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昼前まで小雨がふったりやんだりで、オフィスのある柏市内の谷津田を訪ねました。ここは、カワセミの縄張り内でいくつか持っている餌場のひとつと思われ、止まる場所が複数個所決まっています。水田の杭、遊歩道の上、池を見下ろす木の枝のいずれかにとまり、ひたすら待伏せして魚影を見定めています。魚が捕獲する時は水面に魚が浮いてくる魚影をめがけて瞬時に捕獲できる木の枝、ドジョウやザリガニを捕獲する時は浅瀬を狙いやすい遊歩道の上または水田の杭に止まっています。待伏せしているポイントで捕獲する餌がほぼ予想できるのも観察の醍醐味です。このほか、今日はカルガモが田植え前の水田を移動しながら餌探しをする光景やクロアゲハが田んぼの一角で吸水していました。以前、専門家に教わったところでは、羽化直後の雄がほとんどの由。このほか、畑地の一角では複数のキジバトが地面を嘴で掘り返して餌を物色している姿があったり、身近な鳥や生き物と接する時間となりました。なお、ツミ、フクロウなどの猛禽とは出会えず、次回以降のお楽しみとなりました。(写真)2024年4月30日撮影
2024.04.30
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柏市内で猛禽類ツミの姿を2022年以降、複数回見かけています。内訳は、2022年1/28雄成鳥(1)、12/25(1)、12/27(1)、2023年1/3若鳥(1)、1/20若鳥(1)、2/6若鳥(1)、11/9(1)、11/28若鳥(1)、12/1若鳥(1)、12/21若鳥(1)(日付の後のカッコ書きは個体数)多くの図鑑類には、留鳥または夏鳥として全国に分布と記されているものがほとんどですが、全国鳥類越冬分布調査の調査結果に目を通すと2016年から2020年の間、関東地方、中京地方、関西地方、四国、九州で分布していると報告があります。従来は、1995年2月に手賀沼沿岸で落鳥しているものを観察したことはありましたが、今回のように継続して姿を見かけるのは初めてです。2023年は同じエリアの中の違う場所で目撃していますが、若鳥が餌を探すのに広範囲を移動しているのが特徴です。(写真)2023年11月柏市内で撮影
2024.01.14
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おせちの用意が一段落し、柏市内の小さな谷津田を訪ねました。林縁ではモズの雄がなわばりを巡回し、小動物を捕食したり、ジョウビタキ雌雄が飛来し雄が見張り、雌が地面に降り立ち採餌している光景が目撃されています。毎年、晩秋になるとカワセミ雄または雌が飛来し、求愛行動、巣作り、新年に産卵との生活が展開されます。今冬は、雌が先に飛来しのテリトリーの見回りと小さな池で小魚などの小動物を採餌する姿が見られています。この2週間ほどは、コサギが池で足を震わるように細かく動かして小魚などを追い出しす行動(*)をじっと見ていたカワセミが魚をゲットする光景が観察されています。コサギがカワセミを追い出すことなく、行動を続けているのであうんの呼吸での連携していると言えそうです。(*)濱尾ほか(2005)が述べているように、コサギが片足を前方に出して水底で振動させる Foot-stirring(足ゆすり)により追い出した餌生物を捕らえると述べている行動。このほか、優しく小さな流れをつくるような行動で水底に足をつけて素早く振動させる足ゆすり(Foot-stirring)とは異なる餌生物を追い出して採食する行動が三重県津市や東京都東村山市でも観察されていると述べています。(引用)濱尾章二・井田俊明・渡辺 浩・樋口広芳.2005.サギ類の餌生物を誘引・撹乱する採食行動 -波紋をつくる漁法を中心に.Strix Vol. 23, pp. 91-104.(写真)2023年12月30日柏市で撮影
2023.12.30
