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この回の作画は...特にアシスタントさんは...大変だっただろうなぁ...。第四十七訓 テレビとか新聞とかちゃんと見ないとダメだって(第六巻収録)目が覚めたら...巨大ゴキブリが!!この話は...空知先生の構成力大爆発な一話ですよね。大晦日ジャンプ争奪戦編とか、缶蹴り幽霊編なんかと、構成が似ています。二つ以上の場面が入れ代わり立ち代り出て来る奴です。主軸となる話は、基本的に「実践」で、他のシーンは「説明」です。毎回書いていますが、「実践」のシーン(大抵こっちに万事屋がいるわけですが)のみならず、「説明」のシーンも面白いっていうのが、本当にすごいですよね。独特な台詞回しならではというか...。 本当に、コレだけの話の主軸(構成)を考えるだけでもすごいのに、それを面白くするのに、どれだけの手間をかけているんでしょうか...?!で、なんでこれが一週間で描けてしまうのでしょうか?!スゴイとしか言いようがありません...。この話は...あくまで私の感覚なんですけど、情報化社会の揚げ足を取ってる...なんかその滑稽さがオモシロイ!っていう話だと思います。滑稽さっていうのは、タイトル「テレビとか新聞とか ちゃんと見ないとダメだって」に全部つながってるんですけど...要は、一番情報が必要な人達に限って、情報を持たない点。お登勢さんとキャサリンなんか、その点を強調するために登場してますし。あとは、説明と実践のイタチごっこみたいなとこからも、そういうもどかしさが現れてますよね。ただ、「ココの場面で、コイツがこの情報を持っていれば...!」っていうのは、何も情報化社会に限ったことではないですし、ストーリーをおもしろくする上で、そのもどかしさっていくらでも出てきますよね。...ただ、この話何が面白いかって、「テレビとか新聞とか ちゃんと見ないとダメだって」...悪いのは「情報を持たない受けて側」だってとこですよね!もちろん、電波に乗って情報が飛び交う以前にも、この感覚はあったと思います。世の中の動向に敏感でいなきゃダメだ、みたいな。噂とか。でも、最近はそれが顕著じゃないですか!...やる気があるなら、当然知ってるだろ?...みたいな。情報なんて、やる気があればいくらでもスピーディーに引き出せますから...。...もちろん、好きなことに対してなら、いくらでも情報先取りできます。やる気があるんで。...ただ、それと同じように、そうでないものにも敏感でいろ!っていう空気があるっていうか...。無理ですよね。一日に摂取できる情報の量なんて、そうも多くはないですから。...逆に、好きなものだけで埋まっちゃって、その他の情報なんて入って来なくなってるんじゃないでしょうか...?!テレビや新聞なくても、ネットでいくらでも見れる...なんて嘘ですよ...。だって気になることしか検索しないんだもん...。↑だから、「テレビとか新聞とか ちゃんと見ないとダメだって」。なかなか考えると深みにはまっていきますね…。 …え~と、...なんかまた変な話になっちゃいました...。あ、でもこの話は、空知先生が、これ(情報化社会へのちょっとした皮肉...みたいなもの)が言いたくて作った話...だとは思いません。むしろこれは、情報の出し方とまとめの構成を楽しんで作ったんじゃないかな、 と思います。すごくキレイにまとまりますもんね。...定春君が...。(最期、この状況で定春君っていうのも、皮肉っちゃー皮肉ですけど。)本当に上手。...すごいのが...これ、最初から、もう一人の万事屋・定春を立てるように立てるように作ってあるんですよね...。(最初の3ページは1ページごとに、神楽ちゃん、銀さん、新八君の順にその恐怖と遭遇していくとことか...。) ただ、至るところでその滑稽さで笑いを取っていたので、 すごく気になったんです。最近、情報だなんだ...って、「不思議なもんだなぁ~」ってごちゃごちゃ考えてたので、この話のこんな面に私は注目しちゃいました!ってことで...。それにしても、この話大好きです!...ニュースキャスター最高なんですけど。一体銀魂のキャラ層はどこまで厚いんでしょうか?!あと...「神楽ちゃァァァん?! ダメだよそんなもん数えながら寝たら!...」とか、「...新八君 もっかい言って」とか、「見たんか!五郎さん見たんか!ここにいたんかァァァ!!」とか...極限状態になると、 丁寧に呼び合って少しでも心の安定を取り戻そうとする人間心理がイイですよね...。(110番はアレ、ダイヤル式だった時に、最期「0」っていう一番回すのに時間のかかる数字をわざと持ってきて、落ち着いて状況説明をしてもらうための番号だったみたいです...。なんかそんなのと似てる...。) ...それから...あ、この先は虫苦手!な方は読まないでください! ...ゴキブリは、私もそりゃ嫌いです。もちろん出てきたらイヤですけど...そんなに取り立てて背筋が凍る...かなぁ?...イヤ、基本的に虫はダメなんですけど、ゴキブリって、そんな悪さもしないし...。漫画でうじゃうじゃ出てきても、全然平気で読めちゃうんですけど...。...カマキリの方よっぽど恐いです。↑カマキリも悪さしねーよ!...だって...顔がさ...。やっぱ顔ですよ...。だってアレ、恐いじゃん。...わりと恐くないのが、カメムシです。↑害ありまくりじゃねーか!!!...一度、カメムシ☆パラダイスみたいなところで暮らしていたことがあるので。何事も慣れってことですね...。by姉
2008.07.06
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銀魂24巻本日発売!早速買ってきました!朝起きてからコンビニにわざわざ買いに行きました...。←バカ。 危なかったです。最期の一冊だった…。←バカは私だけではなかった…のか?24巻収録の読みきり「13(サーティーン)」空知先生の...何年ぶりだ?とにかく、「しろくろ」以来の読みきり作品です。先生の読みきりって、「だんでらいおん」と「しろくろ」、そして今回の「13」しか(発表されて)ないんですよね。しかし...本当に先生は何でも描けますね...!!今回はラブコメです。基本的に、先生はラブコメ好きだと思うんですよ。イヤ、実際どうか分かんない...分かんないんだけど、だって「トキメキ」上手だし!!SQを立ち読みした時は、こう、バーっと読み飛ばしただけだったので、「おもしれ~、また変な話を...。おもしれ~。」っていうだけの感想だったのですが、今日しっかり読んでみて...うっかり限りなくトキメイテしまいました。...やだな、何で...何で...コレでトキメいちゃうんだよぉぉぉぉ?!!だってゲロだなんだかんだ...。こんな恋はイヤだ。イヤなのにトキメク。別に憧れないけど...なんかイイよね!っていう...。 銀魂って、主要キャラの恋愛ってそうも表立って出てこないんですが、近藤さん、土方さん...くらいかなぁ...だけど、なさそうに見せて、実はめちゃくちゃありますよね。正確には、「恋愛だ」とも言えるし、「違うだろ」とも言える関係というか。(ちなみに「恋愛」というのは、一般的には男女間のもの...ですよね。この辺りは国際大議論になっている点なので、私ごときが下手なことは言えませんが、少なくとも少年・少女マンガの王道としては、この価値観に沿って話しを作っているのは間違いありません。あ、実際には、 誰かの誰かに対する気持ちを、どうカテゴライズするかの問題ですので、男女間問わず、恋愛はどこにでもあるとは思うんですけど...。でも、やっぱり話においての王道好きは、漫画好きの宿命ですよね...。)銀魂の恋愛って、すごくあるんですけど、話の核にはあまり使われない...かな?使われるのは、大抵「もうはっきりしている夫婦愛」です。 今回の「13」は、「恋愛」っていうテーマが軸になっていますので、そこが銀魂との違いかな~?と思います。「恋愛」がテーマなので...やっぱり少女マンガっぽいな~ってすごく思いました。...が、恐ろしいことに、これは少年マンガなんですよね。え~、言ってることが混乱してきましたが、要は少女マンガって、女の子がカッコイイ男の子にトキメク話じゃないですか!だけどこれは少年マンガなので、男女が逆転して、男の子が女の子にトキメク話になってるんですよね。...で、更に恐ろしいのが、これは少年漫画なんですよね。少年漫画って、主人公の男の子がカッコよくて、憧れの対象になるじゃないですか!この主役カッコイイんですよね。ケンカ強いし。...で、更に更に恐ろしいのが、 これは少女マンガテイストの少年漫画なんですよね。もう何を言ってるのか、本当に分かりませんね。主役の藤枝くん、少年漫画ヒーロー的にもカッコイイんですけど、少女マンガのヒーロー的なカッコよさも持ってるんです。この二つは重なってるとこもあるんですが、何より「優しい」とこが重視される点が、少女マンガの特徴ですよね。だから最期、うっかり藤枝くんにトキメイちゃったんですよ...!!しかもなんだお前、髪の毛降ろしたりして、突然少年漫画のヒーローから少女マンガのヒーローに大変身したりして...!その前のシーンでは、五流醐さんのあまりの可愛さに、全読者(特に男性陣)をメロメロにさせたばかりのくせに!!!それでいてギャグあり、サスペンス(?)あり、バイオレンスあり...もうなんっていうか...すごいなぁ...。 それにしても、折り返しの作者の言葉でも先生が書いていらっしゃるように、これだけの設定・キャラクターがたった一回ではもったいない!空知先生の話はとにかく一話の話の構成が見事!なので、読み切りもすごく面白いんですが、更にいつもいつも、キャラクターが半端ないので...読みきりじゃもったいない!!銀魂のゲストキャラだって、一回の登場なんかじゃもったいないゲストキャラい~っぱい居ますもんね!死んじゃったキャラでも、 そいつの過去バナだけで連載出来んじゃね?レベルのキャラとか...。まぁ、そんなキャラが次々と出てくるのも、空知先生作品の魅力ですよね。とにかく、先生がどれだけキャラクターに愛情を注いでいるかが垣間見れて、すごく嬉しかったです。やっぱそうなんだなぁ...。銀魂のキャラクターって、もう愛するしかない!ってキャラばっかりだし、それは先生がものすごく愛してるからなんですね~♪そういうのって、本当に伝わるんですね~!!はぁ~、更に空知先生ファンになってしまった。ファンっていうか、もはや信者だなぁ...。信仰心が一層高まりました。 ...「13」、アニメでやってくれないかなぁ...。ネタがないならさぁ...!これなら、銀魂枠で放送しても、なんら支障はないと思うんだよね!↑イヤ、あるだろう...。...やってくれないかなぁ...。↑結構本気。by姉
2008.07.04
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まだ終わってないんですが...神楽ちゃん兄登場吉原編が、本誌、なんかえらい大変なことになっているんですけど...!!あ、コレを書いているのは、第218訓「兄妹喧嘩を止められるのは母ちゃんだけ」を読んだ直後です。...ダメだって!その二人はダメだって...!!銀魂。今までで一番深刻な展開に見えるんですけど...。神楽ちゃんと...特に新八君は不可侵領域なんだよぉ!銀魂において!銀さんの「俺の国」の中だからさぁ!...今までも、星海坊主編とかあったけどさ...あれも衝撃的だったけどさ...違うじゃん!だって今回、銀さん近くに居ないしさぁ...!!ヤバイよ、どうすんだよコレ...!銀さん近くに居ればね!...命懸けで守ってくれそうだし、命懸けったって銀さん不死身の肉体持ってるし、なんか...こう、どんなにピンチでも、安心できるんですけど...ヤバイって。これはヤバイって。...しかも、今まで絶対不可侵領域だった新八くんがぁ...!!!あ...、ちなみに、絶対不可侵領域って...志村姉弟です。...個人的に。お妙さんも入ります。イヤ、でもそうなんじゃないかな...?!銀魂ワールド、志村姉弟愛されリンクみたいなもんがある気がする。...っていうか、万事屋と真選組なんですけど。要するに。ココに踏み込まれたら...やっぱ相当危険!深刻警報発令!...ですよね。皆さん、戦闘態勢に入り、心して読んでください!...みたいな。 っていうか銀さーん!銀さんを呼べぇぇぇぇ!!銀さんは不死身だから、夜斗相手でも平気だよ。「俺の国」が荒らされてるぞぉぉぉぉ!!今こそ攘夷だぁぁぁ!領事裁判権発動ぉぉぉぉぉ!(←違うだろ。) ...え~、関係ない話ではありますが、私は...最初読み始めたとき、銀さんは人間と天人のハーフだという設定を勝手に作っておりました。...どこにそんなことが書いてあったんでしょうか?!えっとですね、出生につらい過去があるんじゃないかという妄想から来たわけですが、まぁ誰も「出生に」なんて言ってませんもんね。あとは...紅桜編で、桂さんが「奴が耐えているのに...」って特別扱いしていたので...。子供の頃の環境は一緒なのに、特別扱い=出生に謎が?!...みたいなね。...うん。あとは...ホラやっぱ不死身だから...。...は~や~と~ち~り~!!まだこの可能性はゼロじゃないけどねぇ...。くそぉぉぉ、早く銀さんの過去バナが読みたいぜ!! 神威兄ちゃんが、なんかもう簡単には懐柔されないぜオーラがビシバシだし...日輪太夫頼みじゃないっすか?!ここは。お兄ちゃんが、せめて「お母さん」というものに少なからず反応する人であってほしいなぁ...と思います。...っていうか、父ちゃん!今どこで何やってんの?!坊主さん!ハゲた頭を息子に見られたくないかもしれないけども...出てきて!(今回の話では出てこない...よなぁ...。でも、兄ちゃんの話には、やっぱ絡めていって欲しいなぁ...。父ちゃんにも頑張ってもらいたい...。)...っていうか、育毛剤のCMとか撮ってたりしたら、マジでしばく。(↑テンションオカシイ...。;)本誌銀魂、目をそらしたくなる様なドキドキの展開に目が離せません!...でも、以前の銀さんだったら、夜斗相手に二人だけ置いていくなんて絶対しなかったでしょうから...新八君と神楽ちゃんの成長と捉えていいのかなぁ...?!特に新八君...!たくましくなりましたよね!「銀さん、足手まといです。」ってとことか、おっ、コイツぅ!って感じでした。銀さんは嬉しかったでしょうね...。...だから死ぬなよ~!!><...ホント、マジ、これ以上二人が血だらけになるのは耐えられません...。先生...マジで勘弁してください...。...っくっそ~!面白すぎるぜ銀魂!!二人とも頑張れ~!!リアルタイムで読むってのも、楽しいなぁ…。 ↑普段は完結したものを読む人間なので…。by姉
2008.07.01
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本当は4日前の誕生日に書きたかったんだけども...。まぁ、「二十代の誕生日に深い意味はない」からね...。「桂 小太郎」銀魂屈指のボケ電波キャラに成長した桂さん...。放電しまくってます。ビリビリです。一度出してしまうと、話を乗っ取られかねません。彼が登場すると、話を進めるスピードが1.3倍遅くなります。一言一言に突っ込まざるを得ない...。恐ろしい影響力と破壊力を持ったキャラであります...。...え~と、初めはこんなキャラじゃなかったよね?!少なくとも春雨編まではさ!!!むしろ、何気に達観キャラの風格でしたよね...。...こう、出来る奴的な...。それもそのはず。桂さんの元は、あの維新の三傑の一人・桂小太...違う、桂小五郎なんですから!(↑毒され過ぎ)桂小五郎と言えば...やっぱり、非情さの中に隠し持つ優しさ...だとか、初めから非情でもない、情に熱い人だったりだとか...。エピソード的に、悪い印象を与えるエピソードがあまりないんですね。...多分。それでいて、倒幕の中心に居ながら明治維新まで生き抜き、政府の中枢として活躍したんですから、...こうね、「君子危うきに近寄らず」な君子的に描かれることが多いんですよね。「近寄らず」ったって、十分危ない橋を渡った上でですからね...。そうそう、桂小五郎といえば、何日か前の新聞で...「歴史上の人物はどんな業績を残したか」テストby小学6年生の調査結果というものが載っていたのですが...彼、42人中、41位の正答率25.4%でした。ワースト2でした。...まぁこれにはイロイロからくりがあるようですが... テストのね、問題の出し方の問題(←ややこしいな)だと思うんです。木戸孝允って訊いたらダメッすよねぇ...。これはテストが意地悪ですよ...。しかも...ワーディングがどうなっていたのか、詳しくは分かりませんが、どうも、「新政府の中心になった」的な訊き方をしたらしい...。...イヤ、それは意地悪だよねぇ...。 桂さんといえば、やっぱ有名なのは倒幕運動の方でしょう?!ちなみに、42人中42位(最下位)は、幕末の三傑のうちの大久保利通でした。これは42人の名前と業績をつなげるテストだったようなので、混同したんでしょうね。40位(ワースト3)は大隈重信ですから...。この人も合わせて...。あの、ところで...銀魂に大久保利通踏襲のキャラは出てこないのでしょうか...?!(↑もう出てるけど気づかないだけだったりして...。イヤ、出てないよね?出てないよね?!)西郷さんだなんだかんだめんどくさいのかなぁ...。...真面目すぎる印象がいけないのか...。ちょっと可哀想に思えたので...。...っていうか、銀魂に登場してボッコボコに崩れるのと、どっちが可哀想か分かんないですけどね...マジで!!...え~、小五郎ではなく、小太郎の方についてなんですが...彼がこのような電波症状を催したのは、3巻の対桂ペット自慢編だと思います。 間違いなく…。...エリーが登場したんですね...。