JINさんの陽蜂農遠日記

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2025.08.09
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カテゴリ: 海外旅行
アイルランド旅行4日目、GALWAYの早朝散歩を続ける。
Galway Cathedral・ゴールウェイ大聖堂を後にして、橋・Droiched an Dóchaisを渡りながら
Corrib川 の下流方向を見る。



Galway Cathedral・ゴールウェイ大聖堂を振り返って。



「Cross street Upper」にあったゴールウェイ(Galway)市内の有名な飲食店街
Latin Quarter(ラテン・クォーター) 」の一角。
左に見えるパブは Tigh Neachtain(タイ・ノクタン)、 アイルランド語で「ネクタン家の家」。
伝統的なアイリッシュパブで、音楽イベントも行われている。
右に見えるのが Busker Brownes(バスカー・ブラウンズ)
複数の部屋とバーを持つ広いパブ/レストランで人気スポッ と。



青い壁の建物は「Quay Street(キー・ストリート)」にあった有名なパブ
The Quays Bar(ザ・キーズ・バー)
建物の上部にはアイルランドやアメリカ、ユニオンジャックなどの多国旗と、
ニシツノメドリ(puffin)やイルカの絵が描かれたユニークな壁画。
伝統的なアイリッシュ音楽とパブ文化の拠点で、観光客にも地元民にも人気 と。



写真右手の緑と赤の外壁が印象的なファストフードレストラン・ The Charcoal Grill
ケバブやバーガーなどのテイクアウトで人気。
その隣に、 HEART IN HANDS
アイルランド伝統のクラダリング(Claddagh Ring)を象徴する名。
ジュエリーショップやアイリッシュギフトを扱う店 と。



The Quays Bar(ザ・キーズ・バー)の正面に設置されている像で、
名前は「 The Galway Girl(ゴールウェイ・ガール)
女性は伝統的なアラン模様の服やスカーフを身にまとっており、ゴールウェイの歴史と文化を
感じさせるのであった。
ベンチに座っており、観光客が隣に腰かけて写真を撮ることができる「インタラクティブ型彫刻」。
両手と膝が金色に輝いているのは、多くの人が触れたり写真を撮ったりすることで磨かれたため。
いわゆる「幸運スポット」現象か。


店の名は「 THE QUAYS BAR GALWAY
GALWAY
GALWAY GIRL 」 



「ラテン・クォーター(Latin Quarter)」の壁画
左側の壁画
魚売りの女性。 年配の裸足の女性。緑のショールに茶色の服、青い前掛け。
片手に魚、もう片手にバスケットを持つ。
右側の壁画は
THE LATIN QUARTER 」。
「WELCOME TO THE LATIN QUARTER GALWAY(ラテン・クォーターへようこそ)」
下にはアイルランド語で「Fáilte go Gaillimh!(ゴールウェイへようこそ)」と。



アイルランド・ゴールウェイ市中心部にあるWolfe Tone Bridge・ウルフ・トーン橋の
たもとにあった記念碑群。
アイルランドの飢饉(The Great Famine, 1845–1852)を記念したモニュメント である と。
Great Irish Famine(大飢饉): 1845〜1852年のアイルランドを襲った壊滅的な飢饉。

国外に移民したのだ と。



石碑には、 青銅の銘板(英文とアイルランド語の碑文)が設置 されていた。
TO THE  
MEMORY OF THE  
GREAT IRISH FAMINE  
AND OF THE  
SCULPTOR JOHN BEHAN  
SEAMEN'S GROUP WHOSE  
MEMORIAL SCULPTURE  
WAS DONATED TO THIS SITE 」 

大飢饉の記憶に  
そして  
彫刻家ジョン・ビーハンによる  
「船乗りたちの群像」に捧ぐ  
その記念彫刻は  
この場所に寄贈されたものである 】と。



そしてこちらは抽象的な黒い花弁のような彫刻。
「帆船の帆」または「海鳥」を象徴しており、コロンブスの航海と探検精神を表現していると。



近づいて。
「FRANCO COLOMBO
S T E F A N O    M I R A L L A C H
J A V I E R
B O N  M I R K A L L O C H
C R I S T O F O R O
C O L O M B O
CITTÀ DI GENOVA
1492-1992」 

