薔薇色のつぶやき

さぁ　今回もたくさん新キャラさんが出てまいりました。
ベルゼブブ夫人・リリスやら　山神ファミリーやら。。
まさか　地獄の話に　さくや姫やいわ姫まで登場するとは思ってもみませんでしたわｗｗ

他にも　なるほどの地獄事情がｗｗｗ

閻魔殿の壁画はボロボロ！
遺族から亡者への供物が多すぎる！
男を誘惑するのが本文なベルゼブブ夫人・リリスがEU地獄から来日！
問題噴出も鬼灯には慣れたもの。
そんな鬼灯が唯一処理しきれない問題は　白澤ぐらい・・・？

ってことで　４巻　感想です。

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これまでの　感想は　 こちら 。

特に面白いお話だけを紹介。

まずは　 「地獄三十六景」
扉絵で茄子が描いてる鬼灯さまが 美麗 ｗｗｗ
無茶苦茶色気あるし、かっこええ！！(≧∇≦)

「十王の晩餐」
人は死して後、初七日～三回忌まで十王による裁判を受けるのだとか。。
閻魔さまは　３５日担当なのね。
そこで　結構重要なのが「遺族の供養」なのだとか。
如何に手厚く供養されていたかで減刑・無罪になったり・・・つまり　情状酌量。
当然、供物の量も重要な要素で「地獄の沙汰も金次第」はあながち嘘でもないってｗｗ

減刑されて拷問待ちの列を　予防接種の列みたいだと例えるのもなんともｗｗ
細かいところがホント笑えるo(⌒▽⌒)ﾂ☆ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ

十王の親睦会で　閻魔さまは　他の補佐官はみな、主である大王に従順なのを見て
羨ましく思っちゃいますｗｗ
で、鬼灯さまにそれを言ってみるんだけど 「うちはうち！よそはよそ！」 ってｗｗ

しかし　鬼灯さまは他の補佐官と比べて圧倒的によく出来るってことで
供養による亡者の減刑問題についての意見を訊かれます。それに対する鬼灯さまの意見は　とても参考になるもので　その対処法までも 完璧 ｗｗｗ

「盂蘭盆地獄祭」
盂蘭盆は現世目線では　ご先祖さまの救済。。
でも　地獄目線でいえば　「地獄の釜の蓋も開く」時　それは獄卒の 夏期休業 ｗｗ
夏祭りのイベントってことで出店は出るし　鬼灯さまも満喫。

が、祭の終了時　 午前０時に獄卒は全員メインステージ前に集合 。
鬼灯さまからの指令が下ります。

「時刻は午前０時、祭りのフィナーレであり、休み明けです。
気を引き締め　取り逃がしのないようにしてください。
さぁ　毎年現世から戻りたがらない亡者を引き戻しに行きますよ！！　 」

鬼灯さまの号令で一斉に取締を始める獄卒たちｗｗ

ってことで　祭最大のイベントが　現世で百鬼夜行として見えるとか見えないとかｗｗ

「レディ・リリス」
扉絵カラーだったのかな？？
ベルゼブブの奥さんリリスってのは　西洋の女悪魔「リリム」の親だそうで
アダムのイブの前の嫁さんだとか。
驚 きです。
アダムとイブが最初の人類ってのが　聖書における一般的な考え方ですが
実はリリスという妻がイブの前にいたって説もあるんですね～～。

が、リリスがエデンを出奔した理由が 　「どっちが 上 か 下 か」 ｗｗ
断固上を譲らないアダムってｗｗ
「人類初の離婚がそれでいいのか西洋よ」　って　確かに　。ﾟ(ﾟ^∀^ﾟ)ﾟ｡

その後　リリスは悪魔とデキ婚しまくり今に至る・・・って語る大人な鬼灯さまも 素敵 ｗｗ
そのリリスが観光で来日することに。

閻魔庁にくると片っ端から男と見るや声を掛け誘惑するレディ・リリス。

彼女の本分は誘惑だから仕方ないらしいけど　ストライクゾーンが広すぎるってｗｗ
彼女に気に入られたら最後　街ごと男が堕落する 　とまで言われているようですが
そんな彼女に気に入られた鬼灯は　
「一人いい男を紹介するので　それで我慢していただけませんか？」