それまではホント、イヤ、その前の登場は春雨編だったわけなんでが...それまでは本当に知性と慈愛に満ちたキャラっぽかったんですよね。桂さんとエリーって、シルエットのデザイン似てません?!...こう、指型っていうか、山型っていうか...。桂さんは長髪がそうさせるんでしょうね。とにかく、並んでるとなんかハマルっていうか、似合う。白と黒...特にキャプテンカツーラver.のコントラストとか...大と小...漫才コンビ?!なコントラストとか...。...しかも本人ものすごく気に入ってる。...ピリッと来ました。彼の放電の軌跡は、ここから始まります。でもね、ここでもまだ常識人だったと思うんです。エリーの正体に衝撃を受けて狂っちゃったとかって裏設定を先生が作ってないかぎり、この後も当分は常識人だったんじゃないか...と思うんですが...。4巻の高杉登場祭囃子編とかでもね...なんか妙に悟ってし、カレーニンジャーなどで危機を迎えつつも、11~12巻では、かの紅桜編へと突入しますし!あのね、うん、桂さんファンが急増したという伝説のね...。...イヤ、そんな噂も伝説も聞いたことはありませんが、なんとなくそうなんじゃないかなぁって...。...髪の短い桂さんは、電波な感じしない気がするんですが...。...はっ!これから攘夷関係で深刻な話になる場合は、イチイチ髪の毛切ったりして...!...で、話が終わると、またすぐ伸びるの。電波に戻るの。...桂さんの電波って、髪の毛から発電されているのか?!...イヤイヤイヤ、よくよく考えよう...。桂さんの髪の毛...桂さんの長髪......上に書いたような、エリーとのコントラスト!カップリング!やはり桂さんを電波たらしめているのは、エリーの存在のようです。 ...くっだらねぇ考察はさておき、桂さんがこれほどもまでに電波を放ち...、アニメはハッピーバースデー・トゥー・ミーな桂魂を放送し...、こうなった経緯は、 十五巻のかもしれない運転編にあるような気がするかもしれないのは、私だけでしょうか...。それまでは一応、「真面目だから」ってボケだった気がするんです。この話も、一応そんなようなことを銀さんが言ってましたし...。でも、この話があまりにぶっ飛び、あまりに電波だったため、この後桂さんは「電波だから」ボケるようになっていったんじゃないかなぁ...と思います。あ、でも最初に桂さんが崩れた!と感じたのは、意外や意外、アニメだったりします。最初のジャンプアニメツアーのやつです。オリジナルで桂さんが、ちょっとオカシイ感じで登場するので...。アレ見たとき、最初なんか違和感があったんですが、なんか今思うとやりそうな気がします...。あと、関係ないようで関係あるんですが...石田彰さんは天才ですよね...。ちなみに私が一番好きな台詞は...「マユゾン決定~!♪」です。(↑だからどうした...。) ...超長文。そろそろまとめようかと...。なんだかんだ、電波だ電波だ書きましたが、私は桂さんが大っ好きです!銀さんとは「どつき合える」友情があり...(おそらく、銀さんが一番本性をさらけ出しているのは桂さんでしょう...。)具体的には何をやっているのか甚だ疑問ではあるんですが、普段の攘夷活動や、桂脱獄編で見せた統率力とカリスマ性を併せ持ち...何より、愛に満ちた正義がある!電波のくせにカッコイイ!オチ担当のくせにキマル!...こんなキャラ、なかなかいませんよね...。 ...あ、先ほど大久保利通云々のところで、「銀魂に登場してボッコボコに崩れるのと、どっちが可哀想か分かんないですけどね」とかって書いたんですけど...銀魂に登場してボッコボコに崩れることは...私は幸せだと思いますよ。イヤ、名前も違う、全くの別人だってことは分かるんですけど...銀魂って、基本「幸せ」前提ですから。「現代の感覚で」ですけど。近藤さんについて語った時に、真選組について似たようなことを語りましたけど、攘夷も含め、幕末の物語は基本悲劇になってしまうので...。桂さんですら例外ではないですよね。明治以降も、決して幸せ...ではなかったと思いますので。西南戦争を憂いながらなく亡くなってしまいますし...。似たようなキャラクターが楽しそうに生きているだけで、なんか幸せになったり。...あくまで私の感覚ですが...。 ...あ、豆知識を一つ。桂小太郎さんの奥さん・幾松さんですが、正式に結婚してから...かな?木戸松子さんになります。...松子さんね。ちょっと知っておくと、銀魂のおもしろさがちょっとアップしたり...。by姉
2008.06.30
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アニメ銀魂、先週あたりから、ニヤニヤが止まりません。どうすればいいでしょうか...。第百八十三訓 起きて働く果報者(第二十一巻収録)え~、なんかアニメを見たら、その回の原作の感想を(アニメも踏まえて)語るっていうのが、定着してきました。...鉄は熱い内に打て......っていうか、銀妙......うん、鉄は熱い内に打たんといかんよね^^!...ん?今何か変な一文があった?イヤイヤ...もうね、この話はね、...うん、イイよね!なんっつーかな?心が暖まるっていうか......銀妙ぇぇぇぇぇぇぇえええええ!!!...いかん、全くの無防備に突如の不意打ちはキツイ!!!...ぐあぁあ!...イイね!イイよね!銀妙!違うよね、さっきから...。 コレはさぁ...この話はさぁ...たまさんと銀さんの心の交流をね...うん、銀妙だよね!アニメオリジナルで銀さんがかくも意地汚い行動をするとは...しかし、それがまた、原作の美しい話に変わっていくのとか、すごく良かったんですよ!...ってゆうかね、もうね、銀妙でしょう!しかし、アニメ原作通して、あれほど焦る銀さんってのも、なかなか珍しいんじゃないでしょうか?!...うん、もう銀妙だからね!お妙さんが銀さんに「料金払いに来い」っていうところとかさぁ...気持ちよく出来てるよなぁ...。うん、あれは銀さんが悪いよ。まぁ、本人も悪いと思ったから焦ってたんでしょうけど...。銀妙...。しかし、たまちゃん可愛いですよね...!空知先生のキャラクターは、ほんの少ししか出ていないキャラでさえ、みんなみんな大好きにさせちゃいますよね。この回を読んだ時の幸福感は、明らかに少年漫画のそれとは違いますよね。...そう、この回の表紙なんですが、もう最高!スナックお登勢&万事屋大集合の一枚!お登勢さんが中心で、ってのがイイですよねぇ...!あと、女の子を前にだしてあげる感じとか!この絵一枚に込められた幸福感一つとっても、もはや少年漫画の域ではないですよね。銀妙の幸福感一つとっても...←もうイイわ!!...イヤ、違う、違うんですよ~?!銀妙しか見えてないとか、そんなんじゃありませんよ!私は、お妙さんと近藤さんの関係も大好きですし、それと同様に、銀さんとたまさんの関係も、銀さんとお登勢さんの関係も、銀さんとキャサリンの関係だってwww、だいっ好きなんです!!!こう、別にぃ、ラブラブっていうんじゃないんだけどぉ...この...「身内」的なだだもれの愛って感じがさぁ...!!!ラブラブでイイよね!(←オイ。) あ、本編6ページ目でお登勢さんが、「機械でも泥棒猫でも あたしゃ娘だと思ってるからね」って言うんですけど...泥棒猫でも...!!聞いたかキャサリン?!これ聞いたとき、私は嬉しくて腰砕けそうになったよ!!キャサリン大好きだ!...え~、ともすれば、お登勢さんにとって銀さんは息子...?!イヤ...この感覚もなくはないだろうけど...、うん、この二人は、なんかもっと違う関係のような気がする。イヤ、人間の関係なんて、人の数×人の数だけ種類があるものだと思うので、家族だとか恋人だとか友達だとか親子だとか...カテゴライズするのって、ものすごく不毛なことだと思うのですが...お登勢さんと銀さんは...なんっていうか、ソウルメイト?的な...。ちなみに、銀魂内で銀さんと一番相性のイイ女性キャラは... 間違いなくこの人だと思います。(↑オイオイ、銀妙ファン...。) え~、さっきから何の話をしているのか、さっぱり分かりませんね...。なんかもうマタタビを与えられた猫のようになってますから...。銀妙が、私にとってマタタビとして機能することに漸く気づきました。...ハーイテーンショーン!! ...イヤイヤイヤ、たまちゃんめっちゃ可愛かったですよ!漫画でも可愛かったけど、アニメで動くと一層可愛いし、銀さんもすごくよかったです!表情が、なんかすごく良かった!この話で一番好きなシーンは...婚約ネジwwwを買ってあげるところです。で、そのあとの、「ネジ ありがとうございました。」っていうところ。 あの後の銀さんの「おう」ってとこが、イくね?!カッコイくね?!...それと、銀妙ね。...小物の使い方とか、本当にすごすぎですよね...。「世のため人のための幸せ」という基本コンセプトはもちろん、何故このネジで、 たまちゃんの女の子らしい可愛らしさまで表現してしまうんでしょうか?!...恐れ入ります。 アニメ方はね...あとは、もう「桂魂」がね...!しかもサブタイトルが、「二十代の誕生日に深い意味はない」...!!...確かにー!!最期のやたら力の入ったおまけアニメといい、本当にアニメ銀魂、誰向けアニメ?!...答えは知っているが、あえて気づかないふりをしておこう...。 ...うん、本当にどうしようもないな、この感想は...。さて、この記事内で、一体何回銀妙って言ったでしょう~?!正解は、上の質問も合わせて、13回でした~!!ぱちぱちぱち~。...くっだらねぇ...。...ちょっと頭冷やします...。by姉
2008.06.27
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この回の表紙~♪(カラーで)何アレ?!最高なんだけど!!第六十六訓 さくらんぼってアレ桜の木になるの?(第八巻収録)この話は...なんっつーか、無駄の一言につきますよね...。 ↑そこがイイ!!これほどまでに無駄なことでギャーギャーやってる少年漫画の主役たちっていうのも、なかなか珍しいんじゃないかなぁ...。この回で登場する屁怒絽さんですが...私どうしても気になるのが、「感動超大作・となりのペドロ」との関係!原作では、屁泥絽さんの登場の方が早いんですよね。(アニメでは、初っ端のアニメツアー用のおまけで映像化されていましたが。)屁怒絽さんを登場させた経緯は...イヤ、これもよくは分からないのですが、...トトロ...で、怖いトトロ...で、 万事屋一行が恐れおののく様がやりたかったのかなぁ...?(あとは、この頃エイリアンじみた天人?←ゴキブーリとか、エイリアンとか...がよく登場していたので、 エイリアンじみてるけど人のイイ天人を出したかったのかなぁ...?)って感じなんですけど、屁怒絽さんを出しておいて、どうしたら「となりのペドロ」を思いついて描こうと思うのか...?!う~ん...わからーん!!!(↑深く考えちゃいかーん!ってことか?!イヤでもあれは、無駄に深く考えちゃうだろう?!ピンポンダッシュって...?!っていうか...ペドロ、警官...?!) イヤイヤイヤ...ペドロはイイ!もうイイ!考えない!さっさと本編の感想に移ろう!この回ですが、インディペンデンスデイ編と少し似ているかな...?「起」の部分が長いんです。8ページの途中まで、この「起」です。一話完結ものでこのような構成になっている時の銀魂は...こう、めんどくさいことでゴチャゴチャやってる感じになりますよね...!...で、そういう回ほど、万事屋家族愛をビシビシと感じるんです!!めんどくさいことでゴチャゴチャやって、「オメーらうぜーよ!!」とかっていう関係って...めちゃめちゃ愛を感じませんか?!...こう、傍から見てると、まるで痴話ゲンカを見せられている気分になるっていうか...。も~う、ラブラブなんだからぁ!!この~!!...ってテンションになります。関係ないけど、私は、街中でケンカしている人たちを見ると、非常に癒されます。...もちろんケンカの度合いにもよるんですが...じゃれ合いレベルのね、ケンカだと...。世の中愛でいっぱいなんだなぁ~♪って嬉しくなるんです。一度、クリスマスイヴに駅の待ち合わせ場所でケンカしてるカップルを見たことがあるんですけど...男性の方が、時間に遅れたんですね、アレは。女性がほんっきで怒ってて、せっかくのイヴが台無しの危機...!!...愛ですよねぇ!!!(←えええええぇぇぇえ?!)結局は甘えてる関係に見えるんですよね!ケンカ出来る関係ってのは...見てるだけで幸せになります。 ...そんなこんなで、まぁつまり、この話の見所は...万事屋のラブラブ♪でしょう!やっぱり!!...ってことが主張したかっただけです。銀さん記憶喪失編、星海坊主編を経て、この辺りでぐぉ~っと万事屋家族愛が高まるんですよね~!それまでも、家族といえば家族だったんですが、 その根拠となるエピソードが少なかったので。くしゃみで遊ぶ万事屋...。マイケル・ジャクソンってあんた…ジャネット・ジャクソンってあんた…。あ、ちなみにふたごは、マイケル・ジャクソンのファンです。主にジャクソン5の頃のCDを聴くんですけど、(明るい曲が多くて好きなんです♪) あれは...もうなんか次元が違いますよねwww。ジャクソン5の超有名なクリスマスアルバムは... 春でも夏でも秋でもお正月でも聴きます。あれは...最高です!屁怒絽さんにビビって、無駄なドタバタを繰り広げる万事屋...。回覧板を届けに、三人で行く万事屋...。(←仲良し♪)「ちゃーん」な大次郎と父ちゃんな通行人Bのくだりは...最高ですよね。面白すぎますよ。本当に、空知先生の頭の中は一体どうなっているんでしょうか?!元からグダグダな話に、更にグダグダ要素を投入し、それを売りにしてしまう。毎回毎回、19ページで何故ここまで遊べるのか...不思議でなりません。このシーンは、アニメもすごく楽しくって...!大好きなシーンです。神楽ちゃんの、「ちゃーん」と大次郎のモノローグの温度差が...!!釘宮理恵さん大好きです! 屁怒絽さんですが...あの目が怖いですよね。眼球が、くぼみのずっと奥にあるやつが...。空知先生は...本当に、必要な要素からキャラクターの外見を作るのが上手! それにしても、銀さんが最期の最期まで、これほど歯が立たなかった相手 っていうのも、結構珍しいですよね。ある意味屁怒絽さん、無敵キャラです。...だからだと思いますが、「屁怒絽オチ」というものが、この後、いくつかの話で登場します。どんなオチでも、「相手は屁怒絽だから仕方がない」という、説得力があるんですねぇ。ご町内肝試し編なんか、コレでしたよね...。 ちなみに、私が今までで一番ビビッた銀魂コミックスの表紙は、23巻の金丸君ではなく、18巻の屁怒絽さんです。...イヤ、金丸君もビビッたけど...屁怒絽さんは...やっぱ顔が限りなく怖い!...映画館では、銀さんのみならず、土方さんまで一緒に泣かせてましたからねぇ...。 ・・・だけど優しい、屁怒絽さん! 子供は泣くが…大人も泣くが…それでも優しい屁怒絽さん!!「悪い」天人がいて…だけど、自分の居場所を求める、 こういう心優しい天人も出てくるんですよね…!銀魂って!何となくだけど、「悪い」天人って、商売っ気の満ち満ちた人が多い気がする…。 …て、…あれ?私今自分で設定作った?! 屁怒絽さんに「自分の居場所を求める」設定なんてあったか?!やばいよ…これは間違いなくアニメED・sanagiの影響だよ・・・。by姉
2008.06.25
