2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全23件 (23件中 1-23件目)
1
![]()
米澤穂信『氷菓』を読み終えました。 氷菓いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ登場!第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞。 私の買った文庫版の表紙は、校舎の階段のイメージフォトです。私にも高校生時代があったわけですが・・・あのころは本当に、毎日こういう階段を、何度も上ったり下りたりしていたものです。身体を動かすのが嫌いで、少しでも楽なルートで・・・と思いながら、友人を捜して、何か面白いことを求めて、あるいは移動教室で、学校の中をよく歩きました。私の通った高校は、戦前には大学の校舎として使われていたそうで、私の在学していた当時すでに、不具合箇所の修繕をしようにも設計図が残されていないという代物でした。窓はサッシではなかったし、校舎の端は妙に暗くて、文化祭前などに遅くまで残って作業していると、皆の頭の上をバサバサバサッと飛んでいくものがあります。「あ、蝙蝠!」「また出た!」そんな声を上げながら、「どこにいるんだろうね、昼間は?」と調べるでもなく文化祭の準備をしていたものです。古い建物にはあちこちに傷や塗装しなおした跡が残っていましたが、中に、何か大きく文字が書かれた跡を、白ペンキで塗りつぶしたところがあったのを覚えています。教師に尋ねるのはタブーとされていたそれは、語り継がれていたところによれば、安保闘争で大学に嵐が吹き荒れていた時代、我が高校も同じくして学園紛争していたという・・・当時袋叩きになったという噂の先生もおられました。・・・そんなことを、とてもリアルに思い出すきっかけになった一冊でした。「省エネ」を信条にする主人公・奉太郎は「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に」がモットー。部活に、勉強に、恋愛に、熱い高校生活を送っている級友たちを尻目に、俺の毎日は色に例えるなら灰色だな、と言ってのけます。思い出すのは同じ作者の別シリーズ、「小市民」をモットーにする高校生・小鳩君です。ただ、小鳩君が自分の力を知っていてそれを使うことで身の回りのバランスが崩れるのを怖れ、努めて避けようとしているのに対して、奉太郎は、未だ自分の持てるものを知りません。自分が何を求めるのか、どうするのが好きなのかにも気付いていないようです。それなのに自意識ばかりが強い・・・高校生にありがちな迷いや焦りがうまく描かれていると思いました。姉の強い勧めで入部した廃部寸前の古典部で、幽霊部員を決め込もうとしていたはずが、奉太郎の毎日は思わぬ方向へ進んでいきます。個性豊かな仲間と出会い、身近な謎を解き、古典部の文集のバックナンバーを探すことから、学校の封印されていた歴史を紐解いてゆくのです。短編仕立てになった一つ一つのミステリーは、それほど捻ったものではなく、楽についてゆくことができました。とは言え、日常の謎のせせらぎから次第に大きな流れになってゆく物語は、高校生たちが次第にかかわりを深め、省エネだったはずの奉太郎が自分でも気付かず興奮してゆく様とあわせて、一気に読ませてくれる面白さでした。本著タイトルの『氷菓』は、古典部の伝統的文集のタイトルでもあります。その命名の謎も、奉太郎たちはさぐるのですが・・・そういえば。私は、高校生のころ、当時デビューした榊原郁恵ちゃんに似ているとよく言われていました。そんなことも思い出しました。ヒットしていた郁恵ちゃんの『夏のお嬢さん』が、読み始めたころからずっと私の頭の中で鳴っています。♪夏のお嬢さん♪ビキニがとっても似合うよ!刺激的さ~クラクラしちゃう~♪アイスクリーム!ユースクリーム!好きさ!!(読まれた方にだけ、わかるオチでした)続編『愚者のエンドロール』をすぐに読もうとしていたところ、図書館に予約してあった本の順番が来たので、ちょっとお預けになりました。その本は・・・とても楽しみに待っていた本です。「シーズン開幕のあるスポーツ」をテーマにした今話題のベストセラー!お正月前に手にすることができて、良かった☆
2006.10.31
コメント(8)
「そろそろ伸びすぎだ、散髪に行かないと」「週末は散髪に行ってくる」うるさかったパパ。カット、じゃなくて『散髪』ですから!そうなんです、記憶にある限り(おそらく生まれてこのかた)床屋さんでしか髪を切ったことがない!昔はね、そりゃ、美容院は女の人の行くところ。オトコは床屋!でした。顔剃もしてもらえるしね。でも、このごろ、美容院に私が行ったとき見ているとお客さんの3~4人に一人は男性なのね。若い人が多いけど。それで、思っていたんですね。いちどパパも美容院で切ってもらえばいいのに!床屋さんといっても色々なのかもしれませんが、私の知る限り、床屋で「散髪」をしてくるとですね、特に中年男性の場合、「ここはどのくらいの短さで、ここで分けて、ここは何ミリくらいに刈り上げて」と注文して、床屋は、その人の頭の形髪の量・太さ髪の毛の癖そして、ファッションなどに全くかかわりなく、言われたとおりにただ切ってよこす!だからいつも同じ形の頭になり・・・私が心中名付けていたのはレゴあたまレゴ・ブロックやダイヤ・ブロックに、お人形がついてますよね。あのお人形は、手足はもちろん、頭髪部分も外して組み替えることができるようになっています。その、頭髪を思い出すの。いつも同じのを、ヨイショ!とはめたようで・・・おしゃれで高級な床屋さんだとそうはならないのでしょうけど・・・それからもうひとつ。ガンを床屋に連れて行って知ったのですが(これも安めの店ばかりだからなのかもしれないけど)、切った後シャンプーするのはいいんだけど、すすがないでいきなり、チューッとシャンプー液かけるのね!それで、座ったままゴシゴシ泡立てて、ね!キューティクルは?切り落とされた細かい髪は?と思ううち、ぐーっと上体前かがみにして洗面台に頭をつっこみ・・・流す!!顔にかぶるではないか?それを気にしないのが男、ってこと?(ですので、このところガンは美容院に連れてってます。私の行くのとは違う、これも安めのところなのだけど、私の注文する「シャギー」って言葉をちゃんと理解してくれるので!)おまけにうちのパパは、「後ろ刈り上げ」にこだわり、あまりにも強く注文するようで、切りたてのうちは、首の上の頭部の肉というか皮膚というか、それが段々になっているのが、短い頭髪越しに見えるのである本人は「気にならん!」・・・そりゃ、自分じゃ見えないからいいでしょうけど、私もポンもガンも「あーまた段々が見えるー!かっこわるいー!」それでも「刈上げとはこういうものだっ!」そんなパパなので、これまで数年のお誘いにも首を縦に振らなかったのですが、3人で口々に「ああいうヘアスタイルにすれば?」テレビを見ては波状攻撃。機嫌のよい折を見計らって「私の行ってるところの、ご紹介クーポンがあるのよ」でやっと「予約してくれて付いてきてくれて注文の説明もしてくれるんなら」ボク、何歳?(笑)というわけで、週末に行ってまいりました。向かう道中キンチョウのパパ「切ってる間、ママは何してんの?」「本でも読んでる」「・・・よかった・・・買い物でも行かれたらどうしようかと」ボク、何歳っ?(爆)お店に着き、席に案内されて、担当者がご挨拶(パパさらにキンチョウ)「今回、どのようにいたしましょうか?」パパ、すさまじい目配せバチバチ美容院が初めてで、床屋さんでいつも『レゴあたま』(とは言わなかったけど)になってしまうので、少しおしゃれ~に切ってほしい、と伝え(ったく小学生か?)、そのあとは自分で「このあたりはこのぐらいの長さが良くて~」などと言っていましたが「本日は、シャンプーはどうなさいますか?」で、再び目配せバリバリ立ち上がってシャンプー台まで行くのに、まるで面接試験にでも向かうかのようにガチガチ(笑)カットは奥の方の席だったので、その後の様子は不明。でも、出来上がって出てきたら、ほーら!若くなったじゃない!!!本人も嬉しかったようで、店を出るや否や「ワックス買いに行くぞ行くぞ」「美容院て最初と最後と2回シャンプー台で流してくれるのね、いつもこんな、してもらってるの?」とか「前掛けをさー、切る前に持って来て、なかなか止めてくれないなぁと思ってたら『手を通してください』って言われちゃって!手が出るのな!あんなの初めて!」とか「切ってる間何かおしゃべりした?」と聞くと「だって話しかけてくるからさ~・・・床屋は顔剃がキモチイイですよね、とか、シャンプーが前かがみでびしょびしょになる、とか・・・」まぁ、楽しかったようで何より。それにしてもまぁ、その後は後で、ワックスは一日のいつ着けるのがいいか、とか、とかし方がわからん、とか、この前髪の垂れてくるのが気になる、とか、うるさいうるさい。中学生か?
