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無農薬・ノーワックスの夏みかんをいただいたので皮まで食べようとオレンジピールならぬ夏みかんピールを作りました。皮を煮る時にできるシロップをわけぎのぬたに混ぜたらなんとも春っぽい風味です。子供らやつれ合いは、美味しいね、で終わってしまいましたがいいんです、私だけ、春だなぁと楽しんでおきます。(笑 さて、先週に引き続き、バイオフィルムのお話を。バイオフィルムは敵か味方か?台所の排水口のヌルヌル、とお話しましたがこのバイオフィルムと呼ばれるものは”濡れていて、硬い”ところならどこにでも出来ます。川底の石で足を滑らせた経験はおありではないですか?コケでも生えているとお考えの方もおられるかもしれませんが実は、あれもバイオフィルムなのです。多種の細菌類が寄り集まってお互いにヌルヌルヤネバネバを出し合ってそのぬめりを鎧のようにまとって、その鎧の中で、静かに増殖しながら外からの攻撃をかわしているのです。このヌルヌルがなによりの曲者!バイオフィルムは粘性で保護力のある組織であるためにヒトやその他の動物の免疫システムや抗生物質による攻撃を防御します。つまりバイオフィルムが生き物に対して感染症の原因となっている時自然には治らないし、薬も効かない、ということです。反面、同じ防御のメカニズムで、毒性を持つ汚濁物質の影響を受けずに環境汚染にかかわる廃棄物や廃液の分解を行うことができます。近年はバイオフィルムに関する知見も高まっていて微生物工学と呼ばれて環境分野、工業分野での応用も盛んです。そう、あの川底のヌルヌルも実は、河川の自浄作用に働いていると言われています。バイオフィルムは敵にも味方にもなるのです。 次回はバイオフィルムが敵になるとき、感染症として現れる時についてお話を進めましょう。 つづく
2009.03.27
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この数日ガイガー・カウンターの数値が22cpmと高めです。雨天ですので、太陽活動ではないです。通常は17cpm位ですので、かなり高い。http://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/200807240000/原因は不明ですが、黄砂の季節ではあります。雨に濡れたりしないように。
2009.03.22
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僕は高校生の頃からオーディオが趣味で僕の技術的なバックボーンになっているのです。自作派だったのですが、今では中古品や廃棄品をもらい集めて聴いています(^-^)v表題画像を見るとまるで70年代の高級オーディオ製品で飾られたどこぞのお金持ちのリスニング・ルームの写真かと思う人もいらっしゃるかもしれません。当時は高値の花だった製品で僕は聴いたことはもちろん、雑誌の記事の写真でしか見た事がなかったのですが、今では単なる中古品、粗大ゴミ扱いだったりします。愛用していた人が亡くなったら、家族にとっては粗大ゴミでしかないですよね。。捨てるのは忍びないので、使っていただけるのなら、ただでいいから引き取っていただけないか?そういうお話でした。デジタル録音機とCDプレーヤー以外は70年代のもの、日本のオーディオが最盛期で人もお金も充分に投入できたころの機器です。74年製YAMAHA B-1、75年製YAMAHA C-1、76年製HITACHI HS-400、77年製YAMAHA B-3、79年製HITACHI HS-5000、当時はレコードの音質の限界からそれほど評価はされませんでしたが、現代のデジタル録音機で録音再生すると、当時の技術がどれほど高かったか思い知らされます。これらの機器を開発した方々は今でも現役です。YAMAHAのB-1、B-3の回路設計をされた横山健司氏は2009年製デジタル・ドメイン社のB-1aを新規に設計されています。(借り物ですが、プリンターの左隣のアンプ)これらにはSIT(静電誘導型トランジスター)というこれも日本の半導体界では有名な元東北大学総長西澤潤一先生の発明になるトランジスターが使用されています。スピーカーはここにも時々コメントを寄せていただいている河村信一郎氏の設計になるもの。これらが世に出て30年以上経過していますが、未だにこれ以上のものは出ていません。壊れたらお終い、交換部品はもちろん、修理できる技術もほぼ失われました。せいぜい復刻できれば人類にとって幸せというものでしょう。もうこれ以上新しいものは要らないのかもしれませんね。資源とエネルギーの無駄というものかもしれません。本当に必要だから新しいものを作るのではなくて、ほとんどの新製品開発は利払いのための経済成長神話という脅迫観念に囚われているだけ、なのではないでしょうか?今回の金融恐慌騒ぎでよく判ったはずです。そうではないものもあると信じたいものではありますが。。
2009.03.21