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柏市内の小さな谷津田、屋敷林、林が残っている環境があるフィールドに出かけました。朝から曇り空で気温も上がらずでしたが、小鳥の動きは案外活発で小さな池の葦原にはエナガ、シジュウカラが葦の中に潜む虫を採食したり、メジロが熟した柿の実をついばみに何度も飛来する光景を目撃できました。そぐ近くにある細い木の幹にコゲラが飛来したので後頭部側面の赤い羽を期待して観察と記録撮影。帰宅してから後頭部を確認してみると、左右両方に赤い羽を発見。数枚でしかも7ミリ程度と言われていますから観察できてラッキーでした。このほか、ダイサギが池でドジョウを採食している光景を目撃しました。目の前に私がいるにもかかわらず、全く気にすることなくドジョウをゲット。人間の数倍と言われている視力なはずなのですが、案外と近眼なのでしょうか?このほか、帰り間際にツミと思われる小型のタカがカラスに追尾され、飛翔していきました。(写真)2023年12月5日撮影
2023.12.05
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柏市内の小さな谷津田、屋敷林、林が残っている環境があるフィールドに出かけました。紅葉がピークを迎えており、錦秋を目でながら鳥たちの登場を待ちました。谷津田を見渡せる木のてっぺんにシメが出現。今年の初認でした。頭部に赤みが見られたので雄個体と思われました。(雌は頭部に赤みはありません)このほか、花の蜜を水に20羽前後のメジロが移動する中、ツミ若鳥がメジロを追尾して登場。また、小さなそばの畑の一角でハクセキレイが虫の幼虫を採食し、ここの環境が生き物を支えているのを実感しました。(余談:シメの嘴の色)シメの嘴は渡来したばかりでは肌色ですが、渡去前の春には鉛色に変化すると聞いています。まだお目にかかったことがないので一度見てみたいと思っています。また、シメの体の色も灰褐色ですが、季節により変化すると文献に記されていますのでこれから春までの間、その変化に注目してまいります)(写真)2023年11月28日撮影(シメ雌は2015年1月柏市内で撮影)
2023.11.28
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昨日、柏市内の小さな谷津田でウソと遭遇しました。林縁にジョウビタキ、カワセミが登場するのを待っていた時、屋敷林の方向から私の方をめがけてウソ雄が正面から飛翔してきて、林の中に入り二度フィフィと鳴き声を披露してくれました。前回、2016年12月は11日から18日の間滞在しましたので、同様に滞在してくれるといいのにと思っています。(写真)2016年12月18日柏市内、2007年3月17日柏市内
2023.11.09
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都市の一角にありながら谷津田、屋敷林、林が残っている環境があるフィールドで猛禽ツミが小さな池で水浴びした後、近くの枝にとまり30分程度、羽を広げ日光浴する姿を目撃しました。虹彩は黄色で脇腹と下腹部に褐色の褐色の横斑、足は黄色でツミ若鳥でした。昨年も12月、翌1月にも姿をみせていましたので今冬も近くで冬を過ごす可能性があります。その動向を注視していきたいと思います。(写真)2023年11月1日撮影
2023.11.01
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ほぼ一月ぶりに柏市内の小さな谷津田を訪ねました。谷津田入り口の雑木林ではアカゲラが鳴きながら移動していく姿があり、期待に胸を膨らませ、谷津田に降り立ちました。畑地では柿が実をつけており、大分色づいてきて熟し始めていました。柿の実をめぐってはオナガ、メジロ、ヒヨドリが次々に飛来しついばむ光景を目撃。すると、今度は林縁をチーチーと鳴きながらカワセミ雌が登場しました。しばらく枝に止まったり、杭に止まったり餌探しに余念がありませんでした。これから秋が深まり、冬鳥たちが立ち寄っていきますので、出会いが楽しみです。(写真)2023年10月18日撮影
2023.10.18
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柏市内の小さな谷津田を探索しました。その一角に縄文時代から食べられてきたオニグルミがあります。オニグルミには「オメガ3脂肪酸」という物質が多く含まれることが知られています。地区の古老に聞くと、クルミ餅、クルミ味噌を作ったのだとか。さて、出会った蝶の仲間ではコミスジ、クロアゲハ、ジャコウアケゲハ、ヤマトシジミ、モンシロチョウ、キチョウ、外来種アカボシゴマダラ、トンボの仲間ではシオカラトンボ、オオシオカラトンボを見かけました。なお、希少なオニグルミなどの植物や猛禽類が生息しているので観察地は非公開です(写真)2023年9月12日撮影(蝶のコミスジ、クロアゲハ、ジャコウアゲハは撮影はかなわず)