2006.10.30
コメント(4)
![]()
アイスクリームに目がない、とくにバニラが大好き!というあなたが、偶然クーポン券を手に入れたとします。ハーゲンダッツの売り場で5カップ、好きなものをプレゼント!全部バニラにします?ストロベリーも捨てがたいし、新発売のアフォガードも美味しそうよ。例えばの話ですけどね ( ̄¬ ̄) 私はやっぱり、色々な味のものを選んでしまうと思います。なんて話をしたのも、5つのフレーバーのアイスクリームを楽しんだ・・・読み終えてそんな気がした短編集だったので。 林真紅郎と五つの謎林真紅郎、元法医学者。愛妻を事故で亡くしたのを契機に、勤務先の大学を辞し、35歳の若さで「隠居」生活に入った。そんなある日、12歳の姪と行ったコンサートで事件は起きた。ステージ上のマジックで消えた女性が、トイレの個室で殴打された姿で発見される(「いちばん奥の個室」)。バラバラの謎が真紅郎の脳裏でシンクロするとき、一挙に“事件”は解決する!本格推理の傑作。 (先日の、カリスマ書店員さんに見つけてもらった本です。)「いちばん奥の密室」主人公の真紅郎が姪の仁美ちゃんに付き添ってアイドルグループのコンサートに行った席で出くわす密室殺人。「ひいらぎ駅の怪事件」風雨の強いある夕方、たたずむ人を見わたせるほどの混み具合の駅で、若い女の子のカメラが置いてあった手提げから消えた。その中の誰かが盗ったのか?「陽炎のように」学生時代の友人が妻を亡くしたという。夏の盛り、級友と葬儀に出かけた真紅郎は不思議な体験をする。死者の魂が身の回りをさまよっているのか? 彼女はひょっとして、春先から話題になっていた未解決の「手切り魔」事件と関係があったのか?「過去から来た信号」幼馴染に偶然再会した真紅郎。彼から、自分が小学生の頃、暗号づくりに夢中だったことを聞かされる。そういえば、第3の仮名五十音を作った記憶がある。彼が見せてくれたのは昔自分がその仮名で書いた年賀状。五十音表はみつからない・・・そこには何が書かれているのか?「雪とボウガンのパズル」雪の朝、散歩の途中に出会った知り合いの学生と、彼が住むアパートの前まで来たところ、庭にボウガンで射られた死体が。真紅郎は、その歳まだ35歳。かつて法医学者をしていたのですが、愛妻の死をきっかけに退職して現在無職。おばさんとしては、もったいない!と思いながらも、この子、それまで一直線に真理の追究のみを求めていたなんて、少し鬱になって人生の小休止なのかしら、とも思えます。そんな真紅郎なので、事件に出会うと、自ずから推理せずにはいられない・・・その名も「シンクロ推理」といいます。彼の脳裏には、今回の事件に見られた大小さまざまな謎が、複雑な波形を描いて見えていた。しかしそれは複数の波が重なってできたもので、うまく分割しさえすれば、ここの物事は意外と単純な形に帰するものだ。・・・あらゆるバリエーションを見渡せば、中には必ず、事件の謎と見事にシンクロするものが現れる。そしてそれこそが真実なのであった。二つの波がシンクロする・・・シンクロする・・・そして重なった!こんな具合です。最初に読んだときには「は?」と思いました(笑)アニメの探偵が見得を切るシーンそのもののようで。ちょっと馴染めない感があったのですが、5編読むうちに慣れてしまいました(爆)法医学者だったということで、警察にもある程度の顔が利く真紅郎ではありますが、積極的に捜査をし、困ったときには伝家の宝刀という浅見光彦系の探偵ではありません。むしろ、その場に居合わせながらただ状況から推理する、という安楽椅子探偵に近いものがあります。しかも、決定的に他の探偵とは違うのが、「彼が推理しなかったとしても、事件は変わらず解決する?」という結末になっている話が多いこと。また、中にはその推理がてんで的を外れていた・・・というものもあるのです。ただ、彼が推理をすることで、思いもよらない<別の>解決を生むこともあるのでした。1篇目では、その推理のクライマックスシーンのキメ描写(↑)といい、それから(細かな話ですが)文中の句読点のうち方といい、正直なところちょっと読みにくい印象でした。読んでいてどう呼吸を合わせればいいのか戸惑う感があったのです。ところが、その解決編が予想外の物であったために、楽しくなってしまったというところです。いつの間にか句読点のリズムも気にならなくなっており・・・(これはパラパラと見返してみても、1篇目に限って妙に句点が多いようですね)一番面白いと思ったのは、暗号モノの4篇目。「ナンクロ」というパズルをご存知でしょうか。クロスワードと同じような表があり、全てのマスに番号が振られています。一つの番号に一つの文字が対応しています。クロスワードと違ってタテヨコのキーはなく、この番号の繰り返しから、文字を当ててゆくパズルです。楽しいのよ。それと同じような推理行程で話が進みます。つい、なるほど~とつられて行くと・・・おっとっと、なのですが、ハッピーな結末が用意されているし、最後に添えられた「見つけられた五十音表」で年賀状の文章を読んでみると、笑わずにはいられないというオマケつきです。最も探偵小説ぽいのは5篇目でしょうか。バニラ味、本格ものです。結論が、少しばかりやりきれない余韻をもたらします。ではオススメのアフォガード味がどれか、というと、3篇目かもしれません。不気味な猟奇殺人の推理と並行して、夏の日の昼下がり、ふっと背筋に冷や汗が伝うような体験・・・それが・・・本格的な安楽椅子探偵の事件推理と並行して、日常の謎系の推理も楽しめる、2度美味しい作品でした。どの話も「たまたま、こうなったまでのこと」といったタッチになっており、(くどいようですが)キメのシーンが漫画的であるのとも相俟って、軽く読むことのできる短編集でした。それでも味わいはなかなかに本格です。続きが読んでみたいものですが、そのときには真紅郎に復職していてもらいたい気がします。
2006.10.27
コメント(6)
全国の高校で、3年生が科目履修不足だったというニュース。校長が集会で謝罪する場面など報道されていましたが、同じ高3の子を持つ身としては、あの子達がどれほど動揺しているだろうと思わずにはいられません。高校の科目は本当に複雑で、学校から説明を受けて、プリントを何回見てもよくわからないもの。自分の子供が一度通過した道ではありますが、たとえばガンの学校説明会に行って、高校カリキュラムに話が及ぶとき、単位数の表を見ても情けないことによくわからない・・・一番複雑なのはやはり今回話題の社会でしょうか。そこに加えて、大学受験では、同じ学部学科でも大学によって試験科目が違ってきます。センター試験ですと、今は旧課程の学生もまざっているので、「数学」のようなシンプルな教科(理科のように何分野も無い)でさえ、いくつかの科目名があります。問題は一斉に全種類が配布されるので、選び間違うとそこで2次試験の受験資格を失い一年を棒に振ってしまいます。また、社会も、理系の学部でも、「地理」「歴史」「公民」各分野のうち、どこから選択しなければならないか指定のある学校もあります。ポンは、理系の学部に進学希望しています。センターで受験する社会の試験科目も決めて、準備しているハズ。昨日も問題集を一冊買わされたし。学校でも、卒業に必要な単位はとれているはず、です。多分。ただ、頭の中にどれだけ入っているかというと・・・???もともとN塾に通っているときから社会を苦手にしていたポンではありました。結局それはいつまで続いたかというと・・・現在進行形・ingです。6年間はあっという間です。三つ子の魂百まで、と言いますが。教科の好き嫌い、あまり変わらずそのまんまでした。ガン 「生産高の高い都道府県、レタスが、ええと、長野で、キャベツが群馬。これさぁ、よくごっちゃになっちゃうんだよね~」社会の地理分野です。基本的でしかもかなり重要な箇所です。しっかり覚えたはずなんだけど?時々紛らわしくなるらしい。長野と群馬。たしかに近いけどね・・・ポン 「水兵リーベ僕の船、みたいにさぁ、」元素周期表ですな。「語呂合わせで覚えれば? 私いっつも、そうやってるよ、社会は。」だからすぐに忘れるんだねぇ?「レタスが?長野? キャベツが群馬? だったら、レタナガ・キャベグン・・・うーんと・・・ナガレタ・グンキャベ?お、『流れたキャベグン』どお? キャベグンっていう生き物が流れてくところを思い浮かべて!」「・・・(- -;) そのうち、参考に、させていただく、かもしれないし、ってかもう覚えたからいい、いいってば」「ンなこと言わずに想像してみろって!ま、これでもう、お姉ちゃんも負けないよ!レタスとキャベツの産地ばっちりだもんね。」負けないって何がかね? トホホ「ってかさあ、だいたい、紛らわしくない?レタスとキャベツ、そのものが!置いてあったら、普通わからなくない?」わかるがな!「わからないって!どっちも、生でマヨネーズつけて食べるじゃん?黄緑色で、葉っぱで、芯のとこが白くて硬くてまずくてぇ、丸いじゃん、もとの顔が。そっくりじゃん。並んで置いてあったらちょっと、わかんない。ってか、ちょっと、ちょっとちょっと!だし!アハ!」ええっ (;゚Д゚)「あー、似てる似てる(笑)」えええっ (((;゚Д゚)))「あ!もう1個わかんないのがある。白菜も似てるよね!」il||li _| ̄|○ il||li三つ子の魂・・・というか、おまえら三歳児そのまんま!
2006.10.26
コメント(4)
今日は午前中で時間割の引けたポンと落ち合い、受験出願用の写真を撮りに行きました。ガンの出願写真はN塾に出張撮影があります。ポンも先日K塾でそうした機会があったのですが、「まだ夏服だし」「書類に、出願の3ヶ月以内に撮影されたものってあるのにまだ早すぎる」などと言い、結局こうして出向いてくることになりました。高3だし、一人で行ってくれてもいいようなものですが、やっぱり付き添いたかったし、ショットを選ぶのにも口を出したかったので!写真館はとあるデパートのスタジオです。我が家近くのN塾に出張撮影してくれるのもここで、ポンも6年前、撮っていただきました。それがまあ、いい写真だったんです。我が子ながら、キリリとしまった表情で、いかにも賢そうな?勉強好きそうな?いい顔に撮れてました。聞くところによれば、修正してくださるようなんですね!ともあれ、その写真で当時、良い結果を出した親子にすれば、あの夢を再び!半ばゲンを担ぐような気分で、(今回は割引も何もなかったわけですけど)そこで撮って貰うことにしたわけです。柔らかなタッチの仕上がりになるフィルム撮影もあるそうですが白黒のみ。本人がカラーを希望していたこともあり、デジタル撮影にしました。スタジオでプロのカメラマンにとって貰うことなど殆どしないので、撮影前は2人で大騒ぎ。デパートの洗面所で「リボン、曲がってるわよ。直すね。」「え~っ、どうしてこんなにキュッと結んじゃうのさ?」「きちんとしてていいかと思って」「変だって。こんなにしてる人、いないから(笑)」「髪の毛もとかして。ほら。」「こんな感じでよし、と」「ちょっと・・・ここ。ちゃんと梳かしなさい、分け目がぐちゃぐちゃよ?」「やーめーてぇ!きっぱり分けると変です、って昨日ノンノに書いてあったぁ!」「スカートの裾、もっと下げて!」「写らないって!」スタジオで申し込みをしたあと、もう一度化粧スペースで身づくろいを直す時間があったのですが、緊張したかポン、笑いが止まらなくなり・・・チェシャ猫のように笑う!スタジオには私も一緒に入らせてもらえました。光を調節し、レフ版も使って顔に陰ができないようにして、撮影です。緊張したすまし顔から、少し微笑んで表情をつけていき、口元を変化させながら全部で9ショット撮りました。そのあとモニタ画面で写真にするものを選びます。どどどどっと、分割された画面にポンが並んで、KAT-TUNのジャケットのよう(笑)硬い表情のもの、エクボのでたもの、いろいろあって、どれも捨てがたいものがありました(親バカですな)何とか2枚に候補をしぼったのですが、そのあとが悩みまくりでした。