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退任する紀藤投手コーチの後任として佐藤義則氏の就任が正式に発表されました。佐藤氏と言えばやはり現役時代の活躍が浮かびます。最高齢でのノーヒットノーランや酒をこよなく愛したこと。逃げないピッチングと44歳(たしか)まで現役を続けたこと…。この記事によると,野村監督が自ら招へいに働きかけたとのことで,「評判がいいらしいな。(07年の退任後)遊んでるんだったら取れって言ったんだ」だそうです。記事によると,一場や片山といったローテ候補の教育を“全権委任”する方針のようです。野村監督は先日の河北新報の総括記事で,今シーズン一番期待していたのは「一場」ということを明かしました。彼が育つことがチーム躍進のカギとなることは間違いありません。かなりのこわもてコーチの印象がある佐藤氏。一場,片山飛躍の触媒となるかどうか。「逃げない」ピッチングスタイルは二人にとって学ぶべきところが多そうです。記事を見ると,26日からの秋季キャンプから合流。とあります。26日って今日じゃありませんか。うーん,天気はちょっと悪いけどKスタ行ってみようかな…?さて,もう1つの気になる記事。岩隈投手からWBCに関する直接的な発言はありませんが,北京五輪のことを考えると意欲がないはずはありません。WBCはほぼ3月いっぱい行われます。岩隈投手の気持ちを考えると世界の舞台で大活躍してほしい,とも思うし,チームのことを考えると開幕前の重要な時期にエース不在となることの影響も心配です。うーん,複雑な心境です。
2008年10月26日
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秋季練習が始まって3日目となりました。スポーツ紙のサイトを巡っていたら,こんな記事を目にしました。2日目の練習終了後,野村監督が田中投手を呼び止め,「来年は20勝しろよ。先輩(岩隈)ができたんだから、できるだろう。おれに花道を飾らせてくれ」「野球は0点で抑えれば負けない。防御率0点台を目指せ。0点台で20勝。それくらいの夢を持たないとな。規定投球回数に届いて0点台の投手っているの?」これに田中投手が答え,「村山実さんで0・9(70年、阪神で0・98)くらいです」まぁ,ノルマというよりはハッパをかけたというか「いじり」みたいなものでしょうが,びっくりしたのは田中投手から村山氏の名前と数字がぱっと出てきたこと。うーん,大したもんだ…。こういうのを知っているのはプロ野球投手としては常識なんでしょうかね。ちなみに記録を調べてみたら,現在の2リーグ制以降,規定投球回数に到達して防御率0点台を記録した投手は1970年の村山実ただ一人。1リーグ時代も含めると1943年の藤本英雄の0.73という数字が最高でした。ちなみに,かの大投手沢村栄治は1937年春に0.81という数字を残しています。今シーズンは岩隈投手とダルビッシュが激しい防御率争いを展開しましたが,ほとんど打たれていない印象の両投手でさえ,1点台後半。0点台というのはとんでもない数字ですね。投げる試合はほとんど完封という感じでしょうか。今シーズンは10勝にあと一歩で手が届かなかった田中投手。肩・腰の不調や五輪出場があり,数字的には不本意なシーズンだったかもしれませんが,後半は調子も戻り,勢いを感じました。20勝も夢の数字ではありませんが,15勝くらいが現実的な目標でしょうか。野村監督は最後にこう言ったようです。「打者を打ち取るなんて簡単だろ? 凡打はゴロとフライと三振。低めに落としてゴロを打たせればいいんだよ。三振とってガッツポーズしていてはダメだ」確かにそうかもしれないけど,やっぱりファンとしては真っ向勝負で三振を取りに行くピッチングも見たいなぁ,と思います(^^)
2008年10月19日