2023.09.12
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一昨日、柏オフィスの近くの公園でサシバが飛翔するのを目撃しました。公園上空に出現した後北西に渡去しました。渡去した方向の林、谷津田、一昨年と昨年にサシバ成鳥と若鳥が数日立ち寄ったポイントなどを探索して歩きました。そのうちの一箇所で羽ばたきと滑空を繰り返して飛翔していたタテハチョウ科コミスジ(表裏・前肢中室に沿い伸びる白帯が2つに分離)を発見。このほか、ノシメトンボを発見。最初は尾をまっすぐにしていたのですが、私に気づいて尾を垂直に立てる姿勢に。帰宅後、調べてみると、オベリスク姿勢とされるもので縄張を主張するものだとか。なお、サシバは残念出会うことができず次回の宿題となりました。一昨年、昨年と数日滞在した際の若鳥、成鳥の写真をアップします。(写真)2023年9月1日撮影(サシバは一枚目から三枚目は2021年9月、四枚目は2022年9月撮影)
2023.09.01
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柏市内の小さな谷津田を散策しました。19日に姿を目撃したトラツグミの姿はどうかと林の一角で待機。ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、メジロといった仲間が鳴きながら移動する光景を観察していたら、ハトくらいのサイズの鳥が太い木の枝に飛来しました。双眼鏡で確認すると、トラツグミでした。その後、低い姿勢で畑地の縁を移動し、歩いては停止を繰り返し物音を聞くような素振りをみせ獲物をとっていました。19日の目撃したような位置を定めてジャンプはせずに移動していました。ミミズを食べるときには渾身の力をこめてジャンプするものの、昆虫類や種子などを食べる時にはそうではないということを観察しました。尾羽の中央2対が黄褐色で、残りが黒褐色で先端が白いのがわかりました。なお、活発に餌をとった後は、太い木の枝にとまり30分以上休憩していました。アップした写真は、トラツグミのほか、同じ畑地で餌を探していたシロハラ、近所の畑地で餌探しに余念がなかったキジバトです。(写真)2023年2月23日撮影(なお、観察地は谷津田環境の保護の関係があり非公開とします)
2023.02.23
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柏市内の小さな谷津田を散策しました。エリア内では梅が開花し花の蜜を吸いにメジロ、シジュウカラが次々に飛来し、エナガがペアで巣材に使う蜘蛛の糸を集まる光景を目撃しました。また、小さな田んぼでは、足をふるわせて獲物を追い出す漁に余念のないコサギの姿も観察しました。さて、ハイライトは、落ち葉が堆積した畑地でトラツグミを発見したことでした。足踏みをして地中にいるミミズが発する音を聴いて、位置を定めてジャンプ。体をのけぞらせミミズを引き抜くために渾身の力をこめているように見えました。頭と上面は黄褐色で黒色のトラ模様があり、下面には黒い三角月型の黒い斑が目立ちました。(写真)2023年2月19日撮影(なお、観察地は谷津田環境の保護の関係があり非公開とします)
2023.02.19
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朝から暖かな日差しが差し込むものの、北西の風が強く寒く感じる朝でした。さて、一週間ぶりに柏市内の小さな谷津田を散策しました。葦のある小さな池の縁、屋敷林の一角でカッカッと鳴き声。ジョウビタキかと思ったら切り株の上に登場したのがルリビタキ。よく似た声でしたので間違うところでした。帰宅後、蒲谷(1996)収録されているCDで声と鳴き声の解説を復習しました。「ヒッヒッ」「カッカッ」という声はルリビタキもよく出すので迷うことがあるが、しばらく聞いているとルリビタキは「ギギッ」と濁った声を出すので区別できると記されていました。聞きかじりで決めつけてはいけませんね。(引用)蒲谷鶴彦.1996.日本野鳥大鑑.下巻.p43-44.小学館.(写真)2023年2月15日撮影
