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間接的な知り合いの米国人が、大統領選挙でトランプ有利となった頃から沈みがちになり、大統領に決まってからは、周囲で見ていても落ち込んでいるらしい。長年日本で仕事をしていて、日本人の妻子がいるのだが、ご両親はアメリカ在住なので一月に入ってからアメリカに帰省した。出発する時に「アメリカ人として帰国するのは最後になるかも」なんて、ジョーク交じりに話していたらしい。その心情を、心からお察しする。だって、最近テレビをつけてあのご尊(大)顔を見るたび、私もため息が出るし気分が落ち込む。そんな今朝、下記の記事を見つけた。トランプのむちゃぶりを日本の官僚たちが「むしろ歓迎している」ワケ週プレNEWS 1/21(土) 6:00配信 後日参考にするため、本文をコピペしておく。ついにドナルド・トランプが米大統領に就任した。 米国第一主義を掲げる彼の日本企業への介入も不安視されるなか、『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏は、「日本の官僚たちはトランプのむちゃぶりをむしろ期待している」と分析する。その理由とは? * * * トヨタを標的としたトランプ次期米大統領のツイートが猛威を振るっている。トランプ氏はトヨタがアメリカ向けカローラを生産する新工場の建設を、メキシコで進めていることを問題視。「(工場を)米国内に造らないのなら、巨額の国境税を払え」と批判したのだ。 これがトランプ氏の流儀なのだ。アメリカの国益を守るためと、今後もたびたび日本企業への介入をちらつかせ、時には実行することもあるだろう。 というのも、トヨタ以外にもメキシコを対米輸出の拠点とする日本企業はたくさんあるからだ。メキシコは賃金が格安な上に、NAFTA(北米自由貿易協定)によってアメリカに関税ゼロで輸出することができる。その利点を生かすべく、日本企業はメキシコに工場を造り、そこから対米輸出を行なってきた。 例えば、自動車メーカーだけを見ても、トヨタはメキシコで造った車の91%、ホンダは54%、日産は43%、マツダは29%をアメリカに輸出している。日本のメーカーにとって、メキシコは世界で6番目に大きい一大生産拠点となっているのだ。 トランプ氏はトヨタだけでなく、ホンダなどにもアメリカ国内での生産を迫るのではないかーーそんな不安感が日本の経済界に広がっている。本来ならば、日本政府はこうした恫喝(どうかつ)に毅然とした対応をするべきだ。しかし、ふたつの理由からできないと予想している。 ひとつは今の安倍政権が対米べったりの姿勢を隠さないためだ。特に安全保障では中国の脅威に対抗する必要もあって、ほぼアメリカの言いなり。とてもではないが、トランプ氏に盾突くようなことはできない。 ふたつ目は政府を支える霞が関の官僚たち、とりわけ、経済産業省あたりは、むしろトランプ氏の強面(こわもて)の通商戦略を歓迎していることだ。 トランプ氏は、世界一の権力者だ。日本のイチ企業が戦うのはしょせん無理。攻撃された企業は、経産省に「助けて」と駆け込む。そうなれば、対米交渉と日本企業との調整などの仕事ができ、そこに新たな権限や省益が生まれる。貿易や産業分野での規制がほぼなくなり、仕事が枯渇気味だった経産省にとって、「トランプ介入」はおいしい出番を演出してくれるチャンスなのだ。 気をつけなければならないのは、彼ら官僚たちにとっては「トランプ摩擦」が新たな飯のタネになっても、それを解決する能力は持っていないこと。結局、間に入って、うまく立ち回り、自分たちの利権拡大に利用するだけだろう。 例えば、トランプ政権が日本の自主防衛努力を求める動きを利用し、高額の米国製武器を買いましょうなどとご機嫌を取りに行く。その代わり、自動車のほうは少しだけ大目に見てもらうのである。 不安のタネは尽きない。日本が力を入れるインフラ輸出ではテキサス州のダラスとヒューストンをつなぐ時速400キロの高速鉄道路線に、新幹線の技術を全面的に採用することが決まっている。その見返りとして、日本に「製造工場を米国内に造り、部品も米国から調達しろ」と迫ってくることもありうるだろう。JRを所管する国土交通省なども出番を狙っている。 トランプ氏がごねるたびに、日本が右往左往し、官僚の利権が拡大する。そんな情けないシーンが続きそうだ。 早く自滅して欲しい…(-∧-;) ナムナム
