JINさんの陽蜂農遠日記

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2016.05.28
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カテゴリ: 海外旅行

マリエン広場(Marienplatz)に到着。

東西、南北の交易路が交わり、ミュンヘンの街が誕生した時からの中心的な役割を

果たしてきた広場。中世には市場が立ったり、騎士の馬上試合などの競技も行なわれたそうで、

そのシーンは広場に面して建つ新市庁舎の仕掛け時計に名残をとどめていると。

元々の名称は「シュランネン広場」であったが、1638年に広場中央に聖母マリア像が

設置されて以来、「マリエン広場」と呼ばれるようになったとのこと。

これが『新』市庁舎かと何度見ても。

ケルン大聖堂と同じ色合いの歴史ある建築物なのであった。

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仕掛け時計のある新市庁舎は、高さ85mの中央にある尖塔が非常に印象的な

新ゴシック様式の建物。 

新市庁舎の先にはフラウエン教会が。

ミュンヘンのシンボルとも言われている頂部が緑の2本の尖塔が見えた。

玉ねぎ型の円蓋を持つこの2本の塔は、北塔が何故か約99mで、南塔が約100m。

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マリエン広場から旧市庁舎、現在は、おもちゃの博物館(Spielzeugmuseum)を見る。 

新旧がまるで逆に見えるのであった。

新市庁舎よりも新しい感じがするのは、実は第二次世界大戦で破壊されてしまい、

立て直されたためなのだ。

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マリエン広場の出店。 

紅白の色を意識した陳列か?

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真っ赤なイチゴの横には巨大な、大量のホワイトアスパラが。 

何故か下向きに。見栄えが良い?それとも新鮮さが長持ち?流行?

切断した下の箇所がタオルで被っているのがポイントか?

店員に聞いてみたかったが・・・・。

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迫力ある中央正面壁面にはバイエルン王、寓話や伝説の英雄、聖人などの像が

飾られているのであった。

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広場の中心にマリア像( Mariensäule)が。

三十年戦争(1618年から1648年にかけて、ドイツを中心に行われた宗教戦争)による

スウェーデン占領からの解放を記念して建てた物と。

マリア柱像の台座の四隅にフェルディナンド・ムルマンによって作られたプットの像が。

4つのプットは、都市がいくつもの災難を克服する様子を象徴して、ライオンは戦争、

コカトリスは疫病、ドラゴンは飢饉、ヘビは異端の街の克服を象徴。

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先端に立つ黄金のマリア像が青空に映えていた。 

頂部の三日月の上に立つこの像は1590年に建立され、もとはフラウエン教会に

あったものと。

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マリエン広場の仕掛け時計グロッケンシュピール(Glockenspiel)。

建物の中央にある仕掛け時計は、11・12・17・21時に動き出し、仕掛け時計の音に合わせて

約10分間ほど人形がクルクルと回りながら踊りだすのだ。 

この仕掛け時計は2007年に復元され、以来、太陽光発電で動いているのだと。

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11時の仕掛け時計までカウフィンガー通り(Kaufingerstraße)から

ノイハウザー通り(Neuhauserstraße)を散策。

東側のマリエン広場からドイツ狩猟漁猟博物館前のアウグスティナー通り(Augustinerstraße)

までがカウフィンガー通り、その先西側のカールス広場までがノイハウザー通り。

名前は変わるが、まっすぐな一本の道で歩行者専用のショッピングストリート。

ドイツ狩猟漁猟博物館。

アウグスティナー通り沿いのなだらかな曲線を描くこの建物のグリーンの壁が美しかった。

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ミヒャエル教会。 

1597年完成のこの教会の正面の三角形の切妻屋根は、あまり教会らしい印象を

与えないが、アルプス以北の最大規模のルネッサンス様式の教会。

正面には大きな「悪魔と戦う聖ミヒャエル像」とバイエルン地方を800年近く支配した

ヴィッテルスバッハ家の歴代の王の像が壁に施されている。

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ノイハウザー通りの入口「カールス門」 

カールス広場からノイハウザー通りに入るところに立っている大きな門。

元々は通りの名前と同じで「ノイハウザー門」と呼ばれていたと。

1791年に選帝侯カールテオドールによって建て直され、名前もカールス門となったのだと。

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門の内側には、ミュンヘン小僧(Münchner Kindl)の可愛らしい装飾が施されていた。