2023.02.15
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朝から暖かな日差しが差し込む日、柏市内の小さな谷津田を散策しました。到着し、水路沿いをルリビタキが鳴きもせず移動したり、シロハラが斜面の落ち葉をひっくり返して餌探しに余念がありません。そのあと、上空をカラスを追尾してツミが登場。何度も谷津田上空でバトルを繰り返し、結局はツミの勝ち。そろそろ帰路につこうと思ったら、今度は柿の木の枝にタカの鳥影。双眼鏡でみると、虹彩は黄色、脇腹と下腹部に褐色のの横斑、足は黄色でツミ若鳥でした。30分ほど日光浴をした後、今度は地面に降り立ち再び餌を探す素振りを披露。(写真)2023年2月6日撮影
2023.02.06
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寒波の南下で朝の気温は氷点下3℃、しかも北風が昨晩から吹き抜けていました。こんな状況下で谷津田で越冬しているツミ、冬の小鳥たちはどうしているかと立ち寄りました。猫の額ほどの小さな池が全面凍結していましたが、シジュウカラ、ルリビタキが歩いて移動する姿があり、野生のたくましさを実感しました。ルリビタキは林縁、池の脇を流れる水路沿いを移動し餌探しに余念がありませんでした。尾以外にも青色があり、脇がオレンジ色、嘴の付け根に白い色が少しあること、アイリングは眼先側で狭く見えたことから雄第一回冬羽と思われました。ルリビタキのほか、シジュウカラ、メジロ、ハクセキレイ雌冬羽、ハシブトガラスが地面を移動しながら餌を物色している姿がありました。なお、ツミの姿は観察できないものの、ハトの羽がちらばっており元気な様子でした。(写真)2023年1月25日撮影
2023.01.25
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昨年の暮れ谷津田、屋敷林、林が残っている環境にあるフィールドに猛禽類ツミが出現しましたが、今朝訪ねましたら、屋敷林のケヤキで日光浴をした後、小鳥を捕獲する光景を目撃しました。(写真)2023年1月20日撮影
2023.01.20
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柏市内に小さな谷津田があり、そこをカワセミ雄がなわばりとしています。新しい年を迎えて訪ねましたら雌が飛来して何度も水路に飛び込み小魚を捕獲。そしてしばらく待機していると鳴きながら餌を持参した雄が登場しました。3年ぶりに営巣となるか楽しみです。このほか、今朝もツミが獲物の小鳥を追尾して登場。谷津田の一角にいたコサギは平然と羽づくろいをしていたのが印象的でした。(写真)2023年1月3日撮影(カワセミ雄は2022年11月、ツミは12月撮影)
2023.01.03
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都市の一角にありながら谷津田、屋敷林、林が残っている環境にあるフィールドに猛禽類ツミが出現しました。シジュウカラ、エナガ、ジョウビタキなどの小鳥たちの姿が少ないので何が要因かとその一角で待機していたら柳の枝にハト大の猛禽が止まっていました。虹彩は黄色で脇腹と下腹部に褐色の褐色の横斑、足は黄色でツミ若鳥でした。枝で地表を凝視すること約10分、いきなり急降下したと思ったら小鳥を捕獲したようでした。下草を刈ったものが野積みされている茂みで餌をたいらげ、その後満腹になったりか屋敷林の中に入り羽繕いをしていました。近郊で今夏、近郊の木で繁殖し成長、巣立っていった若鳥とよく似ており、越冬をするか見守っていきたいと思います。(写真)2022年12月27日撮影
2022.12.27
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柏市の小さな谷津田の紅葉は、いつもの年だったら落葉するのに夏の終わりから秋口の気温が高かったせいでまだ少し残っています。紅葉を促進した寒波が明日以降の寒さで落葉に追いやるものと思います。谷津田で撮影した紅葉と小鳥たちの写真のいくつかをアップしました。写真として見れば枝が邪魔をしているし評価外かもしれませんが、この時期の季節の色の中に小鳥がいたという記録としてご笑覧ください。(写真)ジョウビタキ、シジュウカラ、ツグミ、カワセミ