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「未来が読める」話は泣ける...。第百二十四訓 ジャンプの次号予告は当てにならない (第十五巻収録)当てになりませんよね...ジャンプの次号予告。あれは「先生がギリギリで好き勝手書くから、担当さんがあきらめてる」 レベルじゃないですよね。大きな話の途中でも、訳分からんこと書いてありますもんね。もはや「イヤ、それはないだろ」と突っ込ませるための 一発ギャグと化してる気がする...。 この話は、全蔵さん大活躍です。未来を予知する少女・「天眼通の阿国」の誘拐を頼まれた全蔵だが、彼女との交流の中で、次第に心境に変化が...って感じです。 漫画には度々登場する、「未来が見える」設定。話の核にしない限り、 主役以外のキャラクターがその能力を有しているのが一般的だと思います。主役が有している場合は、断片的で、本人が予知だと意識しない場合が多いかな?「なんか嫌な予感」として扱われるっていうか...。大概、今後のハードな展開に備えたクッションとかに使われてるんじゃないかな、 と思います。面白いと思うのが、物語の中に登場する「未来」は、大抵「悲惨な状況」であること。その未来に抗おうとする主役たち、っていうのが、話を盛り上げるのかなと思います。前向きでカッコよく見えますから。今回もそのパターンの一例だと思います。このパターンで、私が真っ先に思い浮かぶのが...「アニメドラゴンボールZスペシャル・たったひとりの最終決戦」(1990)です!ファンの間では超有名なアニメオリジナルの番外編です。これが...泣けるんですよ!もう!悟空の父親・バーダックが主役。フリーザによって惑星べジータが滅ぼされるまでが描かれています。(鳥山明先生も気に入ったらしく、 その後、バーダックが原作の方に逆輸入されています。)...やべぇ...書きながら思い出してきて、泣けてきた...。...詳しいことは、また後日...。 ちなみに...「未来予知」にもう一つの使い方が、ハッピーエンドの(ちょっとひねった形での)表出です。例えば本編中に預言者のようなキャラクターがいて、そのキャラがヒーロー・ヒロインの未来を予言する...みたいな。(大概くっつくとか...。)本人たちは気づいてないけど...みたいな。読者にはストレートに伝わりますので、話のラストで突然盛り上がられるよりも、素直に読める時もあります。あだち充先生の「虹色とうがらし」なんか、もろコレです。じわじわ~っと嬉しくなります! 「未来予知」って、物語特有の設定なんじゃないかなぁ...と思います。私たちも現実で、普段予知のようなことをやっています。ただこれは経験からくるもので、世界の価値観を身につけないと出来ません。物語のおいては、やっぱりその価値観の情報が圧倒的に少ないんです。...これはしょうがないです。物語の中に、現実と同じだけの情報を詰め込めというほうが、土台無理な話です。そこで登場するのが、能力として特化した「予知」なんじゃないかなぁ...と思います。詰め込める情報が少ない分、「設定」に出来ちゃうところが、物語の強みですよね。 ...なんか変な話になってしまいました。本編に戻ります。この話は柳生編のすぐ後、また、かもしれない運転の前の話です。...本当に、毎回毎回面白すぎだろう...。誰にスポットを当てても、こんなに面白い話にしちゃうんだから... すごいなぁ...ホント。この話は、全蔵さんの全編通してのモノローグが...イイですよね。結構コロコロ場面が変わるんですが、統一感が出て。全蔵さんの主観世界になる。...んですけど、ここでもう一個ひねってくるんですよね。途中からモノローグで言ってることと、やってることがズレてくるんです。「猫」とか言いながら、「猫」の特徴思いっきり無視の行動に出るんです。ここがイイんですよね...!思えば、缶蹴り幽霊編でも、全蔵さん言ってることとやってることズレてて、そこがもうなんともイイ!すごく「分かる」んですよね。「俺は美しくなんか生きねぇ」って気持ちも、結局最期、自分のやりたいようにやっちゃう気持ちも...。分かるって言うか、そうやって生きたいんです!憧れるんです!言い訳しながらも、自分の気持ちに正直に生きていけたら、どんなにイイか...!カッコイイ事を言って、カッコイイ事をやるのも、もちろん素敵なんですけど、ココで一度葛藤してくれると、共感度アップっていうか、むしろカッコよさアップっていうか...。銀魂のカッコよさが、他の少年漫画とちょっと違う、そんな部分だと思います。 そして、何度も何度も言いますが...アニメがまさにビバ☆服部役の藤原啓冶さん!...いつもいつも、この微妙な葛藤が、見事なんです!!本当にスゴイ声優さんだと思います。アニメを見てからです。服部さん大好きになったの...。また、アニメがこの回、すごく上手に話を膨らましてあって...。阿国の警護のためにオリジナルで万事屋一行が出てくるんですけど、ジャンプに絡めた銀さんらしいお説教があったり...。また、阿国ちゃんの可愛い一面が見えたり、銀さんが服部に気づいてフッて笑うシーンがあったり...かなりお気に入りの回です!最期に...。この話、全編通して服部さんモノローグ...なんですけど、先ほどから語っている通り、途中でモノローグと行動が矛盾してきます。その時に、服部の主観中心だったはずの視点が、突然服部さんから離れます。...阿国ちゃん視点になるんですよね。...本当に見事に。だから...「りぼん」を使ったサプラ~イズが、本当にサプラ~イズなんですよね...。...もう嬉しくなっちゃって...。...もう、ホントもう...空知先生に心操られっぱなしです。心踊らされっぱなしです。by姉
2008.06.21
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最初にお断りしておきます。...テンションおかしいです。第百七十二訓 ほぼ100%の確率でビニール傘を置き忘れてくる自分が嫌い(第二十巻収録)本日、待ちに待ったアニメの放送でした。久々の二本立て。一本目は、オリジナル。西郷さんとこのアゴ美さんの話でした。これも、本当に面白かった。...っていうか、深かった。今日の二本は、本当に「アニメ」で銀魂をやることの意義を探ったものだったと思います。一本目は、思想的なもの...というか、何というか。銀魂って、わりとジェンダーに関して、保守的な面があると思います。キャラクターが地に足付いてる分、ビシビシと感じるのですが、いわゆる「男らしい、女らしい」の概念です。これを、すごく大事にしてると思うんです。なんだかんだ、男性陣は皆女の子を大事にしますし、女の子も、根本的には女の子らしい。わざわざ...というか、あえて、中性的なキャラクターは出さない。「一般の感覚」として、これは受け取り易いし、読み易い。実際、私もこの感覚だからこそ、安心して読めている面があります。ただ、現実の世の中的には、こればかりじゃない。奇しくも、昨日の朝刊には、アメリカのカリフォルニア州で、同性婚カップルへ証明書の発行が始められたという記事が載っていました。様々な物語で、ジェンダーの問題を織り込みたいが為、「中性的」という要素を持ったキャラクターが登場します。ただ、これは私の感覚なんですが、それを見てジェンダーについて現実的に考えられるかといわれると...ちょっと難しい気がします。どうも、絵空事、キレイごと...の観念が抜けないと思うんです。じゃあ、「銀魂」でそれをやるって、どういうことなんだろう...。銀さん始め、登場するキャラクターは、はっきり言えば私たちと同じ保守的な価値観の持ち主です。価値観にそぐわないものには、引きます。蔑みます。ただ、その人のことを突き放しているのではなく、「一般から外れた価値観で生きることは不便だから、 もっと普通に生きた方が幸せだよ」という「優しい気持ち」からの観方をします。普通、そういう落ちだと思うんです。それが一番気持ちイイから。ただ、今回のは何がすごいかって、普通に考えればハッピーエンドになんかなるはずのないものが、ハッピーエンドを迎えたことです。アゴ美さんの言動、行動には、銀さんたち同様、視聴者ドン引きです。「普通の感覚」からいって、これにハッピーエンドはありえない。だからこそ、ドキドキハラハラ心臓に悪かったわけですが...。しかし、物語は驚く程にあっさりハッピーエンドを迎えます。銀さんたちも、私たちと同じように唖然としてました。ああ...これでもイイのか...。...イイのか?なんかようわからん...。っていうのが、最初に抱く感想です。なんか気持ち悪い。この話、もう完全にこの不思議な感覚を狙って作られてます。価値観への揺さぶりをかけているんですね。で、言いたいことは、こういうこと(だと思います)。「...これでイイんです。だって、あの二人は幸せそうだったじゃないですか!」この話は、価値観が「一般の美徳」であり、また、キャラクターが地に付いている銀魂という作品の巨大な挑戦だったと思います。共感を売りにしている作品で、今の価値観に一石投じるにはどうするのか。もはや「世界観・作品の応用」です。賛否が分かれるかもしれませんが、個人的には、アニメスタッフの限りない挑戦、向上心に、ただただ頭が下がるばかりです。本当にスゴイ。 ...で、え~、本題に移ろうと思います。二本目。神楽ちゃんラブ、万事屋ラブ、の傘の話。...なんっじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!...殺す気?!私を殺す気なの?!こんな素敵な話を、どこまで力いれて、こんな素敵に仕上げてくれちゃったの?!原作を読んだ時、「これは空知先生の新たな挑戦だ!」と感動しました。今までは、非常に分かりやすい、ハデる形で表出していたものを、ふとした小物や日常で表現しようとしてるからです。今までの人情者は、命にかかわったりだとか、非常事態が起こったりだとか、使う小物にしても、花火だとか、そういった分かり易い派手なものが多かったんです。しかし、この話は違いました。最初の部屋でジメジメイライラ~ってシーン、買い物に出かけて、ジメジメで不機嫌だけど、「なんとなく」優しくなったり。なんか、非常に分かりにくく、だけどすごく丁寧に描かれて...そう、丁寧に「起承転結」の「起」、銀さんが傘を買ってくれるまでを描いているんです。ここまでに9ページ。19ページのほぼ半分。普段驚くほど簡潔に、「うまい!」という出だしで状況説明する銀魂とは思えません。ここをものすご~く丁寧に、ゆっくりとやることによって、神楽ちゃんの気持ちっていうか、内から湧き出る喜びに連れて行っちゃうんです。なので、この後は台詞が要りません。恐ろしいことに、この後、「傘が嬉しくて跳ね回る」という「承」を、三回繰り返し、「傘が壊れる・失くす」という「転」を、二回繰り返します。ページ的には、「承」は三回で4ページ、「転」は一回2ページずつで、計4ページです。ここまでで完璧に傘を失った神楽ちゃんが、捨ててあった傘を拾い、そこに銀さんと新八が登場する「結」の場面で2ページ。(...意味合い的には、傘を拾うまでが二回目の「転」かもしれないです...。)「繰り返す演出」といえば、やはり今をときめく細田守監督でしょう!その影響も、あるんじゃないかな~、と思います。勝手な推測ですが...。初め読んだ時、ものすごく「時をかける少女」を思い出しました。神楽ちゃんの行動は全て、買ってもらった傘に対する、嬉しくて嬉しくてしゃーない気持ちからのものです。繰り返し繰り返すことで、それがどれほどのものかが分かります。普段にはない重大な事件だから「重く受け止める」という場合もありますが、時間の長さや、回数の多さによって表現できる「その人にとっての認識の大きさ」というものもあります。何度も何度も繰り返し、折れては直し...、失くしては他の傘を拾う...。その過程を見せることで、日常のほんのちょっとの小物(100円の傘!)から、とんでもない大きさの愛を表現できちゃうんですね...。まいったよ...本当に...。先生無敵すぎ!!そしてェ...今日のアニメ!先生の挑戦心に、アニメスタッフの挑戦心刺激されたのでしょう。では、アニメという媒体でできる表現とは!への挑戦という熱い熱い心意気を感じました。大きくは、「色」と「音楽」への挑戦です。くすんだ梅雨の色が、気持ちのベクトルによってパッと鮮やかになる...!!漫画では出来ない表現です。そして...音楽!...まさか「承」の部分が...ミュージカルになるとは!!音楽は...間違いなく今回の為のものだと思います。神楽ちゃんや情景は音楽に合わせてウキウキと動き...わざわざ、「回っている」ような音の表現が曲に組み込まれていたので、曲の注文時から、演技まで丁寧に練り上げられた完成図があったんじゃないか と思います。(もちろん、そこでは傘がくるくる回ってました!)他にも、今回の話は本当に本当に力を入れて作られていました。演出、背景の細かさ、人物の動き、表情... ・・・本当に皆唸らされてばかりの一級品でした。声優さんの演技も、どことなく...イヤ、絶対、力が入っていたような...。神楽ちゃんのさりげない「えへっ」って声とか...もう...最高でした。本当に、毎回毎回、こんなにおもしろくてイイのか?!銀魂は?!!こんなに幸せを生み出しちゃって、イイのか?!銀魂は?!!銀魂は本当に、「幸せ無限生産機」だよ。...もう...もう本当に、大っっっっっ好きだぁぁぁぁぁぁぁあ!!!...さっきから5回見直しちゃったよ。(←マジ。)顔が引きつるくらいニヤニヤニヤニヤしてるよ...。...あれだ。回数で示せる愛の深さもあるから...。うまく語れないけど、私は銀魂を心底愛してます!ってことで...。 最期に...。この話、神楽ちゃんがカワイイ。もう、めっちゃカワイイ。...それと同じくらい...新八君の優しさにメロメロなんです!!優しい。本当に優しい。もうそれが嬉しくて嬉しくて...。神楽ちゃんになると、新八君の心配してくれる優しさっていうのが、痛いほど分かりますね...。...こんな二人が傍にいる!銀さんの幸せモノォォォォォォ!!!万事屋愛してるぅぅぅぅぅ!!!by姉
2008.06.19
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書くことがあるかな...?とか思わせて、実はめちゃめちゃありそうなキャラクター。「地味」は愛すべき「ジミー」に昇華した!!「山崎 退」真選組・監察の山崎さん。出てきた時は、結構「おっ!」っと思いました。斉藤とか山南さんとか出さずに、いきなり山崎ですか!...と思って。真選組の三人が皆派手なので、裏のお仕事をするのは常に彼です。裏で何かやっていると、組織っぽいですよね。裏で仕事...だからこそ「ジミー」。地味こそ彼の存在意義であり、アイデンティティです。...が、はっきり言って全然地味じゃないですよね...。銀魂の「普通」はレベルが高すぎるんですよ。新八君と山崎さんのどこが地味なんですか?!こんなやつクラスにいたら、私一発で顔と名前覚えますよ!!DVDのおまけのドラマCD聞いた時、マジで新八君の声ばっかりで、 すごくビビったんです。もうずーっとしゃべってるんです。新八君は、常々「銀魂における自分の重要性」を強調していますが、本当ですよ。なんで皆無視するのかな...?新八君についてでも書いたけど、新八君、優しいし将来有望そうだし、マジでメガネ王子じゃない?!まったく...キャラクターグッズだって、アニメエンディング「SIGNAL」の映像の時だって......って感じで、無視されてこその山崎さんです。...空知先生も、それを彼の持ち味にし、大勢で並ぶ時のいじられキャラとして配置していると思います。(長谷川さんや桂さんがこのポジションに置かれることもあるかな...。)...って思ってたんですけど、最近どうもその動向がオカシイ。この間、駅で銀魂のガチャポン(←死語か...?)があって、なんかキーホルダーにキャラクターがついてるやつなんですが、それが...銀さん(動乱編ver)と高杉と近藤さんと土方さんと総悟君と...山崎さんでした。...記憶は不確かですが...たぶん。SIGNALにだって、「お前は誰?!」って感じで登場してましたし...。...人気あるんですね。(新八君と違って...。)...人々の購買力を増進させるまでに人気あるんですよね。(新八君と違って...。)...分かる!分かるよ!なんだかんだ、出来る奴ですからねぇ...。桂さんの奇天烈攘夷志士試験を突破しちゃう人ですから。それでいて、ものすごく一途...というか、信頼できる人ですので。動乱編とか...ヤバイですもんね。銀魂の場合は皆一途ですが、「組織の中で」というのがミソのような気もします。「あの人たち」と言っていたように、山崎さんがほれ込んでるのは「誰」というより、真選組そのもののような気がします。真選組...というか、信頼しあってる関係性っていうのかな?...で、やっぱその関係性の核は土方さんのような気がするんです。だから、副長にどこまでも付いていくのかな。で、彼自身...地味であることによって、関係性の媒体として機能しているんですよ。どこに行っても、悪目立ちせず、なんとなく気に入られるので。媒体としての任を信頼して任せられる人なんて、 そうめったにいるもんじゃないと思います。どんな風に自分たちの情報が、相手の情報が屈折してしまうか分からないので。なので、そりゃぁ土方さんも重宝しますよね...。 なんかうだうだ書きましたが...要は、地味こそ彼の最大の武器!最大の魅力!存在意義!!ということが言いたかっただけなんです...。だから...皆と並んで出てきちゃダメー!!!...嘘です。...イヤ、いいんですけど...彼は...あれだから...。ほら、あの、集合写真に写り損ねた人!写真撮る日に限って熱出しちゃう人!右上の丸いフレーム!皆の輪に入れないことによって、一層目立っちゃう...そんな人!本人意図せざるところでめちゃめちゃおいしい役どころですね!!そんなジミーが大好きさ! あとは...山崎さんは、「真選組のテンション」として機能していると思います。...テンションって言い方はおかしいか?チーム・組織ものになると、一人はこういうキャラクターがいるんですが...。組織の今の状況、事態の深刻さを表出するキャラクターです。主役級以外で、組織が大好きで、普段は冷静なキャラクターに多いと思います。山崎さんがギャグやってるうちはこっちも安心して読めるんですけど、彼が真剣な表情をしだすと、...あれ?これもしかして本当にヤバイのかなぁ...?!って、こっちもものすごく不安になります。動乱編なんか、その最たるものでした。山崎さんのテンションは、基本 土方さんがこの事態をどう把握しているかに依存していますが......刺されちゃったんですよ?!事態が深刻すぎて、飽和したことの何よりの証でした。 山崎さんは、真選組を組織として機能させるために導入されたキャラクター だと思います。その役割を見事にこなし、さらに自身の独特な魅力を作り出していってます。彼を見ると安心するのは、やっぱり「信頼」の上に成り立つキャラクターだからだと思います。空知先生の手腕ですよね...。本当に、捨てキャラがいない。潜入操作とか、やってることはすごいんだから、もっと格好つけたキャラでもいいのに...。だけど、そういうキャラってどうにも嫌味なんですよね。だからこそ、「地味」をアイデンティティとした、愛すべき「ジミー」にする!!いつまでもそんなジミーでいてください。...表紙とか、登場しないでね...。...イヤ、してもいいんだけど...どうせ出るんなら最終巻で!(←それはない。)...もしくは、赤マルの着せ替えコミックスカバーで!!(ついてたら、私は買うぜ。)by姉
2008.06.17
