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丸々2週間開いてしまいましたが、バンコク周辺1日旅シリーズを再開します!今回はもう十数年前からいつかは行きたいと思っていたペッチャブリーに向かいます。というのも、私がタイにおける外国人土地所有権に関する修士論文を執筆した中でペッチャブリーの名が出てきたので、この目で確かめたかったからなのです。まずはペッチャブリー県の位置をグーグルマップを拝借して説明しておきましょう。バンコク南西に位置し、タイ中部でもっとも南の県です。中心市街は、地図上ペッチャブリー県の枠内にある国道4号線を示す四角で囲まれた「4」の字の辺り。バンコクから130kmほどの距離にあり、今回目指すのもそこです。旅行実施日は2017年5月28日(日)。まずはBTSラーチャテーウィー駅からペッブリー通り沿いの最寄りのバス停まで歩き、そこからやってきた511番バスで新南バスターミナルまで向かいます。と思ったら、前面に「旧南ターミナル止まりの増発便」との表示が。まあいっか。ということで旧南バスターミナルに到着。初めて来たぞ。時刻は、09:06。あ、運賃メモるの忘れたので、交通費合計額はここからスタートにさせてください ^_^;)「旧」というぐらいだから何もないのかと思いきや、なんだ、立派に営業してるんじゃーん。様々な行先のロッ・トゥーのブースが並んでいる光景に思わずワクワクしてしまいました。ペッチャブリー行きロッ・トゥーは一番奥の正面にありました。32番ブース。市内まで行くか確認してから運賃100バーツを支払い、チケットを受け取ります。09:30発とのこと。椅子に座って待つように言われたので、無料トイレに入ってからそのとおりに。右から2番目のロッ・トゥーがペッチャブリー行きです。しばらくして運転手に促されたので乗車。09:33発。が、乗客は私一人…。そんなんで採算取れるのかなといぶかしく思っていたら、ロッ・トゥーは新南バスターミナルへ入って行くではないですか。「あっちの車に乗り換えて」と運転手。そういうことね。でも旧南バスターミナルを営業し続けている理由がさっぱり分からないんですが(笑)ということでほぼ満席の別の車に乗り換えて09:51再出発。苗木を積み込んだ男性に運転手が何の木かと尋ねています。ラムヤイだと男性。おお。道中とくに何もなく順調に飛ばしたロッ・トゥーがいよいよペッチャブリー市街に近づいたところで運転手にプラナコーンキーリーに行ってもらえるか尋ねると、終点がプラナコーンキーリーだと。え、市内には入らないの?ちょっと呑み込めなくて混乱していると、終点とやらに到着。時刻は、11:31。場所はここ(グーグルマップ)。地図で確認するとペッチャブリー市内から2kmあまり離れているぞ。右手がロッ・トゥーのターミナルになっているようです。ペッチャブリー市内の乗り場がこぞってここに移転したのかな。バンコクの戦勝記念塔の乗り場がモーチット・バスターミナルに強制移転させられたように…。位置は、プラナコーンキーリーの山の南西側でした。あの山に登りたいんですよね。とりあえず真っ直ぐこの道を進んでみたら門はあるにはあったんですが非情にも「NO ENTRY」との看板が。山の東側まで歩くしかないかな。南を東西に走るバンダイ・イット通り(ถนนบันไดอิฐ)に出ました。訳すと「レンガ階段通り」。昔はレンガの階段でもあったんですかね。東へ向けて歩き出すと、ずっと先に市内に建つワット・マハータート・ウォーラウィハーンの高く白い仏塔が見えていました。後で行くことにしましょう。行き交う車を観察していると、どうやらペッチャブリー市内にはソンテオ路線はないようです。代わりにこの車がトゥクトゥクとして走っているみたいですね。あとはバイタクがあるのみ。この信号を左折しまーす。つつましい個人商店が軒を連ねる通りを歩いて行くと、T字路の向こう角の白壁には手書きのへなへな文字で「ペッチャブリー」と。で、その奥に豪華な仏塔が見えているではないですか。ここはワット・コイ(วัดข่อย)。寺自体はアユタヤ朝末期からあったようなんですが、この仏塔は元副郡長が夢で見たデザインを住職に相談したことから計画が始まり、総工費2千4百万バーツで1年3か月かけて2013年に完成したばかり。なかなか変わったデザインの仏塔になっていますね。2階部分に4体の仏像があるため、3階は女人禁制なんだそうで。結構人気のお寺のようで、観光バスで乗り付けている団体さんを見かけました。