2017年01月29日
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新横綱・稀勢の里に聞く 一問一答「前に出る力磨き続けた」スポーツ報知 1/26(木) 6:06配信 何度も何度も、ここ一番で綱取りとはならず、ようやく横綱になったということで、私も心から「おめでとう、良かったね」と祝福したい。今まで稀勢の里の声を聞く機会があまりなかったので、優勝を決めてから彼自身の言葉を聞くことができ、「けっこうハキハキと自分の気持ちを話せる人なんだな」と思った次第。とにかく、ご自身でも言っていたとおり、「これからが大切」。横綱になったら「今までどおりにコツコツと」というのが難しくなるだろうから、そのことがちょっと心配だけど頑張ってください。トランプ氏、「国境の壁」実現へ大統領令 メキシコ不法移民阻止でAFP=時事 1/26(木) 4:58配信 TPP離脱に続き、メキシコ国境に壁を作り、費用はメキシコ持ちなんてことが言われているが、メキシコが「仰せごもっとも」なんて承諾するはずもなく…。日本への貿易批判も的外れのことが多いようだし、こんなやり方いつまで続くのか。報道官すらもトランプ氏の虚言に追従するようなら、もう普通なら「終わってる」ではないか。お願いだから、日本政府も日本企業も安易に追従せず、冷静に対応してください。くれぐれも、共倒れにならないようにと願います。そのほかにも、文科省の「天下り問題」や、沖縄副知事(前)の県教委への口利きニュースなど、昔からの慣習(?)が、まだあちこちで生きているんだなと痛感。国や県レベルでやっていることは、当然市町村レベルでもあるんだろう。わが町でも、私が若い頃には当然のようにそのようなことがまかり通っていた。色々批判されて、随分前から公正な試験での採用になったと言われているが、実際にそうであるかどうかは私にはわからない。ただ、市町村での採用となると、地元に生まれ育った人の方が「地元愛」が強いかもしれないし、親類縁者の目もあるので、仕事での不正への抑止力になるかもしれない。まあそれでも、地元有力者の子弟が公金横領してクビになる例もあるから、悪いことをしてしまう人には関係ないかな。
2017年01月26日
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権力、国民に取り戻す 「米国第一」 トランプ大統領演説今朝のテレビで、就任式に集まった人は25万人程度などと聞いてビックリ。昨日のニュースでは、90万人などと言っていたけど、このあまりの差はどうして!?演説は新聞で読んだけれど、「あなたがそれ言う!?」というような言葉もあり、微かな期待も打ち砕かれたという気分であった。「反トランプ」世界でデモ 就任翌日、米首都は女性大行進 北海道新聞 【ワシントン共同】トランプ 米大統領 の就任から一夜明けた米東部時間21日、トランプ氏の差別姿勢に抗議し、人権重視を訴える大規模 デモ が全米各地やフランス、オーストラリアなど世界各国で実施された。米メディアによると、首都ワシントンで行われた「女性大行進」には約50万人が参加し、世界で計数百万人が抗議に加わったとみられる。 就任直後の米大統領に対し激しい抗議活動が起きるのは極めて異例で、トランプ氏は厳しい船出となった。大規模デモは米社会の分断の深刻さも改めて浮き彫りにした。 トランプ氏は選挙中に女性のほかイスラム教徒や黒人、ヒスパニック(中南米系)らマイノリティー(少数派)への差別的な言動が問題となった。政権幹部は保守強硬派の白人男性が目立ち、市民らは人権が軽視されることを懸念している。 ワシントンのデモで市民は「女性の権利は人類の権利」「トランプを弾劾せよ」と書いたプラカードや横断幕を持ち、人権や民主主義を重視するよう訴えた。 参加者の一部はホワイトハウスに向かって「出て行け」と連呼し、トランプ氏に辞任を要求。警官らがホワイトハウス前から市民らを排除し、周辺の通行を規制した。 デモは30カ国以上で呼び掛けられた。米国では東部ボストンで12万5千人が参加し、ニューヨークやロサンゼルスなどでも行われた。これからトランプ大統領が従来の手法を進めてうまくいくはずがない。今の願いは、日本の政権が安易に尻尾を振らないでくれということだけだ。