【フランコ・コロンボ
ステファノ・ミララック
ハビエル
ボン・ミルカロック
クリストフォロ・コロンボ(コロンブス)
ジェノヴァ市
1492年 - 1992年】

Colombo(コロンブス) 」という名前と「Città di Genova(ジェノヴァ市)」は、
コロンブスの出生地を指しています。
「1992年」は、 コロンブスのアメリカ大陸“発見”から500年(1492年〜1992年)を記念する年
ゴールウェイとイタリア・ジェノヴァ市の友好関係、もしくは大航海時代のコロンブスを通じた
歴史的つながりを記念した碑文である と。



2人の肖像画風のステッカーが貼られていた。
いわゆるストリートアートや政治風刺・都市芸術の一種か?



Wolfe Tone Bridge・ウルフ・トーン橋のたもとから、Corrib川の河口方向を見る。



Wolfe Tone Bridge・ウルフ・トーン橋を振り返って。



次の目的地 「Spanish Arch・スパニッシュ・アーチ」 に向かって Corrib川の流れに沿って
進む。 



「Spanish Arch・スパニッシュ・アーチ」。



The Spanish Arch
An Póirse Caoch
The Spanish Arch is a bulwark constructed as an extension to the medieval town wall.
Completed in 1584, it was built to protect an extended quays area from attack.
Originally known as Ceann an Bhalla (Head of the Wall), the arch eventually became
better known by its Spanish name, though the exact origin of the name is unknown.
It is widely assumed that the name reflects Galway’s strong historical trade connections
with Spain and Spanish merchants.
A picture of the Spanish Arch and the town bulwark with two arches, of which only one
survives today, dates from the early 19th century. Both arches can be seen along the
stretch of the old town wall extending to the banks of the River Corrib.
The surviving arch is thought to be one of the last remaining features of the medieval
town wall. The site of the Spanish Arch has been designated as a protected structure
and is maintained by Galway City Council.
The Spanish Arch is today one of Galway’s most recognizable landmarks and
bears testimony to its importance as a medieval seaport.」 

スパニッシュ・アーチ(スペインのアーチ)
アイルランド語:An Póirse Caoch(アン・ポールシュ・キーホ)
スパニッシュ・アーチは、中世の城壁を延長する形で築かれた防御のための建造物です。
1584年に完成し、波止場の拡張区域を外敵から守る目的で建設されました。もともとは
Ceann an Bhalla(壁の端)というアイルランド語で知られていましたが、後に
「スパニッシュ・アーチ」の名で広く知られるようになりました。その由来は明確では
ありませんが、ゴールウェイがスペインと強い交易関係を持っていたことを反映していると
考えられています。
スパニッシュ・アーチと、その隣にあった2つのアーチ(現在は1つだけが残存)を描いた
19世紀初頭の絵が残されています。これらのアーチは、コリブ川(River Corrib)へと
伸びる旧城壁の一部として存在していました。現在残っているアーチは、中世の町の城壁の
最後の遺構のひとつと考えられています。
スパニッシュ・アーチの場所は、現在保護構造物(Protected Structure)として指定され、
ゴールウェイ市議会により維持管理されています。
今日、スパニッシュ・アーチはゴールウェイで最も有名なランドマークのひとつであり、
中世の港町としてのゴールウェイの重要性を今に伝えています。】



1838年にウィリアム・エヴァンス・オブ・イートン(William Evans of Eton)によって
描かれた水彩画
この作品は、19世紀前半のゴールウェイの港の様子を生き生きと描いた歴史的なビジュアル資料。
・左側には、スペインのアーチ(Spanish Arch)の2つのアーチ門が描かれています
  (現在は1つだけ現存)。
・アーチの前では、女性や子どもたちが談笑・作業しており、漁師町の賑わいを感じさせます。
・中央から右側にかけては、帆を張った小舟が着岸しており、荷物の積み下ろしや魚の取引が
 行われている様子。
・背景の遠景(Claddagh)には、クラダ地区(Claddagh)の漁村家屋が描かれており、当時の
 クラダ漁村の生活圏がうかがえます。



