた美しい公園なのであった。
以前、中国・九寨溝を訪れたが規模こそ及ばないが、足下に水の流れを実感出来たのは
同じ。当時は九寨溝にヨーロッパ系の観光客が少ないと感じたのであったが
比較的近いここクロアチアのプリトヴィッツェ、クルカに観光客が訪れていた事を
理解できたのであった。
現地ガイドの女性が何度も「湖ではなく川です」と主張していた青い川も見納め。
確かに何も言われなければ青く澄んだ湖だと信じてしまう光景。
川に写真の真ん中の曲線の砂嘴の如き姿を見たのも初体験なのであった。
サロマ湖の如き湖で見たことは何回かあったが。

国立公園出口(入口)で帰路もトイレ休憩。
そしてここから、この日の宿泊地オパティア(Opatija)まで220kmのバスでの大移動。
33号線から高速E65への料金所を通過。

シベニク(Šibenik)を過ぎて左手に入り組んだ湾岸の街Biliceの教会の尖塔が見えた。
アドリア海のアドレティックブルーをくまなく見ようと必死に。

マスレニッツァ(Maslenica)でアドリア海に別れを告げ、E65から山に入りE71を利用し、
この日のホテルを目指す。
石灰岩の奇形の山の姿。この山も太古には海底にあったのだ。
アフリカプレートの圧力により海底から押し上げられたこの山。

頂上付近には樹木はなく石灰岩剥き出しの山が続く。

そしてこの日は予定時間を大幅に遅れ21:30にHOTEL OPATIJA に到着。
暗くなってのホテル到着はこのツアー2回目。

そして慌ただしく夕食。

我々のツアーグループの席に置かれた予約席の札。
『NIPPON』 の文字が。