2017年01月22日
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近年、地方自治体の施設の指定管理委託がどんどん進んでいる。これは行財政改革の一環として進められてきたので、悪いことだとは言わない。しかし、公共施設は何でもかんでも民間に指定管理委託というのはいかがなものかと思っている。わかりやすいのは図書館の指定管理委託(業務委託ではない)で、基本的に公共図書館の利用は原則無料で、いくら利用者が増えても収益が上がる施設ではない。そのことで、この数年来図書館ボランティアの一員として行政には厳しいことも言わせて貰ったりもした。でも、時代の流れにはボランティアの声はかき消され、指定管理者に運営が任されることになった。(行政は市民の意見を反映しているというが)まあ、図書館行政職員自体が指定管理になったほうが楽だと思っているように感じて、もう好きなようにしてくださいという気持ちになってしまった。最近、まちづくりや観光に関連する市民団体が、その拠点運営の管理について行政に不信感を抱いているという話を聞き、「ああ、またか」という気持ちになっている。ボランティアというものは、地域の問題に自分たちも行政と共に主体的に関わり、地方自治を支えているという気持ちが、活動の原動力の一つだ。そのことで地域が活性化し、それが自分の仕事にも反映されるという目論見があっても、基本は「地方自治の一員であり仲間」という気持ちが強い。行政が「市民との協働」を掲げるなら、以前から現在まで損得抜きで活動してきた人たちの意見に、謙虚に真摯に耳を傾けるのが大切だと思うのだが…。市民活動の拠点となる施設を作るにあたっては、ここでも出てきた「指定管理による運営」である。地方の市町村で、指定管理を受託するのは(図書館もそうであったが)力のある企業だ。つまり、そこに関わっているボランティアは、指定管理する企業のためのボランティアともなりうる。ボランティア活動の内容によっても違うが、「私たちは企業のボランティアじゃない」と思う人もいる。行政は「運営が行政直営ではなくても、責任は行政だから何も変わらない」と言うだろう。しかし、それはちょっとボランティアの気持ちに添っていないように感じる。だいたい、「民間にしかできないサービス向上につながる」なんて、自分たちの怠けを表明していることに気付かないのだろうか。そのような言い訳を聞くと、天邪鬼な私はうんざりしてしまうのだ。今回のことは、私には事情はよくわからない。しかし、某市民団体のリーダーが「市政への信頼感を失った」と言っていると聞き、私の想像は当たらずとも遠からじと思っている。市民の中に芽生えた「失望、不信」が、今後マイナスに作用しなければいいがと思っている。
2017年01月20日
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とりあえずメモのみ「こんなことでよろしいか」老兵の進軍ラッパ 佐藤 愛子∥著、集英社 「ほとけさま」白洲正子/著「江戸を騒がせた珍談、奇談、大災害」檜山 良昭/著「誰も知らない世界のことわざ」 エラ・フランシス・サンダース著/ 前田 まゆみ訳「テレジン収容所の小さな画家たち、詩人たち」―アウシュビッツに消えた15000人の小さな生命「写真記録:アウシュヴィッツ 6」野村路子∥編集構成「呪文」星野智幸/著 現代の日本社会の諸問題がてんこ盛りのような小説。正直なところ、楽しい気分になる小説ではないので、途中で読むのが息苦しくなってきた。そんな時には、気分転換のように痛快でほのぼのしたような本を読みながらやっと読了。本当に様々な日本や世界の現象を連想できる話で、この人すごいなと思う。今、このブログを書きながら、下記の記事を見つけたのでリンクしておく。 著者、星野智幸さんインタビュー
2017年01月19日
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豊洲市場の地下水、最大79倍のベンゼン検出 豊洲市場モニタリング最終調査、地下水から複数の有害物質 どうして今まで出ていなかったものまで出てきたんでしょう。もともとこの場所は昔からの埋立地だったし、その後は工場だったというから、歴史の亡霊みたいなものも湧き上がってきたりして…。これからどうなっていくんでしょう。