1枚は真面目な表情でカメラを見据えているもの。もう1枚は口角を上げて少し微笑んでいます。1枚目は、キリッとして見えて好きでした。でももう1枚も、やや大人びた余裕のある表情です。ポンはどうも2枚目を気に入っているようでした。でも、受験に向けてそれを選ぶのが良いのか、迷いがあるようではっきりとは言いません。カメラマンのお兄さんは、2枚目を勧めてくれました。柔らかな感じがするので、女の子の写真には良いのではないかと。男の子なら、きりっとしたほうを好む人も多いのですが、ということでした。どちらでも、というか、どっちもいい!という気持ちで決めかねていた私は、結局その言葉で(私が1枚目に投票してもこの場は多数決2対1だし、と思い)2枚目をプリントしてもらうことにしました。しかし・・・帰りの電車に揺られながら、やっぱり1枚目が良かったか・・・高校生らしい、というか、今しかしないような顔だったよね・・・と思うことしきり。写真一つで、こうも迷います。くたびれるわけです、受験生の母。夕方はガンと一緒にインフルエンザの予防接種に行ってきました。針を刺すときも注射している間も、全然痛くなかったのですが、今になって左腕がひどく重いです。さらに、久々にいきものがかりの仕事もしました。お風呂に入ろうとしたら、クモがいたんです。ピョンピョン跳ねる小さいクモじゃありませんよ。茶色ぽくてしましまがあったりする、総身長8センチぐらいのクモです。(もう驚かん!) (過去の記事こちら)声も出さず、手近にあったコロコロカーペットクリーナーで薙刀の如く一突き!コロコロテープのところで一発にて仕留めました。声も出さず、テープをはがしてゴミ箱に。クールです、いきものがかり。そんなこんなで、実りのあったようななかったような、バタバタとした一日でした
2006.10.25
コメント(10)
昨日から急に冷え込んできました。夜中の風雨はすさまじい音でした。明け方うつらうつらとしながら音を聞いて、これは、学校も休校になるか・・・しかし、私は雨風ついても行かねばならぬ~と思ったりしていました。今日は今シーズン3校目になる説明会だったのです。風雨の方は次第に収まり、学校がお休みになることもありませんでした。そして、私が家を出るころには雲の隙間に青空までのぞきました。ついています!学校をお訪ねする朝、いいことがあると、このあともいいことが待っているような気がします。なぁんて、そんな小さなことにも縋りたくなる私であります。電車の窓から見える、木々の茂る小さな丘ひとつがキャンパスになっている学校です。校門から校舎にいたる上り坂では、雨に洗われた梢の葉が風に揺れていました。ちょっと冷たい風も、身が引き締まるようで気持ちよく感じられました。校長のお話では、「子育てにはマニュアルも特効薬もない。促成栽培もないのです。じっくり待ち、育てることこそが教育になるのです」と昨日のりんこ本にもあった言葉が。校長のお話だけで学校の全てを理解することはできませんが、「私学というのは独自の文化を持った場所です。それをよく理解して、我が校を好きになって、来ていただきたい」とおっしゃり、学校や教育への熱い思いを語ってくださいました。実際の子供たちの様子が、その方針に全く則っているかどうかは確かなところわからないし、これだけ情報のやり取りがされていると、どの学校についても、いい話以上に悪い噂も耳に入ります。けれど、それはどの学校でも同じこと。だったら、私はできるだけ、いいところを見て、好きになっていたいです、どの学校も。今日も校長の話された、文化祭のエピソードが印象的でした。実行委員の高校生が、終了後反省会で感極まって男泣きしたというお話。そういう、熱い学校生活を送ってほしいと思いました。説明会の最後に、今年の入試風景の記録映像上映がありました。出願風景から、入試当日、合格発表、入学予定者説明会まで・・・(この学校の説明会にいらした方は、どこかおわかりになっちゃいましたね?)非常に大勢の受験生を集める学校ですので、当日はその「町」がかなりの混雑になるようでした。驚いたのは入試終了後の解散風景。校舎前にすさまじいばかりの人数の保護者が!そこに教室ごとに先導された子供たちが出てきます。親子合わせて、約4000人だって!イメージがつかめたのはとりあえず幸いです。合格発表で、喜び合う親子。こちらの方を、イメージトレーニングにいただいて帰ることにしました。
2006.10.24
コメント(4)
![]()
「こんなちょっとの朝ごはん、さっさと食べなさいよ。ぼんやりして!」「うっせーな、俺の口は母さんのみてえにでかくないんだよっ」この程度のやり取りでは、まだ反抗期とも言えませんが(言われた後で痛くもない、かゆ~い感じがするくらいw)いずれそのときはやってきます、多分。父親に話しかけられて「・・・だったら何なんだよ?」というのは、もうやってしまったし!幼かったころとは日に日に変わっていく子供。それと同時に、「育て方って、どこかで間違った?」と思うこともある。今、この現在は、一生懸命考えて最善のことをしているはずなのに、過去のどこかで、間違っていた?そう思うときはあるものです。そんな母に向けて書かれた本を読みました。 ノープロブレム母たちはいつも子育てに悩み、苦しみ、のた打ち回っている。全国規模で最近増えている中学受験の大きな理由でもあるイジメは、そんな彼女たちにとって一番の頭痛の種。中学受験母のカリスマ相談役(?)の著者が、痛快に悩み解消法を伝授する!子育てに悩んでいるママたちへ。あの『偏差値30からの中学受験』の著者鳥居りんこが渾身の力を注いでレポートした子育ての応援本、できました。【目次】こんな親ですが、なにか。(自信がない親/構いすぎる親/信念の親/思い悩む親 ほか)/こんな子どもで、失礼します。(生意気な子/めんどくさがる子/携帯する子/根性のない子 ほか)先日感想を書いた『偏差値30からの中学受験合格記』(記事こちら)の鳥居りんこさんの新刊です。いつも本の紹介をするときに、著者の敬称でちょっと悩みます。ブログに感想を書き始めたとき、書評もどきに、というか、普通の会話文の感覚で敬称略にしてしまったのですが、あとから皆さんが著者名に「さん」つけておられるのを読んでちょっと汗・・・で、鳥居りんこさんの場合失礼ながら、本として『偏差値30からの中学受験合格記』を読むより前に、その有名なHP『湘南おばさんクラブ』に遊びに行ったのが先でした。その文章力、取材力はもちろん、私など足元にも及ばない素晴らしく楽しいHPでしたが、子育てに悩み、奮闘している姿がいかにも母親仲間、という感覚を覚えさせるものでした。だから一方的にオトモダチのような感じがしていて、つい、ブログリンクのような調子で「さん」つけてしまってました。ですが、今回のこの本を読んで、もはや「さん」ではないなと。「氏」と記すべきだな、と思いました。仲間内のエース、近所のカリスマ・ママ、といった存在から、大きくジャンプされています。それは決して、彼女が高いところに登ってしまったということではありません。子供を育てていれば、母親には悩みはつきもの。つきものながら百人百様で、答えを出す公式も共通のトラブルシューティング・マニュアルもありません。子育てに行き詰って救いを求め、教育評論家の言葉を聞いたり読んだりすれば、「なるほどね、そうなのね、私がこれまで間違っていたんだ」と納得する。でも一晩寝て覚めてみると、やっぱり我が家は昨日の話しと事情が違う気がする。百歩譲って事情が同じだったとしても、この私には、おっしゃっていたようにするのは無理だと、天啓をいただくのです。そしてまた、迷える母羊の日々。そういう愚かな私と同じような日々を、確かに自身も過ごし、そして世の殆どの母が同じ状態だとわかっているのが著者・鳥居りんこ。彼女がこの本で伝えたかったのは、「こうすればうまくいく」式の百人に共通する悩み解決法ではありません。誰でも悩む。思春期の子育てが思うようにいかない。誰でも同じ。中学生になった子供の心がわからない。でも、どの親にも共通しているのは、子供が大切で、自分よりも大事で、全身全霊で愛してるということ。だったら、ノープロブレム あなたはまちがっていないよ、と、一番言ってほしかった言葉とともに背中に手を添えてくれるような本が、本著です。まとめてしまえばこんな数行になってしまうことですが、この本の中には、著者のまわりのたくさんのエピソードが、明るい文章で紹介されています。そしてそれに対するコメントが、力強い。『偏差値30の』のときの、泣いて走って怒って叫んで、という、<隣のりんこさん>から、「そんなこともあるよ」「大丈夫だよ」どっしりと腹を据えた<りんこ師>に、まるで脱皮されたようにかわっています。本の中にある「ぶれない母」というフレーズそのままの、私たちの「お母さん」とすら呼びたくなるほどの貫禄です。評論家ではなく「お母さん」ですから、お話にとりとめがなくなってしまうのは当然かもしれません。一章ごとにつけられたタイトル、それぞれにどんな処方や結論があるのかと期待しても、そのようなものはみつかりません。けれどそこがかえって心地よく読めるのです。ここに書かれている、愚かな母は全部自分だし、困った子供も全部うちの子なんです。「母親という生き物は子供が嬉しいと無条件に嬉しいし、逆に悲しいとその倍も悲しい。我が子が頑張っている姿は限りなく応援したいし、頑張れなかったら伴走してでも付き添ってあげたいと懸命になる母もたくさんいる。『成績がいいから』とか『運動ができる』から我が子が好きなのではなく順番が逆なのだ。『我が子が大好き』だからこそ『成績』も『運動』も『芸術』も『友人関係』もみんな良い方向にと願う。」子供に受験勉強をさせるのも、人によっては「子供をブランド品に仕立てて自分がいい気分になりたいからだ」なんて言い方をされてしまいます。 でも、違うのよね。毎日声をはりあげて言い合いをしながらもこんな毎日過ごしているのは、やっぱり我が子が好きだから。そうなのよね、これでいいのよね・・・クスッと笑いながら読んでいるうち、一冊終えるときには必ず元気が出ています。すごいわ、鳥居りんこ・・・さん!
2006.10.23
コメント(8)
