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「シュー」・「アポ」・イブ
放鳥時間の開始と同時に、キュー・シズから孵化16日目の「シュー」を、ポン・アイから孵化15日目の「アポ」を引き継いだ。「シュー」と「アポ」の見分けがつくか不安だったが、有難いことに翼の羽の色が違った。「シュー」の翼には白い羽が多く見られるのに対し、「アポ」は真っ黒だ。それでも、念のため脚に目印の紙を巻き、イブのいるフゴ(わら製のオハチ)の中に入れ、早急に「育児室」に戻したわけだ。 ヒナのいなくなった箱巣から産座の皿巣を取り出し、新しいものと交換する。キューの努力の結晶である巣は残したいところだが、ヒナのフンもあるので撤去する。明日から、また巣作りを頑張ってもらおう。
放鳥が終わって、ヒナたちの様子を見ると、上の写真のように間隔をとった位置取りをしていた(「シュー」の目印は早くも取れてしまった・・・)。警戒しているのだろう。
左手を上にのせるようにして餌づけを始めると、「アポ」は何の迷いもなく口を開け、それに引きずられて「シュー」も口を開けた。一羽っ子だったイブは困った様子ながら、毛嫌いする様子もない。しばらく一緒で大丈夫そうだ。 体重はイブは昨日に変わらず27g、「シュー」「アポ」は22gだった。「シュー」は箱巣で見た様子では大きそうだったが、装飾豊かな寝床にいることによる錯覚だったようだ。実際は大きからず小さからずといったところだ。すでに親鳥から十分に栄養をもらっていたので、今後も劇的に巨体化することはないように思える。
いちおう、「シュー」「アポ」をメスと予想しつつ、の3羽の今後に期待したい。
キューの作った巣