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2006.07.12
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カテゴリ: 教育関連
 最近はやや厳しくなってきてはいるが、日本では、未成年者の飲酒・喫煙は野放しである。
 外国では日本よりは厳しいところもあるそうだが、その一端をうかがわせる記事があった。
 「 アメリカの飲酒事情
 一口にアメリカといっても広いし、州によって法律が違っていたりするそうだから、一概には言えまいが、大人の飲酒には慣用でも、未成年者には厳しいようだ。
 ジョージ・ルーカスの出世作「 アメリカン・グラフィティ 」でも、高校生が非合法に酒を手に入れる場面があった。売ってくれないからだ。
 もちろん、建前として、ということであって、こっそり手に入れて飲んでいる未成年者も大勢いることだろう。日本のようにおおっぴらに、ということではないだけだろうと思う。
 もっとも、アルコールに対する規制は国によって異なるらしく、アルコールよりもカフェインを取り締まる国もあると聞いたことがある。

 飲酒・喫煙というと思い出すのが、昔聞いた年配の人の話。
 これは、前にも書いたことがあると思う。
 その人は、すでに定年退職しているはず。
 その人の育った地域では、日を決めて、夜、その年12歳になる者を神社に集め、酒を飲ませるのだという。
 なれない酒によって寝込み、翌朝目を覚ますと、枕元に、親の用意してくれたタバコとマッチがおいてあったという。
 その日から、飲酒・喫煙は公認なのである。
 いわば成人式だが、今の成人式が、年齢は成人でも中身は子供だということの宣伝の場になっているのとは違っていて、その日を境に、大人としての行動を求められていたようだ。
 大人として認められたからには、それだけの責任があるわけだ。
 日本ほど子供が大事にされる国はない、というのは、戦国以来、日本を訪れた外国人が一様に感心しているところのようだが、それは、子供を子供として扱うということが前提なのだ。
 日本も、もう自動販売機など撤去し、大人と子供は対等ではないということを前面に押し出して区別を明らかにしていったほうがいいだろう。むしろ、それが伝統なのだ。 

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Last updated  2006.07.12 10:57:22
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