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銀魂の一話完結は最高です!第五十三訓 煩悩が鐘で消えるかァァ 己で制御しろ己で(第七巻収録)銀魂オールスター、それぞれの大晦日。この話の作りは、以前感想を上げた第七十六訓の缶蹴りの話に似ていると思います。基軸は、銀さんと服部のジャンプ争奪戦。そこに、ジャスタウェイテロを企てるマムシの残党のトラックが巻き込まれます。銀さんの背景説明は、恒道館道場の新八君、神楽ちゃん、お妙さんがしてくれて、残党たちの説明は、途中、真選組と桂さんがしてくれます。それそれ、個性的な大晦日を送ってくれているため、説明も飽きません。この話の場面転換は徹底しています。みんな一ページ毎に切り替わってます。ただ、やっぱめちゃめちゃ切り替えが上手なんですよね!「二人合わせるとちょうど足りますけど...」とかなって、どうするんだ?ってとこで切り替えて、次のシーンは買った後から始める。きっとものすごくめんどくさいやり取りをしながら買ったんだろうな...。それもそれで見てみたかった気がするけど...。だた、ずっとそれじゃテンポも悪くなっちゃうし、飽きてきちゃう。ジャンプをレジに持っていくのですら、あのめんどくささですから...。そんなことまで描かずに想像させちゃう。...すごい!ジャスタウェイ記憶喪失編のすぐ後で、説明が省ける部分がたくさんあったこともあって、この話は、一回の持つ情報量が半端ないです。読み応えが抜群です!っていうか、銀魂は常にそうなんだけど...。...そこが好きだぁぁぁ!! 話の内容については、お妙さんについてで少々触れたのですが、万事屋+お妙さんが家族ってるのがすごく嬉しかったです。この次の回でウンケイ・カイケイが出てきてますので、この時はまだ万事屋坂本にぶっ壊されたまま、直ってなかったんですね...。だけどだけど、この「非常時には恒道館」ってのが...!家族で大好きだ...!神楽ちゃんも紅白見て大喜びで...嬉しいんだろうな~!ってのがまた...。大晦日に紅白こそ、家族の醍醐味!!(←個人的な価値観。)そんな時に...なにやってんのお父さん!!(↑...あ、今日父の日だ。)見知らぬ人と(本当はもう会ってたけど)ジャンプの奪い合い(命がけ)ですか!!だけどね~、このためにコンビニ7,8軒は言い過ぎにしろ、 確実に3,4軒は回ってそうだし。こうなりますよね!...いや、見ず知らずの人と喧嘩することじゃなくて、もう頭が、「ぜって~買う。もう、買う。そうじゃなきゃ、俺は一人今年に取り残されてしまう。」くらいの考えに追い立てられてしまうっていうか。(←煩悩...。) ...ところで、銀さんは土方さんとも似てるところはあるとは思うんですが、どっちかっていうと、全蔵さんや総悟君に似てる部分のが多い気がするんですが...。真選組は(土方さん以外)ハメ外して大騒ぎ。総悟君酒飲んでるし...!!ただ、やっぱ屯所で皆でいるってのは、非常時に備えているのかな?酒飲んでるけど...OWeeの時は行列に並んでたけど...ちゃんと仕事はやってんですよねぇ...。そこが好きだ...。(←本当か?!) 銀さんの名台詞「お前は自分にないものをジャンプで埋めようとしているんだ慰めてもらおうとしているんだよジャンプはそんなもんのためにあるんじゃねェェ!!」...すいまっせーん!!心当たりだらけなんですけどォォォォ!!...銀さんはたまにグサッとくる一言を発しますよね...。...っていうか、銀魂ってグサッと来る一言のオンパレードなんですけど。マダオの「殺せよォォォォォ!」とかも、すげーグサッと来ましたね...wwww。マダオのシーマン的なゲームの「決してがんばれとか、言ってはいけない。 何故なら彼は既にいっぱいいっぱいだからだ。」とかも...。よく分かる!!って...。(↑マダオばっかりじゃねーか!)でもさぁ、子供にとってのジャンプって、そんなものではないかもしれないけどさぁ...イイ大人にとってのジャンプって、そういうものじゃない?!なんていうか...慰めっていうか、実生活の潤い...っていうか!ちなみに、私にとって漫画は生きがいです。(↑あっさり言いやがった!タチが悪すぎだわ!) この話は、アニメがまたものすごく好きでした。よく動いて、死闘のすさまじさ(バカバカしさ)が増してたっていうか、全蔵さん役の藤原啓治さん最高!っていうか...。(↑ファンなんです...。もう、一言一言の情報量がすごくって...毎回感動です。)ラストの表現もすごく好きでした。漫画では、最後ジャスタウェイが「爆発?したっぽい...」って感じだったんですが、アニメでは思いっきり爆発してました。明示はされていませんでいたが、おそらくあれが年明けの瞬間でしょう...。うまいなぁ...!より盛大に馬鹿で、おもしろかったです。 大真面目な記憶喪失編(←?!)の後に、大真面目なコレってのがたまりませんよね!も~銀魂大好きです!! ちなみに...我が家には、年越しの瞬間はジャニーズコンサートのカウントダウンに合わせて、ジャンプ!という伝統(?)がありますwwww。(かれこれ7~8年は続けているような...。)毎年付き合ってくれる父に感謝です。ありがとうお父さん。(↑父の日にかけてあるつもりか?!)by姉
2008.06.15
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さて...私ごときに語れるんでしょうか...。イヤ、まぁ、愛を叫ぶだけだから!「沖田総悟」好きだー!!!・・・はっ!つい・・・。何書こうかな~とかって考えてたら、急に意識がとんで、気付いたらこんな言葉をタイプしてた・・・。イヤ・・・語ることも何も、要はこんだけなんですけど・・・言いたいことは・・・。でもでも・・・うん。頑張ってみよう!如何にこの愛情をここに詰め込むかを・・・!総悟君・・・最初っからもう・・・なんかさぁ・・・何この沖田・・・!?って・・・。桂さんが出てきて、土方さんと総悟君が出てきて・・・あの訓まで、銀魂に歴史踏襲キャラが出てくると思っていなかったんです。イヤ、新八君とか永倉新八の踏襲だったんだけど・・・気付かなかったし。この訓読んで、あ~なるほどな~時代背景だけじゃなくて、キャラクターも出すのかぁ・・・っていうか、この沖田は何?ってなりました。桂さんと土方さんは、・・・こう、当時はまだ、人物像をそれほど崩してなかったじゃないですか!むしろそれに忠実っていうか・・・。そこにねぇ・・・飛んできたんですよね・・・バズーカが。ぼくたち史実とは違います!っていう主張のように・・・。剣の達人がなんでバズーカ?!(↑楽だから・・・でしょうねぇ・・・やっぱり。)っていうか、土方を葬ろうとする沖田なんて・・・!!↑これ、空知先生が銀魂ワールドに投入したスパイス・・・ですよね。う~んと・・・上手く言えないけど・・・銀魂ワールドを銀魂ワールドにしてる独特のコクっていうか、旨味っていうか・・・。すごく思い切って導入した要素だと思うんです。それこそ、独自の路線で行くぜ!って声高に主張しているようなものなので。だから・・・だと思うんですけど、総悟君ってめちゃめちゃ丁寧に描かれてる気がします。銀魂で、今のところ一番描かれてるのは総悟君なんじゃないかなぁ・・・。出番が多いとかじゃなくて、どうやって育ったか想像がつくっていうか・・・総悟君の観てる世界っていうのが、なんとな~く分かるんですよね!それも、今までの人生に関わってきた人っていうのが、出きってるからだと思うんです。(両親は・・・出て来てないけど、幼い頃に亡くなってたみたいだから、総悟君の世界には・・・どうだろ・・・?でも、お姉さんほどのインパクトを持っては存在してないだろうから・・・。)ミツバさんについても・・・多分・・・本当に多分だけど、かなり初期から設定があったんじゃないかなぁ・・・。っていうか、最初から。沖田が土方さんへの反発を募らすっていう、他ではありえない要素を入れるのに、ちゃんとした理由付けをしていなかったとはあまり思えないんです。近藤さんを取られた・・・だけじゃないですよね・・・。あれは・・・。だからこそミツバさんが出てきたとき、すごく驚いたんですけど、それが素直に入ってきたんです。ああ・・・そうか・・・って。ミツバ編は・・・もうこれ完全に総悟君の、総悟君による、総悟君の為の話 だったといっても過言ではない気がします。だから・・・だからこそ、ミツバ編読むと何でだ土方ぁぁぁぁぁぁ!!でも分かるぅぅぅぅぅぅ!!ちくしょぉぉぉぉぉぉ!!ってなるんだろうなぁ・・・。しかし・・・うまい設定だなぁ、と思うんです。総悟君の感じてた溝って、本人はあんなこと言ってましたが、一番の劣等感は、やっぱ年のことなんだろうな・・・って思います。そりゃあ、10歳近く(推定)年が離れてたら、もう別世界の人間ですよ・・・。ずーっと疎外感を感じてたんでしょうね・・・。あとは、近藤さんに言った「俺は・・・・・・キレイじゃねぇ」って台詞、ものすごく土方さんを意識してますよね・・・。土方さん、やっぱ誰が見ても、魅力的な人物なんですよね。すっごくまっすぐで、なんていうか、折れない剣みたいな・・・。もちろん総悟君から見ても。土方さんって、ある意味総悟君が立ちたかった位置に居る人ですから・・・。近藤さんの隣で、頼りにされて、慕われて・・・。それが申し分ない魅力的な人間だとそりゃ癪ですよね。総悟君言ってますけど、「分かってた」んですよね・・・。その魅力故にミツバさんは土方さんが大好きで、その魅力故にミツバさんの夢は叶わなかったんだって・・・。ミツバ編は・・・温めて練って練ってあったんじゃないかなぁ・・・と思います。近藤さんは溝を飛び越えて来てくれたし、ミツバさんは最期、「あなたたち」ってひとくくりにしてくれたし・・・。自分の立ち位置を総悟君がはっきり整理した時に、読者もはっきり分かったっていうか・・・ そういう風に作ってあったっていうか・・・。・・・何これ?魅力的過ぎるんですけどぉぉぉぉ!!これだけ理解しちゃった人間(キャラクター)に、どうやれば愛着を持たずに済むのか、逆に教えて欲しい!すごすぎます。深すぎます。設定うますぎます。・・・好きだぁぁあぁぁぁあぁぁ!! ・・・なんかミツバさん編についてしか語れませんでした・・・。ミツバ編についての時に、土方さんとミツバさんのことも含めて、もっともっと熱く語れたらいいな・・・。っていうか、もっといろんなねぇ・・・対万事屋のこととか、正義感のこととか、ドSのこととか・・・語りたいけど疲れたので・・・今日はこの辺にしときます。またいつか、総悟君についてその2でも作って語ろうかな・・・。まぁ、いつか・・・。 最期に、個人的な超共感部分を一つ。親の前だけめちゃめちゃ良い子なところ。・・・分かる・・・分かるんですよ。基本私がこうだったんで。大好きな両親に、叱られたくない、褒められたい、って思ってただけなんですけど・・・。外では・・・うん、結構やんちゃやってました。今から思うと。・・・まぁ、親はそんなの全部お見通しでしたけどね・・・。 ・・・で、この子供時代を引きずっている象徴みたいなとこを、総悟君の場合は、一人称がミツバさんの前だけ「僕」になるってことで表現してて・・・、最期、「強くなんかねェ・・・僕は・・・俺ァ」ってミツバさんの前で、僕→俺に変化してんですよね・・・!!・・・なんじゃこりゃぁぁぁぁ!うますぎるだろ・・・!!これは・・・この総悟君の成長は、ミツバさんどんなに嬉しかったことか・・・!!・・・ヤベェ・・・泣けてきた・・・。とりあえず今回はここまでで・・・。by姉
2008.06.10
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コンビニで立ち読みした際、あまりに好みでジャンプ一冊買わされてしまった・・・。第百七訓 花屋とかケーキ屋の娘に男は弱い(第十三巻収録) この話は・・・新八君と神楽ちゃんの銀さんへの愛がいっぱいで・・・大好きです。憧れてんだぁ・・・!憧れてんだなぁ・・・!!「銀さんなら・・・」って二人が考えて行動するとことか見てると、なんか自然と頬が弛むっていうか・・・、銀さん!生きてて良かったねぇ~!ってなります。(↑大げさ過ぎ・・・。)銀さんの真似も、新八君と神楽ちゃんの違いが出てて、めっちゃ面白いですよね・・・。新八君は、やっぱ精神みたいなとこから入っていきますよね。「銀さんならああするかな・・・こうするかな・・・?」って・・・。本編通してですけど、新八君はイデオロギーみたいなものをものすごく大事にしてるな~と思います。また、それを言葉にして考えてるな~って・・・。「侍は~」とか、自分の方向を言葉で規定していってる感じがします。あ、自分の言葉だったり、他の人の言葉だったりで・・・。銀魂は銀さんはじめ、たくさんのキャラクターの名台詞が登場しますが、新八君はそれをイデオロギーを含めた、言葉ごと吸収している気がします。新八君がまだまだ未完成で、だからこそこれからの成長が楽しみだったりする、その理由になる部分だと思います。素直ですからね・・・。これからもいっぱいいっぱい吸収出来ますよ!・・・やっぱ人間、素直が一番です。このような理論派の新八君に比べ・・・形から入る神楽ちゃん!・・・可愛いですよねぇ~!神楽ちゃんは、事実重視型・・・のような気がします。・・・何となく・・・。「銀ちゃんはああだ・・・こうだ・・・」っていう感じで考えて・・・文脈はあんまり気にしないで。事実から入ってるから、最初は真似できてるんだけど、進むとどんどん自分の文脈になっていっちゃうっていうか・・・。ただ言葉にしなくていい分、行動は早いですよね。新八君と神楽ちゃんのコンビは、こういう行動のテンポを見ても、ものすごく息の合ったイ~イコンビだと思います。・・・ちなみに、銀さんは・・・感覚派?かな?と思います。・・・感覚派っていうか、大人になれば皆そうなるのかな?やっぱ蓄積してきたものの量が違いますから、その時、自分がとる行動ってのを信じてるんだろうなぁ・・・。略すと「自信」・・・?かな?深く考えなくても、自分流、自分が納得できる行動がとれちゃうんでしょうね。言い方を変えれば、「ふてぶてしく」生きているのかもしれないんですが、大人になるって、そういうプロセスを辿るもんなんじゃないかなぁ・・・なんて思ったり・・・。この辺りのこと考えるの楽しいので、関係ないけど、他のキャラも考えちゃおう。近藤さんは・・・「感覚」を超えた「責任」を持って行動を判断してると思います。真選組の方向性まで決めちゃうので、迷っちゃいけないんです。これ、絶対大変ですよね。私なんか考えただけで頭痛くなります・・・。ただ、土方さんや他の隊士も、「近藤さんの感覚」を絶対としていますので、判断プロセスは、銀さんと同じなのかな?・・・とは思うんですが・・・。・・・どうだろ?やっぱ大分違うのかな・・・?土方さんは、近藤さん以上に迷っちゃいけない立場ですよね。自分の行動を信じる事こそが、存在理由・・・ってレベルのような気がします。ここが揺らぐと、真選組の存在が揺れちゃうっていうか・・・。(動乱編は、あれ完全にそうでしたよね・・・。)余談ですが、近藤さんと土方さんのこういう部分を、銀さんが思いっきりリスペクトしている気がします。・・・っていうか、してます。絶対。銀さんが一度投げ捨てて、家族!が出来て、やっと背負って、その重さを体感しているものですから・・・。規模も全然違いますからね・・・。銀さんが真選組大好きな理由だと思います。これが・・・。総悟君は・・・面白い・・・。「他人依存感覚型」?かなぁ、と思います。基本、銀さんと同じで、自分の行動に迷いがないんです。・・・が、銀さんの「感覚」は自分の経験に依存してるんですが、総悟君は「組織、他人からの愛情」にその自信を依存してるんです。・・・愛されてますから・・・。そういう環境で育ってますから・・・。・・・ただ、だからこそ迷いもします。自分に自信を与えるはずの基盤が揺らいだりすると。「ミツバさん編」がもろそうですよね・・・。こうやって「経験」を蓄積していって、だんだん「真の感覚型」になっていくんでしょうね・・・。それが「成長・自立」というんでしょうか・・・。ちなみに、私自分、絶対このタイプだと思います。・・・で、もう一人。お妙さんなんですが・・・これも面白いと思うんです。新八君の「言葉規定型」って、明らかにお妙さんの影響だと思うんです。「侍は~」っていう教育の賜物っていうか・・・。だけど、お妙さん自身は「感覚型」だと思うんですよ・・・。若くて、経験も浅いのに。頼る人もいなくて、そうならざるを得なかったんだと思います。この危うさが、第一訓や柳生編で顕わになって来てますよね・・・。お妙さんは、大人っぽくてふてぶてしく生きてる感じがするんですが、やっぱまだまだ不安定な成長段階なんでしょうね・・・。なんかごちゃごちゃ語りましたが、実際は各キャラ一概には言えないってのが本当だと思うんですけどね・・・。いろんな場面で、いろんな判断をしてますから・・・。・・・なんとなくの傾向・・・私分析の結果・・・って感じです。 ・・・これ何の話?また脱線してしまった・・・。真選組関係なくね?!もはやエピソードの感想でもなんでもない・・・。え、えーと、この話は・・・風邪に憧れる神楽ちゃんが可愛い。皆のお母さん、新八君が優しい。銀さんの真似しようとする、二人が超可愛い。心配そうに襖から除く銀さんの幸せ者!・・・みち子が、私は好きだ。なんだかんだ言って、素敵夫婦だらけの銀魂に万歳!ところで、アニメの旦那さんの声がありえなく美声で素敵だったんですけど・・・・・・って感じです。あ、新八君と神楽ちゃんの行動判断?についてうだうだ語ったんですけど、大丈夫です。・・・えーと、何がと言いますと、二人とも、どんな考え方をしてるにせよ、(無意識でも)し~っかり銀さんの価値観を蓄積しているので、最後依頼人は幸せになれました~!ってことです・・・。 ・・・うん。書いてる時はノリノリだったんだけど、今冷静に読み返すとこの文章わけ分かんねぇな・・・。もうちょっとまとめてから語れよ・・・。・・・うん。・・・今度はもっとちゃんとした感想を書こう・・・。by姉
2008.06.08
