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2016.06.06
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カテゴリ: お花たち
昨日アップしたナスに(じゃがいもにも)よく似たお花のことです。
  • IMGP0046.JPG

怖いような、可笑しいような、微妙な名前ですね。
名付け親は、牧野富太郎博士だそうですけど、かの有名な偉人は、もしかしたらなかなか面白いおじさんだったのかもと思わせるネーミングです。

昨日、アップした時に、もしかしたらと思ってはいたのですが、折角のデジイチ君デビューを、なるべく清く美しい感じに仕上げたかったので、名前は挙げませんでした。
実際、まだ迷ってもいたのです。
shin1tさんもコメントに書いてくださっているアメリカイヌホオズキと、このワルナスビ、どちらかだろうと思っていたので。
どちらも役に立たない事ではおアイコのようですが、名前の愛嬌が違いすぎますよね。
だって、片やイヌホオズキで、片や悪茄子ですよ?


どちらも帰化植物ですが、ワルナスビの方は、とにかく 凶悪で危険 なんだそうです。
WIKIPEDIAによると、「種子が家畜の糞などに混じって広がり、垂直および水平に広がる地下茎を張ってあっという間に繁茂する。耕耘機などですきこむと、切れた地下茎の一つ一つから芽が出てかえって増殖してしまい、また除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除するのは難しい。」とか。
垂直および水平に地下茎を張って って、なんだかすごいですよね。
しかもこの地下茎が、柔らかくて切れやすいらしいんですよ。
なので引き抜こうとしても切れて、地中に残ってしまうといいます。
命名者で発見者の牧野富太郎博士も、研究のためにご自分の植物園に植えたら、「年を逐うてその強力な地下茎が土中深く四方に蔓こり始末におえないので、その後はこの草に愛想を尽かして根絶させようとしてその地下茎を引き除いても引き除いても切れて残り、それからまた盛んに芽出って来て今日でもまだ取り切れなく、隣の農家の畑へも侵入するという有様。イヤハヤ困ったもんである。」と、著書に書かれているそうです。

もっと怖いのは、根絶やしにしようと思って耕耘機なんか使おうものなら、刃に地下茎の切れ端がくっついたりして、それが次に使った農地に落ち、その切れ端から芽が出て、一つひとつの切れ端が全部一株のワルナスビになり、そこらじゅうワルナスビだらけになりかねないというのですから、まさに爆弾です。
心ならずも却って生息地を広げる手助けをしてしまうことになるかもしれないのです。
その生命力で生えてきたら、人間が育ってほしいと思う作物なんか絶対負けちゃいそうです。


また、「果実は球形で黄色く熟し、プチトマトに似ているが、全草がソラニンを含み有毒であるため食用にはできず、家畜が食べると場合によっては中毒死することがある。」とも。
その棘や毒のため、「家畜に被害を与え、作物の品質を低下させる。また、ナスやジャガイモなどの作物の害虫であるニジュウヤホシテントウの温床ともなる。」ということで、日本では 要注意外来生物 に指定されているんですって。

もちろん世界中で有害な雑草と捉えられているそうで、「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」、「Devil's tomato (悪魔のトマト)」などという英語名にもそれが良く表れていますね。

お庭や、ご自宅の農園で、もしこの花を見つけたら、見付け次第 抜いて
その時には、手袋をお忘れなくね。
硬くて鋭い棘が葉にも茎にも生えているそうですし、全草毒があると言いますので。

間違っても 掘り起こしてはいけません
根が切れて残るだけでなく、細切れになった根の切れ端が他の場所で芽を出し、広がることになりかねませんから。

因みに除草剤は効かないそうですよ。
園芸や、農園を楽しまれ、そのおこぼれでわたしたちも楽しませて戴けているブロ友の皆様、どうぞくれぐれもご注意を。
ホントに怖い、ワルナスビのお話でした。





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最終更新日  2016.06.13 08:50:24 コメント(12) | コメントを書く


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