2022.12.21
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都市の一角にありながら谷津田、屋敷林、林が残っている環境にあるフィールドを訪ねました。モミジの実を食べにシジュウカラ、エナガが飛来し、上空を複数のヒヨドリが鳴きながら通過したと思ったら、ヒッヒッとカカッと同時に二羽の小鳥の鳴き声が聞こえました。その後、ルリビタキのヒーヒーヒョーと囀る声も聞こえました。待機していたら、ヒッヒッの主はルリビタキ、カカッの声はジョウビタキでした。しかし、ジョウビタキは施設のある敷地の柵がある場所、ルリビタキもの近くに後ろ姿を見せて渡去となりました。ルリビタキは尾以外に青い羽がなかったことから雌個体ではと思われました。(参考までに2019年1月に水元公園で観察したルリビタキ雄の後ろ姿も画像をアップしました)(写真)2022年12月12日撮影(ルリビタキの参考画像は2019年1月水元公園で撮影)
2022.12.12
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カワセミが暮らす柏市内の小さな谷津田にシジュウカラの様子を観察に立ち寄りました。10羽前後のシジュウカラが鳴きながら谷津田に飛来したと思ったら、池の葦原に直行。葦の茎をつつき、葉鞘(茎を覆う皮のようなもの)の下に隠れているカイガラムシ類を採食していました。カイガラムシ類は半翅目(はんしもく)に分類され、国内で400種程度生息しているそうです。我々の身近なものとしては、カイガラムシの分泌物から樹脂ができレコード盤に加工されたり、ハムの着色料にも使われるのだそうです。カイガラムシは、寄生した植物の幹、枝、葉などの汁を吸い、株の生育が悪化されたり最悪の場合は、枝や株が枯れるとされていますので、シジュウカラは救世主というわけです。谷津田の一角で待機していたら、昨日も姿を現してくれたカワセミが鳴きながら登場。何度も池の小魚を採食してお腹いっぱいになると杭にとまり、しばらく休憩を繰り返していました。(写真)2022年11月29日撮影
2022.11.29
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柏市内に小さな谷津田があり、そこはカワセミがなわばりとしています。紅葉とコラボした記録を撮影できないかと現地で待機していましたら、今シーズン、なわばりとしているカワセミの雄が鳴きながら登場してくれました。景色の移ろいとカワセミのコラボ、これからも記録できたらと思います。(写真)2022年11月28日撮影
2022.11.28
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柏市内の小さな谷津田を訪ねました。青空が広がり、上空をオオタカが旋回し、ウグイスの笹鳴き、シジュウカラが葦の茎に潜む虫を器用に食する光景を観察しました。その一角にある柿の実の上に小鳥が飛来したのが目に入り、双眼鏡をむけてみるとヤマガラでした。実をついばむ光景と実の上でしばらくじっと静止していました。ヤマガラというとエゴノキの実をしっかり足でつかんで嘴で突き割っている光景で、柿の実はメジロやヒヨドリがよくついばむのは目撃していましたが、ヤマガラでははじめてでした。帰宅後、叶内拓哉さんのハンドブックを見てみると、私は柿の実を食べない鳥を知らないと記されていました。また、、茅ヶ崎市(2007)には「実のなる木」の食べられる優先順位ではカキ→ピラカンサ→ナンテン→センリョウ→マンリョウ→イヌツゲ→ヒサカキと記されているではありませんか。イメージが支配してしまうとこんなことも知らなかったんだと自戒。(写真)1枚目、2枚目は2022年11月9日撮影、3枚目は柏市内で2022年2月撮影、4枚目は柏市内で2017年12月撮影、5枚目のメジロは2021年12月柏市内で撮影(参照文献)茅ヶ崎市.2007.特別展 ちがさきの野鳥と自然~里の鳥たち.茅ヶ崎市教育委員会.p28.叶内拓哉.2006.野鳥と木の実ハンドブック.p35.文一総合出版.