昨日、ガンの小学校の運動会が執り行われました。朝食時、空が不気味に掻き曇り・・・嫌な予感がしましたが、一瞬のことでした。少しずつ青空が広がって、そのあとは一日好天でした。サングラスが要ったくらい!ひところ、1学年で2クラス作るのがやっとの人数までに子供が減っていたのですが、近くに大きなマンション街ができたこともあって、学年によってはその倍近い人数の子供がいるようになりました。スヌーピーのアニメを見ていると、下校時に子供たちが静かに見えていた校舎から砂埃を上げて怒涛のように吐き出されてくるシーンがありますが、ちょっとそれを思い出しました。卒業するのに賑やかな小学校になって良かった。子供が増えたということは、保護者の数も増えたわけです。それが今年は全員立ち見で見学、ということで、どうなることかと心配していたのですが、実際は思っていたより快適でした。トラック周囲の児童席外側に、保護者エリアがロープで囲まれていたのですが、そのぎりぎりまで皆、寄ることができます。例年ですと、数家族のシート越しに覗き込むようになります。それに比べると、身体もトラックに近いし、立っているので目線も届きやすいのです。人数から予想して、もっと幾重にも人垣が巻くような感じかと思っていたのですが、競技ごとに少しずつ移動もあって、見えないということはほとんどありませんでした。もしかすると、バーゲンのタイムサービスでワゴンに突進する経験がものを言っていたのかもしれませんがそして、立ち見で何より良かったのは、会場の雰囲気です。子供たちの競技を、ぐるり大人が囲んで覗いている。見守っている、という言葉そのもののようだったのです。シートがあると、観覧している方はどうしても寛いだ空気になります。何か食べながら観戦したりして、お茶の間をそのまま校庭に持ってきたような。それが、立っていることでどうしても見ることに熱中するのです。自分の子供のいない学年の競技でも、思わず乗り出してしまう。オールスタンディングの野外ライブ! って感じでしょうか。まぁ、もちろん、くたびれましたけどね~しかも、当日は大してつらくもなくて、翌日にずしっと来る、ってやつです、中高年によくあるパターンの(笑)ガンの出場した競技ですが、徒競走も騎馬戦も、練習時の想定どおりだったらしい。徒競走の3位も、騎馬戦で帽子1個取ったあとすぐ取られるパターンだというのも、いつもと変わらずだったそうで、「ま、こんなもんっしょ」と笑っていました。何しろ頭の中はソーラン節だから!『ソーラン節』はプログラムの最後、運動会の華・選抜リレーの前に踊られました。パパがデジカメを持ち、私がビデオカメラを持ってスタンバイ。入場門にカメラを合わせます。黒いTシャツに揃えた青い上っ張りを着て、色とりどりの長い鉢巻を巻いた6年生が合図を待っています。ビデオカメラはかなりズームが利くので、肉眼よりも寄って見ることができるのですが、その集団の最前列に。四股立ちして構えているのはガンでした!太鼓の合図で走り出す。全体図も撮りたいと思いましたが、見失ったら撮り損ねてしまうので、走るガンだけを追いかけました。全員が立ち位置に並び、前かがみのポーズで音楽を待ちます。緊張した表情に力を入れて、大きく一呼吸。気合を入れたその顔を見て、空手の試合を思い出しました。小さいころはただ緊張するばかりの表情だったのが、だんだんに、コートに立つたびに目の色が変わり、少年の顔立ちになっていたこと。そうだ、私はガンの、この顔が好き! な~んて思っちゃった音楽が始まり、皆一生懸命踊っていました。照れ笑いもせず、力いっぱいでした。陣形を変えて、走る、かがむ、伸びる、回る。近い距離にいたので、ガンの掛け声がここまで届きます。ビデオカメラには収めなきゃいけないし、涙は出そうだし、アングルはずしちゃ駄目だし、全員を見たいし、でもやっぱりガンのアップ残したいし、泣いたら見えなくなっちゃうし、ガンは踊ってるし。「ヤアッ!」と最後のポーズが決まって、6年生と一緒にその母も皆「ふうっ」息をついたのではないでしょうか。周りの保護者も口々に、「かっこよかったねぇ」「すごいねぇ」「あと○年で、あんなことできるようになるのかね?」と感想を漏らしていました。その後、リレーから閉会式にかけて、ガンの姿を見つけられずに「?」だったのですが、校舎の中から保存用のビデオを撮影する放送係の仕事をしていたようです。解散後、まかせているとタラタラ帰るので即刻捕獲、ダッシュで帰宅してN塾へ。お疲れさ~ん、の一日でしたが興奮していたのか夜もなかなか寝つけなかったようです。お風呂からあがったとき、「運動会、終わっちゃったねぇ・・・」としみじみしていましたが、頭の中はまだソーラン節が鳴っていたのかもしれません。
2006.10.22
コメント(6)
「秋には運動会!」と(だいぶ前から)言っていたその運動会が明日になりました(やっと)。昨年秋の運動会は、土曜開催の予定が、下り坂の予報に朝ポツポツ・・・ときたところで順延が決定。でも6時をとうに過ぎていたのでお弁当はほぼ作成済み。大皿一杯のおいなりさんを前にがっかりしたものでした。今年は、どうやらお天気がもちそうで安心です。塾は夕方から遅刻参加の予定です今週に入ってからは、練習も毎日数時間。6年生の種目は、徒競走、騎馬戦とソーラン節です。徒競走は、障害物走とのどちらかを選択することになっています。ガンはもちろん、シンプルイズビューチフルでかけっこをする。騎馬戦は帽子取り式で、ガンは左足です。(中学入ったら、ほんまもんの騎馬戦になりますね。しかも志望校の運動会では上半裸身だったよ~ん。)そしてソーラン節。ガンが今年、一番力はいってる種目です。空手をしていたときも、形を習うと覚えるのは速かったのですが、この踊りでもそのようでした。振り付けを覚えるのは好きなのかも。衣装ですが、毎年ソーラン節を踊る6年生は、同じ色のTシャツで揃えたり、家庭科で簡単な法被を縫って好きな文字を染めたり、していました。それぞれ見ごたえがありましたが、やはり評判がよかったのは、ポンのいた学年が、近隣の町内会に借りた本物の祭り法被を着て踊ったものでした。以前お話したような具合で、親たちも運動会に対する思い入れは熱いものがあります。ガンの学年でも、5年生の終わりごろには、「来年ソーラン節をやるのなら、」と、早めに準備をして、本物の法被を用意するか、せめて法被風のものを手作りして着せて、見栄えのある踊りにしてやりたい、と懇談会でたくさんのお母さんが希望を述べていました。その提案に先生は、「来年の担任が決まり次第伝えておきます」とのことでした。ところが、新学年になってみると、担任は全員持ち上がりでないし、去年の担任は転出とか退職とかしちゃってて全員いないしで、ソーラン節準備のソの字もなく、「運動会の種目は6月くらいになってから、子供たちの希望をとって決めてゆくのです」とのこと。確かにおっしゃるとおり、子供たちの運動会、子供たちの希望は大切でしょうけど、それじゃ衣装購入の予算もとれないし家庭科で何か拵えるというのもなしだわね。子供たちの希望、ね。みんな「ソーラン節やるんだよねー」って言ってたけど!そして7月になり、学年保護者会で、「法被は買う予算はない、借りるにも都合がつくか保証はない(問い合わせてみたのかは謎)、クリーニング代も高い、で、安い布でボランティアに拵えてほしい」と。クリーニング代より安い布があるのか? ふーん、と思っていたら数日のちにプリントがきて、「不要になったYシャツなどを回収して、袖や襟を裁断、染色加工して簡単な上着を作ることになりました」結局そのようになったのだわ。まぁ、ナントカは着てても心は錦、と言います(笑)踊りがよければそれでいい、です!法被のことは置くとして、更なる課題がありますのです、今年の運動会。立ち見なんです、保護者。全日。工事中なのね、学校の施設が。それで、校庭が一回り狭くなってるので。子供たちも椅子は出さずに、特製座布団に座ります。この「特製座布団」は、10キロ入のお米のビニール袋に、数日分の新聞紙を畳んで入れて作るというもの。なかなかよく考えられているものではあります。(さらに過保護なあむあむは、エアキャップシートも封入)敬老席はテントに椅子も用意されていますが、保護者ほか家族は、競技トラック(それも一回り縮小)のぐるりを立ち見です。お昼は、子供は教室でお弁当を食べます。親は、校庭で。もしくは、家に帰って食べてまた登校してもよい。(もちろんそうしますわ。近いし。家族分のお弁当作るの、結構大変でしょ。たぶんお昼はカップ麺w)つまり今年は、大皿山盛りのおいなりさんでガックリという心配はゼロなわけです(笑)それはともかく、立ち見です。見えるのか、私?と言うよりむしろ、立ってられるのか数時間?いろんな意味で、ドキドキの運動会。いよいよです。
2006.10.20
コメント(4)
塾からの帰りを迎えに行って並んで歩いていたら、ガンに「もうお母さんの背、抜かしたかもね」と肩越しにいわれました。9月の測定では2センチの差があったのですが、そうね~、そろそろ並んでいるか?抜かされてるかも?ポンにも、身長はとうに抜かされています。それにしても、 自分≦コドモ ←こういうふうになって、いつまで夜のお迎えって続けるべきなのか?そう思いながらも、ガンのことは勿論、かなり夜更けて塾から帰るポンのことも、迎えに行きつづけています。バスターミナルのある駅からバスで帰ってくるにしても、最寄り駅から徒歩で帰ってくるにしても、街灯の光が届きにくく、路上駐車のしやすいようなスポットがあります。減らず口をたたかれたりなどした日には、「勝手に帰って来いッ!」と思うものですが、それでも結局心配で出て行ってしまいます。不穏な事件の報道がひきもきらないしね。後悔するようにはなりたくないし、気を揉んでいるより体を動かした方が楽だと思うからです。ただ、自家用車を持たない我が家ですので、お迎えも徒歩もしくは自転車で。正直なところ、「迎えに行く私をだれか迎えに来てほしい」と思うことも何度か・・・(笑)ポンが塾でとっている講座の一つに、かなりの延長授業をしてくれるものがあります。先生の話が面白く、中身もかなり充実していて、それまで苦労して理解したつもりでいたことも、目からウロコのようにわかるのだってさ。毎回「今日は15ページもノートとっちゃったし」満足気に帰ってくるポン。有り難いことではあります。延長しても料金はそのままだしね。ただやはり、・・・こぼしてはいけないのですが・・・帰りは遅くなるわけです。バスの本数も減って、電車とのタイミングが合わないことも多く、そんなときは駅から徒歩になります。最寄り駅には1キロほどなのですが、この駅からの道は歩道がガードレールで守られていないので、夜遅いときにはその一つ隣の駅から帰ります。その駅までは1.5キロほど。街道沿いは歩道も幅が広く明るいです。ただ、小学校の横を歩かなくてはならず、その塀際がちょっと怖いんです。学校菜園のところ。暗くて。このパターンの時には、自転車で迎えに行き、並んで歩いて帰ってくるようにしています。私の漕ぐ横をポンに走ってもらえば楽なのですが、これは非常に不評。というか無理、と言われw実際、私は自転車漕ぐのがあまり上手くもないので伴走者を轢きかねないのね。さて、こうやって迎えに出た先夜のこと。街道に出て走っていると、先のほうにポンの姿が見えました。その手前に生協のエントランスがあったので、そこで自転車の向きを返して待つことにしました。その日はマンションの駐輪場で手前にあったポンの自転車を拝借していたのですが、いつもの私のママチャリと違って、ハンドルがまっすぐのシティサイクルで、変速ギアもついています。サドルも高い位置にあって、いい気分で漕いでいました。生協に着いて、ブレーキをかけ、ヒラリと下り・・・ようとしたのですが・・・いつもと違うフレームの形。忘れていました。オトコ下り、しないといけなかったのね。前から回した足の先を、フレームにひっかけ・・・このまま倒れたら肩を打つ。無理に曲げたら膝を打つ。骨折したら秋のスケジュールがおじゃん。受験体勢にひびいてしまう。だいたい、痛い。痛いのはいやだ。汚れるのも、いやだ。こうなったら、自転車さんを犠牲にするしかない。しかしこれはポンの自転車。とは言っても、自転車は買えても我が身は買えぬのだ~その何秒の間にここまで考えた!そして、自転車から手を離し、飛び降りるようにして着地。ガッシャン、という地味な音を立てて倒れる自転車、その脇には、忍者が着地する姿勢でシッカとうずくまる我。体中に入った力がぬけず、その場に固まっていたのは何秒間くらいでしょうか。ふと見ると、横の歩道を、上半身をかがめ、手にしたタオルハンカチで鼻から下を覆って、まるで火災避難訓練のごとき姿にて、小走りで走りぬける・・・ポン。そ知らぬ顔で追いつくと、そ知らぬ顔で「お母さん、今なんか変なことしてたでしょw」いえ、してません。変なことは、してません。ともあれ、2人とも無事に帰宅できました。
2006.10.19
コメント(10)
![]()