2017年01月16日
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昨日、若い頃に出会った人から、寒中見舞いをいただいた。心身障害児の療育指導員をしていた頃に出会った人で、娘さんはダウン症候群だった。私がその仕事をやめてからは、隣市にお住まいだったこともあり、年賀状のやりとりだけは続いていた。しかし、今年は年賀状が来なかったので、どうしたのだろうと気になっていた。お手紙によると、娘さんは昨年春から体調を崩して入院していて、年末に41歳で亡くなったのだという。初めて出会った時は、多分3歳前後だったと思う。高齢出産で生まれたNちゃんは、ダウン症候群であった。心臓疾患があり(この障害には多い)、やせっぽちでいつも紫色の唇をしていた。「3歳くらいまでしか生きられないと言われたんだけど…」というお母さんだったが、「いつまでの命かわからないから」と、いつもとても可愛い服を着せていた。待ち望んだ女の子だったからなのかもしれない。それでも、よく体調を崩して入院などもしていたと思うが、元気になって会うときにはいつもニコニコしていて、音楽が大好きで、歩けない時でも体全体でリズムをとって、全身でリズムをとっていた姿が目に浮かぶ。そうか、41歳まで頑張ったのだな…。お母さんもNちゃんも本当によく頑張ったね。そんな思いが胸の中に渦巻いた。きっと、「いつまでの命かわからないから」との思いで、ずっと在宅で介護していたのだろう。施設入所をしたという話は聞かなかったから。お母さんだって、もう80歳近くになっていると思う。Nちゃんは、亡くなる二日前までは意識もあったが、食事を受付けなくなり点滴のみで頑張ったようだが、最後は眠るように旅立ったという。きっと最後まで、子どもの頃と同じような笑顔をお母さんに見せていたのではないだろうか。お母さんに、「今まで本当にありがとう」との思いを笑顔に託して…。お母さん自身、寂しさはあるだろうが、自分が看取ることができた安堵感を抱いているのだろう。障害を持つ子を育て介護するのは、間違いなく人並み以上の苦労はあるだろう。しかし、その分だけ人並み以上の喜びや感動の経験も重ねるし、苦労ではあっても不幸とイコールではない。初めて一人で立ったとき、初めて歩いた時、初めて靴を履いて散歩した時、どれだけの感動と喜びがあっただろう。三歳までと言われた命を、41歳まで支えたという誇りや喜びは、健康な子を持つ親には決して味わうことができないだろう。あの当時に出会った重い障害を持つ親の願いは、「子どもを私の手で見送りたい」ということだった。使命感で生きてきたであろうお母さんが、これからガックリとならなければいいと思う。Nちゃん、本当によく頑張りました。そちらの世界には、あの頃一緒に遊んだお友達もいるはずだから、きっと寂しくはないよね。これからは、お母さんをしっかり見守ってあげてくださいね。
2017年01月14日
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「アウシュヴィッツの図書係」―スペイン語翻訳者 宇野和美のページ―『アウシュヴィッツの図書係』久々に心が揺さぶられる本を読んだ。アウシュヴィッツ収容所の中での実話をもとにしたフィクションだというけれど、地獄のような収容所の中でも心を壊さずに生き抜いた少女の姿に、人間が本当に多様な可能性を秘めた存在なのだとあらためて教えられた気がする。そして、ボロボロの8冊の本が少女にとっては希望や夢、未知への扉であったと同様、この本は私にとって「アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所の三十一号棟」への扉となり、主人公ディタとともに様々な感情を共有していた。本というものの意味を、あらためて感じることになった。この本で紹介されている何冊かを、早速図書館に予約申し込みをしている。この収容所から生還した人たちが住んでいるイスラエルという国のことを思う。あのような体験をした人たちが、「安心して暮らせる自分の国」を死守しようという気持ちは理解できる。しかし、イスラエルとパレスチナの関係や、周辺のアラブ諸国の紛争との関係など、私にはなかなか理解できないことが多いのだが、報復の連鎖が続く限り、どの立場の人(庶民)でも願っている「平和の実現」はありえないだろう。今朝のテレビニュースでは、トランプ次期大統領の記者会見の様子が流れていた。ロシア、中国、アメリカという大国のリーダーの動向は、世界の動きに大きく影響を与えているのは事実。日本はその中で、今までどおりのスタンスでいいのだろうか。ちょっと話がずれてしまったが、今年の私の「おすすめの本」の一冊になるだろう。