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おやおや、院長が久しぶりに歯科ネタに、、、。では、ワタクシも食べ物のお話ばかりじゃなくて、、、。 当院で歯周病メインテナンスを始めて10年ほどになります。その最初期からメインテナンスに御来院いただいておられる方々も随分いらっしゃいます。長くメインテナンスに来ていただいている方は、実感として、お口の中のトラブルが減った、と感じておられることが多いようです。メインテナンスに入ったばかり、という方の中には『ちゃんと毎日歯を磨いているのにメインテナンスが必要なの?』と思っていらっしゃる方もおられるかもしれませんね、、。今日はそのあたりを。毎日自分でしっかり歯磨きをしていても、メインテナンスは必要なんです!!虫歯も歯周病もバイオフィルム感染症と呼ばれる疾患なのですがこのバイオフィルムという奴が曲者なのです。生物膜、菌膜などと訳されますが、菌が出すヌルヌルで守られた多種類のバイ菌による生活共同体のようなものです。一番身近なバイオフィルムといえば台所の流しの排水口のヌルヌルです。毎日お掃除していても、2、3日放っておくとすぐにヌルヌルしますよね?歯垢、プラークと呼ばれるものもこのバイオフィルムの一種です。排水口みたいにタワシのかけられるところはまだいいです。その先の下水へと続くダクトの中は?ちょっと覗きたくない様子であろうことが予想されますよね?4ミリ以上の歯周ポケットの中も同様です。ホームケアで、歯ブラシで磨けるのはせいぜいポケットの入り口1ミリがいいところですからそこから先のお掃除は、歯科医師、あるいは歯科衛生士というプロの手に頼るほかは無いのです!!(*^-゚)vィェィ♪つづく。
2009.03.16
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久しぶりに歯科ネタです。でも、全てのことはつながっているんですけどね。。一生涯自分の歯で食べる、、この当たり前のことが出来ないのが世の中の現実です。統計では80歳では10本以下しか歯がない。加齢と共に、歯が無くなり、家族と同じものが食べられなくなる。。これは「世界の常識」ではないのです。いわゆる歯科治療を繰り返すと歯は無くなる。 歯は削らなければ、歯周病にならない限り高齢になっても大丈夫ですが、いったん削る歯科治療をすると歯科治療を繰り返した挙句、いずれだめになります。だから子供達は絶対削らず、予防でがんばる!削る治療をしてしまった大人は、メインテナンスでがんばる!これが「生涯自分の歯で食べる」ための「世界の常識」です。
2009.03.15
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ガンプラというものがあるんですが、ガンダムのプラモという意味です。「オタク日本」の最先端を行く組み立ておもちゃなんですが、これがスゴイ!どうスゴイかというと、パチパチと組み立てるだけ、接着剤も要らない、色を塗る必要も無いのです。ものすごく精密にできているので手間要らず。僕が子供の頃のプラモとはエラク違うので驚きます。まあ、だれにでも作れる。。器用、不器用は関係ない。こ、これじゃ、、ね~!?!?と考えさせられます。これを作ったメーカーの技術者はスゴイですが、これで遊んで育った子供達が大人になったときに、これ以上のものが作れるか!?たぶん無理です。2050年は江戸時代になってるわけは、これ。2050年、ダントツ世界一の工業製品を作れる日本人が日本にはいなくなる、円高で工場が海外移転して久しいですが、これは技術も海外に流失しているということです。工業国としては、ジリ貧になることは目に見えています。円も安くなり、安くなってもメイドイン・ジャパンにはすでに競争力はない。気候変動に伴う世界的な食料危機を契機として、自給自足の社会に戻る。田舎を持たない大都市住民は行き倒れになる人も続出、受験勉強ばかりしていたメタボ世代から淘汰され、人口は今の半分の6500万人まで急減。結果として2050年は「江戸時代」に戻っていく。でも、これは結果としてよかったのです。江戸時代はエコ時代。。これは次世代の最先端というわけです。かつて日本から技術導入した新興国もいつまでも経済成長はできない、いずれ日本と同じになる。結局、究極の持続可能社会であるその地方の昔の社会に戻るしかないのです。江戸時代はエコ時代
2009.03.12
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珍しいものをいただきました。聖護院大根と言います。あぁ、千枚漬けにする奴!と思ったら、それは同じ聖護院でも、聖護院の蕪でするのだとか。でも、大人の頭ほどもあり、ぷっくりとまん丸い形は絵本の『おおきなかぶ』に出てくる蕪そっくりです。けれどもれっきとした大根で、江戸時代後期の文政年間に、尾張の国から献上された大根を京都市東部の、左京区聖護院地区で栽培するうちに何故だか丸くなってしまったのだとか。 切ってみるとその感触も大根というより蕪に近い気がします。辛味が全然ないので、サラダでも美味しいですよというお話でした。まずは半分で煮物とサラダの両方を作ってみました。煮物の方は火の通りが速い!そして、とっても柔らかい!!へぇ~~、、、。サラダの方は千切りにして、うす~~く塩をして、出てきた水を絞ったものをマヨネーズ少々であえただけです。甘みの強い大根で、ちょっと挽いた胡椒が良く合います。美味し~~♪この大根、ある方の家庭菜園からのいただき物なのですがこの巨大な大根がゴロゴロとなっている畑を家庭菜園と呼んでいいのかしら?一体どんな風景なんだろう、、、?是非見学に伺いたいものです。(@_@;)Iさん、どうもありがとうございます。そして、ごちそうさまでした!