読売新聞夕刊に、「てのひら小説館」というコーナーがあります。毎月第2土曜、いろいろな作家の新作ショート・ショートが掲載されるものです。イラストも毎回違う画家が描いています。このコーナー、うっかり読み逃してしまうこともあるのですが、今月は大野隆司氏の描かれる大きな目のネコが温泉につかって足を伸ばしている版画でした。このネコは以前、連載されていた北村薫氏の子供向けミステリ紹介コーナーに毎週お供していたネコです。可愛いのですが、ちょっと何かを企んでいるようにも見え、私より先にその小説の世界を知り抜いて微笑んでいるようでもあり、只者ではない感じのネコ。 ミステリ十二か月連載はこの本で読むことができます。表紙のネコがそのご本人ネコ。ネコに釣られて目をやった本文には「チョコレート」の文字と、そしてなにやら喋り言葉が並んでいます。面白そうな・・・と見ると、タイトルは『大きなチョコレート』。そして作者は北村薫氏だったのでした。「四、五人は、いたわよ。え、婆さん達は朝が早い? 何いってんのよ、爺さんのくせに。」この書き出しで始まります。語り手は、ですから、おばさんですね。一遍すべて、彼女の語りです。温泉に来ているようです。朝風呂に入ってきたところ。湯船に浸かって天井を見たとき、それがチョコレートみたいだったというのです。そして彼女の、チョコレートにまつわる幼い日の思い出が語られます。お小遣いは一日10円。その額については屈託のない話し方なので、おそらく、その時代、周りの子供たちと比べても、少なくもなく、多くもなくという額だったのではないでしょうか。そんな彼女がある日、心奪われてしまったのは、お菓子屋さんの高い棚に硝子瓶に入って置かれていた、1枚100円の大きなチョコレートでした。1枚20円のものでも十分大きく見えたのに、何という大きさ。まぶしさ。10日お小遣いを貯めれば買える計算ではありますが、子供同士の付き合いもある。食べたらなくなってしまうものでもある。手の届かないものに憧れる気持ち。おばさんは話してくれます。幼い日のおばさん、そのあとどうしたでしょうか。それは書かずにおきますね。このショート・ショートが、チョコレートのように、甘くてほろ苦くて、そしてやっぱりとろける美味しさが残るものでした、と記しておきます。『チョコレート工場の秘密』のチャーリー少年も、『銃とチョコレート』のリンツ少年も、貧しい暮らしで食事も満足な量ではなかったけれど、乏しいお小遣いでも買わずにいられなかったのがチョコレートでした。このおばさんも幼い日々、目を閉じても開いていてもその大きなチョコレートが頭から離れなかったことでしょう。今は、食べたいと思えばいつでもどこでも簡単にチョコレートが買えます。ウチになぞ、最近は各人の好みに合わせて「ミルク」だの「カカオ何%」だの「GABA増量」だの各種取り揃え。だからといって、チョコレートの美味しさに麻痺してくるかというとそんなことはないのです。疲れたときにも、寂しいときにも、和んでいるときにも、チョコレートは美味しいものです。これは世界中、共通の感覚なのではないでしょうか。北村氏の作品ながらミステリ色はかなり薄いショート・ショートではありましたが、チョコレートを舐め終えたときのようにフッと微笑みたくなる掌編でした。そして、嬉しかったのがもう一つ。このおばさん、以前も会ったことがあるのです。たぶんあの人です。どこにも書かれていませんけれど、↓ 読まれた方はわかっていただけるかと・・・ 紙魚家崩壊【追記】こちらの『大きなチョコレート』は2007年8月新潮社刊『1950年のバックトス』に収録されています。
2006.10.18
コメント(4)
金曜日につづき、土曜にも学校説明会に参加してきました。学校説明会や文化祭はもちろん、試験や試合などに出かける日というのは、電車の中から似た年恰好の人を見かけては「あの人も、あの人も、」同じ場所に向かっているように見え、そして、どの人も、しっかりしていそうで賢そうで、ついでにウチより裕福そうで、と思えてきて、心細さと緊張を爆発させながら会場に向かうのであります。少しでもその煩悩を振り払うために、この秋の説明会は少し早めに会場入りすることにしました。金曜日は、その甲斐あって学校へ向かう通学路に人の波ができる前に到着。それでも、前後を歩く保護者がちらほらとは見えて、ストレスゼロ、とは行きませんでした。第一、電車の中ではやはり「あの人も?」「この人も?」全然関係なさそうな年嵩の奥さんにまで説明会疑惑(爆)土曜日は、ガンの第一志望校ということもあって、パパが同行してくれることに。このパパ、以前も書いたのですが、歩くのが速いんですねー。いつも速いのですけど、この日も速かった。何度か、「速いって!」ゼエゼエ言いながら訴えたのですが、少し歩くとまた、私を連れているのを忘れるらしい。(私を連れている、と書きましたが、正確にはパパは道順をすぐ混乱してしまうので、私がパパを連れていたのですけどね。)「あのねー、次の曲がり角に確信もないのに、どんどん先に行かないでよね?」パパ 「マグロと同じでな。ある程度のスピードを出してないと、体中に酸素が行きわたらなくて、苦しいんだな。」いつから回遊魚になった !?まぁ、そんな具合で、他の参加者の様子に気遅れするゆとりもなく、学校着だったのは幸いでした。但し、早めの見積もりよりさらに早く着きすぎて、願書の販売も始まってなかったし、開場も待たなきゃならなかったけど~ さて、説明会そのものですが、夜、塾から帰ったガンが「説明会、行ってくれたんだね。どうだった?」と聞くのにパパ 「おお、楽しかったぞ」説明会、文化祭など、何度か一緒に参加したことあるパパでしたが、「なかなか良かったな」「楽しそうにやってたなぁ」という感想を述べることはあっても、自分自身が楽しかった、などと言ったのは初めてで、ちょっとビックリ ガンにとっては最高の励ましになったようでした。私にしても、(前日の学校と比べて、というのでは決してないのですが)とても聞き応えのある、充実した印象を持てた説明会でした。校長のお話は、格調高いながら熱意があふれており、そのあとの映像を使った学園紹介も、どの先生のお話も、ユーモアを交え、熱い語り口に、この学校が好きここの生徒たちと過ごすのが好きということがにじみ出ているようでした。そのあと施設見学もあったのですが、生徒に対する注意書きが、「○○は禁止です」ではなく、「常識に照らして、各自で社会のルールを遵守すること」というような書き方をされており、パパがいたく感動。設備そのものも充実していて、「楽しかった」となったようです。明けて昨日はN塾の保護者面談でした。これも無理やり、パパを連行パパに同行。模試からガンが帰って「やばい、と思う」口にするたび「志望校変えよう!やっぱり目標は低い方が!」騒ぐくせに、保護者会や面談は私任せで「いや~これはパパの圏外でしょ」そのくせ私が帰宅すると「どうだった?どうだった?」 うざいうるさいので。秋からの勉強法は、先日相談に乗っていただいていたので、今回は志望校の確認と、勉強の重点分野について。ガンの場合、社会が好きで「ふと見ると社会はしょっちゅう自習してますね」もうすでに一通りのことはカバーできているので、その分を不得意なほかの科目・分野に向けるべきなのだけど、「好きな、心地よい科目に流れがち」・・・と。肩を持った言い方をすると、それは決してガンが易きに流れているのではなくて、好きだから全体が見えている→できない・わかっていないところが余計しっかり目に付く→やる→目に付く・・・ということだと思うのですが。いずれにしても、社会はこれからは少し比重を減らしていかないといけないようです。他にも色々、アドバイスをいただいたのですが、いつもの通り、子供を実によく見ていらして、性質をつかんでいるのに感嘆&感激でした。ガンはコツコツやる努力家だけれど周りの騒ぎにも乗りやすい・流されやすい。小心者のビビリやだけれどお祭りイベント大好き、仕切るのも好き。志望校も、向いている、と言っていただけたし、家族皆が気に入ったわけで、あとは学力つけて、度胸でアタック です。(↑前半はもちろん、後半も難題ですw)3連日の受験準備を終え、今日は昼下がりにすさまじい眠気に襲われています。学校と塾と毎日、日中一杯頑張っている子供たち、本当にえらいわ~
2006.10.16
コメント(8)
今日もやや雲が多めながら気持ちのよい秋晴れでした。ときはまさに今、学校説明会のシーズンです。春から夏にかけて催されていた学校案内の説明会とは違い、秋のものは入試の要項までを説明する説明会になります。塾からは、「受ける可能性のある学校はかならず足を運ぶように。出願書類一式を入手しておくように。それがこの時期の親御さんの最重要な仕事になります」と言われております。そして今日、ガンの志望校のひとつの説明会がありました。志望の順位としては2番目の学校なのですが、そんな言い方をするのも、もはやおこがましい気がしています。1.5、いや1.2くらい!第1志望校は親子ともどもの気持ちとして、もちろん第1志望ですが、そのほか全部1.2か1.3か1.4か1.5くらい!(・・・同じことか?)とにかく、いずれも魅力的な学校なのです。母としてこの時期最大の任務、と聞かされれば(ちょっと言葉が違いましたか?)気合も入ります。学校説明会は校風を知るためにも下の学年のうちから行っておいた方がいい、とも聞いたので、実のところ、この学校の説明会は去年も足を運びました。でもやはり、今年は本番なのです。リアルな緊張があります。ブラウスにアイロンをかけ、ストッキングは新品を下ろし、マニキュアもおとなし目のものを塗り。昨日は美容院でカットをしてきました。白髪も染めました。オバサンの武装、とでも申しましょうか。さほどの気合です。今朝は会場にも早めに着いたので、講堂では前の方の座席になりました。校長のお話、プロジェクタの映像をまじえての学校生活案内、入試の概要など。授業風景や課外活動など、学校生活の様子を見ながら、その中にガンを置いてみる。しゃべらせてみる。笑わせてみる。制服着せてみる。黒板を見入るガン。泳ぐガン。お掃除するガン。似合っている!・・・殆ど妄想です(笑)でも、この妄想が現実になるように、願ってやみません家に着くと、思った以上にくたびれていました。肩も凝っているし、なぜだか太腿も張っていますwでも伸びている場合ではありませぬ。明日は、第1志望校の学校説明会です!マニキュア塗りなおしてファイト!
2006.10.13
コメント(4)
![]()
昨日の記事には、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。温かいお見舞いのコメントいただき、感謝しております。ガンは今日から新学期が始まり、元気に学校へ行きました。大事無く帰宅して、塾にも行きました。大人でさえ、楽しいと感じているはずのことですら、ストレスの原因にはなるものです。まして子供のこと。やはり疲れていたのが一番の原因かもしれません。この話も、先日の<自転車選び>の話と同程度に、皆様のご参考にしていただければ…なんて思ったりしています。めまいは耳鼻科ですわよ~ (知らなかったの、私だけ?)具合が悪くなったことで勉強も少なめに。思いもかけず「戦士の休日」を手に入れ(大袈裟か!)、ガンは本棚からあれこれ出しては読んでいた秋休みでした。先日自転車を買った近所のダイエーには、本屋さんもあります。数ヶ月前改装して、売り場面積も広く、本の数も格段に増えました。周辺部にはベストセラーや新刊書が表紙を見せて並び、お店の中央部には「座り読み」できるソファーまであります。児童書コーナーにも同じようなスペースがあります。書棚はその向こうにお店が見渡せる背が低いものが多く、気軽に手にとることができます。数ヶ月前この書店に、ポンと一緒にガンの(ポンからの)誕生日プレゼントの本を買いに行ったときのこと。お目当ての本『ミッシング・ガールズ』を手にレジへ行き、包装を頼みました。レジのカウンターの中には若い店員が2人。男の子も女の子もアルバイト風でした。夕方7時近くだったので、店内はもうだいぶ空いていましたが、レジは列こそできないもののお客さんがとぎれない、という感じでした。私たちを応対してくれたのは男の子の方でしたが、ポンが「カバーはいらないので包装を」と頼むと、表情がわかりやす~くひくつきました。包むの、苦手なのね?図星だったようです。女の子の方の店員に、すがるような目線をおくりましたが、そちらにもお客さんが来ています。タメイキ一つ、決意の面持ちで後ろの作業台へ。下の棚の大きな包装紙の束(数十枚がビニールに包まれているもの)から1枚、やっとのことで取り出し、一生懸命それを半分の大きさにカッターで切っています。