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真選組が続くなぁ~。けどなんとなく順番で来てるので...。「土方十四郎」や~すぁ~すぃ~いぃ~!ですよね...。もう本当に。真選組隊士は皆そうですが、特に土方さんを筆頭に、近藤さんに甘い。近藤さんと二人で、総悟君にめちゃ甘い。この辺りが...も~う大好きです...。注目すべきは、十三巻!ラストの第百十二訓!柳生編!人質になった総悟君の為、皆が一斉に得物を捨てるシーン!こここそ、真選組の家族愛が噴水のごとく溢れる、究極のシーンだぁ!ここ、妹は「あまり好きじゃない」って言ってたんですよ。奴は真選組超絶ファンですから、近藤さんと土方さんに、悪ふざけでも投げてほしくなかったんですね。しかーし!甘ーい!銀魂はもーっと恐ろしい漫画なんだぁぁぁぁ!!このシーンを最初読んだとき、なんか妙な違和感があったんです。...そう、真っ先に投げそうな土方さんが、一人投げ遅れてるんですよね。この前のシーンでも、いつものように「べジータ気取り」とか散々言われてたので、なんかひっかかったんです。で、よくよく見ると...土方さんだけ得物が真剣なんですよね...!これ気づいた時、結構衝撃でした...。イヤ、気づいてなかったのなんて私たちだけかもだけど...。「そいつに 人質の価値はねぇ」なんて言っておいて...!しっかり総悟君が怪我しないようにしてるんですよ...!最高だぁぁぁぁぁぁ!!ちなみに、近藤さんはこの時木刀なので、投げ遅れずに投げてます。...が、次のコマをじ~っくり見てみると、他の四人と比べて、一人総悟君から離れた位置に投げていることが分かります。...愛だなぁ...!(ちなみに、土方さんを除いて次に遠い位置に投げているのが新八君、銀さんと神楽ちゃんは情け容赦なく、非常に近くに投げてます...。)なんっか...もうさぁ...銀魂恐ろし過ぎるんですけど...も~う、こういう細か~い所が気持ちよ過ぎるんですよねぇ...。身内に甘い。...大好きだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(↑何このテンション?アホじゃない?私アホじゃない?!)えーと、この辺り、皆の言う「銀さんと似てる部分」なのかな、と思います。...教育に向かない感じ。...ついつい甘やかしちゃうんでしょうねぇ...。...そりゃあ可愛いわなぁ...。でも、やっぱしかる所はしからないとだめですよ!銀さん!土方さん!制服ノースリーブ化とかって刃物振り回す子は、もっとしかってイイですよ...。この二人の親バカは、「ウチの子に限ってそんなこと...」レベルではなく、「ウチの子に限ってそんなこと...めっちゃしそうだけど、イイじゃん。そんなとこも可愛いじゃん。」レベルだと思う...。(←何それ) ...気づけば親バカ談義しかしていませんでした...。イヤ...もうクリティカルヒット萌ポイントなんで、つい...。心気一転、その他の部分について語りましょう!「カワイイ土方さん(←オイ)」土方さんって、銀魂屈指の天然キャラですよね。(電波キャラ桂を除く。)他の人のボケって、なんか計算っぽい気がするんですけど、土方さんのって天然~って感じ。それもこれもマヨから~って感じがするんですが...。それまではボケそうにないキャラだったんで。土方さんのマヨネーズが表に登場したのは、5巻の真選組屯所幽霊事件編でした。...が、注目すべきは4巻。高杉登場・ロボット反乱祭り囃子編で、たこ焼きを買ってきた山崎さんに、こう言ってるんですよね...。「マヨネーズもちゃんと付けてもらったろーな!」って...。ああ...これか...と。この台詞から、土方さんのマヨネーズへのあくなきこだわりみたいな妄想が膨らんで、マヨネーズ化が進行してしまったんだろうな...。これぞ、キャラクターが立つっていうか、地に落ちるっていうかな銀魂の魅力ですよね。「カッコよくて、頼りになる土方さん」動乱編でのトッシー化は、本っ当に悲しくなったんです。イヤ、トッシーのキャラクター自体は大好き何ですけど、事態がどんどん悪化していく中で、情けない土方さんってのが...。山崎さんが刺された(?)時、私は心底その名を叫びました。「イヤダァァァァ!!土方さーん!!」って。あれですよ...。ピンチのときにスーパーマンを呼ぶ心境ですよ...。こんなんだったから、ラスト、近藤さんのシメがめちゃめちゃ気持ちよかった...。「真選組にとっちゃおめーも かけがえのない魂なんだよ」って...。そうなんですよねぇ!もう精神的な支えなんです!土方さんは!近藤さんについてで語ったように、真選組は「近藤さんに尽きる」という信念の元に結束していますが、その求心力を生み出しているのは、土方さんなんだと思います。土方さんほどの人が、心底近藤さんにほれ込んでいること、それ自体が、真選組の核であること。これを、隊士皆、よくよく理解しているんですよね...。っていうか、愛されてるんです...!土方さんは...!やっぱ、人柄がものすごくイイんですね。 う~ん...うまく語れなかったなぁ...。もっともっと、この土方さんに関しては思うことがいっぱいあるはずなんだけど...。...まぁ、各エピソードについてで、その都度...。あ、ミツバさん編についても。別口で語りたいと思います。(これについて語りだしたら、まず一記事くらいになりそうなので...。)最後に。優しくて、可愛くて、カッコイイ土方さんは、銀魂のマイナスイオンだと思います。癒される...癒されるよ...。ありがとう、土方さん!by姉
2008.06.07
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今日は土方さんについて語ろう!と思っていたのに、アニメがあんまり楽しかったんでつい...第百七十三訓 「人生は試験だ」(第二十巻収録)山崎さん大活躍の「山崎攘夷志士採用試験編」です。もともとコミックスを読んだ時から大好きな話だったんですが、本日放送のアニメが...もう...最高で...!!まずは原作について。動乱編の後、初めて出て来た真選組ネタだったので(山崎さんだけだけど)最初すごく安心しました。やっぱあの事件で、真選組は甚大な被害が出たし、ちょっと大変だったんじゃないかな~って心配してたので...。で、最初、その話を攘夷志士の方たちがしてるじゃないですか!銀魂って一エピソード完結型だけど、大きな流れとして、物語がどっかに向かってるんですよね...。こんなこと当然過ぎて、今更ではあるんですが、これがあるから、銀魂はただのコメディではないんだなぁ~と思います。山崎さんがこの時期に潜入捜査に来たのも、世の流れを逆手に取った(副長の作戦?)からですし。銀魂にはいろんな組織が出てきますが、どこの組織もなんか生きてる気がするんですよね。だから主役の万事屋が関係ないところでも、誰が主役になっても気持ちよく感情移入して読めるんだろうな...。(作品の作り的に主役に据えられるのは専ら万事屋か真選組ですが、今後は攘夷志士や鬼兵隊、春雨の構成員視点なんていうエピソードも読んでみたいなぁ...!また世界観が広くなりそうですよね。)こんな感じで、この話は作品全体の大きな流れを反映してはいるんですが...基本ギャグですから...!!話の大筋の大事な要素を抑え、どんな観点からでも面白い話に出来てしまうのが、空知先生の本当に凄いところだと思います。多分これも、「山崎潜入」って所から入って、それに「分けわかんない就職活動」っていう要素を加えてまとめたんだと思います。試験のときの「隣の奴」とか最高ですよね。なんでこんな面白い要素を思いつくんでしょうか...。はっきり言ってこんな奴、1話をまとめる上ではいらないんですよね...。でもこいつがいることによって、一問ごとにギャグが一個ずつ増えるんです。なんだこれ!試験官も周りのやつもおかしい奴ばっか!ってなるんです。試験官も...そう...桂さんです...。攘夷志士って、出てくるんですけど、その実態があまりはっきりしていない。だからどんな実態が見えてくるのかわくわくしていたんです。...が、全て彼に阻まれてしまいました。電波キャラですから...!もう妨害電波キャラですから...!!桂さんに「狂乱の貴公子」とかってカッコイイあだ名をつけたのは誰なんでしょうか...?あれかな?頭が常に狂乱の貴公子...みたいな感じかなぁ...?桂さんのたたみかける様な珍問と、それに動揺して思考回路がおかしくなっていく山崎さんの絶妙なコンビネーションが最高でした。 ...そう、漫画だけでも最高だったはずなのに...何なんですかぁ!今日のアニメはぁ!どれだけ面白いんですかぁ!戦場の「親父殿ォォ!」がハイクオリティになっててすごい面白かったんだけど、漫画の内容が前半だけで終わってしまって...。どうなるのかハラハラしていたら...まさか彼が登場するなんて...!!!...うまい!上手すぎる!!前半とのつながりがあるから、オリジナルも超自然!むしろ前半で不自然なほど彼が強調されていた理由付けにもなって、まとまりがよくなってるくらいだ!!(←ホントかよ・・・。)桂さんの人選テーマみたいなもの見え隠れして...ちょこっとイイ話になりかけて...、でもラストは漫画と同じ振り出しに戻って...。・・・で、エンディング!何だアレ...おもしろ過ぎですよぉォォ!sanagiに移るタイミングが...www絶妙過ぎですwwww最近のアニメ銀魂ですが、ニコニコ動画文化の影響みたいなものをすごく感じます。(イイ意味で!)逆輸入って言うか...。ニコニコ動画って、すごく強烈な文化だと思うんです。見る側もそうだけど、特に作る側にとって。世阿弥の「離見の見」って感じかな?(ん?ちょっと違うか...?)「ここでどんなコメントが付くか...」みたいなことをものすご~く意識している気がするんです。イヤ、そんなのは昔からそうなんだと思うんですけど、特に銀魂は、動画サイト利用者層が視聴者層とかなり被っていると思うので。「...ココが最高!」って言わせることに全神経を集中させているような気がする...。・・・そこが最高なんですよォォォォォ!! 毎週月曜日には漫画の新しいエピソードが読めて...毎週木曜日にはこんなに凝ったアニメが見れて...イ~イ一週間のサイクルだなぁ...!あ~、銀魂ファンで良かった~!人生が楽しいよ...!空知先生、ありがとぉ!スタッフさん、ありがとぉ! 今日はなんかテンション高めでした。やっぱリアルタイムで語るのもイイもんですね...!by姉
2008.06.05
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これの続き・・・。延長戦・・・。第百四十七訓 ゲームは一日一時間第百四十八訓 休みだからってゲームばっかやっちゃダメ(第十七巻収録)第百四十九訓 人生もゲームもバグだらけ(第十八巻収録)-その2「OWee争奪戦」編-その2です。前回は「パロディ」の話だけで終わっちゃいました。いい加減、書くべき事をきちんと簡潔に書く練習をしないとなぁ・・・。思いつきの行き当たりばったりだからああいうことに・・・。・・・でもこれ「ノート」だからな。思いつきをつらつら書く・・・。というわけで、このスタンスで行かせていただきます。今回は、前回書けなかったキャラクターについて、思いつきで(ミーハーに)語っていこうと思います。以前書いた「缶蹴り幽霊編について」で、私はこんな主張しました。いい大人だって子供みたいに、世界観にどっぷり浸かって遊びたいはずだ!・・・まぁ私のことなんですけど・・・。TVゲームって、こうした大人の願いを叶える機能も果たしてるんじゃないかと思います。私自身がTVゲームを全くやらないので、想像でしか語れないんですが・・・ゲーム中って、普段考えるような周りへの配慮ってしないんじゃないかな~って・・・。一番イイ選択っていうのが明確に用意されてて、それに対してがめつくなろうが、現実みたいに誰が咎めるわけではないですし・・・。本能の赴くままに、子どもみたいに素直に遊べるんじゃないかな~って・・・。えーと、つまり・・・この話、キャラクターの本性っぽいものが見え隠れしてておもしろいな~ってことが言いたかったんです・・・。(あいかわらず要領最悪・・・。)といっても、普段から情け容赦ない素直な行動、言動が銀魂キャラの魅力だったりするんですが・・・もう突っ込みどころ満載で...!!! 大晦日...にもかかわらず、バカ達による奇跡的な競演の結果、一同に会した銀魂メンバーたち。(さっちゃんもいれば、まるまるドライバーに改造された人たちですね...。)「ハイジの奴」という、人の欲望を確実に揺さぶる姑息な作戦を用いつつも、まじめに仕事をする万事屋三人。何気に全員ゲーマーであることが判明した真選組のメンバーたち。総悟君とか、今も昔も年の近い友達いませんもんね...。大人が遊んでくれない時は、ずっとゲーム(ドリキャス)やってたんでしょうか...?もはや何がしたいのかすら分からない桂さん。第百四十七訓は、これは場所の使い方とか、だんだん登場してくる作りとか、空知先生節炸裂でした。万事屋~桂さん~真選組の順で行動が、だんだんフリーダムになっていくあたりとか。これ、真選組が一番早くから並んでるんですよね...。平たく言えば、一番バカっていうか...。関係ないけど、販売開始と同時にうがァァァ!!って突っ込んできた銀さんと土方さんにぎゃあああああ!!ってビビってる左端の店員さんが好きです。...超関係ねぇな...。第百四十八訓はカツオvs近藤さん、新八君vs山崎の2戦が同時進行していきます。桂さんの正体が真選組にバレないよう、フォローしてあげる万事屋が優しくて大好きです。(前話から見ると、神楽ちゃん、新八君、銀さんと一人ずつフォローに入ってます...。...すげぇ。)それにしても、この話のまとまりは本当に凄いですよね。信長のゲボォからの連想ゲームで、桶狭間ネタで新八と近藤さんを立てる!...まぁ別にそれと今回の事とはぜんぜん関係なかったんだけども。キャラ立ちまくりだし。桂さーん!やっぱり人妻好きっていうか、未亡人好きなんだぁ!?本当に計算でお母さん口説いたの?!ねぇ!?近藤さーん!またそんな...女性読者に嫌われそうなことを...!!フリーダムだなぁ...。でも土方さんは、「最後まで諦めねェ折れねェ根性」とカッコよく解釈してくれました。流石、フォロ方十四フォロー!!山崎さーん!何大人気なく勝ち誇ってるの?!この勝負、最初から明らかに勝負になってないよ?!それでも嬉しい?!新八君...。かわいそうに...。ホント、いいバランスで次の対戦が気になって(本誌はこれ合併号だったんですね...。コミックスでも次巻に続く!だし...。)、でも1話としてのまとまり(盛り上がりとオチ)があって、読み応えがあって...。先生最高です。...で、第百四十九訓...。...ついに、長老の登場です。他にも言い方があるだろ...銀さんの登場ですとか、土方さんの登場ですとか...。...長老の登場です。銀さん...普段から、身内以外には見えない、分かりづらーい優しさで大人っぽさを演出してますが......ひっ...ひど...!ひどすぎるよ銀さん!!言い訳してもだめだよ。これは銀さんが悪いよ!そりゃぁ長老も少しインケンだったけどさ...!土方さん。そう!適切なツッコミと長老のフォローをお願いします!うん。なんか本性って言うか、見えるよね...。土方さんって絶対、性善説の人だよね...。流石フォローの達人...・・・って土方さーん?!!!何やってんの?!何やってんのあんたら?!「友情・努力・勝利」の少年誌でそんなことしていいと思ってんの?!夕方6:00からのアニメで、そんなことしていいと思ってんの?!そんな...そんな...長老はんぶんこなんて...。唯一大人なはずのフォロ方さんも、銀さんといると中二の夏の住人になってしまうんですね...。あの、箍が外れた言動でちょっと大人の気分を味わう、そんな世界の住人に...。ちょっと・・・いやかなりビビリました。・・・まぁ、人間なんてそんなもんだよね...。意外な一面を見たっていうか...、キャラクターを、よりリアルに感じたっていうか...こんなことしてHEROでいれる人たちを初めて見たっていうか...。 それにしても、RPGが2:2で始まったとき、お互いにどんなコンビネーションを見せてくれるのかな?!わくわく!とか思ってたんですが、どっちのタッグも、何一つチームとして成立していませんでしたね...。むしろ銀さんと土方さんがチームってましたね。神楽ちゃんと総悟君に見捨てられて。意外性にやられました。 はぁ~、語りに語ったなぁ。長老とか、長老とか、長老とか...ホント、銀魂の地に落ちたキャラクターでなかったら許されない話ですよね...。さらにギリギリのラインを少しはみ出しながら、漫画の中で出来ることを増やしてゆく...。う~ん、おんもしろ~い!どこまでも行っちゃってくだせぇ!!ついて行きます!! 最後にちょっと...。いや、こんなの絶対私だけだと思うんですけど、この話、やたらとモブが気になっちゃったんです...。ラスト、四人の暴走で皆々様が屍と化しているシーンで、後ろのスクリーンにもたれかかってる人が一瞬高杉さんに見えてちょっとばかし噴出しちゃったなんてそんな...。by姉
2008.06.04