2017年01月12日
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今朝のテレビで、第74回ゴールデングローブ賞。功労賞に当たるセシル・B・デミル賞を受賞した、大女優メリル・ストリープのスピーチのことを知った。メリル・ストリープ、怒りのスピーチ全文公開。ゴールデングローブ会場が総立ちとても感動したので、スピーチ全文の邦訳をコピーしておく。このスピーチに、次の米大統領になる人がツイートしているようだが、あまりにも人間としての品位や格が違うので触れないことにしよう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(全員総立ちで壇上に上がるメリル・ストリープに拍手) 本当にありがとうございます、本当に、ありがとう。皆さま、どうぞおかけください。ありがとう。皆さんを愛しています。今声が殆ど叫びになり、週末の悲嘆になってしまっております。ごめんなさい。それに今年の初め、私は茫然自失状態になってしまっておりますので、これからスピーチは原稿を読ませていただくことにしますね。私はニュージャージー州に生まれ育ち、公立学校に通っていました。ヴィオラ・デイヴィスはサウスカロライナ州のシェアクロッパー(公益分作人、黒人奴隷形態の一種)の小屋で生まれ、ロングアイランド州のセントラルフォールズで育ちました。サラ・ポールソンはブルックリンでシングルマザーの手によって育てられました。サラ・ジェシカ・パーカーはオハイオ州出身で、7人か8人きょうだいのうちのひとりです。エイミー・アダムスはイタリアで生まれました。ナタリー・ポートマンが生まれたのはエルサレムです。彼らの出生証明書はどこにあるのでしょう? そして美しいルース・ネッガはエチオピアで生まれ育ち-いえ、アイルランドで育ちました。私はそうだと信じているのですが。そして今日ここに、彼女はヴァージニア州の小さな町の女性を演じてノミネートされ、この場にいます。ライアン・ゴズリングは、他のすべて一番心優しきひとたち同様、カナダ人です。そしてデヴ・パテルはケニヤで生まれ、ロンドンで育ち、タスマニアで育ったインド人を演じたことで今日この場にいます。ハリウッドにはアウトサイダーたちと外国人たちがそこらじゅうにいます。もし彼らを追い出そうとしたならば、フットボールと統合格闘技の試合ぐらいしか見るものがなくなってしまうでしょう。残念ながらそれらは芸術ではありません。もう時間がないみたいなんですけど続けますね。俳優にとってただひとつの仕事とは、自分たちとは違う人々の人生を生き、それがどんな感じなのか見る人々に感じてもらう、それだけなのです。そして今年は、本当にその仕事をした、息をのむような力強いパフォーマンスが沢山生まれました。今年、あるひとつのパフォーマンスに私は呆然としました。そのパフォーマンスは私の心に沈み込み、とりついて離れませんでした。それが良かったからではありません。そのパフォーマンスに良かった点などひとつもありません。ですが、それは非常に効果的で、とくにこの仕事に対して影響を及ぼしました。そのパフォーマンスは意図的に観衆を歯を見せて笑わせるように作られていました。それはある人物が(何かの障害で)不自由なレポーターに取って代わり、彼が自分の特権や力において遥かに勝り、その相手に対して戦いを挑むことにも勝っていると思っている人物がこの国で最も尊敬されるべき椅子に座るように言われた瞬間です。それを見た瞬間、私の心の中で何か壊れたような気がしました。そのことは未だに私の頭から離れません。何故なら、それは映画の中でなく、現実世界で起こったことだからです。 そしてこの、人に屈辱を与えるという本能、それは公的な立場で非常に強大な力を持つ人物によって行使された時に、すべての人の人生に影響を及ぼします。