JINさんの陽蜂農遠日記

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2020.03.08
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カテゴリ: 国内旅行
この日は3月6日(金)、テレビのニュースで根府川の「おかめ桜」が満開をむかえていると。
コロナウィルスの関係でさくら祭りは中止とのことであったが、旅友のSさんを誘い
Sさんの愛車で7時に出発し根府川を目指して行きました。
途中、国道134号線、相模川手前からは富士山の美しい勇姿を車窓から。



正面に標高1,252 mの丹沢・『大山』の姿も。



相模川に架かる国道134号の橋『湘南大橋』からの富士山。



『西湘バイパス』に入り大磯付近から箱根の山々。



『西湘バイパス』下り車線は依然として工事中。



国府津付近から。







新早川橋交差点を左折して根府川を目指す。
前方に東海道本線が。



光る海・相模湾。



根府川の「おかめ桜」を見る前に、二人共訪ねたことのない『石橋山古戦場』を
訪ねることにする。国道135号線から別れ曲がりくねった坂道を進み、
東海道線のトンネル上の道を進むと、右手に石碑・『石橋山古戦場』があった。
『石橋山合戦』は源頼朝挙兵、最初の合戦。
治承4年(1180年)8月20日、源頼朝は挙兵し、伊豆国目代山木兼隆を討ち取る。
その後、相模国へと兵を進める頼朝は、大庭景親率いる平氏方の多勢とこの地で
『石橋山合戦』を行なったのであった。



『源頼朝挙兵之地 石橋山古戦場』碑。







『佐奈田霊社 駐車場』。



駐車場では『おかめ桜』が迎えてくれた。
イギリスの桜研究家コリングウッド・イングラム がカンヒザクラとマメザクラを交配して作出。
名前はおかめに由来する。 淡い紅色の一重咲き。花が下を向いているのが特徴である。



駐車場に車を駐め、『佐奈田霊社』に向かう。







「石橋山古戦揚と佐奈田霊社この附近は。源頼朝が治承4年(1180)以仁王の遺命を受けて
平家追討の挙兵をした処である。
このとき、相模の名族三浦党の岡崎四郎義実や、その子真田(佐奈田)与一義忠も参陣した。
しかし、急の挙兵のため、頼朝軍は僅か300であり、攻撃の平家軍は大庭景親以下3000で
あったため頼朝軍は忽ち苦戦となった。このとき真田与一は、15騎て豪雄俣野五郎の75騎と戦い
両将組討ちとなったが与一が勝ったが俣野は組み敷かれ、与一はこれを討とうとしたが
刃に付いた血が固まり短刀がさやがら抜けず手間取ったうちに駆けつけた敵のため25オの命を
花と散らした。与一の郎党文三家安は、主の討死を聞き群がる敵中に飛び入り
主人の跡を追い討死した。
この後、討死の地には与一塚が 建てられ与一を祭神とする佐奈田霊社が祀られた。
また、その先100mの処には、文Ξを祭る文三堂があるが共に今日県指定史跡となっている。
霊社下の畑は、組討ちした処と伝えられねじり畑と呼ぶが、このためかこの畑の作物は
すべてねじれてしまうとも伝えられる。頼朝は。建久元年(1190)伊豆山権現参詣の
帰途両基を訪れ、無き両人の忠節をしのび涙を流したと伝えられる。」



『佐奈田霊社 行事予定』案内板。
元旦日ノ出護摩供・・・・・・1月1日~1月3日
 例祭日・・・・・・・・・・・毎月23日
 護摩供修行・・・・・・・・・随時
 祈願別     ぜんそく・せき・のど・家内安全・身体安全・商売繁盛・自動車安全祈願・
         交通安全・その他



『史跡 源頼朝 石橋山古戦場 佐奈田霊社』寺社標。
佐奈田霊社(さなだれいしゃ)は、源頼朝旗揚げの地「石橋山古戦場(神奈川県小田原市石橋)」に
ある神仏習合の霊社である。
太古より江戸時代まで、仏教と神道は神仏習合・神仏混淆であった。
どちらが上かと言えば仏教(寺)であり、神社の中に寺があった。
大きな神社の名前も例えば、鎌倉八幡は「鎌倉八幡宮寺」であり、京都の石清水八幡も
「石清水八幡宮寺」と“宮寺”であった。
この様な神仏習合・神仏混淆の寺・神社を『霊社』と呼ぶのだと、朝の準備のために境内に
居られた住職が説明してくれたのであった。



境内へのスロープを上って行った。



『のぞみ観音』。



『天皇陛下御在位六十年』奉祝碑。



『手水場(手水鉢)』。



石橋山の合戦で討ち死にした、頼朝方の青年武将佐奈田与一を祀った社と
お寺の真言宗東寺派宝寿寺が一緒にあり、比較的めずらしい神仏習合社となつていた。
『霊社』の場合、『拝殿』と称しているのだろうか?
それとも『本堂』と称しているのだろうか?
境内でお会いした住職から聞き逃しました。



軒唐破風屋根の正面鬼瓦。
紋は「丸に三つ引き」。

三浦一族の紋と同じなのであろう。



正面軒先に吊り下げられた仏具の一種である『鰐口(わにぐち)』。
鐘鼓をふたつ合わせた形状で、鈴(すず)を扁平にしたような形。



扁額『佐奈田霊社』。



『内陣』。



ご本尊のお姿は??