で、そのいい男ってのは　白澤ｗｗｗ
お互い目があった瞬間アドレス交換してましたｗｗ
日本の貞操を守りつつ、外交にもヒビの入らない対処だそうですｖ

「プライドの高い男」
天国一の美貌 を誇る天使ルシファーが　堕天してガチムチになったという・・・
現EU地獄の魔王・サタンさまが語る昔話。。

サタンさまは　実はプリンス系よりもナイト系に憧れるタイプだったようで
自分のガチムチになった姿をみて「美しい」と喜んだのだそうですｗｗ
結論、 幸せは　他人の評価の中でなく、己の中にある

いいの？？　本当にそれでいいの？？サタンさまぁあああｗｗｗｗ

サタンさまのお付きでやってきたベルゼブブは　毎回鬼灯に負かされているので
何か一つでも「勝った」と思える結果が欲しいと勝負を挑みますが
球技をすれば　全ての球をぶつけられｗｗ

何をしても鬼灯に勝てそうにないと思ったベルゼブブでしたが、鬼灯が独身であることに気付き　「オレは美人の嫁さん持ち」と勝利を確信。

が、その頃、レディ・リリスは白澤と浮気中ｗｗ
ベルゼブブさん　気の毒だけど面白過ぎるｗｗ

「お山の泥棒姉妹」

山の神様　いわ姫は 「美人が山入ったら　大木倒してマジ殺す」
「醜女はよし！」「 イケメン は尚よし！！」 って　徹底ぶりｗｗ

ことの発端は　姉妹二人でニニギという神様に嫁いだところ、醜いという理由でいわ姫だけが返されたとのこと。

「それ以来、美人が山に入ると木（私）を倒すんです・・・」
木の精である木霊の悲痛な訴え。。　
普段は山にいるのに　居づらくて地獄にきている理由を聴いた鬼灯さま。

「ちょっと行ってみたい」ってことで富士山で行われる山神パーティに参加します。

さくや姫が登場するや　みんながちやほやしてるのを見て　早速　いわ姫はご機嫌斜め。
このままでは　江戸以来の富士山噴火になりかねないと思った木霊は　いわ姫のもとに
鬼灯さまをつれていきます。。

っと　突然のイケメンの登場に、それまで　サクヤに対する恨みで占められていたハートに
一気に 乙女風 が吹き荒れるいわ姫ｗｗｗ

いきなり鬼灯さまを意識し始め　好みを女性のタイプまで聴こうと・・・
あ、やっぱりいいです。。

なんて　柄にもなく　恥じらってみせるいわ姫に、
「私はあなたに興味があります。矯正のし甲斐のある人を見ると・・・燃える 」っと鬼灯さまｗｗ

「大人し過ぎる女性にはさして興味ありません。最初から言うことを聴く人なんて
面白くも何ともない」 と言い放ちますｗｗｗ

怖！！
さすがのいわ姫もビビってしまいますが、"嫌いじゃない"と何かに目覚めてしまいそうｗｗ

そこへ　ゆるふわガールのさくや姫がやってきたもんだから　いわ姫さま
「アタシとサクヤ・・・結婚するならどっちがいい！？正直におっしゃって！」と。
「どうせ　サクヤでしょ！？」 と　いわ姫が 自棄 になっていると・・・

「私なら・・・私が作ったみそ汁（みそ＝脳みそ）を笑顔で飲める方と結婚しますね」

鬼灯さまに嫁さんをもらう日は　来るんでしょうかｗｗｗ

作者さまによると　サディストというよりは 「変なところで正論を言う人」 という人物のつもりで
鬼灯さまにを描かれているそうですｗｗ

ですよね。確かにｗｗ

鬼灯さまは　閻魔さま地獄の人々を甚振って喜んでるわけでもないし
好きだから苛めてしまうってタイプでもなさそうだし～～
真面目に仕事してるだけですもんねｗｗ

我々は罪人を裁き　反省させるのが仕事 って言ってはるし、そのための拷問だしｗｗ
決して　苦しめて喜んでるわけではないっとｗｗ

単に仕事熱心（ワーカホリック＝拷問中毒）なだけですよねｖ

さぁ　次巻は　鬼灯さまの子供時代のお話があるみたいですね～～これまた楽しみですｖ

鬼灯さまと愉快な仲間達 って感じで　ホント面白い作品です。
今なら　 試し読みできますよん 。
ぜひぜひ。