なぜなら、それは権力者がそうすることによって、他のひとたちも同じ事をしてもいいという許可を与えるようなものだからです。人を軽視し、無礼なふるまいは同じことを招きます。暴力は暴力のを招きます。もし権力者たちがその地位を使って弱いものいじめをするなら、私たちは皆負けるのです。これは報道関係の皆様にも言えることです。私たちには責任を持ってすべての非道な行為について譴責する、主義原則に基づいた報道機関が必要です。なぜなら報道の自由こそ、我々の建国者がこの国の憲法に鎮座させている原則のひとつだからです。ですから、私は有名で、富裕なハリウッド外国人記者協会、そして私たちのコミュニティの全員にジャーナリストを守るための委員会をサポートしすることに協力してくださるようお願いいたします。なぜならこれからの未来に向けて、それが必要になるからなのです。そして、彼らにとっても、真実を守るものとして、私たちを必要とするでしょうから。もうひとつ申し上げたいことがあります。ある時、私はセットで何かについて泣き言を言っていたことがありました。次の食事まで働きどおしか、撮影が長時間すぎるとか、そういったようなことです。その時、トミー・リー・ジョーンズが私にこう言いました。「これは実に特権的なことだと思わないかい、メリル。ただ俳優であればいいなんて」。 ええ、本当にその通りです。そして私たちはお互いにその特権と共感を演じるという責任を常に思い出させなければならないのです。私たちはハリウッドで働くことができる名誉について、深く誇りを持たねばならないのです。私の友人であり、つい最近この惑星から旅立った、いとしいレイア姫が私に言ったことがあります。「心が壊れたなら、それを芸術へと作り替えなさい」と。 ありがとうございました。
2017年01月10日
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「一年の計は元旦にあり」と言うけれど、もう七草粥の日になってしまいました。何年か前までは、年が明けるときに「今年は〇〇をやってみようかな」なんて思ったこともあるけれど、今となっては何も継続しているものがない…まあ、昔から「三日坊主」のタチでしたから、それも当然かも。そんな私でも、本気でやりたいと思った時には続けられるんだと実感したのが、「通信教育での学び」だった。また、卒業の少し前から始めたボランティア活動も続いている。それも、あと数年で20年もたってしまうので、これをどのように卒業するかというのがここ数年考えていることだ。まあ、考えなくても私が病気で倒れたりしたら簡単に卒業できるのだが、できれば元気なままで卒業することが私の心からの願いなのだ。(それには、色々な理由がある)「高齢者の定義」が65歳から75歳に引き上げられる提案がされたようだが、確かに現代の65歳はまだまだ元気な人が多いし、高齢者と呼ばれたくない人も多いのだろう。私自身は何歳で高齢者と呼ばれようがどうでもいいのだけど、このニュースですぐに思ったのは、「年金受給年齢の引き上げ」への布石ではないかということ。働ける人は働いていいのだけど、60歳を超えた老化や病気などは個人差が大きく、働けない人が増えるのも事実なので、年金受給年齢は変えないで欲しい。私は、60歳前後から「抱負」を考えても長続きしないことはよーくわかったので、もう「抱負」なんて言葉を使わないことにしようというのが今後の抱負。そのかわり、「今年やったほうがいいこと」は密かに決めようかな。それすらも三日坊主になりそうだから、あくまでも「密かに」である。(すでに逃げの体制になってる…)
2017年01月07日
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昨年の12月始めに出産した姪が、2月から職場復帰するということを妹からの電話で知り、びっくりした。私が子育てをした時代ならいざしらず、「子育て支援の重要性」が叫ばれている現代で、きっちり産後休暇だけで職場復帰させるなんてと思ったのだ。さらに詳しく聞くと、姪は現在の職場に転職してすぐに妊娠したため、育児休暇をもらえないのだという。(結婚後何年もたつのだが今まで妊娠しなかったので、姪夫婦も転職直後の妊娠に驚き慌てたらしい)幸い近くの保育園の入園が決まったため、父親が二ヶ月間の育児休暇を取ることにしたのだとか。