気候変動による海面上昇の予測と、それを可視化するアートインスタレーションについての
案内板。
Línte na Farraige – A light Installation
Predicted Sea Level Rise 2150
(リンテ・ナ・ファラガ:光のインスタレーション/2150年の海面上昇予測)
「Línte na Farraige(アイルランド語で『海の線』の意)」は、将来的な海面上昇の予測を
視覚化するための光のインスタレーション。
このプロジェクトでは、2150年までに予測される海面上昇の高さに光の線を投影。
スペイン・アーチ(Spanish Arch, Galway)を含む、アイルランド各地の歴史的・象徴的な
場所で実施。
目的:
気候変動への理解と行動を促す。
コミュニティ、自治体、政策決定者にインフラ強化の必要性を訴える。
中央の夜景写真では、スペイン・アーチの壁に光の線が投影されている様子が見らた。
これは、2150年にはこの高さまで海面が上昇する可能性があるという警告 と。



移動して、 「Spanish Arch・スパニッシュ・アーチ」 を見る。



川岸から Corrib川に架かるWolfe Tone Bridge・ウルフ・トーン橋 を振り返って。



「Spanish Arch・スパニッシュ・アーチ」のアーチ部。
Corrib川に架かるWolfe Tone Bridge・ウルフ・トーン橋方向 を見る。



「Spanish Arch・スパニッシュ・アーチ」の右側を海側から。
「Spanish Arch・スパニッシュ・アーチ」 とは?
・建設:1584年(拡張は18世紀)
・ゴールウェイ港を防御するための町の外壁の一部。
・アーチは町と港をつなぐ通路として機能していました。
・「スペイン・アーチ」という呼び名は後世に付いたもので、スペインとの貿易の関係を示唆。
・現在はゴールウェイを代表する観光名所の一つ。



ゴールウェイ(Galway)の「Long Walk」沿いの 石壁に取り付けられた銘板(プレート)
アイルランドの作家 Ken Bruen(ケン・ブルーエン)の小説 「Priest」(2006年)の一節を
引用したもので、Long Walkの魅力を詩的に語っているのだ と。



LONG WALK
Long Walk is among my favourite routes. You pass under the Spanish Arch and
then along  by the water, the Claddagh right across. Nimmo’s Pier marks the point.
Before you lies  Galway Bay, you can almost see the Aran Islands. If I ever get lucky or
seriously rich, that’s  where I’m headed, as a base if nothing else. The sound of seagulls,
the smell of the ocean,  you gulp deep breaths and want to mouth a rosary of gratitude.
It should be mandatory for  artists to live here, an oasis of the soul. And if it’s a bright day,
Sweet Jesus, you are elated.  
from *Priest* by Ken Bruen」 

ロング・ウォーク
ロング・ウォークは、私のお気に入りの散歩道のひとつです。
スペイン・アーチをくぐり、水辺沿いに歩きます。対岸にはクラダフが広がっています。
ニンモの桟橋がその先端を示しています。
目の前にはゴールウェイ湾が広がり、アラン諸島がほとんど見えそうです。
もし運よく、あるいは本当に裕福になれたら、私はきっとそこへ向かうでしょう。
せめて拠点にするだけでも価値があります。
カモメの鳴き声、海の匂い、
深く息を吸い込み、思わず感謝の祈りを口にしたくなるのです。
芸術家はここに住むことを義務づけられるべきでしょう。心のオアシスなのです。
そして、もし晴れた日なら──おお、主よ、まさに天に昇る気分です。
ケン・ブルーエン著『プリースト』より】



Corrib川の河口方向を再び。
前方の道が「 The Long Walk 」。
「The Long Walk(ロング・ウォーク)」は、アイルランド・ゴールウェイ市の中心部、
スペイン・アーチ(Spanish Arch)のすぐ西側から始まり、ゴールウェイ湾(Galway Bay)
に沿って続く短いが非常に風光明媚な海辺の遊歩道。
ゴールウェイを代表する散策スポットとして、地元の人々や観光客に愛されているのだ と。


T字路の角から「Spanish Arch・スパニッシュ・アーチ」を振り返る。



そして、T字路の角にあったのが 観光案内所「Galway Tourist Information Centre」
観光案内所のフェンスにはアイルランドの写真 が数多く並んでいた。




                                  ・・・もどる・・・



                  ・・・つづく・・・














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Last updated  2025.08.09 05:48:28
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