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【送料無料】憂鬱な朝(3) [ 日高ショーコ ]
価格:650円(税込、送料別)
って感じですねv いいことです♪
中のカラーイラストも暁人が桂木に後ろから 抱
きついてます。
とはいえ、3巻は究極のすれ違いが 辛くて(><)
暁人は 桂木を一生離さないため 桂木との取引である久世家の陞爵を第一に考え、
佐条家との婚約話が進むように お嬢さんのご機嫌取りに通います。
そして、自らも桂木と並んで仕事が出来るまでに成長しようと これまで桂木任せであった
仕事にも着手。
自分の後見人には 将来を見込んで これから先が見込めない森山侯爵家よりも
石崎の家との関係を深くしようとします。。
が、石崎の当主は その代わり桂木が欲しいといい出して。
桂木は 自分の思惑とは違うやり方で 仕事が暁人に移っていくのを快く思わず
暁人が部屋に入って来ようとするのを拒みますが・・・
強引に入り込む暁人に桂木は冷たい態度。
その上、佐条家との進展具合を聴いてきたり、自分には関係ないことだと言ったり。
暁人は 少しも自分のことに関心を向けてくれない桂木に声を荒げ・・・
ただでさえ、森山家やら石崎家から桂木を寄こせと言われてるんですもんね。
「何をしてもどんなことをしても お前を手放さない」と大声を上げる暁人に 桂木も
面喰いますが・・・
結局いつものように 抱かれちゃった
んですね。いいことですv
暁人が佐条家に行った日は いつも桂木に八つ当たりするようで 桂木の手首には毎回 痕が。。
その痕に そっと口づける桂木。。
いつから自分は暁人に対し、そんな感情を持つようになったのか
と・・・。
直接的に桂木の暁人に対する想いが語られることはありませんが、彼の仕草やそれを
表すような間接描写がいいんですよね!!巧みです♪
初めて会った時は・・・
与えるだけ与えてから全部 何もかも全て 先代が自分にそうしたように
奪ってやろうと思っていたはずだったのに・・・。
桂木は 子供の頃のことを思い出します。
完璧になりさえすれば 自らの居場所を与えられるとそう信じていた
先代が望む姿になれば いつか認められていつか必要とされて・・・
でも 何一つ思い通りにはならなかったと思う桂木。。
桂木は 自分が行っていた仕事を暁人に移行させ、また婚約に合わせ支度金の準備を
進めます。
暁人の方は 家の中のしきたりを少しずつ変えようとし・・・
が、桂木はそう簡単に生き方を変えられるならどんなに楽かと。
そんな頃、雨宮は 桂木の出生について気になることがあり、女中頭だったきくを
何度も訪ねます。
そして とうとうきくが守り続けてきた重要な書類を手に入れることに。
暁人は 家政に関わるようになって やっと桂木がこれまで教えてきてくれたことが
いかに大切であったかを理解できるようになったと言います。
自分が判断を下したことに対し、桂木が褒めてくれたことも嬉しくて・・・。
暁人の成長が著しく、どんどんと大人の男へと変わって行く姿が頼もしいですv
彼としては必死に桂木に追い付こうとしてるのでしょうけど。
桂木は 暁人から感謝され、無意識で 暁人へキスを・・・。
暁人もびっくりしますが、桂木も自分の行動に戸惑い。
私は 小躍り
www
でも どんどんと暁人に惹かれていく自分を抑えきれなくなることは 暁人の将来にとって
よくないことだと思う桂木・・・
佐条家とのことを聴くと 少なからず苦しいくせに、
「桂木が自分を殺して僕の側にいるように 僕もまた自分を殺さないと」
「僕の一部が死んでも 残りがお前の傍にあればいいんだ」と言う暁人に
このままでいいわけがないと強く感じ、現状を変えなくてはならないと。。
自分の気持ちなど犠牲にしても 暁人のことが大切なのですね。。
相手を思うが故に すれ違っていってしまうのが辛い。。
雨宮は桂木の出生の秘密を知ると 桂木に久世の家を継がせるための策を練ります。
まずは 桂木の実兄にその話を持っていったようで、暁人の耳にもそのことが入り・・・。
桂木が先々代の庶子であったことを隠していたことから 暁人は 桂木が ずっと自分を
騙していたのだと思います。
いつか自分を捨てる気でいたのに 自分はずっと桂木といることを望んでいた。
もう桂木を信じることができないという暁人に 桂木は何も言うことができず。。
泣いて取り乱す暁人を想い、酷いことをしたと桂木は深く悔みます。
全ては私の愚かさのせいだ どうしようもない卑屈さが招いたことだ
暁人さまは 何も悪くないのに
暁人は 桂木が久世家の血を引いているのだと知ったことで、これまでの計画の変更。
自分が家を継ぎ、久世家を陞爵させることで 桂木を繋ぎとめておこうと思っていたけれど
彼に叙爵する方向へ。。
自分の気持ちに嘘をついていた婚約話も白紙に戻すことに。
一方、桂木も このまま自分が久世家にいては 暁人のためにならないと 外から彼を
守るために石崎の家に入ることに。。
二人は お互いの本心を隠し、別れを決意。
暁人の信用を失ったと思っている桂木は 最後に自分の母親のことを暁人に話します。
先々代の側室であったことは事実であるが、“先々代の庶子”であったことは母親の
男関係のだらしなさから 疑わしく思っていると。。
だから 私は 「何者でもない」
という桂木。
自分の存在によって暁人の立場が揺るがないことを告げ、そして
「この先、何があろうとも 暁人さまは私がお守りいたします」
去ろうとする桂木に 「久世の血を継いでいるのなら 少なくとも僕とお前には
繋がりができる」と喜ぶ暁人の声が。「せめてそのぐらい・・・」
桂木は 自分から激しく暁人を求めます。
「今日だけは好きにやらせてください」
暁人のものを口に含み、自分から乗っかっちゃう桂木。
もう なんて 乱
れっぷりなんでしょ (/∀\*)
普段自分の感情を見せない男が 激しく感情を吐きだすのってホント好き!!
たまりません (*´д`)ハァハァ
声を聴かせてと言われても 必死に声を押し殺す桂木。
声を出したら 全部溢れてしまう 全ての感情が溢れて
きっと最後に 本音を行ってしまうのかもしれない
激しく求め、乱れる桂木に どうしてくれようってくらい クラクラ
させられるのですが (/∀\*)
でも ここから「言っていることとやってることがバラバラだ」と石崎に指摘された通り、
二人の大いなるすれ違いが始まるわけで。。
辛いわ。。
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