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少し散策を楽しんだらしいケコ
これで、また動かなくなるのだろうと思っていたら、しばらくしてテーブルの上に降りようと2度ほど試みた。別段、他の文鳥の様子を見て近づくといった感じではなく、まるで目的不明の唐突なチャレンジだったが、いずれもタッチアンドゴーで着地に至らず、結局定位置に戻って、何が楽しいのかわからないが、1時間30分程度の時間を羽づくろいに費やしていた。
人間も他の文鳥たちも、屁とも思っていないようなので、テーブル上の食べ物に興味を持てば、何のためらいもなく降りて来そうだが、食いしん坊ではないようなので、うらやましくは思っていないようだ(他の文鳥たちの様子を観察しようとしない)。では、なぜ降りてこようとしたのか。さらに謎が深まってきた。