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おかしいな・・・。私は今、こんな事を語っている余裕はないはずなのに・・・。第百四十七訓 ゲームは一日一時間第百四十八訓 休みだからってゲームばっかやっちゃダメ(第十七巻収録)第百四十九訓 人生もゲームもバグだらけ(第十八巻収録)-その1 「OWee争奪戦」編です。この話は、「万事屋+真選組ワイワイもの」です。桂さんとエリーも出てきて、お得な感じの話です。この話、アニメになるのが凄く遅く感じたんです。この後の「洞爺湖仙人」や[マダオ痴漢裁判」、「ダイエット寺」はやるのに、この話をやったのはアニメ二年目の終わりでした。こうも遅いと、アニメにするにあたって、何か問題があるんだな、と考えるのが普通だと思います。その普通な考えにのっとり、私は以下のようなことを考えました。問題その1・提供の関係。銀魂って、たしかバンダイがスポンサー(?)だから、ライバル社(?の)任天堂のゲームをもじったものをテーマにするのはいけないんじゃないか。第七十訓のあごひげ危機一髪は、大人の事情により麻雀になっていたし...。逆に、話の最後そのゲームが発売中止になっていることから、悪評を植え付ける行為になることを危惧したのではないか。その2・長老。あそこで、「どうぐ」に「ちょうろう」が出てきたのが、全ての始まりだったと思う...。...やっぱ、ちょっと問題があったのかな...?って...。その...長老の扱いが、あまりに非人道的っていうか...。大人は冗談だって笑えるだろうけど、小さい子が見たら泣くかもなぁ...。う~ん、アニメで放送するのって、大変なんだなぁ...。いろんなことのバランスをとっていかなくちゃいけないんだなぁ...。 ...云々考えていた私の時間は全て、ゴミ箱にポイって感じで無駄になりました。...めっちゃ普通に、原作通り放送してました。銀魂のアニメ、すごすぎるよ...。次の回では、伝説の「ギンタマン」偽OPだし...。アニメオリジナルではサドンデス方式だし...。...本当に大丈夫...?!名誉毀損とかで、訴えられたりしない...?!っていうか、何で大丈夫なんだろう...?イヤ、でもよく考えると銀魂のパロディって、愛あるパロディだと思うんです。恐ろしいことに、パロってる作品をけなして笑わせてるわけじゃないんです。話は飛びますが、私が好きな作家さんに、井上ひさしさんがいます。好き...というか、ちょっと読んだだけなんだけどめちゃめちゃ面白かったので、これから読んでいきたいな~、と思っている作家さんです。その方の「わが人生の時刻表」というエッセイ集で、なるほどな~と思った部分があります。「大なるものを小なるものにおとしめる」...これがパロディ。逆に、「小さなものを偉大なものと比肩させる」...これがユーモア。この二つは、表裏一体。これ、銀魂の場合はどうなのかな~、って考えたんです。歴史、歴史上の人物、漫画、番組、芸能人、製品...。銀魂には、様々なもののパロディが存在します。...存在っていうか、土台から幕末のパロディで、パロディ部分は「銀魂」の重要な構成要素です。銀魂のパロディって、名前をちょっともじって持って来るじゃないですか!これ、ものすごく上手いと思うんです。パロったもの全て、「この銀魂内では」という形にしてしまうんです。伏字だと、伝わるニュアンスは、「皆の知ってるアレは...」であり、ダイレクトにその作品を指すことになるんですが、もじりのニュアンスは、「この作品も銀魂の世界では...」です。つまり、銀魂の世界に持って来た為に、あの素敵な作品がこうなっちゃったってことになるんです。大なるものを小なるものへとおとしめる行為に変わりはないんですが、その理由付けがもの凄く上手。「みんな銀魂が悪いんです」って感じに...。むしろ製作者の、パロってきた元の作品に対するリスペクトをものすごく感じるんです。この「もじり」ですが、かなり意図的に使っているんじゃないかと思います。というのも、銀魂にはまれにもじらないそのままの単語が出てくるからです。動乱編ではトッシーが、「Dr.スランプ アラレ氏」とか、「ベルセルク」とか言ってるし、竜宮城編では、はっきりと「スカウター」の単語が出て来ていますし...。その作品"それ自体"を指す時とちゃんと区別されてるんですねぇ...。イヤー、すごいなぁ...。...で、ここからが本題です。じゃあ結局、様々なものをパロったことで「銀魂」はどうなるのか。...面白くなって、深くなって、広くなって、名作になる。銀魂の魅力の一つに、「普通っぽさ」ってあると思うんです。読んでて、「あ~、すげ~よく分かるwww」ってとこ。これは、何かにつけて「キャラクターを落とす」というコンセプトから生まれていると思うんですが、パロディによって、「銀魂」自体を落とす!先ほどの、「銀魂の世界に持って来た為に、あの素晴らしい作品がこうなっちゃった」って部分です。銀魂ってよく作品自体の自虐ネタも出てきますが、それによって、「銀魂」という作品自体を身近に感じるんです。あとは...パロディって、作品の世界観やキャラクターを使った比喩表現という側面も持っていると思うんです。比喩表現を使うと、文章って途端に面白くなるじゃないですか!なんか世界が広がった感じがして。この効果で、銀魂のあの「なんでもあり」という世界観が作られているんだと思います。「パロディ」で他の作品を落としておきながら、それを自作のせいにすることで反発を緩和し、さらにそれすら自作の魅力にしてしまう!ちょっと...(いや、かなり)意味は違うと思うけど、まさに「大→小」のプロセス=「小→大」のプロセスって感じですよね!!う~ん、面白すぎる!深すぎるぞ「銀魂」! ...ってあれぇぇぇ?!いつの間にこんな長文?!まだ本編やキャラクターついて(長老とか)ほとんど語ってないのにぃぃぃ!これもはや「OWee争奪戦について」でも何でもね-よ!!私って何?!書くたびにどんどんどんどん長くなってくんだけど...。...イイや!!というわけで、苦し紛れに、「OWee争奪戦について-その2」に続く! 最後に。この話の三つのタイトルの「ゲーム」を「PC」に置き換え、自分への戒めとしたいと思います。「PCは一日一時間」...すみません。1時間か...。0が一個足りない生活を送っております...。いや、ちょっと大げさだけど...。ちょっとだけ...。「休みだからってPCばっかやっちゃダメ」...すみません。昨日一日中PCいじってました...。「人生もPCもバグだらけ」...ですよねぇ...。PCも調子悪いんだけど、人生の方がね...。ホント、深刻極まりないっていうか...・・・っていうか、私明日までにやらなきゃならないことあるはずなんですよ!何この長文?!人生踏み外すにもほどがあるだろ!!イヤイヤ、ポジティブシンキングだ!寝ずにPC打てば何とかなる!!!(↑こうして折角の戒めは、水の泡となる。)by姉
2008.06.02
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史上最高の近藤さんだと思います。「近藤勲」司馬遼太郎さん、浅田次郎さん・・・私は「読むなら大抵歴史物」程度の歴史好きです。多くの題材になっている新選組も、人並みには好きでした。・・・嘘です。日野の新選組祭りに行っちゃうほど大好きでした。ゲストで来てた山本耕史さんに手ふりましたとも!(←筋金入りじゃねーか!!)大好きになったきっかけは、やっぱり「大河ドラマ 新選組!」の影響が大きいです。元々「王様のレストラン」から三谷幸喜さんのファンで、しかも音楽が服部隆之さんと来れば、観るしかありません!このドラマは、珍しく近藤勇が主役です。三谷幸喜さんの作品らしく、立ったキャラクター達がわいわいやっているのは、すごく楽しかったです。・・・ただ、この作品を作るに当たって、三谷さんはどこかのインタビューで「近藤勇という人物の地位を向上させたい」とおっしゃっていた・・・と思いますが、私がドラマを観て陥った状況は、やはり「土方格好いい~!!!」であり、「いや、近藤は・・・うん、彼は彼なりにね、うん、頑張ったんじゃない?」でした。だって・・・肝心な所でいつもいないし!!ストーリーとしては最後の方、悲しくなって終わっちゃうし!!もちろん、実際の人物が頼りなかったはずないことは分かっているんです。残っている写真は、本当にキチーっとして凛々しいし、直筆の文字とか見たけど、真面目さの伝わってくる、しっかりした字だったし。(↑余談ですが、私は歴史上の人物が書いた字を見るのが好きです。清河八郎とか、くりんくりんの可愛い字を見てすごく好きになりました。)ただ史実に沿って、それをストーリーだと思っちゃうと、近藤さんを格好良く見せるのって、ものすごく大変だと思うんです。芹沢暗殺も、見てる方としては、「何で自分でやらないの?」になっちゃうし、鳥羽伏見も、「こいつ何やってんの?」ってなっちゃうし・・・。あとは・・・比較対象がすごすぎます。土方さん。最初「燃えよ剣」を読んだとき、五稜郭まで戦ってたとか、フィクションだと思いましたもん。ストーリーとしてのドラマチック性を求めると、こっちを立てたくなるのも道理ですし・・・。銀魂を読んで、衝撃でした。近藤さんが格好いいィィィィィ!!!何が気持ちいいかって、近藤さんに始まって、近藤さんにつきるところ。史実新選組に沿った、土方さん主役の物語だと、「新選組」は通過点になってしまうんです。近藤さんの亡くなった後も、物語は続くから。大河ドラマでは、それがやりたくなくてあえて土方さんを主役から外したんじゃないかな、と思います。とにかく「新選組」の話にするために。銀魂の真選組は、近藤さんが核なんです。それは、土方さん、総悟君を始め、真選組内外を問わず共通認識になっています。なんでこの近藤さんは、こんなに格好良くいられるのか・・・?これはもう、空知先生のスタンスと設定のすごいところとしか言いようがありません。この真選組は、現在最盛期の組織です。が、史実のように滅んだりしないんです。だって、「新選組」じゃないもん。「真選組」だもん!!「新選組」は、歴史変動の起こる前のものだったので政権交代と同時に滅んでしまいましたが、「真選組」は、歴史変動の起こった後に出来た組織です。明治に入って新政権に抱えられているようなものであり、「新選組」のような悲劇性は、全く帯びていません。むしろ、新しい時代にも唯一武士であることを許された、いわば武士の勝ち組です。隊士たちは皆それを近藤さんのおかげだと思っており、実際、近藤さんは大勢の隊士たちに帯刀許可、高収入という恵まれた環境を与えることに成功しています。しかーし!!しかーししかーししかーし!!!近藤さんの魅力は、それだけではつきません。近藤さんの魅力って言うか、真選組の魅力についてしか語ってないけど。「真選組の魅力=近藤さんの魅力」ってことで。真選組は、何でも幕府のいいなりになるわけではないんです。真選組の正義は、真選組が決める!!!・・・カッケェェェェェェェ!!!この信念があるからこそ、例えもし幕府政府が瓦解しても、真選組はなくならない気がするんですよ。帯刀許可や高給料がなくなったって、土方さんや総悟君は元より、他の隊士たちも皆ついてきそうな気がするんです。・・・っていうか、絶対ついて来ます!なんだ!この、「新選組」の燃え(萌え)要素だけ踏襲した、(道場の仲間での成り上がりとか、沖田10歳年下とか・・・)永久不滅の最高集団は!!!これだけの集団が、ある意味サブに位置するんですから、銀魂の広さも深さも、本当に半端ないですよね・・・。はぁ~、まいりました!! 個人的に勝手な思いこみですけど、年齢的に、銀さん=土方さんのような気がしています。だとすると、近藤さんは、一つ上かな?・・・うん。しっくりくるかも。近藤さんって大人ですよね。至る所で、その懐の深さを見せています。フンドシ仮面の時、イライラしている皆の為に飲み物買いに行こうとしてあげたり、カブト狩りの時、暴走する妖怪「祭り囃子」(総悟君&神楽ちゃん)を止めるため、真っ先に土台になってあげたり・・・。銀さん記憶喪失編も格好良かったなぁ・・・。あんなに頑張ったのに最後あの扱いで、ちょっと涙出たっけ・・・。これだけ格好いい近藤さんですが、やっぱりダメなところは本当にダメダメだからいいんだなぁ、と思います。銀魂のキャラは皆、ダメになることでその魅力を二倍にも三倍にもしていますが、近藤さんの、対お妙さんのダメっぷりは他の追随を許さず、思わず世話をやきたくなってしまいます。もう土方さんの気持ちです。ダメだけどすごい人だから、すごい人だけどダメだから、支えていきたくなるんだと思います。 最後に。以前友人と銀魂の話で盛り上がった時のこと。その友人は銀さんが大好きなのですが・・・「妹が真選組の大ファンでさぁ・・・。」「え?土方さんとか、総悟君とか?!」「あ、うん、もちろん好きだけど、あいつ何より局長ファン。」この次の友人の言葉に、私は耳を疑った!!「ええぇ~?!近藤さんなんてただのゴリラじゃん。」・・・ええぇ~?!!この話を家に帰って妹にしたときの、妹の顔がおもしろかった。笑い飛ばそうとしながら、目が本気で怒ってたのが分かった・・・。イヤ、それだけです。すみません。 妹の近藤さんへのラブコールはこちら。by姉
2008.06.01
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キャラクターが歌うOP・EDってあるじゃないですか!これを銀魂でやったら、誰がどの歌を歌うんだろう~?!っていう議題で、ふたごは昨日熱く語り合いました。(←バカ。) 結果は、こちら。OP1「Pray」...お妙さん。 銀妙ファンの思考。ED1「風船ガム」...総悟君。 彼以外思いつかなかった...。ED2「MR.RAINDROP」...ジミー(山崎)かエリーwww。イヤ、ジミーかな。OP2「遠い匂い」...新八君。 もちろん、「お前の母ちゃん××」と同じ歌い方で。ED3「雪のツバサ」...土方さん。 カッコよく。ミツバさんを想いながら歌って欲しい!ED4「キャンディ・ライン」...女の子全員で。(←適当)神楽ちゃん、お妙さん、九ちゃん、さっちゃん、ミツバさん(?)あたりかな?お妙さんでもいいかな?と思ったんですけど、いくら好きでもそりゃないだろってことで。OP3「銀色の空」...銀さん。銀さんが歌うとどうなるんだろう?...想像がつかないなぁ。ED5「修羅」...高杉さん。「ひ、ふ、み、よ」は鬼兵隊メンバーの合いの手でwww。なんか高杉さんイキイキしそうwww。ED6「奇跡」...桂さん。 まじめ版桂さん。OP4「かさなる影」...神楽ちゃん。 これ、絶対可愛いと思う。ED7「SIGNAL」...近藤さん。 妹の強い希望により決定。...暑苦しそうだなぁ...。ED8「Speed of flow」...エリーかマダオか星海坊主さん。むしろ三人一緒に歌っちゃっていいよ。(←適当。)「曇天」と「sanagi」は結構迷いました...。「曇天」は、人気投票して、男性キャラ上位5人が歌うとかでイイじゃんなどの意見も出たのですが、ダメだ!それでは局長が入らないからダメだ!!という意見により却下されました。そこで・・・OP5「曇天」・・・攘夷4人。ED9「sanagi」・・・鴨さんを入れた真選組。でどうだ!!ということになりました。・・・え?万事屋の曲はないのに・・・?・・・万事屋は・・・じゃあ書き下ろしの新曲で!!!(←適当。)ボーナストラック:ED3「雪のツバサ」・・・トッシーバージョン!!うん。これアルバムで出したら、結構売れるんじゃない?! ・・・何をやっているんでしょうねぇ...私たちは...。
2008.05.31
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この話は...もうテーマからなにから、全て好きです。第七十六訓 何であれ やるからには負けちゃダメ(第九巻収録)始まりから終わりまで、ずっと缶蹴り。それと平行して行われていた、一つの葬儀。...缶蹴り...。缶蹴りかぁ...。私はあまりやった覚えはないなぁ...。小学校のころやってたのは...かくれんぼとか、$(ドル)とか、Sカンとか...そう!あと専ら「けいどろ」!「どろけい」って言ってた子もいたかな?それをよくやっていました。ただね...私は怖がりだったんです。追いかけられるスリルとか、大っきらいだったんですよ。許されうる限り、常に「警察」でした。...だって...だって...「けいどろ」って「警察と泥棒」じゃん!!「正義の味方と犯罪者」じゃん!逮捕される恐怖におびえるなんて、真平ごめんだ!!泥棒をやりたがる子たちの気が知れませんでした。...あ、でも同じような遊びでも、鬼ごっこの「鬼」はイヤでしたね...。近づくと逃げられて、嫌われた気分になるから。「鬼」だし。なんかよく分からない話になっていますが、要は子供って、その世界にどっぷり浸かって遊んでいるんだなぁ...ってことです。ただね...ここで一つ疑問が。...本当に子供だけ?!!って。大人も本当は、そうやって遊びたいんじゃないの~?!ってことです。ちなみに、私は遊びたいです。っていうか、皆そうのはずです。世界観にどっぷり浸かって、遊びたいはずです。そうじゃなきゃ、ディズニーランドが世界中で支持されるわけがないんです。(あれは偉大なるウォルトディズニーさんが、「大人も楽しめる遊園地」を目指して作ったもの...だとどこかで読んだことがある...気がする。)しかし、物がないと世界観に浸れないなんて、悲しいなぁ...。コストも労力も半端ないし...。時とともに蓄積される羞恥心は、本当に罪作りな奴です。 ...前フリ長っ...!!!つまり、本編に登場する缶蹴りじいさんを、とてもうらやましく思ったんです。いやぁ、大人のそうした心理に付け込んだ、イ~イ話だった!!(↑そうなのか...?!)構成としては、缶蹴りシーンと葬儀シーンが交互に出てきます。基本説明は葬儀シーンで行い、缶蹴りシーンでその実践といった感じです。初めのうちはページごとの切換えで、二つのシーンの断絶が激しいのですが、ラストの方になると同ページ内での短いシーンの切換えになっていって、同時進行性が高まっていきます。この話の魅力はなんと言っても、それぞれのシーンで、時間とともに心境変化が起こる点だと思います。缶蹴りシーンでは、始め乗り気ではなかった銀さんと新八が、だんだん本気になっていくという変化。葬儀シーンでは、「クソ親父」を繰り返した全蔵の本心が見えて来る所。これは変化というか、だんだん明らかになっていくって感じです。この二つが、うまいこと絡んでますよねぇ...。銀さんたちの変化の方には「本気で缶蹴りを楽しむじいさんの魅力」が影響してますし、葬儀の方では、じいさんのそういった部分を思い出すと、じいさんへの想いが高まってくるっていう...。で、盛り上がりの全蔵の「あの野郎!俺のジャンプ 古本屋に全部売り飛ばして...」が来るわけです。...が、私はここの全蔵の言い方?を図りかねていたんです。漫画の感じだと、「この流れでそれかよ!!!」っていうのを狙った部分かと...。ただ、気持ちの高ぶりだけは感じ取れる、そういう微妙な表現だと思ったんです。そしたら...アニメが!!!この話の回は、絵もすごくきれいで、非常に出来のいい回だったんですが、ビバ!!全蔵役の藤原啓冶さん!!高ぶって涙がこらえ切れなくなって、あせって言い訳って風だったんです。...もうつられ泣きですよぉぉぉ!!この話が、いっそう好きになりました。 さらに!!さらにさらに。ここが空知先生の恐ろしいところ。一話の中でこれだけ話をかけておいて、さらに微笑ましい要素を投入してくる!!神楽ちゃんです。最初のシーンで、力の加減が出来なくて、他の子供たちと遊べてなかった神楽ちゃん。強がってはいましたが...全力で遊びたいはずなんです!それをかなえてくれたのが、じいさんでした。万事屋三人で本気で遊ぶのも、絶対嬉しかったはずです。 あとは...言い出したら切がないんですけど...焼肉の為に急いでる設定とか、イイですよね。缶蹴りに熱中することの楽しさが際立って。あと行動、言動の理由付けがいちいち愛に満ちてるっていうか...。お登勢さんの焼肉もそうですし、銀さんの過保護っぷりもイイなぁ...。神楽ちゃんにその心配はいらねぇだろ...みたいな。あ、でも神楽ちゃん騙されやすそうだしなぁ...。 ...感想長ぁ!!一話でどれだけ語るつもりなんだ私はぁ!!まぁそんなこんなで、地味だけど、私はこの話が大好きです、ってことです。ハァ...こんなことタラタラ考えてたら、グランドでけいどろがやりたくなっちゃったな。うわ...すごく本気でやりそうだな、自分。...今でも泥棒はイヤだな。by姉