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14日のフェニックスリーグは雨でノーゲームとなりましたが,先発の寺田投手が2回を6人で抑える好投を見せたようです。先日のブログでどうなのかなぁと書きましたが,いい内容だったので安心しました。短いイニングでしたが,四死球がなかったのが収穫だったようです。このフェニックスリーグは若手選手にとっては絶好のアピールの機会であるとともに貴重な経験を積むチャンスです。野手では西谷選手が4度目の猛打賞と気を吐いているようです。ケガでなかなか1軍での活躍の機会がなかった西谷選手ですが,来シーズン,レギュラー争いに加われれば,内野の層がぐんと厚くなりますね。海の向こうのハワイ・ウィンターリーグには永井投手,聖澤選手,枡田選手が参加。枡田選手は12日の試合で3打数3安打と大活躍。聖澤選手もコンスタントにヒットを重ねているようです。なんといっても注目は永井投手ですね。9日の試合では5回を2安打無失点6奪三振と素晴らしいピッチングをしたようです。この取材ブログによると,「MLBのスカウティングレポートでも永井投手はそのままMLBでも通用するという高い評価を受けているようです!!」おおお~!!すごいですね~。写真を見ると,真っ黒に日焼けしてたくましさを増したような気がします。今シーズンは6勝7敗防御率4.68と不本意な成績でした。ファームに落とされたりもしました。忸怩たるものがあったと思います。朝井とともに先発の柱となれるよう,このウィンターリーグで大きく成長してほしいものです。若手選手が元気に活躍しているのを見ると来シーズンがますます楽しみになってきます!
2008年10月15日
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では若手選手が元気に頑張っているようです。最近存在感を表しているのはルーキーの石田投手。今日は立ち上がりこそ悪かったものの2回以降は無失点におさえました。これで2勝目だそうです。乗っているという感じですね~。来シーズンあたり1軍に顔を出せるようだと嬉しいのですが。ルーキーといえば,ドラフト1位の寺田投手はどうしたのでしょうか。制球があまりよくなくなかなか実力を発揮できていないようです。まぁ,まだまだ先は長いのですからじっくりと力を付けてほしいと思います。制球といえば,今日の試合は松崎投手も登板したようです。2回無失点はいいのですが,3四球はいただけません。公式サイトによると最速も135kmだったようですが,これではちょっと…。良い左投手がだんだん出てきているので,松崎もうかうかしていられません。パリーグのクライマックスシリーズは日ハムが連勝で第2ステージ進出を決めました。昨日は日ハムが藤井,オリックスが小松でした。今シーズン精彩を欠く藤井と15勝投手の小松の対決。イーグルスは,今年小松には手も足も出なかったのに対し,藤井は結構打ち込んでいたので,これは3戦目にもつれこむかなぁと思っていたら,結果は日ハムの圧勝。経験と気持ちが優ったのでしょうか。それにしてもオリックスは強力打線が不発でした。やっぱり短期決戦は分かりません。イーグルスがこの舞台に立つのを早く見たい…クライマックスシリーズを見るとついそう思ってしまいます。
2008年10月13日
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一昨日の河北新報のコラムにいい話が載っていました。西武との最終戦の話です。熾烈な首位打者争いをしているリックと中島。ヒット1本でれば中島が逆転で首位打者となる場面で,川岸が勝負したという話です。なんでもベンチからは歩かせるという話もあったようですが,あえて勝負にこだわった川岸。結果は見事中島を討ち取り,首位打者はリックの手に・・・。歩かせて首位打者をとっても「リックさんは嬉しくないでしょうから」とのこと。お,男だ!今年の川岸は何か違った。確かに球威も増したし,変化球のキレも良かった。しかし,何よりも打者に向かう気魄がすごかった。打てるもんなら打ってみろとばかりに渾身のボールを投げ込みます。厳しい場面での登板が多かった今シーズンですが,それだけにやりがいもあったのではないでしょうか。今や,あの「岩隈に変わりまして・・・」で大変な目にあった人とは全く別人のようです。結婚やお子さんの誕生といったことが心境の変化をもたらしたのかもしれません。54試合に登板して4勝3敗3セーブ,ホールドは13。そして防御率は1.94。見事です。何をどう変えてこの成績を勝ち取ったのか。とても興味がありますし,そのへんのところをぜひ一場とか朝井とか青山とかに伝えて欲しいなと,また彼らが川岸の投球を見て何かを感じて欲しいなと思った次第です・・・。
