雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

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2022年07月08日
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 安倍晋三元首相が凶弾に倒れた。斃れたと書かずに済むように、ご回復を祈りたい(3Dプリンターで作った銃だろうか?)。
​​ 現在、犯人の思想背景は不明だが、安倍元首相が左翼思想の人々から忌避されてきた事実があるので、その影響を受けているとの想像はたやすい。そこで思い出されるのは、法政大学法学部教授の山口二郎氏が、2015年安全保障関連法案が審議されている際に、同法案を ​「戦争法案」と見なして反対する人々の前で、「安倍に言いたい。お前は人間じゃない! たたき斬ってやる!」​ と大声でヘイトスピーチした姿だ(​ 産経新聞記事 ​)。その山口氏は、今回の凶行に対し、「安倍元首相には生きて、再び論戦に加わってほしい。暴力で口を封じることは、最悪の民主主義の破壊」とツイートされているようだが、どうにも無責任に聞こえてしまう。​​
​ 2015年の無知蒙昧の浮かれ騒ぎの中で(お聞きしますけど、その後しっかり可決成立施行された安保法制は戦争法案でしたか?違うなら、当時の自分たちが浮かれて事実を見ようとしなかったことに気づくべきでしょう。戦争はいかれた独裁国家によって引き起こされる可能性が高いことを、ウクライナの姿を見て学んでいただきたいものです)、その言動だけ取りだせば、一国の宰相を不倶戴天の敵と一方的に見なした私学のいかれた一教授が、言論に拠らず、一方的な非難のアジ演説をしている見るに堪えないものと言える。「暴力で口を封じることは、最悪の民主主義の破壊」であり、当時の山口氏の ​暴言は言葉の暴力​ と言える。​
 山口氏に限らず、当時、彼ら、自分の見たいものしか見ず、自分とは違う考え方に対して極めて偏狭で、反対者にレッテルをはって非難し、自己満足に浸っていた自称左派の人々は、安倍晋三内閣総理大臣を独裁者と見立て、そのポスターにちょび髭を落書きし、ヒトラーになぞらえて悦に入っていた。つまり、『安倍晋三』を絶対悪として暴言をなし(アメリカにはさらに暴動を煽る大統領もいたから、思想の左右を問わず軽薄病が蔓延しているのかもしれない)、暴言の数々の影響を受けた愚者の暴行を、言論封殺として民主主義を破壊する行為として非難できるものであろうか?
 時の政府に対する批判は民主主義国家である限り当然のことだが、山口氏のような方々のそれは、人格批判を通り越し人格否定でしかなかった。それは良識のある人には、品の悪い罵詈雑言にしか聞こえず、愚か者の妄動を励ますことになりかねない。論戦?山口氏は、ロシアのプーチン大統領と親しかった安倍氏が、当時を振り返り「ロシアにだまされた感があった」と発言したのに対し、「政治の世界、騙されたと言うのは自分が馬鹿だと自白するようなもの。結果に対して責任を取るべき。騙された愚か者はこれ以上日本政治に口出す(※ママ)するな」と先月ツイートされているようだが?
​ ご自身は ​学者でありながら、政治家に政治に口出しするなと言うのは、フツーに不思議な話​ だが、相手を馬鹿者呼ばわりしては、「論戦」ではなく口喧嘩にしかならないだろう。​
自分の言動を棚に上げ減らず口をたたけば、すぐに論理が破綻する。雉も鳴かずば撃たれまい、政治家はそれでも語らねばならず、逆恨みも受ける危険性があるものだが、学者はそうではない。身に覚えのある左派の学者の皆さんには、『沈黙は金』をお勧めしたい(「言論封殺」をしたいなら、この程度になさってはどうです?)。 ​​ ​​ ​​





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Last updated  2022年07月08日 15時30分29秒コメント(0) | コメントを書く
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