JINさんの陽蜂農遠日記

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2021.05.28
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カテゴリ: JINさんの農園
次に訪ねたのが「曹洞宗 大貴山 普済寺( ふさいじ) 」。
小川町伊勢根236−1



新装なった「本堂」。
扁額「大貴山 普済寺」



「普済寺本堂再建記念碑
普済寺は、山号を大貴山と号し、永平寺を本山とする曹洞宗に属する寺院で、嵐山町遠山寺の
末寺である。当寺の由緒は詳らかではないが、明治十九年武蔵国比企郡伊勢根邨寺院明細帳には、
開創は天正年間(1573~92)、本尊は十一面観音、開山は笑巖祖□禅師、本堂は竪六間半、
幅六間、庫裏は竪四間、幅三間、檀家は十二軒と記されている。
大正十四年ニ月十六日の火災により本堂・庫裏が焼失し、火災後檀信徒の寄進により再建された。
以来八十年余、檀信徒により護持されてきたが、近年老朽化が進み、平成十七年頃より檀信徒
間で再建に向けての論議が起こり、同十九年度より建設資金の積み立てが開始された。
平成二十三年三月十一日に発生した東日本大震災により、本堂の随所が破損したので、檀信徒
から早急に再建の気運が高まった。同二十七日に檀信徒全体会が開催され、高倉住職から
寺所有の山林売却による資金調達案の提案を受け、再建が決定した。同日、現在の檀信徒
二十二名の中から建設委員五名が選出され、本堂建設委員会が発足した。
以来、何回もの建設委員会や檀信徒全体会を開催し、本堂設計・建設業者選定、本尊十一面観音の
再興、出山の釈迦修復等を決定した。その間、檀信徒の皆様から多額の寄進や本堂解体作業等の
出役を頂いた。
ここにようやく、建築関係の皆様方の努力により、立派な本堂の落慶を迎えることができた。
あらためて、檀信徒をはじめ多くの関係者からのご支援、ご協力に深く感謝するとともに、
山門興隆、檀信徒、篤信寄進者の家運隆昌を祈念し、再建を記念してこの日を建立し後世に
伝える。」



「六地蔵尊」。



境内の石碑、石仏群。



石仏群。




衆生を迷いから悟りの世界に導いてくれる教えを記した仏教経典である「大乗妙典」を
ニ千回、独誦したときの記念に建てた石碑。



「葷酒禁梵刹」と刻まれた石碑。
酒の匂いをさせて寺(梵刹)に入るべからず。



石仏と本堂。



「普済寺」の前の広場には「ダイコンバナ」が群生。





「普済寺」の前の山林の中には「鎌倉街道上道跡」らしき姿が残っていたが
案内板等は見つからなかった。



そして車に戻り進むと左手の案内板に気が付き慌てて車を止めたのであった。



「鎌倉街道上道(かみつみち)跡
大字伊勢根 普済寺東
鎌倉街道という呼び名は江戸時代に付けられたものですが、古くからの道として脇道も含め
各地に伝承地があります。
そうした中てここ普済寺東地点の堀割状の道路遺構は、昭和57年(1982)に試掘調査が行われ
その構造が確認された貴重な遺跡です。
調査の結果、側溝が検出され、何度かの堀さらいが行われていました。堆積状況から5回ほど
改修されており、時期によって道路幅も一定ではなかったことがわかりました。
最近では、近隣の寄居町や毛呂山町でも発掘調査により道路遺構が検出されており、考古学的に
少しずつ実態が明らかになってきています。」




左手に続く凹みが「鎌倉街道上道跡」なのであろう。



土地改良整備がされていたが、前方の農道も「 鎌倉街道上道(かみつみち)」 だったところ。
奥の林の手前に後谷津川が流れていて、橋が架かっていないのでそのまま辿ることはできなかった。
左折して進む。





そして次に訪ねたのが「八和田神社(やわたじんじゃ)」。
二の鳥居から境内に入る。
一の鳥居から二の鳥居や拝殿、社叢までに長い参道があった。

埼玉県比企郡小川町奈良梨929。



「神楽殿」が左手に。



正面に「拝殿」。
八和田(やわた)とは、かつてのこの付近の村名だった比企郡八和田村に由来する。
元々諏訪神社といい、明治23年に上横田・下横田・中爪・奈良梨・能増・高見・伊勢根・
高谷の八か村が合併して八和田村を作ったので、この諏訪神社もその村社として、幾つかの
神社を合祀し、村社として、現在の社名へと改称されたという。



「社務所」。



八和田神社の大スギ 諏訪神社の鰐口 大字奈良梨(ならなし)
大スギは、目通り五・六七メートル、樹高三〇メートルを測り、形状から「逆さスギ」とも
呼ばれています。天正十八年(一五九〇)に奈良梨に人った諏訪頼水が、所領を定める際に
信州諏訪(長野県)から投げたスギがこの地に刺さったという伝説があります
〔昭和三十八年三月十ニ日町指定〕
に奉納されたもので、弘治三年(一五五七)に鉢形錦人(寄居町西ノ人)の