2008年10月13日
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7日の最終戦,スタンドで見ることはおろか,TVで見ることもできませんでした。最高の試合だったようです。昨日の夜更け,録画でつまみ見をしましたが,緊迫感あふれる試合でした。最後のセレモニーも素晴らしかった。小倉投手がセレモニーの後,お嬢さん2人を抱きしめたのを見て,なんとも言えない気持ちになりました。10月7日でイーグルスの2008年は終わりました。監督,コーチ,選手の皆さん,そしてイーグルスにかかわる全ての人たち,本当にお疲れ様でした。残念ながら成績は去年を上回ることはできませんでしたが,素晴らしい試合をたくさん見せてくれました。去年までほど,球場に足を運べませんでしたが,それでも私の生活の大きな部分を占めました。本当にありがとう,と言いたいです。今日,タクシーに乗ったら,運転手さんが最終戦のことを語っていました。なんでも,Kスタ帰りのお客さんを何人も乗せたけど,8割くらいの人たちが「今日は勝ってはいけなかった」と言っていたとのこと。そうかなぁ。確かに王監督最後の試合ではあったけれど,やはり勝負の世界,勝ちを譲るなんてことはできないし,王監督に失礼だと思います。ソフトバンクより強いならまだしも,イーグルスはまだそんな立場にはないと思います。ところで,今日の新聞を見て,びっくりしたのは紀藤コーチが退団するという記事。理由は分かりませんが,選手として,コーチとしてイーグルスを初年度から支えてくれた方が辞めてしまうのは,やはりとても淋しいことです。これからもこういう記事を見ることが多くなるんでしょうか…。
2008年10月09日
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昼前に仙台に帰ってきてちょっと疲れ気味でしたが,帰宅して録画していた「スポーツ大陸」を見ました。岩隈のこの1年間の軌跡を追ったドキュメンタリー。苦しみながらつかんだ20勝が良く描かれていました。感動です。今日はTVで観戦しようと思っていましたが,この番組を見たら球場で見たくなりました。カミさんを誘ってネット裏を奮発しました。試合の方は岩隈が完璧な立ち上がり。3回まで許したランナーは松中の四球のみ。防御率1位への期待も高まります。4回に女房役の藤井のタイムリーで見事1点先制!5回は内村,渡辺直の好守もありバックが岩隈を盛りたてます。いいムードです。岩隈は6回まで投げて3安打無失点。これで防御率1位確定です。あとは21勝と勝率です。6回の裏には山崎のツーランが飛び出し岩隈を援護。7回に登板したのは有銘。リードは3点となりましたが,プレッシャーのかかる場面です。先頭打者の松中を見事三振に打ち取り,死球のランナーを出しましたが,後続を断って無失点でつなぎました。流れを渡さなかったのが良かったのか,その裏ラッキーセブンにはツーアウトから草野と山崎のアベックホーマーで中押しの3点追加。6-0とリードを広げます。うーん,いいぞ!スタンドの盛り上がりも最高潮です。8回はなんとドミンゴが登板。久し振りのお目見えです。そのドミンゴが,これまた3人できっちり抑える素晴らしいピッチング。8回裏には内村のダメ押し2点タイムリーで8-0と盤石の大勢。もう,試合展開としては最高です。最終回はドミンゴがきっちり絞めて,終わってみればソフトバンクを散発3安打に抑える完封リレーで大勝利。岩隈の3冠に花を添えました。お立ち台はもちろん岩隈。そして先制タイムリーで岩隈を助けた藤井が立ちました。考えて見れば,21勝は藤井とともに重ねた数字です。二人の信頼関係がこの偉業を成し遂げたと言っていいでしょう。インタビューで藤井が岩隈に対し,「良くやった!おめでとう!」と声をかけました。思わずじーんとしてしまいました。今年の現地観戦は今日が最後となりました。