2008.05.31
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一記事も使って書くことがあるのか甚だ疑問だが…「定春」上野の国立科学博物館に行ったとき。あそこの常設展には、すごく沢山、いろんな動物の剥製があるんです。それらがズラーッと並んでいるフロアがあるんですけど、そこで「定春ってあれくらいか?」「イヤ、もっとでかいだろ。銀さんの頭加えてあの大きさだぜ。」「でも、定春って顔だけ異常にでかいじゃん。」「じゃあ体の大きさはあれくらいか?」とか真っ剣に語り合うふたごは、末期だと思いました。結局、牛の一回り大きい版みたいな動物の剥製に、「おそらく定春の大きさはあなたくらいで賞」を贈りました。しかし、まじまじと見ると、でっかいですねぇ。定春って、でっかいわんちゃんなんですねぇ…。実は私、犬がスーパーハイパー苦手人間なので…。逃げると追っかけてくるんですよ?!!何回か噛まれて、これはもう前世で何か犬と因縁があったに違いないってレベルに恐怖で…よく頭に噛み付くでっかい犬なんて…もう…もう…大っ好きだぁぁぁぁぁぁぁ!!←オイ。え?なんで?定春は可愛いじゃん。あの無垢な瞳がいいよねぇ。裏でとんでもない辛辣なこと考えてるけど。乗れちゃうところがいいよねぇ。第四巻の表紙でお妙さんがやってるあれ、やってみたいなぁ。買い物に付き合ってもらうの。よくペットは家族って話は聞くけど、本当だ!あれは家族ですよぅ!!(あれ?前、犬なんかこの世からいなくなればいいとか言ってたんじゃ…。)定春って…定春って…感情移入できる動物キャラですから!!!しゃべらないくせに超感情移入できる動物としては…ホラ、もののけ姫のヤックルとか…。ああ…ご主人様大っ好きなんだな…ってところが、チックショー!!いじらしいじゃねーか!!とメロメロになってしまうんです。9巻の巨大化編は泣きました…。家族総出で庇ってくれて…銀さんが定春の為にあっさり引っ越すとか言ってくれて…!!!この家族の為なら何でもしようって気分になりましたね…。(↑感情移入し過ぎ)いやねぇ…お妙さんが一番共感キャラとか言っといて何なんですけど、万事屋家族愛ものになると、銀さん、新八君、神楽ちゃん、定春…皆にそれぞれ共感出来るっていうか、読む毎に誰かになって泣いてて、もう誰に共感してんだかわけ分かんなくなるんですけど…。私にとって、もちろん定春もその中の一人ってことで。関係ないですけど、最近犬が大丈夫になって来たんですよ…。千葉に住むようになって、こっちの犬はよくしつけがされていて、吠えないって言うのもあるんですけど、定春効果の可能性も拭いきれません。なんなんだ私は?!銀魂への愛は苦手をも駆逐してしまうのか!!?近頃では「犬超可愛い☆」 「老後は犬と暮らす。」発言まで飛び出し、「やめて!本当に気持ち悪いからやめて!それ絶対あんたの台詞じゃねぇ!!」と妹にドン引きされています。 一記事使っても、結構書くことがありました。 by姉
2008.05.30
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「春雨編」について語ったので、これもセットで語らないと!第十五訓 男にはカエルに触れて一人前みたいな訳のわからないルールがある(第三巻収録)タイトルは「真選組 バカガエル警護編」のほかに「真選組 バカガエル火あぶり編」なども考えたのですが、さすがに自重しました。これは・・・まいりました。春雨編で万事屋の方をガツーン!と出しておいて、この回で真選組をズシャーン!と決める。...なるほど~、こっちも愛がいっぱいなのかぁ...。...ヤバイわぁぁぁぁぁ!!!なんだこの愛の二段構えは!!!ってのが、最初の感想でした。...もうこの時点でテンション高いです。 この話は史実新撰組の、局長襲撃事件を元にしているんじゃないかと思います。あの後、鳥羽・伏見に参戦できなくて、史実に沿った小説なんかだと、なんかこう、「局長頼りにならねぇ」的な空気が流れるエピソードになっちゃうんですが、この話の近藤さんはカッコイイ!!んですよね...。っていうか、銀魂の近藤さんは、他のどの近藤さんよりカッコイイと思う...。この辺は近藤さんへの愛を語るときに、テンションMAXで語りたいと思います。 この話ですが、空知先生の上手さ大爆発!!!だと思います。春雨編をふまえての話なのですが、春雨編とは少々視点が違います。春雨編はいわば攘夷視点の話なので、素直な勧善懲悪形式でした。そこで終わるかと思ったら、次の話でひねってくるんです。幕府政府側の立場の真選組を主役にして、攘夷志士を敵にするんです。ひとつの事件に万事屋、真選組を別々にからませることで、二つの組織の差が際立ちます。政府お抱えの真選組は、行動や思想の制約をうけるんです。これは攘夷志士の側も、ある意味同じです。攘夷志士という意味付けから、自然と出来ること、出来ないことが発生します。その場に応じて、自分の信念で好きな立場をとれる万事屋は、改めて、かなり特殊な存在だと思います。銀さんは銀さんでいたくて、万事屋をやっているんでしょうね。(だって稼ぎたいならどこでだって稼げそうですもんね...。器用だし。)ただ・・・ここがうまいところですよね・・・。真選組は、天主様をお守りするとか、そういった信念のもとで形成されてないんです!真選組は、真選組であることに信念を持っているんです。だから、立場は違えど、万事屋と真選組は同じ方向を向いてるんですね...。二段構え...二段構えだ!万事屋だけでも吐血させておいて、こっちでも...。・・・まいりました。 話の構成としては、本当にもう見事!!って感じです。近藤さんが屯所で隊士達に任務の説明をするところから始まりますが、これが結構複雑です。そこで、説明聞いていない→副長の渇(バズーカ)→もう一度説明というプロセスを経ることで、小難しい説明を聞かなきゃ!!!(バズーカで撃たれる!!!)という強迫観念からしっかり聞いてしまいます。真選組のだらだらした感じと、局長の凛々しさを同時に出して、たったの3ページ!毎回毎回、空知先生の出だしはすごいですよね...。 あとはやっぱり、局長が撃たれて、動揺が走って、土方さんのいい話の流れからカエルの火あぶりのシーン。漫画を読んでて、あれほど自分の目を疑ったのは初めてでした。カエル火あぶりにして、口に薪を突っ込みながら王子オーラを出せるなんて、総悟君まさにフリーダム王子ですね...。鬼副長も真っ青の尋問とか屋ってそうだな...。いや、上の二人が止めてるかも...。 そこからの流れは...もう超カッコイイ!!土方さんは「近藤さんあってこその真選組」だと説いて、その上で総悟君が、自分たちの正義感の重要性を説く。それが真選組だ!! ただ、最後!!注目すべきは、復活した近藤さんの「バカガエルを護れェェェェ!!」総悟君は「底なしのお人よしで、人の悪いところを見ない」なんていってましたが、近藤さんはちゃんと見ている!!!底なしのお人よしだからこそ、それを噛み砕いてしまえる!!!んですよね。いや、マジで局長カッケェェェェ!!!器が大きいって、こういうことを言うんですねぇ。話のシメは、新聞記事にして重要事項をまとめて説明する「新聞戦法」←勝手に命名。銀さんと神楽ちゃんのほんわか会話もついて、大変お得。 最後に。このように私もこの話大好きなのですが・・・その・・・妹のテンションがすごくって...。これを見ていただければお分かりかと思うんですけど、奴は重度のイサラーなので・・・。この話への愛の深さは、勝てる気がしません・・・。by姉
2008.05.30
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昨日アニメのこの回を観たので。第十二訓 全国のコギャルども 門限は守れ第十三訓 便所で生まれるのは汚れたものばかり(第二巻収録)第十四訓 コスプレするなら心まで飾れ(第三巻収録)「春雨編」です。初の本格的なシリアス話だったので、結構驚いた覚えがあります。銀魂がどういう話か見えてきて、・・・ああ、やべぇ。と思った話でもあります。この春雨編と後の数話までは、連載前からしっかり決めていたんだろうな、と思います。銀魂第一部(第一訓~第十六訓、お花見の回の前まで)・設定、世界観編と私が勝手に呼んでいるものの、最大の見せ場だと思います。あと、銀さんというキャラクターが、バシッと出てきたのも、この話だったかと。それまでは、「白夜叉」って単語は出てきていたんですが、いまいちリアリティに欠けていたと言うか、銀さんの過去とか、特に深みを持って読んでいませんでした。それに拍車をかけるように、仕事に二日酔い状態での登場なので、何なんだコイツは・・・って。強いんだか何なんだか、よく分からん・・・って。で、トイレのシーンと、その後の悪夢シーンで、ハッと目が覚める!みたいな。その後の桂さんとの会話のシーンで、心揺さぶられるみたいな。「銀さんンン 悪かったなァ オイ 過去は過去でもお前 けっこう大変そうな感じだったみてーだな」って感じで。銀さんがハム子の深刻さをなめていたのと同じ現象が起こったわけです。もっちろん、先生の計算なんでしょうけども。この話、くだらなそーな雰囲気からだんだん不安になっていくようにしっかり作られていますから...。...あれでハム子美人だったら、初めから大事ですもんね...。緊迫感をあおるわけじゃないんだけど、どこか不気味さのある鳥の天人が出てきて、ハム男とハム子が事態を突然暗転させて...まだ余裕のある戦いのうちに、「暗い青春」って言葉で悪夢へのクッションを作って、新八君と神楽ちゃんが捕まっているのを見て動揺してから、落ちて悪夢。本っっっ当にすっっっごくうまいなぁ...。 場所の使い方と、そこでのアクションがおもしろいなと感じたのも、この話が初めだった気がします。個室→トイレ全部→トイレから出たところの順で、だんだん今の状況のヤバさが分かってきて、不安をあおるんです。敵の数がどんどん増えていきますから。 でね...、うん...、本題のね、銀魂の核?!が登場したんですよね...。「人の一生は 重き荷を負うて 遠き道を往くが如し」...ああ、家族ものか...と。...やっべぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!私は家族を背負ったこともないですし、その大変さも分かりませんが、両親がそれを背負ってくれたおかげでとても幸せでいれますので...イイじゃんイイじゃん!このテーマ!!!となってしまいました。銀魂を気持ちよく読めるのは、この辺が自分に合っているからなんだろうな、と思います。 春雨の登場や政府中枢の天人という、江戸を脅かす要素の登場で今後の展開の広がりにわくわくしたり...桂さんのかっこよさにときめいたり...ピンチで登場!銀さんかっけぇぇぇぇぇ!!ってなったり...で、ラスト2ページでノックアウトと。新八君と神楽ちゃんは、それまで万事屋で、少し迷惑者かも...っていう遠慮?っとまではいかなくても、我慢してる部分があったかと思うんです。神楽ちゃんが「足手まといなるのは御免ヨ」って言っていますし...。家族には足手まといも何もありませんから。その二人が、二日酔いのうえに体ボロボロでも頑張ってくれた銀さんに甘えまくって...!!!嬉しかったんだなぁぁぁ!!!...泣けるぅぅぅ!!!ブックオフでここまで立ち読みして、私は銀魂の購入を決意しました。by姉
2008.05.29
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神楽ちゃんについては、現在本誌でやっている「吉原編」が終わってからにしようかと...。というわけで、ついにこの方への愛を語る時が!「志村 妙」 どこかで「志村お妙」ってなってたけど、これでイイんだよね...?私は銀妙大っっっっ好きですが、基本的に、お妙さん視点の銀妙が大っっっっ好きでして、っていうか簡単に言えば、お妙さんが大っっっっ好きなんです!!!銀魂の中で一番感情移入して読んでしまうのが、お妙さんです。年齢的なものもあるのかな?イヤ、お妙さんと年が近いと言うにはおこがましい年にそろそろ突入してきたんですけど...読みはじめの頃はまだ...。どこに感情移入するかって、そりゃあもう家族大好きなところです!!!私が基本重度のファミコン(ファミリーコンプレックス)なので、ファザコンとかブラコンとか、もうめっちゃ共感ポイントなんですね。空知先生自身が、すごく家族大好きだと思うんですよ。そんな感じしません?!家族の話が頻繁に出てくるし、よく北海道に帰りたがってるし...キャラクターが皆といっていいほど、ファミコン人間ばっかりだし。(神楽ちゃん兄はまだ分からないけど・・・。)お妙さんはその最たるものだと思います。よく考えれば...よく考えなくてもですけど、志村姉弟って、本っ当に薄幸な人生を歩んできてますよね...。あの年で(正確な年齢は分かりませんが)両親共に亡くなって、残されたのは時代の大変動で廃れていくばっかりの家業と、...借金!!!とんでもない父親ですよね...。恨んで当然。なのにお妙さんが父親を思って、頑なに道場を護ってきたのは、父親が本当に愛してくれてた証拠ですよね...。道場が家族の箱...というか、象徴で、それを手放したくなかったんでしょうね。ただ新八君は、精神的なものの中に父親から引き継いだものを見つけていたので、無理に道場にこだわらなくても...と主張していたんだと思います。お妙さんが父親の精神性をしっかり受け継いでいるのも知っていましたし。1話のラストでお妙さんもそのことを自覚してますよね。「俺にはもうなんもねーが...」と言った銀さんに、父親の精神性を見出したからだと思います。ただ、今まで道場という箱を護ってきたってのはその愛の深さを物語るすごいことだと思うんです。基本、神楽ちゃんはそれを捨てて地球に来ていますし、銀さんもまだ詳しく語られていませんが、そういった場所があったはずです。お妙さんも、一人では無理だったと思います。九ちゃんのこととか、つらいことも沢山あったでしょうし。やっぱり新八君がいたから出来たんだなぁと思います。そうやって護ってきた場所が、銀さん、神楽ちゃん、新八君と家族みたいに過ごせる場所として機能することは、お妙さんにとってほんと、最高に幸せなことだと思います。皆で年越しだとか...もうたまんないですよね。(銀さんジャンプの奪い合いで不在だったけど。)「お父上が健在の頃はこうして...」ってセリフ、直訳すると「幸せ~!!!!!!」ですよね。...本当に本当に銀さんに逢えてよかったねぇぇぇぇぇお妙さん!あとはもう...ずっと気をはって頑張ってきたお妙さんですから、頼れる人がずっと欲しかったんじゃないかと...。本当に本当に本当に銀さんに逢えてよかったねぇぇぇぇお妙さん! ...というわけで、私にとって銀さんはスーパーヒーローです。...というわけで銀妙が大っっっ好きなんですけど、特に「もっとラブラブになって!!」っていうわけじゃなくて、今のままずっと家族でいて!!って感じです。...だってもうファミリーラブがいっぱいじゃん。ラブラブじゃん!みたいな。 もちろん、恋人になってくれたりしたら喜び狂いますけど。←どっちだ。 (補足)あ、近藤さんとお妙さんの関係も大好きですよ!by姉
2008.05.28