手つきを見るに、やはりちょっと、不器用なのかもしれませんでした。やっと包装紙の準備ができたところで、包みにかかるわけです。教わったのを思い出しながら、というのがよく見える手さばきで、斜めに置いた〔YA!文庫〕をくるんでいきます。しかし、どうも角がグシャッとなり、包みなおし、あぁ、しわが! またくるみ、力が入り、包装紙は破れました。ドンマイ!お兄ちゃん、さっきのあと半分があるじゃない!包み始めました。後姿も汗かいているのがわかります。ちらりふりかえった女の子はまた別な接客中。何事も経験です。OJT。やりながら身につけていくんです、みんな、たぶん。でもやっぱり…もはや、手にも汗をかいているのではないでしょうか。そこへ、正規の店員のオーラを発するお兄さん登場。<助かった!>と顔全面に書いてある表情で、包装を頼みました。「ハハハ」と手を伸ばす正社員…ところが!仕事の神様は甘くありませんでした。女の子店員「あのー。このサイン会の予約なんですが…」数日後に控えた『かいけつゾロリ』で人気の原ゆたか氏の来店イベントの受付方法で、なにか特異なケースがおきたようです。そちら、しばらくもめる…。お兄ちゃん、タメイキ二つ目で包装に、というか包装紙との格闘にもどりました。正直に言うと、私は学生時代<バレンタインチョコの店頭包装のアルバイト>をしたことがあり、研修のようなものもうけたので、一通りのラッピングはできるんです。これほどのことになるとは予想しなかったので、包装サービスを頼んだのですが…他のお客さんがいなければ、カウンターの中に入っていって、包むか、教えるか、したいと実に実に切に思いました。時計を見たら、レジに来てから15分以上経過していたんです。「あのー、あのー、自分で家でします、包装紙だけ、いただけますか?」私も決意したわけです。安心したかヘナヘナ、となりそうなお兄ちゃん、先刻のビニールから1枚取り出し…取り出そうとして、ビリビリビリ!もう一枚、出し直して振り返り、「ちょうどの大きさに切りますね!」もう、いいって!と思ったのですが、包装紙もコストのうちなのでしょうと頷く私。お兄ちゃん、半分に折ってカッターを入れ…シュー・ズズズズズ!ひどい形に切れた、というか破れました。「あの、いいです、そのまま下さい」結局この本は、ポンが洋服屋さんの包みか何かで適当にラッピングして渡したようです。けれどもですね、この書店、もちろんそういうことばかりでもなくて。先日私が文庫本を買いに行ったときのこと。やってしまったのですまた。お店に着くまでは「あの本。あの本。」タイトルをしっかり記憶していたのに、足を踏み入れたら真っ白。作者の名前は覚えていたのですが、文庫本は出版社別に並んでいて、たどって行っても見つけられません。検索機も見当たらないし、意を決してカウンターへ。「あの、乾くるみさんという方の本がほしくて来たのですが、文庫本なのですがタイトルを度忘れしてしまって…」正直なところ、過日の経験もあるし、「イヌ…なんですか?」と聞き返されても仕方ないと思いました。ところが、「出版社もおわかりでないんですね?乾さんは講談社からデビューされたので、主に講談社から出てるのじゃないかと思うんですが…」すごい!キーボードに触るより早く、作者情報アウトプット!「この中にありませんか?」パソコンの画面を見せてくれたのですが、どうも「!」とはなりませんでした。「そうですか…どんな感じのタイトルかなぁ?」「たしかミステリの有名な何かに似たような…モゴモゴ」「これかな?」クリックしてくれたのは!ずばり、捜していた『林真紅郎と五つの謎』でした!お見事!「双葉社文庫ですね、在庫があるはずです」 …その棚たしかに見てませんでしたwカリスマ書店員さんっ!パチパチ!!!こういうことがあると、同じ本を買うのでも、何だか得をした気がしてしまいます。さて、ポンの誕生日を数日後に控えているのにプレゼントの準備がなかったガン。「去年も本(『なかよし小鳩組』)にして喜んでたから今年もそうする。姉ちゃんの好きなのってどんな作家?」江國香織や村山由佳なら気に入るでしょうけれど、ガンからのプレゼントには向かない気もします。あれこれ考えて、受験勉強の合間に軽く読んで和めそうなもの、ということで、以前ときあさぎさんの日記で紹介されていた、ぶたぶたくんに決めました。 ぶたぶたのいる場所今回は、ちゃんと包んでもらえました☆
2006.10.12
コメント(6)
ガンが秋休みのちょっと遅めの朝食をとっていた昨日の朝。箸を置いて頭を抱え、「あ…くらくらする」と言って椅子から降りて床に伸びてしまいました!くらくら?めまい?でも意識はしっかりしていて顔色もさほど青くはありません。脳貧血ではないみたい。おでこに触ってみましたが熱くありません。熱でもない。気持ち悪くはないと言います。でも、「なんだか急に、ぐわっと回った」そそそそそれって、何?ずっと続いているのではなく、時折おそっては治まるような様子です。寝床へ入らせ、しばらく寝せておくことにしました。めまいがひどいと、起き上がるのもつらいはずです。しかし、なんとか起きて、私に寄りかかりながら部屋に戻りました。これって、何だろう?子供にこうしためまいを訴えられるのは初めてのこと。脳貧血の経験も、もうちょっと重篤な症状の頭の病気も、実は経験がある私ですが、めまいがひどければ、立てない&頭ふれない・向き変えられない。そのはずなのに、どうも違います。頭痛も吐き気もなく、「退屈~」と本なんぞ開く。「やめなさい」「平気だもん」…しばらくして「ああっ、まただ!」横になっているのに、目が回る?こここここれって、よよよくない何かじゃないの?心配する母をよそに、そのうちガンはクークーと気持ち良さそうに寝息を立てて眠ってしまいました。寝顔を見ながら考える。枕をして眠って気持ち良さそうだということは、首から上に血が足りなくなる類のものとは違いそうです。子供たちが小さかったころ、かかりつけの小児科の医師に、「目安として、機嫌がよくて食欲があれば、そうあわてる必要はないんですよ」と伺ったことがあります。いつも、この言葉をよすがに通院をのんびりしがちだった私。今回も、機嫌ヨシ(本読んでた)食欲アリ(吐き気なし)。寝顔も実に気持ち良さそうです。そのうち、ひとつ思い出しました。ポンの友人のママ仲間で、今中学2年の男の子をお持ちの方があるのですが、「ひところ急に背が伸びて、循環器の働きが追いつかなくて、自律神経失調になり、よく貧血を起こした」という話を聞いたことがあったのです。それか?だったら安心ではあります。インターネットで調べてみると、ヒョロヒョロ体型で身長が伸びた男子に最近多い症状らしいです。でも、ガンはあまりヒョロヒョロでもないし(デブデブでもないけど)この症状は起立性、つまり寝ていて立ち上がったときに起こりやすく、朝礼でもよく倒れるのが特徴とのこと。あてはまりません…次に思い至るのは、やはり「疲れ」です。夏休みがあけて、土日は無いという以上にハードなスケジュール。修学旅行もあった。夏休みだって、休み、ではありませんでした。やっぱり疲れてるのよ。眠ってるじゃない。自分に言い聞かせ…胸騒ぎから目をそらす…けれども不幸なドラマや小説の筋書きばかり思い浮かびます。駅前のクリニックビルに入っている脳神経科に電話をし(だって、頭がゆれるんですから脳神経科よね)、症状をお話して診察時間を確かめました。3時間ちかく静かな時間を過ごし、のぞきこんだところに目を開けたガン、「あれ?何で寝てるんだっけ?…ハラ減った~」機嫌ヨシ!食欲ヨシ!病院にも「行かなくて平気だよ、何ともないもん」昼食もゆっくりながら食べて、午後は普通に塾の宿題などやっていました。夕方からは塾があり、「モチロン行きます」と言うので、大丈夫なのだろうとお弁当作りにかかりました。ところが、「あ、まただ…クラ~って」やっぱり、これは何かです。塾はお休み、病院に行かなくては。2人で向かったのは、先刻の脳神経科です。しばらく待って、診察の順番になりました。「子供のめまいって、めずらしいんですよね…あ、だからお母さんも心配でうちに来たんですよね?でもね、普通みんなすぐ耳鼻科行っちゃうの。だからあんまり子供うちに来るの、めずらしいんだ」耳鼻科?耳鼻科なわけ?最初に言ってよね~「めまい?ずっと?吐き気ないの?」ハイ、とかウウン、とか首を振りながら答えるガンに、「これ、たぶん耳だね。脳だったらね、めまいがずーっと続くし、つらくて首動かせないもの。」先生の人差し指を眼で追ったり、片足で立ったり足を交互に一直線になるように出して歩いてみたりしましたが、異常なし。脳のトラブルだとそれもできなくなるそうです。次には、体脂肪計のような器械に直立で乗りました。壁の画鋲一点を凝視して1分間、直立不動をつづけます。そのあと目を閉じて1分間、静かに立ち続けます。終わるとレシートのようにデータが吐き出されます。先生 「ああ、ゆれてますね。やっぱり、めまいは確かに起きてます。でも、このゆれのパターンだと、十中八九脳じゃなくて耳だって。パターンからね、データとしてね。診断じゃなくて、可能性だけどね。」N塾R4より上の確率で、耳ってことね。耳の中、内耳の部分に「迷路」という部位があって、そこで司っているバランスの感覚に何か異常がおきたのだろう、ということです。ただ、それは「ここは耳より中の部分を見る科なので」どんな異常なのかはわからない。けれども、「耳鼻科に行っても、わかんないですよw よほどの検査でもしないと」風邪のときでも何のときでも、いつも思うのですが、お医者さんって診て、わかって、治すのではなくて、話聞いて、見て、見当つけて、薬を出すのがお仕事なのね結局、めまいに効く(「耳鼻科でよく処方する薬にしましょう」)乗り物酔い止めの薬を処方していただき、一応、一応、念のために、MRIの予約を入れて帰りました。MRIは混んでいて、1ヶ月以上先の日取りになりました。時折(腹痛のさしこみが来るような按配で)「クラ~」を訴えていたガンですが、無事に帰宅。無事も無事、往復自慢の新車で行ってきたのですから!夕方「ハラ減った」とおにぎり1個食べ、夜はお刺身をポンと奪い合い。今日は朝もゆっくり眠って、一日スッキリと元気にしています。このまま何ともなければ、通学も体育もごく普通にしてよいそうです。走ってもいい。鉄棒・マットなどだけは当分避けたほうがいいそうですが(本人大喜び)今日、念のためこれからもう一度通院です。疲れて内耳に不具合が起きた、ということになるのでしょう。MRIは、順番が来るまでにキャンセルすることになるといいと思います。とりあえずは、回復してます。ご心配かける内容でごめんなさいでした。
2006.10.11
コメント(6)