本当に素晴らしい試合で,選手の皆さんに感謝です。チームはこれで5位に王手をかけました。個人成績では,岩隈が三冠を決め,リックが首位打者をほぼ手中にしています。さらにホセが3割に乗せ,山崎のホームランが25本を超えました。後は朝井と田中の10勝です。さらにホセの100打点も。泣いても笑ってもあと2試合です。残りを全部勝って有終の美を飾れるか。最後まで目が離せません。この美しい投球フォームも今シーズンは今日で見おさめです。今日はセットポジションの投球がほとんどありませんでした(^^)安定感抜群でした!勝利の瞬間です。完封リレーで最高の気分です。ヒーローインタビューは報道陣のフラッシュがすごかったです。藤井がスタンドの「藤井コール」に応えます。いいですね~岩隈の表情!一言一言にスタンドは大歓声です。
2008年10月05日
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4回まで素晴らしいピッチング。ランナーを出しても気迫のこもったボールを投げ込み点を与えない。今日の片山はあの7月の完封初勝利を思い出させる立ち上がりでした。落ち着いたマウンドさばき。表情も力強さを感じます。5回に下位打線が小野を捕らえ3点をもぎ取りました。平石のタイムリーツーベース。内村の2点タイムリー。見事な連打です。平石のタイムリーは2005年4月1日以来とのこと。それって球団が誕生して何試合目かってことです。すごい…。これ以上ない理想的な展開です。流れは完全にイーグルスぺースです。ところが…。またしても,その裏に大きな落とし穴がひそんでいました。満塁になったところまでは片山の目に力がありました。しかし,早川にツーツーから投じた5球目。素晴らしいストレート。やった!見逃し三振だ!と,思ったら審判の手は上がらず…。ええええ~!?ボール???それはないでしょう。明らかに片山の表情が変わりました。目の力がなくなりました。そこから2つ連続の押し出しフォアボールと2本の長短打で6点献上。なんでこんなに急に崩れるのでしょう。降板後の片山のコメント。今日は調子も良く、いつもどおりのピッチングができていたと思ったんですが…。急にボールが行かなくなって、(ストライクゾーンに)入らなくなって、そのうちに何を考えていいのかさえわからなくなってしまいました。あのツーツーからのボールで今日の試合は終了です。いいでしょう。来シーズンへのこやしとなるならば。しかし,ここに来ての3連敗は正直痛いです。ソフトバンクは試合をせずに順位を上げゲーム差を広げています。明日からはホームに戻っての4連戦。もう負けられません。おそらく週末はたくさんのファンが球場を訪れるでしょう。それなのに,私は所要で仙台を離れなければなりません。辛いけど,遠いところでイーグルスの勝利を祈っています。
2008年10月03日
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でダブルパンチです。もう試合の方はあきらめました。後は26点以内に抑えれば文句はありません。今朝の河北新報に小倉・吉岡に戦力外通告という記事が載っていました。読んでみると,関係者によると、貢献度の高かったベテランへの配慮もあり、2人にはすでに球団から来季契約続行の意思がないことを内々に伝えられているという。現時点で吉岡は現役続行を希望、小倉は引退する意向のようだ。 そのほかは、30歳代の選手が中心になる見込みだ。30代の選手が中心,と書いていたので,うすうすは感じていたのですが,改めて公式HPにその名前を見ると何ともやるせない気持ちになりました。これからどうするのでしょうか。本人の意向はまだ分かりません。できれば,他のチームで活躍の場が見つかればいいのですが。まだまだできるはずです。去年今年となかなかチャンスがもらえず,悔しい時間を過ごしたでしょうが,あの2005年のシーズンの活躍は絶対に忘れることができません。どこでもいいです。もう一度,あの活躍を見たいというのはかなわぬ願いでしょうか。
2008年10月01日
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