ちなみにその反対側、つまり左手のもう少し手前にはワット・プラプッタ・サイヤート(วัดพระพุทธไสยาสน์)という対照的に古びたお寺が。大きな寝釈迦仏があるようなんですが、入りませんでした。結構歩いたなあなんて考えていると前方に、ハッ!? サルだ!どうもこの山にはサルの群れが棲んでいるようで、道路脇に沢山下りてきていました。ロッブリーでの教訓から、間合いを取りながら写真撮影(笑)そこからほどなくしてやっとプラナコーンキーリーの入口に到着したようです。時刻は、12:31。ロッ・トゥー終点から歩くこと29分。思ったより遠かったな。この上には史跡があるんです。さあ、登るぞ!<旅費交通費>ロッ・トゥー:100バーツここまでの合計:100バーツ※旅は2017年5月28日(日)に行いました。<参考>TouronThai "วัดข่อย"TouronThai "วัดพระพุทธไสยาสน์ (วัดพระนอน)"つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語入門書です★★★ ◇入門書◇ 『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社 ◇単語集◇ 『キクタン タイ語【入門編】』アルク
2017/11/27
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トーンパープムでの泰緬鉄道線路跡探索を終え、元来た道を吊り橋付近まで戻ってくると…「ドボン!」という石を川に投げ込んだような大きな音が聞こえてきました。吊り橋を見ると子供らが橋上にたむろしています。いくらなんでも石を投げ込んで遊ぶのは危険だろ~。ヤレヤレと思いつつ吊り橋前のあずま屋に到着。時刻は、11:35。泰緬鉄道線路跡の道路奥で突き当たった柵から25分でした。吊り橋を渡って町側へ戻りまーす。ん? 川の中にも子供たちが。え、ってことはもしやさっきの音は子供が飛び込んだ音!?そうでした。今まさに、飛び込まんとしている男の子が。早く行けよー! と友達らから囃し立てられています。カウントが始まって半ば無理やりに(笑)1,2,3!いったー!ドボーン!!まさにこの音です、さっき聞いたの。水面下に沈んだ体が浮き出てきてホッとしましたよ。結構な高さがあるからちょっと心配でした ^_^;)トーンパープーム市場へ戻ったところでちょうど良い時間なのでランチにすることに。何も思い浮かばないので手っ取り早くガパオ・ムー(豚のガパオライス)(笑)時刻は、11:54。さて、どうやって帰ろうかな。店のおばちゃんにカンチャナブリー行きロッ・トゥー乗り場を尋ねると、坂を少し上った右手だよと。市場内じゃないのか。3バーツの有料トイレに入ってから、歩いて探すと、あった。場所は、ここ。敷地のちょっと奥にあります。時刻は、12:13。ロッ・トゥー乗り場受付の女性にカンチャナブリー行きは何時か尋ねると、面倒くさそうに「だいたい14時」との返答が返ってきました。そんなに待つのかいな。じゃあ、ノロノロのローカルバスと変わらないからバスにしよー。この女性の態度にちょっとムカついたし(笑)トーンパープーム市場入口のバス停ベンチで座って待つこと1時間近く。13:08にカンチャナブリー行きローカルバスがやって来ました。すぐに発車するようなので写真を撮る暇もなく乗車。市場内を通ってから一路カンチャナブリーへ。14:32、国鉄西線(ナムトック線)終点ナムトック・サイヨークノーイ駅前を通過。静態保存されているC56の姿が見えました。途中ガソリンスタンドで給油休憩があったりしつつ、終点カンチャナブリー・バスターミナルに到着。ここはいつ来ても活気があっていいですね。時刻は、15:49。バスを降りたところで待ち構えていた客引きについついついていってバンコク行きロッ・トゥー受付に。BTSモーチット駅まで行くとのこと。120バーツでした。本当はターミナル裏にある「マンゴーン・ツアー」という業者のバンコク行きロッ・トゥーが好きなんですが、まあ、いいか ^_^;)トイレ近くにあるベンチでニオイが気になりながら待っていると、呼ばれたので車へ。16:10。乗客5人で出発したのは、16:33でした。実際はそんなことないと思うんですが、今回の帰りは時間がいつもよりかかっている印象を受けました。国道4号線に入って、カンチャナブリー県からナコーンパトム県に県境を越えたのが17:53。モーチット・バスターミナル前に寄った後、最後にBTSモーチット駅へと向かいます。その頃には乗客は私一人に。慌てて撮ったのでボケボケですみません。