2009.03.12
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石川英輔シリーズ、つづき。。江戸時代は化石燃料はほとんど使っていませんでした。で、0カロリー。現代は化石燃料を1人1日当たり10万キロカロリー、石油換算で10リットル使っています。でも、私たちの暮らしは、10万倍、豊かになったのだろうか?大江戸仙境録
2009.03.10
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比古さんがこのまま齢を重ねて迎える2050年。同じくらいの年齢の老人が、この不況後再び好況には戻らずに、ズルズルと江戸時代に戻ってしまった日本を分析的に回想するという近未来SF。実は江戸時代はストレスのない良い時代だよ、、というメッセージに溢れています。まあ、そうだと思います。この本、江戸時代作家として有名な石川英輔氏の1995年の作品、今は絶版らしく新刊は入手できないようですが、中古本や図書館で読めます。石川英輔氏のその他の本もお薦め。江戸時代はエコ時代
2009.03.09
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3週ほど前に、いろいろな豆類を茹でて冷凍しているというお話を書きました。もっと手軽な、冷凍いらずのすぐ煮えるお豆というのもあります。世界の5大栄養食品に選ばれたこともあるというレンズ豆です。ちなみにほかの4つはスペインのオリーブ油、日本の大豆、ギリシャのヨーグルト、韓国のキムチなのだそうな。ザルにあけて、さっと洗うとすぐ使えるというのが便利ですがそれだと最低15分から20分は煮込まないと微妙に硬い気がするので2時間ほどは水に漬けるようにしています。これだと一緒に調理する他の野菜と同じ時間でほぼOKです。間違ってほかのお豆みたいに一晩水に漬けたりなんかすると火をいれた途端にバラバラに弾けてしまいますのでご用心。(^^ゞ我が家では洋風の付け合せによく使います。今朝はちょっと古い写真を引っ張り出してきました。画面の右上の緑色が件のレンズ豆です。水を切った豆をベーコンのサイコロとタマネギのみじん切りとともにオリーブオイルで炒めて、少な目のひたひたの水を入れ水が無くなるまで蒸し煮にしたものです。味付けは塩コショウだけ、お好みでガーリックパウダーを加えても良いですね。ちょっとつまんで食べてみて、硬さの確認をお忘れなく!
2009.03.05
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平成19年度、一昨年の2月の消費電力です。29日で642kWh、けっこう使っていました。節電など考えてもいませんでしたから、こんなもんです。平成20年度、昨年2月は29日で買電271kWh太陽光発電が40kWhほどありましたので、トータル311kWhの消費電力。平成21年度、今年の2月は29日で買電131kWh、太陽光発電が約128kWhほどでしたので、トータル259kWhです。昨年の17%削減、一昨年の60%削減です。大食いな冷凍庫と食洗機を使っていますので、これらがなければ、さらに100kWhほど削減できますから、買電130kWhで済むか、太陽光発電だけでもいけます。まあ、いざともなれば太陽や月明かりを頼みにやっていた江戸時代に戻ればよいだけです。江戸時代はエコ時代
2009.03.05
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「現代の銀行制度は、貨幣を“無”から作り出す。その手口は、恐らく、これまで発明された詐術の中で、もっとも驚くべきしろものである。銀行は、不正によってつくられ、罪のうちに生まれた。銀行家は地球を所有する」ジョシア・スタンプ卿 イングランド銀行総裁(1928~1941)日本人が知らない恐るべき真実この本の冒頭に書かれている言葉です。銀行が発行した紙幣を国民は利子を付けて返す義務を負う。貨幣は無から生まれる。不換紙幣と利子が基本にある限り、資本主義は完全な詐欺システムということです。お金を借りるだけではない、使うだけで利子を払っているのです。ある試算によると使うお金の30%以上は利子分だそうです。でも、永久には利子を払い続けられません。2世代(60~70年)が限界だそうです。なぜか?それは無限に経済成長することはできないからです。かならず破たんします。一昨年からのサブプライム・ローン問題、昨年後半に起こったリーマン・ショック以後、資本主義が崩壊し始めました。シティ銀行が国有化され、AIG(保険会社)が国有化され、GMも倒産するか国有化されるでしょう。これらの事はアメリカは資本主義を捨てて、社会主義国化したということです。しかし、これだけでは済みません。国有化しても全てのゴミとなった金融資産を買い支えることはできないのです。あまりにも負債の規模が大きい。国そのものがシステム・ダウンするでしょう。銀行家が黒幕ですが、こうなることは最初から計算済みで、金融資本家という手下を使っての最後の一稼ぎがサブプライム・ローンを債券化し、金融工学と称し多大なレバレッジを掛けて世界中に売りさばく、そして、大儲けした後「計画倒産」する。そして戦争や内乱、革命により全てを「シャッフル」し、初めからやり直す。しかし、「椅子取りゲーム」と同じで結果は見えている、また同じことを繰り返すだけ。では、どうすればよいのか?それは簡単!銀行から貨幣の発行権を奪うこと。それは「地域通貨」や「市民バンク」を作るということです。これらを作ることにはなんの規制もありません。現に私企業である銀行(日銀)がやっていることだからです。でも、これらには「利子」はない。まあ、「手数料」くらいはあるかもしれませんが。
2009.03.04
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