まことに気持ちのよい秋の青空です。今日は強い風もおさまり、遠くの山の木の葉一枚一枚まで見えるような、澄んだ空気。先週末でポンもガンも2学期制の前期を終了しました。終業式前に試験休みのあったポンは翌日、即後期に突入しましたが、ガンは只今秋休みです。8月末に早めに始業した分の2日間を、連休の後に持ってきて、カレンダー的には5連休です。秋の声を聞いたら…そうです、とりかかるべきはインフルエンザ・ワクチンの予約!我が家は受験生いるいないにかかわらず、毎年家族全員で注射をしてもらうことにしています。ガンが赤ちゃんだったころ、次々に罹患して散々な目にあった記憶が鮮烈なのです。最近は「タミフル」という特効薬もあるし、ワクチンを接種しても、インフルエンザの型や本人の体調によっては、かかってしまうことは確かにあります。でも、あの、体がばらばらになるような苦しみは、できることなら味わいたくない。罹患しても症状軽くすませたい。今年も申し込みをしておかねば!そう考えて、その前にもうひとつ、しておきたいことに思い至りました。ガンの自転車です。今のものはガンが1年生のとき――今より身長が頭ひとつ小さかったときに、買ったもの。幼児用の自転車を卒業して、低学年用の<マウンテンバイクもどき>をほしがり、お年玉やら祖父母からの支援金やらを貯めて「自分で」買った自転車です。24インチのタイヤで、変速もついています。これで、スイミングスクールやお習字などの習い事、買い物のお供、ときにはマックへ昼食、などをこなし、かなりの足となっていました。軽い風邪での通院や、予防接種など、病院へ行くのも大概この自転車でした。それが去年あたりから、乗ると「尻が痛ぇ」と言うように。古くなってきたので、サドルのクッションが悪くなったのかと思っていました。それが、塾の帰りを私が駅まで迎えに行くのに、あるときちょっと借りてみたのです。マンションの駐輪場で手前の方に停めてあったので。薄暗くなっているから、おばさんが乗ってもそう振り返られることもなかろうと。そしたら、ホンマに「尻が痛ぇ」のですわ。ハンドルからサドルまでの幅、というか、フレームの大きさが、1年生でも合うような小ささなのです。私とかガンくらいの体の大きさでは、お尻がサドルの後ろにはみ出てしまう。それで、骨がサドルの縁に当たるんです。気がついてからもう半年ぐらいになります。ガンが自転車に乗ることも、もはや殆ど無いので、「中学に合格したら、その後に買い換えれば」というのが4人のほぼ一致した見解ではありました。「合格したら、TSUTAYAとかコンビニとかダイエーとか、行きまくりでしょー」とポン。(ガン「それは姉ちゃんでしょ」)しかし!それまで乗る機会が殆ど無いとはいえ、予防接種や、ちょこっと時間ができたときに用足しをするには、やはり足の用意が必要。たまのことだとしても、痛いものは痛い!ほんと、乗ってみたらわかるって!昨日は、N塾に持って行かれない時間が(笑)昼間あったので、自転車を見に行くことにしました。ダイエーの中に入った専門店で話を聞いたのですが、● 身長に合った自転車のサイズは、タイヤのインチよりもフレームの大きさで決まる。● マウンテンバイクは、もともとオフロード用なので、タイヤが太く、市中走行だと逆に抵抗がかかりやすい。● その抵抗はギアが多段階なので変速で調節することができる。● 泥よけや前カゴが無いものも多い。● 高学年の男子だと、それでもマウンテンバイク型のカッコよさを求めがち。● それが中学生になると、逆に一般車に乗りたがるようになる。カゴや荷台に荷物がたくさん載るので、通学にも便利なのと、軽くて用足しに便利なのと、それから盗難やいたずらの危険も一般車の方が少ないようだ、というため。● 「ですから、小学校高学年の男の子の自転車選びが一番難しいんですよね」● 一般車はいわゆるママチャリ型のものと、ハンドルがまっすぐのシティバイク型がある。どちらも変速なし・ありがあって、乗りやすさは好み。● 変速のついたものは、ブレーキも<ホイールブレーキ>がついていることが多い。そうでないもの(ディスクブレーキ)より音鳴りがかなり少ない。● ディスカウントショップなどで、安く売られている自転車もあって、値段はピンキリだが、メーカーのブランド代のほかは、パーツがどれだけよいものを使われているか、耐久性や軽さの違いによる。● 当店は工場直結の自社ブランドを扱っておりますので、値段はお安めでも品質は十分保証できます。専門のスタッフが販売に当たっておりますので、お客様の身長などにあわせて最高の状態に調整してお渡しし、メンテナンスも保証いたします。などなど。ご親切に説明していただいたので、(来週COSTOCOでクーポン価格6,800円の自転車があるのだけど、それもやめて)こちらで買うことにしました。「一番難しい」お年頃のガンですが、盗難のキケン、と聞いてびびったか、「一般車がいいオレ一般車にする」身長は150センチそこそこ、のため、27インチはだめです危険です、と言われ、(すぐ大きくなるのにな)というオバサンの気持ちはゴミ箱行きで、26インチのシティバイクを選ぶこととなりました。ガン 「あ…ねえ、これって、買ってくれるの?だよね?…俺が、買うの?」ホイッと買ってやりたい気もしましたが、ポンも今の自転車を(中学入試のあとに)自分で買ったことだし、あまり甘いのも今後のためにならないか…そうだっ!鬼母は、すばらしい閃きを得た!「自転車本体は買ってあげる。でも、変速なしね。ギアつきがいいなら、その差額出しなさい☆」ガン 「つけるつける!ギアつけます!」差額3千円を出したガン君でした。往路は私たちの2台の横を小走りに来たガン、帰りは先頭を「らりほ~」という感じでペダルこいでおりました。
2006.10.10
コメント(6)
![]()
気合を入れて参加付き添いしたN塾『センター模試』、(いつも思うのですが、ポンが年明けに受ける大学受験のセンター試験と、この名は非常に間違いやすいです。ちなみに、『センター試験』にも模試があるんだもん)、無事に帰ってまいりました。無事に帰った、とは申せ、待ち合わせ場所で私の顔を見るなり「やばいやばい、超ヤバイかも」と申しておりましたので(汗)、その意味ではまったく無事ではないのですが。会場は都内の大学でした。真っ青な空に紅葉前の木立が葉をふるわせて、校舎がさわやかな日陰をつくっていました。大通りの喧騒も響かず、キャンパスにたちこめるのは紙とインクのにおい。いいものです。受験票を手に教室へと向かうガンと別れ、私は保護者むけ講演会会場にはいりました。入試動向や今日の模試の出題意図などのお話があるという保護者会会場は、階段状になった大教室でした。2時間のお話、内容はさておいて、とくにお一人の講師の声の具合が、妙にまろやかな具合で…今朝の早起きと子どもを会場に送り届けた安心感から、次々沈没する保護者。私もね。睡魔の攻撃もまた、キャンパスには付き物でしたよね…さて。往路の電車の中から読み始めた本を、昨日一日の友として、子どもが解散するまでを静かな校舎で過ごしました。ページをめくるのが止まらなくなる面白さ、睡魔の襲う隙ももはやありませんでした。 銃とチョコレート名探偵ロイズはぼくらのヒーロー!はたして名探偵ロイズは、怪盗ゴディバをつかまえることができるのか!?少年リンツの住む国で富豪の家から金貨や宝石が盗まれる事件が多発。現場に残されているカードに書かれていた【GODIVA】の文字は泥棒の名前として国民に定着した。 その怪盗ゴディバに挑戦する探偵ロイズは子どもたちのヒーローだ。ある日リンツは、父の形見の聖書の中から古びた手書きの地図を見つける。その後、新聞記者見習いマルコリーニから、「【GODIVA】カードの裏には風車小屋の絵がえがかれている。」という極秘情報を教えてもらったリンツは、自分が持っている地図が怪盗ゴディバ事件の鍵をにぎるものだと確信する。地図の裏にも風車小屋がえがかれていたのだ。リンツは「怪盗の情報に懸賞金!」を出すという探偵ロイズに知らせるべく手紙を出した。講談社<かつてこどもだったあなたと少年少女のための>ミステリーランドの一冊です。チョコレート色の表紙をめくると、見返しは銀紙のようなデザインです。章毎の見出しページも、中世風のフレームや装飾文字で飾られ、装丁をながめるだけでも、時代を遡る西洋のどこかに誘われます。そして、はさまれる挿絵の数々。セピア色のイラストは、エッチングのような細かなタッチながら、どこか不気味です。微笑む口元と見開かれた瞳のむこうには、なにか悪意をこめた企みがあるようで不安になります。物語は、貧しい少年・リンツが父親に連れられて市場に出かけるところから始まります。パンがくるまれていた古新聞には、怪盗ゴディバの事件についての記事がありました。むさぼり読むリンツ。怪盗ゴディバを追う名探偵ロイズは、いまや国中の子どもたちのヒーローです。移民の子ども、とさげすまれるリンツにとっても、それは同じでした。話はこの後、リンツが手に入れた不思議な地図をきっかけに展開します。警備の手をかいくぐり名宝を次々に盗む怪盗ゴディバと、それを追う警察、そして探偵ロイズ。怪盗は果たして、どこに潜み、財宝を隠しているのか。しかし、物語は単純な勧善懲悪ものではありません。正義の味方はいつでも正しく、悪党は人間のくずである。童話から水戸黄門にいたるまで、そのようなストーリーは数多く存在します。そのつもりで読んでいると、衝撃の数々に見舞われることになります。人間は、誰でも、清い心と邪悪な心を持っています。その二つは、心の中で、オセロゲームのコマのように表裏にさえなっていません。半分ずつに塗り分けられているのでもありません。まるでマーブル模様のように混沌として、ところによっては白と黒の境目すらなく混ざり合って存在しています。『ロード・オブ・ザ・リング』では、指輪を手にした途端、人が邪な望にとりつかれ、見境をなくしてしまうさまが描かれていましたが、指輪などなくても、私たちの心は、いつでも暗い淵に落ちて毒を吐きます。そして何かのきっかけで、何もなかったように明るいところを歩き出します。人生はそんなことの繰り返しです。自分の心ですら、制御は難しい。そしてまた。正義を望み、悪を憎む、それは世界中の共通した心のはずですが、知らず知らずに、何が正義で何が悪なのかを、見えない何者かに制御されていることもあるでしょう。少年の冒険譚には、壮大で深いメッセージがこめられていました。そして、この物語のもう一つのテーマは、「母と息子」でした。リンツと、惜しみない愛を注ぐ美しくも強い母・メリー。また、戦禍の故郷を捨て、国境を越えた家族の母と、息子。彼らのことをリンツが思い描くラストのシーンには、思わず涙、でした。だってここにも、受験勉強に立ち向かう息子と、見守る母がいるからです。3組目の母の思いを知ってかどうか、ヤバイヤバイと笑顔で引き上げてきた息子。数日前にこの本を読み終えていた彼は、「え~、泣いたの?! 僕はただ、面白かったなぁ! 真相をつきとめた爽快感と充実感、みたいなのでいっぱいだったけど!」あくまで平和に暮らしているようです。けれども、正義と悪の境目のむずかしさについて、そして戦争や差別、裏切りといったことは、この本の架空の世界にだけあることではない。今、私たちの周りにもあふれているのだということを、この物語を覚えていて、いつか思い出してくれるといいと思います。ゴディバ、リンツ、ロイズ、メリー、それからモロゾフ、ディーン&デルーカ…美味しそうな名前がたくさん出てくるのも、この本の楽しさです。知っていれば面白さがなお深まるというもの。ガンは悲しいことに、この本を開いて私に教わるまで、明治とロッテしか知らなかったの~コイン型チョコレートを最初に作った人のことも、知っていると楽しいです。
2006.10.09
コメント(6)
明日はN塾のセンター模試です 午後からの、志望校対策講座をとった関係で、会場を最寄りの学校にすることができませんでした。家から一番近い男子校、志望校にも入っているので、その会場を使えないのは二重に残念センター模試の付き添いは、ポンのときからパパが行くのが恒例でした。ポンが小6だったときはガンはまだ幼稚園生。家にいて、朝ごはんの後片付けをしたり幼子の面倒を見たりするよりは、付き添いが楽だと思ったのかもしれませんが!ちなみに、模試の間に開催される保護者会の有り難いお話も、聞いてきてくれたことはないです。めんどくさいこと、すべて省略!の、男の子育て(爆)ところが明日は、仕事が入ってしまいました。と、いうわけで、私のセンター模試デビュー!ですぅ明日の会場へは、最寄りの駅から乗り換えなしではあるものの、私鉄の終点のむこう、乗り入れの路線まで行くので、時間がかかります。会場へは、いつも集合時刻の30分前に着くようにしているので、明日もかなり早くに家を出ます。ガンに支度をさせ、私も、顔をちゃんと作って、それからガンのお弁当も作って、間に合うように早起きしないと。ガンには酔い止めを飲ませよう。電車の中で、本を見ると酔うと言って、誕生日に買ってもらった音楽プレイヤーも準備しないと。私が待っている間に読む本も。と、計画していて気がつきました。これって、2月1日の練習ですね。頑張ってきます!
