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月影ベイベ(2)
著者:小玉ユキ
価格:450円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る
伝統芸能”おわら”を巡る地方高校生の青春
伝統芸能”おわら”を守り継ぐ、地方の町に東京から転校してきた、蛍子(ほたるこ)。
地元の人間しか踊ることが難しい”おわら”をなぜか蛍子は美しく踊ることができた。
気になる光の前に、さらなる秘密が…!?
「坂道のアポロン」の次作は、伝統芸能!
小玉ユキが描く、地方発高校青春物語、深まる第2巻!
相変わらず、おわらを踊る学生たちが 色っぽい
。
あの顔を隠す 傘の角度
と 指先や腰付きはたまらんものがありますね~
1巻で里央は光のことが好きなんじゃないかと思ったのですが、全然そんなことはありません
でしたね。
それどころか、蛍子のことを結構気に入ったようで、あれこれ世話を焼いてくれます。
観察力は鋭いようで、おわらの衣装を着付けた蛍子をみる円の表情と、円をみる蛍子の
表情から これは ただならぬ関係
だと感じ取ったようです。
他の生徒たちも 蛍子に対する円の様子にいつもとは違うものを感じたり・・・
二人の雰囲気がまるで恋人同士のようだと思われたり・・・。
これではまずいと思った光は 自分が間に入り、わざと蛍子と親密さをアピール。
ほとんどの女の子はそれで騙されちゃいますが、里央はシビア。
本当は蛍子と光は付き合ってないのではと 疑
いを持ったようです。
何より、蛍子をよくみていればしっかりと顔に出てますもんね。
でも、本人同士が付き合っていると言いはるので それ以上は追及せず・・・
明らかに何か 事情
がありそうだと気付いているものの 大人の対応
をする里央。
好感度が上昇ですv
おわらの代表になったことで 蛍子は他の生徒と接する機会が増え、少しずつ学校に馴染み
始め、また、里央との距離も近くなりました。
同世代なんてまるで眼中にないって感じの蛍子だったのに、表情も柔らかくなって笑顔も
出てくるように。
イケメングループおわら5には もっと登場して欲しいところですし、この中から誰かが蛍子の
ことを好きになるのではと思っていたんですが・・・
なんと、全然別方向の郷土芸能部の部長がイイ感じで参入wwww
最初は 蛍子が短期間でおわらを踊れるようになったのだと思い、天才だと毛嫌いしていた
のですけどね。
彼は踊りが苦手だったから 胡弓では頑張ろうと すごく努力して弾けるようになった人だから
努力しないでできる人が気に入らなくて。。
ところが 蛍子もまた、最初から踊りが上手かったわけではなく、小さい頃から毎日毎日
努力して踊れるようになったのだと知ると 途端に印象が 好転
www。
態度までがコロッと変わってしまいました。
このままいくと、どうやら彼は蛍子に惚れるのだろうと思われますv
ってことは、彼もまた 蛍子は円のことが好きなのだと言う事実にぶつかり、 悶々
とした
日々を過ごす一人になるってことですね。
今後、彼がどんな風に光や蛍子と絡んでくるのかが楽しみです。
円は蛍子が光と打ち解けているような様子をみても嫉妬するでなく、見守ってるみたいで・・・。
とはいえ、浴衣姿の蛍子をみて戸惑ったりはしてますが。
おじさんが女子高校生の浴衣姿をみて ドキリ
としてるなんて、それはそれでちょっと何ですがw
が、それって 蛍子を見てるんじゃなくて蛍子の姿に 蛍子の母親・繭子を重ねて見てるって
ことなのでしょうね。
高校時代、繭子と円は好き合っていたようですし・・・
おわらを3人で踊ったってことから、もう一人の男子生徒も繭子のことを好きだったんでしょう。
円とは恋敵だったと思われ。。
三角関係とまではいえなかったのかもですが、円と繭子が好き同士だったのに 一緒に
なれていないことから、その男子生徒が何かやらかしたのかもしれません。
もしかしたら、蛍子の父親はその男子生徒とか?
他に考えられるのは家の事情とか?
円は蛍子が体育祭で代表として踊るのを富樫という男に知らせているので、多分、この富樫が
その男子生徒なのでしょう。
今現在、あまりよくない噂があるようで・・・。
もし、当時から素行が悪かったのだとしたら・・・。
やはり、繭子に手を出した可能性が無きにしもあらず??
もしくは 二人を選び切れず、繭子は二人の前から姿を消したとも考えられますが。
繭子に生写しの蛍子をみて思わず富樫は蛍子の肩に手を掛けますが、それを見咎めた女教師の 対応の速さ
が 素晴らしい
wwww
富樫が蛍子の知り合いでないことを確認するや否や 見事な 肘打ち!
この先生大好き!!
今後の活躍を期待したいと思いますv
次巻では 光はこの富樫から 円が隠してる
秘密
について知ることになるようです。
早く私も知りたいww
この作品、とても 話の構成が上手
いので グイグイと引き込まれていきますし、生徒たちが
郷土の踊り“おわら”に真摯に向き合っている姿にも好感
が持て 非常におススメです。
原作がもう少し進んだら ぜひアニメ化して欲しい作品ですが、先にドラマ化してしまいそう・・・。
月影ベイベ(1)
著者:小玉ユキ
価格:450円(税込、送料込)
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