2022.11.09
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柏市内に小さな谷津田があり、そこはカワセミがなわばりとしています。2009年にはペアと誕生した幼鳥たちの姿がみられ、2018年までは雄のほかに雌も姿を現し餌をとったりしていました。しかし、以降は秋口から繁殖期前まで雄のなわばりとなっているのみとなっています。昨年は10月18日の雄の姿を見かけ、翌2月まで滞在していました。今シーズンは、前年より少し遅い本日、雄が谷津田に姿を現しました。小さな水田で小魚を捕獲している光景を見かけました。この冬から翌年春までの間、観察した様子などをリポートします。(写真)2022年10月26日撮影
2022.10.26
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柏市と松戸市の境に小さな公園を訪ねました。前回、ブログを閲覧いただいた方からタコノアシの記したものが間違えていたことをご指摘をいただきました。図鑑類を復習、予習して現地に向かいました。茎や見が色づいていればわかるだろうと見てみたら、色づいていたタコノアシがようやくわかりました。確かにゆでダコのような茎と実となっていました。このほか、公園内では、何度も飛翔し移動していたカワセミ、猫が接近してきたそばのアオサギを観察しました。両眼視できる視野が170度あるとされるアオサギの目、前方から接近してくる猫をどんなふうに動かすだろうと注視していました。予想に反して目の動きはほとんどありませんでした。たぶん両眼視できる視野が170度ある言われていることによるのだろうなと思いました。(人間でしたら両眼視できる視野は120度ですから接近してくる猫のとらえるための目の動きは必要になると思います)猫が去った後、アオサギは今度は頭かきならぬ喉かきをはじめました。ゆっくりとソフトに、へえーと感心して見ていました。見慣れている頭かきは、直接あげた足で頭をかき、翼をさげない直接頭かきです。(これに対して下げた翼から足を出してかく間接頭かきがあります。たとえばカワセミは間接頭かきです)(写真)2022年10月18日撮影
2022.10.18
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柏市と松戸市の境に小さな公園があり、古文書によると1500年前後に築城された跡地とあります。常緑広葉樹を中心とした樹林地や川の氾濫原である湿地があるなど公園です。たまたま、鳥友に連れられて昨年来通っています。ここで観察・記録した鳥類、植物などを紹介して参ります。昨日、現地を訪ねました。園内には、湿地で餌を探すアオサギ、鳴きながら通過していったカワセミ、林の上をハイタカと思われる姿、はさがけしてある稲のそばに飛来したノシメトンボ、散歩道の手すりに飛来した蝶ルリタテハ、白い吸盤のような独特の形で咲いていたタコノアシ、紫色がかった実をつけていたヤブショウガなどを観察しました。(訂正:5日にアップした記事の植物について、ご指摘をいただき図鑑・文献で復習しました。その結果、1枚目はシロバナサクラタデ、2枚目はミゾソバ、3枚目はヤブミョウガと訂正させてもらいます。ご指摘を下さったHal-co YOさん、ありがとうございました。1枚目、2枚目は現地に看板があり、そのそばにあったので記してました。確認に不十分さがありました。(写真)2022年10月4日撮影
2022.10.05
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