2006.10.07
コメント(4)
朝から本降り 大変な雨になりそうです。さっきからパソコンのむこうの窓に、時折バケツをぶちまけるように雨水があたっています。雨は明日の午前中にはあがるそうですから、止んですぐに拭けば窓ガラスもピカピカになることでしょう。窓が明るいと心も軽くなります。明るい家庭はきれいな家から!そうなのです!わかってるの。…でも、やりません、多分…またすぐ汚れるもん雨模様で、洗濯物を風呂場で乾かす日がつづいています。日々の大量な衣服は、文明のおかげで湿気ることも臭うこともなく、片付けることができるのですが、スペースの関係で大物が洗えません。せいぜい、干し方をやっと工夫して、バスタオルを数枚。シーツとなるとちょっと苦しい。まして、タオルケットは無理ですね~。やはり、お天気のよい日に、朝からかからないと。なのに昨晩、布団に入ったガンが、こんなことを…「タオルケット、なんだかお父さんのにおいがする!」それって、それって、どういうことよ?すぐには恐ろしくて確認できませんでした。さわぎながらもガンはすぐに寝たし。今朝、恐る恐るクンクンしてみました…?よくわからなかった!とにかく、明日にでも晴れ間が出たら、最優先で洗うことにします。アメリカ製の洗剤GAIN〈アップルマンゴーの香り〉と柔軟剤Downy〈エイプリル・フレッシュ〉で超力招来!悪霊退散!いつもはタオルケットを洗濯すると「かぱかぱしてイヤだ~」と不評のガンなのですが、そうも言っていられますまい。先日、ポンの学校のママ仲間とランチをしました。その席で、ポン達の1歳下に男の子を持っているあるママ(Mさん:仮名)が「昨日、下の子の高校の参観と保護者会だったんだけどねぇ…くさいの、教室!」私 「え?○○学院って、男子校にしてはキレイだって評判じゃない?」Mさん 「うーん、校舎は新しいし、たしかにね、お手入れもきちんとされてるんだけど、とにかく、男の子、じゃないのよ、ぎっしり並んでるのが。もう、ね、野郎ドモ…なわけ。なんだかそれだけで、暑いしね、空気がこう、油っこいというか…」別なママ(仮に、Yさん。2つ上にお兄ちゃんがおいでです) 「あー、わかるわかる!男の子って、急にオトコノコからオトコになっちゃうのよねっ!」それ以降、兄弟をお持ちのママは皆口々に似た体験を語る。そして「あむあむさんのところも、今にそうなるのよ~!『ガンちゃん、あんなに透明で可愛かったのにぃ』って!」へ~~~Yさん 「そうそう、ほら、部屋で変なモノ見つけちゃったりしない?雑誌とかね?」Iさん 「ああ!『掃除してやるか!』って入って行ったら『…あなた誰?』みたいな(笑)!」Mさん 「でも、このごろなくなってきたわ。サイトとか、そういう、証拠のブツが残らない方にいってるのかも?」Yさん 「いやいや、違うと思うよ!うちも、あったもん、そういうこと。それで、仲良しのお母さんと話したときに、どこそこで見つけたっていうから、部屋の同じ場所捜してみたら、あるのよそこに!誰かがココがいい、って言うと、仲間内でみんなで真似るのね。すること甘い甘い(笑)!見つけたら、知らーんぷりして、その周りを丁寧~に掃除した形跡残したりしてね!そうするとまた別の場所に隠すんだけど、こっちももう、連絡網できちゃってるのよママ同志で。一斉捜索して、同じ場所でまた見つけるの。面白かったよー!『今回はないわ』って言うと『いや、うちのが、一緒に買った、ってぽろっと吐いたよ。あるわよー!』って言われたりして。ハハハ!」そして、また「あむあむさんのところも、今にそうなるわよーっ!ふふふ!」え~~~~~でも、ちょっと楽しそう・・・思えば、ガンが生まれてすぐの赤ちゃんだったころ、枕カバーをクンクンしたらものすごく男くさかったことがあります。その時期のホルモンの関係だと思うんだけど、あれはびっくりした!その後はそんなこともなく、においのエピソードとしては1年生のころ、数日着続けた体操着を嬉しそうにもって帰り「今日、僕の体操着、納豆のにおいがしたよっ」と言っていたことぐらいでしょうか。そんなことを考えていましたら。今日は長靴履いて学校へ行ったガン。玄関に学校用と塾用の2足の靴が並んでいました。1足は砂汚れ。1足は長時間履きつづけられて、…はい、男の靴です。思い切って2足とも洗いました。お風呂場に洗濯物と一緒につるされています。ちなみに、25センチEEEEです。
2006.10.06
コメント(4)
![]()
このところ気になっている荻原浩作品をまた一冊読みました。 ハードボイルド・エッグフィリップ・マーロウに憧れ、マーロウのようにいつも他人より損をする道を選ぶことに決めた「私」と、ダイナマイト・ボディ(?)の秘書が巻き込まれた殺人事件。タフさと優しさを秘めたハードボイルド小説の傑作。 単行本の初版は1999年10月、文庫版も2002年10月が第1刷で、私の手にしたのは20刷です。読まれていますね。荻原氏の名前は、このところ、新聞の本の広告欄でもたびたび目にしているように思います。テーマは、初期に「ユーモア小説」と言われていたものから、最近では、病であったり、戦争であったり、孤独…ホラーもあります。多岐にわたるジャンルでありながら、調べ上げた主題を見せつけ、読ませるだけでなく、なにか温かいものが残るのが魅力なのではないでしょうか。さて、この本はタイトルにもある通り<ハードボイルド>。フィリップ・マーロウに憧れて、気温が上がってすらコートを手放さず、世の中を斜に見ては低い声でお決まりのセリフ。やせ我慢。…まるで滑稽ですらあるのに、世に憧れる男の何と多いこと。カッコいいのはわかりますが、それはチャンドラー・ワールドの中のことだからです。目の前で実際にこれをやられたら、3歩ほど後ずさりしてしまうでしょう。私はお相手のブロンド美人にはなれません…(頼まれることもないでしょうが)先日、北森鴻のハードボイルド『親不孝通りディテクティブ』を読んだときに、そんなわけで楽しみきれなかった…という感想を書きました。なのに何故、再び<ハードボイルド>と冠されている本を読んだのか。それはやはり『親不孝通りディテクティブ』のせいです。読み終えて、時間が経つほどに、彼らのことが気になって仕方ありませんでした。面白くて夢中になった本の主人公のことを考える、というのとも違い、つまらなかった本のことを思い出す、というのとも違いました。反感さえ感じていたような、気の合わないはずの同級生が、会わなくなって妙に気にかかる、そんな感じです。作品の切ない幕切れが、どうにも、心に残るのでした。そんな次第で、ハードボイルドの探偵さんに、少し親近感を感じてもいいかなぁ、と。本作品の「私」は、探偵家業のご多分に漏れず、ペット探し8割・浮気調査2割で口糊をしのいでいるような状態です。猫のチェイス、イグアナの大捜索、気障なセリフと正反対の結果。笑わせられながら、「私」がどこか、悲しみを携えた男なのに気付かされます。なぜマーロウに憧れるのか。ただカッコいいからアウトローを気取っている、というのではないのでした。鍵のかかった暗い部屋が怖い。昆布と蟹は嫌い。ハードボイルド探偵にしてはこの弱点は滑稽です。けれどそれにもワケがあって…軽く笑いながら読み始めたのを、いつしか後悔して、この探偵さんに心奪われていました。ハードボイルド探偵になくてはならないのが、美人の相方だそうな。そこで「私」は秘書を雇うことにします。応募してきたダイナマイト・ボディのはずの美女は、電話口でつややかな声を出していたはずなのに、会ってみれば…大口をたたき、捜査にチョコチョコと頼みもしないのにお供してくる彼女。足手まといなようで、含蓄ある言葉に救われるようで、かと思えば何もわかっていないような秘書ですが、とても可愛いのです。「私」が困らされてため息つくたび、読んでいるこちらは彼女が好きになります。その2人、単純なはずのペット探しの一件から、もつれもつれて「憧れの」刑事事件へと巻き込まれることになります。犬を探して入った森で見つけた無残な死体。友人にかかってくる火の粉を払うべく、真犯人探しをする「私」の行く手には、横暴な警察やヤクザが立ちはだかっています。これも(おそらくは)ハードボイルドの定石なのでしょうけれど、今回の探偵と秘書の活躍には、それを忘れさせる魅力・迫力がありました。とくに「中塚組」組長の家で構成員に囲まれ、どつかれている「私」を秘書が救出する場面は秀逸!事件のラストは鬼気迫る犯人からの逃避行、クライマックスはカーアクションです。決してカッコよくはない。けれども読むのが止まらなくなります。解決した後、2人はどうなるのか…恋におちたという伏線はなかったものの、それ以上に気になる関係ではありました。それもきちんと書かれていました。切なく、胸をつかれます。最後に「私」は、彼女とコンビニで買った2個入りのかたゆで玉子を分け合います。なぜなら、「人生はかたゆで玉子」だから。その意味、本書を読んでのお楽しみです。
2006.10.05
コメント(4)

前日の記事につづき…昨日もパパは「サントリー 黒烏龍茶」買って帰りました。いつものコンビニで。店に入ろうとすると、ちょうど例のオバチャンがパートを終えて店を出ようとするところだったらしい。パパが〈あっ〉と思うより早く、そのオバチャン「あーら、あなたまた、あれ買いに来たの?」チェックされてます!近所の個人商店ならばいざ知らず、街道沿いのコンビニなんですよ?なんと人情あつい地元の町
2006.10.04
コメント(4)
![]()
10月に入り、大学の新学期もスタートしました。働きながら大学院に通うパパ(この春から、そんなわけなんです)も、今週からは職場よりキャンパスに行くことが多くなります。職場に出勤するときは、朝が早いので――職場が遠い上に、始業が早い上に、せっかちな男なので早く出かけるのだ――早起きをせざる終えないのですが、大学院の日はちょっと楽♪でも、思わぬ時間に帰宅して、そのあとパソコンの前にへばりついていたりするので…パソコンは2台あるのですが、LANの関係で並べてあるんですね。だから、ちょっとダンナサンじゃまね。ウィルス退治他、メンテナンスはお任せなので、文句言ったりはできないんですけど。でも、やっぱり、じゃまね。通学するようになって、鬼嫁の仕打ち私の愛あふれるアドバイスの甲斐あってダイエットに成功したパパですが(記事こちら)、その体重を維持することに成功しています。もはや「体重管理が俺の生きがい」と語る!そんな男を支えているのがこれ。 「いつものコンビニでこれ買ったらさあ!」『サントリー黒烏龍茶』愛飲しているパパであります。「レジのおばちゃんが、『これ、効くみたいねえ!』って言うんだ。『お客さん、この辺(自分の頬を撫でる)スッキリしてきたじゃない?』だって!…俺、ストーキングされてる?」え?違うと思うけど!「食事と一緒に摂取すれば、食後の中性脂肪の上昇が2割も抑制されてだな、脂肪排泄効果も2倍!しかも!『ヘルシア』だとか『フラバン茶』だとかと違って、1日何mlを目安にとかケチクサイこと言わないのがいいねえ!何本飲んでも飲むほど痩せる、と!」…ちょっと違ってると思うけどな?「あ、大変だ!さっき昼飯のとき飲むの忘れた!ママ、ママ!まだ昼飯、胃の中にあると思う?あるかな?…ゴクゴク…」
2006.10.03
コメント(4)
10月になりました。カレンダーもあと3枚。わびしいです。そして中学入試までもあと4ヶ月なのですね。心細い!さて、先週、期末試験を終えて、ポンは数日間の「試験休み」です。高校3年、前期期末試験。ポン 「たかが期末って言ってもさぁ、推薦入試希望の子たちは、今度のこれが大学入試みたいなものなんだって。すごーく頑張っててね。大変だねぇ。」ひとごとのように言うね。ポン 「私たちなんかはもう、卒業認定の単位とれればいいです、って乗りだから、赤点とらなきゃいいだけなんだけど。」え?なんと?そんなコト言ってないで、ちゃんと頑張りなさいよっ!ポン 「ハァ~、どうだかな?ハハハ」エプロンの腰に、ハリセンを携帯しておこうかと思う今日この頃…かくして試験は終了しましたが、ポンの行方や如何に!?気をもむ母の心子知らず、今日のポンは美容院に行きました。癖毛に「縮毛矯正」をかけるんですと。小さいころから軽くウェーブのある髪なのですが、今みんながかけたいゆる目のウェーブ、ちょうどそんな感じなのではないかと思うのですよね。でも、「違う!」んですとさ。特に、前髪がS字になるのが、耐えられないんだと。そんなこと、受験勉強に没頭すりゃ、一切忘れてしまえるのにと思うのですが、「気になって没頭、無理!髪がまっすぐになれば、気にならなくて、集中でも没頭でも何とでもできる」と言うのです。「縮毛矯正」は普通のストレートパーマよりもずっと長持ちするといって、春先に一度かけたのですが、伸びてきて、また癖が出て、今度卒業アルバムの写真を撮るのに、こんなんじゃ耐えられない!と・・・。この前かけたとき、私は「親に貰ったかわいいヘアが気に入らないなんて」と、カット代しか出しませんでしたの。本人がお年玉を足して、かけてきました。今回は、主人の母に訴えるという技で、「じゃあ、お誕生日のお祝いに、そのお金を出してあげましょ」と言わしめたポン!でした。もうすぐ18歳の誕生日なのです。プレゼントも、かつてはキティちゃんの王冠セットだとか、ゲームボーイのソフトだとか、思い返せば可愛いものでした…それがいつの間にやら、ヘアアイロン だとか、ローリーズファーム(店の名前です)のバッグ だとか、B’zのDVD だとか、ソイエ(脱毛器) (註:中高生の必需品みたいですよ、みなさん!) だとか言うようになり…ポンは、おしゃれにはそれほど熱心な部類ではありません。それでも、こうなりました。キティちゃんがついていればご機嫌だったのが…「私ユニクロ好き!」と言っていたのが…髪の毛がまっすぐになったところで、「ブーツほしいな~。塾行くのに、スカートはいたらブーツでしょ?」だって!
2006.10.02
コメント(4)
全23件 (23件中 1-23件目)
1
![]()