モーチット駅横の駐車場敷地で降ろされました。時刻は、19:32。という感じで今回の1泊2日の旅も終了です。また一つ、愛着のある地ができた旅となりました。泰緬鉄道線路跡をさらに確認できたのも大きな収穫でしたね。最後までお付き合いいただきありがとうございました!次回は、どれにしようか考え中です。もしかしたら1週間ほどお休みさせていただくかもしれません。それでも必ず次の旅を書きますので、お待ちいただけたら幸いです。<旅費交通費>カンチャナブリーまでのバス:80バーツバンコクまでのロッ・トゥー:120バーツここまでの合計:1,539バーツ※旅は2017年3月27日(月)~28日(火)に行いました。おわり※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語入門書です★★★ ◇入門書◇ 『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社 ◇単語集◇ 『キクタン タイ語【入門編】』アルク
2017/11/13
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目の前に現れた地形に胸が高鳴ります。緩やかに左へ向けて上がっていっているあのスロープ状の地形、間違いないんじゃないか!?時刻は、10:44。場所は、ここ(グーグルマップ)。歩いて来た道も左にカーブし、そのスロープに沿って上り坂となって続いています。お、ここに人が上り下りした跡が。よし、私も登ってみよう!木に掴まったり手を土まみれにしたりしながら急斜面を登り切ると、泰緬鉄道の線路跡に間違いない。うん、100%そうだ!しばし歩いてみたものの、枕木は残っていませんでした。滑ってズッコケそうになって指を切りながら下の道に戻り、先へと歩いて行きます。道は急な上り坂となり、泰緬鉄道線路跡のスロープの高さへとどんどん近づいていってるなあと思っていると、合流しちゃいました!つまりここから先、泰緬鉄道の線路だったところが道になっているんです。行けるところまで歩いて行くぞ!!斜面に沿ってクネクネしながら泰緬鉄道線路跡の道は続いています。ところどころ岩肌を削ったらしき跡に出くわしました。さらに進むともっと凄い光景が。切り通しじゃないか!!こここそ岩を削る大変な作業をして線路を通しています。ヘルファイア・パスほどではないにしても、立派な観光資源になると思うんですけど、なんでトーンパープーム郡は放っておいているんですかね。もったいないなあ。で、この切り通しを抜けると、道が右へ急カーブしています。Ωの字を90度右に横倒しにしたようなカーブを描いているんですが、元の線路はここから谷を越える橋が架かっていたようです。平坦な地に出ました。コンクリート舗装が終わったところでまた切り通しが出現。ここを抜けると、逆に盛り土がされた軌道跡がはっきりと。あれ、柵?ここまでかー。残念!時刻は、11:09。場所は、ここ。分かりやすいようにグーグルマップの航空写真にしてみました。途中までストリートビューでも確認できますよ。グーグルマップでは、この先もところどころで途切れながらも、ワチラロンコン・ダムの堤防近くまで続いているのが確認できます。その先は、1984年にできたそのダム湖の底なんでしょうね。来た道を戻りますか。ここをかつてはC56に牽引された列車が走っていたんですよね。なぜか帰り道の方が泰緬鉄道線路跡であったことがイメージしやすいですね。お、右下にクウェーノーイ川が見えてる。さらにはカオ・チャーンプアック(白象山)となぜか城郭建築なトーンパープーム町役場も。町役場を何気なくズームしてみてビックリ。右の建物には、なんと旭日旗のデザインが!!やはりあの建築デザインにしたのは、泰緬鉄道建設で日本軍が駐留した歴史と間接的にしろ関係がありそうですね。なお、間から顔を覗かせている大仏様は、町役場敷地内ではなく、道を挟んだ反対側に立っています。<旅費交通費>歩いただけなので:0バーツここまでの合計:1,339バーツ※旅は2017年3月27日(月)~28日(火)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語入門書です★★★ ◇入門書◇ 『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社 ◇単語集◇ 『キクタン タイ語【入門編】』アルク
2017/11/06
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