楽器を演奏する三人の子供のブロンズ彫刻。

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夏になるとこの手前の広場の真ん中にある噴水が綺麗な虹をつくるのだ。

何年前であろうか。ミュンヘン見本市会場で行われた

IFAT(国際上下水処理・廃棄物処理・再資源化技術専門見本市)に参加した時に

このカールス広場に面したホテルに3泊したのであった。

カールス広場そしてミュンヘン地方裁判所の姿は懐かしい光景であった。

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ノイハウザー通りの入り口にある噴水はBrunnenbuberl「嫌な奴の泉」。

嫌がる子供に向かって水を吐き出しているのはギリシャ神話に登場する「サテュロス」という

精霊だと。ドイツの彫刻家マティアス・ガスタイガーが1895年に作った作品とのこと。

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再びミュンヘンの代表的建築物のフラウエン教会の尖塔。

建造は15世紀だが、2本の塔は16世紀にたてられたもの 

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中央にある鐘楼にはドイツ最大の仕掛け時計があり、11時に動き出したのであった。 

いつの間にか多くの観光客がからくり時計の下に集まりカメラをそしてビデオを。

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人形は、ほぼ人間の大きさで合計32体で人形と鐘で1568年の

バイエルン大公ヴィルヘルム5世とロートリンゲン(ロレーヌ)の公女レナーテとの

結婚式の様子を演じていると。

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馬上槍試合では、バイエルンの青と白の旗を馬に付けた騎士が勝つのだ。

そのあとビール樽を作る職人たちがくるくると踊りだして、何度見てもなんとも楽しいのであった

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新市庁舎前のマリエンプラッツの魚の噴水(Fischbrunnen)。

マリエン広場での待ち合わせはたいてい『じゃぁ魚の噴水で!』とミュンヘンッ子は

指定するのだと。

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出発まで僅かの時間があるとのことで、添乗員に案内され本場のビールを

飲みに希望者だけで向かう。

以前この地を訪ねた時は、ここ新市庁舎の地下にあるビアホールでビールを楽しんだ

事を想い出したのであった。とにかく広くて、テーブルの形や広さ、雰囲気など様々。

ビールの種類はもちろん豊富で、ビール以外のラインナップも充実していたのであった。

徒歩で進んでいくとオーランドの家が前方に。

ヤコブ・ハイルマンとマックス・リットマンによって構築されたドイツの

ルネサンス様式の装飾が施さた切妻風の建物。 

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ミュンヘンの旧市街地にある王室のビール醸造所として有名な

ホーフブロイハウス(HOFBRÄUHAUS)に入店

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この店はビールの街ミュンヘンを代表する観光スポット。

天井画が素晴らしかった。 

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ホワイトソーセージも食べたかったが・・・・残念。

メニューの表紙も印象的。

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時間がないため生ビールを1杯のみ楽しむ。 

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その代わりにマリエン広場に戻り、広場に面したパン屋で旅友とサンドイッチを購入。 

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このツアー最後のミュンヘン市内観光を終えバスに戻るために来た道を戻る。

楽しかった今回の旅行も終わってしまうと思うと名残り惜しく・・・・・・・。

ミュンヘン旧市庁舎の屋根をズームで再び。 

ミュンヘンを訪ねたのは3回目、4回目はあるのだろうかと・・・・・・・・。

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Last updated  2019.11.01 21:56:42コメント(0) | コメントを書く


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