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なんか変な話から愛を語っていってるような気がする・・・。第百二十五訓 かもしれない運転でいけ(第十五巻収録) 昨日書いた「空知英秋先生について」は、この話について描く上でのさわりの部分にするつもりでした。(そしたらなんか長くなってしまったので、 あれだけで上げてしまったんですが・・・。)この話は・・・すごい。なんかこのノートこの言葉だらけになって来ていますが・・・。桂さんが作ったとしか思えない。この展開。この話。キャラクターの暴走が半端なさすぎる・・・。その暴走の手綱をとって、キレイ~に1話にまとめてしまう空知先生はやっぱりすごい!!!!読み応えも抜群だし。読み終わった後、思わずページ数を数えてしまいました。・・・ちゃんと19ページだよな・・・コレ。桂さん魅力的過ぎる。くそ真面目で、超一途な努力家で、でも努力の方向が少々間違ってって、でも本当にいつも一生懸命だから慕われてて、大切な人に先立たれて暗い影を背負っている人に魅力を感じるんでしょう、妄想が思いっきり人妻好き・・・っていうか未亡人好きを物語ってて、妄想が行き過ぎると、ほんとにその世界の住人になれてしまう。↑くそ真面目が生んだ悲劇。妄想の世界に自分が介入していってしまう・・・ってのが、普通じゃありえませんよね。その妄想世界のクライマックスと、自動車教習のクライマックスがかかるところが最高です。凄すぎです。銀さんに突っ込まれて途中で終わってしまいましたが、妄想世界、何気にハッピーエンドに向かっているのがいいですよね。桂さんの人の良さが出てるっていうか・・・。・・・っていうか、妄想なんですけどね。ただの。 ・・・ところで、桂さんの未亡人好きって、結構奥が深いような気がするんですが・・・。深読みのし過ぎかな・・・。もしコレ関係(「大切な人に先立たれて」関係)で過去話とか出てきたら、私は絶対に泣く自信があります。・・・イヤ、っていうか、すでに確実に出てきそうな雰囲気なんですが。やばいなぁ・・・。 最後に。この話は15巻を買って、家に帰って初めて読みました。・・・コンビニで立ち読みとかしなくて、本当に良かった。笑いがね・・・リアルに止まらなかったんです。いつもは「にそにそ」レベルなんですけど、これは本ッ気で吹き出しました。「腹がよじれる」っていう現象を、身をもって体験しました。コンビニで銀魂を開きながらニヤニヤしているお兄さんとかけっこう目撃するんですが、そういう時ってちょっと嬉しいんですけどね・・・確実にそのレベルではなかったので。ただの変質者になりうるレベルだったので・・・。 あ、あとコレ、アニメ版の教官の声が最高でした。by姉
2008.05.27
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感動しました!本当にいいものを読ませてもらってるんだなぁ・・・。・・・しみじみ。「空知英秋先生」今週号のジャンプ(2008-26号)を買ってしまいました。普段は買わずに立ち読みなのですが・・・。もちろん、神楽ちゃん兄登場(二百十三訓)!とか表紙!とかも影響してなのですが、なにより「マンガ脳の鍛え方」の空知先生のインタビューが面白くて・・・。今まで、空知先生は天才だから、話の筋がしっかりしながら、あんな面白いギャグが入れられるんだと思ってたんです。なんかこう、その辺がふわ~っと出来ちゃうんだ・・・と。イヤ、そんなことあるわけないのは分かってるんです。漫画なんて、読者に、やろうとしたことしか伝わらない媒体だと思いますから。ここで面白いと思ってほしいってこだわった部分しか、読み手にも伝わらないと思うんです。銀魂ってそう考えると、ありえないんですもん。最初のテーマも深いんだけど、そのあらすじの上でキャラクターがどんどん自己主張して、横道にずれていって、でもそこでキャラクターがめっちゃ立って、そのずれすら筋道にしちゃって、最後はスパーッと気持ちよくまとまる・・・。ありえないけど・・・やっぱり計算だったのか!!!!っていう・・・。いや、計算なの分かってはいたんですけどね・・・。・・・・・空知先生凄すぎる!!!!!筋道の上でキャラクターを一度野放しにして、その様子を見ながら筋道を再構成していって・・・だから銀魂のキャラって、「このキャラにはここでこうして欲しかった!!!」っていうのがなくて、キャラクターが物語を作っているように感じるのかなぁ・・・。だとすると、カッコイイシチュエーションとかキレイなまとめにもっていくのはものすごく大変なんじゃないだろうか・・・?だけどものすごいカッコイイもんなぁシチュエーション・・・いつもいつも。まとめも凄く気持ちいいもんなぁ・・・いつもいつも。っていうか、本当になんでこんなことが一週間で出来るんだ?!しかも原稿に描いて仕上げまで!!・・・・・空知先生凄すぎる!!!!!!!! 先生はきっと、何を描いてもすごく面白いんだと思います。でも、この方式で行くと、長い期間を経てキャラが立ちまくってくると、誰も思いつかないような展開が出てきて、どんどんどんどん面白くなる、ってことじゃないですか?!! というわけで先生、当分は立ちまくった愛すべき銀魂のキャラたちで読者を唸らせてください!!by姉
2008.05.26
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「銀魂」キャラクターへの愛シリーズ第二段。「志村新八」ここでは、新八君の銀魂における重要性について熱く語りたいと思います。新八君って・・・めちゃくちゃ優しいですよねぇ?!どんな人のことにも真剣に向き合ってくれるし(力の限りツッコミを入れてくれるし)、変人にも寛容だし、女の子の扱いにも慣れてるし・・・実際にいたら、絶対にもてると思う。それでいてやれば出来る子ですから!↑銀さんのお墨付きだし。炊事洗濯、イヤな顔一つしないでどんどんこなすし、統率力はあるし(なにせ隊長ですから)、泳ぎは上手いし、弁護士の才能はあるし、戦闘能力だって普通の人より昆布2枚分スゴイし、というのは嘘で、コースケさん5人分(だったっけ?)並だし・・・どこがジミーなんですかぁぁぁぁ?!!実際にいたらメガネ王子ですよ!!!←(ホントか?!)というわけで、男キャラを並べるとき、新八君を抜くのはやめてください。(本人も気にしてたけどキャラクターグッズとかさ・・・。)実際、銀魂という物語において新八くんの貢献度はすさまじいと思います。いや、主役級キャラだし、銀魂に捨てキャラはいないし、当然といえば当然なんですけど。第一に、成長要素を持ったキャラクターの一人だと思います。成長要素は他に、神楽ちゃんとか姉上とか総悟君とか、若いキャラクターが持っていると思うんですが、少年漫画っぽい成長要素を一番持っているのは新八君だと思います。総悟君はどちらかといえばメンタル面でなので。頑張ってるのが、すごくよく分かるんです。で、思わず立てたくなってしまうんです。銀さんなんか完全にそうですよね。活躍すると嬉しいんです。よく頑張った!偉い!って褒めてあげたくなっちゃうんです。紅桜編とか・・・柳生編とか・・・芙蓉編とか・・・24巻収録予定の新八文通編は手を叩いて喜びました。もう姉の心境?って感じです。(私にとって、基本お妙さんが感情移入キャラの一人ですし・・・。)将来大物になりそうな感じがしない?!みたいな身内の欲目的な発言までしてしまいます。それだけ、銀魂のキャラは深くて、読者の近くまで降りてきているんだなぁ、としみじみ感じてしまいます。新八君、これからも大活躍を期待してるぜ!!あと、声優の阪口大助さんはすごいですよね・・・。イヤ、銀魂の声優さんは皆すごいんですけど・・・。最初アニメ見たとき、登場してから1分くらいして、「・・・あ、新八君しゃべってた。」って感じでした。それくらい違和感がなかった・・・。ちなみに、私は「親衛隊隊長バージョンの新八君」が大好きです。あの・・・声が!凛々しくてかっこよくて・・・ツボです。 by姉
2008.05.26
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愛を語らずにはいられなかった・・・。第百七十訓 知らぬが仏第百七十一訓 男なら諦めるな(第二十巻収録)神楽ちゃんのパピー・星海坊主さん大活躍の話。これは・・・もう・・・素晴らしいとしか言いようがありません!普段とはガラリと違う世界観。一大スペクタクル。銀魂の底知れなさを感じました。実はコレを漫画で読んだとき、最初小難しい印象があったんです。やはり世界観から説明しなくちゃいけないし、それが結構難しい設定だったし。読むには読んでいたんですか、はっきり言って最後のオチばかり印象に残っちゃってて、よく分かっていなかったんです。まぁ、つまりアニメにやられたと。そういうわけです。だってさぁ、もうめちゃくちゃ渋くてかっこいいんだもん!坊主さん!んでイワノフもさぁ、声優さんが置鮎龍太郎さんで・・・二人のやり取りとか、もう鳥肌立ちまくりで・・・。ダンディーなのが大好きなんです。たまりませんでした。この回は1本まるまる映画仕様だったんです。(お得意のなんちゃってOPも最高でした。)で、映画の心積もりで集中して観たら、うおぉぉぉ、なんって深い話なんだぁぁぁ!!!となったんです。「アトラスが人間を脅威と見なした」ってところでドキッ!っとなりました。本当にしっかりした話だなぁ・・・。クライマックス・・・BGMにED曲の『Speed of flow』・・・。神楽ちゃんに向けた独り言で自分を納得させてから・・・音楽が大きくなって・・・スーパーアクション!「女のために星一個潰すぞォォ!! 今はやりのチョイ悪親父だァァ!! お母さんには内緒だぞォォォ!!」・・・この辺のセリフ回しとか、本当に天才的ですよね・・・。もうホント、これ私飛び立てるんじゃね?ってくらい鳥肌が立ちました。っていうか舞い上がりました。最近見たどんな映画より面白かったよ。ありがとうパピー。イヤ、映画じゃなかったけど。CMだったけど。作品を貫く「人はそれぞれ己の定めた戦いをしている」という超かっこいいテーマが、まさかあのオチのための布石だったなんて・・・。・・・・深い!そして笑える!!坊主さんの「星一個潰す」戦い。そしてもう一つ、おそらく彼のライフワークになるであろう、苦しみを伴う「あの」戦い。このオーバーラップが絶妙です。映画並みの見ごたえの上、このオチという二段構え!銀魂は無敵だ。アトラスNEO編、個人的銀魂エピソードランキングトップ10に楽々入っちゃいます。大好きだ~~~。by姉
2008.05.25
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銀魂の各エピソードについて、愛を語っていこうかと思います。これはサラッと、簡単に。ちなみに記事のタイトルの○○編というのは勝手に付けていきます。まずはこの話について。第十七訓 酔ってなくても酔ったふりして上司のヅラ取れ(第三巻収録)危険なタイトルですね・・・。この話は「銀魂のイントロダクション」によく使われます。というかイントロダクションといえば大体コレです。ジャンプアニメツアーで最初にアニメになったのも、本屋で配布されてた無料冊子もコレでした。先生も、第2部開始?なイントロダクションのつもりで描いたんじゃないかな・・・?春雨編も終わって、「人気が出たよ、続きます!ヨロシク!」的な・・・。見開きのCカラーだったみたいだし・・・。 というのも、この話では・万事屋、真選組の主要キャラが皆均等に目立ち、・その中での人間関係がコンパクトにまとめられているからです。よくよく考えればすごい情報量を持った回です。1P・・・あ、万事屋+お妙さんで家族完成だ。←萌えポイント2、3P・・・表紙。4P・・・お妙さんのアーティストっぷり、家族内の力関係。5P・・・局長登場、近藤↔お妙さんの関係。6、7P・・・その他真選組登場、銀さん↔土方さんの関係。土方さん↔山崎の関係。8P・・・万事屋↔真選組の関係。9P・・・陣地争奪叩いてかぶってジャンケンポン大会開幕。10~11P・・・叩いてかぶってジャンケンポン大会説明&対戦表。11~15P・・・お妙さん↔新八の関係。一戦目、局長vsお妙さん。16~17P・・・二戦目、沖田vs神楽ちゃん。沖田↔神楽ちゃんの関係。 土方さん、銀ちゃんの親バカ要素。←萌えポイント17~20P・・・三戦目、土方さんvs銀さん。21P・・・シメ。山崎↔新八の関係。この他にも、各キャラクターの個性が言動やしぐさから読み取れます。イヤ、こんな書き出さなくても全然いいんですけど、ようはこんなに要素を詰めておいて1話をおもしろくまとめるなんて、空知先生はすごいなぁ・・・って事が主張したかっただけで・・・。最後に。この話、今後のいろんなエピソードの布石になっている・・・と思います。それは、冒頭の姉上のセリフと新八君のシメから生まれる、「幸福感」!柳生編でお妙さんの「みんなの所に帰りたい」(第十四巻)とか、動乱編の銀さんの「今も昔も俺の護るもんは何一つ変わっちゃいねェェ!!」(第二十巻)とか、この回があるから泣けるんですよぉぉ!!!というわけでこの話は、私の中で超泣ける話にカテゴライズされています。アニメだと最後、銀さんがどんちゃん騒ぎの中、空(桜?)を仰ぐシーンがあってさらにヤバイ。 ・・・こんなの私だけかな・・・?ちなみに妹には同意してもらえませんでした。by姉
2008.05.25
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早速主人公から。「坂田銀時」なんかもう超カッコイイですよね・・・。銀魂は10巻が出る頃に本格的に読み始めました。(友人に2巻まで借りて、サーっと読んだことはあったけど。)で、その時の銀さんに対する最初の感想が、「サザンが似合う」でした。昔から作品やキャラクターのテーマソングを勝手に決める習慣があるんです。これ、サザン・桑田さん狂の私が贈る、「史上最高にカッコイイで賞」といっても過言ではありません。最初は新八目線で不思議キャラっぽく登場した銀さん。1ページも時間稼ぎできずに逃げてきた時は、本気で弱い設定かと思いました。私の中での「銀さんの認識の変化(my萌ポイント集ともいう)」をまとめてみました。・第一訓・銀さん志村兄弟出会い編←なんだこの主役は・・・?・第八訓・局長登場編←あれ?お姉さんとイイ感じなのかな?・・・いいじゃないか! (基本頭少女マンガですから。銀妙大好きですから・・・。)・第十二~十四訓・春雨編←ヤバイカモシレナイ。これははまるかもしれない。(家族萌)・第十七訓・対真選組お花見合戦編←もっていかれたぁ!親バカ最高ぉぉぉ! ・ ・ ・ 一つづつ書きたいけどきりがないな。取り立てて好きなところだけ抜粋。・第四十二~四十四訓・煉獄関編←なんかこうヒュっと、シュッとしてるよね。・第六十三訓・星海坊主編最終話「俺ァほしかったよ アンタみてーな家族が・・・」 ↑本音だよね?!イヤ、今までの言葉が本音じゃなかったわけじゃないけどさ。 こんな・・・めっちゃ本音だよね?!・・・ぐすっ。・第七十一~七十三訓・定春巨大化編・・・このエピソードの銀さん、やたらとキメてない?・第七十七~八十訓・隠し子疑惑編・・・このエピソードの銀さんも、やたらとキメてない? ・ ・ ・ ダメだわ。これでもきりがないわ。愛を語るのって難しいなぁ。違うんだよ、私の愛はこんなんじゃなくてさ・・・もっとこうさ・・・うぅ、もどかしい!銀さんの、・少年漫画の主役あるまじきダンディーさとか、・なにかと新八君をたてるところとか、・神楽ちゃんに超甘あまで教育に向かないところとか、・銀妙とか、・真選組が大好きなところとか、・桂さんへの容赦ない「うぜー」の言葉とか、他にもいっぱい、もっともっと好きなところだらけなんですよ!なんかもう「好きすぎて言葉という媒介だけでは表現しきれない」んです。う~ん、奥が深い。銀さんへの愛については、いつか必ずリベンジするぞ!うん。よし。ところで、最近の銀さん、20巻以降くらいからかな、崩れてきてません?!今までは「なんでも器用にこなす、たまにいるよね、こういうずるい(羨ましい)人。」という認識でした。何事にも達観的というか、そういったイメージがあったんです。ところが、最近「おやぁ?」ってのが多くなった気がします。・ドライバー編で新八君に八つ当たりしたりだとか、・万事屋昔話編で悔し紛れに人を川から放り投げた過去が明らかになったりだとか、・スタンド温泉編で女の子二人に首吊り幽霊付の部屋を押し付けようとする 本物の豚野郎に成り下がったりだとか。最近のジャンプでのくないのやり取りとかもですけど、なんか崩れてきてる気がする。・・・イイじゃないですかぁぁぁ!崩れてきてるってのは、回りの人に頼りはじめた、というか甘えてる証拠ですよね?!私は「愛すること=甘えること、依存すること」だと思っていますから。銀魂のキャラクターって、どんどん崩れてくる。それと同時にどんどん深くなる。読者もどんどん好きになる。やっぱすごい漫画ですよ・・・。銀さん、これからもどんどんボッコボコに崩れちゃってください。by姉
2008.05.24
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赤毛のアンでトップページを彩っておいて、いきなりコレからスタート。「銀魂」(空知英秋、2004~)ここ数年での最大のヒットは、間違いなくこの作品でしょう。特に姉は。リアルタイムで作品にはまるというのは、ふたごにとって珍しい現象です。どこが好きか。 ・とにかくキャラクターが最高。皆深くて、あれだけ深いと誰も嫌えない。・読み応えが半端ない。週刊連載を毎回楽しみにしているのなんて初めてです。・空知先生の脚本力、演出力。毎回脱帽。・妙にリアルな感情。すねたり、自暴自棄になったり。ものすごく共感する部分が・・・。・それでいてあのギャグ。本気で腹筋が強化されます。・で、泣かすんだもん。笑で始まったのに、いつのまにか号泣というミラクルストーリーが 多々存在。・アニメもすごく面白い。毎回どこかひねってあって。 とても力のある方たちが作っているんだなぁ。・何といっても、基本「家族愛」なところ。家族大好きですから。書きそびれたことはないかな・・・?いや、いっぱいあるな。世界観とか、アクションとか、絵についてとか・・とにかく全てが好きなんです!ということで。 銀魂に関しては、やはりそれぞれのエピソードについて愛を記していきたいです。あと各キャラクターに対しても。・・・アニメはアニメで書きたいな。・・・途方もねぇ。まぁぼちぼち。記事が溜まってきたらフリーページで整頓したいと思います。 あ、最後に一つ。「銀魂の全てが好き」と書いたけど、一つだけ苦手な部分が。銀魂が始まってすぐの頃、「ちょっとタイトル言うの恥ずかしいんだけど・・・私『銀魂』結構好き。」という友人の発言を聞くまで、「銀魂」が相当アブノーマルなタイトルだということに気がつかなかった、それくらいいわゆる「下ネタ」に疎い人たちなんです。苦手だったんです。 →慣れって怖い。なんかもう普通に読めちゃうもんな・・・。なんかもう、そんなとこすら愛おしいもんな・・・。←銀魂ミラクル。
2008.05.23
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