延徳三年(一四九一)に高坂郷(東松山市)常安寺に奉納されたもので、弘治三年(一五五七)に
鉢形錦人(寄居町西ノ入)の新井佐渡守によって諏訪神社に再寄進されました。裏面には
『薬師経』を出典とする(詩句)が刻まれています。諏訪神社は明治四十年(一九〇七)に
八和田神社に改称されました。
〔昭和五十三年三月十七日町指定〕
(表)武州入西郡高坂郷医王山常安禅寺
  住持比丘大成叟永順置之
  延徳三辛亥年四月初八日
(裏)我此名号 一経其耳
  衆病悉除 身心安楽
(内圏)弘治三年丁巳七月廿六日 敬白
(側面)武州男衾郡鉢形錦入新井佐上守
   奉諏訪大明神寄進施主者」



「大スギ」。


上部が根っこの如き形なので「逆さスギ」と。
「昔、天正18年(1590)に信州諏訪の大祝諏訪小太郎頼水が、東国に下る折、
「神木の刺さった所を住居にせよ」との氏神(諏訪神社)の託宣によって、神木の枝をちぎって
東方に投げたところ、奈良梨に飛来して逆さに突き刺さり、そのまま根を下ろして成長した
という。この大杉は水を呼ぶといわれ、奈良梨の耕地は余程の日照りが続いても田植えの水に
困ることがないという言い伝えがあり、氏子の人たちの信仰を集めている。
当地では「蛇はお諏訪様の使いである」との言い伝えがあり、特に白蛇を見ると吉兆であると
いわれている。現に神木の割れ目から白蛇が顔を出した時には氏子中が大騒ぎになったという。
また、当地の境内にある弁天池と普賢寺は堀でつながり、弁天池に棲む白蛇と普賢寺の本尊で
ある普賢菩薩が夜な夜な行き来をするという興味深い伝説も残されている。」とネットより。



境内の「住吉社」。
「この神社は水の災いから人びとを守る神様が祀られています。」


「招魂社」。



「忠魂碑」。



「日露戦役紀念碑」。



「戦役記念碑」。



「戦没者慰霊碑」。「安らかにお眠りください」と。



狛犬(阿形像)。
奉納 大正15年09月 と。



狛犬(吽形像)。



「拝殿」。



拝殿の彫り物が見事。



ここにあった八和田神社の「鰐ロ」は、町指定文化財(工芸品)として小川町の指定を受けていたが
現在のものは別の大きな鈴に変わっていたが。



扁額「八和田神社」。



「本殿」を見る。



「春日社」
「この神社は村全体を守る神様として奈良の舂日大社と同じ祭神が祀られています。」


「合祀記念」碑。



「参宮紀念碑」。



「菅原社」
「この神社は学業の神様で成績の向上、試験の合格に大きなカ添えをいたします。」



「神楽殿」横の石碑群。



こちらも「参宮記念碑」。



「祈国土平康願豊穣肥鮮
 希武運長久望家内安全」
国土平康(へいこう)を祈(いの)り豊穣(ほうじょう)肥鮮(ひせん)を願ひ、
武運(ぶうん)長久(ちょうきゅう)を希(こいねが)ひ家内(かない)安全を望む。



ここにも「参宮記念碑」。



「参宮記念 奉献 弊殿透障子」



「風八和田句会二十周年記念句碑」



様々な句が。



「聖徳皇太子」碑(左)と「御大典記念聖徳碑移転」碑(右)。



「奈良梨陣屋跡」案内板。



「奈良梨陣屋跡(ならなしじんやあと)
八和川神社東測に残る堀と上塁の一部は、戦国時代から江戸時代にかけて築かれたもの
と思われます。当時、鎌倉街道上道の宿駅として栄えた奈良梨において、現在の八和田神社の
境内地になんらかの施設がおかれていた可能性があります。
平成8年に実施した試掘調査の結果、この堀と土塁は平行してほぼ一直線に走っていることが
わかりました。堀の断面形は「箱薬研」と呼ばれる中世の城や館を取り巻く溝に非常によく
似ていました。
土塁には、幾層にも積み上げた状況が確認されました。あいにく時代を決定する遺物は出土
しませんでしたが、以上のことから、周辺文化財・史跡等の総合的な見地で、広義の陣屋跡
として指定されたものです。」

埼玉県小川町、奈良梨陣屋跡です!! - ビーズうさぎのハナちゃんです!!

そして境内から二の鳥居を振り返る。そしてその先には長い参道が確認できた。



「二の鳥居」の手前の左側には「厳島社」とその周りには水堀のような池があったが、
農業用の溜池だろうか。



「厳島社」。
「巌島社に祀られている弁財天は女人を守り芸能の向上を助ける神様です。」




                              ・・・もどる・・・

                  ・・・つづく・・・





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Last updated  2021.05.28 16:49:50
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