専業主婦で子育てをした妹は心配そうだけれど、私はそれを聞いて心から「良かったねえ」と喜んでいる。まだ6ヶ月未満の乳児を預かってくれる保育園が、住んでいる場所の近くに見つかったこと。父親が育休を取って妻を支えようとしていること。母親が子育てと仕事を両立しようとしていること。そして、祖母である妹がなにかあれば助っ人になろうと決意していること。そして何より、赤ちゃんがとても元気で育てやすいらしいこと。母乳がよく出ているので、今のところ母乳だけでどんどん育っているらしい。これだけ条件が揃っていたら、きっと大丈夫と心から思うのだ。私自身も6ヶ月から長男を保育園に預けて働いていたから、仕事と育児の両立の大変さはよくわかる。丈夫な赤ちゃんでも、保育園に預けると三歳くらいまでは毎月のように熱を出すかもしれない。病気にもなるだろうし、子どもなりのストレスからの体調の変化もあるかもしれない。それでも、それを一つ一つ乗り越えながら人として育ってゆくのだ。関わる大人たちがいつも愛情たっぷりに接していたら、母親が接する時間が少なくても大丈夫と確信している。こう書いていて、自分の子育ての時代を思い出す。私は仕事を続けたかったし、結婚の条件が「仕事を続けること」だった。しかし、当時の「三歳児神話」に少し怯えていた私は、「もしもこの子達に問題があったら、私のせいだ」と思っていたし、その分だけ気を張って、心にゆとりがないまま育てていたと思う。当時の保育園の保母さんにも、「お母さんの代わりはいないからね」とか、「こんなに小さいのに預けられてかわいそうね」なんて、今から思うと許せない言葉をかけられ、必死に涙をこらえた日もあった。あのゆとりのない時期に、「お母さん、心配しなくていいよ。帰ったらしっかり抱いてあげればいいんだから」と言ってもらえたら、どれほど私は気持ちが楽になったことだろうと思う。幸いに、夫は子どもたちを可愛がってくれる人だったから、帰宅して夫が帰ってきたら、私は炊事洗濯に髪振り乱してもいられた。子どもたちを寝かしつけるのは私の役目になっていて、いつも疲れている私は昔話をしながら自分が先に寝てしまい、「おかあさーん、おきてー」と子どもたちに起こされたり、一緒に眠りこけてしまい、夜中に起き出してお風呂に入ったり洗顔したりしたことも多かった。子育てや家事は私の仕事で、夫には手伝ってもらえたらありがたいという感覚だったし、そもそも育児休暇なんて無きに等しかったと思う。だから、「父親が育児休暇を取るんだって」という言葉には、心から嬉しく思ったし、かつ羨ましく思う。どんなに協力し合っても、楽な子育てはないし、悩みや苦労は多いと思う。それでも、子育てをする中で学ぶことや喜びは多い。いつか姪に会う機会が会った時には、心からのエールを送りたいと思う。私も必要があれば「サブばあちゃん」として助っ人するよ。
2017年01月06日
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1月4日の楽天ニューストピックス「お金」で解決するしかない日本警察「ネズミ捕り」に法的問題は日本人留学生に「代償をはらえ」米報道、安倍政権に極めて批判的9人の女に愛された異色の悪党日本人女子大生不明で国際手配昼間の暖かさに騙されないで民主主義が生んだヒトラー独裁今年は良いニュースが増えるといいけれど…
2017年01月04日
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2017年となりました。この三が日は、穏やかな天候のお正月でした。例年通り、年末30日のお餅つきから始まった年末年始でしたが、孫たちがいるおかげで一年が経過したことを感じることができました。そうでなければ、一昨年のことと昨日のこととが混乱してしまうような私たちです。世界や日本社会のことを考えると不安になってしまうのですが、まずは自分自身が穏やかに新年を迎えられたことを感謝しなくてはなりませんね。今年もマイペースにブログをつづけていくつもりですので、どうぞよろしくお願いします。皆様にとって、今年が良い年になりますように。
2017年01月03日
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