「ぜんそく、せき、のど・気管支炎等日本唯一の祈願所です」と。
佐奈田与一は持病の痰のため、味方からの呼びかけに対し声が出せず、そうこうしているうちに
敵に討たれてしまったという言い伝えから、咳・声・のどに霊験があるとされ、芸能関係者も
数多く参詣するとのネット情報。
また、戦の先駆け=魁の神様(魁秀明神)も奉る。 護摩の祈祷あり。
石王山宝寿寺が管理していると。



『観音堂』。



扁額『観音堂』。



内陣の『十二支御守本尊配置図』。



内陣には『十二支御守本尊』が並んでいた。



『小田原ふるさとの原風景百選』案内板。
5.石橋山古戦場と佐奈田霊社
 「「石橋山の合戦」(米神、石橋)は、治承4年(1180)、以仁王の命令を受けて挙兵した
 源頼朝が平家方の大庭景親、伊東祐親らと戦ったところ。
 佐奈田霊社は、頼朝方の先陣・佐奈田与一義忠の遺骸を葬ってある与―塚の傍らに建っていて、
 与-の戦死の故事に、せき・ぜんそくなどに霊験があると言われている。」



『与一塚』・県指定史跡。
以仁王の平家追討の令旨によって兵を挙げた源頼朝が石橋山で平家軍と戦い大敗を喫した。
このとき頼朝より先陣を命じられた佐奈田与一は、大庭景親の弟俣野五郎景久を組み伏せ刀を
抜こうとしたがなかなか抜けず、手間取っているうち敵の応援によって討ち取られたという。
与一の亡骸は与一塚に葬られ、その傍らには与一を祀る神社が建てられたのだと。



江戸消防記念会『第七区』 創五拾年記念碑。



『湘南そろばん塚』。
1986年に​ 柏木学園 ​👈リンク により寄贈された『湘南そろばん塚』。



『五三七九八八九八〇〇八四六四五』は
『誤算なく 速くやれればよろしい』と。即ち正確 迅速が計算の使命なりと。



江戸消防記念会『第九区』碑。
第九区の纒10本が刻まえれいるのだと。



赤く塗られた佐奈田与一義忠の『手附石』。
佐奈田与一は大変な力持ちで、石に手を附ければ手形が附くほどであったと。



境内には様々な石碑が。



『魚藍観音像』。



『水子地蔵尊』。



『石橋山古戦場のうち与一塚及び文三堂』案内板。
「石橋山古戦場は、治承四年(一一八〇)八月二十三日に源頼朝が以仁王の命令(令旨)を受けて
挙兵したところです。ここで、頼朝の軍は平家方の大庭景親、伊東(伊藤)祐親らと戦い敗れ
ましたが、箱根外輪山の複雑な地形と土肥一族や源氏方の人々によって助けられ、
落ちのびました。その後勢力を盛り返し平家を倒し、鎌倉幕府を開くにいたりました。
与一塚と文三堂は、この合戦の際、頼朝方の先陣を命じられて戦死した佐奈田(真田)与一義忠と
その家臣文三(豊三)家康(安)を祀ってあるところです。
佐奈田与一はこの戦いで、大庭景親の弟俣野五郎景久と一騎討ちになり、
景久を組み伏せましたが、刀が抜けず(この前に敵将を討ち取った際、刀を拭わずに鞘に
差したため)、敵方の加勢により討ち取られてしまいました。
その討ち取られた場所が「ねじり畑」と呼ばれています。また家臣の文三家康は主人の討死後、
敵陣に斬りこみ、八人を討ち取って壮烈な戦死を遂げました。
「吾妻鏡」には、石橋山合戦後の建久元年(一一九〇)に頼朝が伊豆山権現参詣の帰り、
佐奈田与一と文三家康の墓を訪れ落涙したと記されているので、戦死後まもなく墓が築かれた
ようです。その後、佐奈田与一は神霊として佐奈田霊社に祀られ、現在も信仰を集めています。」




                   ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2020.03.31 06:03:08
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